JP3052456U

JP3052456U - 金属製爪楊枝

Info

Publication number: JP3052456U
Application number: JP1998001655U
Authority: JP
Inventors: 多三郎笹田
Original assignee: 多三郎笹田
Priority date: 1998-03-20
Filing date: 1998-03-20
Publication date: 1998-09-25
Anticipated expiration: 2004-03-20

Abstract

(57)【要約】【課題】歯垢や歯石を除去することが可能であると共
に、携帯に便利であり所在場所を失念することを可及的
に防止できる爪楊枝を提供すること。【解決手段】爪楊枝を歯石や歯垢より硬度が大きく、
一方、歯の表面を形成するエナメル質より硬度が小さい
金属で形成した。また、爪楊枝の握持部の端部にリング
を取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は歯垢、歯石を取るための爪楊枝に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の爪楊枝は、木製のものが製造使用されていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の木製の爪楊枝は、歯や、歯と歯のすき間に溜まった食べ物の残りかすを除去することは可能である。しかし、歯に付着した歯垢や歯石は強固に付着していることから、木製の爪楊枝で除去することは困難である。そこで、本考案は歯垢や歯石を除去することが可能であると共に、携帯に便利であり所在場所を失念することを可及的に防止できる爪楊枝を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案では爪楊枝を歯石や歯垢より硬度が大きく、一方、歯の表面を形成するエナメル質より硬度が小さい金属で形成した。かような金属で形成された爪楊枝を使用すれば、歯を傷めることなく歯垢・歯石のみを除去することが可能となるのである。また、請求項２記載に係る爪楊枝では、爪楊枝の握持部の端部にリングを取り付けた。これによりキーホルダーなどに取り付けることが可能となり、携帯に便利となると共に所在場所の失念を可及的に防止することが可能となるのである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下、好ましい考案の実施の形態につき図面を参照しながら述べる。図１は請求項１記載に係る考案の斜視図であり、図２は請求項２記載に係る考案の斜視図である。

【０００６】請求項１記載に係る爪楊枝（１）は扁平な棒状の形態を有し、握持部（１）と握持部（１）に対して屈曲して連続する掻削部（２）とから構成される。掻削部（２）の先端は鋭くとがった形状を有する。

【０００７】握持部（１）の長さは５０ｍｍ〜９０ｍｍ程度、掻削部（２）の長さは１５ｍｍ〜２０ｍｍ程度が好ましい。尚、携帯用には握持部（１）の長さを５〜６ｃｍ程度のコンパクトなものにすることが好ましく、家庭用では使い勝手が良いように７ｃｍ〜９ｃｍ程度にすることが好ましい。

【０００８】また、握持部（１）と掻削部（２）の屈曲角度は８０°〜１２０°の範囲が好ましい。握持部（１）と掻削部（２）の間の屈曲部（４）は、幅が１．８〜２．２ｍｍ、厚みが０．８ｍｍ〜２．２ｍｍの間で形成することが好ましい。

【０００９】請求項２記載に係る考案では、その端部に小孔を設け、リング（３）を緩挿してある。

【００１０】爪楊枝（１）の材質は、ステンレスや金が好ましい。ことに、携帯用は豪華な雰囲気を与えるために金製が好ましい。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は以上のように構成されていることから、歯垢や歯石を効果的に除去することが可能である。歯垢や歯石を効果的に除去することの結果として、以下のような派生効果を生じる。

【００１２】歯垢、歯石が原因である歯槽膿漏を予防できる。

【００１３】歯垢、歯石が原因である口臭の発生を防止できる。

【００１４】歯が健康になることにより、からだの健康の維持・発展に寄与できる。

【提出日】平成１０年３月２３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００８

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００８】また、握持部（１）と掻削部（２）の屈曲角度は８０°〜１２０°の範囲が好ましい。握持部（１）と掻削部（２）の間の屈曲部（４）は、幅が１．８〜２．２ｍｍ、厚みが０．８ｍｍ〜１．２ｍｍの間で形成することが好ましい。

【図面の簡単な説明】

【図１】請求項１記載に係る考案の斜視図。

【図２】請求項２記載に係る考案の斜視図。

【符号の説明】

１・・握持部２・・掻削部３・・リング４・・屈曲部

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】５０ｍｍ〜９０ｍｍの長さを有する棒体の
握持部（１）と、握持部（１）に対して８０°〜１２０°の範囲で屈曲
し、１５ｍｍ〜２０ｍｍの長さを有する、先端が鋭くと
がった掻削部（２）と、１．８ｍｍ〜２．２ｍｍの幅と、０．８ｍｍ〜１．２
ｍｍの厚みを有する屈曲部（４）と、からなる金属製爪楊枝。
【請求項２】握持部（１）の端部にリング（３）を取り
付けたことを特徴とする請求項１記載の金属製爪楊枝。