JPH0673957B2 - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH0673957B2
JPH0673957B2 JP4032363A JP3236392A JPH0673957B2 JP H0673957 B2 JPH0673957 B2 JP H0673957B2 JP 4032363 A JP4032363 A JP 4032363A JP 3236392 A JP3236392 A JP 3236392A JP H0673957 B2 JPH0673957 B2 JP H0673957B2
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エス.エイブラムズ ジャック
エイ.ヴィスニヴスキ マイクル
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Bell and Howell Co
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Bell and Howell Co
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Publication date
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Publication of JPH0673957B2 publication Critical patent/JPH0673957B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C1/00Measures preceding sorting according to destination
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C3/00Sorting according to destination
    • B07C3/18Devices or arrangements for indicating destination, e.g. by code marks

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、書類処理機械、特に挿入機と
一緒に使用する印刷装置に関するものである。詳細には
郵送する封筒に返信用封筒或いは他の文書を自動的に挿
入する前にその返信用封筒或いは他の文書に種々のバー
コード(商品番号)や他の証印などを印刷する機械に関
してのものである。
【0002】この発明は米国特許第2,325,455
号及び3,368,321号に関連している。
【0003】上記の挿入機は、多数の挿入物を集めて一
山ずつにして、詰め込みステーションに送ると同時に開
封した封筒もその同じ詰め込みステーションへ送り、そ
の挿入物を封筒の中に入れるようになされている。挿入
物の入った封筒は封をされ郵送のために処理される。挿
入機の全作動部分が機械装置のサイクルに従って同期さ
れていることは便利であろう。
【0004】この挿入機は、一列に並んだ複数の挿入ス
テーションやホッパーを備えており、更に弧を描いて回
転しながらホッパーの下から挿入物を一つずつ選んでつ
かみ、挿入物を一組ずつ挿入物輸送軌道へ送る把持腕
(グリッピングアーム)を複数有する。このグリッピン
グの動きは挿入機の他の作動部分と同期されている。
【0005】このような挿入機の使い方の一つとして、
クレジットシステムの利用者に毎月送る請求書の準備が
あげられる。典型的なシステムでは、請求書はコンピュ
ータによって連続した紙の形で作成される。このような
クレジットシステム利用者が受け取る郵便封筒には、請
求書と、買い求めできる他の商品やサービスの広告、特
別のお知らせや、普通は返信用封筒が一緒に入ってい
る。これら挿入物の各々の山が挿入物輸送軌道に沿って
一列に配置された別々の挿入ステーションに用意され、
最終的に、上記に述べたように郵便封筒の中に詰め込ま
れる。
【0006】コンピュータ処理された毎月の請求書を収
容した封筒を準備する人或いは組織は、多額の領収、滞
納、支払期限など請求書に記載される特別の状況を示す
ある記号を返信用封筒に印したい場合がある。この情報
は、封筒の表或いは裏側にバーコードなどでしるすこと
ができる。このバーコードは一組の長短の棒線でできて
いて、返信用封筒に、挿入物輸送軌道に載せる前に印刷
することができる。その返信用封筒にしるされる情報
は、各自の郵便封筒に入れる請求書に示される各自の勘
定の状況によって異なるので、各封筒に各々異なるバー
コードを印刷できる機能を有する挿入機を提供するこ
と、必要ならば各請求書上のデータと同期してバーコー
ドを印刷することが望ましい。典型的な装置では、返信
用封筒に印刷されるデータは請求書自体に光学的走査さ
れる形で表わされ、電子的または光学的に印刷装置に伝
達され、返信用封筒上に適当なバーコードとして印刷さ
れ、その返信用封筒は後で対応する請求書と一緒に請求
用封筒の中に挿入される。
【0007】特定の証印が返信用封筒に印刷されている
と、返信用封筒が返ってきた時に早くそして効率よく分
類できる。このように、返信用封筒にバーコードや他の
証印の型で情報を印刷する機械を提供することによっ
て、例えば受け取る側の分類がしやすくなる。
【0008】それ故に本発明の課題は、ホッパーに複数
保持された書類を一つずつ印刷ステーションに供給し、
前もって選択された証印をここで書類に印刷し、この後
に書類を印刷ステーションから挿入機械の輸送軌道に移
すようにした印刷装置を提供することにある。
【0009】本発明による印刷装置は、書類を封筒に挿
入するための挿入機械の輸送軌道におかれる前記書類に
前もって選択された証印を印刷するものであって、前記
書類を複数保持するホッパーと、駆動主軸によって駆動
され前記ホッパーから基板アセンブリに前記書類を順次
一つづつ配置する昇降供給手段と、前記駆動主軸によっ
て駆動され前記書類を前記基板アセンブリから印刷ステ
ーションに押し進める押圧手段と、前記駆動主軸によっ
て駆動されて前記印刷ステーションで前記書類に前記証
印を印刷する印刷手段と、前記挿入機械と協働して前記
書類を前記証印の印刷に引きつづいて前記印刷ステーシ
ョンから取り除いて前記輸送軌道に置く把持手段とを有
することを特徴とする。
【0010】図1は、本発明の好ましい実施例である印
刷装置と封入機とを備えたコンピュータ化された自動郵
便システムを表わす。一般に郵便システム10は数個の
主要な部分を含み、印刷されつながった型のコンピュー
タで作成された請求書14を処理するピンフィードカッ
ター15を含む。この請求書は16で示すように、一枚
ずつ裁断され、トリミングされ、折りたたまれ、挿入機
20の輸送軌道18へ送られる。折りたたまれた請求書
16は、矢印22で表わされた方向に軌道18に沿って
間隔をおいて送られ、複数の挿入ステーション24,2
6を通過する。一つ一つの請求書16は挿入ステーショ
ン24,26の前で一瞬止まり、各々の挿入ステーショ
ンで挿入文書の山(示されていない)から一挿入文書2
8,30がとられて、その挿入ステーションの前にある
輸送軌道18上にある請求書16の上に載せられる。挿
入文書28,30は各々の山から1度に1つずつとられ
て、矢印32で表わされた方向に軌道18上にまず送ら
れ、各挿入文書28,30は、輸送軌道上18に載せら
れた他の挿入文書およびその前の挿入ステーションの請
求書16の上に置かれる。
【0011】請求書16の上に積まれた1つ或いはそれ
以上の挿入文書28,30と請求書16は軌道18を通
って、最終的に挿入機20の詰め込みステーション34
へ送られ、そこで各々の請求書と挿入文書の一山ずつが
口を開けて待っている封筒36の中に詰め込まれる。封
筒はホッパー38から詰め込みステーション34の隣り
の位置へ供給される。封筒36に各々の請求書や挿入文
書が詰め込まれると、その封筒と内容物はそこから封止
ステーションと計量ステーション(図示されていない)
へと次の処理のために送られる。
【0012】封筒36の中に普通入れる挿入文書28,
30は商品或いはサービスの広告や、残高不足の顧客へ
の滞納の知らせや、クレジットの期限の規約についてな
どのお知らせや、不足額或いは不足額の一部の送金のた
めの返信用封筒などを含む。 本発明を実施した重要な部分である印刷装置は図で数字
40にて示してあり、挿入ステーションの一つ26に隣
り合う位置で挿入機20に調整可能に取り付けてある。
印刷装置40の制御システム(図示されていない)は導
電線44によって光ファイバー光電走査機および計算装
置42と接続されている。光電走査機42はコンピュー
タで作成された請求書14の端に沿って打ち込んである
マーク46を読むことができる。マーク46は、例え
ば、二元の形体に配列されていて、印刷装置の制御シス
テムに、以下に説明するように、印刷装置40へ供給さ
れる返信用封筒がどのように積まれているかによって、
その返信用封筒のどちらの側に、どのような特定のバー
コードを打ち込めばよいかを教える。光電走査機42は
マーク46に反応して自動郵便システム10全体の追加
機能を制御できるようになっている。例えば、どの挿入
文書28,30が各々の請求書16に加えられるのかを
選んでコントロールする。適当な光電走査機の一つは米
国特許第4,442,347に「証印読み取り法と装
置」と題して記載されている。郵便システム10の制御
設備はコントロールボックス48に図解して示されてい
る。
【0013】図2は、詰め込みステーション34で封筒
36の中に挿入される仮信用封筒50の側面を示してい
る。返信用封筒50は望ましい実施例として二元の情報
源を形どる長短の線の線整列でできているバーコード5
2が印刷されている。バーコードは例えば30,60、
又は90日現在の支払額を表わすことができる。返信用
封筒50がクレジット会員の送金と一緒に受取人に受理
される時、返信用封筒の印刷されている側が多分光学走
査され、分類され、そして処理される。この方法は大き
なクレジット会社へ返ってくる送金を分類し、受け渡し
たりするための時間と作業を大いに節約する。
【0014】本発明は、元来バーコード52を返信用封
筒50に自動的に印刷したり、コンピュータ処理された
請求書14にあるマーク46を光電走査してできた情報
から適切なバーコードの印刷を同時に行うための装置に
関連している。
【0015】印刷装置40についての詳細は図3乃至図
13を参照すれば最もよく理解できる。最初に図3と図
4を参照すると、印刷装置40は、一対の相対する下側
の壁58,60と、一対の相対する上側の壁62,64
と、下側ベースプレート54および取り外し可能でかつ
調節可能な上側ベースプレート組み立て部品56(図
4)とから成っているフレーム構造の上に裾え付けられ
ている。上側の壁62,64の間にある空間の背後は空
ていて、この空間の前の部分は面板66で仕切られてい
る。
【0016】駆動主軸68は下側の壁58,60で区切
られた空間に回転できるように据え付けられている。軸
68の一方の側は壁60にある孔70まで伸びている軸
受けによって支えられ、軸68のもう一方の側は下側の
ベースプレート54(図4)の上に固定されている軸受
けブロック72によって支えられている。回転する力
は、軸68にしっかり固定されている滑車76のまわり
に巻き付けてあるタイミングベルト74によって軸68
に伝えられる。ベルト74は軸80に固定されている第
二の滑車の周囲まで伸びている。図5を参照すると、挿
入機20の主定速駆動軸82から力が、軸80に固定さ
れている滑車86のまわりと、張りを持続させるための
遊び車88のまわりに伸びているベルト84によって、
軸80に伝えられ、そこから軸68へ伝えられる。
【0017】いろいろな大きさの返信用封筒50に合わ
せて印刷装置を調整する時に、駆動軸82を通して挿入
機20から得られる力と、軸68を通して印刷装置40
の運転部分へ伝わる力との間に同期関係を保つために、
後で更に詳しく説明されるように、滑車76の周囲まで
伸びているベルト74の張りを一定に保つために、はさ
み型のメカニズが備えられている。このはさみメカニズ
ムは、いろいろな大きさの封筒に合わせて、印刷装置4
0の位置が内又は外に調整されるように軸68がアーム
90に対して回転可能となりかつアーム90が軸68の
まわりを前後に揺動可能となるようブッシング92によ
って軸68のまわりに回転できるように取りつけられた
主滑車軸を支えるアーム90を特徴とする。
【0018】アーム90の下端は軸80の周囲まで伸び
る穴94を有し、これによりアーム90の下端が軸80
にふれないで小さな弧を描くことを可能としている。
【0019】はさみの一対の第一のアーム96,98
が、互いに約90°の角度で、回転可能にブッシング
(示されていない)によって軸68に設置されている。
このブッシングによって、各アーム96,98は互いに
かつ軸68に関して回転可能である。はさみの一対の第
2のアーム100,102は、一方の端をピン104,
106に、アーム96,98にそれぞれピボット式に取
り付けられ、もう一方の端をピン108で互いにピボッ
ト式に取り付けられている。ピン108には解放アーム
110によって手動操作される摩擦係止装置(示されて
いない)が付加されている。印刷装置40が挿入機20
に関して横方向に調整されるとき、解放アーム110
が、アーム90,96,98,100と102にはさみ
アクションをさせるために動かされる。ピン108は、
はさみ動作が行なわれるとき、アーム90の中心線に沿
って動けるようにアーム90の穴112中に設置され
る。
【0020】一対の引張りコロ114,116は滑車7
6の下方の位置118,120でしっかりとベルト74
にかみ合わされるようにアーム96と98の下端に回転
可能に取付けられている。引張りコイルばね122はア
ーム96,98の上にそれぞれ取りつけられていて、ア
ーム96,98の上端と下端を互いの方向に付勢するの
に必要な力を与えている。アーム96,98の下端が内
に向って付勢されているので、引張りコロ114,11
6は、118,120のところでベルト74の両側にし
っかりとかみ合わされていて、ベルト74のいかなるゆ
るみもないようにしている。このように、軸80への駆
動力が切られていて、印刷装置40が横方向に調節され
るとき(図3に示されているように)、アーム90が軸
98のまわりを少しピボット式に回転し、はさみメカニ
ズム全体も少しピボット式に回転することになる。引張
りコイルばね122は、引張りコロ114,116のベ
ルト74への押しつけ状態を維持し、滑車76にからま
れているベルト74の部分がすべり落ちるのを防いでい
る。それによって滑車76の張力が維持されている。引
張りコロ114,116と引張りコイルばね122のた
めに、ベルト74は滑車76のまわりへのからみ量を調
整可能であり、それにより、回転力を軸68に伝えない
で印刷装置40を平行移動することができる。印刷機の
調節の全範囲にわたって、軸68によって駆動される全
ての可動部分の同期を維持するために印刷装置40を横
方向に調節するとき、駆動軸68を回転させないことが
大切である。一度、印刷装置40が調整されたら、解放
アーム110は、アーム90,100と102の相対的
移動を停止する位置に置かれ、これにより、上に記され
たはさみメカニズムを全部止める。
【0021】印刷装置40は、上側ベースプレート組み
立て部品56の上にあるホッパー124(図3)から返
信用封筒50を一つずつとる手段も含む。ホッパー12
4は一連の垂直に伸びている封筒ガイド126,12
8,130から成っていて、それによってガイド126
とその反対側の片割れ(示されていない)はいろいろな
大きさの返信用封筒に合わせて互いに動くようにしてあ
る。ホッパー124の中にある返信用封筒50の山の中
の一番下の封筒の前端は丸い突出棚132,135上に
載る。これにより、後述する封筒供給エレベーターメカ
ニズムで引下されるまで、封筒の山はベースプレート組
み立て部品56の上方位置に維持される。 封筒供給エレベーターメカニズム133(図3)は、固
定されたブラケット138に垂直方向に摺動可能に設け
られているエレベーターピストン136の上に取りつけ
られた一対の並んだ吸引カップ134(その一方のみが
示されている)を使用している。ピストン136の上の
部分は、吸引カップ134が据え付けられている板14
0を含む。適当なバルブのある真空源(示されていな
い)につなげられている柔軟な管142を通して真空力
が吸引カップ134に補給される。 ピストン136の下端はピン146でブラケット144
にピポット式に接続されている。ブラケット144はま
たピン150で吸引カップ始動アーム148の前端に接
続されている。始動アーム148の後端はピン154で
調節できる偏心の据えつけディスク152にピボット式
に取りつけられている。ディスク152は、下側ベース
プレート54に固定されている静止ブラケット155に
回転可能に取りつけられている。ピン154はディスク
152に偏心的に取りつけられている。ディスク152
を回転することによって、アーム148が回転する支点
が横に移動され、吸引カップ134の垂直運動の最上位
置の調整ができる。
【0022】吸引カップ134を適当な高さに設定した
後、ディスク152をその位置に固定するために、孔1
56が回転ディスク152に設けられている。
【0023】カムフォロワー歯車158は、ピン154
とピン150の間にある吸引カップ始動アーム148に
回転可能に取付けてある。カムフォロワー歯車158
は、軸68に固定されたカム面を有するカム162にか
み合わせる。カム162が回転すると、カムフォロワー
歯車158は吸引カップ始動アーム142をピン154
のまわりに往復回転させ、それによってピストン136
と吸引カップ134が垂直に往復動する。ばね157
は、吸引カップ始動アーム148と側壁60の間に設け
られ、このアーム148を上方向に付勢しており、カム
フォロワー歯車158をカム162に常にかみ合わせて
いる。
【0024】更に詳しく説明すると、この吸引カップ1
34の目的はホッパー124の中にある封筒の山から一
通の返信用封筒50をとり出すことであり、上側のベー
スプレート組立部品56(図7)の一部であるプラット
フォーム164の上にその封筒50を置くことである。
一度プラットフォーム164の上に置かれると、その一
通の封筒50は、一対の封筒供給用の押しピン166
(図4)によりプラットフォーム164を水平方向に横
切って、印刷ヘッドの下方位置に送られる。これら押し
ピン166は、その一通の返信用封筒50の後端にかみ
合うように、上側のベースプレート組み立て部品56と
プラットフォーム164を通して上へ伸びてくる。図3
と図4を参照すると、各々の押しピン166は、ブラケ
ット170と172で上側ベースプレート組み立て部品
56に固定されているすべり棒168の上を前後に動く
ように摺動可能に設けられている。作動アーム174は
押しピン166の1つから下へ伸びていて、2つの押し
ピン166は伸び縮みする張間材176で一体に接続さ
れている。ピン178で作動アーム174にピボット式
に取りつけられているアーム180(図3)は、ピン1
84でピボットのようにベルクランクレバーアーム18
2に接続されている。孔186はベルクランクレバーア
ーム182の長さに沿って部分的に伸びていて、カムフ
ォロワー188は孔186を通って伸びている。カムフ
ォロワー188の他端は、回転用の軸68に固定されて
いるディスク180の外端に固定されている。ベルクラ
ンクレバーアーム182の下端は、図3の192で示さ
れるピンブラケット組み立て部品で印刷装置40の枠に
ピボット式に取りつけられている。
【0025】ディスク190が軸68と一緒に回転する
と、カムフォロワー188が円状に回転し、ベルクラン
クレバーアーム182の孔186の中を縦に沿って動
く。この動作によって、アーム182のピン184が往
復動し、これにより、アーム180でスライドバー(す
べり棒)168に沿って前後に押しピン166を駆動す
る。カムディスク190が回転してカムフォロワー18
8がピン192の隣りに来るとき、ベルクランクレバー
アーム182は、カムフォロワー188とピン192の
間が短いので、比較的早い速度で動く。この早い速度が
押しピン166に封筒20をプリントヘッドの下に送り
込んだすぐ後の返りの行程で伝えられる。往きの行程
は、カムフォロワー188がディスク190のこの回転
段階ではピン192から遠く離れるので、返りの行程よ
り遅い。このように、ベルクランクレバーアーム182
とその関連した構成部分は、ピン166を往きの行程で
は第一の速度で駆動し、返りの行程で更に早い速度で駆
動する。これによって、ホッパー124の中の次の封筒
50の下から押しピンを早く引き上げさせ、この次の封
筒が吸気カップ134と接触してプラットフォーム16
4へ引下され得る。
【0026】図5,図6,図9,図10を参照して、プ
リントヘッド枠アセンブリ194を次に説明する。この
プリントヘッド枠アッセンブリー194は二つの基本的
な構造からなっている。すなわち、固定キャリッジ19
6と可動プリントヘッド取付けキャリッジ198であ
る。固定キャリッジ196は普通Uの字形をしていて、
固定されたキャリッジアッセンブリー196の後部分を
構成している面板202のふち201が垂直方向に入っ
ている一対のガイドフランジ部品200で面板66の外
面に取り付けられている。止め具204は固定キャリッ
ジ196が下へ動くのを阻止する。そして、一対の低摩
擦細片206が、固定キャリッジ196がガイドフラン
ジ200から挿入あるいは引かれやすくするために、面
板66の外側の面に沿って配置されている。
【0027】軸212を受けとめる孔210のある一対
のブラケット208が間隔を置いて面板202の前面に
固定され前方に延びている(図4)。間隔を有する一対
のリフトアーム214が軸212にしっかりと固定され
ていて、そこから外へ向って伸びている。アーム214
は、可動プリントヘッド取付けキャリッジ198の横に
伸びている部分218にグローメッツ(groumet
s)217によって固定された一対のブラケットメンバ
ー216に、外端でピボット式に取り付けられている。
【0028】一対の平たいスチール製上部ばね220
(図4,図5)が固定キャリッジ196の上側部分22
2と可動プリントヘッド取付けキャリッジ198の横に
伸びた部分218の間に伸びている。沢山のリベット2
24や他の適当な接続部品(継ぎ手)で上部ばね220
を各々の支持物にしっかりと取り付けている。
【0029】垂直に伸びているレバーアーム226は、
後で説明するように小さな回転運動を軸212とアーム
214に伝えるためにしっかりと軸212に取付けられ
ている。クレビスピン228はレバーアーム226に取
り付けられていて、軸212から離れて、その縦軸に平
行に伸びている。このように、レバーアーム226が、
図5において時計まわり又は反時計まわりに回転させら
れると、軸212が回転し、リアトアームを回転し、こ
れによって、可動プリントヘッド取付けキャリッジ19
8をもちあげる。
【0030】本発明によって成しとげられる印刷機能に
おいて、可動プリントヘッド取付けキャリッジ198に
設けられている全ての可動部品の間の同期を維持するた
めには、可動プリントヘッド取付けキャリッジ198が
レバーアーム226で回転されることなく並進運動の中
で引き上げられることが大切である。しかしながら、レ
バーアーム226による軸212の回転によって、リフ
トアーム214の外端は純粋な垂直の軌道よりもむしろ
弧状の軌道を動く。可動プリントヘッド取付けキャリッ
ジ198のきれいな垂直の動きをつくるのに、一対のス
チール製の下部ばね230が、固定キャリッジ196の
下側の横にのびた部分232から可動プリントヘッド取
付けキャリッジ198の下側の横に伸びた部分233へ
伸びている。
【0031】下部ばね230は上部ばね220と同じ長
さであり、上部ばね220とともに、固定キャリッジ1
96および可動プリントヘッド取付けキャリッジ198
とで平行四辺形の形をつくる。下部ばね230はその各
々の支持物にリベット234又は他の適当な接続部品で
固定されている。
【0032】レバーアーム226が時計まわり又は反時
計まわりに回転すると、リフトアーム214は軸212
によって回転し、可動プリントヘッド取付けキャリッジ
198は上下動される。アーム214の外端の弧状の動
きは、上部および下部ばね220,230の端部の偏向
した通常の通路に合うように設計されている。上部およ
び下部ばね220,230の外端すなわち右端の通路
は、各ばねの右端が0.0025mmのきれいな弧を描
くように計算されている。
【0033】この限られた弧状の動きが、上部および下
部ばね220,230でつくられる四辺形の形を維持
し、可動プリントヘッド取付けキャリッジ198を垂直
に上下動させる。
【0034】レバーアーム226の回転移動は、面板6
6に固定されるとともにそこから横に伸びるブラケット
240に取り付けられている軸238に取り付けられた
クレビスアーム236を含む連結システム(図4,図
5)によって行なわれる。クレビスアーム236は、前
記したように、プリントヘッド枠アッセンブリー194
がフランジ200に入り込んだふち201によって面板
66に取りつけられるとき、クレビスピン228を受け
とめしっかりとりつけるようになっているV字型の孔2
42を含む。調整や手入れのためプリントヘッド枠アッ
センブリー194を面板66からはずすとき、クレビス
ピン228は孔242の上部開放端から容易に外され
る。
【0035】クレビスレバーアーム244(図4)は軸
238の反対側の端にしっかりと取りつけられていて、
それによってレバーアーム244が軸238とクレビス
アーム236を回転させる。レバーアーム244の上へ
伸びる延長部分246はそこから伸びる調整ピン248
を有する。この調整ピン248は、面板66に固定され
ているスペーサーピン250に接するようになってい
る。ばね252は面板66と延長部分264の間でピン
248と50のまわりに伸びていて、クレビスレバーア
ーム244を外側に引っぱる。
【0036】ケーブル254の終点は、クレビスレバー
アーム244の上に伸びる延長部分246にある孔を通
ってクレビスレバーアーム244に調節できるように取
りつけられている。プリントヘッド取付けキャリッジ1
98が移動可能な垂直方向距離は、ナット256とケー
ブル254のねじ溝部258によってクレビスレバーア
ーム244に関連してケーブル254をゆるめたりしめ
たり調節できる。ケーブル254は、クレビスレバーア
ーム244から面板66にある孔260を通って、上側
の壁62の上に取りつけられているアイドラー滑車26
2のまわりから、上側の壁62の内側に形成された長さ
方向のチャネル264の中にまで伸びている。垂直方向
の細長い孔266は上側の壁62にあり、ケーブル25
4が破損した際に取り代え修理のために形成されてい
る。ケーブル245は、水平方向の細長い孔268の一
部を通るとともに、この孔268中に配置されたスライ
ディングブロック272の中に形成されたチャンネル2
70を通っている。
【0037】上側の壁62の下部分は切欠き部274を
有し、ケーブル254が、チャンネル264と切欠き部
分274との交点にある孔276を通って、上側の壁6
2の内部から出てくる。ケーブル254は、そこから、
上側ベースプレートアッセンブリー56を過ぎ、ブラケ
ット282によって下側の壁58に取りつけられている
滑車278と280のまわりに伸びる。更に、ケーブル
254は一対の滑車284,286の上を通り下側ベー
スプレート54に伸び、287のところでヘッドリフト
レバーアーム290の上のアンカーピン288に固定さ
れている。滑車284,286は設置ブロック292,
294によって下側ベースプレート54に回転できるよ
うに固定されている。
【0038】図5を参照すると、ヘッドリフトレバーア
ーム290は、そのおよそ真中あたりで下側のベースプ
レート54に取りつけてあるサポートメンバー298に
ピン296によってピボット式に取付けられている。ア
ンカーピン288の反対の位置にあるヘッドリフトレバ
ーアーム290のアンカーピン288とは反対側の端
は、偏心ヘッドリフトカム302に接触しそれによって
作動されるカムフォロワー300を有している。偏心ヘ
ッドリフトカム302は駆動主軸68にそれと一緒に回
転するためにしっかりと固定されている。したがって、
駆動主軸68が回転すると、偏心ヘッドリフトカム30
2がカムフォロワー300、ヘッドリフトレバーアーム
290およびケーブル254を駆動し、クレビスアーム
236が面板66に向って或いは面板から離れるように
回転する。クレビスアーム236が面板66に向って回
転するとき、クレビスアーム236はクレビスピン22
8にかみ合い、それによってレバーアーム226、軸2
12そしてリフトアーム214を図5において反時計ま
わりの方向に回転させて、可動プリントヘッド取付けキ
ャリッジ198を垂直に持ち上げる。前に説明したよう
に、リフトアーム214の弧状の動きは、4つのばね2
20,230により、可動プリントヘッド取付けキャリ
ッジ198の垂直の動きを伴う。同様に、クレビスアー
ム236がカム302によって、面板66から離れるよ
うに回転するとき、可動プリントヘッド取付けキャリッ
ジ198は垂直方向に降下する。
【0039】可動プリントヘッド取付けキャリッジ19
8は、横に動かせるボールのヘッドプリントアッセンブ
リー、自動的に供給されるインク付きのリボン、押しピ
ン166でプリントヘッドの直下に送られている封筒を
つかまえるメカニズムを設置する支持構造を有してい
る。印刷装置40の主支持構造は、プリントヘッドアッ
センブリーとの接続部、封筒50の裏側を横方向へプリ
ントアッセンブリーを移動させる駆動部、印刷後プリン
トアッセンブリーをその出発点へ戻す復動部を有してい
る。
【0040】図5を参照して、可動プリントヘッド取付
けキャリッジ198は、横方向内向きに延る部分21
8,233を有する主枠304を有している。主枠30
4は、内側に伸びているフランジ308を持つ下部延長
部306を含む。側板310,312(図8)はボルト
314で主枠304の相対する側に外方向下向きにしっ
かりと固定されている。
【0041】一対のレール316が側板310,312
の間に伸び、プリントヘッドマウンティングブロック3
18がレール316に沿って横に動くために取り付けら
れている。一対の孔320がブロック318に設けら
れ、そこを通ってレール316が延在している。
【0042】標準ボールヘッドプリントモジュール32
2は、レール316に沿って横の動きができるようにプ
リントヘッドマウンティングブロック318に取りつけ
られている。図4に仮想線で示されるように、プリント
モジュール322は出発点(左側)と終点(右側)の間
を移動する。プリントモジュール322の動作はコンピ
ュータから出る信号に反応し、光電走査機42によって
マーク46(第1図)から得た情報によって封筒50に
バーコード52を印刷する。
【0043】プリントヘッドマウンティングブロック3
18の裏側には、凸状側壁を有するる後方へ突出したキ
ー324(図9)を備えている。
【0044】キー324は、プリントヘッド枠アッセン
ブリー194が面板202のふち201を受けるフラン
ジ200によって面板66に取りつけられるとき、プリ
ントヘッドコントロールブロック328のV字型のキー
溝326中に取り外し可能に配置されている。プリント
ヘッドコントロールブロック328は面板66に取りつ
けてあるレール329に摺動可能に取りつけてある。横
の動きをレール329に沿ってプリントヘッドコントロ
ールブロック328に、そしてプリントヘッドマウンテ
ィングブロック318に、そして最終的にボールヘッド
プリントモジュール322に伝える装置は、コントロー
ルブロック328に一端332が取りつけてあるプリン
トヘッドケーブル330を含む。ケーブル330は滑車
334のまわりに伸び、そこから上方へ向い、面板66
(図6)に取りつけてあるブラケット338で回転でき
るように支えられている滑車336上に延びている。ケ
ーブル330はそれから滑車340のまわりに伸び、上
側の壁64の内側を垂直に伸びるチャンネル342中を
通って、チャンネル342が上側ベースプレートアッセ
ンブリー56の面と交差するところの孔344で、壁6
4から引き出されている。
【0045】ケーブル330は滑車346のまわりで方
向を変え上へ伸び孔348を通って上側の壁64の中の
追加のチャンネル350の中まで伸びる。ケーブル33
0は壁64にある孔354に垂直に入っているマーキン
グブロック352に固定されそこから更に延在してい
る。マーキングブロック352には空洞の棒356が固
定されている。
【0046】棒356はチャンネル350、孔358を
通って壁64の外へのび、その外面にねじ溝360を有
している。一対のロッキングナット362はねじ溝36
0にかみあい、ケーブル330の端は棒356の上端3
64に止められている。ロッキングナット362をゆる
めたり、しめたりして、ケーブル330の張力が調節で
きる。孔354の内側にある校正用目盛り(示されてい
ない)はマーカーブロック352の位置を知らせ、利用
者がプリントヘッドブロックアッセンブリー移動メカニ
ズムの手入れ又は調節の後、以前の張力セッティングに
もどすことができる、或いはケーブル330の張力を調
節することもできる。
【0047】滑車346は、ピン366でブーメランの
ようなレバーアーム368の長い方の端に回転できるよ
うに取りつけられている。レバーアーム368は、順に
ブラケットプレート370とピン372で下側の壁60
(図4,図6)の外側にピボット式に取りつけられてい
る。ブーメランのようなレバーアーム368の短い端は
下へ伸び、カムフォロワー374はピン376でレバー
アーム368の下へ伸びている部分に回転できるように
とりつけられている。プリントヘッド駆動カム378は
回転のために駆動主軸68にしっかりと固定されてい
て、カムフォロワー374はプリントヘッド駆動カム3
78にかみあっている。
【0048】駆動主軸68が回転すると、プリントヘッ
ド駆動カム378が回転し、図6の矢印380によって
あらわされているように弧状の通路に沿ってカムフォロ
ワー374を駆動する。この動きによって、滑車346
が矢印382によってあらわされているように弧状の通
路に沿って動き、それによって滑車346が実質的に上
下に動く。ケーブル330は棒356の上端364で固
定されているから図6の右側に示されているケーブル3
30の一部がカム378が回転とともに上下に動き、こ
れによりケーブル330の他の一端332(図10)が
取りつけられているプリントヘッドコントロールブロッ
ク328へ、レール329に沿った横の動きが与えられ
る。
【0049】ケーブル330によって生じたプリントヘ
ッドコントロールブロック328の動きに抗して、一定
張力または戻し力がプリントヘッドコントロールブロッ
ク328に与えられる。
【0050】この張力は、プリントヘッドコントロール
ブロック328に一端386を取りつけられたケーブル
384に与えられる。このケーブル384は、ピン39
0で面板66に取りつけられている滑車388のまわり
まで延び、そこから上方へ向って、一定の半径の溝39
4とこれに隣り有った螺線状に変化した半径の溝396
とを有する二段式滑車392まで延びている(図12,
図13)。二段式滑車392はブラケット400で面板
66にとりつけられている軸398のまわりで回転す
る。
【0051】ケーブル384は、図10と図13に示さ
れているように、二段式滑車392の一定半径の溝39
4の上にある点402にとりつけてある。対応して、別
のケーブル40が、その一端を二段式滑車392の半径
の変化した溝396の点406にとりつけてあり、そこ
から、ブラケット412(図11)で面板66へ取りつ
けられている一対のアイドル滑車408,410を通
り、そこから下へ行き、返しコイルばね414の上端に
取付けられている。返しコイルばね414の下端は、ブ
ラケット400で支持構造に取りつけられている静止ブ
ラケット415に固定されている。
【0052】この二段式滑車392とケーブルとそれに
ついているばねの目的は、プリントヘッドコントロール
ブロック328の移動方向がいずれの方向であっても普
通のコイル又は引張りコイルばね414からそのブロッ
クへ一定の力が作用するようにするためである。プリン
トヘッドコントロールブロック328およびその結果と
してカムやその他の駆動部分に作用する力を最小に維持
して、プリントヘッドコントロールブロック328に一
定のバイヤス荷重が掛るようにするため、変化しないば
ね力を用意することが望ましい。
【0053】いろんな型の一定力のばねが市場に出廻っ
ているけれども、それらはおおむね高価すぎるとか、耐
久期間が短いという欠点をもっている。図10,図13
に示されているような二段式滑車392を使うことによ
って、一定の力、長い耐久期間、コントロールブロック
328のすみやかな動作が、普通のコイルばね414か
ら得られる。
【0054】普通のコイルばねからの力はばねののびの
度合いによって変わる。ばねがのびれば、より大きな力
が出る。
【0055】図13を参照すると、各ケーブル384あ
るいは404に与えられる張力は、ピン398の中心と
各ケーブルが各々のみぞ394あるいは396と合う地
点との間の各々の距離(rp1あるいはrp2)と各ケ
ーブルに加えた力との積で与えられる。
【0056】プリントヘッドコントロールブロック32
8が動いても、ケーブル384とピン398からの距離
は一定のままである。しかしながら、ピン398とケー
ブル404の距離は、ケーブル404がばね414を引
くと変わる。従ってコイルばね414が伸びると、それ
が出す力は増加し、rp2はそれと比例して小さくな
る。このように、ばね414によって供給されケーブル
384に働く力は、コイルばね414の延びた度合いに
関係なく一定に保たれる。
【0057】ケーブル384は、二段式滑車に管してい
つも同じ半径で動くので、ケーブル384に加わる力は
プリントヘッドコントロールブロック328の動きの全
域でいつも一定である。
【0058】可動プリントヘッド取付けキャリッジ19
8はインク付きのリボンカートリッジ416を適所に取
外し可能に持っていて、ボールヘッドプリントモジュー
ル322が上昇し「印刷はじめ」の位置にもどされた
ら、自動的にリボンをカートリッジからボールヘッドプ
リントモジュール322の下へ送り込む。図6を参照す
ると、U字型のカートリッジクランプ418が可動プリ
ントヘッド取付けキャリッジ198の内壁420で支え
られている。
【0059】カートリッジ416はクランプ418の中
に取外し可能に取付けられていて、回転するときカート
リッジからリボンを送り出すフィードスプール421を
含む。スピンドル422はカートリッジからリボン44
0を引き出すために、カートリッジの中のスプール42
1まで伸びている。スピンドル422はプリントヘッド
取付けキャリッジ198のもう一つの内壁424によっ
て回転可能に支えられている。滑車426はスピンドル
422に一方向クラッチ427で固定されていて、滑車
430(図4)のまわりにまで延びているベルト428
によって一方向に駆動されるようになっている。滑車4
30は軸432(図6)に取りつけられていて、その軸
432には滑車434も直接とりつけられている。
【0060】ベルト436は滑車434のまわりに伸び
て、そして滑車438(図4)のまわりにも伸びてい
る。プリントヘッドマウンティングブロック318はブ
ラケット437(図6)でベルト436の一部にしっか
りと取りつけられていて、それによって、カム378お
よびケーブル330によってプリントヘッドマウンティ
ングブロック318が横方向へ動くと、ベルト436が
移動し、滑車434と438を回転させる。滑車434
の回転は滑車430を回転させ、それによってベルト4
28を駆動し、滑車426を回転させる。プリントヘッ
ドマウンティングブロック318が前へ或いは印刷する
方向へ(図4において左から右へ)動くとき、一方向ク
ラッチ427ははずれて、それによって滑車426の回
転はスピンドル422に伝達されず、スピンドル422
は回転しない。それによって、カートリッジ416の中
のインク付きのリボン440は進まない。プリントヘッ
ドマウンティングブロック318が帰りの方向に(図4
で右から左へ)動いているとき、一方向クラッチ427
はかみ合い、それによって滑車426の回転がスピンド
ル422に伝えられ、インクのついたリボン440(図
6)をカートリッジ416からローラー422,444
とガイド443,445(図4)のまわりを通ってボー
ルヘッドプリントモジュール322の先端446の直下
に供給する。
【0061】リボン440を取り変えるのに、カートリ
ッジ416は簡単に水平に引っぱって、クランプ418
から取り出させる。インク付きのリボンのカートリッジ
416から外にのびている部分は、ガイド443,44
5からそして、プリントモジュール322(図4)の先
端446の下から簡単にはずすことができる。このよう
に、リボン440は印刷装置の内部でもつれることはな
いし、カートリッジ416はクランプ418に邪魔され
ることなく取り出すことができる。リボン440を取り
換えるのに、新しいカートリッジがそのフィードスプー
ル421の中スピンドル422を入れながら、クランプ
418に挿入される。インク付きのリボン440の一部
分を手動でカートリッジ416から引き出し、ガイド4
43,445の上と、プリントヘッドの先端446の上
におく。こうして、リボンと、それに関連した供給メカ
ニズムは印刷作業の再開を待つ。
【0062】図3は、ホッパー124が返信用封筒50
の山を保持している状態を示す。ホッパー124は前後
の封筒ガイド128,130と、封筒を間に収容する一
対のサイドガイド126(図3にはただ1つしか示され
ていない)とを有する。丸い突出棚132,133は、
吸引カップ134が一番下の封筒を吸引しプラットフォ
ーム164へ引下げるまで、封筒の一山をもち上げてい
る。突出棚132,133は、一番下の封筒50が簡単
に曲げられてそして、そのまま突出棚まわりを通ってプ
ラットフォーム164に向って引下され得るように設計
されている。
【0063】ひとたび封筒がプラットフォーム164の
上に置かれると、押しピン166が封筒50をガイドエ
レメント448の下に送る。押しピン166のストロー
クの前端は封筒50が封筒捕獲装置450(図5)とガ
イド部品448(図3)の端452によって捕えられる
まで、封筒をプラットフォーム164を横切って送られ
るように調整されている。封筒50の位置は押しピン1
66の前方向ストロークによって決まる。封筒捕獲装置
450は、可動プリントヘッド取付けキャリッジ198
(図5)の内側へ伸びるフランジ308に弾性的に結合
されている。一対のボルト454はフランジ308を通
して下へ伸び、封筒捕獲装置450に取りつけられる前
に一対のばね座金456を介している。ブレーカープレ
ート458(上側ベースプレートアッセンブリー56の
一部)の一部が封筒捕獲装置450の下に伸びている。
可動プリントヘッド取付けキャリッジ198が低い位置
にあるとき、封筒50はブレーカープレート458と封
筒補間装置450の間に捕えられる。封筒50はボール
ヘッドプリントモジュール322が前後に動く間、封筒
捕獲装置450とガイドエレメント448の端452に
よってしっかりとその位置に止められる。それによって
封筒の一部がボールヘッドプリントモジュール322の
先端446の通路の真下にくる。今や、後述するように
封筒50はバーコードで印刷される位置にある。
【0064】ホッパー124は、前に述べたように、い
ろんな大きさの封筒に合わせて水平に調節できるガイド
メンバー126と130を含む。図5,図6と図11を
参照すると、二つのサイドガイド126は平たい垂直に
のびている内側の面を持っていて、外側の面は、各々上
側の壁62,64にあるチャンネル462の中へ伸びて
いるピン460によって支持されている。ピン460に
は各々それの外側の端に平たい部分がある。水平に伸び
ているチャンネル466は壁62,64の内側に形成さ
れており、その中にねじ軸468がさしこまれているチ
ャンネル466の中の内側のねじはねじ軸468と螺合
し、それによって軸468の上にあるきざみつきノッブ
470の回転によってチャンネル466の中で軸468
が内側又は外側に動かされる。チャンネル466に配置
されたもう一つの軸472はねじ軸468に当接してい
て、壁62又は64の孔の部分268の中に伸びてい
る。この孔の部分はチャンネル466とその一方の端と
連絡している。スライディングブロック272は、孔2
68の中に配置されていて横の動きを制限されており、
軸472のもう一方の端に当接している。スライディン
グブロック272のもう一方の端は、チャンネル466
の中に配置されている軸476に当接しており、軸47
6の反対側の端はチャンネル462の中に伸び、ピン4
60の平たい部分にかみ合う。
【0065】このように、ノッブ470が一方向に回転
すると、ねじ軸468がチャンネル466(図5で左か
ら右)の中に入り、軸472がスライディングブロック
272を右に動かす。それによって、軸476がピン4
60の平たい部分464に押圧され、ピン460および
封筒ガイド126を適所にきちんと支える。ガイド12
6を調節するには、ノッブ470を反対の方向に回転さ
せ、スライディングブロック272と軸472と476
をゆるめ、そしてピン460をチャンネル462の中で
横に動かす。各々のガイド126が正しく位置づけられ
ると、ノッブ470が上に記されたよう締められる。
【0066】図5を参照して、封筒ガイド126のピン
460と係合する軸468、472と476を含む作動
メカニズムとヘッド上昇用のケーブル254を含む作動
メカニズムは、両方とも、壁62の内側の同じ平面の中
で働くということは明かである。けれども、これらメカ
ニズムの動作は互いに垂直である。二つのメカニズムが
互いに邪魔にならぬように交差するために、チャンネル
270がスライディングブロック272に設けられ、そ
の中にケーブル254が延在している。チャンネル27
0は、スライディングブロック272が水平にいっぱい
に動くとき、ケーブル254がチャンネル270の側壁
とぶつからないように充分広く作られている。このユニ
ークな構造によって、二つのメカニカルシステムが独立
してそして横壁62の内側の同じ表面の中で邪魔なしに
運転される。
【0067】同様の構造が、図6の壁64の中側に作ら
れている。即ち、プリントヘッドコントロールブロック
328を前後に動かし平行に張架したケーブル330を
有するメカニズムが、ピン460とガイド126を締め
たり緩るめたりするメカニズムと同じ平面でしかし垂直
に働く。これら交差するメカニズムを収容するのに、図
6を参照すると、二つのチャンネル270がスライディ
ングブロック272の中にある。ケーブル330の下方
向へ延在している部分は一つのチャンネル270を通過
し、上方向へ延在している部分はもう一つのチャンネル
270を通過する。各々のチャンネル270は、スライ
ディングブロック272の調節の全域を通して、ケーブ
ル330の各部分の邪魔をしないように充分に広い。こ
のように、二つの交差するメカニカルシステムが互いに
邪魔されることなしに壁64の内側で動作する。
【0068】本発明はまた、バーコードを印刷する封筒
上の位置を変更するためにプリントストライキングプレ
ートの位置を調節できるし、同時に印刷装置40の全作
動部品の間の同期を維持できる。図7を参照すると、上
側のベースプレートアッセンブリー56を構成する部品
は、ベース478、ブレーカープレート458とプラッ
トフォーム164とを有し、このプラットフォームは、
ボールヘッドプリントモジュール322の先端446の
下まで延び印刷行程でボールヘッドプリントモジュール
322がぶつかるストライクプレイトを提供する。プラ
ットフォーム16は、吸引カップ134でホッパー12
4から引き下された後の封筒を受けとるもので、ブレー
カープレート458の中の大きな開孔484中を通りベ
ース478の開孔486のふちに接触する下方へ伸びる
フランジ482を持つ開孔480を有している。ブレー
カープレート458は、ベース478に固定されたブラ
ケット490に取付けられる上向に折り曲げられた部分
488を含む。ブラケット490は、ベース478に取
りつけられたピン494をとりまく孔492を含む。
【0069】ブレーカープレート458は挿入機20に
取り付けられている封筒ガイドスプリング496(図
3)の方向に伸びている。封筒グリッパー498が挿入
機20上にピボット式に設けられており、印刷装置40
を離れる一つ一つの封筒50をつかみ、挿入機の輸送軌
道18に送る。封筒50は、ブレーカー板458の外縁
と封筒ガイドスプリング496の下面との間に構成され
た調節できるギャップ500を通して、封筒ガイドスプ
リング496の下へすべり落ちる。
【0070】ブレーカープレート458は、ベース47
8上のプラットフォーム164の位置を変えることなく
水平に調節できるので、ギャップ500は、プラットフ
ォーム164又はベース478の相対的位置を変えるこ
となく、様々な厚さの封筒50を受け入れるように調節
できる。
【0071】図8を参照すると、挿入機20の主定速駆
動軸82の速さ又はボールヘッドプリントモジュール3
22がレール316を横切ってゆく速さに関係なく、ボ
ールヘッドプリントモジュール322に封筒にバーを印
刷する時機を“知”らせる。この目的のために、エンコ
ーダーバー502が、側板310と、312の間を可動
プリントヘッド取付けキャリッジ198を横切って伸び
ている。沢山の同じ大きさの同間隔のマーク(印)50
4がエンコーダーバー502の全長にわたって広がって
いる。図8中に模式的に示されている光センサー506
は、プリントヘッドマウンティングブロック318に取
りつけられていて、マウンティングブロック318が横
切って行くとマーク(印)504に起因した暗から明へ
の変化あるいはその逆を「読み」とるようにしてあっ
て、プリントモジュール322への事前に決められたコ
ンピュータでコントロールされている入力信号に従っ
て、プリントモジュール322へ印刷すべき時機を「知
らせ」る。
【0072】エンコーダーバー502に代るものとし
て、エンコーダーディスク508が二段式滑車392
(図10)の外側の面に取りつけられる。エンコーダー
ディスク508も、ディスクの周辺上に同間隔のマーク
504を有している。光センサー510が面板66に固
定されていて、ディスク508(図10,12,13)
上のマーク504を読みとれるようにしてある。二段式
滑車392の回転位置はプリントヘッドコントロールブ
ロック328の位置と比例するので、光センサー510
は、図8について述べたと同じ目的かつ同じ方法で、マ
ーク504によって起動される。
【0073】図4を参照すると、ブェーン形ディスク5
12が軸68に一緒に回転するように固定されている。
ディスク512は、半径の違う二つの部分を含み、光セ
ンサー514を通して「オン・オフ」信号を発生し、プ
リントモジュール322に印刷行程の時機を知らせる。
【0074】正規の挿入機のホッパーの位置に関連して
封筒50の位置を調節する機構が用意されている。この
目的のために、ブラケット520(図3)はベース47
8から下方へのびて、いずれかの側に孔522を有し、
そこを通してねじ軸524が延びている。各ねじ軸52
4は、印刷装置40を支える構造の固定延長部分528
に配置されたねじ孔526にそれぞれ螺合する。ベース
478は側壁58,60の上に、例えば一対のつまみス
クリュー(示されていない)で緩められるように取りつ
けられていて、必要に応じて横に(図3において右から
左又はその逆)動かされる。ノブ530でねじ軸524
を回軸させることによって、ベース478とブラケット
520は内外に動かされる。これによってブラケット1
70とすべり棒168をも動かされ、それによって、す
べり棒168の上に取りつけてある押しピン166の位
置を動かす。このように、押しピン166の位置は手で
調節され、押しピン166が最終的に封筒50をプリン
トモジュール322の下に進める距離を校正できる。ベ
ース478の位置を設定したら、つまみスクリュー(示
されていない)は締られ、それにより、印刷装置40に
関連してベース478の位置が決められる。封筒50の
後縁51と関連してバーコードの位置を調節するため
に、押しピン166は、すべり棒168上の押しピンを
支えるキャリッジの上で手動で調整される。
【0075】印刷装置40を適当な取り付け具516
(図3)によって挿入機20に取りつけ、印刷装置の軸
80と挿入機の軸82との間にベルト84を取りつけ、
印刷装置の様々な運転部分を調節および校正をすること
によって、印刷装置40の運転は開始される。
【0076】例えば、ベース478や押しピン166の
位置は前述のように調節される。ホッパー124の大き
さは、きざみ付きノブ470を緩め、軸476でピン4
60を横に動かし、封筒ガイド126(図3)をバーコ
ード52を印刷する返信用封筒50の大きさに応じて横
に動かすことによって調節できる。ガイド126が正し
く位置ずけられると、ノブ470を回転して、軸476
をピン460に締めつけガイド126を固定する。
【0077】運転する前に、図1に示す請求書14のマ
ーク46から作られた信号を解釈する光電走査器42に
付随するプログラムが輸送軌道上で請求書14の上にの
せられる封筒に該当するバーコードを打ち込むためにボ
ールヘッドプリントモジュール322を起動するために
セットされる。例えば、図1に示されるように、印刷装
置40は返信用封筒の印刷機を制御する入力信号を与え
る請求書14の前方約8から10のステーションにあ
る。従って印刷装置の制御は必然的に正しい封筒が該当
する請求書の上に載せられるように遅れと余裕をもって
いる。
【0078】更に、オペレータは、請求書の上のマーク
46の符号データに対応すする適切なバーコード52を
プリントするために、印刷装置制御をプログラムするこ
とができる。図14を参照して、コンピュータ53を指
揮するモードスイッチ47でプログラムされた二つの動
作モードがある。最初の動作モードでは、封筒50に印
刷されるバーコードは、請求書14上のマーク46によ
って光学走査器42で発生された信号によって決定され
る。第二の動作モードでは、印刷装置40は、請求書1
4上のマーク46の所望の情報および手で操作できるつ
まみホイールスイッチ49の位置に応じて封筒50にバ
ーコード52を印刷する。もちろん、つまみホイールス
イッチ49の位置のみに応じて封筒50上にバーコード
52を印刷するバーコード印刷機を構成できることは、
当業者には明白である。
【0079】封筒供給昇降(エレベーター)機構(図
3)の高さは、ホッパー124中の封筒50山を突出棚
132,133の上に丁度のるまで降下させることによ
って適当な最大高さに調節できる。軸68は、吸引カッ
プ134がホッパー124の中の山積みされた封筒50
の一番下のものの下面に接触する高さまでカム162、
カムフォロワー158および吸引カップ作動アーム14
8によって板140を上昇させねようにハンドル532
(図4)のような適当な手段によって手動で回転され
る。続いて、偏心ディスク152(図3)が回転され、
吸引カップ134がカム162によって適当な高さまで
上昇されることを保証するために孔156(ディスク1
52および吸引カップ作動アーム148に設けられてい
る)にピンを差し込む。
【0080】ブレーカープレート458は、印刷される
封筒50の厚さに従ってギャップ500を設定するため
に、内側又は外側に調節される。ギャップ500の設定
はバーコード印刷工程を完了した封筒をクリッパー49
8のスイングでつまみあげられるのに適した前方位置へ
配置するために重要である。ブレーカープレート458
は、プリントモジュール322の先端446の下に打ち
込み表面を形成するとともにボールヘッドプリンティン
グ(印刷)工程のための裏当又は衝撃を受けとめる面と
して作用するプラットフォーム164の位置を変えず
に、調節できる。プリントモジュール322とプラット
フォーム164の間の関係を阻害しないために、ブレー
カープレート458とギャップ500の調節の全範囲に
わたってプラットフォーム164の適切な位置を維持す
ることは重要である。
【0081】印刷装置40の運転を始めるに当って、プ
リンヘッド枠アッセンブリー194は面板66と印刷装
置40の主要支持構造から離れていてもよい。そのよう
な状況下は、プリントヘッド枠アッセンブリー194の
ハンドル534(図8)をつかみ、プリントヘッド枠ア
ッセンブリー194を面板66のそばで上方に持上げ、
面板202のふち201がフランジ200(図4)の中
に入るようにプリントヘッド枠アッセンブリー194を
下に降ろすことによって、プリントヘッド枠アッセンブ
リー194を動作位置にセットすることが必要である。
プリントヘッド枠アッセンブリー194は、面板202
の下縁が止め具204に接するまで面板66と低摩擦細
片206に沿って下降される。低摩擦細片206はプリ
ントヘッド枠アッセンブリー194がフランジ200中
に円滑に挿入されることを保証する。この時点で、プリ
ントヘッド枠アッセンブリー194とその二つの主要な
構成要素すなわち固定キャリッジ196と可動プリント
ヘッド取付けキャリッジ198は面板66の隣に正しく
位置される。
【0082】プリントヘッド枠アッセンブリー194が
フランジ200の中に降下されると、二つの主要な動作
が自動的に完了される。第一に、レバーアーム226か
ら水平に延びているクレビスピン228が、クレビスア
ーム236(図4,5)のV字型孔242の底にくさび
状に入る。こうして、クレビスピン228の往復動によ
って、前に述べたように、クレビスアーム236が取り
付けられている軸212をクレビスアーム236が回転
させる。第二に、プリントヘッドマウンティングブムッ
ク318(図6)の後側のキー324(図10)は、プ
リントヘッド枠アッセンブリー194がフランジ200
の中に下げられたとき、プリントヘッドコントロールブ
ロック328にあるV字型のキー溝326の中にすべり
下りる。キー324はキー溝326の中にばねで付勢さ
れており、キー溝の傾斜壁に押圧されている。プリント
ヘッドコントロールブロック328がレール329の上
を横に動くと、キー324とキーウェイ326の相互作
用のためにブロック328に影響され、前に述べたよう
に、キー324とプリントヘッドマウンティングブロッ
ク318も横にゆるむことなく動く。
【0083】一度組み立てられ、調節されたら、印刷装
置40とそれに挿入機20の動作は次のようである。す
なわち、挿入機20の軸82が回転すると、回転力がベ
ルト84と74を通して主駆動軸68に伝達される。バ
ーコード52を印刷される返信用の封筒50の山が、封
筒の大きさに従ってすでに調節されているホッパーの中
に入れられる。
【0084】駆動主軸68の回転によってカム162が
回転され、カムフォロワー158を駆動し、吸引カップ
作動アーム148、板40および吸引カップ134を押
し上げる(図3,4)。ホース142で吸引カップ13
4に真空力を供給するバルブ(図示せず)が開かれる。
吸引カップ134がその作動アーム148のコントロー
ルの下でその上限まで上昇すると、吸引カップは封筒5
0の山124の一番下の下面に密着する。この時点で、
カム162は中心を越え、カムフォロワー158と吸引
カップ作動アーム148の動作方向を逆転させ、吸引カ
ップ134と吸着されている封筒50を降下させる。封
筒は、丸い突出棚132,135の上で曲がって、ホッ
パー154の真下のプラットフォーム164に載せられ
る。突出棚132,135はホッパーの中の残りの封筒
50を保持し、封筒が一度にただ一つだけプラットフォ
ーム164に載せられることを保証する。その後、ホー
ス142からの吸引は自動的に止まる。
【0085】駆動主軸68の連続した回転はディスク1
90とカムフォロワー188(図3,4)をも回転さ
せ、それはベルクランクレバーアーム182、アーム1
80、作動アーム174、および押しピン166を駆動
する。ディスク190とエレベーターカム162(両方
とも軸68に取りつけられている)の間のタイミング
は、封筒50の後(図3で見て左)にあるという具合で
ある。ベルクランクレバー182はそれから前(図3で
右)へ駆動され、押しピン166を右へ動かし、ガイド
エレメント448の下の封筒50を印刷の位置に進ま
せ、そこで封筒の所定の部分がボールヘッドプリントモ
ジュール322の先端446の水平な通路の真下に来
る。封筒の位置の前方の限界は、前に述べたように、押
しピン166のストロークの調節によって決る。この時
点で、プリントモジュール322は「印刷開始」の位置
にあり、バーコード52が打ち込まれるはずの封筒の位
置の側から横にそれている。
【0086】ディスク190とエレベーターカム162
との間のタイミング関係は、ベルクランクレバー182
の方向が逆になり、それによって、押しピン166を左
へ(図3)動かし、吸引カップ作動アーム148がホッ
パー124から次の封筒50を取り出すために再び上昇
されるという具合である。押しピン166がその動きの
一番後ろに着いたとき、次の封筒はプラットフォーム1
64上でプッシャーピン166と接触して印刷ステーシ
ョンへ送られるのを待っている。
【0087】封筒50がガイドエレメント448とプリ
ントモジュール322の下に進められると、駆動主軸6
8はヘッドリフトカム301(図3,4,5)を回転さ
せ、カムフォロワー302と、ヘッドリフトレバーアー
ム290を駆動する。このアーム290の右端(図5)
の上への動きはケーブル254を上へ動かす。可動プリ
ントヘッド取付けキャリッジ198上のばねの力によっ
て、クレビスピン228の右への動きにつれ、このキャ
リッジ198が垂直に降下し、グレビスアーム236を
時計まわり(図5)に廻し、それによって可動プリント
ヘッド取付けキャリッジ198を支えるリフトアーム2
14が下向きに回転する。前述したように、可動プリン
トヘッド取付けキャリッジ198の動きは、ばね22
0,230によってできる平行四辺形型のリンクの結果
としてのリフトアームの弧状の動きと関連して垂直であ
る。
【0088】可動プリントヘッド取付けキャリッジ19
8がケーブル254とクレビスピン228によって降下
されるにつれ、別の二つの動作が起きる。第一に、封筒
捕獲装置450がブレーカープレート458(図5)と
の間に封筒50を捕獲するために降下され、封筒を動か
ないように保持する。スプリングワッシャー456が封
筒捕獲装置450を下向きに付勢し封筒の厚さに無関係
に封筒をしっかりつかまえるに必要な力を与える。
【0089】第二に、プリントモジュール322が降下
され、その先端446の水平軌路および先端446の真
下にあるインク付きのリボンの一部が、封筒の真上に位
置づけられる。プリントモジュールは今その「印刷開
始」の位置であり、横へ動き印刷を始める信号を待って
いる。
【0090】可動プリントヘッド取付けキャリッジ19
8の適切な位置は、クレビスレバーアーム244(図
4)にあるケーブル254のねじ部258上のナット2
56をまわすことによって調節できる。
【0091】駆動主軸68の引き続く回転はプリントヘ
ッド駆動カム378を回転させ、カムフォロワー374
とブーメランのようなレバーアーム368を往復動させ
る。この動きは滑車346を下に動かし、ケーブル33
0(図6)の右の延長部分を下に動かす。その時ケーブ
ル330の左の延長部分はその端364で止められてい
て動かない。ケーブル330が下へ動く距離は、プリン
トヘッドマウンティングブロック318とプリントヘッ
ドコントロールブロック328(図10)が滑車34
0,336および334(図6,10)に掛るケーブル
330に引っぱられる水平距離に等しい。プリントヘッ
ドコントロールブロック328が、ケーブル332の影
響の下で、二段式滑車392を開してプリントヘッドコ
ントロールブロック328作用する返しコイルばね41
4の張力に逆って水平に動くとき、キー溝326中のキ
ー324はプリントモジュール322をその「印刷開
始」の位置からレール316に沿って進ませる。プリン
トモジュール322は、水平に動くと、マーク46(図
1)によって光電走査器42で発生された信号を受信
し、そして、封筒50への所定のバーコードの印刷をコ
ントロールする。プリントモジュール322が進むにつ
れ、エンコーダーバー502(図8)又はエンコーダー
ディスク508(図13)はバーコード52が封筒50
に正しい間隔で打たれることを保証する。前述したよう
に、プリントモジュール322の印刷と印刷の間のイン
ターバルはエンコーダーマーク504でコントロールさ
れている。プリントヘッドコントロールブロック328
が進むと、ケーブル384が二段式滑車からまきもどさ
れ、ケーブル404は二段式滑車392の半径の変化す
る溝396に巻きつき、コントロールブロック328が
水平方向に進むとき、一定の張力を維持する。
【0092】プリントモジュールの動きのサイクルの
「印刷」工程の間にレール316に沿ってプリントモジ
ュール322が進む間、インク付きのリボン440は動
かずに停止しており、プリントモジュール322の先端
446は、イメージを封筒に打つ度に、インク付きのリ
ボンの新しい部分を打つ。これは、ベルト428と43
6が滑車426を回転させ、一方向クラッチ427がリ
ボン駆動用のスピンドル422の回転をさせないからで
ある。プリントモジュール322の移動距離の調節はナ
ット362(図6)を回転することによってなされ、そ
れはレバーアーム368によってケーブル330の動き
をコントロールする。
【0093】該当するバーコード52が封筒に打たれる
と、主駆動軸68によって動かされている印刷装置40
の動作部品のタイミング関係によって、いろいろな動作
が事実上同時に起こる。第1に、可動プリントヘッド取
付けキャリッジ198が、クレビスピン228、ケーブ
ル254、ヘッドリフトレバーアーム290およびヘッ
ドリフトカム302(図5)の影響を受けて垂直方向上
向きに動く。
【0094】この動きは、丁度バーコード52を打ち込
まれたばかりの封筒50から封筒捕獲装置450を上昇
させ、また、印刷された封筒からプリントモジュール3
22の先端446を離し、ひき上げる。今や、封筒50
は封筒グリッパー498と接触すべく自由におかれてい
る。
【0095】封筒グリッパー498は外方向にスウィン
グして、印刷された封筒を封筒ガイドスプリング496
の下に送り、そして、最終的な郵便封筒36(図1)の
中につめ込むために輸送軌道にのせる。
【0096】第二に、プリントヘッド駆動カム378は
回転を続け、それによって、レバーアーム368が上へ
動き、ケーブル330に加わる張力を解放し、二段式滑
車392を介して作用しているケーブル384および返
しばね414とコントロールブロック328は、レール
316に沿ってプリントヘッドマウンティングブロック
318とプリントモジュール322を「印刷・開始」の
位置に戻す。
【0097】第三に、プリントヘッドマウンティングブ
ロック318取りつけられているベルト436と、ベル
ト428とは、滑車434,430および426を、プ
リントモジュール3Z2の動きのサイクルの印刷工程で
回転していた方向とは反対の方向に回転させる。しかし
ながらこの帰りのサイクルで、一方向クラッチ427は
スピンドル422にかみあい、スピンドルが滑車426
によって駆動され、供給スプール421を回転し、イン
ク付きのリボンをカートリッジ416から、事前に決め
られた距離だけ、プリントモジュール322の先端44
6を横切って進ませる。
【0098】プリントヘッドコントロールブロック32
8が戻るとき、そこに働いている返しばね414の力
は、その長さの変化にかかわらず、一定の値に保たれて
いる。プリントヘッドコントロールブロック328の前
進又は印刷の動作の間に二段式滑車392の半径の変化
する溝396に巻きつけられていたケーブル404は、
ばね414が短かくなるとともに溝396から巻きもど
される。返しばね414からケーブル384に加わる張
力は、ばね414の伸びによって加えられる大きな力が
軸398と溝396の間の半径距離の減少を通してケー
ブル384に加えられるから、いつも一定の値になる。
返しばね414の長さが短かくなり、その力が小さくな
ると、その力は軸398と溝396の間のより大きな半
径を通してケーブル384に加えられる。このように、
その前進と交替の両方の動きの間ブロック328に働く
張力は一定の値をとどめる。
【0099】印刷された封筒50が封筒グリッパー49
8によってブレーカープレート458から取り除かれる
と、新しい封筒50が、吸引カップ134でホッパー1
24から引き出されて後、押しピン166によってプラ
ットフォーム164とプリントモジュール322および
封筒捕獲装置450の下にのびるブレーカープレート4
58との部分上に挿入される。上述の封筒捕獲、印刷、
解放、および除去工程はその後くり返される。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による印刷
装置は、ホッパーに複数保持された書類を一つずつ印刷
ステーションに供給し、前もって選択された証印をここ
で書類に印刷し、この後に書類を印刷ステーションから
挿入機械の輸送軌道に移すように構成しているので、書
類には挿入機械に供給される前に証印により情報が自動
的に付加されることになり、その書類を受けとる側では
書類の分類等の処理が容易になる。したがってこの印刷
装置は書類を封筒等に挿入する挿入機械と組合わせて使
用するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータ化された請求書を供給するステー
ション、バーコードを返信用封筒に印刷するステーショ
ン、輸送軌道上の返信用封筒や請求書の挿入物を最終的
に詰め込む郵送用封筒の山を備えた挿入機の斜視図であ
る。
【図2】バーコードを印刷された封筒の裏側の平面図で
ある。
【図3】挿入機に組み込まれた印刷装置の下方部分の図
4の線3−3に沿ってとった断面図である。
【図4】印刷装置の正面の立面図であって、特に機械の
部分を示す。
【図5】印刷装置の一断面図であり、特にプリントヘッ
ド組み立て部品を支持するキャリッジフレームアセンブ
リーを上げ下げするカムとフォロワーとケーブルの結合
関係を示す。
【図6】印刷装置の他の断面図であり、特にプリントヘ
ッドアセンブリーの横方向移動を制御する機構を示す。
【図7】図4の線7−7に沿ってとった封筒印刷用プラ
テン部分の断面図である。
【図8】印刷装置の部分正面図であり、印刷用インク付
きリボンのカートリッジを支えるブラケットと、横方向
に可動のプリントヘッドアセンブリーと、プリントヘッ
ドアセンブリーのバーコードの間隔をあける装置の配置
を示す。
【図9】図8の線9−9に沿ってとった、可動プリント
ヘッド取付けキャリッジのスプリング支持構造部分の詳
細図である。
【図10】印刷装置の部分正面図であり、プリントモジ
ュールをはずして、プリントモジュールに横方向移動を
与える手段を示す。
【図11】図10の線11−11に沿ってとった、印刷
装置の部分側面図である。
【図12】図11に示されている二段式滑車の詳細側面
図である。
【図13】図12の線13−13に沿ってとった図12
の二段式滑車の正面図である。
【図14】コンピュータ処理された文書上の一連のマー
クを走査してできた信号を交互に伝えて印刷機を作動す
る又は手動で作った信号を伝えて印刷機を作動する或い
はこの両方の組み合わせを行う電気系統の回路ブロック
図である。
【符号の説明】
10 郵便システム 15 ピンフィードカッター 16 請求書 18 輸送軌道 20 挿入機 24,26 挿入ステーション 28,30 挿入文書 34 積み込みステーション 36 郵便封筒 38 ホッパー 40 印刷装置 42 光電走査器 48 コントロールボックス 52 バーコード 54 下側ベースプレート 56 上側ベースプレート 68 駆動主軸 74 ベルト 82 主定速駆動軸 84 ベルト 90,96,98,100,102,110 アーム 122 引張りコイルばね 114,116 引張りコロ 124 ホッパー 133 エレベーターメカニズム 134 吸引カップ 136 エレベーターピストン 148 吸引カップ作動アーム 152 ディスク 158 カムフォロワー歯車 162 カム 164 プラットフォーム 166 押しピン 174 作動アーム 188 カムフォロワー 190 カムディスク 194 プリントヘッド枠アッセンブリー 196 固定キャリッジ 198 可動プリントヘッド取付けキャリッジ 214 リフトアーム 236 クレビスアーム 244 クレビスレバーアーム 288 アンカーピン 290 ヘッドリフトレバーアーム 316 レール 318 プリントヘッドマウンテングブロック 322 ボールヘッドプリントモジュール 324 キー 328 プリントヘッドコントロールブロック 330 プリントヘッドケーブル 336 滑車 378 プリントヘッド駆動カム 384,404 ケーブル 392 二段式滑車 394 溝 396 螺旋状溝 414 返しコイルばね 416 リボンカートリッジ 427 一方向クラッチ 450 封筒 綱装置 458 ブレーカプレート 498 封筒グリッパー 502 エンコーダーバー 508 エンコーダーディスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書類(50)を封筒に挿入するための挿
    入機械(20)の輸送軌道(18)におかれる前記書類
    に前もって選択された証印(52)を印刷するものであ
    って、前記書類を複数保持するホッパー(124)と、
    駆動主軸(42)によって駆動され前記ホッパーから基
    板アセンブリ(56)に前記書類を順次一つづつ配置す
    る昇降供給手段(133)と、前記駆動主軸によって駆
    動され前記書類を前記基板アセンブリから印刷ステーシ
    ョンに押し進める押圧手段(166)と、前記駆動主軸
    によって駆動されて前記印刷ステーションで前記書類に
    前記証印を印刷する印刷手段(40)と、前記挿入機械
    と協働して前記書類を前記証印の印刷に引きつづいて前
    記印刷ステーションから取り除いて前記輸送軌道に置く
    把持手段(498)とを有することを特徴とする印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    押圧手段は前記基板アセンブリを横切って往復運動を
    し、先ず往動では前記書類を前記印刷ステーションに向
    けて押し進め、次いで復動で次の書類に係合するもので
    あり、前記昇降供給手段は前記押圧手段が往動を完了し
    て前記書類を前記印刷ステーションに押し進めたときに
    次の書類に係合するものであり、前記押圧手段は素早く
    復動して次の書類に係合するものであり、一方、前記昇
    降供給手段はその間に前記次の書類を前記基板アセンブ
    リ上に置くものであることを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    基板アセンブリは、ベース(478)と、前記ベースに
    よって支持されたブレーカープレート(458)と、前
    記ブレーカープレートによって支持されたプラットホー
    ム(164)と、前記把持手段に隣接して前記挿入機械
    に取付けられた書類案内ばね手段(496)とを含み、
    前記ブレーカープレートは前記把持手段に向けて延長さ
    れていて前記ベースに対して可動であり、前記プラット
    ホームは前記ブレーカープレートの孔(484)を通じ
    て前記ベースに動作的に結合されこれにより前記ブレー
    カープレートが前記プラットホームに対して可動にされ
    ており、前記プラットホームの一部は前記印刷手段に対
    して前記書類のための支持部材を形成するため前記印刷
    手段の下まで伸び、前記書類案内ばね手段は、前記ブレ
    ーカープレートの端部に対向して前記ブレーカープレー
    トと前記書類案内ばね手段との間に、印刷された書類
    (50)を前記把持手段に基づき前記輸送軌道に送る通
    路となるギャップ(500)を形成し、前記ギャップは
    前記プラットフォームや前記ベースを動かすことなく前
    記ブレーカープレートを動かすことで種々の厚さの書類
    を扱える様に調整できるようになっていることを特徴と
    する印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    印刷ステーションは、前記挿入機械側に向いたフェース
    プレート(66)と、前記フェースプレートに着脱自在
    に取付けられ、固定キャリッジアセンブリ(196)と
    移動式プリントヘッドマウンティングキャリッジ(19
    8)とを有するプリントヘッドフレームアセンブリ(1
    94)と、前記固定キャリッジアセンブリに対して前記
    移動式プリントヘッドマウンティングキャリッジを上下
    させる駆動手段(290)とを含み、前記移動式プリン
    トヘッドマウンティングキャリッジは前記固定キャリッ
    ジアセンブリに弾性的に結合されており、前記印刷手段
    は前記移動式プリントヘッドマウンティングキャリッジ
    に搭載されており、さらに、前記フェースプレートに、
    前記フェースプレートとの間に縦のスペースを作る対の
    離間したフランジ部材(200)と、前記フランジ部材
    の下に位置し前記フェースプレートに固定されたストッ
    プ部材(204)とを設け、前記固定キャリッジアセン
    ブリはエッジをもったサポートプレート(202)を含
    み、前記エッジは前記プリントヘッドフレームアセンブ
    リが前記フェースプレートに取付けられたとき前記スペ
    ースの中で縦に下方に向ってスライドするようにされ、
    前記ストップ部材は前記プリントヘッドフレームアセン
    ブリの下方への運動を制限するようにしたことを特徴と
    する印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    印刷ステーションは、フェースプレート(66)と、前
    記フェースプレートに取付けられた移動式プリントヘッ
    ドマウンテイングキャリッジ(198)とを含み、前記
    印刷手段はプリントヘッドマウンティングブロック(3
    18)と第1のレール手段(316)とによって前記移
    動式プリントヘッドマウンティングキャリッジに取付け
    られたプリントヘッドモジュール(322)を含み、前
    記第1のレール手段は前記移動式プリントヘッドマウン
    ティングキャリッジを横切って伸びかつこれに固定され
    ており、前記プリントヘッドモジュールは前記第1のレ
    ール手段に沿って移動するようになっていることを特徴
    とする印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の印刷装置において、前記
    押圧手段は、前記基板アセンブリの上に突出した押圧ピ
    ン(166)と、一端を枢支されかつ他端を前記押圧ピ
    ンに結合され、前記一端と他端との間を貫く縦のスロッ
    ト(186)をもつベルクランクレバー(182)と、
    前記駆動主軸によって駆動される回転ディスク(19
    0)と、前記スロットに可動に配されかつ前記回転ディ
    スクに結合されたカムフォローア(188)とを含み、
    これにより前記駆動主軸の回転にしたがい前記ベルクラ
    ンクレバーが前記押圧ピンを往動させるよりも早い速度
    で復動させるように構成したことを特徴とする印刷装
    置。
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