JPH0673953A - プレハブ住宅の出窓取付方法 - Google Patents

プレハブ住宅の出窓取付方法

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JPH0673953A
JPH0673953A JP25051892A JP25051892A JPH0673953A JP H0673953 A JPH0673953 A JP H0673953A JP 25051892 A JP25051892 A JP 25051892A JP 25051892 A JP25051892 A JP 25051892A JP H0673953 A JPH0673953 A JP H0673953A
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window frame
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Tadashi Kurita
正 栗田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プレハブ住宅における単位組立体に出窓を予
め組み付けた状態で施工現場に搬送して取付ける出窓取
付方法において、出窓の張出し量の制約を受けず、しか
も、搬送過程での取扱を容易する。また、出窓の組立体
に対する後退位置への仮固定と、正規位置への移動及び
固定を容易にする。 【構成】 壁部Aの窓用開口部Oに出窓枠4を屋内外方
向に移動可能に嵌合し、張出し量を可及的最小の状態に
仮固定して施工現場まで搬送し、施工現場では出窓枠を
屋外方向に移動して正規の位置に固定する。また、壁部
の窓用開口部の内周面に、屋外端部内周にパッキン7を
備えた下地枠3を固定し、出窓枠の壁部からの張出し量
が可及的最小になるよにう屋内方向に移動して出窓枠の
屋内側端部外周の当接部41と壁部との間にスペーサ9
を介在させて仮固定し、施工現場ではスペーサを除去す
るととに、屋内側当接部が壁部の屋内側面に停止される
まで出窓枠を屋外方向に移動して壁部に止着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレハブ住宅に対する
出窓の取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプレハブ住宅は、一般的に1居室
単位に天井、壁、及び床を有する単位組立体(以下、ユ
ニットという)を工場で製作し、そのユニットと窓サッ
シとを別々に施工現場まで搬送し、ユニットの設置後に
窓サッシを取付けていた。そのため、輸送コストが高く
つき、また、窓サッシの管理施工に余分の手数がかかる
難点があった。
【0003】
【解決しようとする技術課題】最近、上記難点を解決す
るため、工場でユニットに窓サッシを予め組み付け、施
工現場に輸送する方式が増えてきた。
【0004】ところが、従来のプレハブ住宅における出
窓は、最初からユニットの壁面より突出された状態に固
定されるため、出窓を装着した状態で輸送すると、トラ
ックの積載物幅員制限の関係から出窓の壁からの張出し
寸法に制約を受ける問題があり、また、突出したまま輸
送するので、流通過程で取扱い難く、他物との衝突によ
る損傷を受けやすいという問題がある。
【0005】本発明は、ユニットに出窓を予め組み付け
た状態で施工現場に搬送して取付けるプレハブ住宅にお
ける出窓取付方法において、出窓の張出し量の制約を受
けず、しかも、搬送過程での取扱を容易にすることを目
的とする。また、出窓のユニットの壁面から後退した位
置への仮固定と、正規位置への移動及び固定を容易にす
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る出窓取付方法は、プレハブ住宅を構成
する壁の窓用開口部に、出窓枠を屋内外方向に移動可能
に嵌合し、前記出窓枠を屋内側に位置させてその出窓枠
の前記壁からの張出し量を可及的最小の状態にして仮固
定し、この状態で前記壁をプレハブ住宅の施工現場まで
搬送し、施工現場では前記出窓枠を屋外方向に移動して
正規の位置に固定することを特徴としている。
【0007】また、壁の窓用開口部の内周面に、屋外端
部内周にパッキンを備えた下地枠を固定し、屋内側端部
の外周側に突出する当接部を有する出窓枠を、前記下地
枠の内側に前記パッキンを出窓枠の外周面に密着させて
屋内外方向に移動可能に嵌合するとともに、出窓枠の壁
部からの張出し量が可及的最小になるよにう屋内側に位
置させて、前記出窓枠の屋内側端部外周の当接部と壁と
の間にスペーサを介在させて仮固定し、施工現場では、
前記スペーサを除去するとともに、前記屋内側当接部が
壁の屋内側面に停止されるまで出窓枠を屋外方向に移動
して、その当接部を壁に止着することを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】工場から施工現場までは、出窓枠の壁面からの
張出し量は、無又は最小である。施工現場で屋外方向に
正規位置まで移動された時、張出し、その状態で固定さ
れる。
【0009】スペーサは出窓枠を張出し量が無又は最小
の状態で確実に仮固定する。パッキンは、壁に設けてあ
る窓用開口部の内周面と出窓枠の外周面との間に水密性
能を発揮する。出窓枠の当接部が壁に当たって正規位置
に容易確実に停止され、また、その当接部から壁に容易
に固定される。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は、ユニットの輸送中における状態を示す要部
の断面図、図2は施工された後の状態を示す要部の断面
図、図3は出窓の構成を示す分解斜視図、図4は図1の
X−X線断面図である。
【0011】図1において、Aはプレハブ住宅を構成す
る、箱状に組立てられたユニットの屋外側に面する壁部
であり、図示の例では、この壁部Aは壁本体1と、その
壁本体の屋外側に固着された外装材2とからなってい
る。そして、壁部Aには窓用開口部Oが形成されてお
り、この窓用開口部Oに出窓Bが嵌合して取付けられて
いる。
【0012】出窓Bは、図3に示すように、下地枠3
と、出窓枠4と、窓サッシ5とからなっている。下地枠
3は、上下左右に同一断面形状の枠材を既知の方法によ
り矩形に接続してなっている。枠材は所要の強度を備え
る中空部31と、屋外側固定縁32と、屋内側固定縁3
3とを一体に有し、壁部Aの壁本体1に外装材2を固着
する前に、窓用開口部Oに矩形に組立てられた下地枠3
をユニットの屋外側から嵌合し、屋外側固定縁32を壁
本体1の屋外側面に当接して各固定縁32,33をねじ
6により壁本体1に固定されている。そして、下地枠3
の屋外側内周面にパッキン7が嵌着されている。下地枠
3を取付けた後、壁部の外装材2が固着され、下地枠の
各枠材の屋外側端部と外装材2の端部との間にコーキン
グ8が施されている。
【0013】前記出窓枠4は、図3に示されているよう
に、断面形状が同一の枠材を既知の方法により矩形に接
続してなっている。枠材は、同様に所要の強度を備える
ため中空部40を有するように形成されて、外周面は屋
外側端部から屋内側端部近傍まで連続する平坦面を有
し、屋内側端部に外周方向に突出する当接部41を有
し、また、屋外側端部に内周方向に突出する当接部42
を有している。そして、この出窓枠は、壁部Aの窓用開
口部Oに屋内側から嵌合され、前記パッキン7を外周面
に当接した状態で屋内外方向に移動可能に嵌合されてい
る。屋内側当接部41は、この出窓枠4を最も屋外方向
に移動したときは、前記壁部Aの壁本体1の屋外側面に
当接するようになっている。
【0014】前記窓サッシ5は、従来広く用いられてい
るものと同一の構成のものであり、上下左右の枠材を既
知の方法により矩形に接続してなる窓枠51内に片引戸
又は引き違い戸と網戸等の建具52を建付けてなるもの
であるが、建具52は、工場から施工現場までは取り外
されて、図示のユニットとは別に輸送される場合もあ
る。
【0015】上記のようにして、ユニットの壁部Aの窓
用開口部Oに嵌合された出窓Bは、図1に示すように、
屋内側に位置され、出窓枠Bの壁部からの張出し量を無
又は最小にした状態で、屋内側固定縁41と壁本体1と
の間にスペーサ9を介在させる。
【0016】このスペーサ9は、屋外側に壁本体1の窓
用開口部Oに面する内周面と出窓枠4の外周面との間に
嵌合される嵌合部91と、壁本体1の角部に係止する係
止部92とを有し、屋内側端部に出窓枠4の屋内側当接
部41の屋外側面に当接又は近接して延びる固定部93
を有している。そして、嵌合部91を壁本体1と出窓枠
4との間に挿入して係止部92を壁本体に係止するとと
もに、固定部93を当接部41に当接させて、その当接
部の屋内側面からねじ10を固定部93にねじ込んで出
窓枠4を図1に示すように後退位置に仮固定する。この
ようなスペーサ9は、出窓枠4の周囲方向に適宜の間隔
をもって配置され、又は少なくとも出窓枠の下辺におい
てのみ間隔的に配置される。
【0017】上記のようにして、出窓枠4を屋内方向に
移動して、出窓枠の壁部Aからの張出し量を無又は最小
の状態に仮固定した後、このユニットがトラック等の輸
送手段に搭載して工場からプレハブ住宅の施工現場まで
搬送される。
【0018】施工現場では、輸送手段からユニットを卸
した後、前記スペーサ9を除去し、図2に示さているよ
うに、出窓枠4を壁部Aに対して屋外方向に屋内側当接
部41が壁部の屋内側面に当接するまで、すなわち出窓
の正規位置まで移動して、その当接部41からねじ11
を壁本体1にねじ込むことにより、出窓枠4を壁部Aに
壁部Aから突出させた状態で壁部Aから固定する。
【0001】この規定位置への移動と、ねじ止め固定に
より、プレハブ住宅への出窓取付作業は終了する。そし
て、出窓枠4に収納された窓サッシ5には、別扱いにさ
れた場合の引戸等の建具52が建て付けられる。
【0019】なお、12は地板であり、工場において予
め窓サッシ取付時に取付けてもよく、また、施工現場で
後に取付けてもよい。また、窓サッシ5も、工場で取付
ける代わりに施工現場で出窓枠4に取付けるようにする
こともできる。13は当接部に装着された装飾板であ
る。
【0020】
【発明の効果】上記のように、本発明方法によれば、出
窓枠は、壁面よりの張出し量を無又は最小の状態で仮固
定されて、施工現場まで搬送され、施工現場で屋外方向
に移動して固定されるので、出窓の張出し量が輸送手段
の積載幅員による制約を受けず、また、輸送中は張出し
量が無又は最小であるので、他物との衝突等による損傷
が防止される。そして、施工現場では出窓枠を屋外方向
に移動して固定するので、正規位置への取付が容易であ
る。
【0021】また、請求項2に記載の取付方法によれ
ば、出窓枠の後退位置への移動及び正規位置への移動及
び固定が容易確実にでき、しかも、出窓枠と壁との間の
水密性能が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法におけるプレハブ住宅のユニットの
輸送中における出窓の状態を示す要部断面図である。
【図2】同じく施工時における出窓の状態を示す要部断
面図である。
【図3】出窓の一例の構成を示す分解斜視図である。
【図4】図1のX−X線断面図である。
【符号の説明】
A 壁部 O 窓用開口部 B 出窓 3 下地枠 4 出窓枠 41 屋内側当接部 42 屋外側当接部 5 窓サッシ 52 建具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレハブ住宅を構成する壁の窓用開口部
    に、出窓枠を屋内外方向に移動可能に嵌合し、前記出窓
    枠を屋内側に位置させてその出窓枠の前記壁からの張出
    し量を可及的最小の状態にして仮固定し、この状態で前
    記壁をプレハブ住宅の施工現場まで搬送し、施工現場で
    は前記出窓枠を屋外方向に移動して正規の位置に固定す
    ることを特徴とするプレハブ住宅の出窓取付方法。
  2. 【請求項2】壁の窓用開口部の内周面に、屋外端部内周
    にパッキンを備えた下地枠を固定し、屋内側端部の外周
    側に突出する当接部を有する出窓枠を、前記下地枠の内
    側に前記パッキンを前記出窓枠の外周面に密着させて屋
    内外方向に移動可能に嵌合するとともに、前記出窓枠を
    壁からの張出し量が可及的最小になるように屋内側に位
    置させ、前記出窓枠の屋内側端部外周の当接部と壁との
    間にスペーサを介在させて仮固定し、施工現場では、前
    記スペーサを除去するとともに、前記屋内側当接部が壁
    の屋内側面に停止されるまで前記出窓枠を屋外方向に移
    動して、その当接部を壁に止着することを特徴とするプ
    レハブ住宅の出窓取付方法。
JP25051892A 1992-08-25 1992-08-25 プレハブ住宅の出窓の取付構造 Expired - Lifetime JP2866770B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167745A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Toyota Motor Corp 建物開口用建具及び建物施工方法
CN104746639A (zh) * 2015-01-29 2015-07-01 上海紫宝实业投资有限公司 一种在叠合墙板上安装的预制飘窗结构及安装方法

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CN104746639B (zh) * 2015-01-29 2017-06-23 宝业集团股份有限公司 一种在叠合墙板上安装预制飘窗的安装方法

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