JP3418671B2 - 板金修理用タワー装置 - Google Patents

板金修理用タワー装置

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JP3418671B2
JP3418671B2 JP36408997A JP36408997A JP3418671B2 JP 3418671 B2 JP3418671 B2 JP 3418671B2 JP 36408997 A JP36408997 A JP 36408997A JP 36408997 A JP36408997 A JP 36408997A JP 3418671 B2 JP3418671 B2 JP 3418671B2
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奎一 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば事故車両又
はその他の対象の損傷変形部等の板金矯正のために、そ
の板金矯正必要箇所(以下、矯正箇所ともいう)をチェ
ーン等の牽引部材で引張って矯正する板金修理用タワー
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば事故車両の車体各部に生じ
た曲がりや窪み箇所をクランプで把持し、チェーン等の
牽引部材を介して板金修理用タワー(以下、タワーとも
いう)で引張って矯正する板金修理用タワー装置におい
て、タワーを車両の周囲で効率よく移動させ、また引張
りの際にタワーを容易に固定するために、車両を設置す
るベッド又は床面上にガイドレールを敷設し、これにタ
ワーを接続しガイドさせるものが知られている。
【0003】図14及び図15はその従来の板金修理用
タワー装置201の一例を示すものである。ベッド20
2上には、上面に長手方向に連続して形成された溝部を
有するガイドレール203が2条並列して敷設されてい
る。また、タワー204はその底部に取り付けられた2
つの係合部が、並列するガイドレール203、203に
それぞれ抜け止め状態でスライド可能に嵌め込まれ、複
数の車輪205に自重を支えられながらガイドレール2
03、203に沿ってベッド202上を移動する。一
方、車両Cはベッド202上の所定位置に配置された複
数(図14において4個)の固定馬206で支持され
る。そして、タワー204を矯正箇所に対応する位置ま
で移動させて、矯正箇所をクランプ208等で挟み、こ
れにチェーン等の牽引部材210を接続してタワー20
4により引張って矯正する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の2条1組で構成されるガイドレールを有する
板金修理用タワー装置では、広いレール敷設面が必要で
ありタワー装置の設置スペースが大きくなる。また、引
張りの際、タワーと矯正箇所とをレール直角方向に対応
させないと、タワーとレールとの係合部にねじりが作用
するため、これを回避する上で、矯正箇所に対するタワ
ーの位置合わせが面倒である。
【0005】本発明の課題は、レール敷設面がコンパク
トであって、かつ矯正箇所に対するタワーの位置合わせ
を容易にする板金修理用タワー装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述の課
題を解決するために、本発明の板金修理用タワー装置
は、事故車両又はその他の対象(以下、支持対象とい
う)を床面に固定されたベッドのベース面に固定馬を使
って固定し、ベッドのベース面に固定されて、支持対象
付近の損傷変形部等の板金矯正必要箇所に連結して引張
り矯正する引張り荷重を付与する板金修理用のタワー装
置であって、そのタワーを支持対象の周辺の所定位置に
位置させるためのガイドレールは、床面に固定されたベ
ッドのベース面に、支持対象の周囲の三方を囲むように
配置しており、そのタワーの支持対象側とは反対側の底
部には、ベッドのベース面に配置されたガイドレールに
回転可能な状態で固定する固定部材を備え、ガイドレー
ルで囲まれた支持対象の下方に位置するベッドのべース
面には支持対象を固定する固定馬と2条の固定馬用ガイ
ドレールとを配置し、固定馬は支持対象の側縁下端を支
持する可動支持部と、この可動支持部が支持対象の側縁
下端を支えるように固定馬用ガイドレールと交差する方
向に移動可能状態で連結された基部とを備え、固定馬は
固定馬用ガイドレール毎に2個合計4個によって支持台
セットを構成するとともに、可動支持部には基部の天板
に面接触状態で固定する下板と、支持対象の側縁下端
把持するクランプとを有し、下板と前記クランプの一方
の端部との間にはピンによる支持部を備え、また下板に
クランプの他方の端部の下部に当接する突出量調節部
を備え、その突出量調節部の突出量を調節することによ
り、前記クランプの固定馬移動方向の傾きを調整可能と
したことを特徴とする。
【0007】このように、支持台セットを加えた板金修
理用タワー装置では、支持対象に両側縁間距離の違い
(例えば、小型車両と大型車両の車幅の違い等)があっ
ても、基部を移動することなく基部に連結された可動支
持部を移動するだけで支持間隔の調整ができるので、支
持対象の適用範囲が広く、支持対象の変更に伴う間隔調
整作業の手間を軽減することができる。また、支持対象
となる側縁が傾斜状態になっていても、クランプの下部
に当接する突出調節部の突出量を調節することにより、
クランプひいては支持対象の前後方向の傾きを調整する
ことができる。
【0008】また、上述の支持台セットの可動支持部の
具体的な構成として、支持台セットの可動支持部は、支
持対象の側縁を把持するクランプが嵌め込まれる溝部を
有し、かつこの溝部に干渉することなくこの溝部の両側
又は片側にこの溝部とほぼ直角な方向の位置調整溝又は
長孔が形成され、その位置調整溝又は長孔内に移動後の
可動支持部の位置を維持する維持手段としてのクランプ
ボルトが挿入され、可動支持部が位置調整溝又は長孔の
形成方向に位置調整された後、そのクランプボルトによ
り可動支持部が基部に固定されるようにすることができ
る。このように、位置調整溝又は長孔、及びクランプボ
ルトの組み合わせによって可動支持部と基部を固定する
構成とすれば、構造が単純で製作容易であって位置調整
を簡単に行うことができる。また、無段階に位置調整す
ることができる。
【0009】また、上述のガイドレールと固定部材の具
体的な構成として、ベース面に配置されたタワーを移動
可能に案内するためのガイドレールは1条の移動経路で
構成し、タワーはこの経路に沿って移動可能に案内する
と共に、一部がガイドレールに抜け止めされた状態でそ
のガイドレールの長手方向に移動可能に組み込まれた軸
部材によってベース面において回転可能な状態で接続さ
れており、固定部材は軸部材と組合わされてその軸部材
をガイドレールの長手方向の所定位置に固定するために
設けられ、その固定状態ではタワーのベース面における
回転は許容しつつ、そのタワーの回転中心となる軸部材
がガイドレールに対してクランプされるようにすること
ができる。
【0010】このように、1条からなるガイドレールに
タワーを接続させる構成により、ガイドレールの敷設面
が小さく、タワーもコンパクト(タワーの一部がベッド
外にはみ出さないようにする等)にできる。また、この
ガイドレールに抜け止めされた状態でガイドレールの長
手方向へは移動可能に組み込まれた軸部材でタワーをガ
イドレールに接続することにより、タワーをベース面上
で回転させることが可能となる。そして、タワーを矯正
箇所の斜め位置に停止させ矯正箇所を斜めに引張っても
タワーは回転しその矯正箇所に対し正面を向けるため、
矯正箇所を斜めからでも無理なく引っ張ることができ
る。しかも、固定部材により軸部材がガイドレールにク
ランプされることにより、引張りの際にタワーがレール
に沿って移動することが防止される。
【0011】ここで、タワーを、レールより内側に位置
するタワー本体と、このタワー本体からガイドレールに
向かって延びるアーム部を備える構成とし、このアーム
部が軸部材によりガイドレールに接続されるようにして
もよい。こうすれば、タワー本体がガイドレールから外
側に突出せず、タワーの専有面積を小さくすることがで
きる。また、ベッド上に置かれたタワー本体をアーム部
を回転させることによりベッド脇の床面上に移動して、
ベッド脇に置かれた事故車両等の修理を行うことも可能
となる。
【0012】次に、本発明の板金修理用タワー装置の構
成を具体的には以下のようにすることができる。すなわ
ち、タワーは、ガイドレールより内側に位置するタワー
本体と、このタワー本体からガイドレールに向かって延
びるアーム部とを備え、このアーム部が軸部材によりガ
イドレールに接続される。ガイドレールは、底部側より
開口部側が狭い横断面形状の空所を長手方向に沿って有
し、軸部材は自身の一端部にガイドレールの空所に抜け
止め状態で収容される係合部を有し、その軸部材の他端
部はガイドレールの開口部を経てタワーのアーム部を貫
通して、ここがタワーの回転中心部となる。その回転中
心部には軸受け部材が嵌合され、その軸受け部材はアー
ム部からガイドレール側に突出した軸方向寸法を有す
る。他方、そのアーム部のガイドレール側とは反対側に
突出した軸部材の突出部分にねじ部が形成され、このね
じ部に固定ねじ部材が螺合されるとともに、この固定ね
じ部材が締め付けられることにより、軸部材の係合部が
ガイドレールの開口部の内側に押し付けられてガイドレ
ールに固定される。しかし、軸受け部材により固定ねじ
部材の締付け力はアーム部には作用せず、そのアーム部
がガイドレールに対し、その回転中心位置は固定されつ
つ回転可能な状態に維持される。
【0013】このような構成によれば、軸部材、軸受け
部材及び固定ねじ部材からなる比較的簡単な構造でアー
ム部とガイドレールを接続し、かつ引張り時にタワーを
回転可能に維持しながらその移動を防止することができ
る。さらに、タワーを移動する際には固定ねじ部材を緩
め、所定位置に固定する際にはこの固定ねじ部材を締め
るという簡単な操作でよいので、修理車両周りの複数箇
所で同様の引張り作業を行う必要があっても、引張り位
置切り換えの作業負担は少ない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照しつつ説明する。図1はその一実施
例である板金修理用タワー装置の平面図、図2は正面図
である。板金修理用タワー装置1は、ベッド2上に配置
され引張り荷重を付与するタワー4、タワー4に移動経
路を付与するガイドレール6、修理対象の事故車両(以
下、単に車両ともいう)Cをタワー4の近傍で支持する
支持台セットとしての固定馬8を備える。
【0015】ベッド2は、所定厚みの対称形状の2つの
台を突き合わせ、床面に移動不能に固定し、その上面が
タワー4を移動させるベース面2aを形成している。車
両Cはベッド2の中央空隙部を覆うようにして置かれ
る。
【0016】タワー4は、図3(a)、(b)に示すよ
うに、平板部材を枠組みし、縦長で下部がスカート状に
拡がった形状に形成され、内側に引張り機構を備えるタ
ワー本体10と、タワー本体10からガイドレール6側
に向かって延びるアーム部12とを備える。図3(a)
に示すタワー本体10の側板及び反対側の側板の対向位
置には、上下方向にほぼ等ピッチで複数の軸孔14が設
けられ、そのいずれかの軸孔14に支持軸13の端が嵌
め込まれ、その支持軸13の中間部にはスプロケット1
6が支持されている。ここで、支持軸13を取付ける軸
孔14は、ベッド2上に載置された車両Cの矯正箇所や
垂直方向の引張り角度に応じて適宜選定する。スプロケ
ット16には引張りチェーン18が噛み合わされ、その
引張りチェーン18の車両側の先端には車両Cの矯正箇
所をはさみ込む図示しないクランプが取り付けられてい
る。
【0017】引張りチェーン18の他端側は、タワー本
体10の下方に延び、別のスプロケット20に噛み合い
ながらこれを周回した後、タワー本体10の側板に設け
られたチェーン固定部22に固定されている。スプロケ
ット20は、支点軸24により一端部がタワー本体10
に回転可能に支持されたレバー26の中間部に支持軸2
5を介して支持されている。一方、レバー26の他端側
はタワー本体10のレール側に突出し、本体10にブラ
ケット30及び軸28を介して揺動可能に支持された油
圧シリンダ32のピストンロッド32aに回転可能に接
続されている。そして、ピストンロッド32aが伸長す
ると、レバー26が支点軸24を中心に回転し、その中
間部で支持されたスプロケット20が下がることにより
引張りチェーン18が下方に引っ張られ、ひいては車両
Cの矯正箇所が引っ張られることとなる。
【0018】タワー本体10の側板の下端近傍の4隅に
は、側方に突出してブラケット36が設けられ、それら
ブラケット36にタワー本体10の自重を支えてベッド
2上を容易に移動させるためのキャスター34が取り付
けられている。図4に示すように、各キャスター34の
支持軸34aはブラケット36に形成された軸孔を貫通
し、その上部にはねじ部34dが形成されている。この
ねじ部34dにナット38が2個螺合されている(ダブ
ルナット形態)。一方、ブラケット36とキャスター3
4の車輪フレーム34cとの間に圧縮ばね39が装着さ
れ、これらナット38と圧縮ばね39でブラケット36
を挟んで、キャスター34をブラケット36に固定して
いる。圧縮ばね39のばね力はタワー本体10の荷重を
支えるに足りるものとされ、前述の引張り作業の際に圧
縮ばね39が撓んでタワー本体10の下面(厳密にはそ
の先端部10a(図3))がベッド2の上面2aに着座
する。ここでナット38は、支持軸34aのブラケット
36からの下方突出量を調整する高さ調整手段として機
能する。つまり、キャスター34とブラケット36との
距離を大きくすればタワー本体10の非引張り時におけ
るベッド2からの浮上り量が大きく調整される。
【0019】図1に示すように、ベッド2にはその外周
縁に沿って1条のスリット状の開口部46が連続して形
成され、ガイドレール6の一部を構成している。スリッ
ト状の開口部46は、図4に示すように、ベッド2を所
定の幅で貫通する溝であって、その下方には、ガイドレ
ール6のレール本体6aが配置されている。レール本体
6aは、第1・第2部材47、48が組み付けられて形
成されている。第1部材47の垂直部47aの上端はベ
ッド2の下面2bに溶接によって固定され、下端は床面
に載った状態にある。また、第1部材47の垂直部47
aの中間から水平方向に水平部47bが延び出ている。
【0020】一方、第2部材48の垂直部48aの上端
がベッド2の下面2bに溶接によって固定され、その中
間位置には、第1部材47の水平部分47bの先端が溶
接されて、第1部材47と第2部材48が一体化されて
いる。第2部材の水平部48bは、床面に着座するとと
もに、その中央位置には長手方向に所定のピッチでボル
ト穴48cが設けられている。一方、床面にはボルト穴
48cに位置を合わせてアンカースクリュー42が埋設
され、これにボルト51を締め込んで第2部材48を床
面に固定している。なお、このようにして第1部材47
と第2部材48を施設することにより、第1部材47、
第2部材48及びベッド2の下面2bに囲まれた箇所に
後述の空所44が形成される。47d、48dは、第1
・第2部材47、48及びベッド2に溶接等で固定され
た補強用のリブである。
【0021】タワー本体10のガイドレール側側面に固
定されたアーム部12は、水平方向の基板12aとその
両側の補強板12bとを備え、その基板12a(以下ア
ーム部12で総称する)の先端部にこれを貫通する軸受
け孔50が形成され、これに軸受け部材としてのブッシ
ュ52が嵌め込まれ、このブッシュ52を頭部59を有
するボルト状の軸部材58が下から貫通している。軸部
材58の底部側(下側)には円盤状の係合部54が頭部
59に着座した形態で溶接等で固定され、先端側(上
側)にはねじ部56が形成されている。軸部材58は、
スリット状の開口部46、リング状の座金60及びブッ
シュ52を貫通して、先端部がアーム部12の上面から
突出する。また、軸部材58の係合部54は、ガイドレ
ール6内の空所(レール本体6aとベッド2とで形成さ
れた空所)44に抜止め状態でかつ、その長手方向に移
動可能に収容されている。
【0022】ここで、ブッシュ52は、上部にフランジ
52aを有するフランジ付円筒状の形態をなし、そのフ
ランジ52aがアーム12の基板12aの上面に着座し
て、その状態で下端が基板12aの下面から突出し、上
述の座金60に当接している。つまり、ブッシュ52の
フランジ52aの下面から筒部先端(下端)までの距離
を首下寸法とすれば、この首下寸法はアーム部12の基
板12aの板厚寸法より大きくされている。そして、軸
部材58のねじ部56に固定ねじ部材としてのナット6
4が螺合されて、アーム部12ひいてはタワー4がガイ
ドレール6に接続されている。
【0023】このように連結されたタワー4は、固定部
材の非クランプ状態、この例ではナット64を緩めた状
態で軸部材58の係合部54を空所44内においてガイ
ドレール6に沿って移動することができる。また、タワ
ー4の停止位置でナット64を締めれば、係合部54が
ガイドレール6の開口部46の内側(この例ではベッド
2の下面2b)に押し付けられ、その摩擦力により軸部
材58(タワー4の回転中心)がガイドレール6に固定
される。ただし、ブッシュ52によりナット64の締付
け力はアーム部12には作用しないため、アーム部12
ひいてはタワー4はその回転中心が固定されつつ回転可
能な状態に維持される。
【0024】次に、固定馬8は図7に示す外観を呈し、
また、図1及び図2に示すように車両Cの車体両側の下
端縁を2個1組で支持し、車両Cの前後方向に2組配置
されて車両C全体をベッド2上の所定高さ位置に支持す
る。図7に示すように、各固定馬8は、基部70と可動
支持部72とを備え、基部70は、ベース74、胴7
6、天板78が一体的になって形成されている。ここ
で、基部70は、その面状のベース74がベッド2上を
滑ることによって移動するが、その移動方向は後述のガ
イドレール79によってガイドされる。以下、基部70
ひいては固定馬8のガイド構造について説明する。
【0025】図5及び図6に示すように、ガイドレール
79は、ベッド2の下側に配置されたレール本体79a
及びその上側のスリット状の開口部82とを備える。レ
ール本体79aは水平な底部の両側から垂直に立ち上る
壁部を備えた断面形状を有し、ベッド2の下面2bに溶
接等で固定されるとともに、その下部が床面に接地又は
近接している。上述のスリット状の開口部82はレール
本体79aの中央部に対応して、ベッド2の厚さ方向に
貫通して形成されている。
【0026】次に、基部70はスライダー80及びくさ
び部材83によってガイドレール79に接続される。図
5、6に示すように、スライダー80は、鉤形形状のく
さび受け部80aと、その下部に両側に張り出して形成
された被ガイド部80bとを備え、被ガイド部80bが
ガイドレール79内にその長手方向(図5の紙面に直角
な方向)に沿ってスライド可能かつ抜け止め状態で組み
込まれ、スリット状の開口部82からくさび受部80a
が上方に突出している。そして、スライダー80のくさ
び受部80aと、基部70のベース74との間に、上記
くさび部材83が差し込まれる。スライダー80及びく
さび部材83は、基部70のベース74の前方側及び後
方側の2か所に取り付けられる。なお、くさび部材83
の上面はベース74に対し傾斜した傾斜面83aとさ
れ、スライダー80のくさび受部80aにはこれに対応
する下向きの傾斜面80dが中央に関し左右対称形態で
形成されている。これは、くさび受部80aに対し図5
の左右どちら側からでもくさび部材83を打てるように
するためである。
【0027】基部70(ひいては固定馬8)をベッド2
上で移動させる場合は、くさび部材83を打ち込まず添
えるだけの状態とする。この状態で基部70のベース7
4は、ベッド2上を滑りながら移動可能である。この例
ではその移動操作のために、基部70に取手70aが形
成され、作業者はこの取手70aを手でつかんで基部7
0を動かすことができる。一方、任意位置に基部70を
固定する場合は、くさび部材83をスライダー80のく
さび受部80aにハンマー等で打ち込むと、スライダー
80の被ガイド部80bの上面80cがガイドレール7
9の上部内面に押し付けられ、基部70のベース74が
ベッド2とくさび受部80aとの間にはさまれ、基部7
0がベッド2上に固定される。なお、図7に示すよう
に、天板78は可動支持部72を面接触状態で固定する
もので、その上面には可動支持部72を固定するための
2つのねじ孔84が所定距離をおいて形成されている。
【0028】次に、可動支持部72には、天板78とほ
ぼ同形の下板86に2つの長孔88が形成され、その長
孔88間に、固定馬移動方向と平行に2枚の板状部材9
0が衝立状に立設されている。各長孔88は天板78の
ねじ孔84の形成位置に対応した位置に固定馬移動方向
と直角な方向(以下、横方向という)に沿って形成さ
れ、各長孔88に挿入された維持手段としてのクランプ
ボルト92が天板78のねじ孔84に螺合されるように
なっている。そして、クランプボルト92をねじ孔84
に螺合させたまま、可動支持部72を天板78の上面上
で横方向にスライドさせることができ、所望の位置でク
ランプボルト92を締め付けて可動支持部72を基部7
0に固定する。
【0029】2枚の板状部材90の間には、車両Cの側
縁下端を爪95aで把持するクランプ95の下部95b
が嵌め込まれる。また、板状部材90のピン孔94とク
ランプ95のピン孔95cの位置を合わせ、これにピン
96を挿入しクランプ95を可動支持部72に支持させ
る。さらに、板状部材90のピン孔94のある端部とは
反対側の端部には、その底部に天板78に抵触しないよ
うにナット98が溶接等で固定されている。このナット
98に下方からボルト99が螺合され、そのボルト99
の先端がナット98から突出してクランプ95の下部9
5bに当接するようになっており、その突出量を調節す
ることによりクランプ95ひいては車両Cの固定馬移動
方向(一般には車両前後方向)の傾きを調整することが
できる。
【0030】以下、本発明の板金修理用タワー装置1の
使用形態の一例を示す。まず、車両Cを図1に示すよう
に、ベッド2の中央であって車両Cの側縁が固定馬8の
ガイドレール79にほぼ一致する位置に誘導する。次に
図8(a)、(b)に示すように、車両Cを油圧ジャッ
キ81等で持ち上げ、車両C側縁の4つの予定支持位置
を把持するようにクランプ95(図7)を取り付けると
ともに、4つの固定馬8をそれぞれ対応するクランプ9
5の取付位置までガイドレール80に沿ってスライド移
動させる。
【0031】そして、油圧ジャッキ81を操作して車両
Cを降下させながらクランプ95を可動支持部72の板
状部材90間にはめ込み固定する。もし可動支持部72
の横方向の位置がクランプ95のそれと一致しない場合
には、クランプボルト92を緩めた状態で可動支持部7
2を横方向にスライドしてクランプ95に一致させ、再
びクランプボルト92を締め付ける。図9(a)に示す
ように、横方向の固定馬間距離を小型サイズの車両幅に
合わせた場合(距離L1 )、これより車両幅が大きい車
両では図9(b)に示すように可動支持部72を外側に
スライドさせ支持距離をL1 より大きいL2 に、さらに
大きい車両ではより外側にスライドさせてL2より大き
いL3 に調整することで(同図(c))、基部70はそ
のままに小型車から大型車まで各種サイズの車両を手間
なく固定馬8に支持することができる。
【0032】次に、図10(a)に示すように、ナット
64(図4)を緩めた状態でタワー4をガイドレール6
に沿って矯正箇所まで移動させて、そのナット64を締
めてタワー4をベッド2に固定する。ここで、ガイドレ
ール6はベッド2の下方であってベッド2の外周に沿っ
て連続して設けられているので、図10(b)に示すよ
うに、タワー4を車両Cの周りで自由に移動させること
ができ、引張り矯正箇所を変える場合でも迅速に移動で
きる。
【0033】矯正箇所においてタワー4を位置決めする
ナット64の締付状態では、ブッシュ52が座金60を
介してベッド2の上面2aに押し付けられ、他方、係合
部54がベッド2の下面2bに圧着して軸部材58の位
置は固定されるが、ブッシュ52のフランジ52aと座
金60の間でアーム部12は、そのブッシュ52の周り
に回転可能な状態とされる。従って、タワー4と矯正位
置とが正確に正対していなくても、タワー4がいわば首
を振るように矯正箇所を向くため、タワー4の固定位置
はラフに設定できる。
【0034】次に、矯正箇所にタワー4の引張りチェー
ン18に接続されたクランプを取付けた後、タワー4の
油圧シリンダ32により矯正箇所を引張りチェーン18
を介してタワー4側に引っ張り、曲げ、窪み等を矯正す
る。引張りチェーン18がタワー4から車両に対し斜め
下向きになる場合、タワー4には、引張反力の下向きの
分力による回転モーメントが生じるため、キャスター3
4の圧縮ばね39を弾性的に圧縮させて、タワー4の下
面の特に先端部10a近傍がベッド2の上面2a上に押
し付けられた状態となる。
【0035】また、タワー4が回転するため、その引張
り時の位置は、図10(c)に示すように、矯正箇所の
正面方向()のみならず、ナット64を締めた状態な
ら右方向()や左方向()などの斜め方向であって
もよい。従って、1つの矯正箇所をタワー4を移動させ
て複数の方向から引張って矯正の精度を上げることもで
きる。
【0036】さらに、タワー4をベッド2の上から降ろ
し、ベッド2の脇の床面に固定された車両Cの矯正箇所
を引っ張ることもできる。まず図11(a)に示すよう
に、タワー4をベッド2の傾斜板100がある端部に向
かって移動させる。そして同図(b)に示すように、ア
ーム部12の先端の軸部材58がベッド2のスリット状
の開口部46の端に当たった所で、タワー本体10を軸
部材58を中心として回転させながら傾斜板100を通
過させて床面上に降ろす。
【0037】ここで、タワー本体10を同一高さ位置に
保持するために、4つの各キャスター34につきその支
持軸34a(図4)に螺合している2つのナット(ダブ
ルナット)38を緩めて上方向に移動させ、ブラケット
36下の支持軸34aの突出量を増加させる。つまり、
キャスター34を下方へ移動させて床面上へ接触させ、
各キャスター34がタワー4をほぼ垂直に保つところで
各キャスター34のナット38を締付けて固定する。そ
して、アーム部12がガイドレール6に接続されたまま
の状態のタワー4を、ガイドレール6の側縁に沿って床
面に直接固定部材で支持された車両Cの矯正箇所まで移
動させる(図11(c))。以下、ベッド上に固定した
車両Cについてと同様の引張操作を行うことができる。
このようにタワー4を回転させ、ベッド2から床面に降
ろして使用すれば、ベッド2上のガイドレール6をベッ
ド2上での引張操作と床面上での引張操作とに兼用する
ことができ、床面のガイドレールを省略することができ
る。また、逆の形態として、床面のガイドレールにつな
げたタワー4をベッド2上に上げて使用することもでき
る。
【0038】以上に説明した実施例は、ベッドに本発明
の板金修理用タワー装置を据え付けたものであるが、例
えばベッドを使用せずに、図12に示すように、床面に
ガイドレール110(例えばアルミレール)を直接敷設
し、そのガイドレール110に沿ってタワー4を移動さ
せるようにしてもよい。ガイドレール110は、例え
ば、中央部より両側縁部を1段低くした形状とし、その
側縁部に長手方向に所定のピッチでボルト孔112を設
け、そのボルト孔112に対応する床面位置にアンカー
スクリュー114を埋設する。そして、ボルト孔112
を通してアンカースクリュー114にボルト116を締
結させてガイドレール110を床面に固定する。
【0039】また、ガイドレール110には底部側より
開口部側が狭い横断面形状の空所120が長手方向に沿
って形成され、スリット状の開口部118としてレール
中央に開口している。前述の係合部54はその空所12
0にはめ込まれる。なお、座金60はガイドレール11
0の水平な上面に載るように位置する。タワー4は、こ
のガイドレール110に沿って床面上を移動するととも
に、任意位置でナット64を締め込んで、その移動を防
止しつつ回転可能な状態に維持することができる。この
ように本発明の板金修理用タワー装置は、床面上でも実
施でき、また、ガイドレール110は1条で敷設される
ため、従来の2条構成のものと比べて床面のレール敷設
スペースを抑えることができる。
【0040】さらに、前記実施例の固定馬を利用して、
別のユニットを取り付けることもできる。例えば、車両
の側縁下端にクランプで直線的にはさむことができるリ
ブ等がない修理車では、前記のクランプ95ひいては可
動支持部72を使用することが難しい。そのためこれら
に代えて、修理車の側縁下端にあるピン孔を利用してピ
ンにて修理車Cを固定馬の基部70上に固定することが
できる。図13は、その態様を簡単に示すものである
が、固定馬8の基部70の天板78に前述の可動支持部
72の代わりに、面状部材130を固定する。面状部材
130の縁部近傍には上下に貫通するボルト挿入孔13
2、134を開け、これに天板78の対応するねじ孔1
36、138を位置合せした上で、クランプボルト13
9で両者を締結する。なお、ボルト挿入孔132、13
4は、ボルト頭部が面状部材130内に納まるように形
成することが望ましい。この面状部材130上に修理車
Cの下縁部が載置される。
【0041】面状部材130の外側端は下方に延びるフ
ランジ形態を有し、そのフランジ部140にピン支持部
材142が接続される。フランジ部140には、ねじ孔
144が形成され、一方、ピン支持部材142の下部に
は長孔146が形成されている。そして、ねじ部材14
5を長孔146に通してねじ孔144に螺合することに
よって、ピン支持部材142は面状部材130に高さ位
置調整可能に締結される。また、ピン支持部材142の
上部にはピン受け孔148が形成され、これにブッシュ
150がはめ込まれている。ブッシュ150にはピン1
54が例えば斜め上方を向く姿勢で出し入れ可能に保持
されている。そのピン154が車両Cの下縁部のピン孔
152に挿入されることで、そのピン154により又は
これと他の固定手段との協働により車両Cは基部70に
固定される。
【0042】なお、図13の面状部材130及びピン支
持部材142の全体をピン固定式交換ユニット158と
すれば、このユニット158が図7の可動支持部72
(クランプ爪固定式交換ユニット)に置換して基部70
上に載置されることとなる。その際、例えば天板78の
ねじ孔84a、84bと、前記長孔88に挿入されるク
ランプボルト92用の一方のねじ孔84cとの都合3個
のねじ孔を用いて、図13のクランプボルト139を天
板78に締め込むことができる。また図13の面状部材
130のボルト挿入孔132、134を、図7の長孔8
8と同様な長孔とすれば、図13のピン固定式交換ユニ
ット158を基部70に対し例えば車両幅方向へスライ
ドさせて、車幅とピン154との位置調整が可能とな
る。その他、本発明は、当業者の知識に基づき、種々の
変形を施した態様で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板金修理用タワー装置の一例を示す全
体平面図。
【図2】その全体正面図。
【図3】本装置を構成するタワーの一例を示す図。
【図4】タワーとガイドレールとの接続構造の一例を示
す正面断面図。
【図5】本装置を構成する固定馬とガイドレールとの接
続構造の一例を示す正面図。
【図6】その側面図。
【図7】固定馬の分解斜視図。
【図8】修理車両を固定馬上に載置する手順の一例を示
す工程説明図。
【図9】固定馬の可動支持部の作用説明図。
【図10】本実施例の作用説明図。
【図11】本実施例の別の使用方法の作用説明図。
【図12】床にガイドレールを敷設した場合のタワーと
ガイドレールとの接続構造の一例を示す正面断面図。
【図13】固定馬の別の使用形態を説明する図。
【図14】従来の板金修理用タワー装置の一例を示す全
体平面図。
【図15】その全体正面図。
【符号の説明】
1 板金修理用タワー装置 2 ベッド 4 タワー 6、110 ガイドレール 8 固定馬(支持台セット) 10 タワー本体 12 アーム部 46 開口部 52 ブッシュ(軸受け部材) 54 係合部 58 軸部材 64 ナット 70 基部 72 可動支持部 88 長孔 92 クランプボルト

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事故車両又はその他の対象(以下、支持
    対象という)を床面に固定されたベッドのベース面に固
    定馬を使って固定し、 前記ベッドのベース面に固定されて、前記支持対象付近
    の損傷変形部等の板金矯正必要箇所に連結して引張り矯
    正する引張り荷重を付与する板金修理用のタワー装置で
    あって、 そのタワーを前記支持対象の周辺の所定位置に位置させ
    るためのガイドレールは、床面に固定されたベッドのベ
    ース面に、支持対象の周囲の三方を囲むように配置して
    おり、 前記タワーの前記支持対象側とは反対側の底部には、
    ッドのベース面に配置された前記ガイドレールに回転可
    能な状態で固定する固定部材を備え、 前記ガイドレールで囲まれた支持対象の下方に位置する
    ベッドのべース面には前記支持対象を固定する固定馬と
    2条の固定馬用ガイドレールとを配置し、 前記固定馬は前記支持対象の側縁下端を支持する可動支
    持部と、この可動支持部が前記支持対象の側縁下端を支
    えるように前記固定馬用ガイドレールと交差する方向に
    移動可能状態で連結された基部とを備え、 前記固定馬は固定馬用ガイドレール毎に2個合計4個に
    よって支持台セットを構成するとともに、 前記可動支持部には前記基部の天板に面接触状態で固定
    する下板と、前記支持対象の側縁下端を把持するクラン
    プとを有し、 前記下板と前記クランプの一方の端部との間にはピンに
    よる支持部を備え、また前記下板には前記クランプの
    方の端部の下部に当接する突出量調節部を備え、その突
    出量調節部の突出量を調節することにより、前記クラン
    プの固定馬移動方向の傾きを調整可能としたことを特徴
    とする板金修理用タワー装置。
  2. 【請求項2】 前記支持台セットの可動支持部は、前記
    支持対象の側縁下端を把持するクランプが嵌め込まれる
    溝部を有し、かつこの溝部に干渉することなくこの溝部
    の両側又は片側にこの溝部とほぼ直角な方向の位置調整
    溝又は長孔が形成され、その位置調整溝又は長孔内に移
    動後の可動支持部の位置を維持する維持手段としてのク
    ランプボルトが挿入され、前記可動支持部が前記位置調
    整溝又は長孔の形成方向に位置調整された後、そのクラ
    ンプボルトにより前記可動支持部が前記基部に固定され
    るようになっている請求項1記載の板金修理用タワー装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ベース面に配置された前記タワーを
    移動可能に案内するためのガイドレールは1条の移動経
    路で構成し、 前記タワーはこの経路に沿って移動可能に案内すると共
    に、一部が前記ガイドレールに抜け止めされた状態でそ
    のガイドレールの長手方向に移動可能に組み込まれた軸
    部材によってベース面において回転可能な状態で接続さ
    れており、 前記固定部材は前記軸部材と組み合わされてその軸部材
    を前記ガイドレールの長手方向の所定位置に固定するた
    めに設けられ、その固定状態では前記タワーの前記ベー
    ス面における回転は許容しつつ、そのタワーの回転中心
    となる前記軸部材が前記ガイドレールに対してクランプ
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の板
    金修理用タワー装置。
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