WO2006135111A1

WO2006135111A1 - 異形物品の分別方法及びその装置

Info

Publication number: WO2006135111A1
Application number: PCT/JP2006/312560
Authority: WO
Inventors: Shigeto Sakou; Satoshi Yamaguchi; Shiyuzo Miwa; Tatsutoshi Kitamoto; Toshimitsu Kayatani
Original assignee: Sansei Foods Co., Ltd.
Priority date: 2005-06-17
Filing date: 2006-06-16
Publication date: 2006-12-21
Also published as: JP2006346634A; US20100193335A1; US7878335B2

Description

明細書異形物品の分別方法及びその装置漏分野

本発明部と下部の径がる菓子等の物品を所向へ腿しつつ、上下姿勢が逆になつている物品を ¾»から外部へ排出し、上下姿勢がE常なもののみをさせて ί纖工程に送るための分別方法、及びそれに使用するに適した異形物品の分別装置に関するものである。背景賺

キヤンディ等の物品を^！に ffiigめする齢は、まず大量の物品をパーツフィーダ一等の ij送り出し装置に ¾λし、そこで 1列に並べて纖の腿コンベアで所向に腿する。そして、腿コンベアで 1列に並んで腿されてきた物品を艦め装置で順維詰めするものである。翻装置としては、漏式のものや回転円のもの等、種々のものが細されていて、菓子の ij移送に使用されるものでは、例えば特

1に示すようなものが知られている。

[特 ίΐ¾ 1 ] 特開平 7— 3 1 5 3 3 1号公報

上記特 ΐΐ« 1に記載の装置は、謹を利用して煎餅、スナック菓子、ビスケット等の板状食品加工物を歡 U移送する方法と装置であるが、上下の径がる異膽品の移錢置で、上下姿勢の反転しているものを分別し送するための細的な方法と装置は開発されていない。発明の開示

「発明が解決しようとする」

キャンディ等の菓子の中には、円柱状や立方形等のもののみならず、瓶が上下で異なるものや、外周面が上下惧斜しているもの等がある。このような異形物品は、例えパーッフィーダ一等の歡蝶置で列状に送り出すことがきても、姿勢が上下反転しているものがそのままの姿勢で送り出されるので、等の^！:程を円滑に行うためには、何らかの手段で上下姿勢を揃える必要がある。しカゝしながら、 ¾ 的に腿される物品の上下姿勢の矯正を人手で行うのは、多大の労力を要する煩作業が必要になり、コス卜がくなるとともに、非能率的であるという問題点がある。

そこで本発明は、上下の圣がよる異形物品のうち上下姿勢が反転している物を正常な姿勢の物から分別し、正常な姿勢の物だけを^ C程へ送り出すことのできる分別方法と、それに麵するに適した分別装置を ϋ ^することを應としている。

「1 ^を角!^するための手段」

上記纏を解決するため、本発明《¾下のような構成を翻する。すなわち、本発明の第 1の態様に記載の異膽品の分別方法は、上部と下部とで瓶がる異膽品を、当該異麵品の ¾ ^圣ょりも狭く最小径よりも広い幅で、始¾ ^側が低く終 β側カ缟くなるように配置した fe& 1対の惧钭才の間に始»側から送り込^ 上部の径が大きい物品だけを嫌己 1対の惧斜 a¾iに引っ掛け、上部の径が小さいものはそのままさせることにより、両者を分別することを»としている。

また、本発明の第 2の,観に記載の異膽品の分別装置は、上部と下部で瓶がる異 Ml品を所向へ腿する ffi^置と、装置に沿わせてその上側に配置された左右 1対の傾斗才とを備え、右 1対の惧斜才は、始端部の高さが腿装置上の物品の ±»よりも低ぐ終¾が^に高くなるように惧斜させて設けられかつ! 右 1対の傾斗辦才の間隔は、置で匪される物品の最小径より〖拡いが最圣ょりは狭くなっていることをとしている。

さらに、本発明の第 3の態様に記載の異雜品の分別装置は、上記本発明の第 2の態様に記載の異形物品の分別装置において、前記慎斜部材が拍腿装置と同方向に走行する

1対のベルトであるものである。このベルトとしては、丸ベルトやチェーン等をすることが^きる。「発明の効果」

本発明の第 1の態様に記載の異 «I品の分別方法によれば、上部と下部圣がる異形物品を左右 1対の傾斜部材の間を通過させることにより、上部の径が小さいものだけが当該傾斜 3¾ίの間を通り抜け、上部の径が大きいものは当該傾斜才の間に引っ掛かって持ち上げられるので、上下姿勢の反転しているものと正常な姿勢のものとを簡単力、つ確実に分別することがきる。

また、本発明の第 2の態様に記載の異膽品の分別装置は、上記本発明の第 1の態様に記載の分別方法を実現する装置であり、この装置によって上下姿勢が反転している異雜品を纖的に送りつつ分別することがきる。さらに、本発明の第 3の態様に記載の発明は、嫌己慎斜才として左右 1対のベルトを用い、このベルトを物品を所^向に腿する腿装置（図示例で〖¾¾コンベア 3) と同じ方向に走行させるので、引つ掛かった物品すなわち上下姿勢が反転しているものを続的に腿装置から取り出すことカ^ eきる。図面の簡単な説明

[図 1 ] 上下姿勢分別装置の平面図である。

[図 2] その正面図である。

[図 3] その要部の余図である。

[図 4] 物品潔子）の外観図である。

[図 5 ] 物品と分別ベル卜との関係を表す説明図である。

[図 6] 物品の形状を例示する平面図（a) 、正面図（b) 、側面図（c ) 、斜視図 (d) である。

[図 7 ] 上記とる物品の犬を例示する平面図（a)、正面図（b)、腼図（c )、 ^1見図（d) である。

[図 8] さらにる物品の舰犬を例示する平面図（a)、正面図（b)、側面図（c )、 W見図（d) である。

[図 9 ] さらに異なる物品の^ I犬を例示する平面図（a)、正面図（b)、側面図（c；)、斜視図 (d) である。

[図 1 0 ] さらに異なる物品の形状を例示する平面図（a) 、正面図（b) 、彻画図 (c) 、見図（d) である。

[図 1 1 ] さらにる物品のを例示する平面図（a) 、正面図（b) 、側面図 (c ) 、見図（d) である。さらにる物品の形状を例示する平面図（a) 、正面図（b) 、側面図

(C ) 、斜視図（d) である。符号の説明

1 上下姿細リ装置

2 觀装置

3 腿コンベア（i¾i¾置）

4 取り出しサイドベルト装置

5 平ベルト

2 0 丸ベルト磐才）

4 0 ターンテーブル

5 0 リターンコンベア

W 異働品漢子）発明をするための最良の形態

以下、図面に基づいて具体的に説明するが、本発明は、図示例の形態に限定されるものではない。本発明の分別方法及びその装置は、以下に示すように、上部の径と下部の径カよる物品を対象としていて、径が小さい側が上で、径が大きレ湖が下になつているものを正常姿勢とし、この正常姿勢のものと逆の反勢のものとを分別するものである。なお、通常の飴でも、成形型から抜きやすくするため、一方のから ί肪の端部へ觀ゝなテーパを付けているものが多いが、本発明では、このような微小なテーパのものは実際上分別が困難であり、具体的には、一方のと ft ^の ¾との圣の差が 3醒以上のものに対して謹に舰することができる。

本発明の分別方法の Sを説明すると、本発明では、図 5に示すように、始 ¾側が低ぐ終端部側がに高くなるように惧斜した 1対の傾斜才 2 0 , 2 0を分別具として麵する。 1対の慎钭辦才《：いに TO¹であり、その間隔は、異働品（例えば飴) の圣よりは狭く、最小径より〖鉱くなつている。また、惧钭 gra "の始は分別対象とする異» /品の高さよりは低く配置しておく。この 1対の傾斜部材 2 0, 2 0の間に、異形物品 Wを搬^置である搬送コンベア 3 "^動させながら送り込むと、上側の径が小さいえ態のもの（正常な姿勢のもの）は当該 1対の傾斜部材 2 0， 2 0の間をそのまま通過するが、上側の径が大きくなつているもの（上下姿勢が反転しているもの）は、 1対の慨斜才の間を iffi できず、当該 1対の傾斜才2 0, 2 0に引っ掛かって、その傾斜に沿って持ち上げられる。このため、上下姿勢が ΊΕ常なものと上下反転しているものとを簡単かつ確実に分別できるのである。

置としてベルトコンベア等の腿コンベア 3を用い、異膽品 W 続的に腿して傾斜部材の間に送り込むようにすることにより能率的に分別を行うことがきる。また 1対の慎斜部材 2 0, 2 0として、物品を ffiiする搬送コンベア 3と同じ方向に走行する分別ベルト汍べルト、ルト、チェーン等）を麵すれば、分別した姿勢異常品（上下反転したもの）をそのまま連続的に別の場所に送り出すことがきるので便利である。，次に、分別装置の具 ί柳例について詳細に説明する。図示例の上下姿 ^^別装置 1は、歡 |J装を付設したもので、上流側に設けられた翻装置 2から 1列に並んで送られてくる物品漢子）のうち、上下反転している物を分別するために棚される装置として構成されている。 I遊置 2としては、の口一タリ一フィーダ一や握式パーツフィ一ダ一を禾 IJ用することがきる。図示例の iJ装置 2はロータリ一フィーダ一で構成されている。この翻装置 2は、円形容の本体内に内側の惧斜円盤と TOな外側円盤を設けたもので、この内側円盤をモー夕で所定で回転させることにより、本体内に ¾λされた多数の物品漢子） Wを所定の姿勢で躀り出すようになつている。ロータリーフィーダ一式装置 2の出口付近には、 ^置である搬送コンベア 3 と、 U装置から送り出される物品 Wを« ^コンベア 3上に案内するための取り出しサイドベルト装置 4が設けられている。取り出しサイドベルト装置 4は、サイドベルトとして左右 1対の平ベルト 5， 5を備えている。また、この取り出しサイドベルト装置 4の始側には、嫌己 «装置 2の出口とサイドベルト装置 4とを結ぶガイドベルト装置 4 ' が設けられていて、嫌己平ベルト 5と同様の左右 1対の平ベルト 5 '， 5 ' が設けられている。 iJ装置 2の出口から上下姿^別装置 1の後部にかけて設けられている水平フレーム 7に向の軸によって複数のガイドローラ 9， …が回転自在に支持されていて、上記平ベルト 5， 5 ' の走行を案内するようになっている。なお、前記ガイドベルト装置 4 ' の終»のローラは上下 2段に設けられていて、上側のローラには平ベルト 5 ' が、下側のローラには平べリレト 5がそれぞれかけられている。

Ι フレーム 7の謝麦中間部には、ブラケット 1 1が設けられ、このブラケット 1 1 に纖モー夕 1 3が纖されている。モー夕 1 3の出力軸には平歯車 1 4と上下 2段のドライブプーリー 1 6， 1 7が ¾り付けられている。また、前記平歯車 1 4と嚙合する平歯車 1 4 ' が ?iJに設けられ、これに設けられた上下方向の軸 1 8にも上下 2段のドライブプーリ 1 6， 1 7力 ¾り付けられている。これら 2段のドライブプ一リのうち下側のドライブプ一リ 1 7には前記サイドベリレト装置 4の平ベルト 5が掛けられており、上側のドライブプーリ 1 6には、上下姿 ^^別装置 1の丸ベルト 2 0睡用の丸ベルト 2 1が掛けられている。

上下姿別装置 1は、左右一対の丸ベルト 2 0， 2 0を備えている。この丸ベルトは分別ベルトであり、その始 βには、編己フレーム 7から垂下させた軸 2 2が設けられこの軸に上下 2段のガイドローラ 2 3 , 2 4が回転自在に娥されている。上側のガイドローラ 2 3には、嫌用丸ベルト 2 1が掛けられている。左右 1対の丸ベルト 2 0， 2 0の間隔は搬送コンベア 3上の物品 Wの最大径ょりは狭く、最小径よりは広くなつている。 ΙϋΙ己軸 2 2の下流側には、若斜した複数のローラ 2 5 , …が設けられ嫌己下側のガイドロ一ラ 2 4に掛けられた丸ベルト 2 0を下流側がに高くなるように傾斗させて案内するようになっている。丸ベルト 2 0の始¾««コンベア 3 上に載せられた物品 Wの高さよりも低い上下中間レベルにあり、終 ¾は物品 Wの高さよりも十分高いレベルに位置している。前記左右 1対の丸ベルト 2 0はそれぞれが同期して矢印方向に循^行する。

上下姿別装置 1の終 »には、ターンテーブル 4 0が設けられモータ 4 1によつて矢印方向に回転するようになっている。左右一対の丸ベルト 2 0 , 2 0で,され吊り下げられた態まで運ばれた物品（上下反転している） Wは、このターンテーブル 4 0上へ落とされ該ターンテーブルの回転により、リタ一ンコンベア 5 0に供給され該リターンコンベアによって、嫌己翻装置 2に送り返される。なお、左右一対の分別ベルト 2 0， 2 0によって隱コンベア 3から持ち上げられた物品は、上下反の装人手で上下反転して «ェ程へ送ることも可能である。次に、この上下姿別装置 1の動作について説明する。この上下姿別装置 1を、上下の径が¾¾る菓子の分別に麵する齡は、ワークである多数の菓子 Wを ij装置である口一夕リ一フィーダ一 2に投入する。口一夕リーフィーダー 2の回転円盤は所定方向に回転しているので、内部に ¾λされた菓子 Wtt!tt状の移動経路に沿って;^に出口側に送られる。このとき、重なり合った菓子は内側に落下するので、最終的には 1 列に並んだ状態で送り出される。

ロータリ一フィーダ一 2から送り出される菓子 Wは、取り出しサイドベルト装置 4によって腿コンベア 3上に移される。腿コンベア 3上の菓子は、左右の平ベルト 5 , 5によって挟まれているので、横ズレすることなく、 1列状に ijして腿される。ロータリーフィーダ一 2から送り出され i¾¾コンベア 3で ffiiされる菓子 Wは、 1列に ijされているが、上下姿勢は^！^側が下になつた正常姿勢と、小側が下になつた反勢とが入り交じった態となつている。そこで、引き続き上下姿^ SU装置 1によって上下姿勢が分別され圣部側が下になつた正常姿勢のものだけを纖のェ程に送り、上下反転しているもの«Μコンベア 3上から取り除いて、再度口一タリ一フィ一ター 2に循環給する。

すなわち、腿コンベア 3で上下姿 ^^別装置 Bに送られてきた菓子 Wは、始¾側カ壞子 Wの高さよりも低く、終端部側カ壤子 Wの高さよりも高くなるように傾斜した丸ベルト（分別ベルト） 2 0， 2 0で左右から挟まれていて、右の丸ベルト 2 0， 2 0の間隔は菓子 Wの;^ »よりは狭ぐ小郷ょりは広いので、正常姿勢の菓子 Wはそのまま腿コンベア 3で送られるが、上下反転している菓子 Wのは、が上側になっているので、左右の丸ベルト 2 0， 2 0に引っ掛けられ、その慎斜に沿って持ち上げられて、腿コンベア 3から取り^)ゝれるのである。この上下反転している菓子 W は、夕一ンテーブル 4 0上に供給されて該ターンテーブルの回転によりリターンコンべァ 5 0に移され、再度口一夕リーフィーダ一 2に S¾供給される。

以上により、上下姿勢力えられて纖的に送り出された菓子は、腿コンベア 3から纖の工程に送り出されて、等の処理が ¾される。菓子が 1E常魏で送られてくるので、計数、 ^^も簡単に行うことがきる。

上記図示例では、物品 Wとして平面視長円形で佃画視台形状のキヤンディを例にとつて説明したが、上下で瓶のる菓子等の物品の例としては、例えば¹06乃至図 1 2 に示すようなものがある。図 6に示すものは、上記図示例で用いた物品と同じ m あり、図 7に示すものは、平面視角型の物品である。また、図 8に示すものは、両端面が傾斗した謹力マボコ形の物品、図 9に示すものは、平面視八角形の物品、図 1 0に示すものは、平面視円形の物品、図 1 1に示すものは、平面視長径と短径を^ る多角形の物品、図 1 2に示すものは、平面視菱形の物品である。いずれも上側の径が小さく、下側の径が大きくなつている。これらの他にも、種々のもの力考えられる。本発明は、このような上下で径のる物品に翻することがきる。

以上の説明から明らかなように、この上下姿 ^^別装置は、比較的簡単な構成でありながら、物品の上下姿勢を確実に揃えて的に移送することが能であり、上下径がる異型物品の移送に謹に使用することがきるものである。なお、以上の説明では、 U装置から列状に送り出される菓子の分別移送に^ fflするを例にとつて説明したが、このような螺置を設けず、他の方法で腿ベルト上に 1個わ物品を供給する齢にも利用することがきる。また、菓子に限らず、機械部品その他の物品の分別移送にできることは言うまでもない。

さらに、上記説明では、径が大きレ访が側で、径の小さい方が上側となっている姿勢を正常姿勢としたが、逆に、上側の径が大きぐ下側の径が小さい姿勢を正常なものとして分別することもできる。この場合は、慎斜部材によって吊り上げられた物品を正常品として所定の場所^ 送するようにすればよい。産業上の利用可能性

本発明に係る物品の上下姿勢の分別方法および、そのための上下姿 ^^別装置は、上下の径がる物品の上下姿勢を揃えて連続的に移送することが可能であるから、キヤンディ等の s¾g分野で姿勢を揃えて^ ¾工程等に送るために使用するに適したものである。

Claims

請求の麵

1. 上部と下部で顺が¾¾る異膽品を、当該異膽品の圣よりも狭く最小径よりも広い幅で、始 5»側が低く終 5»側がくなるように配置した左右 1対の惧斜部材の間に始¾側から送り込み、上部の径が大きい物品だけを前記 1対の傾斜才に弓 I つ掛け、上部の径が小さいものはそのまま通過させることにより、両者を分別することを特徴とする異形物品の分別方法。

2. 上部と下部とで圣がる異膽品を所向へ腿する ¾ ^置と、 m 装置に沿わせてその上側に配置された左右 1対の i f斗部材とを備え、該左右 1対の條斜 m. 始 ¾βの高さ力 «s置上の物品の ±»よりも低ぐ終¾ ^がに高くなるように惧斜させて設けられ力つ右 1対の惧斜才の間隔は、置で腿される物品の最小径よりは広いが最大径ょりは狭くなっていることを特徴とする異形物品の分別装置。

3. 傾斗辦才が置と同方向に走行する一対のベルトである請求項 2記載の異形物品の分別装置。