JPH0672466U - 剣山持ち上げ具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 花器の中から剣山ｂを引き上げるとき使用し
て便利な剣山持ち上げ具をを提供すること。 【構成】 左右の握持柄１・２の首部を枢着した挾持具
ａの挾持先端部３・４に方形板状の挾持板５・６を対向
状態に付設し、一方の挾持板６の先端縁よりも少し長く
突出した剣山持ち上げ具。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、花器の中から剣山を引き上げるとき使用して便利な剣山持ち上げ具 に係るものである。

【０００２】

【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】

従来つぼのような深い花器の底にある剣山を手でつまみ上げることは厄介で、 誤って手を針で突いたりすることが多い。

【０００３】 出願人はペンチのような挾持具を利用して剣山の針を挾持して持ち上げること に着眼し、本考案を完成した。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。

【０００５】 左右の握持柄１・２の首部を枢着した挾持具ａの挾持先端部３・４に方形板状 の挾持板５・６を対向状態に付設し、一方の挾持板５の先端縁よりも他方の挾持 板６の先端縁を少し長く突出したことを特徴とする剣山持ち上げ具に係るもので ある。

【０００６】 挾持板５・６の対向面に剣山ｂの針ｂ'に係止する係合歯７を設けた請求項１ 記載の剣山持ち上げ具に係るものである。

【０００７】

【作用】

剣山ｂの針ｂ'の列間に一方の挾持板５を挿入すると一枚板の挿入のため簡単 に針列間に挿入可能となる。

【０００８】 続いて、隣の針列間に他方の挾持板６を挿入し、挾持具ａを握持すると一列の 針ｂ'を二枚の挾持板５・６で挾持するから途中で落とすことなく、花器から剣 山ｂを引き上げ得ることになる。

【０００９】 また、挾持板５・６に係止歯７を付設すると一層確実に挾持できる。

【００１０】

【実施例】

図面は本考案の好適な実施例を示すもので、左右の握持柄１・２の首部を枢着 した挾持具ａの挾持先端部３・４に方形板状の挾持板５・６を対向状態に付設し 、一方の挾持板５の先端縁よりも他方の挾持板６の先端縁を少し長く突出する。 また、挾持板５・６の対向面に剣山ｂの針ｂ'に係止する係合歯７を設ける。 図中符号８・９は取付部で、溶接など適宜な手段で付設するが、剣山ｂの針ｂ 'を挾持板５・６の対面を平行状態で挾持できるように構成するか、若しくは先 端部の方を早く針ｂ'側面に圧接できるように挾持板５・６を対面させることが 望ましい。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は上述のように構成したから、剣山の針列を確実且つ容易に挾持して重 い剣山でも簡単に持ち上げることができる上、誤って落下するうなことのない安 全な剣山持ち上げ具となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施例の一例を示す斜視図である。

【図２】本実施例の剣山を持ち上げている状態の要部の
拡大図である。

【符号の説明】

１ 握持柄 ２ 握持柄 ３ 挾持先端部 ４ 挾持先端部 ５ 挾持板 ６ 挾持板 ７ 係合歯 ａ 挾持具 ｂ 剣山 ｂ' 針

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 左右の握持柄の首部を枢着した挾持具の
   挾持先端部に方形板状の挾持板を対向状態に付設し、一
   方の挾持板の先端縁よりも他方の挾持板の先端縁を少し
   長く突出したことを特徴とする剣山持ち上げ具。
2. 【請求項２】 挾持板の対向面に剣山の針に係止する係
   合歯を設けた請求項１記載の剣山持ち上げ具。