JPH0673031U - ケーブルドラム回転装置 - Google Patents

ケーブルドラム回転装置

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JPH0673031U
JPH0673031U JP1981193U JP1981193U JPH0673031U JP H0673031 U JPH0673031 U JP H0673031U JP 1981193 U JP1981193 U JP 1981193U JP 1981193 U JP1981193 U JP 1981193U JP H0673031 U JPH0673031 U JP H0673031U
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JP
Japan
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drum
cable
cable drum
shaft
driving force
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Application number
JP1981193U
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English (en)
Inventor
博之 城戸
信行 新井
茂昭 徳元
明夫 佐藤
孝行 竹田
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルドラムに備えられた取付用ナットを
交換することなく、ケーブルドラムと駆動力伝達部材を
係止させることのできるケーブルドラム回転装置装置を
得る。 【構成】 係止穴23aを有してドラムシャフト21に
固着された駆動用プレート23と、ケーブルドラム20
に備えらた固定用ボルト20fによってケーブルドラム
20に固定されたケーブルドラムアタッチメント24
が、ドラムシャフト21にケーブルドラム20が取り付
けられた場合に、駆動用プレート23の係止穴23aに
挿入される。これにより、ドラムアタッチメント24が
固定用ボルト20fによって締め付けられてケーブルド
ラム20に固定することができるため、ケーブルドラム
20に備えられた固定用ナット20aを交換することな
く、駆動用プレート23とケーブルドラム20を簡単に
係止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線等のケーブルのケーブルドラムへの巻取りおよびケーブルドラ ムからの繰出しを行うケーブル巻取・繰出装置に関し、さらには、このケーブル ドラムを回転させるためのケーブルドラム回転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ケーブルドラムを交換することのできるケーブル巻取・繰出装置は、トラック 等の車台上に一対のドラム支持アームを起伏揺動自在に枢着し、各ドラム支持ア ームの上端部にケーブルドラムを横貫したドラムシャフトを回転自在に支持する ためのシャフト支持部が設けられている。また、ドラム支持アームに設けられた シャフト支持部の直下には、ドラム用駆動ギヤが回転自在に支持され、ドラムシ ャフトに固着されたドラム用被動ギアと噛合する。このドラムシャフトには、こ のシャフトの回転をケーブルドラムに伝達するための駆動力伝達部材も固着され ている。そして、車台に取り付けられた駆動手段の作動によってドラム用駆動ギ アが回転駆動することによりケーブルドラムが回転する。
【0003】 このように、構成されたケーブル巻取・繰出装置では、ケーブルドラムにドラ ムシャフトを横貫させ、ドラムシャフトに固着された駆動力伝達部材とケーブル ドラムを係止させる場合は、図4に示すようなケーブルドラム回転装置によって 行われる。ケーブルドラム30はドラム部材30b、フランジ部材30c等の複 数の部材によって構成され、これらの部材は、取付ボルト30fによって取り付 けられている。そして、ドラムシャフト31をケーブルドラム30に矢印方向か ら挿入し、横貫させる。この場合、駆動力伝達部材33に設けられている長穴3 3aに、取付ボルト30fに螺合されたナット30aを挿入させることにより駆 動力伝達部材33とケーブルドラム30を係止させることができる。
【0004】 これにより、ドラムシャフト31に固着されているドラム用被動ギア32によ って駆動源の回転駆動力がケーブルドラム30に伝達され、ケーブルドラム30 へのケーブル(図示せず)の巻取りおよびケーブルドラム30からのケーブルの 繰出しが可能となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなケーブルドラム回転装置では、ケーブルドラム30 への駆動力の伝達は、ナット30aを介して行われているため、フランジ部材3 0cの外面に他のボルト等の突起物がある場合は、それらの突起物により駆動力 伝達部材33をフランジ部材30cに密着させることができず、駆動力伝達部材 33がナット30aに掛からないことがあった。また、このような突起物がない 場合でも、ドラムシャフト31をシャフト支持部に支持させた場合に、ドラムシ ャフト31の軸方向におけるケーブルドラム30のガタや、ケーブルドラム30 の歪やたわみによっても、ケーブルドラム30に取り付けられているナット30 aの高さが不足し駆動力伝達部材33がナット30aから外れてしまうことがあ った。このため、ナット30aを高さの高いナットに交換する必要が生じるとい う問題があった。また、取付ボルト30fの頭が駆動力伝達部材33側にある場 合は、取付ボルト30fをケーブルドラム30から一度抜いてナット部が駆動力 伝達部材33側に位置するように再度固定し直す必要があるという問題を生じる 場合もあった。
【0006】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、ケーブルドラムに備 えられた取付用ナットを交換することなく、ケーブルドラムと駆動力伝達部材を 係止させることのできるケーブルドラム回転装置を提供することを目的としてい る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案のケーブルドラム回転装置は、係止穴を 有してドラム支持軸に固着された駆動力伝達部材と、ケーブルドラムに固定用ボ ルトによって締め付けられたドラム駆動用金具を備え、ドラム支持軸にケーブル ドラムが取り付けられた場合にドラム駆動用金具が駆動力伝達部材の係止穴に挿 入される。
【0008】
【作用】
このようなケーブルドラム回転装置では、ケーブルドラムに備えられた固定用 ナットを交換することなく、ドラム駆動用金具をケーブルドラムに固定用ボルト によって締め付けることができるため、動力伝達部材とケーブルドラムを簡単に 係止させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。本考案 に係るケーブル巻取・繰出装置10は、図3に示すように、トラック1の車台2 の中央部付近に取り付けられている。ケーブル巻取・繰出装置10は、図2にも 示すように、車台2に固定された一対の脚部材11、11と、これらの脚部材1 1、11の上部に、車台2の前後方向に一点鎖線の両矢印で示すように起伏揺動 が自在に枢着された一対のドラム支持アーム12、12とを備えて構成される。 各ドラム支持アーム12の先端部には、そのドラム支持アーム12を車台2とほ ぼ水平になるように倒伏作動させたときに、上方に向かって開口するよう凹状に シャフト支持部12aが形成されている。
【0010】 ケーブルドラム20の中心部には、ドラムシャフト挿入穴20eが設けられて おり、この挿入穴20eにドラムシャフト21が横貫される。したがって、ドラ ム支持アーム12を倒伏作動させて、シャフト支持部12aに、車台2上に積載 されたケーブルドラム20に横貫されたドラムシャフト21の端部を受容させ、 シャフト支持部12aの開口部分をシャフト押え部材14で覆い、ドラム支持ア ーム12を起立作動させれば、そのケーブルドラム20を車台2の上方で回転自 在に支持することができる。
【0011】 なお、図2に示すように、車台2の右側に配置されたドラム支持アーム12の 内側におけるシャフト支持部12aの直下には、ドラム用駆動ギヤ15が回転自 在に支持されており、シャフト支持部12aにドラムシャフト21を取り付ける と、ケーブルドラム20の右側方に取り付けられたドラム用被動ギヤ22がドラ ム用駆動ギヤ15に噛合するようになっている。
【0012】 各脚部材11と各ドラム支持アーム12との枢着部間には、駆動シャフト16 が回転自在に支持されている。さらに、右側の脚部材11には、回転駆動用油圧 モータおよび減速機とから構成される駆動手段17が取り付けられており駆動シ ャフト16はこの駆動手段17により回転する。この駆動シャフト16の外端部 には第1スプロケット19aが形成されている。また、ドラム支持アーム12の 上部においてドラム用駆動ギヤ15を一体支持するギヤシャフト15aの外端部 には、第2スプロケット19bが一体に取り付けられている。そして、それら両 スプロケット19a、19b間には、チェーン19cが掛け回されておりチェー ン機構19が構成されている。
【0013】 ドラムシャフト21には、ケーブルドラム20に着脱自在なドラムアタッチメ ント(駆動用金具)24と係止される駆動用プレート(駆動力伝達部材)23が 固着されている。この駆動用プレート23は、図1に示すように、長穴に形成さ れた係止穴23aを有している。また、ケーブルドラム20は、ドラム部材20 b、左右のフランジ部材20c、20d等の複数のドラム部材から構成されてお り、これらの部材は固定用ボルト20aによって取り付けられている。ドラムア タッチメント24は両端部が起立した形状に加工された長方形板材からなり、そ の中央部材付近にはケーブルドラム20の固定用ボルト20fのボルト部を挿入 することができ、且つ、固定用ナット20aの寸法よりも小さい切り欠き穴24 aが備えられている。
【0014】 次に、以上のように構成されたケーブル巻取・繰出装置10におけるケーブル ドラム回転装置に、ケーブルドラム20を取り付けて回転させ、図3に示すよう に、ケーブルドラム20を左回転させてケーブルCを巻取る場合について説明す る。まず、車台2上の一点鎖線で示す位置にケーブルドラム20を配置し、右側 フランジ部材20c側に複数取り付けられている固定用ナット20aのうち、い ずれか1つのナットを、ドラムアタッチメント24の切り欠き部24aをボルト 20fに挿入できるまで緩める。そして、切り欠き部24aに挿入させた後ドラ ムアタッチメント24の長手方向がケーブルドラム20の中心に向くように固定 用ナット20aを締めることによって、ケーブルドラム20と固定用ナット20 aにより、ドラムアタッチメント24を挟持させる。このとき、ドラムシャフト 21は矢印で示すように左回転することによりケーブルCの巻取りを行うため、 ドラムアタッチメント24は切り欠き穴24aが右側にくるような状態でボルト 20aを挿入させる。
【0015】 そして、駆動用プレート23の係止穴23aにドラムアタッチメント24が係 止されるようにケーブルドラム20の挿入穴20eにドラムシャフト21を横貫 させることにより、駆動手段17からの駆動力をケーブルドラム20に伝達しケ ーブルドラム20の回転作動を行うことができる。これにより、ドラムシャフト 21の駆動力を駆動用プレート23を介してドラムアタッチメント24に伝達す る場合に、固定用ナット20aを交換することなく、固定用ナット20aとケー ブルドラム20の間にドラムアタッチメント24を挟着することによって行うこ とができるため作業効率の向上を図ることができる。また、ドラムアタッチメン ト24は一方にのみ切り欠きを有して挟着されているため、駆動力によりドラム アタッチメント24がケーブルドラム20から外れることがない。
【0016】 上記の実施例においては、ドラムアタッチメントを取り付ける場合が、ナット である場合について説明したが、ドラムアタッチメントの取付部がボルトの頭側 の場合は、ボルトを緩めてドラムアタッチメントを挿入することができるまでボ ルトを突出させドラムアタッチメントを挟着させるようにすればよい。
【0017】 また、上記の実施例においては、ケーブルを巻取る場合について説明したが、 他の牽引装置によるケーブルの繰出を行う場合に、ケーブルの繰出しをスムーズ に行うためにケーブルに張力を与えるための制動装置を前述の駆動装置に代わっ て備えられている場合も、本考案に係るケーブルドラム回転装置を使用すること ができる。なお、前述の駆動装置を逆転させることによりケーブルの動力による 繰出しを行う場合には、ドラムアタッチメントを逆方向から挿入させることによ り駆動力伝達時のドラムアタッチメントの外れを防止することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案のケーブルドラム回転装置では、係止穴を有してドラム シャフトに固着された駆動用プレートと、ケーブルドラムに備えらた固定用ボル トによってケーブルドラムに固定されたケーブルドラムアタッチメントが、ドラ ムシャフトにケーブルドラムが取り付けられた場合に、駆動用プレートの係止穴 に挿入される。これにより、ドラムアタッチメントが固定用ボルトによって締め 付けられてケーブルドラムに固定することができるため、ケーブルドラムに備え られた固定用ナットを交換することなく、駆動用プレートとケーブルドラムを簡 単に係止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るケーブルドラム回転装置の斜視図
である。
【図2】本考案に係るケーブルドラム回転装置を備えた
ケーブル巻取・繰出装置の正面図である。
【図3】上記ケーブルドラム回転装置を備えた作業車の
側面図である。
【図4】従来のケーブルドラム回転装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ケーブル巻取・繰出装置 17 ドラム駆動手段 20、30 ケーブルドラム 21、31 ドラムシャフト(ドラム支持軸) 22、32 ドラム用被動ギア 23、33 駆動用プレート(駆動力伝達部材) 24 ケーブルドラムアタッチメント(ドラム駆動用金
具)
フロントページの続き (72)考案者 徳元 茂昭 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 (72)考案者 佐藤 明夫 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 (72)考案者 竹田 孝行 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルドラムが着脱自在なドラム支持
    軸と、 このドラム支持軸を軸支するドラム支持部材と、 このドラム支持部材に軸支された前記ドラム支持軸を回
    転作動させるドラム駆動手段と、 このドラム駆動手段により発生された駆動力を前記ケー
    ブルドラムに伝達するために係止穴を有して前記ドラム
    支持軸に固着された駆動力伝達部材と、 前記ケーブルドラムに備えらた固定用ボルトによって前
    記ケーブルドラムに取り付け可能なドラム駆動用金具と
    を有するケーブルドラム回転装置であって、 前記固定ボルトによって締め付けられて前記ケーブルド
    ラムに固定された前記ドラム駆動用金具が、前記ドラム
    支持軸に前記ケーブルドラムが取り付けられたときに前
    記駆動力伝達部材の前記係止穴に挿入されることによ
    り、前記ケーブルドラムと前記駆動力伝達部材が係止さ
    れることを特徴とするケーブルドラム回転装置。
JP1981193U 1993-03-25 1993-03-25 ケーブルドラム回転装置 Pending JPH0673031U (ja)

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JP1981193U JPH0673031U (ja) 1993-03-25 1993-03-25 ケーブルドラム回転装置

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JPH0673031U true JPH0673031U (ja) 1994-10-11

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ID=12009719

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000354312A (ja) * 1999-06-07 2000-12-19 Shin Meiwa Ind Co Ltd 小型作業車両

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4512271Y1 (ja) * 1966-07-30 1970-05-29

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