JP3787891B2 - 車載用音響映像装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車内に設置して使用する車載用音響映像装置などの音響映像装置、すなわち、ラジオ受信機、カセットデッキ、コンパクトディスク(CD)プレーヤなどの音響装置、またはテレビジョン受像機、ナビゲーション装置などの映像装置、または上記音響装置と映像装置との複合装置であって、特に可動モニターなどの可動手段を有し、この可動手段の角度を変えることができる車載用音響映像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4、図5は従来の車載用音響映像装置を示している。図4、図5において、1は装置本体、2は装置本体1の前面に取付けられた枠体であり、この枠体1の左右の内壁にはそれぞれ垂直のガイド溝3が形成されている。4は上記枠体2に摺動可能に支持された可動モニターであり、この可動モニター4の側面に固定された軸5にはガイドローラ6が回転可能に支持され、このガイドローラ6が上記ガイド溝3に挿入されている。上記可動モニター4には、液晶表示装置、各種の操作釦などが設けられている。7は上記装置本体1内に摺動自在に支持されたレバーであり、このレバー7の先端は上記可動モニター4の側面の下部に軸8で連結されている。上記レバー7は装置本体1内に設けられたモータの駆動力により前方または後方に摺動されるものである。
【0003】
図4において、破線はレバー7がモータにより駆動されて前方に摺動した状態を示しており、可動モニター4の下部がレバー7によって前方に駆動され、かつ可動モニター4の側面の上部に支持されたガイドローラ6が枠体2の内壁に形成されたガイド溝3に案内されるため、可動モニター4は破線で示すように傾斜するものである。可動モニター4が破線で示すように傾斜すると、可動モニター4で閉成されていたカセット挿入口、またはCD挿入口が開き、カセットまたはCDが挿入できる状態になるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車載用音響映像装置では、可動モニター4の動きを円滑に行うために、枠体2の内壁に形成されたガイド溝3とガイドローラ6との間には、所定のクリアランスが設けられている。このため、装置本体1が振動した場合、ガイドローラ6がガイド溝3内で振動し異音が発生する問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、簡単な構成により異音が発生しない車載用映像表示装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、ガイド溝に挿入されるガイドローラに弾性ローラを設け、この弾性ローラの弾性力によりガイドローラをガイド溝の壁面に付勢することにより、ガタの発生を防止するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、装置本体に取付けられた枠体と、この枠体の内壁面に上下方向に形成されたガイド溝と、上記枠体の上記ガイド溝の近傍に上下方向に形成されたガイド壁と、上記ガイド溝に挿入されるガイドローラが側面上部に回転自在に支持された可動モニターと、上記ガイドローラに設けられ上記ガイド壁に押圧される径大の弾性ローラと、上記可動モニターの下部を前後方向に駆動する駆動手段とを具備したことを特徴とするものであり、ガイド溝に挿入されたガイドローラが弾性ローラの弾性力によりガイド溝の壁面に付勢されるため、ガイドローラとガイド溝の壁面との当接による異音の発生が防止できるものである。
【0008】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4とともに説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態の車載用音響映像装置は、ラジオ受信機と、カセットデッキと、CDプレーヤとを同一の筐体内に収納したものであり、またテレビチューナを接続することによりテレビジョン受像機の表示装置として、またはナビゲーション装置を接続することにより、地図などを表示する表示装置としても使用できるものである。
【0009】
図1〜図3において、2は装置本体1の前面に取付けされた枠体(エスカッション)であり、この枠体2の左右の内壁には上下方向にガイド溝3が形成され、またガイド溝3の近傍の後部にはガイド壁9が形成されている。上記装置本体1内にはラジオ受信機とカセットデッキとCDプレーヤが収納され、また装置本体1の背部に形成された映像端子にテレビチューナからの映像信号を入力することにより、テレビジョン受像機の表示装置として、またナビゲーション装置の信号を入力することにより地図などを表示する表示装置としても使用できるものである。4は可動モニターであり、この可動モニターには液晶ディスプレイや各種の操作釦が配置されている。
【0010】
10は可動モニター4の側面に固定された軸であり、この軸10にはガイドローラ11が回転自在に支持されている。12はガイドローラ11の径大部11Aに嵌合されたゴムローラであり、このゴムローラ12は上記ガイドローラ11とともに回転する。上記ガイドローラ11を上記ガイド溝3に挿入された状態では、上記ゴムローラ12は上記ガイド壁9に押圧される。このため、ガイドローラ11はゴムローラ12の弾性力に前方(図3の矢印A方向)に付勢される。
【0011】
図4に示す従来例と同様に、可動モニター4の下部に連結されたレバーにより可動モニター4の下部が前方に駆動されると、図1に示すように、可動モニター4の上部はガイド溝3に案内されて下方に移動し、可動モニター4の角度が変わるものである。可動モニター4の上部がカイド溝3に案内されて上下に移動する場合、可動モニター4の軸10に支持されたガイドローラ11はゴムローラ12の弾性力によって前方(矢印A方向)に付勢されているため、ガイド溝3とガイドローラ11との間にクリアランスがあっても、振動などが加わっても、ガイドローラ11が振動してガイド溝3の壁面に当たることにより生じる異音の発生は防止されるものである。
【0012】
なお、上記実施の形態は、可動モニター4を所定の角度に変更できる実施例であるが、可動操作部を所定の角度に変更できる装置、またはモニターと操作部とが一体化された可動モニターでも採用できるものである。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、弾性ローラの弾性力によりガイドローラがガイド溝の壁面に付勢されるため、装置に振動などが加わった場合でもガタによる異音の発生が防止できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における車載用音響映像装置の要部の側面図
【図2】同実施の形態の断面図
【図3】同実施の形態の要部の拡大図
【図4】従来の車載用音響映像装置の斜視図
【図5】同従来例の要部の側面図
【符号の説明】
1 装置本体
2 枠体
3 ガイド溝
4 可動モニター
9 ガイド壁
10 軸
11 ガイドローラ
12 ゴムローラ
Claims (1)
- 装置本体に取付けられた枠体と、この枠体の内壁面に上下方向に形成されたガイド溝と、上記枠体の上記ガイド溝の近傍に上下方向に形成されたガイド壁と、上記ガイド溝に挿入されるガイドローラが側面上部に回転自在に支持された可動モニターと、上記ガイドローラに設けられ上記ガイド壁に押圧される径大の弾性ローラと、上記可動モニターの下部を前後方向に駆動する駆動手段とを具備してなる車載用音響映像装置。
Priority Applications (1)
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JP12952696A JP3787891B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車載用音響映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12952696A JP3787891B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車載用音響映像装置 |
Publications (2)
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JPH09309388A JPH09309388A (ja) | 1997-12-02 |
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Family
ID=15011696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12952696A Expired - Lifetime JP3787891B2 (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 車載用音響映像装置 |
Country Status (1)
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-
1996
- 1996-05-24 JP JP12952696A patent/JP3787891B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH09309388A (ja) | 1997-12-02 |
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