JPH0673398U - ジャケット付電動ポンプ - Google Patents

ジャケット付電動ポンプ

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JPH0673398U
JPH0673398U JP2126893U JP2126893U JPH0673398U JP H0673398 U JPH0673398 U JP H0673398U JP 2126893 U JP2126893 U JP 2126893U JP 2126893 U JP2126893 U JP 2126893U JP H0673398 U JPH0673398 U JP H0673398U
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jacket
motor
electric pump
pump
fluid
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JP2126893U
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晴彦 森川
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Sanso Electric Co Ltd
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Sanso Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温水ポンプ等の電動ポンプのモ−タ−部が過
熱するのを防止するとともに、この排熱を有効に利用す
ることにある。 【構成】 電動ポンプ1の少なくともモ−タ−部2の外
周部に、モ−タ−部2の発熱を流体に熱伝達して流体を
流通させるための空間部8を設けてジャケット5を被覆
している。そのため、モ−タ−部2とジャケット5との
間の空間部8に流体を流通すると、モ−タ−部2を冷却
できるとともに、モ−タ−部2の排熱の熱伝達で温かく
なった流体を有効に利用できる。また、上記ジャケット
5を被覆することによって、モ−タ−部2で発生する騒
音を抑制することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ジャケット付電動ポンプに関し、特にモ−タ−部の排熱を利用でき 、かつ騒音を抑制できるジャケット付電動ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、空調装置等には温水ポンプが利用され、ポンプ部で温水を循環供給して 熱交換するようにしているものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
温水ポンプで温水を送給すると、そのモ−タ−部が発熱するので、モ−タ−部 に配設した冷却羽根で冷熱風を流通して冷却し、モ−タ−部が過熱しないように しているものであった。
【0004】 また、温水ポンプを運転すると、モ−タ−部やポンプ部から騒音が発生するた め、できるだけ騒音を低減するように工夫されているが、公害等から常に騒音を 抑制することが要望されているものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、電 動ポンプの少なくともモ−タ−部の外周部に、モ−タ−部の発熱を流体に熱伝達 して流体を流通させるための空間部を設けてジャケットを被覆したことを特徴と するジャケット付電動ポンプを提供するにある。
【0006】
【作用】
本考案のジャケット付電動ポンプを使用すると、少なくともモ−タ−部の外周 部に、モ−タ−部の発熱を流体に熱伝達して流体を流通させるための空間部を設 けてジャケットを被覆していることによって、モ−タ−部の排熱である発熱を利 用して流体を温めることができるとともに、モ−タ−部が過熱するのを防止する ことができる。
【0007】 また、モ−タ−部のまわりにジャケットを被覆することによって、モ−タ−部 から発生する騒音を低減することができて、電動ポンプの騒音を抑制することが できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。図1は、本考案の一実施例を示 すものである。電動ポンプ1は、図1のようにモ−タ−部2に磁力結合で回転駆 動するようにポンプ部3を接続した、いわゆるシ−ルレス構造のマグネットポン プの一例である。
【0009】 上記モ−タ−部2の外周部には、耐水性や耐用性のために表面処理をしたアル ミニウム材やステンレススチ−ル材のモ−タ−ケ−ス4を被覆し、この外側にA BS等のエンジニアリングプラスチックスの樹脂材で一体成形した筒状のジャケ ット5をモ−タ−ケ−ス4のフランジ部6に固定具7で着脱可能として被覆して いる。
【0010】 上記ジャケット5は、図1のようにモ−タ−ケ−ス4より一まわり大きくした 筒状とし、モ−タ−ケ−ス4との間を所定の間隙とした空間部8を設けて、モ− タ−ケ−ス4の外周にそって二重筒状としてフランジ9部で上記したようにモ− タ−ケ−ス4に取り付けて配設している。
【0011】 そして、図のようにジャケット5の一側面に流入口10と流出口11とをそれ ぞれ突設し、所要の配管を接続することによって、温水や水、空気等の流体を上 記ジャケット5の内側の空間部8に流通できるようにしている。
【0012】 したがって、たとえば図2のように空調装置(図示せず)に温水を循環するよ うにポンプ部3に配管接続し、ジャケット5の流入口10、流出口11に循環パ イプを接続して運転すると、モ−タ−部2が発熱しても、モ−タ−部2の外周部 に循環水が流通するため、モ−タ−部2が冷却され、モ−タ−部2が過熱するの を防止できる。
【0013】 また、モ−タ−部2には外周面に開孔部のないモ−タ−ケ−ス4を被覆し、そ の外周部にジャケット5を被覆しているため、モ−タ−部2で発生する騒音を低 減することができる。
【0014】 なお、上記循環パイプのかわりに、モ−タ−部の上記した排熱を利用するため に、排熱利用管を接続して所要の加熱部を加熱するようにすることもできるもの である。
【0015】 また、必要により、図3のようにポンプ部3の吸入側とジャケット5部の流出 口11側とを配管接続し、空間部8を流通して予熱した温水をポンプ部3で吸い 込んで温水を所要部へ送給するなど適宜に対処できるものである。
【0016】
【他の実施例】
図4は、本考案の他の実施例である。本実施例では、モ−タ−部2の外周部か らポンプ部3の外周部にわたってシ−ル構造のモ−タ−ケ−ス4とし、上記した ジャケット5をモ−タ−部2からポンプ部3にわたって着脱可能に被覆するよう にしたものである。なお、ジャケット5は、適宜の個所に補強材12を配設して 適切にモ−タ−ケ−ス4に支持できるものである。
【0017】
【さらに他の実施例】
図5は、本考案のさらに他の実施例である。本実施例では、モ−タ−部2のモ −タ−ケ−ス4を樹脂材でその適宜の個所にアルミニウム材やステンレススチ− ル材等の金属材13をインサ−トして一体的に形成し、上記金属材13の一部を ジャケット5との間の空間部8に熱交換用のフィン14として適宜に突出したも のである。
【0018】 本実施例では、熱交換用のフィンによって、モ−タ−部の排熱を流体に熱効率 よく伝達することができ、モ−タ−部を有効に冷却することができて好ましい。 なお、上記熱交換用のフィンを空間部に所要の流体流通経路が形成できるように 配設することもできるものである。
【0019】 図6は、本考案のさらに他の実施例である。本実施例では、図のようにモ−タ −部2の外周部からポンプ部3の外周部にわたってジャケット5を被覆するとと もに、ポンプ部3の吐出部をジャケット5の内側の空間部8と連通して空間部8 をポンプの吐出流通路として流出口11から吐出できるようにしている。
【0020】 本実施例では、ポンプ部からの吐出流をモ−タ−部の排熱で加熱しながらモ− タ−部を冷却できるとともに、モ−タ−部、ポンプ部の騒音を抑制できるもので ある。なお、フインを介して流通路を形成できるのはもちろんである。
【0021】 以上では、マグネットポンプの電動ポンプについて説明したが、他のポンプの ものについても同様に適用できるものである。
【0022】
【考案の効果】
以上のように本考案にあっては、電動ポンプのモ−タ−部の発熱をジャケット との間の空間部に流体を流通することで吸収できて、モ−タ−部が過熱するのを 防止できるとともに、モ−タ−部からの発生する騒音を抑制することができ、公 害の発生を抑制することに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の中央横半断面図、
【図2】同上の使用状態説明用の概略図、
【図3】同上の他の使用状態説明用の概略図、
【図4】同上の他の実施例の中央横半断面図、
【図5】同上のさらに他の実施例の中央横半断面図、
【図6】同上のさらに他の実施例の中央横半断面図。
【符号の説明】
1…電動ポンプ 2…モ−タ−部 3…ポ
ンプ部 4…モ−タ−ケ−ス 5…ジャケット 8…空
間部 10…流入口 11…流出口 14…
フィン

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動ポンプの少なくともモ−タ−部の外
    周部に、モ−タ−部の発熱を流体に熱伝達して流体を流
    通させるための空間部を設けてジャケットを被覆したこ
    とを特徴とするジャケット付電動ポンプ。
  2. 【請求項2】 ジャケットをモ−タ−部からポンプ部に
    わたって被覆した請求項1に記載のジャケット付電動ポ
    ンプ。
  3. 【請求項3】 モ−タ−部から熱交換用のフィンをジャ
    ケット側に突設した請求項1または2に記載のジャケッ
    ト付電動ポンプ。
JP1993021268U 1993-03-30 1993-03-30 ジャケット付電動ポンプ Expired - Lifetime JP2537245Y2 (ja)

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JP2537245Y2 JP2537245Y2 (ja) 1997-05-28

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JP2537245Y2 (ja) 1997-05-28

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