JPH0672252A - 車載用電子機器の取付装置 - Google Patents
車載用電子機器の取付装置Info
- Publication number
- JPH0672252A JPH0672252A JP25345992A JP25345992A JPH0672252A JP H0672252 A JPH0672252 A JP H0672252A JP 25345992 A JP25345992 A JP 25345992A JP 25345992 A JP25345992 A JP 25345992A JP H0672252 A JPH0672252 A JP H0672252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mount bracket
- lid
- electronic device
- opening
- bracket portion
- Prior art date
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- Pending
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子機器が取り外されているマウントブラケ
ット部内に粉塵等が入るのを防ぐことができる構造にす
る。 【構成】 車のマウントブラケット部２に、このマウン
トブラケット部２の開口部３より機器本体４を挿入させ
て着脱自在に取り付けるものであって、マウントブラケ
ット部２の開口部３に、このマウントブラケット部２か
ら機器本体４を取り外したときに開口部３を閉塞する蓋
体１を取り付けてなる構成とした。
ット部内に粉塵等が入るのを防ぐことができる構造にす
る。 【構成】 車のマウントブラケット部２に、このマウン
トブラケット部２の開口部３より機器本体４を挿入させ
て着脱自在に取り付けるものであって、マウントブラケ
ット部２の開口部３に、このマウントブラケット部２か
ら機器本体４を取り外したときに開口部３を閉塞する蓋
体１を取り付けてなる構成とした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車体のインスト
ルメントパネルに格納される音響装置等の電子機器を車
体に着脱自在に取り付けるための車載用電子機器の取付
装置に関するものである。
ルメントパネルに格納される音響装置等の電子機器を車
体に着脱自在に取り付けるための車載用電子機器の取付
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、車体のインストルメントパネル
の前面には、オーディオテーププレーヤ、コンパクトデ
ィスクプレーヤ、ラジオ受信用チューナ、パーソナル無
線、自動車電話等の電子機器を、その操作部を露出させ
て格納してある。
の前面には、オーディオテーププレーヤ、コンパクトデ
ィスクプレーヤ、ラジオ受信用チューナ、パーソナル無
線、自動車電話等の電子機器を、その操作部を露出させ
て格納してある。
【０００３】ここでの車載用電子機器は、機器本体と操
作部とが一体になっているため、ドライバーが車両から
離れた際に機器ごと盗難に合うおそれがあった。
作部とが一体になっているため、ドライバーが車両から
離れた際に機器ごと盗難に合うおそれがあった。
【０００４】そこで、従来、車室内に取り付けられる電
子機器を、車体側のマウントブラケット部に着脱自在に
取り付けることができる構成として、ドライバーが車両
を離れる際にマウントブラケット部より機器本体を取り
外して車室内の収納ボックス等に収納して隠したり、あ
るいは持ち歩いたりして盗まれないようにしたものがあ
る。
子機器を、車体側のマウントブラケット部に着脱自在に
取り付けることができる構成として、ドライバーが車両
を離れる際にマウントブラケット部より機器本体を取り
外して車室内の収納ボックス等に収納して隠したり、あ
るいは持ち歩いたりして盗まれないようにしたものがあ
る。
【０００５】図４は従来におけるこの種の取付装置の一
例を示す斜視図である。この取付装置では、車室内のパ
ネル５１を貫通して車体側に固定して取り付けられたマ
ウントブラケット部５２内に、このマウントブラケット
部５２の開口部５３より車載用電子機器としての機器本
体５４を出し入れ自在に収納し、マウントブラケット部
５２の開口部５３に機器本体５４の操作部５５が露出し
て取り付けられるようになされている。一方、機器本体
５４が取り外された場合は、開口部５３が開口され、マ
ウントブラケット部５２の内部が露出されたままにな
る。
例を示す斜視図である。この取付装置では、車室内のパ
ネル５１を貫通して車体側に固定して取り付けられたマ
ウントブラケット部５２内に、このマウントブラケット
部５２の開口部５３より車載用電子機器としての機器本
体５４を出し入れ自在に収納し、マウントブラケット部
５２の開口部５３に機器本体５４の操作部５５が露出し
て取り付けられるようになされている。一方、機器本体
５４が取り外された場合は、開口部５３が開口され、マ
ウントブラケット部５２の内部が露出されたままにな
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造では、砂ほこり等の粉塵が多い場所で長時間にわたっ
て機器本体５４を外したままの状態で放置しておくと、
マウントブラケット部５２内に粉塵が入り込み、機器本
体５４を再び装着するときにスムースな装着操作を妨げ
たり、また接点部の接触不良を起こして故障の原因にな
ったりする問題点があった。
造では、砂ほこり等の粉塵が多い場所で長時間にわたっ
て機器本体５４を外したままの状態で放置しておくと、
マウントブラケット部５２内に粉塵が入り込み、機器本
体５４を再び装着するときにスムースな装着操作を妨げ
たり、また接点部の接触不良を起こして故障の原因にな
ったりする問題点があった。
【０００７】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は電子機器が取り外されているマウ
ントブラケット部内に粉塵等が入るのを防ぐことができ
る構造にした車載用電子機器の取付装置を提供すること
にある。
のであり、その目的は電子機器が取り外されているマウ
ントブラケット部内に粉塵等が入るのを防ぐことができ
る構造にした車載用電子機器の取付装置を提供すること
にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、車のマウントブラケット部に、このマウント
ブラケット部の開口部より電子機器を挿入させて着脱自
在に取り付ける車載用電子機器の取付装置であって、前
記マウントブラケット部の前記開口部に、このマウント
ブラケット部から前記電子機器を取り外したときに前記
開口部を閉塞する蓋体を取り付けてなる構成としたもの
である。また、前記蓋体が閉じられたときに、互いに当
接し合う前記マウントブラケット部の前記開口部の周囲
と前記蓋体の周囲との少なくとも何れか一方にクッショ
ン材を設けたり、前記マウントブラケット部の前記開口
部の周囲または前記蓋体の周囲の少なくとも何れか一方
にマグネットを、他方に磁性体を設けることも可能であ
る。
本発明は、車のマウントブラケット部に、このマウント
ブラケット部の開口部より電子機器を挿入させて着脱自
在に取り付ける車載用電子機器の取付装置であって、前
記マウントブラケット部の前記開口部に、このマウント
ブラケット部から前記電子機器を取り外したときに前記
開口部を閉塞する蓋体を取り付けてなる構成としたもの
である。また、前記蓋体が閉じられたときに、互いに当
接し合う前記マウントブラケット部の前記開口部の周囲
と前記蓋体の周囲との少なくとも何れか一方にクッショ
ン材を設けたり、前記マウントブラケット部の前記開口
部の周囲または前記蓋体の周囲の少なくとも何れか一方
にマグネットを、他方に磁性体を設けることも可能であ
る。
【０００９】
【作用】この構成によれば、マウントブラケット部から
電子機器が取り外されるのに連動してマウントブラケッ
ト部の開口部が蓋体で閉じられるので、電子機器が取り
外されているマウントブラケット部内に粉塵等が入るの
を防ぐことができる。
電子機器が取り外されるのに連動してマウントブラケッ
ト部の開口部が蓋体で閉じられるので、電子機器が取り
外されているマウントブラケット部内に粉塵等が入るの
を防ぐことができる。
【００１０】また、蓋体が閉じられたときに、互いに当
接し合うマウントブラケット部の開口部の周囲と蓋体の
周囲の少なくとも何れか一方にクッション材を設けた構
成にした場合では、例えばマウントブラケット部に電子
機器を収納しないで車両が走行され、その互いに当接し
合う部分に振動が発生したとしても、この振動はクッシ
ョン材によって吸収され、異音を発生したりすることが
ない。
接し合うマウントブラケット部の開口部の周囲と蓋体の
周囲の少なくとも何れか一方にクッション材を設けた構
成にした場合では、例えばマウントブラケット部に電子
機器を収納しないで車両が走行され、その互いに当接し
合う部分に振動が発生したとしても、この振動はクッシ
ョン材によって吸収され、異音を発生したりすることが
ない。
【００１１】さらに、マウントブラケット部の開口部の
周囲または蓋体の周囲の少なくとも何れか一方にマグネ
ットを、他方に磁性体を設けた構成にした場合では、マ
グネットの吸引力で蓋体が開口部に密着されることにな
るので必要とされるロック力で確実に閉じられ、粉塵の
侵入をさらに防ぐことができると共に、蓋体の振動も確
実に無くすことができる。
周囲または蓋体の周囲の少なくとも何れか一方にマグネ
ットを、他方に磁性体を設けた構成にした場合では、マ
グネットの吸引力で蓋体が開口部に密着されることにな
るので必要とされるロック力で確実に閉じられ、粉塵の
侵入をさらに防ぐことができると共に、蓋体の振動も確
実に無くすことができる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図１乃至図３は本発明に係る車載用電
子機器の取付装置の一実施例を示すもので、図１は電子
機器を取り外した状態で示す同上取付装置の要部縦断側
面図、図２は同上取付装置の要部斜視図、図３は同上取
付装置の概略斜視図である。
詳細に説明する。図１乃至図３は本発明に係る車載用電
子機器の取付装置の一実施例を示すもので、図１は電子
機器を取り外した状態で示す同上取付装置の要部縦断側
面図、図２は同上取付装置の要部斜視図、図３は同上取
付装置の概略斜視図である。
【００１３】図１乃至図３において、この取付装置で
は、車室内のパネル（本実施例ではダッシュパネル）１
を貫通して車体側に固定して取り付けられた箱型のマウ
ントブラケット部２内に、このマウントブラケット部２
の開口部３よりオーディオテーププレーヤ、コンパクト
ディスクプレーヤ、ラジオ受信用チューナ、パーソナル
無線、自動車電話等の電子機器としての機器本体４を出
し入れ自在に収納し、マウントブラケット部２の開口部
３に機器本体４の操作部５が露出して取り付けられるよ
うになされている。一方、機器本体４が取り外された場
合は、蓋体１０で開口部３が閉塞され、粉塵等がマウン
トブラケット部２の内部に侵入しないように保護され
る。
は、車室内のパネル（本実施例ではダッシュパネル）１
を貫通して車体側に固定して取り付けられた箱型のマウ
ントブラケット部２内に、このマウントブラケット部２
の開口部３よりオーディオテーププレーヤ、コンパクト
ディスクプレーヤ、ラジオ受信用チューナ、パーソナル
無線、自動車電話等の電子機器としての機器本体４を出
し入れ自在に収納し、マウントブラケット部２の開口部
３に機器本体４の操作部５が露出して取り付けられるよ
うになされている。一方、機器本体４が取り外された場
合は、蓋体１０で開口部３が閉塞され、粉塵等がマウン
トブラケット部２の内部に侵入しないように保護され
る。
【００１４】さらに詳述すると、マウントブラケット部
２は鉄等の磁性体で薄型の箱状に形成されていて、前面
には上記開口部３が設けらている。また、マウントブラ
ケット部２内において、上下面には機器本体４の挿入を
ガイドするためのレール部１１が、内側へ突出されたリ
ブ状にして形成されている。加えて、開口部３の内周部
分には、マウントブラケット部１１の一部を内側へ巻き
込む状態にして周壁２１が形成されているとともに、こ
の周壁２１で保持するようにしてゴム製のクッション材
１４が、開口部３の上側部分を除いて左右及び下側部分
に略連続して形成されている。
２は鉄等の磁性体で薄型の箱状に形成されていて、前面
には上記開口部３が設けらている。また、マウントブラ
ケット部２内において、上下面には機器本体４の挿入を
ガイドするためのレール部１１が、内側へ突出されたリ
ブ状にして形成されている。加えて、開口部３の内周部
分には、マウントブラケット部１１の一部を内側へ巻き
込む状態にして周壁２１が形成されているとともに、こ
の周壁２１で保持するようにしてゴム製のクッション材
１４が、開口部３の上側部分を除いて左右及び下側部分
に略連続して形成されている。
【００１５】蓋体１０は樹脂材で作られ、開口部３を閉
塞する平板状に形成されている。また、マウントブラケ
ット部１１の内側で、開口部３と隣接した位置におい
て、上部がブラケツト部１１と支軸１３を介してヒンジ
結合されている。そして、蓋体１０は支軸１３を支点に
して回動されて、開口部３を閉塞して周壁２１にクッシ
ョン材１４を介して密着配置される閉位置と、マウント
ブラケット部１１の上面に密着配置されて開口部３を開
放する開位置とに切り替えできるようになっている。
塞する平板状に形成されている。また、マウントブラケ
ット部１１の内側で、開口部３と隣接した位置におい
て、上部がブラケツト部１１と支軸１３を介してヒンジ
結合されている。そして、蓋体１０は支軸１３を支点に
して回動されて、開口部３を閉塞して周壁２１にクッシ
ョン材１４を介して密着配置される閉位置と、マウント
ブラケット部１１の上面に密着配置されて開口部３を開
放する開位置とに切り替えできるようになっている。
【００１６】加えて、蓋体１０には、マウントブラケッ
ト部２の周壁２１と対応する部分に、マグネット１５が
一部を蓋体１０内に埋設した状態で取り付けられてい
る。なお、このマグネット１５は、ゴム材の中に磁性材
を混入させてこれを着磁したもので、通称「ゴム磁石」
と呼ばれている部材で形成されている。そして、蓋体１
０が閉位置に配置されるとマグネット１５が周壁２１を
吸引し、この吸引作用により蓋体１０がクッション材１
４を介して周壁２１に押し付けられて密着した状態で保
持され、この保持で振動も抑えられる。
ト部２の周壁２１と対応する部分に、マグネット１５が
一部を蓋体１０内に埋設した状態で取り付けられてい
る。なお、このマグネット１５は、ゴム材の中に磁性材
を混入させてこれを着磁したもので、通称「ゴム磁石」
と呼ばれている部材で形成されている。そして、蓋体１
０が閉位置に配置されるとマグネット１５が周壁２１を
吸引し、この吸引作用により蓋体１０がクッション材１
４を介して周壁２１に押し付けられて密着した状態で保
持され、この保持で振動も抑えられる。
【００１７】また、支軸１３には巻バネ１６が装着され
ている。この巻バネ１６の一端１６ａはマウントブラケ
ット部２の上面に掛け止めされているとともに、他端１
６ｂは蓋体１０に掛け止めされていて、蓋体１０に閉位
置方向へ回動する力を常に付与している。
ている。この巻バネ１６の一端１６ａはマウントブラケ
ット部２の上面に掛け止めされているとともに、他端１
６ｂは蓋体１０に掛け止めされていて、蓋体１０に閉位
置方向へ回動する力を常に付与している。
【００１８】次に、このように構成された取付装置の動
作を説明する。まず、マウントブラケット部２より機器
本体４が取り外されていると、巻バネ１６の付勢力で蓋
体１０が閉位置に配置されて開口部３を閉塞した状態に
なるとともに、マグネット１５が周壁２１を吸引し、こ
の吸引作用で蓋体１０がクッション材１４を介して周壁
２１に押し付けられて密着した状態になり、確実に閉ロ
ックされる。したがって、この状態で車が走行しても振
動は起こらず、また多少発生したとしてもクッション材
１４の部分で吸収されることになり、異音等の発生が抑
えられる。なお、図１中に実線で示す蓋体１０は、この
ようにして閉位置に配置されている状態を示している。
作を説明する。まず、マウントブラケット部２より機器
本体４が取り外されていると、巻バネ１６の付勢力で蓋
体１０が閉位置に配置されて開口部３を閉塞した状態に
なるとともに、マグネット１５が周壁２１を吸引し、こ
の吸引作用で蓋体１０がクッション材１４を介して周壁
２１に押し付けられて密着した状態になり、確実に閉ロ
ックされる。したがって、この状態で車が走行しても振
動は起こらず、また多少発生したとしてもクッション材
１４の部分で吸収されることになり、異音等の発生が抑
えられる。なお、図１中に実線で示す蓋体１０は、この
ようにして閉位置に配置されている状態を示している。
【００１９】これに対して、機器本体４をマウントブラ
ケット部２内に装着する場合は、機器本体４を開口部３
内に押し込む。すると、すぐに機器本体４が蓋体１０に
ぶつかるが、マグネット１５の吸引力及び巻バネ１６の
付勢力に抗してさらに押し込むと、この挿入に伴って蓋
体１０が支軸１３を支点にして開位置側に回動され、機
器本体４の挿入を許容する。そして、機器本体４が所定
の位置まで挿入されると、図示せぬ手段によって機器本
体４がロックされ、開口部３に操作部５が露出された状
態でマウントブラケット部２内に保持される。なお、図
１中に一点鎖線で示す蓋体１０は、開位置に配置されて
いる状態を示している。
ケット部２内に装着する場合は、機器本体４を開口部３
内に押し込む。すると、すぐに機器本体４が蓋体１０に
ぶつかるが、マグネット１５の吸引力及び巻バネ１６の
付勢力に抗してさらに押し込むと、この挿入に伴って蓋
体１０が支軸１３を支点にして開位置側に回動され、機
器本体４の挿入を許容する。そして、機器本体４が所定
の位置まで挿入されると、図示せぬ手段によって機器本
体４がロックされ、開口部３に操作部５が露出された状
態でマウントブラケット部２内に保持される。なお、図
１中に一点鎖線で示す蓋体１０は、開位置に配置されて
いる状態を示している。
【００２０】一方、マウントブラケット部２内より機器
本体４を取り外す場合は、マウントブラケット部２内で
機器本体４をロックしている図示せぬロック手段を解除
し、機器本体４を引き出す。そして、機器本体４の後端
が蓋体１０の下側を通過し終って行くのに伴って蓋体１
０が巻バネ１６の付勢力で閉位置側に回動されて戻され
る。また、機器本体４が完全に引き出されると、蓋体１
０も閉位置まで戻される。すると、マグネット１５が周
壁２１を再び吸引し、この吸引作用で蓋体１０がクッシ
ョン材１４を介して周壁２１に押し付けられて密着した
状態になり、再び確実に閉ロックされる。
本体４を取り外す場合は、マウントブラケット部２内で
機器本体４をロックしている図示せぬロック手段を解除
し、機器本体４を引き出す。そして、機器本体４の後端
が蓋体１０の下側を通過し終って行くのに伴って蓋体１
０が巻バネ１６の付勢力で閉位置側に回動されて戻され
る。また、機器本体４が完全に引き出されると、蓋体１
０も閉位置まで戻される。すると、マグネット１５が周
壁２１を再び吸引し、この吸引作用で蓋体１０がクッシ
ョン材１４を介して周壁２１に押し付けられて密着した
状態になり、再び確実に閉ロックされる。
【００２１】なお、上記実施例では、マグネット１５を
蓋体１０側に設けるとともにマウントブラケット部２を
磁性体で形成し、この間に磁気吸引作用を持たせて保持
する構造を開示したが、逆にマウントブラケット部２の
周壁２１側にマグネットを設けるとともに蓋体１０側に
マグネットに対応させて磁性体を設けた構成にしても良
いものである。また、クッション材１４をマウントブラ
ケット部２側に設けた構造を開示したが、このクッショ
ン材を周壁２１に対応させて蓋体１０側に設けても差し
支えないものである。また、マグネットをクッション材
内に設けて、マグネットとクッション材を兼用した構造
にしても勿論良いものである。
蓋体１０側に設けるとともにマウントブラケット部２を
磁性体で形成し、この間に磁気吸引作用を持たせて保持
する構造を開示したが、逆にマウントブラケット部２の
周壁２１側にマグネットを設けるとともに蓋体１０側に
マグネットに対応させて磁性体を設けた構成にしても良
いものである。また、クッション材１４をマウントブラ
ケット部２側に設けた構造を開示したが、このクッショ
ン材を周壁２１に対応させて蓋体１０側に設けても差し
支えないものである。また、マグネットをクッション材
内に設けて、マグネットとクッション材を兼用した構造
にしても勿論良いものである。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る車載
用電子機器の取付装置によれば、マウントブラケット部
から電子機器が取り外されるのに連動してマウントブラ
ケット部の開口部が蓋体で閉じられるので、電子機器が
取り外されているマウントブラケット部内に粉塵等が入
るのを防ぎ、故障を少なくすることができる。
用電子機器の取付装置によれば、マウントブラケット部
から電子機器が取り外されるのに連動してマウントブラ
ケット部の開口部が蓋体で閉じられるので、電子機器が
取り外されているマウントブラケット部内に粉塵等が入
るのを防ぎ、故障を少なくすることができる。
【００２３】また、蓋体が閉じられたときに、互いに当
接し合うマウントブラケット部の開口部の周囲と蓋体の
周囲の少なくとも何れか一方にクッション材を設けた構
成にした場合では、例えばマウントブラケット部に電子
機器を収納しないで車両が走行され、その互いに当接し
合う部分に振動が発生したとしても、この振動をクッシ
ョン材によって吸収し異音等が発生するのを確実に防ぐ
ことができる。
接し合うマウントブラケット部の開口部の周囲と蓋体の
周囲の少なくとも何れか一方にクッション材を設けた構
成にした場合では、例えばマウントブラケット部に電子
機器を収納しないで車両が走行され、その互いに当接し
合う部分に振動が発生したとしても、この振動をクッシ
ョン材によって吸収し異音等が発生するのを確実に防ぐ
ことができる。
【００２４】さらに、マウントブラケット部の開口部の
周囲または蓋体の周囲の少なくとも何れか一方にマグネ
ットを、他方に磁性体を設けた構成にした場合では、マ
グネットの吸引力で蓋体が開口部に密着されるので、必
要とされるロック力で確実に閉じられ、粉塵の侵入をさ
らに防ぐことができると共に、蓋体の振動も無くすこと
ができる等の効果が期待できる。
周囲または蓋体の周囲の少なくとも何れか一方にマグネ
ットを、他方に磁性体を設けた構成にした場合では、マ
グネットの吸引力で蓋体が開口部に密着されるので、必
要とされるロック力で確実に閉じられ、粉塵の侵入をさ
らに防ぐことができると共に、蓋体の振動も無くすこと
ができる等の効果が期待できる。
【図１】本発明の一実施例に係る車載用電子機器の取付
装置を電子機器を取り外した状態で示す要部縦断側面図
である。
装置を電子機器を取り外した状態で示す要部縦断側面図
である。
【図２】本実施例装置の要部斜視図である。
【図３】本実施例装置を電子機器を取り出した状態で示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図４】従来装置の一例を電子機器を取り出した状態で
示す斜視図である。
示す斜視図である。
２ マウントブラケット部 ３ 開口部 ４ 機器本体（電子機器） １０ 蓋体 １２ 周壁 １４ クッション材 １５ マグネット
Claims (3)
- 【請求項１】 車のマウントブラケット部に、このマウ
ントブラケット部の開口部より電子機器を挿入させて着
脱自在に取り付ける車載用電子機器の取付装置におい
て、 前記マウントブラケット部の前記開口部に、このマウン
トブラケット部から前記電子機器を取り外したときに前
記開口部を閉塞する蓋体を取り付けてなることを特徴と
する車載用電子機器の取付装置。 - 【請求項２】 前記マウントブラケット部の前記開口部
の周囲またはこの周囲と当接し合う前記蓋体の周囲の少
なくとも何れか一方にクッション材を設けた請求項１に
記載の車載用電子機器の取付装置。 - 【請求項３】 互いに当接し合う前記マウントブラケッ
ト部の前記開口部の周囲または前記蓋体の周囲の少なく
とも何れか一方にマグネットを、他方に磁性体を設けた
請求項１に記載の車載用電子機器の取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25345992A JPH0672252A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 車載用電子機器の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25345992A JPH0672252A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 車載用電子機器の取付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0672252A true JPH0672252A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17251688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25345992A Pending JPH0672252A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 車載用電子機器の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0672252A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5917435A (en) * | 1995-03-20 | 1999-06-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | Navigation apparatus for vehicles |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP25345992A patent/JPH0672252A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5917435A (en) * | 1995-03-20 | 1999-06-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | Navigation apparatus for vehicles |
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