JPS599693A

JPS599693A - 車載用表示装置

Info

Publication number: JPS599693A
Application number: JP57119395A
Authority: JP
Inventors: 深山　徹也; 大島　春彦
Original assignee: Pioneer Corp; Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1982-07-09
Filing date: 1982-07-09
Publication date: 1984-01-19
Also published as: JPH044593B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は車載用表示装置に関し、特に車内に設けられた
ブラウン管等の表示手段により種々の情報を表示する表
示装置に関するものである。

自動車において、表示すべき情報としては、スピード、
ドアの開閉、燃料の量、オイルの量、パーキングブレー
キ状態等の運転に必要な情報があり、又カーラジオ、カ
セットプレーヤ等の音響機器を搭載したものにあっては
、音質、音量、テープ回転状態等の情報があり、従来、
これら情報は液晶、フ０ラズマディスグレー、ＬＥＤ等
を用いた表示装置によって表示されていた。

！た、近時、ブラウン管を運転席近傍に搭載し、このブ
ラウン管上に道路地図をのせて現在の走行地点及び走行
ルートを表示する表示装置も開発されており、更にはこ
れら表示装置とは性質を異にするが、車載用テレビジョ
ン受信機が既に市販されている。そこで単一のブラウン
管を搭載し、このブラウン管によって上記した種々の情
報並びして一般のテレビジョン放送やビデオテープ０レ
コーダ（以下Ｖ　ｉ”　Ｉｔ、と称する）の映像情報源
からの映像を選択的に表示することが考えられる。これ
により表示装置の簡略化が可能となるが、その反面、自
動車走行時に一般のテレビジョン放送やｖ　’ｒ　ａの
映像が運転者の視野の中に入ったのでは安全性の点で問
題が生ずるこ、とになる。

本発明は上記の問題点を除去すべくなされたもので、安
全性を維持しつつ種々の情報並びに一般のテレビジョン
放送やＶ　’］”　Ｒ等の映像情報源からの映像を選択
的に表示し得る車載用表示装置を提供することを目的と
する。

本発明による車載用表示装置は、単一のブラウン管等の
表示手段により運転に必要な情報、自動車の付属機器に
関連した情報及び映像情報源からの映像のうち少なくと
も１つを選択的に表示しかつ一定の条件下では映像情報
源からの映像のみ表示を禁止する構成となっている。

以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。図
において、１はＡ　Ｍ／Ｉｉ”　Ｍラソオ用アンテナ、
２はこのアンテナｌからの信号を選択し増幅し検波する
Ａ　Ｍ／Ｆ″Ｍチー−す、３はカセノトテーノ等を再生
するテープデツキ、４は自動車のスピー１゛、燃料の量
、オイルの量、ドアの開閉、走行位置等の車の運転、走
行に関する情報信号源である。５はテレビジョン（以下
ＴＶと略称する）用アンテナ、６はこのアンテナ５から
の信号を選択し増幅するｌ’　Ｖ高周波増幅部、７はこ
のＴＶＶ高周波増幅部で中間周波数に変換された信号を
増幅し検波するＴＶＨｉ”増幅・検波部、３１はＶＴＲ
，（ビデオテープレコーダ）であり、Ｉｌｉ’増幅・検
波部７及びＶＴＲ３１からの各音声信号はスイッチ３２
の各端子３２α、３２ｂに、各映像信号はスイッチ３３
の端子３３α。

３３ｂにそれぞれ印加される。スイッチ３２　、３３は
互いに連動して映像情報源選択スイッチを構成している
。８及び９は情報選択スイッチであり、これらスイッチ
は互いに連動している。スイッチ８はテレビジョン以外
の映像情報を切換えるもので、端子８ａにはＡＭ／１＝
’Ｐｖｌチー−す２よりの電界強度、同調周波数、　Ａ
Ｍ／ＦＰｖｌの区別等の信号が、端子８ｂにはテープデ
ツキ３からのチーブ走行方向、チーブ速度、テープ残量
、音量等の信号が、端子８Ｃには情報信号源５からの車
の情報信号がそれぞれ印加され、これら情報信号を選択
する。スイッチ８で選択された信号はキャラクターノエ
ネレータ１０、両系メモＩＪＩＩ、同期信号発生器１２
、モジ−レータ１３等により処理され映像信号となって
スイッチ１８の−・入力となる。スイッチ９は音声信号
を切換えるもので、端子９ａにはＡ　Ｍ／１端１チュー
ナ２からの音声信号が、端子９ｂにはテープデツキ３か
らの音声信号が、端子９ｄＫはスイッチ３２で選択され
たＴ１−増幅・検波部７若しくはＶ’ｌ”Ｒ，３１から
の音声信号がそれぞれ印加され、これら音声信号を選択
する。スイッチ９で選択された音声信号は音声出力増幅
部１４を経てスピーカ１５を駆動する。スイッチ；（３
で選択されたＴＦ増幅・検波部７若しくはｖｉ’　Ｉｔ
３１からの映像信号はスイッチ１６及び１７に供給され
る。

スイッチ１６は後述するブラウン管２４の表示面の運転
席に対する位置若しくは角度に応じて作動する構成とな
っている。例えば、第２図に示す様に、ブラウン管２・
１を含む表示装置２５が自動車内のダッシュぎ一ド２８
上に回転可能に載置されており、この表示装置２５の表
示面が助手席側を向いているか又は助手席側の所定角度
範囲内にあるとき（図の矢印方向に回転したとき）上記
スイッチ１６をオンさせる。具体的には、第３図（α）
に示す様に、ダノシーボード２８（第２図示）に対して
表示装置２５を回転可能に担持した回転台２９の下部に
バネ材からなるスイッチレバー２７を備え、更に回転台
２９の下に位置するようにダノシ＝ボード２８に固定さ
れた置き台２６に上記スイッチ１６を取利け、回転台２
９を廻す事によりこれと一体に回動するスイッチレバー
２７でスイッチ１６をオン、オフさせる構成となってい
る。第３図（ｂ）には置き台２６に対するスイッチ１６
の位置が示されており、ブラウン管２４の表示面が助手
席側Ａを向いた状態でスイッチレバー２７がスイッチ１
６と圧接することでスイッチ１６がオン（開成）状態と
なり、置き台２６に対し回転台２９を図の反時ＢＦ方向
に廻して運転席側Ｂに向けると、スイッチレバー２７と
スイッチ１６との圧接が解除されてスイッチ１６はオフ
（開放）状態となる。スイッチ１６のオン位置及びブラ
ウン管２・１の表示面が運転席側を向いた位置で回転台
２９をバネ等の図示せぬ手段で固定することにより車の
振動等によってぞのイー’ｔ：　ｆＬｔが変わることは
ない。なお、助手席側の１個所でのみスイッチ１６が作
動する様にしたが、助手席側の所定角度範囲で作動する
構成であっても良い。

他の具体的実施例としては、第４図に示す様に、表示装
置２５を運転席側と助手席側との間でガイド部材３０＆
で沿って移動可能とし、表示装置２５が助手席側ＶＣあ
るときこの表示装置２５に連動するスイッチレバー２７
でスイッチ１６を作動せしめる構成とすることも可能で
ある。

第１図において、スイッチ１７は情報信号源４からのス
ピードの情報信号例えばスピードメータ用信号によ−っ
て切換え制御され、車の走行時に端子１７ａ、停止時に
端子１７ｂＫ切換わる。スイッチ１７としてはリレーや
トランジスタスイッチ等の周知の手段を用い得る。スイ
ッチ１６と１７はＯＲ回路構成となっており、車が停止
しているか、ブラウン管２４の表示面が助手席を向いて
いる時に、スイッチ３３を経たＩＰ増幅・検波部７若し
くはＶＴＲ３１からの映像信号を通過する。この映像信
号はスイッチ１８の抽入力となる。このスイッチ１８で
チューナ２、テーラ０デツキ３又は情報信号源４からの
信号とテレビジョン放送若しくはＶＴＲ３１からの信号
との選択が行なわれる。ビデオ入力端子を有するテレビ
ジョンにあっては、付属のスイッチをスイッチ１８とし
て使用できる。スイッチ１８以後の回路は通常のテレビ
ジョン回路であり、スイッチ１８を経た信号は、映像周
波増幅部１９、同期回路２０、高圧回路２１、色信号コ
ントロール回路２２、偏向回路２３等により処理された
後ブラウン管２４で映像として表示される。

次に、本発明の作用について説明する。スイッチ３３で
選択された’Ｉ”ＶＩＰ’増幅・検波部７若しくはＶＴ
ＩＬ３１からの信号はスイッチ１６及び】７に供給され
る。表示装置２５が助手席に近い位置にあるか又はその
表示面が助手席側に向いている時は、スイッチ１６がオ
ン（閉成）状態にあるので、スイッチ１８がテレビジョ
ン側即ち端子１８ｂ側にあれば、スイッチ１６を経た信
号はそれ以後のテレビジョン回路を通りブラウン管２４
に映像として映し出される。従って、助手席や後部座席
の人はテレビジョン放送若しくはＶ７１１’（，１１の
プログラムを楽しむことが出来る。この時ブラウン管２
４の映像は運転者の視野内には入らない。表示装置２５
が運転席側にあるか又はその表示面が運転席側を向いて
いる場合は、スイッチ１６がオフ（開放）状態にある。

この状態で、車が走行している時にはスイッチ１７が端
子１７α側にある為、スイッチ３７を経たＩＰ増幅・検
波部７若しくはＶ　ｉ”　Ｒ，３１からの信号はスイッ
チ１６及び１７で遮断される。すなわち、表示装置２５
の表示面が運転席側の位置若しくは角度にありかつ車の
走行時にはテレビジョン放送若しくはＶＴＲの映像の表
示が禁止されるのである。一方、車が停止している時に
はスイッチ】７が端子１７６側にあるので、表示装置２
５の表示面が運転者の視野内にありかつスイッチ１６が
オフ状態にあっても、信号はスイッチ１７及び１８を経
てテレビジョン回路に供給され、ブラウン管２４に映像
が映し出される。

なお、本発明は上記実施例に限定されることなく種々の
変更が可能であり、例えばスイッチ１６とスイッチＶバ
ー２７の位置関係が逆でも良く、スイッチ１６はメカ的
なものに限らず圧電素子を用いて半導体スイッチを制御
する構成のもので良く、更にはスイッチ１６又は１７に
時定数回路を入れ、移動途中や角度調整中、いずれかの
スイッチボッジョンを保持する構成とすることも可能で
ある。また、車の走行状態による制御をなくして表示装
置２５の位置又は角度のみに応じて表示を制御しても良
く、スピードの情報信号によるスイッチ１７の制御に代
えてギヤ位置情報に応じてニュートラル時のみスイッチ
１７をオンさせたり、エンノンの回転情報に応じてエン
ノンが回転していない時のみスイッチ１７をオンさせる
事等も考えられる。更に、表示手段としてはブラウン管
の外、液晶テレビ等も用い得る。捷だ、表示装置２５内
に、常時オン（閉成）状態にあり、外部よりのアクチー
エータによって駆動されるとオフ（開放）状態となるス
イッチを設け、このスイッチを第１図のスイッチＩ６と
し、表示装置２５を運転者に向けて所定の位置に置いた
時のみアクチュエータが作動するようにすると、表示装
置２５を助手席に向けた時又は後部座席に移動させた時
には、自動的に当該スイッチがオンとなってテレビノヨ
ン放送の映像表示の禁止が解除されるようにすることも
出来る。また更に、チー−す、テーゾデノキ以外にディ
ノタルオーディオブレーヤを搭載しても良く、更には映
像情報源としてビデオディスクプレーヤを用いることも
可能である。

第５図は本発明の他の実施例を示すブロック図であり、
図中第１図と同等部分は同一符号によって示されており
、第１図と異なる部分のみについて説明する。８，９．
１８は情報選択スイッチであり、これらのスイッチは互
いに連動している。スイッチ８はテレビノヨン以外の映
像清報を切換えるもので、互いに接続された端子８ｃと
８ｄには情報信号＃４からの車の情報が印加される。ス
イッチ９は音声信号を切換えるもので、端子９ｃには情
報信号源４から例えば燃料やオイルの量が少ない時に発
せられる断続音や疑似音声等の警報音が印加される。ス
イッチ１６はブラウン管２４が運転席側を向いている時
端子１６α側に、助手席側を向いている時端子１６ｂ側
に切換わるように構成されている。スイッチ１７及び＋
ｆは互いに連動しており、車の走行時に端子１７ａ及び
１７１側に、車が停止している時端子１７ｈ及び１７ｂ
側に切換わるように構成されている。

次に、この作用について説明する。第１図の実施例では
ＴＶ　、＋？ノションで表示装置２５が運転席側にある
か、又は運転席側を向く角度にありかつ車の走行時には
ブラウン管２４には何も表示しない構成としたが、本実
施例においては、このような場合に車の情報をブラウン
管２４に表示するように構成されている。すなわち、表
示装置２５が運転席側にあるのでスイッチ１６の端子１
６ｂが開放し、車が走行中であるのでスイッチ１７の端
子１７ｂが開放しているためＴＶＴＩｉ”増幅・検波部
７（若しくはＶＴＲ３’ｌ）からの信号はスイッチ１６
及び１７で遮断される。一方、スイッチ８ば゛ｌ″Ｖボ
ッジョンの為端子８ｄが接続状態となって車の情報を出
力する。この信号はスイッチ１予の端子１７ａ′に印加
され、車が走行中であるのでスイッチ１フを通って端子
＋６ａに入り、スイッチ１８の端子１８ｄを経てブラウ
ン管２４に供給されて車の情報の表示を行う。従って、
車の走行中は、ブラウン管２４では車の情報を表示し、
テレビノヨン放送（ＶＴＩＬ３１のプログラム）に関し
ては運転の安全性には支障とならない音声のみ聴取可能
とし、走行中でもＴＶドラマや試合の進行状況が判るよ
うなシステムとなっている。

第６図には第３図の変形例が示されており、第３図の実
施例で用いた回転台２９を省略した例である。本実施例
では、ダソシーポード２８に頭部円形の凸部３４をネノ
締めによって取付け、これに対応する表示装置２５の底
部に円形の四部３５を形成し、凸部３４と四部３５が嵌
合するように置くことで凸部３４を中心に表示装置２４
を回転可能としている。また、スイッチ１６はダツシュ
ボード２８に数句け、スイッチ１６のバネ性を利用して
凸形状のこま３６をその先端がダツシュボード２８の孔
を介して突出するようにダノンーボード２８に押しつけ
かつ表示装置２４の対応する位置に凹部３７を形成した
構造とすることにより、助手席位置ではこま３６が凹部
３７に嵌入してスイッチ１６がオンとなり、運転席側の
回転位置ではこま３６が表示装置２４の底部で押し下げ
られるためスイッチ１６がオフとなる。従って、第３図
における回転台２９を省略した構造であっても、第３図
の実施例と同様の効果を得ることができる。

以上詳述した如く、本発明によれば、単一の表示手段に
より運転に必要な情報、自動車の付属機器に関連した清
報及び一般のテレビジョン放送やＶ’ｌ”Ｒ等の映像情
報源からの映像のうち少なくとも１つを選択的に表示し
かつ一定の条件下では映像情報源からの映像のみ表示を
禁止するように構成したので、例えば自動車の走行時で
かつ表示面が運転者の視野内にある時にテレビ放送やＶ
ＴＲの映像表示を禁止することで、運転の安全性を維持
出来、父車が走行していない時は改めて表示手段の位置
或いは角度を調節したり、スイッチを入れる等の操作を
することなくテレビジョン放送等を楽し、むことが出来
る。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本発明による表示装置を備えた自動車内部を示す概略斜
視図、第３図（ａ）は本発明の具体的構成を示す斜視図
、（ｂ）はスイッチの位置を示す平面図、第４図は本発
明の他の具体的構成を示す！ト。

面図、第５図は本発明の他の実施例を示すブロック図、
第６図は第３図の変形例を示す正面図である。

主要部分の符号の説明２・・・ＡＭ／ＦＭチューナ　　　　３・・・カセット
デツキ４・・・情報信号源６・・・ＴＶ高周波増幅部７・・Ｉｆ”増幅・検波部８　、９．１６，１７．１８・・・スイッチ２４・・・
ブラウン管　　　　　　　２５・・・表示装置２８・・
・ダツシュボード　　　　　３１．・Ｖ　ｉ’　Ｉｔ出
願人　・ぐイオニア株式会社代理人　弁理士藤村元彦

Claims

【特許請求の範囲】

（１）単一の表示手段と、前記表示手段により運転に必
要な情報、自動車の付属機器（で関連した情報及び映像
情報源からの映像のうち少なくとも１つを選択的に表示
すべく制御するコントローラとを備え、前記コントロー
ラは一定の条件下では前記映像情報源からの映像のみ表
示を禁止するように構成されたことを特徴とする車載用
表示装置。
（２）前記表示手段は自動車の運転席に対する表示面の
位置若しくは角度が可変であり、前記コントローラは前
記表示手段の表示面の位置若しくは角度に応じて前記映
像情報跡からの映像のみ表示を禁止することを特徴とす
る特許請求の範囲第１一項記載の車載用表示装置。
（３）前記映像情報源は一般のテレビ放送及びビデオテ
ープレコーダ（ＶＴＲ，）の少なくとも１つであること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の車載用表示装
置。