JP3016381U - 歯科用ピンセット - Google Patents
歯科用ピンセットInfo
- Publication number
- JP3016381U JP3016381U JP1995003734U JP373495U JP3016381U JP 3016381 U JP3016381 U JP 3016381U JP 1995003734 U JP1995003734 U JP 1995003734U JP 373495 U JP373495 U JP 373495U JP 3016381 U JP3016381 U JP 3016381U
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- JP
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- sandwiching
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- Expired - Lifetime
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- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁性体アタッチメントをチェサーサイドで操
作したり、或いは技工操作をする時に、治療作業を極め
て容易にし、且つ磁性体アタッチメントの磁石構造体や
キーパー等を口内に運ぶのに頗る便利にする。 【構成】 一対の挟込板1の基端側に支点部2を有し、
且つ各挟込板1の先端側に、磁性体アタッチメントの磁
石構造体やキーパー等を挟込こむ挟込片3を夫々有する
歯科用ピンセットにおいて、前記各挟込板1及び挟込片
3を非磁性体の純チタン製とし、且つ前記支点部2を磁
性体のマグネットにすると共に、この支点部2を下方へ
若干傾斜させる。
作したり、或いは技工操作をする時に、治療作業を極め
て容易にし、且つ磁性体アタッチメントの磁石構造体や
キーパー等を口内に運ぶのに頗る便利にする。 【構成】 一対の挟込板1の基端側に支点部2を有し、
且つ各挟込板1の先端側に、磁性体アタッチメントの磁
石構造体やキーパー等を挟込こむ挟込片3を夫々有する
歯科用ピンセットにおいて、前記各挟込板1及び挟込片
3を非磁性体の純チタン製とし、且つ前記支点部2を磁
性体のマグネットにすると共に、この支点部2を下方へ
若干傾斜させる。
Description
【0001】
本考案は、主として磁性体アタッチメントが取付けられている歯を治療する際 に好適な歯科用ピンセットに関するものである。
【0002】
通常、前述の磁性体アタッチメントは、義歯側に固着する磁石構造体と、この 磁石構造体に吸着させる支台歯側のキーパーとによって構成されていて、磁石の 吸引力を利用した根面維持方式であり、着脱時に支台歯へ無理な側方力や回転力 等の荷重がからず、骨植不良歯やオーバーデンチャー等の保存的治療を重視する 場合に特に有効な方法であると言われている。そして、従来は、このような磁性 体アタッチメントが取付けられている歯を治療する際に、全体が磁性体の金属で 成形され、また、一対の挟込板の基端側を支持する支点部がその各挟込板と一直 線上に成形されたピンセットを用いていた。
【0003】
しかしながら、全体が磁性体の金属で成形されたピンセットを用いていた関係 上、殆どが磁石に付く性質があることから、このピンセットを用いて、磁性体ア タッチメントをチェサーサイドで操作したり、或いは技工操作をする時に、この ピンセットが磁性体アタッチメントに吸着されてしまうため、治療作業が極めて 困難であった。また、支点部が各挟込板と一直線上に成形されていたので、磁性 体アタッチメントの磁石構造体やキーパー等を口内に挿入しずらく、磁性体アタ ッチメントの磁石構造体やキーパー等を口内に運ぶのに不便であった。
【0004】 そこで、本考案は、上述のような課題を解決するために案出されたもので、磁 性体アタッチメントをチェサーサイドで操作したり、或いは技工操作をする時に 、治療作業を極めて容易にできるようにすると共に、磁性体アタッチメントの磁 石構造体やキーパー等を口内に運ぶのに頗る便利な歯科用ピンセットを提供する ものである。
【0005】
本考案は、上述のような目的を達成するために、一対の挟込板の基端側に支点 部を有し、且つ各挟込板の先端側に、磁性体アタッチメントの磁石構造体やキー パー等を挟込こむ挟込片を夫々有する歯科用ピンセットにおいて、前記各挟込板 及び挟込片を非磁性体の純チタン製とし、且つ前記支点部を磁性体のマグネット にすると共に、この支点部を下方へ若干傾斜させたものである。
【0006】
そして、上述のような技術的手段により、磁性体アタッチメントをチェサーサ イドで操作したり、或いは技工操作をする時に、各挟込板及び挟込片が磁性体ア タッチメントに吸着されないようにする。
【0007】 しかも、磁性体アタッチメントの磁石構造体やキーパー等を口内に挿入しやす くする。
【0008】 また、磁性体アタッチメントの磁石構造体やキーパー等を口内に誤って落とし た際に、支点部に磁性体アタッチメントの磁石構造体やキーパー等を吸着させる ようにする。
【0009】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 本考案の歯科用ピンセットは、図1に示すように、一対の挟込板1の基端側に 支点部2を有し、且つ各挟込板1の先端側に、磁性体アタッチメントの磁石構造 体やキーパー等を挟込こむ挟込片3を夫々有する歯科用ピンセットにおいて、前 記各挟込板1及び挟込片3を非磁性体の純チタン製とし、且つ前記支点部2を磁 性体のマグネットにすると共に、この支点部2を下方へ若干傾斜させたものであ る。
【0011】 また、前記各挟込片3の内側面には、磁性体アタッチメントの磁石構造体やキ ーパー等を挟込みやすくするために筋目4が夫々設けられている。
【0012】 更に、前記前記各挟込板1の長手方向略中央部の外側面には、各挟込片3に磁 性体アタッチメントの磁石構造体やキーパー等を挟込む際に、各挟込板1の握り 手の滑りを防止する滑止部5が設けられている。
【0013】
本考案の歯科用ピンセットは、上述のように、一対の挟込板1の基端側に支点 部2を有し、且つ各挟込板1の先端側に、磁性体アタッチメントの磁石構造体や キーパー等を挟込こむ挟込片3を夫々有する歯科用ピンセットにおいて、前記各 挟込板1及び挟込片3を非磁性体の純チタン製とし、且つ前記支点部2を磁性体 のマグネットにすると共に、この支点部2を下方へ若干傾斜させるように形成し たから、各挟込板1及び挟込片3が非磁性体の純チタン製であるため、磁性体ア タッチメントをチェサーサイドで操作したり、或いは技工操作をする時に、各挟 込板1及び挟込片3が磁性体アタッチメントに吸着されず、治療作業を極めて容 易にすることができる。
【0014】 しかも、支点部2を下方へ若干傾斜させたことによって、磁性体アタッチメン トの磁石構造体やキーパー等を口内に挿入しやすいため、磁性体アタッチメント の磁石構造体やキーパー等を口内に運ぶのに頗る便利である。
【0015】 それに、支点部2を磁性体のマグネットにしたことによって、磁性体アタッチ メントの磁石構造体やキーパー等を口内に誤って落とした際に、支点部2に磁性 体アタッチメントの磁石構造体やキーパー等を吸着させることができるため、磁 性体アタッチメントの磁石構造体やキーパー等を口内から簡単に拾うことができ る。
【0016】 更に、各挟込板1及び挟込片3を非磁性体の純チタン製にしたことによって、 絶対に錆びることがなく、且つ軽量であり、消毒方法も従来通りすることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の歯科用ピンセットの一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
1 挟込板 2 支点部 3 挟込片 4 筋目 5 滑止部
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の挟込板の基端側に支点部を有し、
且つ各挟込板の先端側に、磁性体アタッチメントの磁石
構造体やキーパー等を挟込こむ挟込片を夫々有する歯科
用ピンセットにおいて、前記各挟込板及び挟込片を非磁
性体の純チタン製とし、且つ前記支点部を磁性体のマグ
ネットにすると共に、この支点部を下方へ若干傾斜させ
たことを特徴とする歯科用ピンセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003734U JP3016381U (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 歯科用ピンセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003734U JP3016381U (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 歯科用ピンセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3016381U true JP3016381U (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=43151910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995003734U Expired - Lifetime JP3016381U (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 歯科用ピンセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016381U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009125380A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Hiroteru Yoshida | 医療器具 |
KR102097757B1 (ko) * | 2020-01-16 | 2020-04-06 | 유태권 | 치아 교정용 튜브 트위저 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP1995003734U patent/JP3016381U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009125380A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Hiroteru Yoshida | 医療器具 |
KR102097757B1 (ko) * | 2020-01-16 | 2020-04-06 | 유태권 | 치아 교정용 튜브 트위저 |
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