JP2538165Y2 - スイッチの節度機構 - Google Patents
スイッチの節度機構Info
- Publication number
- JP2538165Y2 JP2538165Y2 JP10771390U JP10771390U JP2538165Y2 JP 2538165 Y2 JP2538165 Y2 JP 2538165Y2 JP 10771390 U JP10771390 U JP 10771390U JP 10771390 U JP10771390 U JP 10771390U JP 2538165 Y2 JP2538165 Y2 JP 2538165Y2
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- JP
- Japan
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- moderation
- pin
- groove
- tip
- projection
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば揺動する操作ノブの先端に節度ピン
を配設したレバースイッチ等のスイッチの節度機構に関
する。
を配設したレバースイッチ等のスイッチの節度機構に関
する。
[従来の技術] 従来、この種のスイッチの節度ピンとしては、例え
ば、実開昭51−162679号公報に開示された技術のように
スチールボールか、あるいは先端が半球状の樹脂製のピ
ンが使用されている。
ば、実開昭51−162679号公報に開示された技術のように
スチールボールか、あるいは先端が半球状の樹脂製のピ
ンが使用されている。
[考案が解決しようとする問題点] 前記従来の節度ピンは、操作ノブを操作したときは円
滑に作動するように、先端部が正確な球状になっている
ことが要求される。しかし、節度ピンは、樹脂成形する
場合、先端部にガスが溜るので、正確な半球状に成形で
きないという問題点がある。
滑に作動するように、先端部が正確な球状になっている
ことが要求される。しかし、節度ピンは、樹脂成形する
場合、先端部にガスが溜るので、正確な半球状に成形で
きないという問題点がある。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係るスイッチの節度機構は、上記問題点を解
消すべく考案されたものであり、スプリングに付勢さ
れ、半球部の先端に突起を有し、かつ操作ノブを所望の
ポジションに保持するための節度ピンと、ケース体に形
成され、前記節度ピンが圧接する節度山と、該節度山に
形成され、かつ前記突起が挿入する溝とを形成し、上記
問題点を解消する。
消すべく考案されたものであり、スプリングに付勢さ
れ、半球部の先端に突起を有し、かつ操作ノブを所望の
ポジションに保持するための節度ピンと、ケース体に形
成され、前記節度ピンが圧接する節度山と、該節度山に
形成され、かつ前記突起が挿入する溝とを形成し、上記
問題点を解消する。
[作用] 節度ピンを樹脂成形した場合、成形時に発生するガス
は、該節度ピンの先端の突起に溜まる。このため該突起
の根元の半球状の球面部は、ガスが溜まらず正確に成形
される。そして、突起の先端は、ガスにより不正確に成
形される。節度ピンを節度山に組付けた場合は、突起が
溝に挿入され、球面部が節度山に圧接する。操作ノブを
操作した場合、節度ピンは、突起が溝に挿入されている
ことにより、該溝に案内されて移動する。
は、該節度ピンの先端の突起に溜まる。このため該突起
の根元の半球状の球面部は、ガスが溜まらず正確に成形
される。そして、突起の先端は、ガスにより不正確に成
形される。節度ピンを節度山に組付けた場合は、突起が
溝に挿入され、球面部が節度山に圧接する。操作ノブを
操作した場合、節度ピンは、突起が溝に挿入されている
ことにより、該溝に案内されて移動する。
[実施例] 以下、第1図及び第2図に基づき本考案に係るスイッ
チの節度機構の好適な一実施例を詳述する。
チの節度機構の好適な一実施例を詳述する。
1は、操作ノブであり、節度ピン2及びスプリング3
を挿入するための盲孔1aを穿設している。節度ピン2
は、スプリング3に付勢し、半球状の球面部2aがケース
体4に形成された節度山4aに圧接している。該節度ピン
2は、先端に円柱状の突起2bを形成している。ケース体
4は、節度山4aにおいて節度ピン2が移動すべき軌跡に
溝4bを形成している。節度ピン2は、該溝4bに遊挿さ
れ、溝4bの縁部に球面部2bに圧接する。
を挿入するための盲孔1aを穿設している。節度ピン2
は、スプリング3に付勢し、半球状の球面部2aがケース
体4に形成された節度山4aに圧接している。該節度ピン
2は、先端に円柱状の突起2bを形成している。ケース体
4は、節度山4aにおいて節度ピン2が移動すべき軌跡に
溝4bを形成している。節度ピン2は、該溝4bに遊挿さ
れ、溝4bの縁部に球面部2bに圧接する。
本考案に係るスイッチの節度機構の一実施例は、以上
のような構成であり、次にその作用を詳述する。
のような構成であり、次にその作用を詳述する。
節度ピン2を金型により樹脂成形すると、該節度ピン
2は、突起2bの先端にガスが溜まるので、突起2bの先端
部の精度が欠ける。しかし、節度ピン2は、球面部2aに
ガスが溜まらず、該球面部2aの形状が正確なものとな
り、節度ピン2の滑動性を向上することができる。節度
ピン2を節度山4aに組付ける場合は、突起2bを溝4bに遊
挿する。すると、球面部2aが溝4bの縁の節度山4aに圧接
する。操作ノブ1を操作すると、節度ピン2は、突起2b
が溝4bに挿入されていることにより、溝4bに案内されて
移動する。
2は、突起2bの先端にガスが溜まるので、突起2bの先端
部の精度が欠ける。しかし、節度ピン2は、球面部2aに
ガスが溜まらず、該球面部2aの形状が正確なものとな
り、節度ピン2の滑動性を向上することができる。節度
ピン2を節度山4aに組付ける場合は、突起2bを溝4bに遊
挿する。すると、球面部2aが溝4bの縁の節度山4aに圧接
する。操作ノブ1を操作すると、節度ピン2は、突起2b
が溝4bに挿入されていることにより、溝4bに案内されて
移動する。
[考案の効果] 本考案は、節度ピンに突起を形成したことにより節度
山に圧接する球面部の形状を正確に樹脂成形することが
できる。このため、節度ピンは、節度山を滑らかに滑動
し、操作ノブの操作感を良好なものにすることができ
る。
山に圧接する球面部の形状を正確に樹脂成形することが
できる。このため、節度ピンは、節度山を滑らかに滑動
し、操作ノブの操作感を良好なものにすることができ
る。
第1図及び第2図は、本考案に係るスイッチの節度機構
の一実施例を示す図面であり、第1図は、節度ピンの組
付け状態を示す断面図、第2図は節度山の斜視図であ
る。 1……操作ノブ、2……節度ピン、2a……球面部、2b…
…突起、4……ケース体、4a……節度山、4b……溝。
の一実施例を示す図面であり、第1図は、節度ピンの組
付け状態を示す断面図、第2図は節度山の斜視図であ
る。 1……操作ノブ、2……節度ピン、2a……球面部、2b…
…突起、4……ケース体、4a……節度山、4b……溝。
Claims (1)
- 【請求項1】スプリングに付勢され、半球部の先端に突
起を有し、かつ操作ノブを所望のポジションに保持する
ための節度ピンと、 ケース体に形成され、前記節度ピンが圧接する節度山
と、 該節度山に形成され、かつ前記突起が挿入する溝とを具
備したことを特徴とするスイッチの節度機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10771390U JP2538165Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | スイッチの節度機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10771390U JP2538165Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | スイッチの節度機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0466017U JPH0466017U (ja) | 1992-06-10 |
JP2538165Y2 true JP2538165Y2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=31854362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10771390U Expired - Lifetime JP2538165Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | スイッチの節度機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538165Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5731620B2 (ja) * | 2013-11-12 | 2015-06-10 | 株式会社東海理化電機製作所 | スイッチの節度機構 |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP10771390U patent/JP2538165Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0466017U (ja) | 1992-06-10 |
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