JPH067367B2 - 振動試験機における波形補正装置 - Google Patents

振動試験機における波形補正装置

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JPH067367B2
JPH067367B2 JP59110347A JP11034784A JPH067367B2 JP H067367 B2 JPH067367 B2 JP H067367B2 JP 59110347 A JP59110347 A JP 59110347A JP 11034784 A JP11034784 A JP 11034784A JP H067367 B2 JPH067367 B2 JP H067367B2
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JP
Japan
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waveform
vibration
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fourier transform
correction spectrum
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JP59110347A
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清弘 小原
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D19/00Control of mechanical oscillations, e.g. of amplitude, of frequency, of phase
    • G05D19/02Control of mechanical oscillations, e.g. of amplitude, of frequency, of phase characterised by the use of electric means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は構造物の振動試験等を行なう振動試験機におい
て振動台の応答波形がある設定された目標波形に一致す
るように振動台に加える波形を補正する波形補正装置に
関する。
(ロ)従来技術 一般に、振動試験においては加速度制御で正弦波の加振
を行なう場合がある。このような正弦波を振動台に入力
して加振させた場合、振動台自体の加速度応答形は、供
試体をも含む振動伝達系によって加振波形に歪を生じ、
実際の振動台に加わる波形は所期の加振波形と異なつた
ものになる。特に加振波形の周波数が低いときにこの傾
向は顕著である。加振波形の歪を補正し、振動台からの
応答波形を所期の目標波形にするには振動伝達系の伝達
関数を知る必要がある。このため、従来技術では、リア
ルタイムで応答波形をCPUに入力し、高速フーリエ変
換によって伝達関数を求め新たな補正波形を作成するこ
とも試みられている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 正弦波の加振波形に基づく応答波形をCPUに取込み加
振波形を高速フーリエ変換法により補正する場合応答波
形のデータの取込みタイミングは常に一定したものでは
ないので、取込みタイミングにより補正された波形は必
ずしも零点から始まるものとはならない。このような補
正波形を波形メモリとしての出力バッファにそのままセ
ットすると振動台に加える時系列化された加振波形の途
中で急な立ち上がり現象を生じ、定常の正弦波を振動台
に加えられなくなる。このため、振動試験により急激な
ショックを供試体に与えることになり、しかも得られる
データの信頼性が乏しくなるという不具合を生じる。
本発明は従来のかかる問題点を解決し、振動台の応答波
形が所期の目標波形に一致するようにリアルタイムで逐
次補正ができるようにするとともに、補正された正弦波
形が時系列的にみて連続的な波形となるようにして、信
頼度の高い振動試験データが得られるようにすることを
目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は上述の目的を達成するため、振動台に加える正
弦波の加振波形とこの加振波形に応答して得られる応答
波形とを共にフーリエ変換し、フーリエ変換後の量波形
から補正スペクトルを算出し、この補正スペクトルに対
して、そのDC成分を除いた各周波数成分の実数部を零
に、虚数部をパワーの平方根にそれぞれ代替して逆フー
リエ変換によって最終的な補正波形を再現するようにし
たものである。
(ホ)実施例 以下、本発明を図面に示す一実施例に基づいて詳細に説
明する。
図はこの実施例の波形補正装置のブロック図である。同
図において、1は波形補正装置を示し、2は供試体が取
付けられる振動試験機の振動台である。4は振動台2に
加える正弦波の加振波形が記憶される出力バッファ、6
は出力バッファ4に記憶された加振波形を読み出して出
力する波形出力手段、8は波形出力手段6から与えられ
る加振波形により振動台2を加振する加振手段で、たと
えば油圧アクチュエータで構成される。10は振動台2
に取付けられた加速度センサ、12は振動台2の振動に
ともない加速度センサ10で検出された応答波形を入力
する応答波形入力手段、14は応答波形入力手段12か
ら与えられる応答波形ならびに出力バッファ4に記憶さ
れた加振波形をそれぞれ高速フーリエ変換するフーリエ
変換手段である。16はフーリエ変換手段14でフーリ
エ変換変換された加振波形ならびに応答波形に基づいて
補正スペクトルを算出する補正スペクトル算出手段、2
0は補正スペクトル算出手段16で算出された補正スペ
クトルに対してそのDC成分を除いた各周波数成分の実
数部を零に、虚数部をパワーの平方根にそれぞれ代替す
る補正スペクトル換算手段である。また20は補正スペ
クトル換算手段18で換算された後の補正スペクトルを
高速逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手段である。
上記構成を有する波形補正装置1において、出力バッフ
ァ4に記憶された正弦波の加振波形f(t)は波形出力手
段6によって読み出され加振手段8に与えられる。加振
手段8はこの加振波形f(t)に基づき振動台2を振動さ
せる。振動台2の振動にともなう加速度は加速度センサ
10により検出され、その検出信号の応答波形g(t)が
応答波形入力手段12に入力される。応答波形入力手段
12に入力される応答波形g(t)は振動台2や供試体を
含む振動伝達系の影響を受け加振波形f(t)から歪んだ
ものとなっている。フーリエ変換手段14は応答波形入
力手段12に入力される応答波形g(t)と出力バッファ
4に記憶されている加振波形f(t)とをそれぞれ取込
み、両波形f(t),g(t)を高速フーリエ変換する。ひの
フーリエ変換後の加振波形と応答波形をそれぞれF
(ω),G(ω)とする。フーリエ変換手段14でフー
リエ変換された加振波形F(ω)と応答波形G(ω)と
は共に次段の補正スペクトル算出手段16へ送出され
る。補正スペクトル算出手段16は、入力される応答波
形G(ω)を加振波形F(ω)で除算して、これにより
振動伝達系における伝達関数H(ω)を算出する。すな
わち である。さらに引き続いて補正スペクトル算出手段16
は、加振波形G(ω)を伝達関数H(ω)で除算して加
振波形F(ω)に対する補正スペクトルF′(ω)を算
出する。すなわち となる。こうして得られる補正スペクトルF′(ω)は
加振波形F(ω)を補正したものとなっているが零点か
ら始まる正弦波の保障はなされていない。従って、算出
された補正スペクトルは次段の補正スペクトル換算手段
18に加えられる。補正スペクトル換算手段18は補正
スペクトル算出手段16から与えられる補正スペクトル
F′(ω)に対して次の演算処理を行なう。まず、補正
スペクトルF′(ω)の周波数成分のうち0次のDC成
分を除く各周波数成分についてパワーの平方根を求め
る。すなわち、今、i次の周波数成分の実数部をRei,
虚数部をImiとするとパワーの平方根Aiは となる。次いで、補正スペクトルF′(ω)の0次のD
C成分を除く各周波数成分について、実数部を全て零に
代替する一方、虚数部を上記のごとくして求めたパワー
の平方根Aiに代替する。この操作はフーリエ変換の各周
波数成分の実数部が余弦波に、虚数部が正弦波に対応す
ることからゲイン補償を保ちながら、余弦波をなくして
正弦波の集合体に換算し直すことを意味する。このよう
にして補正スペクトル換算手段18で換算された補正ス
ペクトルは逆フーリエ変換手段20に送られ、ここで高
速逆フーリエ変換されて補正波形f′(t)となる。この補
正波形f′(t)は出力バッファ4に新たにセットされる。
その際の補正波形f′(t)は零点から始まる正弦波なの
で、セットにともなう波形の変動は生じない。このよう
に、出力バッファ4からは補正波形f′(t)が出力波形f
(t)として逐次更新しながら出力される。
(ヘ)効果 以上のように本発明によれば、振動台に加える正弦波の
加振波形とこの加振波形に応答して得られる応答波形と
を共にフーリエ変換しフーリエ変換後の両波形から補正
スペクトルを算出し、この補正スペクトルに対して、そ
のDC成分を除いた各周波数成分の実数部を零に、虚数
部をパワーの平方根にそれぞれ代替して逆フーリエ変換
によって最終的に補正波形を再現するようにしている。
従って、振動台の応答波形が所期の目標波形に一致する
ように、リアルタイムで補正がなされ、しかも、補正さ
れた正弦波形が時系列的にみて急激な立ち上りのないス
ムーズなものとなる。このため信頼度の高い振動試験デ
ータが得られるようになるという実用上優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示す振動試験機における波形
補正装置のブロック図である。 1……波形補正装置、2……振動台、4……出力バッフ
ァ、14……フーリエ変換手段、16……補正スペクト
ル算出手段、18……補正スペクトル換算手段、20…
…逆フーリエ変換手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動台に加える正弦波の加振波形が記憶さ
    れる出力バッファと、前記加振波形を振動台に加えるこ
    とにより振動台から検出された応答波形ならびに前記出
    力バッファに記憶された加振波形をそれぞれフーリエ変
    換するフーリエ変換手段と、このフーリエ変換手段でフ
    ーリエ変換された加振波形ならびに応答波形に基づいて
    補正スペクトルを算出する補正スペクトル算出手段と、
    この補正スペクトル算出手段で算出された補正スペクト
    ルに対してそのDC成分を除いた各周波数成分の実数部
    を零に、虚数部をパワーの平方根にそれぞれ代替する補
    正スペクトル換算手段と、この補正スペクトル換算手段
    で換算された補正スペクトルを逆フーリエ変換する逆フ
    ーリエ変換手段とを含むことを特徴とする振動試験機に
    おける波形補正装置。
JP59110347A 1984-05-29 1984-05-29 振動試験機における波形補正装置 Expired - Lifetime JPH067367B2 (ja)

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DE58905593D1 (de) * 1988-06-21 1993-10-21 Supfina Maschf Hentzen Automatische spitzenlose Feinstbearbeitungsvorrichtung für oberflächenrotationssymmetrische Körper in einer Durchlaufmaschine.
JPH02217904A (ja) * 1989-02-17 1990-08-30 Toyoda Mach Works Ltd 位置決め制御装置

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