JP2017108756A - 除草用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 適宜な力ないし角度で作業を行うことができる手作業用具を提供する。【解決手段】 作業を担う作業部と前記作業部に延設された把持部とを備える手作業用具であって、前記把持部は、指を通すための貫通孔である指通し孔が設けられた第1指掛け部を含み、前記指通し孔の中心は、前記作業部の軸線の略延長線上に位置する手作業用具。【選択図】 図1

Description

本発明は、手作業用具に関する。
手作業用具、例えば園芸用スコップ等は把持部が通常棒状に形成されている。特許文献1に記載の手作業用スコップもこのように形成されている。
実用新案登録第3140406号公報
上記のような棒状の手作業用具は、握り締めて作業することになるが、握り締める力が弱い使用者には使いにくい。また、把持態様が限定されるため、適宜な力ないし角度で作業を行うことができない。
本発明は、上記課題を解決するためのもので、適宜な力ないし角度で作業を行うことができる手作業用具を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するために、本発明に係る手作業用具は、作業を担う作業部と前記作業部に延設された把持部とを備える手作業用具であって、前記把持部は、指を通すための貫通孔である指通し孔が設けられた第1指掛け部を含み、前記指通し孔の中心は、前記作業部の軸線の略延長線上に位置する。
また、前記把持部は、前記第1指掛け部に連接され、他の指を掛けるための第2指掛け部を含んでもよい。
また、前記第2指掛け部は、横長に形成され、前記把持部は、略「T」の字形状であってもよい。
また、前記第1指掛け部と前記第2指掛け部とは、所定の角度で形成されていてもよい。
また、前記第2指掛け部は、前記軸線と所定の角度をなすように形成され、前記把持部は、略「L」の字形状であってもよい。
また、前記第2指掛け部は、二股に分かれた部分を含み、前記把持部は、略「Y」の字形状であってもよい。
また、前記第2指掛け部は、3股に分かれた部分を含み、前記把持部は、略「十」の字形状に形成されていてもよい。
また、前記第2指掛け部は、指を当てるための複数の指当て部が設けられ、前記複数の指当て部は階段状に形成されていてもよい。
また、前記手作業用具には、補助グリップが設けられていてもよい。
また、前記手作業用具は、作業の支点となる支点部を含んでもよい。
また、前記手作業用具は、スコップ、草抜き、鍬、熊手、鎌のいずれかであってもよい。
本発明によれば、適宜な力ないし角度で作業を行うことができる手作業用具を提供することができる。
実施形態1に係る手作業用具を説明するための図である。 実施形態1の他の例に係る手作業用具を説明するための図である。 実施形態2に係る手作業用具を説明するための図である。 実施形態3に係る手作業用具を説明するための図である。 実施形態3の変形例1に係る手作業用具を説明するための図である。 実施形態4に係る手作業用具を説明するための図である。 実施形態5に係る手作業用具を説明するための図である。 実施形態6に係る手作業用具を説明するための図である。 実施形態6の他の例に係る手作業用具を説明するための図である。 本願の他の例に係る手作業用具を説明するための図である。 本願の他の例に係る手作業用具を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明に係る手作業用具の実施形態の例を説明する。以下の説明では、直接に作業を担う作業部方向を前方(先端側)とし、手で把持する把持部方向を後方(後端側)として、説明する。また、作業対象に近づく方向を下方とし、その逆方向を上方とする。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る手作業用具1を説明するための図である。手作業用具1は、作業部10と、把持部11とを備える。手作業用具1は、作業部10及び把持部11が一体に形成されてもよいし、別体に形成された後に組み立てられてもよい。手作業用具1は、例えば、園芸用スコップ等である。
作業部10は、頭部101と、作業連結部102とを含む。作業部10は、金属、プラスチック樹脂等作業対象等によって適宜な材質で形成できる。
頭部101は、掘る、掬う、運ぶ等の作業の際に直接作業対象に当接して作業を担う部分である。一例として、頭部101は、図示のように所定の深さを有するさじ状に形成される。頭部101は、先端側から後端側にかけて徐々に拡幅した形状であってもよいし、同一幅に形成されてもよく、適宜な形状に設定できる。また、頭部101の深さも、作業内容に応じて適宜設定できる。
作業連結部102は、作業部10の後端側に設けられ、後述の把持連結部12と連結される。
把持部11は、把持連結部12と、第1指掛け部13と、第2指掛け部14とを含む。把持連結部12、第1指掛け部13及び第2指掛け部14は、一体に形成されてもよいし、それぞれが別体に形成された後に組み立てられてもよい。また、そのうちの一部が別体に形成された後に組み立てられてもよい。
把持連結部12は、棒状に形成され、先端で作業連結部102と連結され、後端で第1指掛部13と連結される。好ましくは、把持連結部12の軸線は、作業部10の軸線と同一線(軸線L)上にある。把持連結部12には、金属、プラスチック樹脂や木材等を用いることができる。
第1指掛け部13は、把持連結部12に連接され、貫通孔である指通し孔131が設けられる。一例として、指通し孔131は、図示のように円形に形成される。なお、指通し孔131は、楕円形等に形成されてもよく、指を通せる形状であればよい。
好ましくは、第1指掛け部13の指通し孔131の中心は、軸線L上にある。すなわち、指通し孔131の中心は、概ね作業部10及び把持連結部12の軸線の延長線上にある。また、指通し孔131の最大幅Dは18mm〜35mm程度で、好ましくは20mm〜25mmである。また、指通し孔131の中心から第2指掛部14の後端縁までの距離Nは50mm〜70mm程度で、好ましくは55mm〜65mm程度である。
第2指掛け部14は、第1指掛け部13に連接される部分で、作業の際に、他の指を当てる部分である。好ましくは、第2指掛け部14は、横長に左右対称に形成される。また、好ましくは、左右両端を結ぶ線Wと、軸線Lとが直交する。
すなわち、好ましくは、第2指掛け部14は略「一」の字形状であり、第1指掛け部13はその作業部側に位置し、第1指掛け部13と第2指掛け部14とで略「T」の字形状を成している。また、把持連結部12を含む把持部11全体も略「T」の字形状を成している。
第2指掛け部14は階段状に形成することができる。例えば、図示のように、第1指当て部141及び第2指当て部142が設けられ、第1指当て部141が、第2指当て部142よりも、作業部10に近い位置にあり、且つ軸線Lに近い内側にある。第2指掛け部14には、金属、プラスチック樹脂や木材等を用いることができる。
作業の際には、例えば、中指を指通し孔131に通して第1指掛部13に掛け、他の指を第2指掛部14に掛けるようにして、作業を行うことができる。また、第2指掛け部14が階段状に形成されているときは、中指を指通し孔131に通して第1指掛部13に掛け、人差し指を一方の第1指当て部141に当て、薬指を他方の第1指当て部141に当て、小指を第2指当て部142に当てるようにして、第2指掛け部14に指を掛けて、作業を行うことができる。
手作業用具1は、第1指掛け部を設けることによって、指を通して把持部を把持することができ、弱い力でもしっかりと手作業用具1を把持することができる。また、第1指掛け部に相まって第2指掛け部2を設けることによって、孔を開ける、掘る作業等を適宜な力で快適に行うことができる。
図2に示すように、手作業用具1は、把持連結部12にグリップ121を設けてもよい。グリップ121は、把持連結部12と一体に形成されてもよいし、第1指掛け部13及び第2指掛け部14が組立型である場合は、取り外し可能に把持連結部12に挿通されもよい。
手作業用具1は、グリップを設けることによって、作業内容に応じた把持態様を用いることができる。例えば掘る作業の際には、第1指掛部13及び第2指掛部14に指を掛けて把持して作業を行い、運ぶ作業の際には、グリップ121を把持して作業を行うことができる。
<実施形態2>
図3は、実施形態2に係る手作業用具2を説明するための図である。手作業用具2は、作業部20と把持部21とを含む。手作業用具2は、作業部20及び把持部21が一体に形成されてもよいし、別体に形成された後に組み立てられてもよい。手作業用具2は、例えば、草抜き具等である。
作業部20は、頭部201と、作業連結部202とを含む。作業部20には、金属、プラスチック樹脂や木材等を用いることができる。
頭部201は、例えば、二叉状の爪状に形成され、前端側に向かうにつれて幅が広く、厚みが薄く形成される。
作業連結部202は、頭部201に延設された棒状の部分であり、後端において後述の把持連結部22と連結される。
把持部21は、把持連結部22と、第1指掛部23と、第2指掛部24とを含む。把持連結部22、第1指掛部23及び第2指掛部24は、一体に形成されてもよいし、別体に形成された後に組み立てられてもよい。また、その内の一部が別体に形成された後に組み立てられてもよい。
把持連結部22は前端において作業部20の作業連結部202と連結され、後端において第1指掛部23と連結される。好ましくは、把持連結部22の軸線は、作業部10の軸線と同一線(軸線L)上にある。
第1指掛け部23は、作業連結部202に延設され、指を通すための貫通孔である指通し孔231が設けられる。指通し孔231は図示のように円形状に形成されてもよいし、楕円形等の他の形状に形成されてもよい。
好ましくは、第1指掛け部23の指通し孔231の中心は、軸線L上にある。すなわち、指通し孔231の中心は、作業部20の軸線の略延長線上にある。また、指通し孔231の最大幅Dは18mm〜35mm程度で、好ましくは20mm〜25mmある。
第2指掛部24は、第1指掛け部23と所定の角度で形成され、例えば、図示のように、第1指掛け部23及び第2指掛け部24は全体で略L字形状に形成される。また、把持連結部22を含む把持部21全体も略L形状に形成される。
作業の際には、例えば、人挿し指を第1指掛け部23の指通し孔231に通し、他の指を第2指掛け部24に当てるようにして、把持部21を握って、作業を行うことができる。
手作業用具2は、第1指掛け部を設けることによって、指を通して把持部を把持することができ、弱い力でもしっかりと手作業用具2を把持することができる。また、第1指掛け部に相まって第2指掛け部2を設けることによって、掘る、抜く等の作業を適宜な力で快適に行うことができる。
<実施形態3>
図4は、実施形態3に係る手作業用具3を説明するための図である。手作業用具3は、作業部30と把持部31とを含む。作業部30と把持部31とは一体に形成されてもよいし、別体に形成された後に螺合等によって組み立てられてもよい。手作業用具3は、例えば、草抜き具等である。
作業部30(頭部301及び作業連結部302)は、第2実施形態に係る手作業用具2の作業部20(頭部201及び作業連結部202)と同様であり、ここでは説明を省略する。
把持部31は、把持連結部32と、第1指掛け部33と、第2指掛け部34とを含む。
把持連結部32は前端において作業部30の作業連結部302と連結し、後端において第1指掛部33と連結する。
第1指掛け部33は、把持連結部32に延設され、指を通すための貫通孔である指通し孔331が設けられる。指通し孔331は図示のように円形状に形成されてもよいし、楕円形等の他の形状に形成されてもよい。
好ましくは、第1指掛け部33の指通し孔331の中心は、作業部30の軸線の略延長線(軸線L)上にある。また、指通し孔331の最大幅Dは18mm〜35mm程度で、好ましくは20mm〜25mmある。
第2指掛け部34は、横長に形成され、例えば略「一」の字形状に形成される。これによって、把持部31全体が略「T」の字形状に形成される。また、左右両端を結ぶ線Wは、軸線Lと所定の角度を成している。すなわち、把持部32は、第1指掛け部33と第2指掛け部34とが所定の角度をなすように形成される。好ましくは、図示のように、第1指掛け部33と第2指掛け部34とは、上方においては鋭角(下方においては鈍角)をなすように形成される。
第2指掛け部34は、軸線Lの上方に位置する上端第2指掛け部341と、中心線Lの下方に位置する下端第2指掛け部342とを含む。好ましくは、下端第2指掛け部342は、上端第2指掛け部341よりも長く形成される。
また、下端第2指掛け部342は、階段状に形成することができる。例えば、図示のように、第1指当て部343及び第2指当て部344が設けられ、第1指当て部343が、第2指当て部344よりも、作業部30に近い位置にあり、且つ軸線Lに近い内側にある。
作業の際には、例えば、中指を第1指掛け部33の指通し孔331に通し、他の指を第2指掛け部34に当てるようにして把持部31を把持することができる。また、第2指掛け部34においては、親指を上端第2指掛け部341に当て、人挿し指を下端第2指掛け部342の第1指あて部343に当て、薬指と小指を下端第2指掛け部344の第2指当て部344に当てるようにして、把持部31を握って、作業を行うことができる。
手作業用具3は、第1指掛け部を設けることによって、指を通して把持部を把持することができ、弱い力でもしっかりと手作業用具2を把持することができる。また、第1指掛け部に相まって第2指掛け部2を設けることによって、掘る、抜く等の作業を適宜な力で快適に行うことができる。また、階段状に形成される部分を含むことにより、さらにしっかりと把持部を握り締めることができる。
<実施形態3の変形例1>
図5は、実施形態3の変形例1に係る手作業用具3aを説明するための図である。手作業用具3aは、さらに支点部35aが設けられる点が実施形態3に係る手作業用具3と異なる。ここでは、同様な部分には同様な符号を用いることにし、異なる点を説明する。
支点部35aは、作業の支点を成す部分である。支点部35aは、手作業用具の用途やその構成に応じて適宜な部分に設けることができる。例えば、図示のように作業部30の作業連結部302に設けることができる。また、図示しないが、例えば、把持部の把持連結部が長い棒状に形成された手作業用具においては、把持連結部に設けられてもよい。
支点部35aは支点をなすように形成されればよく、その形状等は特に限定されない。一例として、図示のように、作業連結部302の一部が下方に屈曲する形状に形成することができる。
手作業用具3aは、支点部を含むことによって、より小さい力で作業を行うことができる。
<実施形態4>
図6は、実施形態4に係る手作業用具4を説明するための図である。手作業用具4は、作業部40と把持部41とを含む。作業部40と把持部41とは一体に形成されてもよいし、別体に形成された後に螺合等によって組み立てられてもよい。手作業用具4は、例えば、草抜き具等である。
作業部40(頭部401及び作業連結部402)は、第2実施形態に係る手作業用具2の作業部20(頭部201及び作業連結部202)と同様であるため、ここでは説明を省略する。
把持部41は、把持連結部42と、第1指掛部43と、第2指掛部44とを含む。
把持連結部42は前端において作業部40の作業連結部402と連結し、後端において第1指掛部43と連結する。
第1指掛け部43は、把持連結部42に延設され、指を通すための貫通孔である指通し孔431が設けられる。指通し孔431は図示のように円形状に形成されてもよいし、楕円形等の他の形状に形成されてもよい。
好ましくは、第1指掛け部43の指通し孔431の中心は、概ね作業部40の軸線の延長線(軸線L)上にある。また、指通し孔431の最大幅Dは18mm〜35mm程度で、好ましくは20mm〜25mmある。
第2指掛け部44は、略「く」の字形状に形成される。これによって、把持部41全体が略「Y」の字形状に形成される。
より具体的には、第2指掛け部44は、二股に分かれる部分を含む。一例として、図示のように、第2指掛け部44は、中心線Lの上方に位置する上端第2指掛け部441と、中心線Lの下方に位置する下端第2指掛け部442とを含む。好ましくは、下端第2指掛け部442は、上端第2指掛け部441よりも長く形成される。
上端第2指掛け部441と下端第2指掛け部442とは、適宜な角度をなすように形成することができる。好ましくは、上端第2指掛け部441と下端第2指掛け部442との角度は、90度〜350度の範囲内である。
作業の際には、例えば、中指を第1指掛け部43の指通し孔431に通し、他の指を第2指掛け部44に当てるようにして把持部41を把持することができる。また、第2指掛け部44においては、他の指を、第1指掛け部43と上端第2指掛け部441との間の凹み部分、第1指掛け部43と下端第2指掛け部442との間の凹み部分、及び上端第2指掛け部441と下端第2指掛け部442との間の凹み部分にそれぞれ当てるようにして、把持部41を握って、作業を行うことができる。
手作業用具4は、第1指掛け部を設けることによって、指を通して把持部を把持することができ、弱い力でもしっかりと手作業用具2を把持することができる。また、第1指掛け部に相まって第2指掛け部2を設けることによって、掘る、抜く等の作業を適宜な力で快適に行うことができる。
<実施形態5>
図7は、実施形態5に係る手作業用具5を説明するための図である。手作業用具5は、作業部50と把持部51とを含む。手作業用具5は、例えば、地ならし鍬等である。
作業部50は、地ならし等作業の際に直接作業対象に当接して作業を担う部分である頭部501を含む。また、作業部50は、後端側に後述の把持連結部52と連結するための作業連結部502が設けられる。
把持部51は、把持連結部52、第1指掛部53及び第2指掛部54を含む。
把持連結部52は前端において作業部50の作業連結部502と連結し、後端において第1指掛部53と連結する。
第1指掛け部53は、把持連結部52に延設され、指を通すための貫通孔である指通し孔531が設けられる。指通し孔531は図示のように円形状に形成されてもよいし、楕円形等の他の形状に形成されてもよい。
好ましくは、第1指掛け部53の指通し孔531の中心は、作業部50の軸線の略延長線(軸線L)上にある。また、指通し孔531の最大幅Dは18mm〜35mm程度で、好ましくは20mm〜25mmある。
第2指掛け部54は、略「T」の字形状に形成される。これによって、把持部51全体が略「十」の字形状に形成される。
より具体的には、第2指掛け部54は、三股に分かれる形状に形成される。第2指掛け部54は、平面視において、中心線Lの右方に位置する右端第2指掛け部541と、中心線Lの左方に位置する左端第2指掛け部542と、中心線L上に位置する中端第2指掛け部543とを含む。
また、右端第2指掛け部541は左端第2指掛け部542よりも作業部50に近い位置に設けることができる。
作業の際には、例えば、人挿し指を第1指掛け部53の指通し孔531に通し、他の指を第2指掛け部54に当てるようにして把持部51を把持することができる。また、第2指掛け部54においては、親指を左端第2指掛け部542に当て、中指を右端第2指掛け部541に当て、薬指と小指を中端第2指掛け部543に当てるようにして、把持部51を握って、作業を行うことができる。これにより、弱い力でもしっかり把持して作業ができるようになる。
<実施形態6>
図8は、実施形態6に係る手作業用具6を説明するための図である。手作業用具6は、作業部60と把持部61とを含む。手作業用具6は、例えば、熊手等である。
作業部60は、落ち葉等をかき集める部分であり、複数本の爪から構成される頭部601を含む。また、作業部60は、後端側に棒状の作業連結部602が設けられ、後述の把持連結部62と連結される。作業部60には、金属、プラスチック樹脂や木材等が用いられる。
頭部601は、例えば、先端側では爪の間隔が広く、後端側では爪の間隔が狭くなるように後端側に向かって収束する形状に構成される。図示の頭部601は、3本の爪から構成されているが、これに限定するものではなく、作業場所や内容に応じて適宜な本数とすることができる。
把持部61は、把持連結部62と、第1指掛け部63と、第2指掛け部64とを含む。
把持連結部62は前端において作業部60の作業連結部602と連結し、後端において第1指掛部63と連結する。
第1指掛け部63は、把持連結部62に延設され、指を通すための貫通孔である指通し孔631が設けられる。一例として、指通し孔631は、二つの指を通す形状に形成され、図示のようにハート形状に形成されてもよいし、楕円形等の他の形状に形成されてもよい。
好ましくは、第1指掛け部63の指通し孔631は、作業部60の軸線の略延長線上にある。また、指通し孔631の最大幅Dは36mm〜80mm程度で、好ましくは50mm〜80mmである。
第2指掛け部64は、略「T」の字形状に形成される。これによって、把持部61全体が略「十」の字形状に形成される。
より具体的には、第2指掛け部64は、三股に分かれる形状に形成される。第2指掛け部64は、平面視において、中心線Lの右方に位置する右端第2指掛け部641と、中心線Lの左方に位置する左端第2指掛け部642と、中心線L上に位置する中端第2指掛け部643とを含む。
また、右端第2指掛け部641及び左端第2指掛け部642は、前方に湾曲する形状に形成されてもよい。
作業の際には、例えば、人挿し指及び中指を第1指掛け部63の指通し孔631に通し、他の指を第2指掛け部64に当てるようにして把持部61を把持することができる。これにより、弱い力でもしっかり把持して作業ができるようになる。
また、実施形態6に係る手作業用具6は、図9に示すように、把持連結部62が長く形成してもよい。これによって、図示のように、例えば、右手でこの部分を把持し、左手で第1指掛け部及び第2指掛け部を把持しして作業を行うことができる。
一例として、図示のように、一方の手で把持連結部62を握り、他方の手の中指及び人挿し指を第1指掛け部63の指通し孔631に通し、他の指を第2指掛け部64に当てるようにして把持部61を把持することができる。また、第2指掛け部64においては、人挿し指を上端第2指掛け部641に当て、薬指及び小指を下端第2指掛け部642に当て、親指を中端第2指掛け部643に当てるようにして、把持部61を握って、作業を行うことができる。
これにより、弱い力でもしっかり把持して作業ができるようになる。
以上のように、従来の手作業用具は、把持部を握ろうとすることで、指に力が入り、手や手首、肘などの関節が固定され、余分な力が入ったり、手や体の動きが制限されたりするなど、その結果、疲れやすかったが、本願に係る手作業用具は、指を掛ける軽い操作で作業ができる等、関節が固定されず、自由な動きができるため、疲れが軽減される。
以上、本発明に係る手作業用具の実施形態について説明したが、これらは本発明の実施形態の一例に過ぎず、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明には、以上の各実施形態を組み合わせた形態や、様々な変形例が含まれる。
例えば、図10に示すように、実施形態5に係る手作業用具は鎌であってもよい。すなわち、把持部が共通し、作業部が異なっても良い。また、作業部である刃部にギザ刃部分を設けることにより、さらに快適に作業を行うことができる。
また、本発明に係る手作業用具は、図11に示すように、実施形態1に係る作業部10、実施形態5に係る把持部51及び実施形態3の変形例1に係る支点部35aを合わさったものとして構成されてもよい。
1、2、3、4、5、6 手作業用具
10、20、30、40、50、60 作業部
11、21、31、41、51、61 把持部
13、23、33、43、53、63 第1指掛け部
14、24、34、44、54、64 第2指掛け部

Claims (11)

  1. 作業を担う作業部と前記作業部に延設された把持部とを備える手作業用具であって、
    前記把持部は、指を通すための貫通孔である指通し孔が設けられた第1指掛け部を含み、
    前記指通し孔の中心は、前記作業部の軸線の略延長線上に位置する
    ことを特徴とする手作業用具。
  2. 請求項1に記載の手作業用具であって、
    前記把持部は、前記第1指掛け部に連接され、他の指を掛けるための第2指掛け部を含む
    ことを特徴とする手作業用具。
  3. 請求項2に記載の手作業用具であって、
    前記第2指掛け部は、横長に形成され、
    前記把持部は、略「T」の字形状である
    ことを特徴とする手作業用具。
  4. 請求項3に記載の手作業用具であって、
    前記第1指掛け部と前記第2指掛け部とは、所定の角度で形成されている
    ことを特徴とする手作業用具。
  5. 請求項2に記載の手作業用具であって、
    前記第2指掛け部は、前記軸線と所定の角度をなすように形成され、
    前記把持部は、略「L」の字形状である
    ことを特徴とする手作業用具。
  6. 請求項2に記載の手作業用具であって、
    前記第2指掛け部は、二股に分かれた部分を含み、
    前記把持部は、略「Y」の字形状である
    ことを特徴とする手作業用具。
  7. 請求項2に記載の手作業用具であって、
    前記第2指掛け部は、3股に分かれた部分を含み、
    前記把持部は、略「十」の字形状に形成されている
    ことを特徴とする手作業用具。
  8. 請求項2〜7のいずれか一項に記載の手作業用具であって、
    前記第2指掛け部は、指を当てるための複数の指当て部が設けられ、前記複数の指当て部は階段状に形成されている
    ことを特徴とする手作業用具。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の手作業用具であって、
    前記手作業用具には、補助グリップが設けられている
    ことを特徴とする手作業用具。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の手作業用具であって、
    前記手作業用具は、作業の支点となる支点部を含む
    ことを特徴とする手作業用具。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の手作業用具であって、
    前記手作業用具は、スコップ、草抜き、鍬、熊手、鎌のいずれかである
    ことを特徴とする手作業用具。
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