JPS59103659A - 歯石除去器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は掻き取りにより歯から歯６を除去する器具に係
わる。このような目的の器具はすでに数多く提案されて
いる。本発明は特に歯から歯石を掻き取るための鋭いエ
ツジまたはチップを形成した鋼製作用部を少なくとも一
端部に有する柄から成るような歯石除去器具に係わる。

使用者は歯科医または歯科衛生士であることが多く、公
知の器具の場合作用部が歯ぐきに食い込んで傷つけるこ
とがないように注意力を集中しなければならない。掻き
取りによる公知の歯石除去器具の例は米国特許第１１３
８３５５月及び第２５５２１３４号に開示されている。

そこで本発明の目的は歯ぐきまたは歯のエナメル質を損
傷づる危険が公知の器具に比較してはるかに少なく、歯
ぐきよりも上方または歯ぐきの凹みにおいて歯に付着し
ている歯石及びその他の被覆物を掻き取ることのできる
器具を提供することにある。

この目的を本発明では特許請求の範囲に特徴として記載
した構成要件を備えた頭書の器具によって達成する。

本発明の好ましい実施例では、作用部が丸みを帯びた両
側縁及び先端縁を有する薄く細長い鋼ブレードを含み、
ブレードのサイズは２木の隣接する歯の隙間にまたは歯
に沿っ゛にの歯を囲む歯ぐきの凹みに導入できるように
設定しである。本発明ではブレードの端部に鋭いエツジ
を備えた透孔を形成する。この透孔を歯石のある部分に
かぶせると、操作方向に関係なく、ブレードの丸みを帯
びた側縁及び先端縁が歯ぐきを透孔の鋭い掻き取り用エ
ツジから保護する。

歯面における歯石の位置に応じて、ブレードを歯に押し
当てると共に歯面に対重るブレードの角度を調整しなが
ら、前後、左右または土下方向にブレードを動かすこと
によって所期の除去効果を達成覆ることができる。掻き
取りエツジの切削角は６０〜９００、好ましくは約８０
°が好適である。掻き取り中、本発明の器具は＠石が除
去されるまで歯石または薄い被Ｎ層を掻き取るかんなの
ような機能を果す。

本発明の器具を使用する場合、使用者は公知の器具を使
用する場合はど注意力を集中しなくてもよい。従って、
本発明の器具を使用すれば作業疲労が少なく、しかもす
ばやい動作で器具が滑っても歯ぐきを傷番ノる心配がな
い。

以下添イ」図面に沿って本発明の好ましい実施例を説明
する。

柄１０の両端にそれぞれ作用部１２．１４を設ける。

これらの作用部はそれぞれくの字に弯曲させてその外側
を、それぞれ薄く細長いブレード１６．１７が形成され
るように扁平にしたアームから成る。ブレード１７はブ
レード１６と全く同じであり、相違点はブレード１７が
ブレード１６に対して９０６たけ回転させた位置を取る
ことたりであるから、ここではブレード１６だけを説明
する。

ブレード１６の端部にお番ノる厚さは約０．５ｍｍ、幅
は約３１が適当である。第４図に示づように、ブレード
の断面はほぼ楕円形であり、両面１８．２０は凸曲を形
成する。

ブレードの側縁２２．２４は丸みを帯び、先端縁２６も
同様に丸みを帯び、この先端縁２６はその平面形状にお
いても丸みを帯びて直線状の側縁に移行りる。

このＪ、うに実施すれば、歯面に沿って歯ぐき凹みまで
ブレードを下降させても歯ぐきを傷つ【ノるＪ３それは
ない。ブレードの端部２６を前向き、後ろ向ぎなといか
なる方向に歯ぐき凹みへ下降させτら爾ぐきを傷つ（）
ることはない。

本発明ではブレードの端部２６に透孔２８を形成づる。

この透孔２８の形状は任意であるが、図示の実施例では
直線的な側壁３４．３６によってつながっている２つの
半円筒状端部３０．３２から成り、ブレードの長手方向
の広がりは横断方向の広がりよりも大きい。

第５図から明らかなように、透孔の側縁は９０°　゛以
下、好ましくは約８０°の角度Ｖで切削エツジを形成り
る。ただし、製造を簡単にするため、透孔の後端部では
角度Ｖを９０°とづる。しかし必要ならば透孔の壁とブ
レード各面との間の角度Ｖも約８０°の切削角で形成し
てもよい。実際には長手方向または横断方向の往復動作
における引き動作だけで掻き取りまたは平削り効果が１
５１られればよいことが判明している。

同じく第５図から察知されるように、掻き取りまたは平
削りずべき面に対しＣ適当な角度でブレードを当てねば
ならない。次いで前記面にブレードを押圧しながら前後
に動かず。切削角度は比較的大きく、６０〜９０°、Ｏ
ｆましくは約８０°であるから、エツジ角度が比較的小
さく、エツジがエナメル質に食い込／υで傷つりるおそ
れのある公知の器具と異なり、エツジがエナメル質に食
い込むＪ３それは極めて少ない。

切削角度が大きいことは、エツジが歯ぐきを切りつけず
、歯ぐき凹みの内側に沿って滑ることで歯ぐきを損傷か
ら保護することＣ・も、右利である。

使用中にブレードが滑っても、歯ぐきに当たるのは丸み
を帯びたいずれか一方の側縁または先端縁であるから、
歯ぐきが切削エツジによって傷つ（）られることはない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は両端に作用部を有づる本発明の器具をポリ−側
面図、第２図は一方の作用部を第１図中２−２線におい
て示す詳細図、第３図は他方の作用部の拡大詳細図、第
４図は第３図中４−４線における拡大断面図、第５図は
第３図中５−５線におりる断面図、第６図は第３図中６
−６線にお【ノる部分断面図である。 １０・・・柄　１２．１４・・・アーム（作用部）１６
．１７・・・ブレード　２８・・・透孔 特許出願人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （Ｄ　　ｍから歯石を掻き取るための鋭いエツジを形成
   した鋼製作用部分を少なくども柄の一端部に有りる歯石
   除去器具において、作用部分が２本の隣接する歯の隙間
   にまたは歯に沿ってその歯ぐきの凹みへ導入可能な１法
   の自由端を有づるアーム１２、１４から成ることと、前
   記自由端が歯ぐきの損傷を防ぐように丸みのあるエツジ
   を具備することど、前記自由端に少なくとも１つの透孔
   ２８を形成し、該透孔の周縁の少なくとも−・部を所定
   の切削角Ｖの掻き取りエツジとして形成したことと、を
   特徴とする歯石除去器具。 （２）　　アームの自由端がブレードを形成し、前記孔
   のエツジにおける切削角が少なくとも両エツジの大部分
   に沿って９０°以下となるように前記ブレードの両面を
   凸面状としたことを特徴とする特許請求の範囲第（１）
   項に記載の器具。 （３）　　自由端の長１方向に測定した孔２８の広がり
   が前記孔の幅よりも大きいことを特徴とする特許請求の
   範囲第（１）項または第（２）項に記載の器具。