JPH0672767U - 固定用ジグ - Google Patents

固定用ジグ

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JPH0672767U
JPH0672767U JP1451893U JP1451893U JPH0672767U JP H0672767 U JPH0672767 U JP H0672767U JP 1451893 U JP1451893 U JP 1451893U JP 1451893 U JP1451893 U JP 1451893U JP H0672767 U JPH0672767 U JP H0672767U
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誠 三好
光利 助永
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株式会社 ユアセルフ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オートロッククランプ装置によって水平姿勢
で固定支持された事故車を、より確実且つ強固に固定支
持できるようにする。 【構成】 床面の適宜の位置に立設固定され、上下方向
へ伸縮自在で且つ高さ調整可能な支柱1と、支柱1の上
端部に旋回可能に取付けられたクランプ支持体2と、ク
ランプ支持体2に俯仰可能に取付けられたクランプ3と
から構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に事故車の修復や修正を行う際に使用されるものであり、オート ロッククランプ装置によって水平姿勢で固定支持された事故車の一部分を挾持固 定し、事故車の捩れじれや変形等を防止するようにした固定用ジグに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、事故車の修復や修正、即ち、変形したフレームやエンジンルーム等の 修復や修正を行う際には、事故車をオートロッククランプ装置によって水平姿勢 で固定支持し、チェーンブロックやジャッキ、クランプ等の各種器具を使って変 形した個所を引っ張ったり、或いは押したりして修復や修正を行うようにしてい る。
【0003】 従来、この種オートロッククランプ装置としては、例えば実公平2−3252 8号公報に開示された構造のものが知られている。 即ち、前記オートロッククランプ装置は、図7及び図8に示す如く、床面に敷 設した角パイプ製のレール5に立設固定された複数のスタンド37と、スタンド 37の上端部に水平姿勢で固定支持された角パイプ製の一対の横材38と、横材 38上に水平姿勢で配置され、横材38と交差する角パイプ製の一対の縦材39 と、横材38と縦材39を交差状に連結固定する継手40と、縦材39に取付け られた複数のクランプ41とから構成されて居り、前記クランプ41で事故車A のキャビン下面(ロッカーパネル)を挾持固定することによって、事故車Aを水 平姿勢で固定支持できるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来のオートロッククランプ装置にあっては、通常事故車Aのキャ ビン下面(ロッカーパネル)の4個所をクランプ41で挾持固定し、当該事故車 Aを水平姿勢で固定支持するようにしている為、事故車Aに大きな荷重を加えた ときに機械的強度が不足することがある。即ち、事故車Aの修復・修正時に、変 形した個所に掛ける引張力や押圧力が大きいと、事故車A全体が捩れたり、或い は変形したりすることがあり、良好且つ正確な修復や修正を行えないと云う問題 があった。 特に、近年の乗用車に於いては、その殆どがフレームとボディを一体構造とす る所謂モノコックボディを採用し、全体構造で持たすようにしている為、修復や 修正時に前記問題がより助長されることになる。
【0005】 一方、当業界に於いては、上述した問題を解決する手段として、例えば事故車 のフロント下面と床面との間にジャッキ等を噛まして機械的強度を向上させ、修 復・修正時の捩れや変形等を防止するようにしているのが実情である。 ところが、修復・修正する個所や荷重を掛ける方向によっては、ジャッキ等で は事故車を確実且つ強固に固定支持することができない場合があった。その結果 、前記と同様の問題が発生した。 又、自動車には様々な車種がある為、車種毎に固定支持する個所や使用する器 具等を変える必要があり、迅速且つ円滑な作業を行えないと云う問題もあった。
【0006】 本考案は、上記の問題点を解消する為に創案されたものであり、その目的はオ ートロッククランプ装置に固定支持された事故車をより確実且つ強固に固定支持 できるようにした固定用ジグを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に、本考案の請求項1に記載の固定用ジグは、床面の適 宜の位置に立設固定され、上下方向へ伸縮自在で且つ高さ調整可能な支柱と、支 柱の上端部に旋回可能に取付けられたクランプ支持体と、クランプ支持体に俯仰 可能に取付けられたクランプとから構成したものである。 又、本考案の請求項2に記載の固定用ジグは、支柱と床面との間に、支柱を引 っ張り支持する伸縮調整可能な支持具を介設したものである。
【0008】
【作用】
前記固定用ジグは、事故車の修復や修正を行う際に、オートロッククランプ装 置によって水平姿勢で固定支持された事故車のフロント部下方位置やリア部下方 位置、或いはキャビン下方位置の床面に配置固定され、オートロッククランプ装 置と共に、事故車の一部を挾持固定する。 従って、事故車は、固定用ジグによって確実且つ強固に固定支持されることに なり、機械的強度が向上することになる。即ち、変形した個所の修復・修正を行 う際に、チェーンブロックやジャッキ、クランプ等の各種器具を使って変形した 個所を引っ張ったり、或いは押したりした場合でも、事故車全体が捩れたり、変 形したりすると云うことがなく、事故車を良好且つ正確に修復・修正することが できる。 又、固定用ジグは、支柱の高さを調整でき、且つ支柱の上端部にクランプを旋 回可能且つ俯仰可能に取付けている為、支柱の高さ並びにクランプの向きを夫々 変えることによって、事故車の任意の個所を良好且つ確実に挾持固定することが できる。その結果、各種車種へ対応可能になる。 更に、固定用ジグの支柱を支持具で床面に引っ張り支持するようにしている為 、ジグ自体が剛体化し、事故車をより一層確実且つ強固に固定支持することがで きる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1及び図2は本考案の実施例に係る固定用ジグの縦断面図及び側面図であっ て、当該固定用ジグは、高さ調整自在な支柱1と、支柱1の上端部に旋回可能に 取付けられたクランプ支持体2と、クランプ支持体2に俯仰可能に取付けられた クランプ3と、支柱1と床面との間に介設された伸縮調整自在な支持具4とから 構成されて居り、床面に敷設されたレール5に起立姿勢で着脱自在に固定支持さ れている。 尚、レール5は、長孔5aを形成した金属製の角パイプにより形成されて居り 、長孔5aを形成した面が床面と面一になるように床面に埋設状態で敷設されて いる。
【0010】 前記支柱1は、上下方向へ伸縮可能に構成されて居り、高さを段階的に且つ微 調整できるようになっている。 具体的には、支柱1は、図1及び図2に示す如く、周壁に一定間隔毎に形成さ れた複数の高さ調整穴6aを有すると共に、下端部にベース7を固着した金属製 の円形の固定パイプ6と、固定パイプ6に上下方向へ摺動自在に挿入され、高さ 調整穴6aに合致する複数の位置決め穴8aを有する金属製の円形の調整パイプ 8と、高さ調整穴6a及び位置決め穴8aに挿通固定されるパイプ固定ボルト9 と、調整パイプ8の上端部に回転自在且つ軸線方向(上下方向)移動不能に取付 けられた調整ナット10と、調整ナット10に上下方向へ移動自在に螺挿された 調整ボルト11と、調整ボルト11の下端部に固定され、調整パイプ8内を上下 方向へ摺動移動する調整ボルト振れ止め12とから構成されている。 従って、前記支柱1は、固定パイプ6の適宜の高さ調整穴6aと調整パイプ8 の位置決め穴8aとを合致させ、両穴6a,8aにパイプ固定ボルト9を挿通固 定することによって、高さ調整を段階的に行える。又、調整ナット10のハンド ル穴10aにハンドル(図示省略)を差し込み、調整ボルト11を回り止めした 状態で前記調整ナット10をハンドルによって正逆回転させると、調整ボルト1 1が上下動し、高さを微調整することができる。 そして、前記支柱1は、床面に敷設したレール5の適宜の個所にベースパイプ 13及び締付け装置14を介して起立姿勢で着脱自在に固定支持されている。即 ち、支柱1は、レール5に固定されたベースパイプ13の上面に、固定パイプ6 のベース7を当接させ、当該ベース7の両端部を締付け装置14によってベース パイプ13に押圧固定することにより、床面に起立姿勢で固定支持される。 尚、ベースパイプ13は、長孔13aを有する金属製の角パイプにより形成さ れて居り、レール5の適宜の個所にベース取付けボルト15及びナット16を介 して固定されている。又、締付け装置14は、ベースパイプ13に摺動自在に挿 入されたベース用ボルト17と、ベース用ボルト17に挿通される押え金18と 、ベース用ボルト17に螺着される回転座金付ナット19とから構成されている 。
【0011】 前記クランプ支持体2は、図1に示す如く、金属材により略L字形に形成され て居り、調整ボルト11の上端部に旋回可能に挿通支持され、調整ボルト11の 上端部に螺着した固定用ナット20を締め付けることによって、適宜の位置で固 定できるようになっている。 又、クランプ支持体2と調整ボルト11との間には、クランプ支持体2を所定 の位置に確実且つ強固に固定できるように回り止め機構21が介設されている。 この回り止め決め機構21は、調整ボルト11の上端部に挿通固着され、上面に 断面形状三角形の突部22aを放射状に形成した下部回り止め円盤22と、クラ ンプ支持体2の下面に固着され、下面に前記突部22aに噛合する断面形状三角 形の突部23aを放射状に形成した上部回り止め円盤23とから成り、両円盤2 2,23の突部22a,23aを噛み合わせ、固定用ナット20を締め付けるこ とによって、クランプ支持体2を所定の位置に確実且つ強固に固定することがで きる。
【0012】 前記クランプ3は、事故車の一部分を挾持固定するものであり、クランプ支持 体2に俯仰可能に取付けられ、適宜の位置で固定できるようになっている。 具体的には、クランプ3は、図3に示す如く、第1クランプ板24と、第1ク ランプ板24に水平姿勢で固着されたガイド軸25と、ガイド軸25に摺動自在 に挿通支持され、第1クランプ板24に対向する第2クランプ板26と、両クラ ンプ板24,26を緊締するボルト27a及び回転座金付ナット27bから成る 緊締具27とから構成されて居り、第1クランプ板24の上端部と第2クランプ 板26の上端部との間に事故車の一部分を挿入し、両クランプ板24,26を緊 締具27で締め付けることによって、事故車の一部分を挾持固定することができ る。 又、前記クランプ3は、クランプ支持体2に支持軸28を介して俯仰可能に取 付けられて居り、支持軸28に螺着した回転座金付ナット29を締め付け操作す ることによって、クランプ支持体2に対して所定の傾斜角度で固定できるように なっている。即ち、クランプ3は、第2クランプ板26の下端部をクランプ支持 体2に設けた支持軸28に回動自在に挿通支持させることによって、クランプ支 持体2に対して俯仰可能となる。又、回転座金付ナット29を締め付けると、第 2クランプ板26がクランプ支持体2側へ押圧固定され、クランプ3はクランプ 支持体2に対して所定の傾斜角度で固定されることになる。 尚、第2クランプ板26とクランプ支持体2との間には、クランプ3を所定の 傾斜角度で確実且つ強固に固定できるように回り止め機構30が介設されている 。この回り止め機構30は、上述の回り止め機構21と同様構造に構成されて居 り、クランプ支持体2に固着され、側面に断面形状三角形の突部を放射状に形成 した支持体側回り止め円盤31と、第2クランプ板26に固着され、側面に前記 突部に噛合する断面形状三角形の突部を放射状に形成したクランプ側回り止め円 盤32とから成り、両円盤31,32の突部を噛み合わせ、回転座金付ナット2 9を締め付けることによって、クランプ3を所定の傾斜角度で確実且つ強固に固 定することができる。
【0013】 前記支持具4は、支柱1と床面との間に介設されて支柱1を起立状態に支持す るものであり、伸縮調整可能に構成されている。本実施例では、支持具4にはタ ーンバックルが使用されて居り、当該ターンバックルは、チューブ4aと、チュ ーブ4aの一端に螺挿されて端部に二叉部を形成した右ネジ棒4bと、チューブ 4aの他端に螺挿されて端部に二叉部を形成した左ネジ棒4cとから成る。 又、支持具4の一端部は、支柱1の調整パイプ8に嵌合されたロータリージョ イント33にボルト・ナットを介して着脱自在に連結固定され、支持具4の他端 部は、レール5に掛止されたフック34にボルト・ナットを介して着脱自在に連 結固定されている。 前記ロータリージョイント33は、放射状の支持片33aを備えて居り、支柱 1の調整パイプ8に回転自在に且つ軸線方向へ移動自在に嵌合され、ボルト33 bによって適宜の位置で固定できるようになっている。 尚、図示していないが、支柱1とレール5間の間隔が長い場合には、支持具4 とロータリージョイント33との間若しくは支持具4とレール5との間に、継手 杆や伸縮調整自在な調整杆を介設するようにしても良い。
【0014】 図4及び図5は本考案の実施例に係る固定用ジグの使用状態の一例を示す概略 側面図及び概略平面図であって、当該固定用ジグは、オートロッククランプ装置 によって水平姿勢で固定支持された事故車Aのフロント下方位置に対峙状態で一 対配置され、ベースパイプ13や締付け装置14、支持具4等を介してレール5 に起立状態で固定されている。又、各固定用ジグのクランプ3は、事故車Aのフ ロント下面の一部を挾持固定している。更に、両固定用ジグの支柱1同志は、タ ーンバックル35及び継手杆36により連結固定されている。 尚、オートロッククランプ装置には、従来公知のものと同様構造のものが使用 されて居り、図7及び図8と同じ部材には同一の参照番号を使用している。
【0015】 前記固定用ジグは、事故車Aの修復や修正を行う際に、オートロッククランプ 装置によって固定支持された事故車Aの下方位置に配置固定され、オートロック クランプ装置と共に、事故車Aの一部を挾持固定することができる為、事故車A を確実且つ強固に固定支持することができる。 その結果、固定支持された事故車Aの機械的強度が向上し、チェーンブロック やジャッキ、クランプ等の各種器具を使って事故車Aの変形した個所を引っ張っ たり、或いは押したりした場合でも、事故車A全体が捩れたり、変形したりする と云うことがない。延いては、事故車Aを良好且つ正確に修復・修正することが できる。 又、固定用ジグは、支柱1の高さを調整でき、且つ支柱1の上端部にクランプ 3を旋回可能且つ俯仰可能に取付けている為、支柱1の高さ並びにクランプ3の 向きを夫々調整することによって、事故車Aの任意の個所を良好且つ確実に挾持 固定することができる。その結果、各種車種へ対応させることができ、車種に関 係なく、事故車Aを確実且つ強固に固定支持することができる。 然も、支柱1同志をターンバックル等で連結固定し、各支柱1を支持具4で床 面に引っ張るようにしている為、固定用ジグ自体が剛体化し、事故車Aをより一 層確実且つ強固に固定支持することができる。
【0016】 上記実施例に於いては、固定用ジグを事故車Aのフロント下方位置に一対配置 し、フロントの下面を挾持固定するようにしたが、他の実施例に於いては、固定 用ジグを事故車Aのリア部下方位置やキャビン下方位置に配置し、リア部下面や キャビン下面を挾持固定するようにしても良い。又、使用する固定用ジグの数も 、上記実施例のものに限定されるものではなく、任意である。
【0017】 上記実施例に於いては、オートロッククランプ装置及び一対の固定用ジグで事 故車Aを固定支持するようにしたが、他の実施例に於いては、事故車Aの下方位 置に固定用ジグを多数配置固定し、固定用ジグのみで事故車Aを固定支持するよ うにしても良い。
【0018】 上記実施例に於いては、支柱1同志をターンバックル35及び継手杆36で連 結固定し、又、支柱1と床面との間に支持具4を介設するようにしたが、他の実 施例に於いては、何れか一方を省略しても良く、或いは両方を省略するようにし ても良い。
【0019】 上記実施例に於いては、支持具4を調整パイプ8に嵌合したロータリージョイ ント33に着脱自在に連結するようにしたが、他の実施例に於いては、支持具4 を固定パイプ6や調整パイプ8に着脱自在に連結するようにしても良い。
【0020】 上記実施例に於いては、支柱1をベースパイプ13を介してレール5に固定す るようにしたが、他の実施例に於いては、支柱1をレール5に直に固定するよう にしても良い。
【0021】 上記実施例に於いては、支柱1の高さを段階的に且つ微調整できるようにした が、他の実施例に於いては、支柱1の高さを微調整のみ若しくは段階調整のみで きるようにしても良い。
【0022】 上記実施例に於いては、クランプ支持体2に縦向きのクランプ3を取付けるよ うにしたが、クランプ3の構造及び形状等は上記実施例のものに限定されるもの ではなく、事故車Aの一部を挾持固定することができれば、如何なる構造及び形 状のものであっても良い。例えば図6に示す如く、クランプ3に横向きのクラン プ3を使用し、これをクランプ支持体2に俯仰可能に取付けるようにしても良い 。
【0023】
【考案の効果】
上述の通り、本考案の固定用ジグは、オートロッククランプ装置によって固定 支持された事故車の下方位置に配置固定され、オートロッククランプ装置と共に 、事故車の一部を挾持固定できる構成としている為、事故車を確実且つ強固に固 定支持することができる。その結果、チェーンブロックやジャッキ、クランプ等 の各種器具を使って事故車の変形した個所を引っ張ったり、或いは押したりした 場合でも、事故車全体が捩れたり、変形したりすると云うことがなく、事故車を 良好且つ正確に修復・修正することができる。 又、固定用ジグは、支柱の高さを調整でき、且つ支柱の上端部にクランプを旋 回可能且つ俯仰可能に取付けている為、支柱の高さ並びにクランプの向きを夫々 調整することによって、事故車の任意の個所を良好且つ確実に挾持固定すること ができる。その結果、各種車種へ対応可能になり、車種に関係なく、事故車を確 実且つ強固に固定支持することができる。 更に、固定用ジグの支柱を支持具で床面に引っ張るようにしている為、固定用 ジグ自体が剛体化し、事故車をより一層確実且つ強固に固定支持することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る固定用ジグの縦断面図で
ある。
【図2】同じく固定用ジグの側面図である。
【図3】固定用ジグの要部の拡大縦断面図である。
【図4】固定用ジグの使用状態の一例を示す概略側面図
である。
【図5】同じく固定用ジグの使用状態の一例を示す概略
平面図である。
【図6】クランプの他の例を示す拡大縦断面図である。
【図7】オートロッククランプ装置で事故車を水平に固
定支持した状態の概略側面図である。
【図8】オートロッククランプ装置で事故車を水平に固
定支持した状態の概略平面図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 クランプ支持体 3 クランプ 4 支持具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面の適宜の位置に立設固定され、上下
    方向へ伸縮自在で且つ高さ調整可能な支柱(1)と、支
    柱(1)の上端部に旋回可能に取付けられたクランプ支
    持体(2)と、クランプ支持体(2)に俯仰可能に取付
    けられたクランプ(3)とから構成したことを特徴とす
    る固定用ジグ。
  2. 【請求項2】 支柱(1)と床面との間に、支柱(1)
    を引っ張り支持する伸縮調整可能な支持具(4)を介設
    したことを特徴とする請求項1に記載の固定用ジグ。
JP1993014518U 1993-03-29 1993-03-29 固定用ジグ Expired - Lifetime JP2514933Y2 (ja)

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