JPH03118252A - 自動車用表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は自動車に搭載される表示装置に関するもので、
特にテレビ放送等が受信可能な表示装置に関するもので
ある。

（従来の技術） 従来より、自動車の車室内に設置したテレビ受像器によ
り、いわゆる衛星放送などといったテレビ放送を受信す
る装置が知られている。

（発明が解決しようとする課題） ところで、このようなテレビ受像機を自動車内に設置す
る場合には、自動車の走行中にテレビ放送の受信を中止
して、自動車の運転手が自動車の走行中にテレビ放送に
気を取られないようにしなくてはならない。

このようなテレビ放送の受信制限は、運転手が安全運転
をするために非常に好ましいのであるが、運転手以外の
乗員にとっては、自動車の走行中にテレビ放送が見られ
なくなるという問題点がある。

本発明は、このような従来装置の問題点を解決するため
になされたもので、自動車の走行中に運転手以外の乗員
がテレビ放送を見られるようにすることを技術的課題と
する。

〔発明の構成〕

（課題を達成するための手段） 前述した技術的手段を達成するために講じた技術的手段
は、自動車の前席側に設けられた第一のコネクタと、自
動車の後席側に設けられた第二のコネクタと、前記第一
、第二のコネクタのどちらか一方に差し込まれて動作す
る表示パネルと、前記表示パネルの位置が前席側にある
時に、テレビ放送の受信ができないように表示パネルの
動作を制限する制御回路とを設けたことである。

（作用） 前述した技術的手段によれば、表示パネルが第一のコネ
クタに差し込まれている時、即ち、表示パネルの位置が
前席側にある時には、テレビ放送の受信ができないよう
に表示パネルの動作が制限される。したがって、自動車
の運転手が自動車の走行中にテレビ放送に気を取られる
ことはほとんどない。

逆に、表示パネルが第二のコネクタに差し込まれている
時、即ち、表示パネルの位置が後席側にある時には、テ
レビ放送の受信は自由である。したがって、運転手以外
の乗員は自動車の走行中にテレビ放送を見ることができ
、所期の技術的課題が達成される。

（実施例） 以下、添付図面を参照して本発明を適用した好ましい一
実施例装置について説明する。

第１図は本発明を適用した自動車用表示装置の斜視図で
ある。表示パネルｌは自動車のフロントコンソール２に
差し込まれている。表示パネルｌがこの位置に差し込ま
れている時、表示パネルｌに表示される映像は運転席か
ら眺められる。

次に、第２図を参照して説明する。フロントコンソール
２には、摺動自在のパネル３が配設されている。パネル
３はフロントコンソール２の両側面に形成された溝（図
示せず）に遊嵌されており、引き出し、収納が自由に行
える。パネル３には、コネクタ４が固定されている。コ
ネクタ４には、ナビゲーション装置ＮＡＶやテレビ受信
機ＲＥＳからの映像信号が送られて来る。

表示パネルｌは固定部１ａと可動部ｉｂを存しており、
固定部１ａに対して可動部１ｂが回動可能になっている
。固定部１ｂの底面（図示せず）にはコネクタ４にぴっ
たりと嵌合するジャック穴７（図示せず）が開けられて
いる。ジャック穴７とコネクタ４の嵌合により表示パネ
ルｌがパネル３上に固定される。

第３図を参照して説明する。センターコンソール６の上
には、コネクタ番と同じ形状を有するコネクタ５が固定
されている。従って、表示パネルｌはセンターコンソー
ル６の上にも固定することができる。コネクタ５には、
コネクタ４と同じくナビゲーション装置ＮＡＶやテレビ
受信機ＲＥＳからの映像信号が送られて来る。

第４図に示すように、表示パネルｌはフロントコンソー
ル２の中に収納できる。表示パネルｌをフロントコンソ
ール２の中に収納する際には、表示パネル１をコネクタ
４に嵌め込んでパネル３に固定し、表示パネルｌの可動
部１ａを倒して、可動部１ａが固定部１ｂから突出しな
いようにする。

その後、パネル３と共にフロントコンソール２の中に押
し込んで収納する。このようにして、表示パネルｌをフ
ロントコンソール２の中にすっぽりと収納することがで
きる。

第５図に本実施例装置の電気的構成を示す。制御回路Ｃ
ＯＮには、自動車用ナビゲーション装置ＮＡＶ、テレビ
受信機ＲＥＳ、操作スイッチＳＷ、シフトポジションス
イッチｓｐｓ、スピーカＳＰおよびテレビ受像機ｌが接
続されている。自動車用ナビゲーション装置ＮＡＶは、
現在の自動車の位置を地図上に表示する装置である。テ
レビ受信機ＲＥＳは例えば衛星放送などのテレビ放送を
受信する装置である。操作スイッチＳＷはナビゲーショ
ン装置ＮＡＶとテレビ受信機ＲＥＳの画像のどちらか一
方を選択するための切換スイッチやテレビ放送を選択す
るためのチャンネルスイッチ等を含む。シフトポジショ
ンスイッチＳＰＳは自動車の自動変速装置（図示せず）
の変速段を設定するためのスイッチで、本実施例では自
動車が走行し得ない状態、即ち変速段がニュートラルお
よびパーキングポジションにあることを検出する。スピ
ーカＳＰはナビゲーション装置ＮＡＶからの音声やテレ
ビ受信機ＲＥＳからの音声を車室内に放射するためのも
のである。

ジャック六フの中には短絡線７２は接続されている。短
絡線７ａによって制御回路ＣＯＮから送られた信号がそ
のまま制御回路ＣＯＮに戻される。

制御回路ＣＯＮは短絡線７ａの有無により表示パネルｌ
がコネクタ４に接続されているのか、あるいはコネクタ
５に接続されているのかを識別する。

制御回路ＣＯＮは、センターコンソール６上のコネクタ
５から信号が戻ってきた時、即ち、テレビ受像機ｌが後
席側の位置３に位置している時は操作スイッチＳＷから
の信号に応じてナビゲーション装置ＮＡＶとテレビ受信
機ＲＥＳの画像のどちらか一方を選択的に表示し得る。

それとは別に、制御回路ＣＯＮは、パネル３上のコネク
タ４から信号が戻ってきた時、即ち、テレビ受像機ｌが
前席側に位置している時は、シフトポジションスイッチ
ＳＰＳがニュートラルポジションまたはパーキングポジ
ションにあり、自動車が走行し得ない状態においてのみ
、操作スイッチＳＷからの信号に応じてナビゲーション
装置ＮＡＹとテレビ受信機ＲＥＳの画像のどちらか一方
を選択的に表示し得る。

制御回路ＣＯＮは、パネル３上のコネクタ４から信号が
戻ってきた時、シフトポジションスイッチＳＰＳがニュ
ートラルポジションまたはパーキングポジション以外の
位置に設定された場合には、操作スイッチＳＷからの信
号に応じてナビゲーション装置ＮＡＶの画像のみを表示
し得る。

したがって、本実施例装置によれば、テレビ受像機ｌが
前席側の位置にある時には、自動車の走行中におけるテ
レビ放送の受信ができないように表示パネルｌの動作が
制限される。

逆に、表示パネルｌが後席側の位置にある時には、テレ
ビ放送の受信が自由になる。従って、自動車の走行中に
運転手以外の乗員はいつでも好きな時にテレビ放送を見
ることができる。

また、本実施例装置によれば、第４図に描かれた収納状
態において、表示パネルｌがフロントコンソール２の内
部に格納される。それゆえに、衝撃などから表示パネル
ｌが保護される。

また、本実施例装置によれば、テレビ受信機１が自動車
の車室内の二か所に設置できる。したがって、一つのテ
レビ受信機ｌにより運転席や助手席および後部座席にお
いてテレビ放送を見ることができる。

〔発明の効果〕 本発明によれば、表示パネルが少なくとも二か所に設置
し得る。したがって、表示パネルを見やすい位置に移動
させてテレビ放送を見ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した自動車用表示装置を描いた斜
視図である。 第２図、第３図、第４図は、本発明の動作を略示した斜
視図である。 第５図は本実施例装置の電気的構成を描いたブロック図
である。 １・・・表示パネル、 ２・・・フロントコンソール、３・・・パネル、４・・
・コネクタ（第一のコネクタ）、５・・・コネクタ（第
二のコネクタ） ６・・・センターコンソール、 ７・・・ジャック穴、 ＣＯＮ・・・制御回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 自動車の前席側に設けられた第一のコネクタと、自動車
   の後席側に設けられた第二のコネクタと、前記第一、第
   二のコネクタのどちらか一方に差し込まれて動作する表
   示パネルと、 前記表示パネルの位置が、前席側にある時に、テレビ放
   送の受信ができないように表示パネルの動作を制限する
   制御回路と、 を備える自動車用表示装置。