JPH0674062B2 - 車高調整装置 - Google Patents

車高調整装置

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JPH0674062B2
JPH0674062B2 JP63119357A JP11935788A JPH0674062B2 JP H0674062 B2 JPH0674062 B2 JP H0674062B2 JP 63119357 A JP63119357 A JP 63119357A JP 11935788 A JP11935788 A JP 11935788A JP H0674062 B2 JPH0674062 B2 JP H0674062B2
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vehicle height
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gear
bolt
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幸次 内山
和久 市川
優 茂木
豊 福田
幸雄 狐塚
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、自動車等の乗物の車高調整装置に関するもの
であって、更に詳細には、乗物の足廻り構造に設けられ
ているナットが螺合されている高さ調整用ボルトのナッ
トとボルトとの相対的位置関係を調節して車高調整を自
動的に行なう装置に関するものである。
従来技術 自動車等の乗物の走行性能を維持する為には地表からの
高さを所定の値に設定することが必要であり、その為に
乗物の足廻り構造は車高調整機構を設けたものがある。
この場合には、車高の調整を行なう場合に、調整者が乗
物の下側に入り込んで作業を行なう必要があり、作業性
が悪いばかりか、調整の精度も限定的とならざるを得な
い。更に、各車輪に対しての調整は1つづつ順番に行な
わねばならず、乗物を全体としての所要の車高に設定す
ることは極めて困難である。本出願人等は、以前に車高
調整装置に関して出願をしているが(特開昭62-103271
号)、本発明はこの先に出願した車高調整装置の別の改
良に関するものである。
目的 本発明は、以上の点に鑑みなされたものであって、上述
した如き従来技術の欠点を解消し、作業性が良くしかも
高精度で車高を調整することの可能な車高調整装置を提
供することを目的とする。
構成 本発明によれば、自動車等の乗物の足廻り構造における
車輪の支持系統に高さ調節用のボルトとそれに螺合され
たナットとが設けられており、このボルトとナットとの
相対的位置関係を変化させることによって乗物の車高を
調整する装置が提供される。本車高調整装置は、好適に
は、作業場の床したに凹設したピット内に配設して、ピ
ットを跨いで乗り入れた乗物の足廻り構造に設けられて
いる高さ調節用ボルトに螺合されているナットと係合し
それを回転させることによって車高を所定の値に調節す
る。
本発明の1特徴に基づいて構成される車高調節装置は、
車高を調節すべき乗物の足廻り構造内に設けられている
高さ調節用ボルトに螺合しているナットと係合可能な係
合部を具備しており且つ回転駆動手段からの回転力を伝
達する回転伝達手段を有しており、その回転伝達手段が
ギャップクラッチを具備しており、従って回転駆動手段
とナット係合部とはギャップクラッチの遊びで規定され
る角度範囲に渡ってその回転方向の位相を自由に変化さ
せることが可能である。この構成によれば、回転伝達手
段を上昇させてナット係合部をナットに係合させる場合
に、係合部とナットとが外形的に不整合であったとして
も、該回転伝達手段を強制的に回転させることによっ
て、係合部をナットと係合させることが可能である。従
って、回転伝達手段は操作者がそれを手で把持して又は
モータによって自動的に前記遊び角度範囲に渡って容易
に回転することが可能な構成とすることが望ましい。更
に、好適には、垂直方向に移動自在に基台を設け、その
上に回転駆動源及び回転伝達手段を担持させる。又、該
基台を垂直方向に移動させる為の駆動源を設け該基台と
操作結合させると良い。更に、該基台を水平方向に移動
自在に設けて係合部がナットと横方向にズレている場合
にも容易に係合部をナットに係合させることを可能とす
ると良い。更に、車高を検知する車高検知手段を設け、
車高を検知しながら車高を調整する構成とすると良い。
更に、前記回転伝達手段は、ギヤカップリングを有して
おり、該ギヤカップリングは好適にはナット係合部とギ
ャップクラッチとの間に設けられる。ナットを回転させ
て車高調整用ボルトを上下に移動させるとトルクチュー
ブがその長手軸周りにねじられるので、それにより車高
調整用ボルトは多少傾斜する傾向となる。この場合に、
ギヤカップリングを設けることによって、車高調整用ボ
ルトの傾斜を吸収し、本装置の他の部分(特に、回転伝
達手段)へ無理な力を作用させることが回避される。
尚、ギヤカップリングは、一対の内側上部ギヤと内側下
部ギヤと、これら一対の内側上部及び下部ギヤに噛合す
る外側ギヤとから構成すると良い。又、一対の内側上部
及び下部ギヤのギヤの外形をその回転軸に沿って円弧状
に形成すると良い。
本発明の別の特徴によれば、車高検知装置は、回転伝達
手段に設けられているナット係合部に係合されているナ
ットを回転させて車高を調整する場合に、高さ調節用ボ
ルトとそれに螺合されているナットとの間の相対的位置
関係、好適にはボルトのナットからの突出量、を検知す
る検知手段を有するものである。この様な構成において
は、ナットがボルトから離脱する方向に回転される場合
でも、ナットが完全にボルトから離脱して乗物の足廻り
構造が分解されたりする危険性を自動的に防止すること
が可能となる。更に、好適には、ナットの締めつけ方向
における上限は回転駆動源のトルク乃至はその駆動電流
が所定のレベルを越えたことを検知することによって過
剰な締め付けを防止する構成とすると良い。
本発明の更に別の特徴によれば、車高調整完了後に車高
調整用ナットとそれに係合する係合部とを強制的に離脱
させる為の離脱手段を設ける。係合部は好適には車高調
整用ナットの外形に倣った形状とするので、車高調整完
了後に係合部が該ナットに堅結状態となり、係合部がナ
ットから容易に離脱しない状態となることがある。本特
徴によれば、係合部をナットから強制的に離脱させる手
段が設けられている。従って、係合部を車高調整用ナッ
トに係合させた状態で車高調整を行なった後に、離脱手
段を動作させて係合部を強制的にナットから離脱させ
る。尚、離脱手段として、好適には、車高調整用ボルト
の下端に接触して上下移動する検知ロッドの下端部の下
側にハンマーを配設し、該ハンマーを上方向に移動させ
て該検知ロッドを上方向へ押し上げ、それによって該ボ
ルトに螺合している車高調整用ナットに係合部に対して
上方向の力を与えて該ナットを係合部から離脱させる。
従って、該ハンマーは回転伝達手段と一体的に支持させ
たシリンダ装置のピストンロッド先端に固着させると良
い。
更に、本発明の別の特徴によれば、基台を上部基台と下
部基台とから構成し、且つ上部基台を下部基台に対して
水平方向に相対的に移動自在に設けると共にその相対的
移動を駆動する駆動手段を設ける。1実施例において
は、上部基台と下部基台との間にラックアンドピニオン
をx方向及びそれと直交するy方向に設け且つ一対のモ
ータを設けて両者間に水平方向の相対的運動を与える。
この場合の好適な構成としては、ナット係合部を具備す
る回転伝達手段を上部基台に設け、該上部基台を下部基
台に対して水平方向に相対的に移動可能な構成とし、一
方下部基台は垂直方向に移動自在な構成とする。
以下、添付の図面を参考に、本発明の具体的実施の態様
に付いて詳細に説明する。
第1図は、本発明に基づいて構成された車高調節装置10
の1実施例を示している。車高調整装置10は作業場の床
乃至は地表Gに凹設したピットP内に配設されており、
本実施例の車高調整装置10は、大略、車高調整部11と車
高検出部12とを有している。又、第1図には、4輪自動
車の右側の車輪に対してその足廻り構造を調整して車高
の調整を行なう装置を示しているが、ピットP内には左
側の車輪に対してもこれと同様な車高調整装置を配設し
て左右の車輪を同時に調整する構成とすることが望まし
い。
第1図に示した如く、ピットPを跨いで車高を調整すべ
き乗物が乗り入れられており、その車床1に固着して一
対の支持突起2a,2bが設けられている。これらの支持突
起2a,2bを挿通してトルクチューブ3が設けられてお
り、トルクチューブ3の一端は支持突起2bに固定されて
いるが、支持突起2aはトルクチューブ3を回転自在に支
持している。支持突起2aを挿通して延在するトルクチュ
ーブ3の先端部に固定してホイールアーム4が片持梁状
に突設されており、そのホイールアーム4はその先端部
において車輪5を回転自在に保持している。尚、第1図
に示した実施例においては、ピットPの側部の車輪が位
置すべき位置に公知のスライドプレート60が配設されて
おり、車輪5はこのスライドプレート60上に載置されて
いる。車輪5はスライドプレート60上にクランプ、特に
前後方向に関して、される構成とすることが望ましく、
又スライドプレート60は双方向矢印で示した如く横方向
に自由に摺動自在な構成とする。
トルクチューブに固設して調節アーム6が設けられてお
り、調節アーム6の先端部6aには垂直方向に挿通孔が穿
設されており、その挿通孔を挿通して移動自在に高さ調
節用ボルト7が設けられている。先端部6aの下端には回
転自在にナット8が取り付けられており、該ナット8は
ボルト7に螺合されている。ボルト7の上端7aは車床1
又はその他のフレーム等に当接されており、それによ
り、トルクチューブ3の捻り度合を可変に設定しホイー
ル5による車高が決定される。即ち、ボルト7はナット
8に螺合されており、ナット8は調節アーム6の先端部
6aの下端に回転自在に設けられているので、ナット8を
回転することによってボルト7の先端部6aからの突出量
を変化させることが可能であり、これによって双方向矢
印で示した如く、トルクチューブ3が何れかの回転方向
へ捻られて車高を高くしたり低くしたりさせることが可
能である。従って、車高の調整はナット8を何れかの回
転方向に回転させることによって行なわれる。
本車高調整装置10は、上述した如き乗物の足廻り構造の
ナット8を回転させて車高調整を行なう車高調整部11を
有している。車高調整部11は、垂直支柱20を有してお
り、本例では、その1表面の両側部に沿って一対のガイ
ドレール20a,20aが設けられている。更に、上部ラチェ
ット22aと下部ラチェット22bとが同一表面の上下に回転
自在に装着されており、これらのラチェット22a,22b間
にはチェーン23が装架されている。又、下部ラチェット
22bは回転軸24の一端に固着されており、その他端はギ
ア箱25を介して駆動源としてのACサーボモータ26に操作
連結されている。
チェーン23に固定して下部基台21が設けられており、下
部基台21は更に垂直支柱20の一対のガイドレール20a,20
aと係合しており、従ってACサーボモータ26が起動され
ると、チェーン23が走行され、下部基台21が垂直方向に
移動される。下部基台21の上表面上には一対のx方向に
延在するガイドレール21a,21aが設けられている。中間
プレート27はこれら一対のガイドレール21a,21a上をX
方向へ移動自在に載置して設けられており、さらに、こ
の中間プレート27の上表面上にはY方向に延在するガイ
ドレール27aが形成されている。第1図にはガイドレー
ル27aとして1本しか図示してないが、好適には、最少
2本のガイドレールを設けると良い。このガイドレール
27aによって案内されてY方向に移動自在に上部基台28
が設けられている。従って、上部基台28は、中間プレー
ト27を介して、下部基台21に対して水平方向に任意の相
対的位置を取り得る構成と成っている。
上部基台28上に固定して中空状の下側外部支持円筒29が
設けられている。この下側外部支持円筒29は上部基台28
の上表面から上方向へ延在しており、その内側周面の上
部には所定の長さに渡って径拡大部29aが凹設されてい
る。更に、これも中空状の上側外部支持円筒31が下側外
部支持円筒29に一部を収納しそれから上方へ突出して設
けられている。この上側外部支持円筒31はその下端にそ
の外周面から半径方向外側へ突出する突起31aが形成さ
れており、該突起31aは径拡大部29a内に移動自在に収納
されている。更に、径拡大部29a内にはコイルスプリン
グ30が収納されており、それは突起31aに係合して上側
外部支持円筒31を上方向へ偏倚させている。従って、上
側外部支持円筒31は通常はスプリング30の復帰力によっ
てその最上位置に位置される。
上側外部支持円筒31内を挿通して上側内部支持円筒33が
設けられており、この上側内部支持円筒33は軸受32を介
して上側外部支持円筒31によって支持されており、従っ
て上側外部支持円筒31に対して自由に回転可能に設けら
れている。この上側内部支持円筒33の上端にはナット係
合部33aが形成されており、その係合部33aの上側部分は
ナット8と係合可能な形状に構成されている。好適に
は、係合部33aがナット8と係合する部分はナット8と
同一形状に形成するが、ナット8と係合して一体的に回
転することが可能であればその他の任意の形状とするこ
とも可能である。
本実施例においては、上側内部支持円筒33は垂直方向上
下に分断された大略二部構成を有している。即ち、図示
例の上側内部支持円筒33は、上部シャフト33dと下部シ
ャフト(延出部とも言う)33cとを有しており、上部シ
ャフト33dは同軸上に下部シャフト33cの上側に位置して
いる。上部シャフト33dの下端には上部ギヤ33ddが固定
して設けられており、一方下部シャフト33cの上端には
下部ギヤ33ccが固定して設けられている。上部ギヤ33dd
及び下部ギヤ33ccはそれらの夫々の円周面上にギヤが形
成されており、且つ上部ギヤ33ddの下部端面が下部ギヤ
33ccの上部端面と当接している。これらの一対の上部ギ
ヤ33ddと下部ギヤ33ccとに噛合して円筒状の外部ギヤ
(ギヤハウジングとも言う)34が設けられており、これ
らの一対の上部及び下部ギヤ33cc,33ddと外部ギヤ34と
によってギヤカップリングを構成している。尚、これら
の上部シャフト33d(上部ギヤ33ddも包含する)及び下
部シャフト33c(下部ギヤ33ccも包含する)の中心を貫
通して挿通孔33bが形成されている。
上述したギヤカップリングの詳細な構成を第4図に示し
てある。即ち、第4図に示した如く、上側内部支持円筒
33は、上部シャフト33dと下部シャフト33cとを有してお
り、上部シャフト33dの上端部にはナット係合部33aが形
成されており、且つその下端部には上部ギヤ33ddが螺子
によって固定されている。一方、下部シャフト33cの上
端部には下部ギヤ33ccが螺子によって固定されている。
更に、これら一対の上部ギヤ33ddと下部ギヤ33ccとを外
挿してギヤハウジング乃至は外部ギヤ34が配設されてい
る。外部ギヤ34はその内周面上の一部に円周方向に延在
するギヤ歯34aを具備しており、このギヤ歯34aは上部ギ
ヤ33ddのギヤ歯33dd′及び下部ギヤ33ccのギヤ歯33cc′
の両方に螺合している。従って、上部シャフト33dと下
部シャフト33cとはそれらの軸周りに回転方向に関して
は一体化されているが、上部シャフト33dと下部シャフ
ト33cとはその長手軸方向に関して分断されており別体
の構成となっているので、上部シャフト33dと下部シャ
フト33cとが多少軸方向に関して傾斜することを許容し
ている。このことは、係合部33aに係合される車高調整
用ナット8を回転させた場合には、車高調整用ボルト7
が上下に移動し、それによってトルクチューブの捻りの
度合いが変化して、ボルト7が傾斜した場合に、このボ
ルト7と係合している上部シャフト33dは、多少傾斜状
態とされるが、この影響は下部シャフト33cに伝達され
ることはない。従って、このギヤカップリングは、ボル
ト7の傾斜を吸収する機能を有している。
下部シャフト(延出部)33cは軸受32を介して上側外部
支持円筒31に相対的に回転自在に支持されている。更
に、第4図に示した構成においては、下部シャフト33c
に外挿してカラー33eが設けられており、下部シャフト3
3cは実際上はこのカラー33eを介して軸受32に支持され
ている。第4図に示した上部シャフト33dと下部シャフ
ト33cとの間に設けたギヤカップリングの別の実施態様
を第5図に示してある。第5図に示した構成も第4図に
示したギヤカップリングと極めて類似した構成を有して
いるので同一の要素には同一の参照番号を付してある。
第5図に示したギヤカップリングにおいては、上部ギヤ
33dd及び下部ギヤ33ccの夫々のギヤ歯33dd′及び33cc′
を軸方向に円弧形状に形成してある。この様な構成とす
ることによって、上部ギヤ33ddが下部ギヤ33ccと相対的
に傾斜したとしても、ギヤ同士の噛み合い状態を常に略
一定に維持され、従って上部シャフト33dと下部シャフ
ト33cとの間の回転力の伝達は常に滑らかなものとな
る。
更に、下部シャフト即ち延出部33cは回転カップリング3
6を介して中空状の下側内部支持円筒37の上部と連結し
ている。回転カップリング36は円筒33と円筒37とが互い
に長手軸方向に相対的に位置を変化させることを許容す
るが、回転運動は両円筒33、37が一体的に行なうことを
確保するものであり、例えばスプライン構造又はその変
形例を適用することが可能である。下側内部支持円筒37
の下端には上部クラッチ体38が一体的に形成されてい
る。上部クラッチ体38は中空形状であり、その軸方向に
対向してこれも中空の下部クラッチ体39が同軸上でその
下側に配設されている。これらのクラッチ体38、39は一
体となってギャップクラッチを構成しており、その詳細
な構成は第2図に示してある。即ち、第2図に示した如
く、上部クラッチ体38は大略カップ形状をしているがそ
の円周部分が所定の角度範囲に渡って切り取られており
切欠部38aが形成されている。一方、下部クラッチ体39
は大略円板形状をしており、その円周の一部に垂直突起
39aが突設されており、この垂直突起39aは切欠部38a内
に係合されている。従って、上部クラッチ体38と下部ク
ラッチ体39とは一体的に回転するが、突起39aと切欠部3
8aとの係合で決まる遊び角度の範囲は相対的に回転方向
の位相を変化させることが可能であり、一方から他方へ
回転力は伝達されない。後述する如く、下部クラッチ体
39はウオーム歯車を介して回転駆動源としてのモータに
連結されるので、それを操作者が手で回転させることは
不可能であるが、上部クラッチ体38は下部クラッチ体39
に対してギャップ分だけ相対的に自由に回転可能であ
り、従って、それに連結されている円筒37、33も共に所
定角度回転させることが可能である。
第1図に戻って説明すると、下部クラッチ体39はウオー
ム歯車40に一体的に固着して設けられており、ウオーム
歯車40の軸も中空に形成されている。上部基台28には更
にACサーボモータ41が取り付けられており、その回転軸
にはウオーム(不図示)が装着されており、そのウオー
ムは歯車40に噛合されている。従って、モータ41の回転
は歯車40を介して下部クラッチ体39に伝達され、更に、
上部クラッチ体38、円筒37、カップリング36を介して円
筒33に伝達され、係合部33aに係合されているナット8
を所望の方向へ回転させる。
更に、円筒33及び37、クラッチ体38及び39、歯車40の中
空部を挿通して検知ロッド35が設けられている。検知ロ
ッド35の上端は通常係合部33a内に位置しており、その
下端は、本例においては、箱型の上部基台28の底壁に穿
設されている孔28aを挿通して箱型基台28の外部に位置
しており、且つ円板112が固着されている。検知ロッド3
5には、歯車40の下方に位置して検知部42が取り付けら
れている。後述する如く、検知部42はロッド35の任意の
位置にセットスクリューによって固定される。検知部42
と箱型の上部基台28の底壁との間に介装されてコイルス
プリング43が設けられており、従ってロッド35は検知部
42が歯車40の軸下端に当接する迄上方向へ偏倚される。
箱型上部基台28の底壁上には近接センサ45が装着されて
おり、検知部42が近接位置にあることを検知する。即
ち、検知部42と接近センサ45とによってロッド35がどれ
だけ下方向へ降下したかを検知することが可能であり、
その検知情報に基づいてボルト7とナット8との相対的
位置関係、より詳細にはボルト7のナット8の下側への
突出量を検知することが可能である。
次に、第1図に示された車高検知部12の構成に付いて詳
細に説明する。車高検知部12は、垂直支柱20に接続した
フレーム52を有しており、フレーム52に固定して支持ビ
ーム53が設けられている。支柱ビーム53から下方向へ延
在して一対のガイドロッド54a,54aが並設されており、
更にその右側に離隔されており支持ビーム53から下方向
へ延在して1本のガイドロッド54bが設けられている。
一対のガイドロッド54a,54a及びガイドロッド54b上を摺
動自在に水平ビーム51が設けられており、その左端は垂
直に配設されているシリンダ50のロッド50aの先端に固
定されている。従って、水平ビーム51はシリンダ50の動
作によってガイドロッド54に沿って垂直方向に移動可能
である。
ガイドロッド54bに沿って摺動自在にタップホルダ56が
設けられており、タップホルダ56から上方向へ延在し且
つ水平ビーム51及び支持ビーム53に設けられた挿通孔を
貫通して延在する一対の支持ロッド56b,56bが設けられ
ている。支持ロッド56b,56bの上端間に架橋して測定子5
6cが固設されている。この測定子56cは車高を調整すべ
き乗物の基準位置、即ち本例では、トルクチューブ3の
先端部下側、に当接する。タップホルダ56は、更に、横
方向に延出する検知子59を保持しており、該検知子59は
垂直に固定して保持したポテンシオメータ58と操作結合
されている。従って、ポテンシオメータ58と相対的な検
知子59の位置を検知することによって測定子56cの位
置、即ち乗物の車高を検知することが可能である。
尚、一対のガイドロッド54a,54a上を摺動自在にウエイ
ト55が設けられている。更に、水平ビーム51の1側面上
には互いに離隔して一対のプーリ51a,51bが回転自在に
設けられている。タップホルダ56には突起56aが突設さ
れており、又ウエイト55にも同様の突起55aが突設され
ていて、ロープ57がプーリ51a,51bの廻りに掛けられて
その一端を突起55aに固定し他端を突起56aに固定してい
る。一方、乗物の車輪5はスライドプレート60上に載置
されており、車高が変化された場合にキャンバ角度が変
化することを防止している。
次いで、第1図に示した車高調整装置の動作に付いて説
明する。先ず、乗物をピットPを跨いで所定位置に乗り
入れる。次いで、装置の開始スイッチをオンさせると、
モータ26が駆動回転されて基台21、28を上方へ上昇さ
せ、同時にシリンダ50が付勢されてロッド50aを介して
水平ビーム51が上昇される。すると、検知部12において
は、水平ビーム51は支持ビーム53に到達する迄上昇し、
一方その測定子56cは乗物のトルクチューブ3先端部下
側に当接して停止する。この場合に、測定子56cは常時
ウエイト55によってその重量に見合った力を上方に受け
ており、トルクチューブ3先端部との接触が確保され
る。一方、タップ59のポテンシオメータ58上での位置に
よって測定子56cの位置、従って乗物の車高が検知され
る。尚、調整によって車高が変化しても、測定子56cは
トルクチューブ3先端部と接触したまま上下に移動する
ので、車高の変化は連続的に測定することが可能であ
る。
一方、調整部11においては、基台21、28が上昇すると、
円筒33の上端に形成されたナット係合部33aが先ずボル
ト7の下端部をその中に取り込み次いでナット8をその
中に収納する。この場合に、係合部33cがボルト7の水
平方向にズレている場合には、上部基台28を下部基台21
と相対的に水平方向に移動させることによって係合孔33
aをボルト7下端部7bに整合させ、ボルト7を係合孔33a
内に導き入れる。前述した如く、上部基台28は下部基台
21に対して水平方向に相対的に移動自在に設けられてい
るが、本実施例においては、第6図に示した如く、上部
基台28と下部基台21との間にx方向及びy方向への一対
のラックアンドピニオンと夫々のラックアンドピニオン
に連動する一対のモータとが配設されている。従って、
上部基台28は下部基台21に対して自動的に位置を変化さ
せることが可能である。即ち、第6図に示した構成にお
いては、下部基台21上に案内レール21aが敷設されてお
り、この案内レール21aに沿って中間プレート27は例え
ばx方向に相対的に移動自在である。更に、中間プレー
ト27の底部にはラック119が設けられており、且つ下部
基台21にはモータ116が固定して設けられており、この
モータ116の駆動シャフト117の先端にはピニオンギヤ11
8が固着されている。このピニオンギヤ118はラック119
と噛合している。従って、モータ116を駆動制御するこ
とによって、中間プレート27と下部基台21との間のx方
向の相対的位置関係を制御することが可能である。
更に、中間プレートの上表面上には、モータ216が固定
して設けられており、このモータ216のシャフト217(不
図示)の先端に固着したピニオンギヤ218(不図示)
は、上部基台28の底部に固定したラック219と噛合して
いる。従って、モータ216を駆動制御することによっ
て、中間プレート27と上部基台28との間のy方向の相対
的位置関係を制御することが可能である。従って、結果
的に、上部基台28と下部基台21とのx及びy方向におけ
る相対的な位置関係の制御が一対のモータ116及び216を
制御することによって自動的に且つ迅速に行なうことが
可能である。
次いで、更に基台21,28はモータ26によって上昇される
ので、係合孔33aはナット8をその中に取り込もうとす
る。然し乍ら、係合孔33aは独得の形状を有しているの
で、必ずしもナット8の形状と回転方向に整合している
とは限らない。この場合には、ナット8が係合部33aの
先端、即ち上側内部支持円筒33の上端と衝突する。然し
乍ら、上側内部支持円筒33は軸受32を介して上側外部支
持円筒31に支持されており、円筒31は円筒29とはスプリ
ング30を介して軸方向に相対的に移動可能であり、又円
筒33はカップリング36を介して円筒37とは軸方向に相対
的に移動自在であるので、スプリング30の弾発力に抗し
て円筒33、即ち係合部33aは上昇することなくその位置
を維持する。
そこで、ピットP内にいる操作者が円筒33の外周を手で
掴んでこれを軸廻りに回転させると、係合部33aはナッ
ト8の外形と合致され、ナット8は係合部33a内に係合
される。更に、別の実施形態としては、サーボモータ41
をいずれかの回転方向へ所望の角度に渡って回転させる
ことによって、係合部33aをナット8と係合させること
も可能である。後者の場合には、本装置を全自動で動作
させることを可能とする。この場合に、円筒33はスプリ
ング30によって上方向にスプリング力が付与されている
ので、ナット8は適切に係合孔33a内に挿入される。ナ
ット8が係合孔33aに挿入されたことを検知すると、モ
ータ26が停止され、基台21,28はその位置に保持され
る。この場合に、ナット8が係合孔33a内に挿入される
と、ボルト7はその下端7bが検知ロッド35の上端と当接
して、検知ロッド35はスプリング43の弾発力に抗して下
方向へ変位される。この変位は、ロッド35の検知部42と
近接スイッチ45との協働によって検知される。
次いで、調整用スイッチをオンにすると、検知部12で検
知した現在の車高と目標とする車高との差異に基づいて
ACモータ41が所定の速度で所望の方向へ回転される。こ
の回転力は、歯車40、ギャップクラッチ39、38、円筒3
7、カップリング36を介して調整用円筒33へ伝達され、
従って、係合部33a内に挿入されているナット8がボル
ト7廻りに回転されて、トルクチューブ3が捻られ車高
が目標値に向かって変化される。この車高の変化は測定
子56cを介してポテシオメータ58によって常時モニタさ
れ、その測定値が目標値に到達した時点でモータ41を停
止させる。この様にして、車高が自動的に調整される。
車高が目標値に調整された後に、モータ26を動作させ
て、基台21(28)を下降させるが、その場合に、係合部
33aがきつくネット8と係合しており、係合部33aからナ
ット8が容易に離脱せずに基台21の下降に連れてナット
8も下降する可能性がある。しかしながら、図示した本
発明装置においては、調整作業終了後に、ナット8を強
制的に係合部33aから離脱させる離脱手段が設けられて
いる。即ち、第1図に示した如く、本装置においては、
検知ロッド35の下端にディスク112が固着されており、
該ディスク112の下方向にはハンマー107が配置されてい
る。このハンマー107はシリンダ装置111のピストンロッ
ド108の先端に固着されており、従ってシリンダ装置111
を動作させることによってこのハンマー107は上下方向
に往復移動自在である。
一方、シリンダ装置111はブラケット109に固定して設け
られており、ブラケット109の両端部はナット110を介し
て垂直支持ロッド106の下端に固着されている。垂直支
持ロッド106の上端は取付け金具105を介して水平支持ロ
ッド104へ連結されている。水平支持ロッド104の内側端
部は、下側外部支持円筒29の側壁に垂直方向に延在して
刻設したスロット29bを介して延在し、上側外部支持円
筒31に一体的に連結されている。従って、上側外部支持
円筒31とシリンダ装置111との間の相対的な位置関係は
一定のまま維持される。従って、上記構成を有する本装
置においては、車高調整作業終了後に、シリンダ装置11
1を動作させて、ハンマー107を上昇させてディスク112
を介して検知ロッド35を上方向へ突き上げ、これによ
り、係合部33aを強制的に且つ確実にナット8から離脱
させることが可能である。
第3図は、第1図に示した車高調整装置10の調整部11を
模式的に示したものであって、特に円筒33上部に形成さ
れているナット係合部33aとナット8及びボルト7下部
との関係、及び検知42がセットスクリュー42aによって
検知ロッド35に固定される関係を詳細に示している。即
ち、ナット係合部33aはナット8と係合可能な形状で刻
設されているが、その下側にはナット8から下方向へ突
出するボルト7の部分を収納可能な形状に形成されてい
る。この様にナット8が係合部33a内に挿入されると、
ボルト7の下端面7bに検知ロッド35の上端が当接し、ロ
ッド35はスプリング43に抗して下方向へ移動する。この
際に、検知部42も下方向へ変位し、その変位は近接スイ
ッチ45が検知する。
次に、本発明の車高調整装置の制御系統をも含めた全体
的な構成に付いて第7図を参照して説明する。第7図に
おいて、車高調整装置10は別の実施例を示しており、基
本的には第1図に示した構成と同じであり、車高調整部
11と車高検知部12とを有している。即ち、調整すべき乗
物の足廻り構造のトルクチューブ3の基準位置としての
所定箇所に測定子56cが当接しており、測定子56cはシリ
ンダ50のロッド50aを前進後退させることによって上下
動させることが可能である。その連結部に固定して検知
子59が設けられており、それと対向して配設されている
センサ58によって測定子56cの位置、即ち現在の車高を
表す車高測定信号が発生され、CPU等で構成される中央
コントローラ63へ供給される。一方、調整部11はシリン
ダ61によって上下動自在に設けられた円筒基台75が設け
られており、更にこの基台75は水平方向にも移動自在に
設けられている。基台75上にはモータ41を担持してお
り、さらにその上端部には回転自在な回転円筒部76が設
けられている。この回転円筒部76内にはナット8と係合
可能な係合部(不図示)が形成されており、ナット8と
係合可能である。基台75を貫通して検知ロッド35が設け
られており、その下端部は基台75の下側に延出してい
る。基台75の下端にはロッド35の位置検出要素62が設け
られており、ロッド35の垂直方向の位置を検出し、ナッ
ト8のボルト7との相対的位置を検知し、ナット8が過
剰に回転されてボルト7から抜け取れることを防止す
る。尚、この位置検出要素62としては、前述した近接ス
イッチや、その他ホトカップラー等を使用して構成する
ことが可能である。
第7図に示した如く、作業場の床面G上には乗物の前後
方向に左右一対のスライダプレート60a及び60bが夫々配
設されており、調節すべき乗物の前輪5a及び後輪5bをタ
イヤセンタリングバンプ64a、64bを利用して夫々のプレ
ート60a,60b上に載置させる。特に、このスライドプレ
ート60a,60bは乗物の横方向に摺動自在な浮遊プレート
で構成されており、車高が調整された場合のキャンバ角
度の変動を吸収する。前輪用のスライドプレート60aに
連結してシリンダ65が設けられており、さらに後輪用の
スライドプレート60bに連結して一対のシリンダ66,67が
設けられている。これらのシリンダ65,66,67はアクチュ
エータ69、70を介してコントローラ63に接続されてお
り、コントローラ63からの適宜の制御信号に基づいて動
作制御される。
コントローラ63に接続してマニュアルスイッチ71が設け
られており、例えば本装置の動作の開始スイッチ71aと
終了スイッチ71bとを有している。更に、コントローラ6
3に接続して車種選択スイッチ盤72と、種々の動作状況
を表示する表示盤73とが設けられている。
効果 以上詳説した如く、本発明によれば、効率良く而も確実
に車高調整を行なうことが可能である。特に、ギャップ
クラッチを駆動回転力伝達経路内に設けることにより、
本装置の係合部をナットに係合させることが容易であ
り、極めて作業性が高い。更に、高さ調整用ボルトとこ
れに螺合するナットとの相対的位置をモニタし、それが
所定の量を越えたことを検知する構造とすることによっ
てナットが不本意にボルトから脱装されて調整中の乗物
の足廻り構造が不所望に分解されたりすることを未然に
防止することが可能である。又、係合部とギャップクラ
ッチとの間にギヤカップリングを設けることにより、車
高調整用ナットと係合する係合部が多少傾斜することを
許容し、車高調整中に車高調整用ボルトが傾斜しても調
整作業に何等の悪影響が及ぼされることはない。更に、
車高調整用ナットと係合する係合部を該ナットから強制
的に離脱させる離脱手段を設けることにより、調整作業
を迅速且つ確実に実施することを可能とするばかりか、
人手を介さずに全自動動作とすることを可能とする。更
に、基台を上部基台と下部基台とに分割し、それらの間
に両者間のx及びy方向の相対的な位置関係を制御する
位置制御手段を配設することによって、上部基台上に設
けられる係合部を車高調整用ナットの位置へ移動させ且
つそれと自動的に係合させることを可能とする。従っ
て、この構成も本装置を全自動構成とすることに貢献す
る。
以上、本発明の具体的実施の態様に付いて詳細に説明し
たが、本発明はこれら具体例にのみ限定されるべきもの
では無く、本発明の技術的範囲を逸脱すること無しに種
々の変形が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に基づいて構成された車高調
整装置の概略図、第2図は第1図の装置に使用されてい
るギャップクラッチの構成を示した概略斜視図、第3図
は第1図の調整部11の一部を示した概略図、第4図は第
1図の装置におけるギヤカップリングの部分の詳細な構
成を示した部分概略図、第5図はギヤカップリングの別
の構成を示した概略図、第6図は下部基台21と上部基台
28とをモータ駆動によって自動的に相対的に移動可能と
した構成を示した概略図、第7図は制御系統を含めた全
体的な構成を示した概略図、である。 (符号の説明) 3:トルクチューブ 7:高さ調整用ボルト 8:ナット 10:車高調整装置 11:車高調整部 12:車高検知部 33a:ナット係合部 35:検知ロッド 38,39:クラッチ体 42:検知部 45:近接スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 豊 埼玉県所沢市神米金358―15 郊外マンシ ョン新所沢団地J棟401 (72)発明者 狐塚 幸雄 東京都渋谷区本町4丁目16番9号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高さ調整用ボルトに螺合されているナット
    を回転させて該ボルトとナットとの相対的位置関係を調
    整して乗物の車高を所定の値に調整する車高調整装置に
    おいて、垂直方向に移動自在に支持された基台と、前記
    基台を垂直方向に移動させる駆動源と、前記基台上に設
    けられており前記ナットと係合可能な係合部へ回転駆動
    源からの回転を伝達させる回転伝達手段であって前記係
    合部と前記回転駆動源との間にギヤカップリングを具備
    する回転伝達手段と、を有しており、前記ギヤカップリ
    ングが前記係合部と一体的な上部ギヤと、前記上部ギヤ
    に隣接して配置された下部ギヤと、前記上部ギヤ及び下
    部ギヤの両方に噛み合った外部ギヤとによって構成され
    ていることを特徴とする車高調整装置。
  2. 【請求項2】高さ調整用ボルトに螺合されているナット
    を回転させて該ボルトとナットとの相対的位置関係を調
    整して乗物の車高を所定の値に調整する車高調整装置に
    おいて、垂直方向に移動自在に支持された基台と、前記
    基台を垂直方向に移動させる駆動源と、前記基台上に設
    けられており回転駆動源からの回転を伝達させる回転伝
    達手段であって前記ナットと係合可能な係合部を具備す
    る回転伝達手段と、前記係合部を前記ナットから強制的
    に離脱させる離脱手段と、を有しており、前記離脱手段
    は、前記係合部内に進出可能なロッドと前記ロッドに突
    き上げ力を付与することの可能な突き上げ駆動源とを具
    備しており、前記突き上げ駆動源が付勢された場合に前
    記ロッドに突き上げ力が付与されて前記ボルトの底部を
    突き上げて前記ナットが前記係合部から強制的に離脱さ
    れることを特徴とする車高調整装置。
JP63119357A 1988-05-18 1988-05-18 車高調整装置 Expired - Lifetime JPH0674062B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62103271A (ja) * 1985-10-31 1987-05-13 Honda Motor Co Ltd 車高調整装置

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