JPH0673525U - シフトレバー装置のノブ構造 - Google Patents

シフトレバー装置のノブ構造

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JPH0673525U
JPH0673525U JP1589293U JP1589293U JPH0673525U JP H0673525 U JPH0673525 U JP H0673525U JP 1589293 U JP1589293 U JP 1589293U JP 1589293 U JP1589293 U JP 1589293U JP H0673525 U JPH0673525 U JP H0673525U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂製のノブボタンのひけによる収縮を
小さくすると共に、成形工程を容易にしたシフトレバー
装置のノブ構造を提供することにある。 【構成】 この考案に係るシフトレバー装置のノブ構造
Eでは、ノブ20は、コンプレッションロッド11と直
交する方向にノブボタン30を移動可能に挿入する挿入
部24を設けると共に、この挿入部24内に、ノブボタ
ン30の移動方向と平行に筒状のノブボタンガイド25
を一体的に設け、さらに、このノブボタンガイド25の
ノブボタン30挿入側に、ノブボタン復帰用スプリング
40のスプリング装着部27を形成して構成され、挿入
部24に挿入されるノブボタン30は、挿入部24の内
側とノブボタンガイド25の外側との間に移動可能に挿
入される筒状の足杆31と、この足杆31の頭部に一体
的に形成される操作部32とから構成され、さらに、こ
の操作部32内にノブ20のスプリング装着部27と対
向せしめてノブボタン復帰用スプリング40のスプリン
グ収納部33を形成してある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、シフトレバー装置のノブ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のシフトレバー装置のノブ構造は、図5に示すように、ノブ1に形成され たカップ状の挿入孔1aにノブボタン2が移動可能に挿入されており、このノブ ボタン2は圧縮スプリング3によってノブ1から突出するように付勢されている 。そして、ノブボタン2を操作することによりコンプレッションロッドを介して ポジションピン(図示せず)を作動せしめ、シフトレバーの特定のポジションへ のシフト動作を許容するように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ノブボタン2は通常、合成樹脂材により成形されているが、図5に 示すように厚みがあると、ひけによる収縮が大きく、このため寸法精度が低下し てガタが大きくなり、ノブボタン2の摺動性が悪くなるという問題及び見栄えが 悪くなるという問題があった。そこで、この問題を解決するため図6に示すよう に、ノブボタン2を、ノブ1の挿入孔1a内を摺動する摺動部2aと、ノブ1の 挿入孔1aから突出する操作部2bとに2分割し、摺動部2aをひけの少ない合 成樹脂材で成形した後、ノブ1から突出する摺動部2aの先端を、見栄えの良い 合成樹脂材で成形した操作部2bによって被覆したノブ構造が提案されている。
【0004】 このノブ構造によれば、ひけによる収縮が小さくなり、ガタを小さくすること ができ、さらに、外観を良好にすることができるが、2重成形になるため、成形 工程が複雑となり、コスト高になるという問題があった。
【0005】 この考案は、上記従来技術の問題点を解決すべくなされたもので、その目的と するところは、合成樹脂製のノブボタンのひけによる収縮を小さくすると共に、 成形工程を容易にしたシフトレバー装置のノブ構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案は、シフトレバーに設けられたノブのノブ ボタンを操作することにより、コンプレッションロッドを介してポジションピン を作動するようにしたシフトレバー装置のノブ構造であって、前記ノブは、コン プレッションロッドと直交する方向にノブボタンを移動可能に挿入する挿入部を 設けると共に、この挿入部内に、ノブボタンの移動方向と平行に筒状のノブボタ ンガイドを一体的に設け、さらに、このノブボタンガイドのノブボタン挿入側に 、ノブボタン復帰用スプリングのスプリング装着部を形成して構成され、前記挿 入部に挿入されるノブボタンは、前記挿入部の内側とノブボタンガイドの外側と の間に移動可能に挿入される筒状の足杆と、この足杆の頭部に一体的に形成され る操作部とから構成され、さらに、この操作部内に前記ノブのスプリング装着部 と対向せしめてノブボタン復帰用スプリングのスプリング収納部を形成したこと を特徴としている。
【0007】
【作用】
上述の構成によれば、ノブボタンは、その足杆をノブの挿入部の内側とノブボ タンガイドの外側との間に移動可能に挿入するように構成されており、ノブボタ ンには、ノブボタンガイドを収容するための中空の足杆が形成されている。これ によって、ノブボタンの足杆の肉厚を大幅に薄くすることができ、ノブボタンを 合成樹脂材で成形した場合のひけによる収縮を小さくすることができる。
【0008】 また、足杆と操作部は一体的に形成されているので、成形工程を簡易化し、コ ストを低減させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0010】 図1はシフトレバー装置のノブ構造を一部破断して示す外観説明図、図2は図 1のII−II矢視縦断面説明図、図3は図1のIII −III 矢視横断面説明図、図4 はシフトレバー装置のノブ構造の要部分解斜視説明図である。
【0011】 図において、Eはシフトレバー装置のノブ構造で、シフトレバー10に設けら れたノブ20のノブボタン30を操作することにより、コンプレッションロッド 11を介してポジションピン12を作動するようにしてある。
【0012】 そして、ノブ20は、コンプレッションロッド11と直交する方向にノブボタ ン30を移動可能に挿入する挿入部24を設けると共に、この挿入部24内に、 ノブボタン30の移動方向と平行に筒状のノブボタンガイド25を一体的に設け 、さらに、このノブボタンガイド25のノブボタン30挿入側に、ノブボタン復 帰用スプリング40のスプリング装着部27を形成して構成され、挿入部24に 挿入されるノブボタン30は、挿入部24の内側とノブボタンガイド25の外側 との間に移動可能に挿入される筒状の足杆31と、この足杆31の頭部に一体的 に形成される操作部32とから構成され、さらに、この操作部32内にノブ20 のスプリング装着部27と対向せしめてノブボタン復帰用スプリング40のスプ リング収納部33を形成してある。
【0013】 さらに、この考案の構造を詳細に説明する。
【0014】 シフトレバー10は中空の筒状をなし、自動車のフロアに回動可能に立設され ており、このシフトレバー10の内周に上下方向に移動可能にコンプレッション ロッド11が配置されている。このコンプレッションロッド11は、上端に傾斜 面13aを有する係合部材13が装着され、また、圧縮スプリング14により上 方に付勢されている。ポジションピン12はコンプレッションロッド11の下端 に設けられた駒部材15に軸線と直交して植設されており、このポジションピン 12の先端部は、シフトレバー10に穿設した上下方向に長い長孔10aを通っ て外部に突出し、ポジションプレート16に形成したポジション溝16aに係合 するように設定されている。
【0015】 ノブ20は、略T字形の筒状のノブ主体21の外周を軟質の合成樹脂からなる 外装体22で覆うようにして構成されている。ノブ主体21は、シフトレバー1 0の上端に取付けられる円筒部23と、この円筒部23と直交して水平方向に延 出するノブボタン30挿入用の挿入部24からなっている。
【0016】 挿入部24は断面略カップ状に形成され、この挿入部24内に軸線と平行に円 筒状のノブボタンガイド25が一体的に設けられている。このノブボタンガイド 25のノブボタン挿入側には、後記するリブ28によって仕切れたスプリング装 着部27が形成されており、このスプリング装着部27にノブボタン復帰用スプ リングとしての圧縮スプリング40が収容されている。また、ノブボタンガイド 25のスプリング装着部27と反対側の中空部には、断面十字形のリブ28が一 体的に配置されている。
【0017】 ノブボタン30は、挿入部24の内周面24aとノブボタンガイド25の外周 面25aに挟持されて嵌挿される筒状の足杆31と、この足杆31の頭部に一体 的に形成される操作部32とから構成されている。操作部32内には、ノブ20 のスプリング装着部27と対向せしめて圧縮スプリング40を収納するスプリン グ収納部33が設けられており、このスプリング収納部33には、同心的に開口 側に向ってスプリングガイド34が突設されている。
【0018】 また、足杆31の外周面31cには、係合部材13が挿入される切欠溝31a と、この切欠溝31aに連続して係合部材13の傾斜面13aと係合する係合部 31bがそれぞれ形成されている。
【0019】 つぎに、この考案の実施例の作用を説明する。
【0020】 図1及び図3に示すように、ノブボタン30が押込まれていない状態では、ノ ブボタン30の操作部32は圧縮スプリング40のスプリング力によりノブ20 の外装体22から突出しており、また、係合部31bが係合部材13の傾斜面1 3aに当接している。この状態からノブボタン30の操作部32を圧縮スプリン グ40のスプリング力に抗して押込むと、係合部31bにより係合部材13が下 方に移動し、これに伴ってコンプレッションロッド11及びポジションピン12 が下降してポジションプレート16のポジション溝16aに対するロックが解除 され、シフトレバー10の特定のポジションへのシフト動作が可能となる。
【0021】 ところで、ノブボタン30は、その足杆31の外周面31cをノブ20の挿入 部24内周面24aに、内周面31dをノブボタンガイド25の外周面25aに それぞれ嵌挿しており、ノブボタン30内にノブボタンガイド25を収容するた めの中空部が形成されている。これによって、ノブボタン30の足杆31の肉厚 を大幅に薄くすることができると共に、ノブボタン30を合成樹脂材で成形した 場合のひけによる収縮を小さくすることができる。この結果、ノブボタン30の 軽量化を図ることができると共に、ノブ20に対するノブボタン30のガタが小 さくなり、ノブボタン30の摺動性を良好にすることができ、さらに、ノブボタ ンの外観を良好にすることができる。
【0022】 また、ノブボタン30の足杆31と操作部32は一体的に形成されているので 、成形工程を簡易化し、コストを低減させることができる。
【0023】 さらに、ノブボタンガイド25はリブ28によって補強されており、これによ ってノブボタンガイド25の肉厚を可及的に薄くすることができ、軽量化を図る ことができる。
【0024】
【考案の効果】
上述した通り、この考案によれば、ノブボタンには、ノブボタンガイドを収容 するための筒状の足杆が形成されている。これによって、ノブボタンの足杆の肉 厚を大幅に薄くすることができると共に、ノブボタンを合成樹脂で成形した場合 のひけによる収縮を小さくすることができる。この結果ノブボタンの軽量化を図 ることができると共に、ノブに対するノブボタンのガタを少なくし、ノブボタン の摺動性を良好にすることができ、さらに、ノブボタンの外観を良好にすること ができる。
【0025】 また、ノブボタンの足杆と操作部とは一体的に形成されているので、成形工程 を簡易化し、コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るシフトレバー装置のノブ構造を
一部破断して示す外観説明図である。
【図2】図1のII−II矢視縦断面説明図である。
【図3】図1のIII −III 矢視横断面説明図である。
【図4】この考案に係るシフトレバー装置のノブ構造の
要部分解斜視説明図である。
【図5】従来のシフトレバー装置のノブ構造の概略を示
す断面説明図である。
【図6】図5に示すものの他の従来例の断面説明図であ
る。
【符号の説明】
E シフトレバー装置のノブ構造 10 シフトレバー 11 コンプレッションロッド 12 ポジションピン 20 ノブ 24 挿入部 25 ノブボタンガイド 27 スプリング装着部 28 リブ 30 ノブボタン 31 足杆 32 操作部 33 スプリング収納部 34 スプリングガイド 40 ノブボタン復帰用スプリング(圧縮スプリング)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーに設けられたノブのノブボ
    タンを操作することにより、コンプレッションロッドを
    介してポジションピンを作動するようにしたシフトレバ
    ー装置のノブ構造であって、前記ノブは、コンプレッシ
    ョンロッドと直交する方向にノブボタンを移動可能に挿
    入する挿入部を設けると共に、この挿入部内に、ノブボ
    タンの移動方向と平行に筒状のノブボタンガイドを一体
    的に設け、さらに、このノブボタンガイドのノブボタン
    挿入側に、ノブボタン復帰用スプリングのスプリング装
    着部を形成して構成され、前記挿入部に挿入されるノブ
    ボタンは、前記挿入部の内側とノブボタンガイドの外側
    との間に移動可能に挿入される筒状の足杆と、この足杆
    の頭部に一体的に形成される操作部とから構成され、さ
    らに、この操作部内に前記ノブのスプリング装着部と対
    向せしめてノブボタン復帰用スプリングのスプリング収
    納部を形成したことを特徴とするシフトレバー装置のノ
    ブ構造。
  2. 【請求項2】 前記ノブに形成されているノブボタンガ
    イドの内部にリブを一体的に配置し、ノブボタンガイド
    を補強するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    シフトレバー装置のノブ構造。
  3. 【請求項3】 前記ノブボタンに形成されているスプリ
    ング収納部に、これと同心的に開口側に向ってスプリン
    グガイドを設けたことを特徴とする請求項1記載のシフ
    トレバー装置のノブ構造。
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