JP2000094365A - 道具の柄 - Google Patents

道具の柄

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JP2000094365A
JP2000094365A JP10272722A JP27272298A JP2000094365A JP 2000094365 A JP2000094365 A JP 2000094365A JP 10272722 A JP10272722 A JP 10272722A JP 27272298 A JP27272298 A JP 27272298A JP 2000094365 A JP2000094365 A JP 2000094365A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 握持しやすく滑りにくいため、疲れにくく、
指や手首,腕,肩等への負担を軽減することができると
ともに安全性に優れ、作業性にも優れる道具の柄の提供
を目的とする。 【解決手段】 鎌や熊手,ひねり鎌、小型の鋤、鍬等の
主に片手で取り扱う道具の柄であって、柄1の握持部1
aの上方(道具側)に1又は2の指掛部3を備え、指掛
部3のうち少なくとも1方が道具の動作方向の仮想延長
平面に対し交角αが30°≦α≦150°好ましくは6
0°≦α≦120°に突設されている構成を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鎌や熊手,ひねり
鎌、小型の鋤、鍬等の主に片手で取り扱い、作業中に手
元に引く動作が必要な草刈りや土起こし等の農園芸作業
や、貝や海藻等の採取作業、合成樹脂や合成ゴム等製の
パイプの切断作業等に用いる道具の柄に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、除草や土堀り等の農園芸作業で使
用する鎌やひねり鎌,小型の鋤や鍬、潮干狩り等に使用
する熊手等の道具の柄としては、滑らかな表面を有する
木製の棒材が多く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の道具の柄は、以下のような課題を有していた。 (1)単純な円柱状や楕円柱状等の棒材であることが多
く、表面が滑らかであるため、握持しにくく滑りやすい
という問題点を有していた。 (2)握持しにくいため、余分な力が必要で、振り回し
たり手元に引いたりという作業の際に指や手首,腕,肩
等が疲れやすいという問題点を有していた。 (3)握持が不安定になるため、時に刃先が予想外の方
向に向き、十分な草刈りや土堀り等ができなかったり、
道具の作業面に無理な力が加わったりし作業中にしばし
ば握持し代えたりしなければならず、作業が中断される
ため、作業の連続性に欠けるという問題点を有してい
た。 (4)素手で取り扱うと、柄が掌中でずれたり回転して
マメや擦過傷を生じやすいため安全性に欠け、長時間の
使用が困難であるという問題点を有していた。 (5)安全のため手袋を着用して作業すると、余計に滑
りやすいという問題点を有していた。 (6)作業の際に誤って道具を取り落としたり、放り投
げてしまうことがあり、特に鋭い刃先を有する道具の場
合は、危険であるという問題点を有していた。 (7)女性や子供は力が弱いので、特に適切な使用がし
にくいという問題点を有していた。 (8)自動車の解体時等で、ラジエータパイプやオイル
パイプ等の各種の配管や電気配線の切断作業において
は、作業範囲が狭い上に、オイル等で更に手が滑りやす
くなるため、極めて作業性が低くなるという問題点を有
していた。 (9)滑り止めの目的のため、柄に合成ゴム等の滑り止
めを配設したり、凹凸部や溝部等を形成したものも散見
されるが、汗や油が付着すると十分な滑り止めの効果が
得られがたいという問題点を有していた。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、握持しやすく滑りにくいため、疲れにくく、指や手
首,腕,肩等への負担を軽減することができるとともに
安全性に優れ、作業性にも優れる道具の柄の提供を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るため本発明の道具の柄は、鎌や熊手,ひねり鎌、小型
の鋤、鍬等の主に片手で取り扱う道具の柄であって、前
記柄の握持部の上方(道具側)に1又は2の指掛部を備
え、前記指掛部のうち少なくとも1方が前記道具の動作
方向の仮想延長平面(道具を振ったり,引いたりする方
向を含む平面)に対し交角αが30°≦α≦150°好
ましくは60°≦α≦120°に突設されている構成を
有している。この構成により、指掛部に指を掛けるとい
う単純な操作を行うだけで、柄を握持しやすく滑りを防
止でき、適切な作業ができるとともに、疲労や傷害を防
止でき、安全性に優れた道具の柄が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の道具の
柄は、鎌や熊手,ひねり鎌、小型の鋤、鍬等の主に片手
で取り扱う道具の柄であって、前記柄の握持部の上方
(道具側)に1又は2の指掛部を備え、前記指掛部のう
ち少なくとも1方が前記道具の動作方向の仮想延長平面
(道具を振ったり,引いたりする方向を含む平面)に対
し交角αが30°≦α≦150°好ましくは60°≦α
≦120°に突設されている構成を有している。この構
成により、通常の表面が滑らかな棒状の道具の柄の場
合、従来は強い握力を必要としていたが、突設した指掛
部に人指し指等を掛けることによって、柄の逃げ等を防
止することができ、また指が広がり握持する範囲が広が
るため握持が容易で滑りにくく、軽く握るだけで十分に
支持できるため、草刈りや土堀り等の際の労力を著しく
軽減することが出来るという作用を有する。握持しやす
く、滑りにくいため、余分な力が不要となり、道具を振
り手元に引くという作業の際に指や手首,腕,肩等に掛
かる負担や疲労を著しく軽減することができ、作業効率
を著しく向上させることができるという作用を有する。
握持部が安定化するため、刃先を所定方向に保つことが
でき、目的の位置に的確に作業面(鎌等の刃や熊手等の
先端部)を運ぶことができ、草刈りや土堀り等を効果的
に行うことができるとともに、頻繁に握り代える必要が
なくなるため、作業を連続的に行うことができるという
作用を有する。道具を素手で取り扱った場合でも、軽く
握るだけで不要な柄の滑り,回転等を防止できるので、
指や掌にマメが生じたり、裂傷を生じることが少なくな
り、安全性に優れるとともに、手袋を着用した場合で
も、滑りを効果的に防止することができるという作用を
有する。指掛部に指が掛かっているので、誤って道具を
取り落としたり、放り投げてしまうという事故を防止す
ることができるため、鋭い刃先を有する道具の場合でも
安全性を高めることができるという作用を有する。労力
を著しく軽減できるため、女性や子供でも楽に作業を行
うことができるという作用を有する。
【0007】自動車の解体作業のような、機械が立てこ
んだ狭い作業範囲の中で使用する場合でも危険性を軽減
し、適切に使用することができるという作用を有する。
道具の柄に別途合成ゴム等の滑り止めを配設したり、凹
凸部や溝部等を形成る必要がないため、生産工数を下げ
製造のコストを著しく低減することができるという作用
を有する。指掛部を2箇所配設した場合は、例えば親指
と人指し指等2本以上の指を掛けることができるため、
いずれか1本の指だけを掛ける場合に比べて、安定性が
さらに向上するとともに、力を両方の指掛部に有効に掛
けることができるため、更に作業効率を高めることがで
きるという作用を有する。右手,左手のいずれでも同様
に指を掛けて使用することができるため、使用者のきき
腕に係わらず最適な作業を行うことができるという作用
を有する。指を1本だけ掛ける場合でも、使用者の好み
や指の疲労に応じて掛ける指を交替することもできると
いう作用を有する。
【0008】ここで、少なくとも1方の指掛部は道具の
動作方向の仮想延長平面に対し交角αが30°≦α≦1
50°好ましくは60°≦α≦120°に突設される
と、指を掛けることによって動作方向及び作業面に十分
力を加えることができ、滑りを効果的に防止することが
できる。道具の種類や使用者のくせ等により差はある
が、αは60°より小さくなるか、120°より大きく
なるにつれて十分に力を加え難くなる傾向を生じるの
で、いずれも好ましくない。道具の柄としては、通常の
木製の棒材をそのまま使用することができる。また、ポ
リカーボネート、ABS、ポリエチレン等の合成樹脂製
のものや、ステンレス、アルミニウム等の金属製のもの
を使用してもよい。指掛部の材質としては、道具の柄と
同質又は異質のものが使用されるが、金属等の硬質なも
のを使用する場合は、表面に合成ゴム等の滑りにくく感
触に優れるカバーを被覆してもよい。指掛部の形状とし
ては、横断面が円状乃至楕円形状,多角形状等の単純な
棒状でもよいが、円錐台状等でもよく、また、指が掛か
りやすいように先端が上方に反った引き金状や,指を挿
入できるリング状等にも形成される。ここで、滑り止め
やクッション性を高めるため、必要に応じて周壁に凹部
や溝部等を形成してもよい。また、柄の指が当接する部
分にもなだらかな凹溝等を形成すると、指への感触が良
くなるとともに、指が柄の中心軸方向に近くなり柄に巻
き付けやすくなるため、力を有効に伝えることができ、
より握持しやすくなり、安定性を向上させることができ
るので好ましい。
【0009】本発明の請求項2に記載の道具の柄は、請
求項1において、前記指掛部が、2箇所に形成された場
合、他方の指掛部が一方の指掛部と略同一円周面上に突
設されている構成を有している。この構成により、手元
に引っ張る動作とわずかに刃を横方向へスライドさせる
動作が同時に必要な代わりに振り下ろし動作がほとんど
不要な鎌等の場合に、特に好適に使用することができる
という作用を有する。ここで、2箇所の指掛部は、一本
の棒材を道具の柄に挿通して配設してもよい。生産工数
が削減でき、製造のコストを低減できるからである。ま
た、柄が短い道具や、作業面のできるだけ近くになる柄
の部分を握持することによって力を加えやすくなる道具
の場合は、道具の根元部の取付金具等に指掛部を配設し
てもよい。
【0010】本発明の請求項3に記載の道具の柄は、請
求項1において、前記指掛部が、前記握持部の上方(道
具側)の前記柄から突設された下段指掛部と,前記下段
指掛部の上方の前記柄から突設された上段指掛部と,の
2箇所に形成され、前記下段及び上段指掛部が前記柄の
後端側(又は前端側)から見て中心角βが60°≦β≦
180°好ましくは90°≦β≦150°の角度をなし
ている構成を有している。この構成により、下段指掛部
に親指を掛けることにより、振り下ろし動作等の場合に
十分な力を加えることができるとともに、上段指掛部に
人指し指及び/又は中指を掛けることにより柄の握持を
より安定化させることができるという作用を有する。道
具の柄の周囲に親指と人指し指及び/又は中指を巻き付
けた場合に適当な角度で指掛部に指が当接するため、更
に道具の柄を安定して握持することができるとともに、
道具の作業面を常に最適な方向に向けられるように掌の
方向を固定することができるという作用を有する。特に
掌を地面側に向け、道具を振り下ろす動作と手元に引く
動作とが必要な小型の鋤や鍬、熊手等に好適に使用する
ことができるという作用を有する。ここで、道具の種類
や柄の太さ、使用者の手の大きさ等にもよるが、βが9
0°より小さくなると指を巻き付ける度合いが大きくな
り疲れやすくなる傾向を生じ、150°より大きくなる
につれ指を巻き付けることが困難になるため、柄を握り
にくくなる傾向を生じるので、いずれも好ましくない。
【0011】本発明の請求項4に記載の道具の柄は、請
求項1乃至3の内いずれか1において、1又は2の指掛
部がリング状の台座部に形成され、前記台座部が穿孔状
の固定部と,前記固定部に配設される固定部材と,を備
え、前記台座部が前記柄に着脱自在に固定される構成を
有している。この構成により、請求項1乃至3の内いず
れか1に記載の発明の作用に加えて、操作者の癖等に応
じて最適な位置や方向に調整して指掛部を固定すること
ができるため、より握持しやすくなるとともに、作業性
を向上させることができるという作用を有する。ここ
で、固定部としては、台座部に横孔等を穿設して形成さ
れたもの等が好適に使用され、固定部材としては、ネジ
やピン等が好適に使用される。
【0012】本発明の請求項5に記載の道具の柄は、請
求項1乃至3のうちいずれか1において、a.前記指掛
部の根元側に形成され軸受部を有する回動部と、b.前
記柄に穿設され前記指掛部を収納する収納部と、c.前
記収納部から前記軸受部に挿通され前記回動部を回動自
在に軸支する軸部と、を備え、前記指掛部が前記柄から
出入可能に配設されている構成を有している。この構成
により、道具を使用しない場合に指掛部を道具の柄に収
納できるため、持ち運びの邪魔にならず運搬性に優れる
とともに、道具を保管する際にも指掛部が収納されてい
るため邪魔にならず保管性に優れるという作用を有す
る。また、道具を使用中でも指掛部が邪魔になったり不
要になった場合には指掛部を柄の内部に収納することに
よって作業性を高めることが出来るという作用を有す
る。
【0013】本発明の請求項6に記載の道具の柄は、請
求項1乃至3の内いずれか1において、a.前記柄の長
手方向と平行に穿孔された長溝と、b.前記指掛部の基
部に連設され前記長溝内を摺動する摺動部材と、c.前
記摺動部材に形成され,押圧面や噛合面等を有する係止
部と、d.前記長溝に内設され,前記係止部を押圧や噛
合等することにより前記摺動部材の摺動を停止する摺動
停止部と、を備え、前記指掛部が前記柄の長手方向に摺
動可能に係止される構成を有している。この構成によ
り、作業者の癖や好み,作業対象物や作業環境(例えば
雑草や竹,雑木等の刈り取り易さや土の固さ等)の違い
に応じて、すばやく指掛部を柄の最適な位置から突設す
ることができるため、適応性に優れるという作用を有す
る。ここで、摺動部材としては、長溝内を摺動する形状
であれば特に形状は問わないが、菱形状,矩形状,正方
形状,楕円形状等のものが好適に使用される。摺動部材
には、任意の位置で指掛部の摺動を停止できるように係
止部を形成する。係止部及び摺動停止部は押圧や噛合に
よって、摺動部材の摺動が停止するような形状に形成さ
れる。例えば、摺動部材に凹凸面状の係止部を形成した
場合は、摺動停止部にも係止部に噛合する形状の凹凸面
を形成する。この場合は、摺動部材を摺動停止部に押圧
して固定するためのバネやネジ等の固定部材を別途用意
してもよい。摺動部材を菱形状や矩形状,正方形状等に
形成した場合は、その幅よりやや広めの幅を有する長枠
に収納し、指掛部を自在かぎ状にしてもよく、この場合
は、長枠内を摺動部材を摺動させ、指掛部を上下に傾け
ることにより摺動部材を長枠内の摺動停止部に係止させ
ることができる。
【0014】以下に、本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
道具の柄を備えた鎌を示す斜視図である。図1におい
て、1は柄であり、1aはその握持部、2は柄1の先端
に配設された道具の1つである鎌刃部、3は握持部1a
の上方(鎌刃部側)の柄1から外周方向に鎌刃部2に対
し仮想延長平面との交角αが30°〜150°好ましく
は60°〜120°で突設された棒状の指掛部である。
【0015】以上のように本発明の実施の形態の道具の
柄は構成されているので、以下の作用を有する。 a.表面が滑らかな柄1に突設された指掛部3に人指し
指等を掛けることによって握持する範囲が広がるため握
持しやすくなるととともに、指掛部3を力点、握持部1
aを支点とするテコの原理によって力を掛けやすくなる
ため、柄1が滑りにくく握持しやすくなるため草刈りの
労力を著しく軽減することが出来るという作用を有す
る。 b.指掛部3に指が掛かっているので、握持部1aをし
っかり握持でき、刃先を所定方向に向けたまま保つこと
ができるため、草刈りを効果的に行うことができるとと
もに、作業中に握持部1aが掌内で回転しないので頻繁
に握り代える必要がなくなるため、作業を連続的に行う
ことができ、作業性に優れるという作用を有する。 c.道具を素手で取り扱った場合でも、指掛部3に指を
かけて支持するため、軽い力でしっかりと柄1を握るこ
とができ、握持部1aがずれたり回転しないので指や掌
にマメが生じたり、裂傷を生じることが少なくなるため
安全性に優れるとともに、手袋を着用した場合でも、滑
りを効果的に防止することができるという作用を有す
る。 d.誤って道具を取り落としたり、放り投げてしまうこ
とを防止できるため、鋭い刃先を有する鎌の場合でも、
著しく安全性を高めることができるという作用を有す
る。 e.労力を著しく軽減できるため、女性や子供でも楽に
作業を行うことができるという作用を有する。
【0016】f.自動車の解体作業のような、狭い作業
範囲の中で使用する場合でも手を滑らせることなく、適
切に使用することができるという作用を有する。 g.柄1に別途合成ゴム等の滑り止めを配設したり、凹
凸や溝部を形成する必要がないため、製造のコストを著
しく低減することができるという作用を有する。なお、
本実施の形態では指掛部3が柄1から略直角に突設され
た棒状のものを用いたが、端部が上方に反り上がった引
き金状や、指を挿入できるリング状等にしてもよい。
【0017】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2における道具の柄を備えた鎌を示す斜視図である。
図2において、柄1、握持部1a、鎌刃部2、指掛部3
は実施の形態1と同様であるので同一の符号を付して説
明を省略する。4は指掛部3と同一円周面の柄1上で指
掛部3と対向する方向に突設された2本目の棒状の指掛
部である。以上のように本実施の形態の道具の柄は構成
されているので、以下の作用を有する。 a.2箇所の指掛部3,4に例えば親指と人指し指等と
を掛けることができるため、いずれか一本の指だけを掛
ける場合に比べて安定性をさらに向上させることができ
る。 b.指掛部3,4のいずれか一方のみを使用することも
可能なため、使用者が道具を扱いやすいように好みの指
を掛けてもよく、また指や手首等の疲労度に応じて掛け
る指を交替することもできる。 c.右手,左手のいずれで使用した場合でも、指掛部
3,4の少なくとも1方に指をかけることができるた
め、使用者のきき腕に係わらず作業を効果的に行うこと
ができる。 d.例えば、右利きの使用者が鎌を使用する場合で鎌刃
を左側に向ける時は、指掛部3に人指し指を掛けると良
く、逆に刃を右側に向ける時は、指掛部4に親指を掛け
ると手首に無理なく草や笹等を刈り取る力を加えること
ができる。 e.法面の草刈り等の場合で鎌刃部を振り下ろすことが
必要なときは指掛部3に人指し指を掛け、指掛部4には
親指を掛けると十分に振り下ろす力を加えることができ
る。なお、実施の形態1,2から明らかなように、小型
の鋸等の柄にも適用できることがわかる。
【0018】(実施の形態3)図3(a)は本発明の実
施の形態3における道具の柄を備えた熊手を示す平面図
であり、図3(b)はその柄の後端側から見た正面図で
ある。図3(a),(b)において、11は柄、11a
は柄11の握持部、12は柄11に配設された熊手部で
ある。13は握持部11aのすぐ上方の柄11から外周
方向に突設された下段指掛部、14は下段指掛部13の
上方に配設された上段指掛部であり、下段指掛部13,
上段指掛部14はそれぞれ金属製の芯材13a,14a
が柄11に突設され、各々に周壁に縦溝が形成された合
成樹脂製のカバー13b,14bを備えている。ここ
で、図3(b)に示したように、下段指掛部13は熊手
部12の先端部の先鋭部の動作方向の仮想延長平面(振
り下ろし、手元に引く方向を含む平面)と交角αが30
°≦α≦150°好ましくは60°≦α≦120°の方
向に柄11から突設され、上段指掛部14は下段指掛部
13と中心角βが60°≦β≦180°好ましくは90
°≦β≦150°になるように柄11から突設されてい
る。
【0019】以上のように本実施の形態の道具の柄は形
成されているので、以下の作用を有する。 a.下段指掛部13に親指を掛けることにより掌の方向
が熊手部12の先端と略平行になり、親指と人指し指及
び/又は中指を互いに巻き付けるようにしてしっかり柄
11を握持することができ、先端の熊手部の作業面の方
向を一定に保つことができる。 b.手首を支点とし、親指を掛けた下段指掛部13を力
点とすることによって十分な振り下ろし力を得ることが
できる。 c.上段指掛部14に人指し指及び/又は中指を掛ける
ことにより手元に引き寄せやすくなり、土や砂を起こし
やすくなる。なお、本実施の形態では、右利きの者が使
用しやすいように下部指掛部13,上段指掛部14を配
設したが、左利きの者が使用する場合は、柄11に対し
て軸対照な部分に上段及び下段の指掛部を突設させるこ
とができる。ここで芯材13a,14aとして木製や金
属製等のネジ等を使用すると、容易に位置を替えること
ができるので、特に好ましい。尚、本実施の形態から明
らかなように、振り下ろす動作の必要な利器、例えば移
植鍬やナタ,小型の斧等にも同様に適用できることがわ
かる。
【0020】(実施の形態4)図4(a)は本発明の実
施の形態4における道具の柄を備えた熊手を示す平面図
であり、図4(b)はその分解した状態を示す平面図で
ある。図4(a),(b)において、11′は柄、1
2′は柄11′に配設された熊手部、12′aは熊手部
12′の根本部、15は根本部12′aに連接された指
掛部、15a,15bはそれぞれ指掛部15の芯材,カ
バーであり、16は根本部12′aに形成された取付用
の穴部、17は柄11′に穿設された熊手部取付用の穴
部、17aは釘やネジ等の固定部材、18は柄11′の
先端に巻き付けた割れ防止用の金具である。ここで、根
元部12′は柄11′の先端に形成された溝(図示せ
ず)に嵌入され、固定部材17aで固定される。
【0021】以上のように本実施の形態の道具の柄は形
成されているので、以下の作用を有する。 a.柄が十分な長さを有しておらず、指掛部15を柄1
1′から突設することが困難な場合でも、熊手部12′
の根元部12′aに指掛部15を連設することによって
強固に指掛部を配設することができる。 b.指掛部15が熊手部12′に近い位置に突設されて
いるので、振り下ろしたり、手元に引っ張る力を加えや
すくすることができる。尚、本実施の形態では、熊手で
説明したが、他の小型の利器にも同様に適用することが
できる。
【0022】(実施の形態5)図5は本発明の実施の形
態5における指掛部を示す斜視図である。図5におい
て、21は指掛部、21a,21bはそれぞれ指掛部2
1の芯材,カバーであり、22は指掛部21の根元側に
連設され柄(図示せず)を嵌入するリング状の台座部、
23は台座部22に形成されネジ溝が内周面に形成され
た孔部を備えた固定部、24は固定部23に螺着され台
座部22を柄に固定するネジ等の固定部材である。以上
のように本実施の形態の指掛部は形成されているので、
固定部材24を所定量緩めるだけで台座部22を柄から
ずらすことができ、作業条件の変化や操作者の利き腕や
癖,好み、掛ける指等に応じて指掛部21を最適な位
置、方向に調整し、再び固定部材24を締めて固定する
ことができるという作用を有する。
【0023】(実施の形態6)図6(a)は本発明の実
施の形態6における道具の柄の要部斜視図であり、図6
(b)は図6(a)のB−B線の要部断面図、図6
(c)は図6(a)のC−C線の要部断面図である。図
6(a)乃至図6(c)において、31は柄、31aは
柄31の握持部、32は指掛部、33は指掛部32の基
部側の回動部、34は回動部33の中心に穿設された軸
受部、35は軸受部34に挿通され回動部33を回動自
在に軸支する軸部、36は回動部33の回動によって指
掛部32を柄31に出入可能に収納する溝状の収納部で
ある。以上のように本実施の形態の道具の柄は形成され
ているので、以下の作用を有する。 a.道具を使用しない場合に指掛部32を収納部36に
収納できるため、持ち運びの邪魔にならず運搬性に優れ
るとともに、道具を保管する際にも指掛部32を収納部
36に収納することにより邪魔にならないため保管性に
優れる。 b.道具を使用中でも指掛部32が邪魔な場合や不要な
場合に収納部36に収納することができるので、作業性
を高めることができる。尚、本実施の形態では軸部35
によって2本の指掛部32を軸支したが、1本だけでも
よく、収納部36を柄31の1面から対向面まで穿設
し,指掛部32が収容部36のいずれか一方の開口部か
ら出し入れするようにしてもよい。この場合は指掛部3
2を収納する収納部36の上壁面等に小突起等を配設
し、指掛部32の回動を停止するようにしてもよい。
【0024】(実施の形態7)図7(a)は本発明の実
施の形態7における道具の柄の要部斜視図であり、図7
(b)は図7(a)のD−D線の要部断面図であり、図
7(c)は図7(a)のE−E線の要部断面図である。
図7(a)乃至図7(c)において、41は柄、42は
柄41の長手方向に穿設された長溝、42aは長溝42
の内面の一方に凹凸面が形成された摺動停止部、43は
指掛部、43aは指掛部43の基部、44は基部43a
に連設され長溝42内を摺動する摺動部材、44aは摺
動部材44の片面に形成され摺動停止部42aの凹凸面
に噛合する噛合面を有する係止部、44bは摺動部材4
4に穿設された螺子溝、45は係止部44aを摺動停止
部42aに噛合させて固定するネジ等の固定部材、46
は摺動部材44の摺動に伴って固定部材45が移動する
切欠部である。以上のように本実施の形態の道具の柄は
形成されているので、作業対象の違いによる必要な力量
等の違いや、使用者の癖,好み等に応じて、わずかに固
定部材45を緩め摺動部材44を長溝42から垂直方向
にずらし、係止部43aと摺動停止部44aの噛合を解
くことができ、摺動部材44を摺動させて指掛部43を
柄41の長手方向の最適な位置に調節することができる
という作用を有する。尚、本実施の形態では、固定部材
45としてネジ等を使用したが、係止部44aを摺動停
止部42aに押圧する部材であればよく、摺動部材44
にバネ等を配設してもよい。
【0025】(実施の形態8)図8(a)は本発明の実
施の形態8における道具の柄の要部斜視図であり、図8
(b)は図8(a)のF−F線の要部断面図であり、図
8(c)は図8(a)のG−G線の要部断面図である。
図8(a)乃至図8(c)において、51は柄、52は
指掛部、53は指掛部52の基部、54は基部53に連
設された菱形状の摺動部材、54aは指掛部52を下方
に押し下げることにより後述の摺動停止部55aに押圧
されて係止する係止部、55は柄51に内設され摺動部
材54の幅よりやや広い幅を有するステンレス等製の長
枠、55aは長枠55の内面で係止部54aが押圧され
ることにより摺動部材54の摺動を停止する摺動停止
部、56は長枠の正面側を長手方向に切欠いた溝状の切
欠部、57は基部54が摺動する長溝である。以上のよ
うに本実施の形態の道具の柄は形成されているので、わ
ずかに指掛部52を上方に傾けることにより、係止部5
4aと摺動停止部55aが離れて摺動部材54を摺動さ
せることができ、指掛部52を最適な高さに調節するこ
とができるという作用を有する。なお、本実施の形態で
は摺動部材54として菱形状のものを用いたが、矩形状
や正方形状,楕円形状等のものも使用することができ
る。また、略平面状の係止部54aを摺動停止部55a
に押圧して摺動を停止したが、係止部54aと摺動停止
部55aとが互いに噛合しあう形状の溝等を各々に形成
してもよい。より確実に摺動を停止することができるか
らである。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、 (1)通常の表面が滑らかな棒状の道具の柄であって
も、指掛部に人指し指等を掛けることによって握力を軽
減することができるとともに、握持する範囲が広がり握
持しやすく滑りにくくなるため草刈りや土堀り等の際の
労力を著しく軽減することが出来る。 (2)握持しやすく滑りにくいため、余分な力が不要と
なり、道具を振り手元に引くという作業の際に指や手
首,腕,肩等に掛かる負担や疲労を著しく軽減すること
ができるため、作業効率を著しく向上させることができ
る。 (3)握持部が安定化するため、刃先を所定方向に保つ
ことができ、目的の位置に的確に作業面(鎌等の刃や熊
手等の先端部)を運ぶことができ、草刈りや土堀り等を
効果的に行うことができるとともに、頻繁に握り代える
必要がなくなるため、作業を連続的に行うことができ
る。 (4)指掛部に指をかけることにより軽い力でしっかり
と支持することができるため、道具を素手で取り扱った
場合でも指や掌にマメが生じたり裂傷を生じることが少
なくなるため安全性に優れるとともに、手袋を着用した
場合でも、滑りを効果的に防止することができる。 (5)指掛部に指が掛かっているので、誤って道具を取
り落としたり、放り投げてしまうという事故を防止する
ことができるため、鋭い刃先を有する道具の場合でも安
全性を高めることができる。 (6)労力を著しく軽減できるため、女性や子供でも楽
に作業を行うことができる。 (7)自動車の解体作業の場合のような、機械が立てこ
んだ狭い作業範囲の中で使用する場合でも危険を防止
し、適切に使用することができる。 (8)別途道具の柄に合成ゴム等の滑り止めを配設した
り、凹凸や溝部を形成する必要がないため、生産工数を
下げて製造のコストを著しく低減することができるた
め、生産性に優れる。 (9)指掛部を2箇所配設した場合は、例えば親指と人
指し指等2本以上の指を掛けることができるため、いず
れか1本の指だけを掛ける場合に比べて、安定性がさら
に向上するとともに、力を2箇所の指掛部から有効に掛
けることができるため、更に作業効率を高めることがで
きる。 (10)右手,左手のいずれでも同様に指を掛けて使用
することができるため、使用者のきき腕に係わらず最適
な作業を行うことができ、どちらか一方の指掛部のみを
使用することができるため、使用者の好みや指等の疲労
に応じて掛ける指を交替することもでき、適応性に優れ
る。
【0027】本発明の請求項2に記載の発明によれば、
請求項1に記載の発明の効果に加えて、鎌等の道具の場
合のように、通常は手元に引っ張る動作とわずかに刃を
横方向へスライドさせる動作が同時に必要で、振り下ろ
し動作がほとんど不要な道具に特に好適に使用すること
ができ、草刈り作業の作業性を向上させることができ
る。
【0028】本発明の請求項3に記載の発明によれば、
請求項1に記載の発明の効果に加えて、 (1)下段指掛部に親指を掛けることにより、振り下ろ
し動作等の場合に十分な力を加えることができるととも
に、上段指掛部に人指し指及び/又は中指を掛けること
により柄の握持をより安定化させることができる。 (2)道具の柄の周囲に親指と人指し指及び/又は中指
を巻き付けた場合に、各指が適当な角度で指掛部に当接
し、道具の柄をしっかりと握持することができ、握持が
安定化するとともに、道具の作業面を常に最適な方向に
向けられるように掌の方向を固定することができる。 (3)特に掌を地面側に向け、道具を振り下ろす動作と
手元に引く動作とが必要な小型の鋤や鍬、熊手等に好適
に使用することができる。
【0029】本発明の請求項4に記載の発明によれば、
請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明の効果に
加えて、操作者の癖等に応じて最適な方向に微調整して
指掛部を固定することができるため、より握持しやすく
なり快適に作業を行うことができる。
【0030】本発明の請求項5に記載の発明によれば、
請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明の効果に
加えて、 (1)道具を使用しない場合に指掛部を道具の柄に収納
できるため、持ち運びの際や、道具を保管する際にも指
掛部が邪魔にならないため、運搬性や保管性に優れる。 (2)また、道具を使用中に指掛部が邪魔になったり不
要な場合には指掛部を道具の柄の内部に収納することが
できるので、作業性を高めることができる。
【0031】本発明の請求項6に記載の発明によれば、
請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の発明の効果に
加えて、作業対象の違いや作業者の好み等に応じて、適
宜指掛部を最適な位置に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における道具の柄を備え
た鎌を示す斜視図
【図2】本発明の実施の形態2における道具の柄を備え
た鎌を示す斜視図
【図3】(a)本発明の実施の形態3における道具の柄
を備えた熊手を示す平面図 (b)その柄の後端側から見た正面図
【図4】(a)本発明の実施の形態4における道具の柄
を備えた熊手を示す平面図 (b)その分解した状態を示す平面図
【図5】本発明の実施の形態5における指掛部を示す斜
視図
【図6】(a)本発明の実施の形態6における道具の柄
を示す要部斜視図 (b)そのB−B線の要部断面図 (c)そのC−C線の要部断面図
【図7】(a)本発明の実施の形態7における道具の柄
を示す要部斜視図 (b)そのD−D線の要部断面図 (c)そのE−E線の要部断面図
【図8】(a)本発明の実施の形態8における道具の柄
を示す要部斜視図 (b)そのF−F線の要部断面図 (c)そのG−G線の要部断面図
【符号の説明】
1 柄 1a 握持部 2 鎌刃部 3,4 指掛部 11,11′ 柄 11a,11′a 握持部 12,12′ 熊手部 12′a 根本部 13 下段指掛部 13a 芯材 13b カバー 14 上段指掛部 14a 芯材 14b カバー 15 指掛部 15a 芯材 15b カバー 16,17 穴部 17a 固定部材 18 金具 21 指掛部 21a 芯材 21b カバー 22 台座部 23 固定部 24 固定部材 31 柄 31a 握持部 32 指掛部 33 回動部 34 軸受部 35 軸部 36 収納部 41 柄 42 長溝 42a 摺動停止部 43 指掛部 43a 基部 44 摺動部材 44a 係止部 44b ネジ溝 45 固定部材 46 切欠部 51 柄 52 指掛部 53 基部 54 摺動部材 54a 係止部 55 長枠 55a 摺動停止部 56 切欠部 57 長溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鎌や熊手,ひねり鎌、小型の鋤、鍬等の
    主に片手で取り扱う道具の柄であって、 前記柄の握持部の上方(道具側)に1又は2の指掛部を
    備え、前記指掛部のうち少なくとも1方が前記道具の動
    作方向の仮想延長平面(道具を振ったり,引いたりする
    方向を含む平面)に対し交角αが30°≦α≦150°
    好ましくは60°≦α≦120°に突設されていること
    を特徴とする道具の柄。
  2. 【請求項2】 前記指掛部が、2箇所に形成された場
    合、他方の指掛部が一方の指掛部と略同一円周面上に突
    設されていることを特徴とする請求項1に記載の道具の
    柄。
  3. 【請求項3】 前記指掛部が、前記握持部の上方(道具
    側)の前記柄から突設された下段指掛部と,前記下段指
    掛部の上方の前記柄から突設された上段指掛部と,の2
    箇所に形成され、前記下段及び上段指掛部が前記柄の後
    端側(又は前端側)から見て中心角βが60°≦β≦1
    80°好ましくは90°≦β≦150°の角度をなして
    いることを特徴とする請求項1に記載の道具の柄。
  4. 【請求項4】 1又は2の前記指掛部がリング状の台座
    部に形成され、前記台座部が穿孔状の固定部と,前記固
    定部に配設される固定部材と,を備え、前記台座部が前
    記柄に着脱自在に固定されることを特徴とする請求項1
    乃至3の内いずれか1項に記載の道具の柄。
  5. 【請求項5】 a.前記指掛部の根元側に形成され軸受
    部を有する回動部と、 b.前記柄に穿設され前記指掛部を収納する収納部と、 c.前記収納部から前記軸受部に挿通され前記回動部を
    回動自在に軸支する軸部と、 を備え、前記指掛部が前記柄から出入可能に配設されて
    いることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1
    に記載の道具の柄。
  6. 【請求項6】 a.前記柄の長手方向と平行に穿孔され
    た長溝と、 b.前記指掛部の基部に連設され前記長溝内を摺動する
    摺動部材と、 c.前記摺動部材に形成され,押圧面や噛合面等を有す
    る係止部と、 d.前記長溝に内設され,前記係止部を押圧や噛合等す
    ることにより前記摺動部材の摺動を停止する摺動停止部
    と、 を備え、前記指掛部が前記柄の長手方向に摺動可能に係
    止されることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか
    1に記載の道具の柄。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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