JPH0672990A - グリセリン誘導体 - Google Patents

グリセリン誘導体

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JPH0672990A
JPH0672990A JP4252232A JP25223292A JPH0672990A JP H0672990 A JPH0672990 A JP H0672990A JP 4252232 A JP4252232 A JP 4252232A JP 25223292 A JP25223292 A JP 25223292A JP H0672990 A JPH0672990 A JP H0672990A
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JP
Japan
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nmr
compound
silica gel
mmol
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JP4252232A
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Hisatoyo Kato
久豊 加藤
Masao Yoshida
▲祇▼生 吉田
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 DNA、RNAなどのオリゴマー中の任意の
位置に任意の数のチオールリンカー、カルボキシルリン
カー、アミノリンカーあるいは非同位体標識を導入し、
他の物質との共有結合体の調製、あるいは、プローブの
検出などに利用できるグリセリン誘導体を提供を目的と
する。 【構成】 グリセリンの2級水酸基に−O−、−S−、
−NHCO−または−CONH−結合を鎖中に含むアル
キレン基を介してカルボキシル基、アミノ基またはチオ
ール基の結合したグリセリン誘導体である。 【効果】 本発明のグリセリン誘導体は、DNA、RN
Aなどのオリゴマー中の任意の位置に、任意の数の長鎖
のチオールリンカー、カルボキシルリンカー、アミノリ
ンカーあるいは非同位体標識の導入を可能とするもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばDNA、RNA
などのオリゴマー中の任意の位置に任意の数のチオール
リンカー、カルボキシルリンカー、アミノリンカーある
いは非同位体標識を導入し、他の物質との共有結合体の
調製、あるいは、プローブの検出などに利用できるグリ
セリン誘導体を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】核酸オリゴマーにチオールリンカーを導
入するための誘導体としては、直鎖のメルカプトアルコ
ール誘導体が知られている[Connolly B.A., Nucleic Ac
ids Res.,13, 4485(1985)]。これらの誘導体は、例え
ば、ホスホロアミダイト法によりDNAオリゴマーの
5'-末端水酸基に結合させることができ、式(II)で示さ
れるアミダイト試薬が市販されている。
【0003】
【化2】
【0004】しかし、この直鎖メルカプトアルコール誘
導体を用いる方法では、チオールリンカーはDNAオリ
ゴマーの5'-末端水酸基にしか導入することができな
い。
【0005】また、核酸オリゴマーにカルボキシルリン
カーを導入するための物質としては、アミノカプロン酸
が知られているが[Keller G.H. et al, Analytical Bio
che-mistry, 170, 441(1988)& 177, 27(1989)]、アミノ
カプロン酸は、下記反応式に示されるように、核酸塩基
中のプリン塩基に導入されるため、カルボキシルリンカ
ーの導入位置と数は限定される。また、核酸塩基部にリ
ンカーを導入した場合、核酸本来の機能が損なわれる可
能性もある。
【0006】
【化3】
【0007】また、DNAオリゴマー中の任意の位置
に、任意の数のアミノリンカーあるいは、非同位体標識
を導入するための誘導体としては、式(III)で示される
誘導体[P.S.Nelson et al,(1989) Nucleic Acids Res.,
17,7179]、および式(IV)で示される誘導体[M.J.Gait et
al,(1990) Nucleic Acids Res.,18,4345]、
【0008】
【化4】
【0009】さらには、式(V)で示される誘導体[A. Ro
get, et al, Nucleic Acids Res.,17, 7643(1989)] 、
【0010】
【化5】
【0011】(但し、式中のRは、9−フルオレニルメ
トキシカルボニル基、またはビオチニル基を示す。)が
知られている。
【0012】しかし、本発明の目的の達成には、アミノ
リンカーの鎖長が長い程、有効に目的を達成できると考
えられるのであるが、式(III)〜(V)で示される誘導体
は、いずれも短鎖のアミノリンカーしか導入出来ないも
のであり、これらの化合物において、長鎖のアミノリン
カーを導入出来る構造とすることは、現状知られている
合成方法では非常に困難なことである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】DNAオリゴマーなど
にチオールリンカー、カルボキシルリンカーまたはアミ
ノリンカーを導入し、他の物質との共有結合体の調製あ
るいは非同位体標識を導入しプローブの検出などに用い
る研究が活発に行なわれるようになり、合成が容易なよ
り長鎖のアミノリンカーを導入できる誘導体の提供が望
まれており、本発明者等はそれらの要望に答えるべく、
より長鎖のチオールリンカー、カルボキシルリンカー、
アミノリンカーを、DNA、RNAなどのオリゴマー中
の任意の位置に、任意の数だけ導入することの出来る誘
導体を提供する目的で研究を行ったのである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決するため鋭意研究を行い、特定のグリセリン誘導
体が、合成が容易で、長鎖のチオールリンカー、カルボ
キシルリンカー、アミノリンカーまたは非同位体標識
を、オリゴマー中の任意の位置に、任意の数だけ導入で
きる誘導体であることを見出し、本発明を完成したので
ある。すなわち、本発明は次の式(I)で示されるグリセ
リン誘導体に関するものである。
【0015】
【化6】
【0016】但し、式中のR1 およびR2 は水酸基の保
護基または水素原子、R3 は、保護基または非同位体標
識を有するか有さないカルボキシル基、アミノ基または
チオール基、Lは1個または複数の−O−、−S−、−
NHCO−または−CONH−結合を鎖中に含むアルキ
レン基を示す。
【0017】〇 合成方法 式(I)で表わされるグリセリン誘導体は例えば次の反応
式に示した経路で合成することができる。
【0018】
【化7】
【0019】
【化8】
【0020】すなわち、まず市販の1,3−ジベンジル
グリセリン(1)を溶媒に溶解し、塩基およびX(CH2)
n-1Y(Xはハロゲン原子、Yはハロゲン原子またはニ
トリル基を示す)を−80℃〜80℃で反応させた後、
常法によりシリカゲルカラム等で精製することにより、
対応するニトリル化合物(2)またはハロゲン化物(3)が得
られる。本反応に用いる溶媒としては、アセトニトリ
ル、テトラヒドロフラン、N,N-ジメチルホムアミド、
1,4-ジオキサン、テトラヒドロフラン-水混合物など
が例示され、塩基としては、ブチルリチウム、水素化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどが例
示される。また、本反応においては、テトラブチルアン
モニウムブロミド、トリス-[2-(2-メトキシエトキシ)
エチル]アミンなどの触媒を用いるとより効果的であ
る。次に、上記で得られたニトリル化合物(2)は、常法
で加水分解することにより、カルボン酸誘導体(4)とし
た後、H2N(CH2)mNH2と縮合反応を行うことにより
アミン誘導体(5)に変換することができる。また、ハロ
ゲン化物(3)は、ガブリエル反応により、アミン誘導体
(6)とした後、HOOC(CH2)mCOOHと縮合反応を
行うことによりカルボン酸誘導体(8)に変換することが
できる。あるいは、ハロゲン化物(3)は、HO(CH2)m
OHおよびX(CH2)tXを順次反応させて鎖長を延長し
た後、HS(CH2)qSHによる置換反応を行うことによ
りチオール誘導体(10)に変換することができる。さら
に、各誘導体(5)、(8)、(10)は、常法により、各官能基
の保護および保護基の変換あるいは、非同位体標識の導
入反応などを行うことにより、式(I)で示される各種の
グリセリン誘導体に変換することができる。
【0021】本発明の式(I)で表わされるグリセリン誘
導体において、水酸基の保護基とは、通常の有機合成手
法で用いられるものが本発明においても用いられ、具体
的にはトリチル型保護基、ベンジルおよびアリル型保護
基、アシル型保護基、カルバモイル型保護基、シリル型
保護基、炭酸エステル型保護基、アセタールおよびケタ
ール型保護基などが例示され、本発明にとり好ましいも
のは、ベンジル基または4,4'-ジメトキシトリチル基
である。チオール基の保護基も、通常の有機合成手法で
用いられているものであり、具体的にはトリチル型保護
基、ベンジルおよびアリル型保護基、アシル型保護基、
マロネート型保護基、炭酸エステル型保護基、アセター
ルおよびケタール型保護基などが例示され、本発明にと
り好ましいものは、アセチル基、ベンゾイル基またはト
リチル基である。カルボキシル基の保護基も、同様であ
り、具体的には1〜3級アルキル型保護基、ベンジルお
よびアリル型保護基、シリル型保護基、アセタールおよ
びケタール型保護基などが例示され、本発明にとり好ま
しいものは、エチル基、t-ブチル基、ベンジル基また
は4-ニトロベンジル基である。アミノ基の保護基も、
同様であり、具体的にはトリチル型保護基、ベンジルお
よびアリル型保護基、アシル型保護基、マロネート型保
護基、炭酸エステル型保護基などが例示され、本発明に
とり好ましいものは、トリフルオロアセチル基、フェノ
キシアセチル基、フタロイル基、または9-フルオレニ
ルメトキシカルボニル基である。また、非同位体標識と
しては、プローブの検出などに用いることができるもの
であり、ジニトロフェニル誘導体、ダンシル誘導体、ピ
レン誘導体、フルオロセイン誘導体、ローダミン誘導
体、アミノフルオレン誘導体、ビオチン誘導体などが例
示され、本発明にとり好ましいものは、ビオチン、ダン
シル、スルホローダミン(テキサスレッド)、フルオロ
セイン、または2,4-ジニトロフェニル基である。−O
−、−S−、−NHCO−あるいは−CONH−結合を
鎖中に1個または複数個含むアルキレン基の鎖長は、分
断された単位で炭素数2以上20以下のものが、原料の
入手、合成の容易性から本願発明にとり好ましく、アル
キレン基中に含まれる上記結合は、同一のものでも異な
ったものでもよく、式中に6個以下であるのが好まし
い。
【0022】〇 利用方法 本発明のグリセリン誘導体はDNA、RNAなどのオリ
ゴマー中の任意の位置に任意の数のチオールリンカー、
カルボキシルリンカー、アミノリンカーあるいは非同位
体標識を導入することができ、他の物質との共有結合体
の調製あるいは、プローブの検出などに利用されるもの
である。DNA、RNAなどのオリゴマーにグリセリン
誘導体を導入する方法としては、リン酸トリエステル
法、ホスホロアミダイト法、H−ホスホネート法あるい
はチオホスファイト法など公知の方法をあげることがで
きる。
【0023】
【作用】本発明のグリセリン誘導体においては、リンカ
ーをオリゴマー中の任意の位置に任意の数だけ導入する
ことができ、従来の化合物に比較して、長鎖の化合物で
あるため、長鎖のリンカーの導入が容易にできるという
作用を示す。
【0024】
【実施例】なお、実験例1〜実験例10は、本発明のグ
リセリン誘導体の合成に用いた原料化合物の調製例であ
る。
【0025】実験例11,3-ジベンジル-3-(4-シアノブチル)-グリセリンの
合成
【0026】
【化9】
【0027】1,3-ジベンジルグリセリン18.5g(6
7.9mmol)、テトラブチルアンモニウムブロミド10.9
g(33.8mmol)および粉末状85%水酸化カリウム2
2.5g(341mmol)をアセトニトリル250mlに懸濁
し、撹拌しながら5-ブロモバレロニトリル16.5ml(1
34mmol)を滴下した。室温下で6時間攪拌後、60℃
に加熱しさらに2時間反応させた。放冷後、不溶物をロ
別し、ロ液を濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーによる精製を行ない、無色液状の化合物19.2gを
得た(収率80%)。NMRおよび元素分析により標記
化合物であることを確認した。NMRシグナルのケミカ
ルシフト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層ク
ロマトグラフィーの移動度を以下に示し、NMRのチャ
ートを図1に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.53−2.50(6
H、m) 3.40−3.75(7H、m) 4.47(4H、s) 7.20(10H、s) IR(KBr)cm-1:2870 1450 1370
1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.56(ヘキ
サン:酢酸エチル=1:1)
【0028】実験例21,3-ジベンジル-2-(5-ブロモペンチル)グリセリン
の合成
【0029】
【化10】
【0030】1,3-ジベンジルグリセリン17.8g(6
5.4mmol)、テトラブチルアンモニウムブロミド4.22
g(13.1mmol)および1,5-ジブロモペンタン75.0g
(326mmol)のアセトニトリル300ml溶液に攪拌しな
がら粉末状85%水酸化カリウム21.5g(326mmol)
を加えた。室温下で10時間反応させた後、不溶物を濾
別し、濾液を濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーによる精製を行い、無色液状の化合物26.6gを得た
(収率97%)。NMRおよびIR分析により標記化合
物であることを確認した。NMRチャートのケミカルシ
フト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層クロマ
トグラフィーの移動度を以下に示し、NMRのチャート
を図2に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.20−2.17(6
H、m) 3.20−3.77(9H、m) 4.50(4H、s) 7.24(10H、s) IR(KBr)cm-1:2940 2860 1450
1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.47(ヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)
【0031】実験例31,3-ジベンジル-2-(10-ブロモデシル)グリセリン
の合成
【0032】
【化11】
【0033】実験例2と同様の方法で無色液状の化合物
を得た(収率82%)。NMRおよびIR分析により標
記化合物であることを確認した。NMRチャートのケミ
カルシフト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層
クロマトグラフィーの移動度を以下に示し、NMRのチ
ャートを図3、IRのチャートを図4に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.07−2.13(16
H、m) 3.23−3.83(9H、m) 4.51(4H、s) 7.26(10H、s) IR(KBr)cm-1:2930 2850 1450
1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.61(ヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)
【0034】実験例41,3-ジベンジル-2-(N,N-フタロイル-5-アミノペ
ンチル)グリセリン の合成
【0035】
【化12】
【0036】1,3-ジベンジル-2-(5−ブロモペンチ
ル)グリセリン20.2g(47.9mmol)、フタルイミドカ
リウム9.00g(48.6mmol)を170℃に加熱後、トリ
ス-[2-(2-メトキシエトキシ)エチル]アミン4.60ml
(14.4mmol)を加え30分間反応させた。放冷後、酢酸
エチルで抽出し、水および飽和食塩水で洗浄した。無水
硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィーによる精製を行い、無色液状の化合物
19.3gを得た(収率82%)。NMRおよびIR分析
により標記化合物であることを確認した。NMRチャー
トのケミカルシフト、IRチャートの波数およびシリカ
ゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に示し、I
Rのチャートを図5に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.23−1.87(6
H、m) 3.37−3.87(9H、m) 4.50(4H、s) 7.25(10H、s) 7.47−7.93(4H、m) IR(KBr)cm-1:2860 1770 1710
1400 1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.51(ヘキ
サン:酢酸エチル=2:1)
【0037】実験例5 下記構造式化合物の合成
【0038】
【化13】
【0039】1,3-ジベンジル-2-(10-ブロモデシ
ル)グリセリン3.27g(6.65mmol)、1,10-デカン
ジオール5.80g(33.3mmol)、テトラブチルアンモニ
ウムブロミド1.07g(3.32mmol)のジオキサン30ml
溶液を60℃に加熱後、粉末状85%水酸化カリウム
2.20g(33.3mmol)を加え4.5時間反応させた。放冷
後、不溶物を濾別し、濾液を濃縮後、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーによる精製を行い、淡黄色液状の化
合物2.64gを得た(収率68%)。NMRおよびIR
分析により標記構造式の化合物であることを確認した。
NMRチャートのケミカルシフト、IRチャートの波数
およびシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以
下に示した。た。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.00−1.90(32
H、m) 2.23−2.57(1H、br) 3.13−3.80(13H、m) 4.52(4H、s) 7.25(10H、s) IR(KBr)cm-1:3450 2930 2850
1450 1110 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.19(ヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)
【0040】実験例6 下記構造式化合物の合成
【0041】
【化14】
【0042】実験例5で得られた化合物3.50g(5.9
8mmol)、テトラブチルアンモニウムブロミド970mg
(3.01mmol) および1,10-ジブロモデカン9.00g
(30.0mmol)のアセトニトリル30ml溶液に攪拌しなが
ら粉末状85%水酸化カリウム2.00g(30.3mmol)を
加えた。室温下で10時間反応させた後、不溶物を濾別
し、濾液を濃縮後シリカゲルカラムクロマトグラフィー
による精製を行い、無色液状の化合物3.59gを得た
(収率75%)。NMRおよびIR分析により標記構造
式の化合物であることを確認した。NMRチャートのケ
ミカルシフト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄
層クロマトグラフィーの移動度を以下に示し、IRのチ
ャートを図6に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.07−2.20(48
H、m) 3.17−3.73(17H、m) 4.50(4H、s) 7.23(10H、s) IR(KBr)cm-1:2930 2850 1470
1450 1120 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.36(ヘキ
サン:酢酸エチル=10:1)
【0043】実験例7 下記構造式化合物の合成
【0044】
【化15】
【0045】実験例6で得られた化合物10.0g(12.
4mmol)、N,N-ジメチルアニリン9.50ml(74.9mmol)
のジクロロメタン75mll溶液に無水塩化アルミニウム
6.61g(49.6mmol)を氷冷下で加え、室温下で1時間
反応後、さらに3.5時間加熱還流した。放冷後、クロロ
ホルムで抽出し、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムにより乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーによる精製を行い、白色固体状の化合物
5.57gを得た(収率72%)。NMRおよびIR分析
により標記構造式の化合物であることを確認した。NM
Rチャートのケミカルシフト、IRチャートの波数およ
びシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に
示し、NMRのチャートを図7にIRのチャートを図8
に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.03−2.43(50
H、m) 3.07−3.88(17H、m) 4.50(4H、s) 7.23(10H、s) IR(KBr)cm-1:3330 2920 2850
1470 1380 1120 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.44(クロ
ロホルム:メタノール=10:1)
【0046】実験例8 下記構造式化合物の合成
【0047】
【化16】
【0048】実験例7で得られた化合物5.24g(8.4
0mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン1.80ml
(10.3mmol)のジクロロメタン30ml溶液に4,4'-ジ
メトキシトリチルクロリド3.10g(9.15mmol)のジク
ロロメタン50ml溶液を室温下で滴下し、20時間反応
後、クロロホルムで抽出し、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる精製を
行い、無色液状の化合物6.28gを得た(収率81
%)。NMRおよびIR分析により標記構造式の化合物
であることを確認した。NMRチャートのケミカルシフ
ト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層クロマト
グラフィーの移動度を以下に示し、NMRのチャートを
図9にIRのチャートを図10に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:0.97−2.25(49
H、m) 2.93−3.90(23H、m) 6.57−7.87(13H、m) IR(KBr)cm-1:3450 2930 2850
1610 1510 1250 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.24(ヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)
【0049】実験例91,3-ジベンジル-2-(4-カルボキシブチル)グリセリ
の合成
【0050】
【化17】
【0051】1,3-ジベンジル-2-(4-シアノブチル)
グリセリン3.41g(9.65mmol)のエタノール80ml溶
液に水酸化ナトリウム5.80g(145mmol)の水25ml
溶液を加え、7時間加熱還流した。放冷後、3.5%塩酸
200mlを加え、クロロホルムで抽出し、飽和食塩水で
洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィーによる精製を行い、無
色液状の化合物2.86gを得た(収率80%)。NMR
およびIR分析により標記化合物であることを確認し
た。NMRチャートのケミカルシフト、IRチャートの
波数およびシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度
を以下に示し、NMRのチャートを図11に示す。1
−NMR(CDCl3 )δ:1.43−1.93(4H、
m) 2.10−2.53(2H、m) 3.30−3.77(7H、m) 4.47(4H、s) 7.20(10H、s) 8.67−9.43(1H、br) IR(KBr)cm-1:2870 1710 1450
1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.53(クロ
ロホルム:メタノール=10:1)
【0052】実験例10 下記構造式化合物の合成
【0053】
【化18】
【0054】1,3-ジベンジル-2-(4-カルボキシブチ
ル)グリセリン562mg(1.51mmol)、N-ヒドロキシス
クシイミド210mg(1.82mmol)のジクロロメタン5ml
溶液にジシクロヘキシルカルボジイミド350mg(1.7
0mmol)を加え、30分間反応させた後、濾液をエタノ
ールアミン0.45ml(7.46mmol)のジクロロメタン5ml
溶液に加え攪拌した。30分後、クロロホルムで抽出
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによる精製を行い、淡黄色液状の化合物
585mgを得た(収率93%)。NMRおよびIR分析
により標記構造式の化合物であることを確認した。NM
Rチャートのケミカルシフト、IRチャートの波数およ
びシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に
示し、NMRのチャートを図12に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.47−1.88(4
H、m) 2.03−2.33(2H、m) 2.57−3.00(1H、br) 3.07−3.78(11H、m) 4.48(4H、s) 6.17−6.57(1H、br) 7.23(10H、s) IR(KBr)cm-1:3340 2930 2870
1650 1450 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.25(クロ
ロホルム:メタノール=25:1)
【0055】実施例1 下記構造式化合物の合成
【0056】
【化19】
【0057】1,10-デカンジチオール11.0ml(50.
6mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド30ml溶液に室温
下で、60%油性水素化ナトリウム600mg(15.0mmo
l)を加え、30分間反応させた後、1,3-ジベンジル-
2-(5-ブロモペンチル)グリセリンのN,N-ジメチルホ
ルムアミド20ml溶液を滴下した。45分間攪拌後、ヘ
キサン−酢酸エチル(1:1)で抽出し、水および飽和食
塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる精製を
行い、無色液状の化合物4.35gを得た(収率80
%)。NMRおよびIR分析により標記構造式の化合物
であることを確認した。NMRチャートのケミカルシフ
ト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層クロマト
グラフィーの移動度を以下に示し、NMRのチャートを
図13に示す。 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.13−1.88(23
H、m) 2.46(6H、t) 3.30−3.80(7H、m) 4.49(4H、s) 7.22(10H、s) IR(KBr)cm-1:2930 2850 1450
1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.26(ヘキ
サン:酢酸エチル=10:1)
【0058】実施例2 下記構造式化合物の合成
【0059】
【化20】
【0060】実施例1で得られた化合物4.10g(7.5
0mmol)のジメチルホルムアミド30ml溶液にジイソプ
ロピルエチルアミン2.60ml(14.9mmol)、およびトリ
チルクロリド3.14g(11.3mmol)を加え、室温下で2
4時間反応させた。ヘキサン−酢酸エチル(1:1)で抽
出し、水および飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネ
シウムで乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーによる精製を行い、無色液状の化合物4.82gを
得た(収率81%)。NMRおよびIR分析により標記
構造式の化合物であることを確認した。NMRチャート
のケミカルシフト、IRチャートの波数およびシリカゲ
ル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に示し、IR
のチャートを図14に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:0.98−1.90(22
H、m) 2.23−2.67(4H、m) 2.85(2H、t) 3.27−3.77(7H、m) 4.50(4H、s) 6.73−7.53(25H、m) IR(KBr)cm-1:2930 2850 1490
1450 1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.49(ヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)
【0061】実施例3 下記構造式化合物の合成
【0062】
【化21】
【0063】実施例2で得られた化合物3.49g(4.4
2mmol)、N,N-ジメチルアニリン4.50ml(35.5mmo
l)のジクロロメタン50ml溶液に無水塩化アルミニウム
3.54g(26.5mmol)を氷冷下で加え、室温下で2.5時
間反応後、さらに3時間加熱還流した。放冷後、クロロ
ホルムで抽出し、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムにより乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーによる精製を行い、淡緑色液状の化合物
1.67gを得た(収率62%)。NMRおよびIR分析
により標記構造式の化合物であることを確認した。NM
Rチャートのケミカルシフト、IRチャートの波数およ
びシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に
示し、IRのチャートを図15に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.03−2.17(24
H、m) 2.27−2.67(4H、m) 2.83(2H、t) 3.27−3.87(7H、m) 6.80−7.40(15H、m) IR(KBr)cm-1:3410 2930 2850
1440 1120 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.50(クロ
ロホルム:メタノール=10:1)
【0064】実施例4 下記構造式化合物の合成
【0065】
【化22】
【0066】実施例3で得られた化合物1.62g(2.6
6mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン0.56ml
(3.21mmol)のジクロロメタン10ml溶液に4,4'-ジ
メトキシトリチルクロリド950mg(2.80mmol)のジク
ロロメタン20ml溶液を0℃で滴下し、室温下で、7時
間反応後、クロロホルムで抽出し、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、
濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる精
製を行い、淡黄色液状の化合物1.79gを得た(収率7
4%)。NMRおよびIR分析により標記構造式の化合
物であることを確認した。NMRチャートのケミカルシ
フト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層クロマ
トグラフィーの移動度を以下に示し、IRのチャートを
図16に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.10−2.15(23
H、m) 2.32−2.67(4H、m) 2.85(2H、t) 3.03−3.90(13H、m) 6.60−7.52(28H、m) IR(KBr)cm-1:3430 2930 2360
1510 1250 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.36(ヘキ
サン:酢酸エチル=2:1)
【0067】実施例5 下記構造式化合物の合成
【0068】
【化23】
【0069】1,3-ジベンジル-2-(N,N-フタロイル-
5-アミノペンチル)グリセリン1.50g(3.08mmol)の
エタノール25ml溶液にヒドラジン一水和物0.30ml
(6.18mmol)を加え、60℃に加熱した。5時間攪拌
後、不溶物を濾別し、濾液を濃縮した。さらに、ピリジ
ン共沸した後、予め、セバシン酸モノ(p-ニトロベンジ
ル)エステル1.08g(3.20mmol)、N-ヒドロキシスク
シイミド370mg(3.21mmol)およびジシクロヘキシル
カルボジイミド800mg(3.88mmol)のN,N-ジメチル
ホルムアミド10ml溶液を室温下で7時間攪拌後、不溶
物を濾別した濾液、を加え、室温下で16時間反応させ
た。次に、クロロホルムで抽出し、飽和食塩水で洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーによる精製を行い、淡黄色液
状の化合物1.20gを得た(収率58%)。NMRおよ
びIR分析により標記構造式の化合物であることを確認
した。NMRチャートのケミカルシフト、IRチャート
の波数およびシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動
度を以下に示し、NMRのチャートを図17に示す。 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.03−2.57(22
H、m) 2.97−3.77(9H、m) 4.50(4H、s) 5.15(2H、s) 5.22−5.63(1H、br) 7.23(10H、s) 7.42(2H、d) 8.14(2H、d) IR(KBr)cm-1:2930 2860 1740
1520 1350 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.56(クロ
ロホルム:メタノール=25:1)
【0070】実施例6 下記構造式化合物の合成
【0071】
【化24】
【0072】実施例5で得られた化合物1.01g(1.4
9mmol)のテトラヒドロフラン15ml溶液に硫化ナトリ
ウム九水和物360mg(1.50mmol)の水3ml溶液を加
え、室温下で24時間攪拌後、クエン酸1.00gの水2
0ml溶液を加えた。次に、酢酸エチルで抽出し、飽和食
塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによる精製を
行い、淡黄色液状の化合物721mgを得た(収率89
%)。NMRおよびIR分析により標記構造式の化合物
であることを確認した。NMRチャートのケミカルシフ
ト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層クロマト
グラフィーの移動度を以下に示し、NMRのチャートを
図18に示す。 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.00−2.48(22
H、m) 2.97−3.77(9H、m) 4.48(4H、s) 5.33−5.67(1H、br) 7.22(10H、s) 7.43−7.87(1H、br) IR(KBr)cm-1:2930 2860 1730
1630 1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.44(クロ
ロホルム:メタノール=25:1)
【0073】実施例7 下記構造式化合物の合成
【0074】
【化25】
【0075】実施例6で得られた化合物528mg(3.0
8mmol)、エタノール0.10ml(1.70mmol)のジクロロ
メタン8ml溶液にジシクロヘキシルカルボジイミド37
0mg(1.79mmol)およびN,N-ジメチルアミノピリジン
220mg(1.80mmol)を加え、室温下で2時間反応させ
た。次に、クロロホルムで抽出し、飽和食塩水で洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーによる精製を行い、白濁液状
の化合物425mgを得た(収率77%)。NMRおよび
IR分析により標記構造式の化合物であることを確認し
た。 NMRチャートのケミカルシフト、IRチャート
の波数およびシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動
度を以下に示し、NMRのチャートを図19に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.07−2.43(25
H、m) 2.93−3.77(9H、m) 4.08(2H、q) 4.49(4H、s) 5.50−5.87(1H、br) 7.23(10H、s) IR(KBr)cm-1:2930 2850 1740
1630 1450 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.49(ヘキ
サン:酢酸エチル=1:2)
【0076】実施例8 下記構造式化合物の合成
【0077】
【化26】
【0078】実験例8で得られた化合物5.98g(6.4
6mmol)、フタルイミドカリウム1.26g(6.80mmol)
および、トリス-[2-(2-メトキシエトキシ)エチル]ア
ミン0.21ml(0.656mmol)のN,N-ジメチルホルムア
ミド30ml溶液を室温下で23時間攪拌後、さらに60
℃で8時間反応させた。放冷後、ヘキサン−酢酸エチル
(1:1)で抽出し、水および飽和食塩水で洗浄した。無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーによる精製を行い、白濁液状の化合
物5.15gを得た(収率80%)。NMRおよびIR分
析により標記構造式の化合物であることを確認した。N
MRチャートのケミカルシフト、IRチャートの波数お
よびシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下
に示した。1 H−NMR(CDCl3 )δ:0.95−2.20(49
H、m) 3.00−3.87(23H、m) 6.57−6.87(4H、m) 6.97−7.90(13H、m) IR(KBr)cm-1:3470 2930 2854
1770 1720 1510 1250 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.24(ヘキ
サン:酢酸エチル=2:1)
【0079】実施例9 下記構造式化合物の合成
【0080】
【化27】
【0081】実施例8で得られた化合物1.50g(1.5
1mmol)のエタノール15ml溶液にヒドラジン一水和物
0.20ml(4.13mmol)を加え、80℃に加熱した。4.5
時間攪拌後、不溶物を濾別し、濾液を濃縮した。さら
に、ピリジン共沸した後、ジクロロメタン5mlおよび
N,N-ジイソプロピルエチルアミン0.53ml(3.04mmo
l)を加えて溶解し、−20℃でトリフルオロ酢酸無水物
0.23ml(1.63mmol)のジクロロメタン10ml溶液を滴
下した。室温下で15時間攪拌後、クロロホルムで抽出
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫
酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーによる精製を行い、無色液状の化合物
1.12gを得た(収率77%)。NMRおよびIR分析
により標記構造式の化合物であることを確認した。NM
Rチャートのケミカルシフト、IRチャートの波数およ
びシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に
示した。1 H−NMR(CDCl3 )δ:0.85−2.17(49
H、m) 3.03−3.88(23H、m) 6.23−6.60(1H、br) 6.63−6.95(4H、m) 7.07−7.58(9H、m) IR(KBr)cm-1:3320 2930 1720
1610 1510 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.43(ヘキ
サン:酢酸エチル=2:1)
【0082】実施例10 下記構造式化合物の合成
【0083】
【化28】
【0084】実施例8で得られた化合物1.00g(1.0
1mmol)のエタノール10ml溶液にヒドラジン一水和物
0.13ml(2.68mmol)を加え、80℃に加熱した。4.5
時間攪拌後、不溶物を濾別し、濾液を濃縮した。さら
に、ピリジン共沸した後、N,N-ジメチルホルムアミド
10mlおよびN,N-ジイソプロピルエチルアミン0.35
ml(2.01mmol)を加えて溶解し、ダンシルクロリド29
0mg(1.08mmol)を加えた。室温下で6時間攪拌後、ク
ロロホルムで抽出し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィーによる精製を行い、淡
緑色液状の化合物827mgを得た(収率75%)。NM
RおよびIR分析により標記構造式の化合物であること
を確認した。NMRチャートのケミカルシフト、IRチ
ャートの波数およびシリカゲル薄層クロマトグラフィー
の移動度を以下に示し、IRのチャートを図20に示
す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:0.88−1.83(48
H、m) 1.95−2.23(1H、m) 2.87(6H、s) 3.08−3.87(23H、m) 4.48−4.83(1H、m) 6.58−6.92(4H、m) 7.03−7.67(12H、m) 8.12−8.62(3H、m) IR(KBr)cm-1:3300 2930 2850
1610 1510 1250 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.64(ヘキ
サン:酢酸エチル=1:1)
【0085】実施例11 下記構造式化合物の合成
【0086】
【化29】
【0087】実施例8で得られた化合物1.50g(1.5
1mmol)のエタノール15ml溶液にヒドラジン一水和物
0.20ml(4.13mmol)を加え、80℃に加熱した。4.5
時間攪拌後、不溶物を濾別し、濾液を濃縮した。さら
に、ピリジン共沸した後、N,N-ジメチルホルムアミド
10mlを加えて溶解し、ビオチン-N-ヒドロキシスクシ
イミドエステル540mg(1.58mmol))を加えた。室温
下で6時間攪拌後、濃縮し、クロロホルムで抽出し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーによる精製を行い、淡黄色ガム状の化合物1.2
0gを得た(収率73%)。NMRおよびIR分析によ
り標記構造式の化合物であることを確認した。NMRチ
ャートのケミカルシフト、IRチャートの波数およびシ
リカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に示
し、NMRのチャートを図21に示す。 1 H−NMR(CDCl3 )δ:0.87−1.90(54
H、m) 1.93−2.47(3H、m) 2.60−3.90(26H、m) 4.02−4.63(2H、m) 5.60−5.82(1H、br) 5.93−6.28(1H、br) 6.33−6.57(1H、br) 6.63−6.97(4H、m) 7.03−7.63(9H、m) IR(KBr)cm-1:3300 2850 1710
1550 1250 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.36(クロ
ロホルム:メタノール=10:1)
【0088】実施例12 下記構造式化合物の合成
【0089】
【化30】
【0090】1,10-デカンジチオール2.00ml(9.2
0mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド6ml溶液に室温
下で、60%油性水素化ナトリウム110mg(2.75mmo
l)を加え、15分間反応させた後、実験例6で得た化合
物1.50g(1.87mmol)のN,N-ジメチルホルムアミド
7ml溶液を滴下した。3時間攪拌後、ヘキサン−酢酸エ
チル(1:1)で抽出し、水および飽和食塩水で洗浄し
た。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲル
カラムクロマトグラフィーによる精製を行い、白色固体
の化合物1.09gを得た(収率63%)。NMRおよび
IR分析により標記化合物であることを確認した。NM
Rチャートのケミカルシフト、IRチャートの波数およ
びシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に
示し、NMRのチャートを図22にIRのチャートを図
23に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.10−1.90(65
H、m) 2.30−2.73(6H、m) 3.2 0−3.77(15H、m) 4.52(4H、s) 7.26(10H、s) IR(KBr)cm-1:2920 2850 1460
1370 1120 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.35(ヘキ
サン:酢酸エチル=10:1)
【0091】実施例13 下記構造式化合物の合成
【0092】
【化31】
【0093】実施例12で得られた化合物367mg(0.
395mmol)のピリジン4ml溶液に室温下で、2,4-ジニ
トロフルオロベンゼン0.10ml(0.796mmol)を滴下し
た。室温下で1時間攪拌後、クロロホルムで抽出し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーによる精製を行い、黄色固体の化合物382mg
を得た(収率88%)。NMRおよびIR分析により標記
化合物であることを確認した。 NMRチャートのケミ
カルシフト、IRチャートの波数およびシリカゲル薄層
クロマトグラフィーの移動度を以下に示し、NMRのチ
ャートを図24にIRのチャートを図25に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:0.97−2.07(64
H、m) 2.20−2.73(4H、m) 2.87−3.77(17H、m) 4.50(4H、s) 7.23(10H、s) 7.46(1H、d) 8.27(1H、d) 8.98(1H、d) IR(KBr)cm-1:2920 2850 1590
1520 1120 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.47(ヘキ
サン:酢酸エチル=4:1)
【0094】実施例14 下記構造式化合物の合成
【0095】
【化32】
【0096】実施例12で得られた化合物462mg(0.
497mmol)のピリジン5mll溶液に室温下で、ベンゾイ
ルクロリド0.12ml(1.03mmol)を滴下した。3時間攪
拌後、クロロホルムで抽出し、水および飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
る精製を行い、白色固体の化合物464gを得た(収率
90%)。NMRおよびIR分析により標記化合物であ
ることを確認した。NMRチャートのケミカルシフト、
IRチャートの波数およびシリカゲル薄層クロマトグラ
フィーの移動度を以下に示し、NMRのチャートを図2
6に示す。 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.00−1.87(64
H、m) 2.27−2.63(4H、m) 2.90−3.73(17H、m) 4.48(4H、s) 7.03−7.53(13H、m) 7.73−8.00(2H、m) IR(KBr)cm-1:2850 1660 1470
1370 1210 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.26(ヘキ
サン:酢酸エチル=10:1)
【0097】実施例15 下記構造式化合物の合成
【0098】
【化33】
【0099】1,3-ジベンジル-2-(4-カルボキシブチ
ル)グリセリン1.18g(3.17mmol)、N-ヒドロキシス
クシイミド380mg(3.30mmol)のジクロロメタン15
ml溶液にジシクロヘキシルカルボジイミド720mg(3.
49mmol)を加え、室温下で、2時間反応させた後、濾液
を1,12-ジアミノドデカン3.18g(15.9mmol)のジ
クロロメタン30ml溶液に加え攪拌した。1時後、濃塩
酸2mlを加え、不溶物を濾別した後、クロロホルムルで
抽出し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーによる精製を行い、黄褐色固体の化
合物948mgを得た(収率54%)。NMRおよびIR
分析により標記化合物であることを確認した。 NMR
チャートのケミカルシフト、IRチャートの波数および
シリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に示
し、NMRのチャートを図27に示す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.03−2.35(28
H、m) 2.24−3.75(11H、m) 4.45(4H、s) 5.33−5.77(1H、br) 7.18(10H、s) IR(KBr)cm-1:3310 2930 2850
1640 1100 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.53(クロ
ロホルム:メタノール=5:1)
【0100】実施例16 下記構造式化合物の合成
【0101】
【化34】
【0102】実験例10で得られた化合物585mg(1.
41mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン0.74ml
(4.25mmol)のジクロロメタン10ml溶液に0℃でベン
ゼンスルホニルクロリド0.36ml(2.82mmol)を加
え、室温下で、4時間反応させた後、チオ酢酸カリウム
1.61g(14.1mmol)を加え攪拌した。15時間後、ク
ロロホルムで抽出し、飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸
マグネシウムで乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーによる精製を行い、茶褐色液状の化合物3
61mgを得た(収率54%)。NMRおよびIR分析に
より標記化合物であることを確認した。NMRチャート
のケミカルシフト、IRチャートの波数およびシリカゲ
ル薄層クロマトグラフィーの移動度を以下に示し、NM
Rのチャートを図28にIRのチャートを図29に示
す。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.42−2.43(9
H、m) 3.08−3.78(9H、m) 4.07(2H、t) 4.48(4H、s) 5.70−6.12(1H、br) 7.23(10H、s) IR(KBr)cm-1:3310 2870 1740
1650 1230 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.44(クロ
ロホルム:メタノール=25:1)
【0103】実施例17 下記構造式化合物の合成
【0104】
【化35】
【0105】実施例7で得られた化合物176mg(0.3
09mmol)、2-アミノフルオレン56.0mg(0.309mmo
l)のジオキサン1ml溶液にN,N-ジメチルアミノピリジ
ン50.0mg(0.409mmol)、および、60%油性水素化
ナトリウム30.0mg(0.775mmol)を加え、加熱還流し
た。放冷後、酢酸エチルで抽出し、水および飽和食塩水
で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮後、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーによる精製を行い、
茶褐色固体の化合物72.6mgを得た(収率33%)。N
MRおよびIR分析により標記化合物であることを確認
した。NMRチャートのケミカルシフト、IRチャート
の波数およびシリカゲル薄層クロマトグラフィーの移動
度を以下に示した。1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.05−2.57(22
H、m) 2.90−3.98(11H、m) 4.49(4H、s) 5.50−5.90(1H、br) 6.80−8.15(18H、m) IR(KBr)cm-1:3300 2870 1660
1540 1120 シリカゲル薄層クロマトグラフィーRf:0.38(クロ
ロホルム:メタノール=25:1)
【0106】
【発明の効果】本発明で提供されるグリセリン誘導体
は、例えばDNA、RNAなどのオリゴマー中の任意の
位置に、任意の数のカルボキシルリンカー、チオールリ
ンカー、アミノリンカー、あるいは非同位体標識を導入
するために用いることができる、核酸塩基部に導入する
方法に比べて、核酸本来の機能を損なう可能性が低く
い、リンカーの鎖長を従来の技術に比較して、より長鎖
のものとすることができるという特徴を有しているた
め、その利用価値は高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグリセリン誘導体の原料として合成し
た1,3-ジベンジル-3-(4-シアノブチル)-グリセリン
のNMRチャート。
【図2】本発明のグリセリン誘導体の原料として合成し
た1,3-ジベンジル-2-(5-ブロモペンチル)グリセリ
ンのNMRチャート。
【図3】本発明のグリセリン誘導体の原料として合成し
た1,3-ジベンジル-2-(10-ブロモデシル)グリセリ
ンのNMRチャート。
【図4】本発明のグリセリン誘導体の原料として合成し
た1,3-ジベンジル-2-(10-ブロモデシル)グリセリ
ンのIRチャート。
【図5】本発明のグリセリン誘導体の原料として合成し
た1,3-ジベンジル-2-(N,N-フタロイル-5-アミノ
ペンチル)グリセリンのIRチャート。
【図6】本発明のグリセリン誘導体の原料として実験例
6で合成した化合物のIRチャート。
【図7】本発明のグリセリン誘導体の原料として実験例
7で合成した化合物のNMRチャート。
【図8】本発明のグリセリン誘導体の原料として実験例
7で合成した化合物のIRチャート。
【図9】本発明のグリセリン誘導体の原料として実験例
8で合成した化合物のNMRチャート。
【図10】本発明のグリセリン誘導体の原料として実験
例8で合成した化合物のIRチャート。
【図11】本発明のグリセリン誘導体の原料として合成
した1,3-ジベンジル-2-(4-カルボキシブチル)グリ
セリンのNMRチャート。
【図12】本発明のグリセリン誘導体の原料として合成
した実験例10で合成した化合物のNMRチャート。
【図13】実施例1で合成した本発明のグリセリン誘導
体のNMRチャート。
【図14】実施例2で合成した本発明のグリセリン誘導
体のIRチャート。
【図15】実施例3で合成した本発明のグリセリン誘導
体のIRチャート。
【図16】実施例4で合成した本発明のグリセリン誘導
体のIRチャート。
【図17】実施例5で合成した本発明のグリセリン誘導
体のNMRチャート。
【図18】実施例6で合成した本発明のNMRチャー
ト。
【図19】実施例7で合成した本発明のグリセリン誘導
体のNMRチャート。
【図20】実施例10で合成した本発明のグリセリン誘
導体のIRチャート。
【図21】実施例11で合成した本発明のグリセリン誘
導体のNMRチャート。
【図22】実施例12で合成した本発明のグリセリン誘
導体のNMRチャート。
【図23】実施例12で合成した本発明のグリセリン誘
導体のIRチャート。
【図24】実施例13で合成した本発明のグリセリン誘
導体のNMRチャート。
【図25】実施例13で合成した本発明のグリセリン誘
導体のIRチャート。
【図26】実施例14で合成した本発明のグリセリン誘
導体のNMRチャート。
【図27】実施例15で合成した本発明のグリセリン誘
導体のNMRチャート。
【図28】実施例16で合成した本発明のグリセリン誘
導体のNMRチャート。
【図29】実施例16で合成した本発明のグリセリン誘
導体のIRチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 205/06 7188−4H 233/18 7106−4H 235/10 7106−4H 271/22 7188−4H 311/40 7419−4H 323/09 7419−4H C07D 209/48 495/04 103 Z 9165−4C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の式(I)で示されるグリセリン誘
    導体。 【化1】 但し、式中のR1 およびR2 は水酸基の保護基または水
    素原子、R3は、保護基または非同位体標識を有するか
    有さないカルボキシル基、アミノ基またはチオール基、
    Lは1個または複数の−O−、−S−、−NHCO−ま
    たは−CONH−結合を鎖中に含むアルキレン基を示
    す。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003055852A3 (de) * 2001-12-22 2004-01-29 Friz Biochem Gmbh Multifunktionales reagenz zur synthese von thiolmodifizierten oligomeren

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003055852A3 (de) * 2001-12-22 2004-01-29 Friz Biochem Gmbh Multifunktionales reagenz zur synthese von thiolmodifizierten oligomeren
US7601848B2 (en) 2001-12-22 2009-10-13 Fidicula Gmbh Multifunctional reagent for the synthesis of thiol modified oligomers

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