JP2520873Y2 - シフトレバー装置 - Google Patents
シフトレバー装置Info
- Publication number
- JP2520873Y2 JP2520873Y2 JP5610190U JP5610190U JP2520873Y2 JP 2520873 Y2 JP2520873 Y2 JP 2520873Y2 JP 5610190 U JP5610190 U JP 5610190U JP 5610190 U JP5610190 U JP 5610190U JP 2520873 Y2 JP2520873 Y2 JP 2520873Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift knob
- switch
- opening
- insert
- button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） 本考案はシフトノブにディテントノブとスイッチとを
近接配置したシフトレバー装置に関する。
近接配置したシフトレバー装置に関する。
（従来の技術） 従来、自動変速機のシフトレバーに取付けられるシフ
トノブにディテントボタンとオーバードライブ制御用或
いはホールド用等のスイッチを近接配置するようにした
技術として実開昭64−21419号公報に記載されたものが
ある。これは、第３図及び第４図に示すように、予めプ
ラスチックでディテントボタン１の挿入部2,スイッチ３
の挿入部４及びディテントシャフト５の挿入部６が形成
されたインサート７を形成し、このインサート７を図示
しない成形型内にセットして例えば塩化ビニールでシフ
トノブ８を形成するようにしている。このシフトノブ８
の形成後にデイテントボタン1,スイッチ３及びデイテン
トシャフト５を組付け、その後、デイテントボタン１及
びスイッチ３の操作部3aが夫々貫通する貫通孔9a及び9b
が形成された閉鎖板９をシフトノブ８に設けられた凹部
8aに嵌合させて組付けている。
トノブにディテントボタンとオーバードライブ制御用或
いはホールド用等のスイッチを近接配置するようにした
技術として実開昭64−21419号公報に記載されたものが
ある。これは、第３図及び第４図に示すように、予めプ
ラスチックでディテントボタン１の挿入部2,スイッチ３
の挿入部４及びディテントシャフト５の挿入部６が形成
されたインサート７を形成し、このインサート７を図示
しない成形型内にセットして例えば塩化ビニールでシフ
トノブ８を形成するようにしている。このシフトノブ８
の形成後にデイテントボタン1,スイッチ３及びデイテン
トシャフト５を組付け、その後、デイテントボタン１及
びスイッチ３の操作部3aが夫々貫通する貫通孔9a及び9b
が形成された閉鎖板９をシフトノブ８に設けられた凹部
8aに嵌合させて組付けている。
（考案が解決しようとする課題） 上記した従来の構成では、閉鎖板９は貫通孔9a,9b及
びシフトノブ８の凹部8aの３か所で位置合わせを行わな
ければならないという事情があるが、インサート7,シフ
トノブ８の凹部8aの両者の製作誤差が累積されて、デイ
テントボタン１及びスイッチ３に位置ずれを生ずるか
ら、上記の閉鎖板９を貫通孔9a,9b及び凹部8aの３か所
で同時に正確に位置合わせすることは極めて困難であっ
た。
びシフトノブ８の凹部8aの３か所で位置合わせを行わな
ければならないという事情があるが、インサート7,シフ
トノブ８の凹部8aの両者の製作誤差が累積されて、デイ
テントボタン１及びスイッチ３に位置ずれを生ずるか
ら、上記の閉鎖板９を貫通孔9a,9b及び凹部8aの３か所
で同時に正確に位置合わせすることは極めて困難であっ
た。
従って、本考案の目的は、シフトノブに対してディテ
ントボタン及びスイッチ等の位置合わせが正確にできる
シフトレバー装置を提供するにある。
ントボタン及びスイッチ等の位置合わせが正確にできる
シフトレバー装置を提供するにある。
［考案の構成］ （課題を解決するための手段） 本考案はシフトノブにディテントボタンとスイッチと
を近接配置したものにおいて、前記シフトノブの側面に
開口するように収納凹部を形成し、この収納凹部に前記
開口から挿入されて前記シフトノブに固着され前記デイ
テントボタンが摺動可能にガイドされる筒状部と前記開
口の開口端に嵌合されてこれを閉鎖する閉鎖部とが一体
に形成された挿入体を設け、この挿入体の閉鎖部に前記
スイッチを取付けるために取付部を設けた点に特徴を有
する。
を近接配置したものにおいて、前記シフトノブの側面に
開口するように収納凹部を形成し、この収納凹部に前記
開口から挿入されて前記シフトノブに固着され前記デイ
テントボタンが摺動可能にガイドされる筒状部と前記開
口の開口端に嵌合されてこれを閉鎖する閉鎖部とが一体
に形成された挿入体を設け、この挿入体の閉鎖部に前記
スイッチを取付けるために取付部を設けた点に特徴を有
する。
（作用） 上記した手段によれば、シフトノブの側面の開口と閉
鎖部とが位置合わせされれば、ディテントボタン及びス
イッチの位置決めも同時になされ、これらの位置合わせ
は簡単に且つ正確にできる。
鎖部とが位置合わせされれば、ディテントボタン及びス
イッチの位置決めも同時になされ、これらの位置合わせ
は簡単に且つ正確にできる。
（実施例） 以下本考案の一実施例について第１図及び第２図を参
照して説明する。シフトノブ10は、予め硬質のプラスチ
ックで成形されたノブインサート11を図示しない成形型
内にセットして軟質の塩化ビニールを周囲に一体化させ
て成形されたもので、ノブインサート11によってシフト
ノブ10の側面に開口部12aを有する収納凹部12が形成さ
れている。この収納凹部12は、シフトノブ11の上部の塩
化ビニールの部分の肉厚が必要最小限になるように奥部
がシフトノブ10の外形と略平行な曲面に形成されてい
る。また、ノブインサート11には、収納凹部12に連続し
て筒状部13が形成されている。収納凹部12には開口部12
aから硬質プラスチックで予め形成された挿入体14が嵌
合されてシフトノブ10に固着されているが、この挿入体
14には、側方に解放する筒状部15と、この筒状部15に交
差して連通し且つ筒状部13に連続する筒状部16が設けら
れている。筒状部16にはディテントボタン17が設けら
れ、筒状部13と挿入体14にはディテントロッド18が挿入
され、該デイテントロッド18の上端には、ディテントガ
イド部材19が連結され、これに設けられた傾斜部19aが
デイテントボタン17に形成された円弧面17aに当接され
ている。
照して説明する。シフトノブ10は、予め硬質のプラスチ
ックで成形されたノブインサート11を図示しない成形型
内にセットして軟質の塩化ビニールを周囲に一体化させ
て成形されたもので、ノブインサート11によってシフト
ノブ10の側面に開口部12aを有する収納凹部12が形成さ
れている。この収納凹部12は、シフトノブ11の上部の塩
化ビニールの部分の肉厚が必要最小限になるように奥部
がシフトノブ10の外形と略平行な曲面に形成されてい
る。また、ノブインサート11には、収納凹部12に連続し
て筒状部13が形成されている。収納凹部12には開口部12
aから硬質プラスチックで予め形成された挿入体14が嵌
合されてシフトノブ10に固着されているが、この挿入体
14には、側方に解放する筒状部15と、この筒状部15に交
差して連通し且つ筒状部13に連続する筒状部16が設けら
れている。筒状部16にはディテントボタン17が設けら
れ、筒状部13と挿入体14にはディテントロッド18が挿入
され、該デイテントロッド18の上端には、ディテントガ
イド部材19が連結され、これに設けられた傾斜部19aが
デイテントボタン17に形成された円弧面17aに当接され
ている。
そして、挿入体14の筒状部15の解放端の周囲部には、
開口部12aの形状に合致した閉鎖部20が一体に形成さ
れ、この閉鎖部20には筒状部15の下方に隣接させてスイ
ッチ21を取付けるための取付部22及びそのスイッチ21の
操作部21aを外方に突出させるための透孔23が形成され
ている。
開口部12aの形状に合致した閉鎖部20が一体に形成さ
れ、この閉鎖部20には筒状部15の下方に隣接させてスイ
ッチ21を取付けるための取付部22及びそのスイッチ21の
操作部21aを外方に突出させるための透孔23が形成され
ている。
上記した実施例では、プラスチックで一体成形された
挿入体14に筒状部15,閉鎖部20,スイッチ21の取付部22及
び透孔23が設けられているから、これらの位置合わせは
不要であり、ディテントボタン17とスイッチ21の位置関
係が位置合わせを行わなくても必然的に同時に行われて
所定の製作誤差の範囲に収まる。従って、閉鎖部20の外
周と収納凹部12の開口部12aとの間の位置合わせのみを
行なえば良いから、位置合わせは極めて簡単にできる。
挿入体14に筒状部15,閉鎖部20,スイッチ21の取付部22及
び透孔23が設けられているから、これらの位置合わせは
不要であり、ディテントボタン17とスイッチ21の位置関
係が位置合わせを行わなくても必然的に同時に行われて
所定の製作誤差の範囲に収まる。従って、閉鎖部20の外
周と収納凹部12の開口部12aとの間の位置合わせのみを
行なえば良いから、位置合わせは極めて簡単にできる。
また、上記した実施例では、ノブインサート11の収納
凹部12の大きさを挿入体14に比べて充分に大きくしてい
るから、シフトノブ10の外皮の塩化ビニールの層を薄く
して材料の節約を図ることができる。
凹部12の大きさを挿入体14に比べて充分に大きくしてい
るから、シフトノブ10の外皮の塩化ビニールの層を薄く
して材料の節約を図ることができる。
［考案の効果］ 本考案は以上の説明から明らかなように、シフトノブ
にディテントボタンとスイッチとを近接配置したものに
おいて、前記シフトノブの側面に開口するように収納凹
部を形成し、この収納凹部に前記開口から挿入されて前
記シフトノブに固着され前記ディテントボタンが摺動可
能にガイドされる筒状部と前記開口の開口端に嵌合され
てこれを閉鎖する閉鎖部とが一体に形成された挿入体を
設け、この挿入体の閉鎖部に前記スイッチを取付けるた
めに取付部を設けた点に特徴を有するものであるから、
シフトノブの側面の開口と閉鎖部とが位置合わせされれ
ば、ディテントボタン及びスイッチの位置決めも同時に
なされ、これらの位置合わせは簡単に且つ正確にできる
という優れた効果を奏する。
にディテントボタンとスイッチとを近接配置したものに
おいて、前記シフトノブの側面に開口するように収納凹
部を形成し、この収納凹部に前記開口から挿入されて前
記シフトノブに固着され前記ディテントボタンが摺動可
能にガイドされる筒状部と前記開口の開口端に嵌合され
てこれを閉鎖する閉鎖部とが一体に形成された挿入体を
設け、この挿入体の閉鎖部に前記スイッチを取付けるた
めに取付部を設けた点に特徴を有するものであるから、
シフトノブの側面の開口と閉鎖部とが位置合わせされれ
ば、ディテントボタン及びスイッチの位置決めも同時に
なされ、これらの位置合わせは簡単に且つ正確にできる
という優れた効果を奏する。
第１図及び第２図は本考案の一実施例を示すものであ
り、第１図は縦断面図、第２図は分解斜視図であり、第
３図及び第４図は従来構成を示すもので、第３図は縦断
面図、第４図は分解斜視図である。 図面中、10はシフトノブ、11はノブインサート、12は収
納凹部、14は挿入体、15は筒状部、17はディテントボタ
ン、20は閉鎖部、21はスイッチ、22は取付部である。
り、第１図は縦断面図、第２図は分解斜視図であり、第
３図及び第４図は従来構成を示すもので、第３図は縦断
面図、第４図は分解斜視図である。 図面中、10はシフトノブ、11はノブインサート、12は収
納凹部、14は挿入体、15は筒状部、17はディテントボタ
ン、20は閉鎖部、21はスイッチ、22は取付部である。
Claims (1)
- 【請求項１】シフトノブにディテントボタンとスイッチ
とを近接配置したものにおいて、前記シフトノブの側面
に開口するように形成された収納凹部と、この収納凹部
に前記開口から挿入されて前記シフトノブに固着され前
記デイテントボタンが摺動可能にガイドされる筒状部と
前記開口の開口端に嵌合されてこれを閉鎖する閉鎖部と
が一体に形成された挿入体と、この挿入体の閉鎖部に前
記スイッチを取付けるために設けられた取付部とを具備
してなるシフトレバー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5610190U JP2520873Y2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | シフトレバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5610190U JP2520873Y2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | シフトレバー装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0414858U JPH0414858U (ja) | 1992-02-06 |
| JP2520873Y2 true JP2520873Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=31579630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5610190U Expired - Fee Related JP2520873Y2 (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | シフトレバー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520873Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP5610190U patent/JP2520873Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0414858U (ja) | 1992-02-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2520873Y2 (ja) | シフトレバー装置 | |
| JP2538165Y2 (ja) | スイッチの節度機構 | |
| JP2772778B2 (ja) | 止水器 | |
| JP2584279Y2 (ja) | シフトレバー装置のノブ構造 | |
| JPH034437U (ja) | ||
| JPH03105704U (ja) | ||
| JPH0138832Y2 (ja) | ||
| JPH03246114A (ja) | コントロールノブの製造方法 | |
| JP2508439Y2 (ja) | 車両用艤装体における操作部材用開口孔のカバ―構造 | |
| JPH0134828Y2 (ja) | ||
| JPH09177954A (ja) | シフトレバー | |
| JPH0211695Y2 (ja) | ||
| JPH0231949U (ja) | ||
| JPH10128162A (ja) | 止水器及び止水器用ホース | |
| JPH04229912A (ja) | スライドスイッチの操作部構造 | |
| JPH025643U (ja) | ||
| JPS6176726U (ja) | ||
| JPH02106648U (ja) | ||
| JPH0428266U (ja) | ||
| JPH0426048U (ja) | ||
| JPH03114664U (ja) | ||
| JPH0170237U (ja) | ||
| JPS6214428U (ja) | ||
| JPH01135517U (ja) | ||
| JPS5839622U (ja) | 車両用自動変速機のフロア−シフトレバ−装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |