JPH0673902A - 多層建物 - Google Patents
多層建物Info
- Publication number
- JPH0673902A JPH0673902A JP24594992A JP24594992A JPH0673902A JP H0673902 A JPH0673902 A JP H0673902A JP 24594992 A JP24594992 A JP 24594992A JP 24594992 A JP24594992 A JP 24594992A JP H0673902 A JPH0673902 A JP H0673902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shared
- area
- staircase
- common
- dwelling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 踊場等の共用部の専有面積を少なくすると同
時に、住戸専用面積を増すことにある。 【構成】 階段２を挟んで上下両側に階段に連続して踊
場等の共用部３，３ａを設けてあり、各共用部３，３ａ
は、設置レベルを互いにほぼ半層ずらして配置されてい
る。
時に、住戸専用面積を増すことにある。 【構成】 階段２を挟んで上下両側に階段に連続して踊
場等の共用部３，３ａを設けてあり、各共用部３，３ａ
は、設置レベルを互いにほぼ半層ずらして配置されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、多層建物に関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、多層建物を傾斜地に構築する場
合、図５に示すような構造のものが考えられる。図示の
例を説明すると、この建物は、設置面の段差部分に対応
して階段ＳＴを配置し、この階段の上側に踊場及び廊下
を兼ねた共用部Ｋを設け、この共用部には同じフロアレ
ベルの住戸Ｈ１，Ｈ２，Ｈ３，Ｈ４，Ｈ５，Ｈ６が連な
る構成である。ＥＶはエレベーターである。
合、図５に示すような構造のものが考えられる。図示の
例を説明すると、この建物は、設置面の段差部分に対応
して階段ＳＴを配置し、この階段の上側に踊場及び廊下
を兼ねた共用部Ｋを設け、この共用部には同じフロアレ
ベルの住戸Ｈ１，Ｈ２，Ｈ３，Ｈ４，Ｈ５，Ｈ６が連な
る構成である。ＥＶはエレベーターである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来例によると、共用
部に連絡可能の住戸を多くしようとすると、共用部を広
くとる必要が生じ、このために住戸専用面積（事務所ビ
ルにおける各室の専用面積も含む。）が減少する問題が
ある。
部に連絡可能の住戸を多くしようとすると、共用部を広
くとる必要が生じ、このために住戸専用面積（事務所ビ
ルにおける各室の専用面積も含む。）が減少する問題が
ある。
【０００４】この発明の目的は、踊場等の共用部の専用
面積を少なくすると同時に、住戸の専有面積を増すこと
にある。
面積を少なくすると同時に、住戸の専有面積を増すこと
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明における多層建
物は、階段を挟んで上下両側にこの階段に連続する共用
部を配置してある。各共用部は、設置レベルを互いに所
定層、例えばほぼ半層ずれている位置関係にあって、そ
れぞれ住戸へ連絡可能のものである。
物は、階段を挟んで上下両側にこの階段に連続する共用
部を配置してある。各共用部は、設置レベルを互いに所
定層、例えばほぼ半層ずれている位置関係にあって、そ
れぞれ住戸へ連絡可能のものである。
【０００６】
【実施例】以下この発明の実施例を図１〜図４を参照し
て説明する。まず、この発明の第１実施例を図１〜図２
を参照して説明する。建物１の中央部分に建物の設置面
における傾斜角度を吸収するように階段２を設けてあ
る。階段２の上下両側には階段に連続する共用部３，３
ａをそれぞれ設け、上側の共用部３と下側の共用部３ａ
とのフロアレベルをほぼ半層づつずらしてある。上側の
共用部３は踊場として機能しており、この共用部を利用
して直接同じフロアレベルにある住戸４，４ａに玄関Ｇ
を通って出入り可能である。また下側の共用部３ａは、
踊場，廊下及びエレベーターホールの機能をしており、
直接共用部３ａと同一フロアレベルにある住戸４ｂ，４
ｃ，４ｄ，４ｅへ出入り可能である。Ｐは、設備竪管配
管用の設備スペースである。５はエレベータである。
て説明する。まず、この発明の第１実施例を図１〜図２
を参照して説明する。建物１の中央部分に建物の設置面
における傾斜角度を吸収するように階段２を設けてあ
る。階段２の上下両側には階段に連続する共用部３，３
ａをそれぞれ設け、上側の共用部３と下側の共用部３ａ
とのフロアレベルをほぼ半層づつずらしてある。上側の
共用部３は踊場として機能しており、この共用部を利用
して直接同じフロアレベルにある住戸４，４ａに玄関Ｇ
を通って出入り可能である。また下側の共用部３ａは、
踊場，廊下及びエレベーターホールの機能をしており、
直接共用部３ａと同一フロアレベルにある住戸４ｂ，４
ｃ，４ｄ，４ｅへ出入り可能である。Ｐは、設備竪管配
管用の設備スペースである。５はエレベータである。
【０００７】各住戸４，４ａ〜４ｅからエレベーター５
への連絡方法は、住戸４ｂ〜４ｅについては、下側の共
用部３ａを通じて行われ、住戸４，４ａについては、上
側の共用部３、階段２及び共用部３ａを通じて行われ
る。
への連絡方法は、住戸４ｂ〜４ｅについては、下側の共
用部３ａを通じて行われ、住戸４，４ａについては、上
側の共用部３、階段２及び共用部３ａを通じて行われ
る。
【０００８】この例では、共用部を広くすることなく、
多くの住戸への連絡が可能となり、住戸専用面積を上げ
ることができる。
多くの住戸への連絡が可能となり、住戸専用面積を上げ
ることができる。
【０００９】この発明の第２実施例を図３〜図４を参照
して説明する。この例では、住棟６及び住棟６ａとの間
を連結部７で連結している。連結部７の図３左右両側に
階段８を設け、この階段に連続して階段を挾んで上下に
共用部９，９ａをそれぞれ設けている。共用部９，９ａ
は、いずれも階段８に連なる踊場で構成され、各住棟
６，６ａの片側に設けてある廊下１０，１０ａに連らな
っている。上下の共用部９，９ａのフロアレベルを互い
にほぼ半層づつずらしている。 １１，１１ａは住戸、
１２，１２ａは吹抜け、１３，１３ａはエレベーター
室、１４はパイプスペース、１５，１５ａはエキスパン
ションジョイントをそれぞれ示す。住戸１１，１１ａに
おいて、住戸１１は比較的面積の小さい住戸であり、住
戸１１ａは、比較的面積の大きい住戸であり、住戸１１
ａが南側になるように配置されている。また、住戸１
１，１１ａは、共用部９，９ａよりそれぞれ出入りすよ
うになっている。なお、上記実施例ではほぼ半層ずらし
たが、地形に合せて例えば１／３層、１／４層等ずらす
ようにしてもよい。
して説明する。この例では、住棟６及び住棟６ａとの間
を連結部７で連結している。連結部７の図３左右両側に
階段８を設け、この階段に連続して階段を挾んで上下に
共用部９，９ａをそれぞれ設けている。共用部９，９ａ
は、いずれも階段８に連なる踊場で構成され、各住棟
６，６ａの片側に設けてある廊下１０，１０ａに連らな
っている。上下の共用部９，９ａのフロアレベルを互い
にほぼ半層づつずらしている。 １１，１１ａは住戸、
１２，１２ａは吹抜け、１３，１３ａはエレベーター
室、１４はパイプスペース、１５，１５ａはエキスパン
ションジョイントをそれぞれ示す。住戸１１，１１ａに
おいて、住戸１１は比較的面積の小さい住戸であり、住
戸１１ａは、比較的面積の大きい住戸であり、住戸１１
ａが南側になるように配置されている。また、住戸１
１，１１ａは、共用部９，９ａよりそれぞれ出入りすよ
うになっている。なお、上記実施例ではほぼ半層ずらし
たが、地形に合せて例えば１／３層、１／４層等ずらす
ようにしてもよい。
【００１０】
【発明の効果】この発明によれば、階段を挟んで上下に
共用部を設けることにより、共用部を広くすることな
く、多くの住戸等の連結が可能となるから、住戸専用面
積を増すことができる。
共用部を設けることにより、共用部を広くすることな
く、多くの住戸等の連結が可能となるから、住戸専用面
積を増すことができる。
【図１】この発明の一実施例を示す平断面図ある。
【図２】図１の縦断面図である。
【図３】この発明の他の実施例の平面断面図である。
【図４】図３Ａ−Ａ線縮小断面図である。
【図５】従来例を示す平面断面図である。
１ 建物 ２ 階段 ３ 共用部 ３ａ 共用部 ４ 住戸 ４ａ〜４ｅ 住戸 ６ 住棟 ６ａ 住棟 ８ 階段 ９ 共用部 ９ａ 共用部 １１ 住戸 １１ａ 住戸
Claims (1)
- 【請求項１】 階段を挟んでこの階段に上下両側で連続
している共用部をそれぞれ設けてあり、各共用部は設置
レベルを互いに所定層ずらして配置されていることを特
徴とする多層建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24594992A JPH0673902A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 多層建物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24594992A JPH0673902A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 多層建物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0673902A true JPH0673902A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17141256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24594992A Pending JPH0673902A (ja) | 1992-08-24 | 1992-08-24 | 多層建物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673902A (ja) |
-
1992
- 1992-08-24 JP JP24594992A patent/JPH0673902A/ja active Pending
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