JPH067424B2 - デ−タ更新方式 - Google Patents
デ−タ更新方式Info
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- JPH067424B2 JPH067424B2 JP16770180A JP16770180A JPH067424B2 JP H067424 B2 JPH067424 B2 JP H067424B2 JP 16770180 A JP16770180 A JP 16770180A JP 16770180 A JP16770180 A JP 16770180A JP H067424 B2 JPH067424 B2 JP H067424B2
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- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、二つの記録部を有する記録媒体のデータ更新
方式に関するものである。
方式に関するものである。
(従来の技術) 従来のデータ更新方式においては、例えば磁気カードに
記録されたデータを更新する場合、磁気カードに記録さ
れたデータを往路走行時に読み取って処理し、復路走行
時に処理済の新しいデータを磁気カードの記録部分に書
き戻すようにしている。このタイプのデータ更新方式の
一例として特開昭50-10929号公報に示す磁気カードの情
報処理方法がある。
記録されたデータを更新する場合、磁気カードに記録さ
れたデータを往路走行時に読み取って処理し、復路走行
時に処理済の新しいデータを磁気カードの記録部分に書
き戻すようにしている。このタイプのデータ更新方式の
一例として特開昭50-10929号公報に示す磁気カードの情
報処理方法がある。
しかし、復路走行時にカードの移動速度が急激に変動し
たりすると処理済データの書き込み位置が本来の書き込
み位置からずれてしまい、磁気カードには誤ったデータ
が更新記録され、ひいては肝心な正しいデータが消滅し
てしまうという欠点を有していた。特に手動走行式のカ
ードリーダにおいてはこの危険性が非常に高かった。
たりすると処理済データの書き込み位置が本来の書き込
み位置からずれてしまい、磁気カードには誤ったデータ
が更新記録され、ひいては肝心な正しいデータが消滅し
てしまうという欠点を有していた。特に手動走行式のカ
ードリーダにおいてはこの危険性が非常に高かった。
また、他の従来例として、特開昭53-20310号公報に示す
磁気記録再生方式がある。この磁気記録再生方式は、記
録媒体に同一情報を複数ブロック書き込み、複数の同一
情報ブロックのうちチェックに合格した情報ブロックが
1つ以上あれば処理を行ない、チェックに合格した情報
を全情報ブロックに対して書き込んで書き換えを行なう
ようになっている。
磁気記録再生方式がある。この磁気記録再生方式は、記
録媒体に同一情報を複数ブロック書き込み、複数の同一
情報ブロックのうちチェックに合格した情報ブロックが
1つ以上あれば処理を行ない、チェックに合格した情報
を全情報ブロックに対して書き込んで書き換えを行なう
ようになっている。
しかし、この磁気記録再生方式では、複数の情報ブロッ
クの情報のうち一つがチェックに合格すれば、データの
更新を行なうので、次のような不正使用を招く虞があ
る。即ち、例えば2つの情報ブロックのうち一方の情報
ブロックを紙等で覆った状態での読取及び処理(例えば
残高処理)を行なうことができ、これにより他方の情報
ブロックの情報は使用されず残されることとなる。この
ため、この他方の情報に基づく読取及び処理(例えば残
高処理)を行なうことができ、正規の使用可能全額に比
して2倍の金額の処理が可能になってしまう。
クの情報のうち一つがチェックに合格すれば、データの
更新を行なうので、次のような不正使用を招く虞があ
る。即ち、例えば2つの情報ブロックのうち一方の情報
ブロックを紙等で覆った状態での読取及び処理(例えば
残高処理)を行なうことができ、これにより他方の情報
ブロックの情報は使用されず残されることとなる。この
ため、この他方の情報に基づく読取及び処理(例えば残
高処理)を行なうことができ、正規の使用可能全額に比
して2倍の金額の処理が可能になってしまう。
本発明の目的とするところは、カードの不正使用の防止
を図れ、かつカードの移動速度変化にかかわらず、カー
ドに正確なデータを確実に更新記録して正しいデータの
消滅を防止できるデータ更新方式を提供することにあ
る。
を図れ、かつカードの移動速度変化にかかわらず、カー
ドに正確なデータを確実に更新記録して正しいデータの
消滅を防止できるデータ更新方式を提供することにあ
る。
本発明の特徴とするところは、第1の記録部と第2の記
録部とに同一のデータを記録可能なカードを用い、該カ
ードの挿入時には上記第1の記録部に記録された第1の
データを読み取ってチェックし、上記第1のデータに問
題が無ければ上記第1のデータに所定の演算処理を行っ
て第2のデータとし、該第2のデータを上記第2の記録
部に記録し、上記カードの戻し時には、上記第2の記録
部に記録された上記第2のデータを読み取ってチェック
し、上記第2のデータに問題が無ければ、上記第2のデ
ータを上記第1の記録部に記録するデータ更新方式であ
ることにある。
録部とに同一のデータを記録可能なカードを用い、該カ
ードの挿入時には上記第1の記録部に記録された第1の
データを読み取ってチェックし、上記第1のデータに問
題が無ければ上記第1のデータに所定の演算処理を行っ
て第2のデータとし、該第2のデータを上記第2の記録
部に記録し、上記カードの戻し時には、上記第2の記録
部に記録された上記第2のデータを読み取ってチェック
し、上記第2のデータに問題が無ければ、上記第2のデ
ータを上記第1の記録部に記録するデータ更新方式であ
ることにある。
次に、本発明の一実施例として、クレジットカードに本
発明に係るデータ更新方式を採用した場合の実施例を図
面に基づいて説明する。
発明に係るデータ更新方式を採用した場合の実施例を図
面に基づいて説明する。
第1図は、磁気記録帯1に二つの記録部C1とC2とが
設けられた、クレジットカードとしての磁気カード2を
示している。第2図は、挿入された磁気カード2を往復
走行させてそのデータを更新する、本発明に係るデータ
更新システムのブロック図である。
設けられた、クレジットカードとしての磁気カード2を
示している。第2図は、挿入された磁気カード2を往復
走行させてそのデータを更新する、本発明に係るデータ
更新システムのブロック図である。
次に、第2図に示す本発明に係るシステムの構成を説明
する。
する。
二つの端子a,bを有するキー入力3の端子aは、メモ
リー4を介して比較演算回路5の端子aに接続されてい
る。この比較演算回路5は、二つの端子a,bにそれぞ
れ入力されたデータを比較演算して、その処理データを
端子okに出力する回路である。比較演算回路5の端子
noは使用不可表示ランプ6に、端子okはアンドゲー
ト7の入力端子aに接続されている。アンドゲート7の
出力端は、記録手段8の端子a,bを介して制御回路9
の端子aに接続されている。該制御回路9には磁気ヘッ
ド10が接続されている。この制御回路9は、記録手段8
と再生手段11とにより磁気ヘッド10を記録モードまたは
再生モードに切換える回路である。
リー4を介して比較演算回路5の端子aに接続されてい
る。この比較演算回路5は、二つの端子a,bにそれぞ
れ入力されたデータを比較演算して、その処理データを
端子okに出力する回路である。比較演算回路5の端子
noは使用不可表示ランプ6に、端子okはアンドゲー
ト7の入力端子aに接続されている。アンドゲート7の
出力端は、記録手段8の端子a,bを介して制御回路9
の端子aに接続されている。該制御回路9には磁気ヘッ
ド10が接続されている。この制御回路9は、記録手段8
と再生手段11とにより磁気ヘッド10を記録モードまたは
再生モードに切換える回路である。
制御回路9の端子bは再生手段11の端子a,b更にメモ
リー12を介してチェック回路13の入力端に接続されてい
る。再生手段11は、三つの入力端子c,d,eのいづれ
かに信号を受けることにより制御回路9を制御して磁気
ヘッド10を再生モードに切換え、その端子a,b間に再
生データ信号を通し、再生終了後に端子fを介して記録
手段8に信号を発して磁気ヘッドを再び記録モードに切
換える回路である。再生手段11の端子cは、カード挿入
完了スイッチ14に、端子dは前記キー入力3の端子b
に、端子fは記録手段8の端子cに、それぞれ接続され
ている。
リー12を介してチェック回路13の入力端に接続されてい
る。再生手段11は、三つの入力端子c,d,eのいづれ
かに信号を受けることにより制御回路9を制御して磁気
ヘッド10を再生モードに切換え、その端子a,b間に再
生データ信号を通し、再生終了後に端子fを介して記録
手段8に信号を発して磁気ヘッドを再び記録モードに切
換える回路である。再生手段11の端子cは、カード挿入
完了スイッチ14に、端子dは前記キー入力3の端子b
に、端子fは記録手段8の端子cに、それぞれ接続され
ている。
チェック回路13は、入力されたデータの良否を判断し
て、「良」ならyes端子に、「不良」ならno端子に
出力する回路であり、そのyes端子はフリップフロッ
プゲート15の入力端に、no端子はフリップフロップゲ
ート16の入力端に接続されている。このフリップフロッ
プゲートはres端子に信号を受けてリセットされ、入
力端子に一度信号を受けるとその入力信号をゲートaに
通過させ、更に、一度信号を受けると入力信号をゲート
bに通過させる回路である。フリップフロップゲート15
のゲート15aは比較演算回路5の端子bに、ゲート15bは
記録手段8の端子aに接続されている。また、フリップ
フロップゲート16のゲート16aは、再生手段17の端子c
とインバータ17を介してアンドゲート7の入力端子bと
に、ゲート16bはエラー表示ランプ18に接続されてい
る。なお、キー入力3の端子bは前に述べたように再生
手段11の端子bに接続されるとともに、フリップフロッ
プゲート15,16のそれぞれのリセット用端子resにも
接続されている。
て、「良」ならyes端子に、「不良」ならno端子に
出力する回路であり、そのyes端子はフリップフロッ
プゲート15の入力端に、no端子はフリップフロップゲ
ート16の入力端に接続されている。このフリップフロッ
プゲートはres端子に信号を受けてリセットされ、入
力端子に一度信号を受けるとその入力信号をゲートaに
通過させ、更に、一度信号を受けると入力信号をゲート
bに通過させる回路である。フリップフロップゲート15
のゲート15aは比較演算回路5の端子bに、ゲート15bは
記録手段8の端子aに接続されている。また、フリップ
フロップゲート16のゲート16aは、再生手段17の端子c
とインバータ17を介してアンドゲート7の入力端子bと
に、ゲート16bはエラー表示ランプ18に接続されてい
る。なお、キー入力3の端子bは前に述べたように再生
手段11の端子bに接続されるとともに、フリップフロッ
プゲート15,16のそれぞれのリセット用端子resにも
接続されている。
次に、上に述べたように構成された本発明に係るシステ
ムの動作を、次に掲げる(1)〜(4)の各場合に分け
て述べる。なお、第3図は、理解を容易にするため、本
実施例についてのフローチャートを示したものである。
ムの動作を、次に掲げる(1)〜(4)の各場合に分け
て述べる。なお、第3図は、理解を容易にするため、本
実施例についてのフローチャートを示したものである。
(1)記録部C1,C2のデータが共に正常で「良」の場
合 この場合、例として、クレジットカードに¥10000のデ
ータが記録されているとし、¥1000の買物をする場合
と、¥20000の買物をする場合について述べる。
合 この場合、例として、クレジットカードに¥10000のデ
ータが記録されているとし、¥1000の買物をする場合
と、¥20000の買物をする場合について述べる。
キー入力3を操作して、¥1000に相当するデータを入力
すると、該データは端子aから出力されてメモリー4に
記憶される。同時に、キー入力3の端子bからも出力信
号が出され、これが再生手段11の端子dに入力され、こ
れにより磁気ヘッド10は制御回路9に制御されて再生モ
ードに切換えられる。また、該出力信号はフリップフロ
ップゲート15,16のリセット端子resにも与えられ、
該フリップフロップゲート15,16をリセット状態にし
て、ゲート15a,16aに信号が通過するようにする。
すると、該データは端子aから出力されてメモリー4に
記憶される。同時に、キー入力3の端子bからも出力信
号が出され、これが再生手段11の端子dに入力され、こ
れにより磁気ヘッド10は制御回路9に制御されて再生モ
ードに切換えられる。また、該出力信号はフリップフロ
ップゲート15,16のリセット端子resにも与えられ、
該フリップフロップゲート15,16をリセット状態にし
て、ゲート15a,16aに信号が通過するようにする。
さて、次にクレジットカード2をシステムに挿入する
と、該カード2は磁気ヘッド10上を往復走行するが、そ
の往路走行時には該磁気ヘッド10により記録部C1の¥
10000のデータが読取られ、このデータは再生手段11、
メモリー12を介してチェック13に入力される。チェック
13では記録部C1のデータが正常なものであるか否か、
その良否を判断するが、「良」であれば該データは端子
yesに出力され、更にフリップフロップゲート15のゲ
ート15aを介して比較演算回路5の端子bに入力され
る。比較演算回路5では、この記録部C1の¥10000の
データとメモリー4の¥1000のデータとに対して10000-
1000=9000という比較演算を行い、¥9000のデータを端
子okに出力する。
と、該カード2は磁気ヘッド10上を往復走行するが、そ
の往路走行時には該磁気ヘッド10により記録部C1の¥
10000のデータが読取られ、このデータは再生手段11、
メモリー12を介してチェック13に入力される。チェック
13では記録部C1のデータが正常なものであるか否か、
その良否を判断するが、「良」であれば該データは端子
yesに出力され、更にフリップフロップゲート15のゲ
ート15aを介して比較演算回路5の端子bに入力され
る。比較演算回路5では、この記録部C1の¥10000の
データとメモリー4の¥1000のデータとに対して10000-
1000=9000という比較演算を行い、¥9000のデータを端
子okに出力する。
また、キー入力3に入力されたデータが¥20000である
場合にはメモリー4のデータも¥20000であるため、100
00-20000=-10000の比較演算が行われ、この場合には買
物が出来ないことになるので、端子okにデータが出力
される代りに端子noに信号が出されて使用不可表示ラ
ンプ6が点灯され、買物が出来ない旨の警告がなされ
る。
場合にはメモリー4のデータも¥20000であるため、100
00-20000=-10000の比較演算が行われ、この場合には買
物が出来ないことになるので、端子okにデータが出力
される代りに端子noに信号が出されて使用不可表示ラ
ンプ6が点灯され、買物が出来ない旨の警告がなされ
る。
なお、端子okに出力された¥9000のデータは、更にア
ンドゲート7の端子aに入力される。アンドゲート7で
はその端子bが“H”レベルにあるため(チェック13の
端子noが“L”、したがってフリップフロップゲート
16のゲート16aが“L”、したがってインバータ17の出
力が“H”となるため)、その端子aに入力されたデー
タは該アンドゲート7を通過して記録手段8の端子aに
入力される。
ンドゲート7の端子aに入力される。アンドゲート7で
はその端子bが“H”レベルにあるため(チェック13の
端子noが“L”、したがってフリップフロップゲート
16のゲート16aが“L”、したがってインバータ17の出
力が“H”となるため)、その端子aに入力されたデー
タは該アンドゲート7を通過して記録手段8の端子aに
入力される。
さて、磁気ヘッド10により記録部C1のデータの読取り
を了えた後は、再生手段11より記録手段8に信号が与え
られて、これにより該磁気ヘッド10は制御回路9に制御
されて再び記録モードに切換えられている。このため、
記録部C2が磁気ヘッド10上を往路方向に走行する際に
は、記録手段8に与えられた前記の¥9000のデータは記
録部C2上に書込まれることになる。
を了えた後は、再生手段11より記録手段8に信号が与え
られて、これにより該磁気ヘッド10は制御回路9に制御
されて再び記録モードに切換えられている。このため、
記録部C2が磁気ヘッド10上を往路方向に走行する際に
は、記録手段8に与えられた前記の¥9000のデータは記
録部C2上に書込まれることになる。
次に、カード2が往路走行を了えるとカード挿入完了ス
イッチ14がオンにされて、これにより再生手段11の端子
Cに信号が与えられ、磁気ヘッド10は再び再生モードに
切換えられる。カード2が復路走行を開始すると、記録
部C2のデータ(¥9000のデータが書き込まれてい
る。)が読取られ、該データは再生手段11、メモリー
12を介してチェック13に与えられる。チェック13では記
録部C2のデータの良否を再びチェックし(例えば記録
部C2への書込みにミスがあったか否かのチェッ
ク。)、「良」であればこれをフリップフロップゲート
15に与える。フリップフロップゲート15は、2度目の入
力を受けることになるので、入力されたデータ信号はゲ
ート15bを介して記録手段8に入力されることになる
が、磁気ヘッド10上を記録部C1が復路走行する際には
前記と同じように磁気ヘッド10は記録モードに切換えら
れているので、このデータ信号(すなわち、記録部C2
のデータ信号)は記録部C1に書込まれることになる。
なお、チェック13が記録部C2のデータを「不良」と判
断すると、端子noに“H”レベル信号を出力し、フリ
ップフロップゲート16のゲート16aを介してこれを再生
手段11の端子eに与えて磁気ヘッド10を再生モードに維
持するとともに、アンドゲート7の端子bを“L”レベ
ルとして該アンドゲート7を遮断するので、記録部C2
のデータの記録部C1への書込みは行われないことにな
る。なお、この場合には、カード2を再度挿入すれば正
常の動作を行わせることができる。
イッチ14がオンにされて、これにより再生手段11の端子
Cに信号が与えられ、磁気ヘッド10は再び再生モードに
切換えられる。カード2が復路走行を開始すると、記録
部C2のデータ(¥9000のデータが書き込まれてい
る。)が読取られ、該データは再生手段11、メモリー
12を介してチェック13に与えられる。チェック13では記
録部C2のデータの良否を再びチェックし(例えば記録
部C2への書込みにミスがあったか否かのチェッ
ク。)、「良」であればこれをフリップフロップゲート
15に与える。フリップフロップゲート15は、2度目の入
力を受けることになるので、入力されたデータ信号はゲ
ート15bを介して記録手段8に入力されることになる
が、磁気ヘッド10上を記録部C1が復路走行する際には
前記と同じように磁気ヘッド10は記録モードに切換えら
れているので、このデータ信号(すなわち、記録部C2
のデータ信号)は記録部C1に書込まれることになる。
なお、チェック13が記録部C2のデータを「不良」と判
断すると、端子noに“H”レベル信号を出力し、フリ
ップフロップゲート16のゲート16aを介してこれを再生
手段11の端子eに与えて磁気ヘッド10を再生モードに維
持するとともに、アンドゲート7の端子bを“L”レベ
ルとして該アンドゲート7を遮断するので、記録部C2
のデータの記録部C1への書込みは行われないことにな
る。なお、この場合には、カード2を再度挿入すれば正
常の動作を行わせることができる。
(2)記録部C1のデータが「良」で、記録部C2のデー
タが「不良」の場合。
タが「不良」の場合。
この場合は、往路走行において、記録部C1のデータが
「良」であれば該データを比較演算した後に記録部C2
に書込むので、(1)と同じ動作となる。
「良」であれば該データを比較演算した後に記録部C2
に書込むので、(1)と同じ動作となる。
(3)記録部C1のデータが「不良」で、記録部C2のデ
ータが「良」の場合。
ータが「良」の場合。
この場合は、カード2の往路走行時に、まず、記録部C
1のデータが再生手段11、メモリー12を介してチェック
13に入力される。チェック13ではデータを「不良」と判
断して端子noに出力信号を出すので、前記と同様に動
作して磁気ヘッド10は再生モードのままとされることに
なり、記録部C1のデータの比較演算後のデータは記録
部C2上に書込まれないことになる。復路走行時におい
ては、(1)の復路走行時と同様に動作するので、記録部
C2上の正しいデータが不良データである記録部C1上
に書込まれ、これにより記録部C1のデータが正しい
「良」のデータに訂正されることになる。したがって、
カード2を再度挿入すれば、(1)の場合と同じ動作させ
ることができる。
1のデータが再生手段11、メモリー12を介してチェック
13に入力される。チェック13ではデータを「不良」と判
断して端子noに出力信号を出すので、前記と同様に動
作して磁気ヘッド10は再生モードのままとされることに
なり、記録部C1のデータの比較演算後のデータは記録
部C2上に書込まれないことになる。復路走行時におい
ては、(1)の復路走行時と同様に動作するので、記録部
C2上の正しいデータが不良データである記録部C1上
に書込まれ、これにより記録部C1のデータが正しい
「良」のデータに訂正されることになる。したがって、
カード2を再度挿入すれば、(1)の場合と同じ動作させ
ることができる。
(4)記録部C1,C2のデータが共に「不良」の場合。
この場合は、往路走行時に記録部C1のデータが読み取
られて再生手段11、メモリー12を介してチェック13に与
えられ、該チェック13の端子noに出力が出される。こ
れによりフリップフロップゲート16に1度目の信号が与
えられて、その信号はゲート16aを介して再生手段11に
伝えられ、磁気ヘッド10は再生モードのままとされる。
このため、更に記録部C2のデータも読取られることに
なるが、このデータも「不良」であるため、チェック13
の端子noには2度目の出力信号が出されることとな
る。すると、該信号はフリップフロップゲート16のゲー
ト16bに出力されることになり、該ゲート16bに接続され
たエラー表示ランプ10が点灯されてカード2が「不良」
であり使えないことが表示されることになる。
られて再生手段11、メモリー12を介してチェック13に与
えられ、該チェック13の端子noに出力が出される。こ
れによりフリップフロップゲート16に1度目の信号が与
えられて、その信号はゲート16aを介して再生手段11に
伝えられ、磁気ヘッド10は再生モードのままとされる。
このため、更に記録部C2のデータも読取られることに
なるが、このデータも「不良」であるため、チェック13
の端子noには2度目の出力信号が出されることとな
る。すると、該信号はフリップフロップゲート16のゲー
ト16bに出力されることになり、該ゲート16bに接続され
たエラー表示ランプ10が点灯されてカード2が「不良」
であり使えないことが表示されることになる。
なお、本発明に係るデータ更新方式は、上に述べた実施
例のみに限定されないのは勿論のことであり、例えば、
ゲートマシンのコインの替り、パチンコ機の玉の替り、
あるいは、コインランドリーでの回数券の替りなどに磁
気カード等を用いるシステム、すなわちカード等を往復
走行させる度毎に順次データを更新するシステム全般に
用いることができる。
例のみに限定されないのは勿論のことであり、例えば、
ゲートマシンのコインの替り、パチンコ機の玉の替り、
あるいは、コインランドリーでの回数券の替りなどに磁
気カード等を用いるシステム、すなわちカード等を往復
走行させる度毎に順次データを更新するシステム全般に
用いることができる。
このように本発明に係るデータ更新方式によれば、往路
走行時に第1の記録部の第1のデータを読出して正・誤
のチェックを行なった上で、正確なデータであったとき
にのみ、このデータに基づき演算処理して得られる第2
のデータを一旦第2の記録部に記録しておき、復路走行
時に第2の記録部から第2のデータを読出して再び正・
誤のチェックを行ない第2のデータが正確なデータであ
ったときにのみ、この第2のデータを第1のデータに代
えて第1の記録部に記録しており、データのチェック後
に更新記録するので、カードの位置ずれがあったような
場合には更新記録を行なうことを避けられ、この結果、
カードの移動速度の変化にかかわらず正確なデータを確
実に更新記録でき、ひいては正しいデータを消滅させる
ことがないという効果を奏する。更に、第1、第2のデ
ータのチェックを行った上で第1のデータを更新記録す
るので、一方の記録部を紙等で覆ったような場合には、
更新記録を行わないこととなり不正使用を防止できるこ
とになる。
走行時に第1の記録部の第1のデータを読出して正・誤
のチェックを行なった上で、正確なデータであったとき
にのみ、このデータに基づき演算処理して得られる第2
のデータを一旦第2の記録部に記録しておき、復路走行
時に第2の記録部から第2のデータを読出して再び正・
誤のチェックを行ない第2のデータが正確なデータであ
ったときにのみ、この第2のデータを第1のデータに代
えて第1の記録部に記録しており、データのチェック後
に更新記録するので、カードの位置ずれがあったような
場合には更新記録を行なうことを避けられ、この結果、
カードの移動速度の変化にかかわらず正確なデータを確
実に更新記録でき、ひいては正しいデータを消滅させる
ことがないという効果を奏する。更に、第1、第2のデ
ータのチェックを行った上で第1のデータを更新記録す
るので、一方の記録部を紙等で覆ったような場合には、
更新記録を行わないこととなり不正使用を防止できるこ
とになる。
第1図は本発明に係る磁気カードを示した図、第2図は
本発明に係るデータ更新方式のシステム図、第3図はそ
のフローチャート図。 2……磁気カード、C1,C2……記録部
本発明に係るデータ更新方式のシステム図、第3図はそ
のフローチャート図。 2……磁気カード、C1,C2……記録部
Claims (1)
- 【請求項1】第1の記録部と第2の記録部とに同一のデ
ータを記録可能なカードを用い、該カードの挿入時には
上記第1の記録部に記録された第1のデータを読み取っ
てチェックし、上記第1のデータに問題が無ければ上記
第1のデータに所定の演算処理を行って第2のデータと
し、該第2のデータを上記第2の記録部に記録し、 上記カードの戻し時には、上記第2の記録部に記録され
た上記第2のデータを読み取ってチェックし、上記第2
のデータに問題が無ければ、上記第2のデータを上記第
1の記録部に記録することを特徴とするデータ更新方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16770180A JPH067424B2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | デ−タ更新方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16770180A JPH067424B2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | デ−タ更新方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5792412A JPS5792412A (en) | 1982-06-09 |
JPH067424B2 true JPH067424B2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=15854608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16770180A Expired - Lifetime JPH067424B2 (ja) | 1980-11-28 | 1980-11-28 | デ−タ更新方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067424B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61170878A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-01 | Toppan Moore Co Ltd | Icカ−ドの記録方法 |
JP6141618B2 (ja) * | 2012-10-30 | 2017-06-07 | 日本電産サンキョー株式会社 | 磁気カードリーダライタ |
JP7331337B2 (ja) * | 2018-08-31 | 2023-08-23 | 沖電気工業株式会社 | 取引装置及び磁気復元方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5010929A (ja) * | 1973-05-25 | 1975-02-04 | ||
JPS5320310A (en) * | 1976-08-10 | 1978-02-24 | Fujitsu Ltd | Magnetic recording and reproducing system |
-
1980
- 1980-11-28 JP JP16770180A patent/JPH067424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5792412A (en) | 1982-06-09 |
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