JPH067374Y2 - 直流高圧安定化電源 - Google Patents

直流高圧安定化電源

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JPH067374Y2
JPH067374Y2 JP1986191141U JP19114186U JPH067374Y2 JP H067374 Y2 JPH067374 Y2 JP H067374Y2 JP 1986191141 U JP1986191141 U JP 1986191141U JP 19114186 U JP19114186 U JP 19114186U JP H067374 Y2 JPH067374 Y2 JP H067374Y2
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JP
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voltage
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high voltage
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JP1986191141U
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JPS6397116U (ja
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琢一 槌谷
正雄 土居
薫 石元
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NEC Corp
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は定電圧制御方式による直流高圧安定化電源に関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種の高電圧安定化電源は、第2図のように直
流高圧入力端子1と負荷2との間に制御素子として複数
のバイポーラトランジスタ10〜10を直列に接続
し、最終段のトランジスタ10を出力電圧帰還用増幅
器6によって駆動する構成とされていた。各トランジス
タ10〜10間には抵抗4を接続し、また出力電圧
帰還用増幅器6には抵抗7,8及び電圧9等を接続して
いる。
また、この電源構成では、前段のトランジスタは自己バ
イアスによって駆動される回路であることから、負荷電
流の増大に伴って自己バイアス電流不足となり各素子の
負担電圧が異なり電圧制御範囲が制限されてしまう。こ
のため、前段の各トランジスタ10〜10n−1を2
〜3段のダーリントン接続とし、所要の電流増幅度を得
るように構成している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の定電圧制御回路においては、各制御素子
の電流増幅度の向上策としてバイポーラトランジスタを
例えば2〜3段のダーリントン接続としているため、素
子の数が増大し回路が複雑で大型化してしまう問題があ
った。また、トランジスタによるダーリントン接続のた
め動作速度の改善が望めないという問題もあった。
本考案は回路の簡単化を図るとともに動作の高速化を図
ることのできる直流高圧安定化電源を提供することを目
的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の直流高圧安定化電源は、直流高圧入力端子と負
荷との間に多段に接続した電圧制御素子として複数の電
界効果トランジスタを用い、かつこれら複数の電界効果
トランジスタのゲートにそれぞれバイアス抵抗を接続す
ることで、その自己バイアス電流増加手段を不要にしか
つ動作速度の改善を図るとともに、各電界効果トランジ
スタの動作の安定化を図った構成としている。
〔実施例〕
次に、本考案を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の回路図であり、第2図と同
一部分には同一符号を付してある。
図において、1は直流高圧入力端子、2は負荷であり、
これらの間にはn個(nは2以上の整数)の電界効果ト
ランジスタ3〜3を電圧制御素子としてソース・ド
レインを夫々直列接続している。また、これら電界効果
トランジスタ3〜3の各ゲート間には直列状態に複
数個の電圧バランス用抵抗4を接続している。なお、抵
抗5は各電界効果トランジスタのアイアス抵抗である。
また、6は出力電圧帰還用増幅器であり、抵抗7,8及
び電圧9を接続し、前記電界効果トランジスタ3のゲ
ート電圧を制御するように構成している。
この構成によれば、出力電圧帰還用増幅器6の出力によ
って最終段の電圧制御素子である電界効果トランジスタ
を駆動すると、この電界効果トランジスタ3のイ
ンピーダンスが変化し、これに伴って前段の電界効果ト
ランジスタ3〜3n−1のゲート電圧も変化する。こ
の時、これら電界効果トランジスタは電圧駆動素子であ
るため、ゲート電圧の変化でドレイン・ソース間のイン
ピーダンスが変化し、最終段の電界効果トランジスタ3
のインピーダンスと同じになり、各電圧制御用電界効
果トランジスタのドレイン・ソース間電圧が均一とな
る。
これにより、出力電圧帰還用増幅器6を制御することに
よって負荷2の両端電圧を一定に保つことができる。
したがって、従来必要であった電流駆動型素子であるト
ランジスタのダーリントン接続による自己バイアス電流
増加手段が不要となり、回路構成の簡易化を図ることが
できる。また、電界効果トランジスタにより動作の高速
化を図ることもできる。
ここで、電圧制御素子としての電界効果トランジスタの
数は電圧及び負荷の相違に応じて適宜に調整できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、電圧制御素子を直列に接
続した定電圧電源回路において、電圧制御素子として電
界効果トランジスタ等の電圧駆動型素子を採用している
ので、自己バイアス電流増加手段を不要にして回路構成
の簡単化を図ることができ、小型化及び低コスト化を達
成できる。また、電界効果トランジスタの高速性によ
り、動作速度の改善を図ることもできる。
更に、複数の電界効果トランジスタのそれぞれのゲート
にバイアス抵抗を接続しているので、各トランジスタの
動作の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は従来構成
の回路図である。 1……直流高圧入力端子、2……負荷、3〜3……
電界効果トランジスタ(電圧制御素子)、4……電圧バ
ランス用抵抗、5……抵抗、6……出力電圧帰還用増幅
器、7,8……抵抗、9……基準電圧、10〜10
……バイポーラトランジスタ(電圧制御素子)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石元 薫 東京都港区西新橋3丁目20番4号 日本電 気エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−63321(JP,A) 実公 昭45−6681(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流高圧入力端子と負荷との間に電圧制御
    素子として複数の電界効果トランジスタを多段に直列接
    続し、最終段の電界効果トランジスタを出力電圧帰還用
    増幅器により駆動するようにした電圧安定化電源におい
    て、前記複数の電界効果トランジスタのゲートにそれぞ
    れバイアス抵抗を接続したことを特徴とする直流高圧安
    定化電源。
JP1986191141U 1986-12-13 1986-12-13 直流高圧安定化電源 Expired - Lifetime JPH067374Y2 (ja)

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JPS6397116U JPS6397116U (ja) 1988-06-23
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