JP2002318549A - 可倒式ディスプレー装置 - Google Patents
可倒式ディスプレー装置Info
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Abstract
質を向上する。 【解決手段】 可倒式ディスプレー装置10は、箱状の
基部12と可動部16とを備えており、基部12の開口
部12Aに形成した枠体18における内周部の左右両側
面18A、18Bには、略上下方向に沿ってガイド溝2
0が形成されている。可動部16の左右両側面16A、
16Bにおける上端部近傍にはガイドピン30が立設さ
れており、ガイド溝20内に移動可能に挿入されてい
る。また、可動部16が基部12の開口部12Aを閉塞
する位置にある時のガイドピン30の停止位置側となる
ガイド溝20の上端末部20Aが、基部12の開口部1
2Aの奥方へ円弧状に曲がっている。
Description
装置に係り、特に、自動車の車室内に搭載される可倒式
ディスプレー装置に関する。
式ディスプレー装置としては、特開平11−28237
5号公報等が知られている。
スプレー装置では、例えば、基部としてのケース102
における開口部104の左右の内側面102Aに各々上
下方向に伸びるガイド溝106が形成されている。一
方、スイッチ類や液晶ディスプレー等から成る表示画面
を備えた可動部110の両側部110Aの上部には、各
々ガイド突起としてのガイドピン112が突出されてお
り、これらのガイドピン112が、ガイド溝106に沿
って移動することで、可動部110が図7に実線で示す
略垂直状態から、図7に一点鎖線で示す略水平位置へ移
動可能になっている。
うな可倒式ディスプレー装置100では、可動部110
が図7に実線で示す略垂直状態から、図7に一点鎖線で
示す略水平位置へ移動を開始した直後に、図7に二点鎖
線で示すように、ケース102の開口部104内におい
て、可動部110が傾く。この結果、可動部110の上
面110Bと、ケース102における開口部104の上
内側面102Bの間隔Hが狭いと、可動部110の上面
の開口部側角部110Cと、ケース102における開口
部104の上内側面102Bとが干渉する。この干渉を
防止するためには、間隔Hを広くしたり、可動部110
の角部110Cとケース102の開口部上縁部102C
との少なくとも一方に、図7に二点鎖線で示すような面
取加工を施す必要がある。このため、図9に示される如
く、可動部110の上部と、ケース102との見切り幅
Wが大きくなり、外観品質が低下する。
との見切り幅を縮小でき、外観品質を向上できる可倒式
ディスプレー装置を得ることが目的である。
は、可動部における両側部と、前記可動部の両側部にそ
れぞれ対向する基部の開口内側部と、の何れか一方に形
成されたガイド突起と、他方に形成され前記ガイド突起
が移動可能に挿入されたガイド溝と、を備えた可倒式デ
ィスプレー装置であって、前記可動部が前記基部の開口
部閉塞位置にある時の、前記ガイド突起の停止位置側と
なる前記ガイド溝の端末部が、前記基部の開口部奥方へ
曲がっていることを特徴とする。
ら開口部開放位置側へ移動を開始すると同時に、ガイド
突起は、可動部が基部の開口部閉塞位置にある時の、ガ
イド突起の停止位置側となるガイド溝の端末から、基部
の開口部奥方へ曲がっているガイド溝の端末部に沿って
移動を開始する。このため、ガイド突起の移動方向は、
基部の開口部奥方から開口部を抜け出す方向となる。こ
の結果、移動開始と同時に可動部が傾斜し初めても、可
動部の角部が、基部の開口部の外部で回転することにな
り、可動部と基部が干渉し難くなる。このため、可動部
と基部との間隔を広くしたり、面取加工を施す必要がな
いので、可動部と基部との見切り幅を縮小でき、外観品
質を向上できる。
の可倒式ディスプレー装置において、前記ガイド溝の端
末部が円弧状に曲がっていることを特徴とする。
可動部が基部の開口部閉塞位置から開口部開放位置側へ
移動を開始すると同時に、ガイド突起は、基部の開口部
奥方へ曲がっているガイド溝の端末部となる停止位置か
らガイド溝における円弧状の端末部に沿って移動する。
この結果、可動部の移動が滑らかになる。
ー装置の一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
印UPは車両上方方向を示す。
可倒式ディスプレー装置10は、例えば、オーディオ機
器やナビゲーション機器、あるいはオーディオを兼ねた
ナビゲーション機器等であり、例えばインストルメント
パネルに装着された箱状の基部12と、スイッチ類13
や液晶ディスプレー等から成る表示画面14を有する可
動部16とを備えている。
形成されており、枠体18における内周部の左右両側面
18A、18Bには、略上下方向に沿ってガイド溝20
が形成されている。
り、図2(A)に示される如く、可動部16で、基部1
2の開口部12Aを閉塞した状態、即ち、可動部16が
略垂直に立った状態で、可動部16の左右両側面16
A、16Bが、それぞれ枠体18における内周部の左右
両側面18A、18Bと対向するようになっている。
おける下端部近傍には、それぞれ基部12内に配設した
移動装置21(図1参照)によって車両後方向(矢印A
方向)と車両前方向(矢印B方向)へ移動可能となって
いる摺動レール22の先端部22Aが、ピン24によっ
て回転可能に支持されている。
6Bにおける上端部近傍には、それぞれガイド突起とし
てのガイドピン30が立設されており、これらのガイド
ピン30がガイド溝20内に移動可能に挿入されてい
る。
動部16が基部12の開口部12Aを閉塞する位置にあ
る時のガイドピン30の停止位置(図1に実線で示す位
置)側となるガイド溝20の上端末部20Aが、基部1
2の開口部12Aの奥方(図1の矢印C方向)へ円弧状
に曲がっている。
基部12の開口部12Aを閉塞している状態、即ち、可
動部16が略垂直に立った状態では、ガイドピン30が
ガイド溝20の上端20Bにある。
2内に配設した移動装置21によって、摺動レール22
の先端部22Aが車両後方向(矢印A方向)へ移動を開
始すると、ガイドピン30がガイド溝20の上端末部2
0Aに沿って矢印D方向(図1の矢印C方向と反対方
向)へ移動する。
動を開始すると同時に、ガイドピン30は、ガイド溝2
0の上端から、基部12の開口部12Aの奥方へ曲がっ
ているガイド溝20の端末部20Aに沿って移動を開始
する。このため、ガイドピン30の移動方向(図1の矢
印D方向)は、基部12の開口部12Aの奥方から開口
部12Aを抜け出す方向となる。
動開始と同時に可動部16が傾斜し初めても、可動部1
6の車両後側上端の角部(上面の開口部側角部)16C
が、基部12の開口部12Aの外部で回転することにな
り、可動部16と基部12が干渉し難くなる。このた
め、可動部16と基部12との間隔を広くしたり、面取
加工を施す必要がないので、図4に示される如く、可動
部16の上部と基部12との見切り幅Wを縮小でき、外
観品質を向上できる。
6Dには、面取加工が施されており、基部12と干渉し
ないようになっている。
が、ガイド溝20における円弧状の端末部20Aに沿っ
て移動するため、可動部16の移動が滑らかになる。
レール22の先端部22Aが車両後方向(矢印A方向)
へ更に移動すると、ガイドピン30がガイド溝20に沿
って下方(矢印E方向)へ移動し、ガイド溝20の下端
20Cに達し、可動部16は略水平状態となる。
ら、図2(A)の略垂直状態へ移動する場合には、ガイ
ドピン30はガイド溝20に沿って下端20Cから上端
20Bへ移動する。
方に僅かに傾斜させたチルト状態で停止させることで、
表示画面14の視認性を良くすることができる。また、
可動部16を図2(C)に示す、略水平状態とすること
で、基部12内のスペース40に配設されたカセットテ
ープやCD、MD等の挿入部の操作が容易になる。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
基部12の開口部12Aを閉塞する位置にある時のガイ
ドピン30の停止位置(図1に実線で示す位置)側とな
るガイド溝20の上端末部20Aが、基部12の開口部
12Aの奥方(図1の矢印C方向)へ円弧状に曲がって
いるが、これに代えて、図5に示される如く、ガイド溝
20の上端末部20Aを、基部12の開口部12Aの奥
方(図5の矢印E方向)へ直線状に曲げても良い。ま
た、図6に示される如く、ガイド溝20の上端末部20
Aを、基部12の開口部12Aの奥方(図6の矢印F方
向)へL字状に曲げても良い。
ー装置10の基部12を、インストルメントパネルに装
着された箱状の部材としたが、本発明の可倒式ディスプ
レー装置10はこれに限定されず、インストルメントパ
ネル等の車室内装材の一部を基部とした構成としても良
い。
ー装置10の基部12側にガイド溝20を形成し、可動
部16側にガイド突起としてのガイドピン30を形成し
たが、これに代えて、可倒式ディスプレー装置10の基
部12側にガイド突起としてのガイドピン30を形成
し、可動部16側にガイド溝20を形成した構成として
も良い。また、ガイド突起はガイドピン30に限定され
ず、ローラ等の他の構成としても良い。
る両側部と、可動部の両側部にそれぞれ対向する基部の
開口内側部と、の何れか一方に形成されたガイド突起
と、他方に形成されガイド突起が移動可能に挿入された
ガイド溝と、を備えた可倒式ディスプレー装置であっ
て、可動部が基部の開口部閉塞位置にある時の、ガイド
突起の停止位置側となるガイド溝の端末部が、基部の開
口部奥方へ曲がっているため、可動部と基部との見切り
幅を縮小でき、外観品質を向上できるという優れた効果
を有する。
の可倒式ディスプレー装置において、ガイド溝の端末部
が円弧状に曲がっているため、請求項1に記載の効果に
加えて、可動部の移動が滑らかになるという優れた効果
を有する。
装置の要部を示す側断面図である。
装置の要部を示し、(A)は可動部の略垂直状態の側断
面図、(B)は可動部のチルト状態の側断面図、(C)
は可動部の略水平状態の側断面図である。
装置を示す斜視図である。
装置を示す正面図である。
ー装置の要部を示す拡大側断面図である。
ー装置の要部を示す拡大側断面図である。
断面図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 可動部における両側部と、前記可動部の
両側部にそれぞれ対向する基部の開口内側部と、の何れ
か一方に形成されたガイド突起と、他方に形成され前記
ガイド突起が移動可能に挿入されたガイド溝と、を備え
た可倒式ディスプレー装置であって、 前記可動部が前記基部の開口部閉塞位置にある時の、前
記ガイド突起の停止位置側となる前記ガイド溝の端末部
が、前記基部の開口部奥方へ曲がっていることを特徴と
する可倒式ディスプレー装置。 - 【請求項2】 前記ガイド溝の端末部が円弧状に曲がっ
ていることを特徴とする請求項1に記載の可倒式ディス
プレー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001122044A JP2002318549A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 可倒式ディスプレー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001122044A JP2002318549A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 可倒式ディスプレー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002318549A true JP2002318549A (ja) | 2002-10-31 |
Family
ID=18971820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001122044A Pending JP2002318549A (ja) | 2001-04-20 | 2001-04-20 | 可倒式ディスプレー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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