JPH0673276B2 - 電子レンジ用マグネトロン - Google Patents
電子レンジ用マグネトロンInfo
- Publication number
- JPH0673276B2 JPH0673276B2 JP62174116A JP17411687A JPH0673276B2 JP H0673276 B2 JPH0673276 B2 JP H0673276B2 JP 62174116 A JP62174116 A JP 62174116A JP 17411687 A JP17411687 A JP 17411687A JP H0673276 B2 JPH0673276 B2 JP H0673276B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input terminal
- center conductor
- potential electrode
- conductor
- voltage capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、電子レンジ用マグネトロンに係り、特にそ
のシールドボックスに固定される高圧コンデンサ型入力
端子に関する。
のシールドボックスに固定される高圧コンデンサ型入力
端子に関する。
（従来の技術） 一般に電子レンジ用マグネトロンでは、カソード入力ス
テム側から負の高電圧およびフィラメントカソードの加
熱電力が印加される。この入力は、家庭用電子レンジに
使用されるマグネトロンでは、接地陽極に対して負の例
えば4kV、陽極電流が300mA、フィラメント電圧が3.15
V、フィラメント電流が10Aである。このような高電圧お
よび大電流を導入する高圧端子としては、従来一般的に
セラミック強誘電体素子を用いた貫通型高圧コンデサが
使用されている。これは、入力端子となる貫通型高圧コ
ンデンサに数百pFの静電容量をもたせ、更にチョークコ
イルと共にLCフィルターを構成しマグネトロンに発生す
るノイズが電源側に漏洩するのを抑制するものである。
テム側から負の高電圧およびフィラメントカソードの加
熱電力が印加される。この入力は、家庭用電子レンジに
使用されるマグネトロンでは、接地陽極に対して負の例
えば4kV、陽極電流が300mA、フィラメント電圧が3.15
V、フィラメント電流が10Aである。このような高電圧お
よび大電流を導入する高圧端子としては、従来一般的に
セラミック強誘電体素子を用いた貫通型高圧コンデサが
使用されている。これは、入力端子となる貫通型高圧コ
ンデンサに数百pFの静電容量をもたせ、更にチョークコ
イルと共にLCフィルターを構成しマグネトロンに発生す
るノイズが電源側に漏洩するのを抑制するものである。
上記のような貫通型高圧コンデンサは、通常、入力中心
導体が内側を貫通し電気的に接続される高電位電極と、
この高電位電極に対面して配設された接地電位電極と、
上記両電極間に介在されコンデンサ部を形成する誘電体
と、これらの外側を覆い一体にモールドされた絶縁樹脂
とを有し、発振部本体の入力ステム部を覆うシールドボ
ックスに接地電位電極が固定される。
導体が内側を貫通し電気的に接続される高電位電極と、
この高電位電極に対面して配設された接地電位電極と、
上記両電極間に介在されコンデンサ部を形成する誘電体
と、これらの外側を覆い一体にモールドされた絶縁樹脂
とを有し、発振部本体の入力ステム部を覆うシールドボ
ックスに接地電位電極が固定される。
（発明が解決しようとする問題点） ところで、最近、放送衛星等の実用化に伴い、益々、マ
グネトロンから発生する高調波の減衰を要求されるよう
になって来た。一方、電子レンジの普及が一般的にな
り、安価なマグネトロンも望まれ、その中でもLCフィル
ターは高価なものとなっている。そこで、セラミック磁
器を使用しない安価なプラスチックモールドでの貫通型
高圧コンデンサは、静電容量が比較的小さいため、高調
波の漏洩防止の改善が望まれている。
グネトロンから発生する高調波の減衰を要求されるよう
になって来た。一方、電子レンジの普及が一般的にな
り、安価なマグネトロンも望まれ、その中でもLCフィル
ターは高価なものとなっている。そこで、セラミック磁
器を使用しない安価なプラスチックモールドでの貫通型
高圧コンデンサは、静電容量が比較的小さいため、高調
波の漏洩防止の改善が望まれている。
この発明は、以上のような不都合を解消し、高調波等の
勢力の強いノイズ成分の電源側への漏洩を抑制し得る電
子レンジ用マグネトロンを提供することを目的とする。
勢力の強いノイズ成分の電源側への漏洩を抑制し得る電
子レンジ用マグネトロンを提供することを目的とする。
［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明は、発振部本体の入力ステム部を覆うシールド
ボックスに接続固定される高圧コデンサ型入力端子の入
力中心導体を取巻き、且つ円筒状高電位電極、そのまわ
りに離隔近接して設けられた円筒状接地電位電極、及び
これら両電極間に介在された絶縁樹脂で構成されるコン
デンサ部の発振部本体側又は入力端子側の少なくとも一
方の端部近傍に電波吸収体が設けられるとともに、この
電波吸収体の外部入力端子の方の側に高調波反射用導電
体が近接配置されてなる電子レンジ用マグネトロンであ
る。（作用） この発明によれば、比較的簡単な構成で高圧コンデンサ
型入力端子の高調波成分を含むノイズの電源側への漏洩
抑制作用が著しく改善される。
ボックスに接続固定される高圧コデンサ型入力端子の入
力中心導体を取巻き、且つ円筒状高電位電極、そのまわ
りに離隔近接して設けられた円筒状接地電位電極、及び
これら両電極間に介在された絶縁樹脂で構成されるコン
デンサ部の発振部本体側又は入力端子側の少なくとも一
方の端部近傍に電波吸収体が設けられるとともに、この
電波吸収体の外部入力端子の方の側に高調波反射用導電
体が近接配置されてなる電子レンジ用マグネトロンであ
る。（作用） この発明によれば、比較的簡単な構成で高圧コンデンサ
型入力端子の高調波成分を含むノイズの電源側への漏洩
抑制作用が著しく改善される。
（実施例） 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。尚、同一部分は同一符号で表す。
明する。尚、同一部分は同一符号で表す。
この発明のマグネトロンは、第１図に示すように発振部
本体11の陽極円筒の外周にラジエータ12が固着され、こ
の陽極円筒の上にリング状の永久磁石13が積重ねられて
いる。この永久磁石13を取り囲んで強磁性体ヨーク14が
設けられ、その上に発振部本体11の入力ステム部15を覆
うシールドボックス16が固定されている。シールドボッ
クス16内において、ステム部15のカソード入力端子17に
は、チョークコイルすなわちインダクタ18の一端部19a
が接続され、その他端部19bが高圧コンデンサ型入力端
子20の入力中心導体21のコ字状端部21aに溶接により接
続されている。
本体11の陽極円筒の外周にラジエータ12が固着され、こ
の陽極円筒の上にリング状の永久磁石13が積重ねられて
いる。この永久磁石13を取り囲んで強磁性体ヨーク14が
設けられ、その上に発振部本体11の入力ステム部15を覆
うシールドボックス16が固定されている。シールドボッ
クス16内において、ステム部15のカソード入力端子17に
は、チョークコイルすなわちインダクタ18の一端部19a
が接続され、その他端部19bが高圧コンデンサ型入力端
子20の入力中心導体21のコ字状端部21aに溶接により接
続されている。
高圧コンデンサ型入力端子20は、中心導体21に接続され
た有底金属円筒からなる内側高電位電極22、その外側に
所定間隔をおいて同軸状に配置された金属円筒からなる
外側接地電位電極23、それらの間および接地電位電極23
の外周を覆う絶縁樹脂部24、中心導体21の例えば外部電
源側に設けられたリング状の電波吸収体29、この電波吸
収体29に近接し且つその外部電源側に設けられたリング
状の高周波反射用導電体30を有してなっている。
た有底金属円筒からなる内側高電位電極22、その外側に
所定間隔をおいて同軸状に配置された金属円筒からなる
外側接地電位電極23、それらの間および接地電位電極23
の外周を覆う絶縁樹脂部24、中心導体21の例えば外部電
源側に設けられたリング状の電波吸収体29、この電波吸
収体29に近接し且つその外部電源側に設けられたリング
状の高周波反射用導電体30を有してなっている。
この高圧コンデンサ型入力端子20は、第２図に示すよう
に２個の端子20の各接地電位電極23の横方向に伸びる取
付けフランジ部25、25が、一体的に連結され、シールド
ボックス16の透孔16a部に装着されて電気的及び機械的
に接続固定されている。尚、符号25aは両フランジ部2
5、25が接合された部分を示し、26、26…は取付け用の
透孔をあらわしてる。中心導体21の外側端部21bは、平
板状のファストン端子部とされ、このマグネトロンの入
力端子として使用される。
に２個の端子20の各接地電位電極23の横方向に伸びる取
付けフランジ部25、25が、一体的に連結され、シールド
ボックス16の透孔16a部に装着されて電気的及び機械的
に接続固定されている。尚、符号25aは両フランジ部2
5、25が接合された部分を示し、26、26…は取付け用の
透孔をあらわしてる。中心導体21の外側端部21bは、平
板状のファストン端子部とされ、このマグネトロンの入
力端子として使用される。
又、高圧コンデンサ型入力端子20は、数10pF程度の静電
容量をもち、インダクタ18と共に入力側から漏洩しよう
とする不所望なノイズを抑止するLCフィルタを構成して
いる。そして、十分な沿面耐電圧特性を得るため、絶縁
樹脂部24は、ファストン端子部を取巻くように外側の円
筒状鞘部27、及びシールドボックス16の内部で中心導体
延長部を取巻くように内側の円筒状鞘部28を有してい
る。更に又、各鞘部27、28には、リング状凹溝（図示せ
ず）が形成されて、沿面距離を一層増長している。
容量をもち、インダクタ18と共に入力側から漏洩しよう
とする不所望なノイズを抑止するLCフィルタを構成して
いる。そして、十分な沿面耐電圧特性を得るため、絶縁
樹脂部24は、ファストン端子部を取巻くように外側の円
筒状鞘部27、及びシールドボックス16の内部で中心導体
延長部を取巻くように内側の円筒状鞘部28を有してい
る。更に又、各鞘部27、28には、リング状凹溝（図示せ
ず）が形成されて、沿面距離を一層増長している。
上記の絶縁樹脂部24は、例えばガラス繊維が約30重量％
含まれたポリブチレンテレフタレート（PBT）樹脂のよ
うなエンジニアリングプラスチックが好ましい。そし
て、この実施例では、高電位電極22と接地電位電極23間
に介在する樹脂部分24aは、コンデンサ部を形成する誘
電体を兼ねている。
含まれたポリブチレンテレフタレート（PBT）樹脂のよ
うなエンジニアリングプラスチックが好ましい。そし
て、この実施例では、高電位電極22と接地電位電極23間
に介在する樹脂部分24aは、コンデンサ部を形成する誘
電体を兼ねている。
更に、この高圧コンデンサ型入力端子20には、既述のよ
うに電波吸収体29と高周波反射用導電体30が設けられて
いるが、電波吸収体29は第３図及び第４図に示すよう
に、厚肉のリング状にして中心導体21の外側端部21bが
挿通される貫通孔31を有しており、円筒状鞘部27内で中
心導体21の端部21b近傍を取巻くように配設されてい
る。
うに電波吸収体29と高周波反射用導電体30が設けられて
いるが、電波吸収体29は第３図及び第４図に示すよう
に、厚肉のリング状にして中心導体21の外側端部21bが
挿通される貫通孔31を有しており、円筒状鞘部27内で中
心導体21の端部21b近傍を取巻くように配設されてい
る。
この電波吸収体29は、例えばフェライト焼結体、フェラ
イト粉末＋ゴム、フェライト粉末＋ゴム系塗料、樹脂に
フェライト粉末を混合して固めたもの、などのフェライ
ト材や、カーボン粉末＋発泡ポリウレタンや、炭素や、
あるいはカーボニル鉄のような酸化鉄の微粉末を樹脂で
固めたものなどからなり、内側の高電位電極22と外側の
接地電位電極23との間の開口部分に可能な限り近づけて
設けることが望ましい。又、電波吸収体29の厚さ及び大
きさは、低減したい高調波等のノイズ成分を有効に吸収
するように適宜選定する。
イト粉末＋ゴム、フェライト粉末＋ゴム系塗料、樹脂に
フェライト粉末を混合して固めたもの、などのフェライ
ト材や、カーボン粉末＋発泡ポリウレタンや、炭素や、
あるいはカーボニル鉄のような酸化鉄の微粉末を樹脂で
固めたものなどからなり、内側の高電位電極22と外側の
接地電位電極23との間の開口部分に可能な限り近づけて
設けることが望ましい。又、電波吸収体29の厚さ及び大
きさは、低減したい高調波等のノイズ成分を有効に吸収
するように適宜選定する。
このような電波吸収体29に近接すると共にその外部電源
側に、板状にして高周波を反射する物質からなる高周波
反射用導電体30が設けられている。尚、この高周波反射
用導電体30は中心導体21に接触させても良い。電波吸収
体29だけでも効果があるが、電波吸収体29と高周波反射
用導電体30を組合わせて使用する方がより効果的であ
り、高周波は電波吸収体29で一度減衰され、更に高周波
反射用導電体30で反射して戻り、更に電波吸収体29に吸
収されて減衰される。従って、高周波反射用導電体30は
電波吸収体29の電源側に取付けられている。
側に、板状にして高周波を反射する物質からなる高周波
反射用導電体30が設けられている。尚、この高周波反射
用導電体30は中心導体21に接触させても良い。電波吸収
体29だけでも効果があるが、電波吸収体29と高周波反射
用導電体30を組合わせて使用する方がより効果的であ
り、高周波は電波吸収体29で一度減衰され、更に高周波
反射用導電体30で反射して戻り、更に電波吸収体29に吸
収されて減衰される。従って、高周波反射用導電体30は
電波吸収体29の電源側に取付けられている。
このような高圧コンデンサ型入力端子20における各部の
寸法例を挙げると、内側高電位電極22の直径を10mm、内
外両電極間の間隔を1mm、両電極22、23の重なり合う軸
方向長さを13mm、外側円筒状鞘部27の長さを6mm、内側
円筒状鞘部28の外径を16mm、その長さを15mmとした場
合、PBTの比誘電率が約４であるので、両電極間の静電
容量は約20pFとなる。そして耐電圧は、交流電圧で20kV
以上得られた。特に絶縁樹脂は、コンデンサ部を形成す
る部分24aと、沿面距離を確保する鞘部27、28、及び外
側の接地電位電極22を覆う外被部24bが、単一の樹脂で
一体形成されているので、異種材料境界での剥離による
耐電圧劣化のような現象が全く起らず、品質的に安定な
高圧コンデンサ型入力端子を得ることが出来る。更に
又、絶縁樹脂としてPBT等を使用することにより、120℃
程度まで安定な性能が維持される。
寸法例を挙げると、内側高電位電極22の直径を10mm、内
外両電極間の間隔を1mm、両電極22、23の重なり合う軸
方向長さを13mm、外側円筒状鞘部27の長さを6mm、内側
円筒状鞘部28の外径を16mm、その長さを15mmとした場
合、PBTの比誘電率が約４であるので、両電極間の静電
容量は約20pFとなる。そして耐電圧は、交流電圧で20kV
以上得られた。特に絶縁樹脂は、コンデンサ部を形成す
る部分24aと、沿面距離を確保する鞘部27、28、及び外
側の接地電位電極22を覆う外被部24bが、単一の樹脂で
一体形成されているので、異種材料境界での剥離による
耐電圧劣化のような現象が全く起らず、品質的に安定な
高圧コンデンサ型入力端子を得ることが出来る。更に
又、絶縁樹脂としてPBT等を使用することにより、120℃
程度まで安定な性能が維持される。
尚、電波吸収体29及び高周波反射用導電体30を、コンデ
ンサ部の手前即ちインダクタ18側の円筒状鞘部28の内側
で両電極22、23の合せ開口部に近接し、且つ樹脂により
絶縁される位置に配置しても良い。又、コンデンサ部の
両側にそれぞれ電波吸収体29及び高周波反射用導電体30
を設けても良い。
ンサ部の手前即ちインダクタ18側の円筒状鞘部28の内側
で両電極22、23の合せ開口部に近接し、且つ樹脂により
絶縁される位置に配置しても良い。又、コンデンサ部の
両側にそれぞれ電波吸収体29及び高周波反射用導電体30
を設けても良い。
尚、上記実施例では、高周波反射用導電体30は板状であ
ったが、高周波反射用導電体30は板状であったが、高周
波反射用導電体30は板状に限定されず、高周波を反射す
る材料であれば、電波吸収体29に金属メッキや蒸着した
もの、あるいは金属製メッシュを被着したもの等でも良
い。
ったが、高周波反射用導電体30は板状であったが、高周
波反射用導電体30は板状に限定されず、高周波を反射す
る材料であれば、電波吸収体29に金属メッキや蒸着した
もの、あるいは金属製メッシュを被着したもの等でも良
い。
［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、内外２つの円
筒状電極及びそれらの間に介在された絶縁樹脂からなる
コンデンサ部の上記絶縁樹脂層を通過してシールドボッ
クス外に漏洩しようとする高調波を含むノイズ成分が、
電波吸収体及び高周波反射用導電体により効率的に吸収
され、電波障害が抑制される。
筒状電極及びそれらの間に介在された絶縁樹脂からなる
コンデンサ部の上記絶縁樹脂層を通過してシールドボッ
クス外に漏洩しようとする高調波を含むノイズ成分が、
電波吸収体及び高周波反射用導電体により効率的に吸収
され、電波障害が抑制される。
第１図はこの発明の一実施例に係る電子レンジ用マグネ
トロンを示す縦断面図、第２図はその要部正面図、第３
図はこの発明の電子レンジ用マグネトロンで使用する高
圧コンデンサ型入力端子を示す縦断面図、第４図
（ａ）、（ｂ）は高圧コンデンサ型入力端子に用いる電
波吸収体を示す平面図と断面図である。 11……発振部本体、15……ステム部、16……シールドボ
ックス、18……インダクタ、20……高圧コンデンサ型入
力端子、21……中心導体、21a……コ字状端部、21b……
外部端子、22……円筒状高電位電極、23……円筒状接地
電位電極、25……フランジ部、25a……接合部、24……
絶縁樹脂部、27、28……円筒状鞘部、29……電波吸収
体、30……高周波反射用導電体。
トロンを示す縦断面図、第２図はその要部正面図、第３
図はこの発明の電子レンジ用マグネトロンで使用する高
圧コンデンサ型入力端子を示す縦断面図、第４図
（ａ）、（ｂ）は高圧コンデンサ型入力端子に用いる電
波吸収体を示す平面図と断面図である。 11……発振部本体、15……ステム部、16……シールドボ
ックス、18……インダクタ、20……高圧コンデンサ型入
力端子、21……中心導体、21a……コ字状端部、21b……
外部端子、22……円筒状高電位電極、23……円筒状接地
電位電極、25……フランジ部、25a……接合部、24……
絶縁樹脂部、27、28……円筒状鞘部、29……電波吸収
体、30……高周波反射用導電体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 紀夫 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝堀川町工場内 (56)参考文献 特公 昭59−2136（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭55−15830（ＪＰ，Ｂ２) 実公 昭55−53073（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】入力中心導体が内側を貫通し電気的に接続
される円筒状高電位電極と、該高電位電極のまわりに離
隔近接して設けられ一部にフランジ部を有する円筒状接
地電位電極と、これら両電極間に介在されてコンデンサ
部を形成する絶縁樹脂とを具備する高圧コンデンサ型入
力端子が、発振部本体の入力ステム部を覆うシールドボ
ックスに上記接地電位電極のフランジ部を電気的に接続
することにより固定され、且つ上記入力中心導体の外側
端部が上記シールドボックスの外に位置し外部入力端子
となっている電子レンジ用マグネトロンにおいて、 上記高圧コンデンサ型入力端子の入力中心導体を取巻き
且つ上記コンデンサ部の上記発振部本体側又は入力端子
側の少なくとも一方の端部近傍に電波吸収体が設けられ
るとともに、該電波吸収体の上記外部入力端子の方の側
に高周波反射用導電体が近接配置されてなることを特徴
とする電子レンジ用マグネトロン。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174116A JPH0673276B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 電子レンジ用マグネトロン |
| EP87117488A EP0270005B1 (en) | 1986-11-29 | 1987-11-26 | High-voltage input terminal structure of a magnetron for a microwave oven |
| DE8787117488T DE3765095D1 (de) | 1986-11-29 | 1987-11-26 | Hochspannungseingang-terminalaufbau eines magnetrons fuer einen mikrowellenofen. |
| US07/126,229 US4900985A (en) | 1986-11-29 | 1987-11-27 | High-voltage input terminal structure of a magnetron for a microwave oven |
| KR1019870013525A KR910004727B1 (ko) | 1986-11-29 | 1987-11-28 | 고압 입력단자를 구비한 전자레인지용 마그네트론 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62174116A JPH0673276B2 (ja) | 1987-07-13 | 1987-07-13 | 電子レンジ用マグネトロン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6417355A JPS6417355A (en) | 1989-01-20 |
| JPH0673276B2 true JPH0673276B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=15972919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62174116A Expired - Lifetime JPH0673276B2 (ja) | 1986-11-29 | 1987-07-13 | 電子レンジ用マグネトロン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0673276B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5220240A (en) * | 1989-12-21 | 1993-06-15 | Sony Corporation | Planar display apparatus |
| KR950003640B1 (ko) * | 1990-11-28 | 1995-04-17 | 삼성전기 주식회사 | 관통형콘덴서 |
| JP2006127767A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | New Japan Radio Co Ltd | マイクロ波発振素子 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6050573B2 (ja) * | 1978-07-20 | 1985-11-09 | 登 山口 | 金型監視方法 |
| JPS5851892Y2 (ja) * | 1978-10-04 | 1983-11-26 | 泉精密工業株式会社 | 振動式電気かみそりの内刃 |
| JPS592136A (ja) * | 1982-06-29 | 1984-01-07 | Fujitsu Ltd | 端末制御方式 |
-
1987
- 1987-07-13 JP JP62174116A patent/JPH0673276B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6417355A (en) | 1989-01-20 |
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| JPS6114627B2 (ja) | ||
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