JPH0672758U - クローラ式作業車の走行装置 - Google Patents

クローラ式作業車の走行装置

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JPH0672758U
JPH0672758U JP1981493U JP1981493U JPH0672758U JP H0672758 U JPH0672758 U JP H0672758U JP 1981493 U JP1981493 U JP 1981493U JP 1981493 U JP1981493 U JP 1981493U JP H0672758 U JPH0672758 U JP H0672758U
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JP
Japan
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vehicle body
crawler
traveling
vehicle
work vehicle
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Pending
Application number
JP1981493U
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English (en)
Inventor
博之 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
Application filed by Aichi Corp filed Critical Aichi Corp
Priority to JP1981493U priority Critical patent/JPH0672758U/ja
Publication of JPH0672758U publication Critical patent/JPH0672758U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クローラ式作業車の進行方向に障害物がある
場合でも、その障害物に乗り上げることなく、安定した
走行が可能な、クローラ式作業車の走行装置を得る。 【構成】 車体11の左右に配設された走行用クローラ
2c、3cの前面にそれぞれ独立して、車体11に対し
て傾斜したクローラガイド21a、22a、31a、3
2aを備えている。これにより、車体11の進行方向に
障害物がある場合でも、車体11の走行により車体11
の側方へ障害物を排除することができ、作業車の安定し
た走行が可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行用クローラを用いて走行可能なクローラ式作業車に関し、さら に詳しくは、走行時に障害物を排除して走行することのできるクローラ式作業車 の走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
クローラ式作業車は、車体の左右にクローラ(履帯)を有しており、このクロ ーラの駆動スプロケットをモータ等により駆動して走行が可能となっている。そ して、この車体上にシザースリンクを介して作業台を取り付け、昇降シリンダに よりシザースリンクを作動させて作業台を昇降させることにより、その昇降高さ を変化させることのできるクローラ式高所作業車が従来から知られている。作業 台には操作装置が設けられ、作業台に搭乗した作業者は操作装置を操作して作業 台の昇降制御およびクローラの駆動による走行制御を行う。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このようなクローラ式高所作業車を走行させる地面あるいは床面には石、木片 等の障害物が点在している場合がある。クローラ式高所作業車の進行方向にこの ような障害物がある場合、そのまま進行すると、クローラ式作業車は車輪によっ て駆動される作業車と異なり駆動力が大きいため、それらの障害物に乗り上げて しまうこととなる。このとき、片側のクローラのみが障害物に乗り上げた場合に は高所作業車が傾くこととなり、作業台が上昇している場合には車体が不安定に なるという問題を生じる場合がある。また、乗り上げた障害物の形状によっては クローラが傷むという問題も生じる場合がある。
【0004】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、クローラ式作業車の 進行方向に障害物がある場合でも、その障害物に乗り上げることなく安定した走 行が可能なクローラ式作業車の走行装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、車体の左右に配設された走行用クローラの前面 に、それぞれ独立して車体に対して傾斜したクローラガイドを備えている。
【0006】
【作用】
このような構成のクローラ式作業車を用いれば、車体の進行方向に障害物があ る場合に、車体が走行することにより左右のクローラの全面に配設されたクロー ラガイドによってその障害物を車体の側方に排除することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の好ましい実施例について説明する。本考案に係 る走行装置を有したクローラ式高所作業車の一例を図1に示している。この高所 作業車の車体11の左右にはクローラ式走行手段2、3が設けられており、この クローラ式走行手段2、3を駆動して車体11を走行させるようになっている。 この左右のクローラ式走行手段2、3は、それぞれ、駆動スプロケット2a、3 aおよび遊動輪2b等(駆動スプロケット3aと対をなす遊動輪は図示せず)に 巻き掛けられたクローラ2c、3cからなり、駆動スプロケット2a、3aを走 行モータ(図示せず)により駆動し、クローラ2c、3cを駆動することにより 車体11を走行させる。ここで、この走行モータは、正、逆回転が可能であるた め回転方向を変更することにより車体11の前進、後退が可能である。
【0008】 左右のクローラ式走行手段2、3の駆動スプロケット2a、3aおよび遊動輪 2b等の前方(車体11と反対側)には、クローラガイド保持部材21b、22 b、31b、32bに保持されたクローラガイド21a、22a、31a、32 aが備えられている。これらの、クローラガイド保持部材21b、22b、31 b、32bは、それぞれ外側部材と内側部材から構成され、外側部材は車体11 の外側板11aに取り付けられ、内側部材は車体11の内側板(図示せず)に取 り付けられている。この内側板は、左右のクローラ2c、3cよりも車体の中央 部よりに備えられているため、各クローラガイド保持部材21b、22b、31 b、32bは、左右のクローラ2c、3cを挟むような形で取り付けられている こととなる。
【0009】 クローラガイド保持部材21b、22b、31b、32bは、内側部材が外側 部材よりも車体11に対して突出して形成されている。そして、クローラガイド 21a、22a、31a、32aは、クローラ2c、3cの幅よりも広く形成さ れ、下端が床面等の走行面の近傍に位置するように各クローラ保持部材21b、 22b、31b、32bに取り付けられている。したがって、各クローラガイド 21a、22a、31a、32aは車体11の中央部寄りが突出し、車体11の 側方部寄りが後退する形に傾斜して取り付けられている。
【0010】 車体11上には、シザースリンク12が取り付けられ、このシザースリンク1 2の上端には作業台13が取り付けられている。シザースリンク12は昇降シリ ンダ(図示せず)により上下に伸縮されるようになっており、昇降シリンダの伸 縮に応じて作業台13は昇降移動される。この作業台13は、作業者が搭乗して 高所作業を行うものであり、そのため、安全のための手摺13aが設けられてい る。そして、作業者がこの作業台13に搭乗した後、操作装置(図示せず)を操 作することにより、車体11の走行制御やシザースリンク12の伸縮制御を行い 作業者を任意の高所に移動させることができる。
【0011】 上記のような構成のクローラ式高所作業車を走行させて作業を行う場合は、車 体11の進行方向に木片等の障害物があっても、左右のクローラ2c、3cの前 部に備えられているクローラガイド21a、31aあるいは、22a、32aに よって、障害物は車体11の側方に排除される。これにより、作業台13が上昇 している場合にクローラ2c、3cが障害物に乗り上げて車体11が不安定にな ったり、クローラ2c、3cが傷むことがなく、安定した走行が可能となる。
【0012】 なお、上記は本考案の実施例として高所作業車における場合について説明した が、本考案はこのような実施例に限られるものではない。例えば、災害現場等に おいて人命救助を行うためのクローラ式人命救助車において使用した場合には、 災害現場に散乱している木片、コンクリート片等をいちいち避けずに走行できる ため迅速な救命作業を行うことができる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、本考案は、車体の左右に配設された走行用クローラの前面にそ れぞれ独立して、車体に対して傾斜したクローラガイドを備えている。これによ り、車体の進行方向に障害物がある場合でも、車体の走行により車体の側方へ障 害物を排除することができ、作業車の安定した走行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る、クローラ式作業車の走行装置を
備えた高所作業車の斜視図である。
【符号の説明】
2、3 クローラ式走行手段 2c、3c クローラ 11 車体 12 シザースリンク 13 作業台 21a、22a、31a、32a クローラガイド 21b、22b、31b、32b クローラガイド保持
部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と、 この車体の左右に配設された走行用クローラと、 この左右の走行用クローラの前面にそれぞれ独立して備
    えられ、前記車体の進行方向にある障害物を前記車体の
    走行により前記車体の側方へ排除するために前記車体に
    対して傾斜して備えられたクローラガイドとからなるこ
    とを特徴とするクローラ式作業車の走行装置。
JP1981493U 1993-03-25 1993-03-25 クローラ式作業車の走行装置 Pending JPH0672758U (ja)

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JP1981493U JPH0672758U (ja) 1993-03-25 1993-03-25 クローラ式作業車の走行装置

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JP1981493U JPH0672758U (ja) 1993-03-25 1993-03-25 クローラ式作業車の走行装置

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Publication Number Publication Date
JPH0672758U true JPH0672758U (ja) 1994-10-11

Family

ID=12009801

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981493U Pending JPH0672758U (ja) 1993-03-25 1993-03-25 クローラ式作業車の走行装置

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JP (1) JPH0672758U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101125512B1 (ko) * 2009-10-21 2012-03-21 박성래 인명구조 그물망이 구비된 사다리차용 탭 박스

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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