JPH0674085B2 - 搬送方法及び搬送装置 - Google Patents

搬送方法及び搬送装置

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JPH0674085B2
JPH0674085B2 JP60276238A JP27623885A JPH0674085B2 JP H0674085 B2 JPH0674085 B2 JP H0674085B2 JP 60276238 A JP60276238 A JP 60276238A JP 27623885 A JP27623885 A JP 27623885A JP H0674085 B2 JPH0674085 B2 JP H0674085B2
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transport
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篤雄 浅井
興 小野寺
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 [産業上の利用分野] この発明は液体を充填したプラスチックボトル容器のよ
うな、滑りが悪く傷付きやすい物品に搬送中姿勢変更を
施すのに適した搬送方向及び装置に関するものである。
[従来の技術] 飲料充填メーカーの生産ラインにおいて、加温充填ボト
ルの殺菌または検査のため、ボトルを直立状態より90°
横転させ水平にする工程が有る。
従来は第8図に示すようにベルト101にボトル容器2を
挟んで横転させるか、或いはは第9図に示すようにアタ
ッチメント102の付いたチェーン式コンベア103によりボ
トル容器2をフィードし、コンベア103に沿って配設し
た1対のガイド104,105によりボトル容器2を横転させ
る、等の方法が用いられていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、内容物が充填されたプラスチックボトルは、
重くて表面の滑りが悪く、抵抗が大きい為、ボトル表面
に摺りキズが入り或いはボトルが変形して商品価値が低
下するという問題、コンベア上でボトル詰まりが発生
し、ボトルが流れなくなる等の問題が有り、これらの問
題の解決が望まれている。
この発明は上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、滑りが悪く傷付きやすい被搬送体を横転等姿勢変化
する工程において、被搬送体の表面に摺りキズや変形を
起こすことがなく、また被搬送体の詰りが発生すること
がない搬送方法及び装置を提供することを目的としてい
る。
(ロ)発明の構成 [問題を解決するための手段] この目的に対応して、この発明の搬送方法は、連続的に
送られる多数の被搬送体の姿勢をその搬送経路の一部分
において変化させる搬送方法であって、被搬送体を収納
する前面開放の被搬送体保持部を有し連鎖状に連結する
複数のホルダーの姿勢を前記ホルダーに取り付けられて
いるローラーを介してガイドレールによって強制するこ
とにより前記被搬送体を前記ガイドレールとは非接触で
姿勢変化させ、前記それぞれの隣り合うホルダーは搬送
方向を中心として相対回転可能に連結されており、前記
それぞれのホルダーは前記ホルダーに取り付けられてい
るローラーを介して駆動装置によって駆動されることを
特徴としており、またこの発明の搬送装置は、多数の被
搬送体を連続的に搬送しその搬送経路の一部分で姿勢変
化させる搬送装置であって、前記姿勢変化に際して前記
被搬送体との接触面がほぼ不変である前面開放の被搬送
体保持部を有する複数のホルダーを連鎖状に連結してな
るホルダー群と、前記ホルダー群を前記被搬送体の搬送
経路上へと前記ホルダーに取り付けられているローラー
を介して駆動する駆動装置と、前記搬送経路に沿って配
設されかつ前記保持部に収納された状態の前記被搬送体
に非接触の状態で前記ホルダーの姿勢を前記ホルダーに
取り付けられているローラーを介して強制変化させ得る
ガイドレールと、を備え、前記それぞれの隣り合うホル
ダーは搬送方向を中心として相対回転可能に連結されて
いることを特徴としている。
以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面について説
明する。
まず搬送装置について説明する。
第1図において1は搬送装置である。搬送装置1は被搬
送体であるボトル容器2を受入れる保持部3を有する複
数のホルダー4を備える。ホルダー4は、第2図、第3
図、第4図及び第5図に詳細に示すように、ホルダー本
体5と、隣接するホルダー本体5相互を枢着するための
2つの割ブラケット6とナックルピン7とを有する。
ホルダー本体5は、正面に間口、高さの全体に亙り開放
した、正面視長方形の保持部3を有する。保持部3はボ
トル容器2の外径にほぼ等しい間口とボトル容器2の高
さより高い高さを有し、内面底分8はほぼ間口を直径と
する水平な半円を、内面側部11はほぼ内面底部8から垂
直に立上がる半部円柱面をなし、その上端縁12はほぼ半
円形の開放端をなし、ボトル容器2を、ほぼ半身を保持
部3から突出させ残るほぼ半身をすっぽりと内面底部8
と内面側部11とで囲んだ状態で収容し得る。
保持部3の背後の部分はホルダー本体5相互の水平方向
の枢着に必要な肉厚を保有し得るように、ホルダー本体
5の背面14の高さ方向中央部には奥行き方向の肉厚を増
す段部13が突出している。段部13の側面にかけてのホル
ダー本体5の側面には枢着軸であるナックルピン7が2
つ割ブラケットによって取付けられ、ナックルピン7の
両端の球状部7a(第2図,第5図参照)が2つのホルダ
ー本体5の側面に各々埋め込まれた状態で2つのホルダ
ー本体5と枢着しかつ両者を所定の間隔をおいて連結し
ており、各ホルダー本体5はナックルピン7の回りに前
後方向に360°回転可能である。この枢着により、多数
のホルダー本体5が無端の連鎖状をなして連鎖状ホルダ
ー群15をなしている。
ホルダー本体5の天面19の背面上縁14a近傍位置には鉛
直な軸によりローラ16が左右各1個取付けられている。
ローラ16は連鎖状ホルダー群15の上面にほぼ等間隔に配
置されてスプロケット17の歯18と噛合し、スプロケット
17に沿って捲き回すことが可能であり、連鎖状ホルダー
群15はスプロケット17の回転に従ってその回転方向21に
駆動され得る。
ホルダー本体5の背面14上の下端縁14b近傍位置には奥
行き方向の軸により、ローラ24が左右に2個取付けら
れ、またホルダー本体5の底面25の下端縁14bの近傍位
置には鉛直な軸によってローラ26が左右に2個、ローラ
16と平行に取付けられている。
スプロケット17は、第6図に示すように搬送装置1の搬
送路27の両端に水平に固定配置されている。即ち、搬送
装置1にボトル容器2をフィードするコンベア装置23の
終端部23a近傍及び搬送したボトル容器2を排出するた
めの出口側のコンベア装置29の始端部29a近傍とに配置
され、2つのスプロケット17の回りに連鎖状ホルダー群
15が捲回されている。
連鎖状ホルダー群15がスプロケット17と接していない平
行部分に沿ってそれぞれ一対のガイドレール28,31が相
互に一定距離を保って架設されている(第1図)。
即ち、ガイドレール28はローラ16と接当する位置に、ガ
イドレール31はローラ24と26とに共に接する位置に架設
され、かつ、コンベア装置23の終端23a付近及びコンベ
ア装置28の始端28a付近ではガイドレール28,31は各々上
下に位置しホルダー4の荷重はローラ24を介して下方の
ガイドレール31によって支持されるが、終端23aと始端2
9aの間においてガイドレール28,31が同じ高さ位置に位
置する部分が有り、ここではホルダー4の荷重はローラ
16及び26を介してガイドレール28及び31によって支持さ
れる。
コンベア装置23の終端部23aには、コンベア装置23を挾
んでスプロケット17と対向する位置に、フィードされる
ボトル容器2をホルダー4の支持部3に送り込むための
スターホイル32が固定配置され、方向17と逆の方向33に
回転し、またスターホイル32の手前位置にはフィードす
るボトル容器2の間隔を調節するフィードスクリュー34
が固定配置され、いずれもスプロケット17の回転に同期
して回転している。
またコンベア装置29の始端29aには、スターホイル35が
固定位置し方向33に回転して、ボトル容器2を出口側ス
プロケット17からコンベア装置29上に排出する。
次に、この発明の搬送方法を第6図について説明する。
この発明の搬送方法は、例えば連続的に送られる多数の
被搬送体2をその搬送経路27の一部分27aにおいて姿勢
変化させて横転させる方法であって、被搬送体2を収納
する被搬送体保持部3を有し連鎖状に連結する複数のホ
ルダー4の姿勢を、ガイドレール28,31によって強制す
ることにより被搬送体2をガイドレール28,31とは非接
触で姿勢変化させる如きものである。
[作用] このように構成された搬送装置1においては、コンベア
装置23によってフィードされたボトル容器2は、フィー
ドスクリュー34によって間隔を調整されスターホイル32
により1個ず入口側スプロケット17と噛合した状態のホ
ルダー4の支持部3に送り込まれ、ホルダー4により立
位で支持される。
スプロケット17の回転によりホルダー4はスプロケット
17から外れガイドレール28,31に接触し、案内・支持さ
れる。即ち、その荷重は初めローラ24によりガイドレー
ル31に支持されるが、ガイドレール28,31が同じ高さと
なる部分27aでホルダー4も横転して水平姿勢となり、
これに従ってボトル容器2も横転して水平姿勢となり殺
菌または検査可能となる。この横転するとき、ボトル容
器2はホルダー4にほぼ半身をすっぽりと囲まれた状態
で横転するので、ボトル表面のスリ傷、ボトルの変形が
起らず、ボトル詰りが発生することもない。横転部分27
aを過ぎるとホルダー4は立位に戻り、ボトル容器2は
出口側スプロケット上位置でスターホイル35によって支
持部3からコンベア29上に移され、次工程へと搬送され
る。
以上の説明では被搬送体はボトル容器としたが、支持部
3の形状を適当に選択すれば、一般に滑りが悪く傷付き
やすい任意の被搬送体のための搬送装置を得ることがで
きる。
(ハ)発明の効果 以上の説明から明らかな通り、この発明によれば、滑り
が悪く傷付きやすい被搬送体を横転等姿勢変化する工程
において被搬送体の表面に摺りキズや変形を起こすこと
がなく、また被搬送体の詰りが発生することがない搬送
方法及び装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の搬送装置の入口側部分を示す斜視
図、第2図は第1図に示す搬送装置の搬器とガイドレー
ルとを示す拡大斜視図、第3図は第1図に示す搬送装置
の搬器とガイドレールとを示す側面図、第4図は第3図
におけるIV−IV断面図、第5図は第1図に示す搬送装置
の連鎖状ホルダー群の一部分を示す一部断面平面図、第
6図は第1図に示す搬送装置を示す平面説明図、第7図
はナックルピンを示す斜視図、第8図は従来のベルトに
挾んで横転させる装置を示す正面説明図、及び第9図は
従来のアタッチメント付コンベアとガイドを備える横転
装置を示す正面説明図である。 1…搬送装置、2…ボトル容器、3…保持部、4…ホル
ダー、5…搬送本体、6…2つ割ブラケット、7…ナッ
クルピン、8…内面底部、11…内面側部、12…上端縁、
13…段部、14…背面、15…連鎖状ホルダー群、16…ロー
ラ、17…スプロケット、18…歯、21…方向、22…方向、
23…コンベア装置、24…ローラ、25…底面、26…ロー
ラ、27…搬送路、28…ガイドレール、29…コンベア装
置、31…ガイドレール、32…スターホイル、33…方向、
34…フィードスクリュー、35…スターホイル、101…ベ
ルト、102…アタッチメント、103…コンベア、104…ガ
イド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−33477(JP,A) 実開 昭56−121011(JP,U) 特公 昭60−27604(JP,B2) 実公 昭56−597(JP,Y2) 実公 昭50−35744(JP,Y2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続的に送られる多数の被搬送体の姿勢を
    その搬送経路の一部分において変化させる搬送方法であ
    って、被搬送体を収納する前面開放の被搬送体保持部を
    有し連鎖状に連結する複数のホルダーの姿勢を前記ホル
    ダーに取り付けられているローラーを介してガイドレー
    ルによって強制することにより前記被搬送体を前記ガイ
    ドレールとは非接触で姿勢変化させ、前記それぞれの隣
    り合うホルダーは搬送方向を中心として相対回転可能に
    連結されており、前記それぞれのホルダーは前記ホルダ
    ーに取り付けられているローラーを介して駆動装置によ
    って駆動されることを特徴とする搬送方法。
  2. 【請求項2】多数の被搬送体を連続的に搬送しその搬送
    経路の一部分で姿勢変化させる搬送装置であって、前記
    姿勢変化に際して前記被搬送体との接触面がほぼ不変で
    ある前面開放の被搬送体保持部を有する複数のホルダー
    を連鎖状に連結してなるホルダー群と、前記ホルダー群
    を前記被搬送体の搬送経路上へと前記ホルダーに取り付
    けられているローラーを介して駆動する駆動装置と、前
    記搬送経路に沿って配設されかつ前記保持部に収納され
    た状態の前記被搬送体に非接触の状態で前記ホルダーの
    姿勢を前記ホルダーに取り付けられているローラーを介
    して強制変化させ得るガイドレールと、を備え、前記そ
    れぞれの隣り合うホルダーは搬送方向を中心として相対
    回転可能に連結されていることを特徴とする搬送装置。
JP60276238A 1985-12-09 1985-12-09 搬送方法及び搬送装置 Expired - Lifetime JPH0674085B2 (ja)

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JPS62136413A JPS62136413A (ja) 1987-06-19
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GB0410382D0 (en) * 2004-05-10 2004-06-16 Glaxosmithkline Biolog Sa Novel device
JP2006111416A (ja) 2004-10-15 2006-04-27 Yamakyu Chain Co Ltd 姿勢変更搬送装置を有する搬送システム
JP4905655B2 (ja) * 2006-03-30 2012-03-28 東洋製罐株式会社 プラスチックボトル搬送装置
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