JPH11282375A - ディスプレーの開閉構造 - Google Patents

ディスプレーの開閉構造

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JPH11282375A
JPH11282375A JP10079640A JP7964098A JPH11282375A JP H11282375 A JPH11282375 A JP H11282375A JP 10079640 A JP10079640 A JP 10079640A JP 7964098 A JP7964098 A JP 7964098A JP H11282375 A JPH11282375 A JP H11282375A
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JP10079640A
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Yoshihiko Goshima
善彦 五島
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付けスペースの制約を軽減できて、より
汎用性が向上するようにする。 【解決手段】 シャーシ本体11の前面開口11aに略
垂直状態で配置されたディスプレー13の上部の上支点
41には、略水平後方に伸長する横リンク40が連結さ
れ、摺動部材16には、略垂直上方に伸長する縦リンク
42が連結され、この縦リンク42と横リンク40とが
連結されて、摺動部材16とディスプレー13とで平行
四辺形のリンク機構を構成すると共に、シャーシ本体1
1のガイド溝11hは、シャーシ本体11の後部で前方
に湾曲して設けられ、このガイド溝11hに縦リンク4
2と横リンク40との連結部45が支持されて、ディス
プレー13の上部の上下方向の移動時に、ディスプレー
13の上部を各リンク40,42を介して後方向に移動
させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ機器等
におけるディスプレーの開閉構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーディオ機器やナビゲーショ
ン機器、あるいはオーディオを兼ねたナビゲーション機
器等においては、図13に示すように、箱状シャーシ本
体1の前枠2の前面開口2aに略垂直状態で、スイッチ
類3や表示画面4を設けたディスプレー5を配置してい
る。
【0003】上記ディスプレー5は、図14(a)に示
すように、下端部の下支点5aをシャーシ本体1に設け
た摺動部材6で前後方向に移動するように支持すると共
に、上端部の上支点5bを前枠2に設けたガイド溝7で
上下方向に移動するように支持して、図14(b)
(c)に示すように、ディスプレー5の下端部を前方に
移動させながら上端部を下方に移動させて、前枠2の前
面開口2aを開くことができる。
【0004】なお、図14(b)は、ディスプレー5の
視認性を良くするために、ディスプレー5を後方に僅か
に傾斜させたチルト状態である。
【0005】上記ディスプレー5を大きく開くことによ
り、シャーシ本体1内のスペースSにセットするカセッ
トテープやCD,MD等を容易に交換できるようにな
る。
【0006】しかしながら、上記従来の開閉構造では、
前枠2に設けたガイド溝7の上部及び中間部が上下方向
に直線状であって、下部のみが前方に湾曲されているの
で、図14(c)のように、前面開口2aを大きく開い
たとき、ディスプレー5が前枠2から前方に大きく突出
するから、これに伴って、ディスプレー5の下端部の下
支点5aを前後方向に移動させる摺動部材6の摺動スト
ロークが非常に長くなる。
【0007】このため、ディスプレー5の突出量が制限
されると、ディスプレー5は、図14(c)に二点鎖線
aで示すような斜め状態でしか開くことができないか
ら、カセットテープ等の交換が困難になるという問題が
あった。
【0008】このため、本出願人は、特願平8−281
029号等において、図12に示すように、摺動部材6
の摺動ストロークが短くてもディスプレー5を略水平状
態まで大きく開くことができ、かつ開閉移動もスムーズ
に行えるディスプレーの開閉構造を提案した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このディスプレーの開
閉構造は、シャーシ本体1の前面開口2a側に設けたガ
イド溝2bでディスプレー5の上端部の上支点5bを上
下方向に移動するように支持しているから、車種によっ
ては取り付けスペース等の制約を受ける場合があった。
【0010】本発明は、上記本出願人が提案したディス
プレーの開閉構造の改善に係るものであって、取り付け
スペースの制約を軽減できて、より汎用性が向上するよ
うにしたディスプレーの開閉構造を提供することを課題
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、箱状シャーシ本体の前面開口に略垂直状
態でディスプレーが配置され、このディスプレーの下部
の下支点は、シャーシ本体に設けた摺動部材で前後方向
に移動するように支持されると共に、ディスプレーの上
部の上支点は、シャーシ本体に設けたガイド溝で上下方
向に移動するように支持されて、ディスプレーの下部が
前方に移動しながら上部が下方に移動して、シャーシ本
体の前面開口を開くようにした開閉構造において、上記
ディスプレーの上部の上支点には、略水平後方に伸長す
る横リンクが連結され、上記摺動部材には、略垂直上方
に伸長する縦リンクが連結され、この縦リンクと横リン
クとが連結されて、上記摺動部材とディスプレーとで平
行四辺形のリンク機構を構成すると共に、上記シャーシ
本体のガイド溝は、シャーシ本体の後部で前方に湾曲し
て設けられ、このガイド溝に上記縦リンクと横リンクと
の連結部が支持されて、ディスプレーの上部の上下方向
の移動時に、ディスプレーの上部を各リンクを介して後
方向に移動させるようにしていることを特徴とするディ
スプレーの開閉構造を提供するものである。
【0012】本発明によれば、縦リンクと横リンクと摺
動部材とディスプレーとで平行四辺形のリンク機構を構
成して、縦リンクと横リンクとの連結部をシャーシ本体
の後部で前方に湾曲して設けたガイド溝で支持すること
により、ディスプレーの上部の特に下方向の移動時に、
各リンクで上部を後方に移動させることにより、シャー
シ本体の内方に大きく引き込むことができ、摺動部材の
摺動ストロークが短くてもディスプレーを略水平状態で
大きく開くことが可能となる。
【0013】請求項2のように、上記摺動部材とディス
プレーとの間に、ディスプレーを略垂直状態に付勢する
ばね部材を設けると、この付勢力が縦リンクと横リンク
との連結部を持ち上げる方向に作用する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0015】図1及び図2に示すように、四角箱状のシ
ャーシ本体11の前面開口11aに略垂直状態でディス
プレー13が配置されている。
【0016】図3、図8及び図9に示すように、上記シ
ャーシ本体11の内底面の左右位置には、前後方向に伸
長する長方形状のフラットな膨出部11b,11cがそ
れぞれ形成され、左側の膨出部11bには前後方向に長
い1個の長穴11dが形成されると共に、右側の膨出部
11cには、前後方向に短い3個の長穴11e,11
f,11gが所定の配列で形成されている。
【0017】上記シャーシ本体11の右側の膨出部11
cの上面には、図10に示すように、前後方向に伸長す
る逆L字状の第1摺動部材14が配置され、この第1摺
動部材14の裏面には、各長穴11e,11f,11g
に対応する段付ガイドピン15がそれぞれ取り付けられ
て、各ガイドピン15の大径頭部を各長穴11e,11
f,11gの後端部の大径穴に上方から嵌入した後に、
第1摺動部材14を前方に摺動させると、各ガイドピン
15の大径頭部が各長穴11e,11f,11gの裏面
で係止されて、第1摺動部材14の上下位置が規制され
ると共に、各ガイドピン15が各長穴11e,11f,
11gでガイドされて、前後方向に各長穴11e〜11
gの長さに相当する所定のストロークL1(図9参照)
で摺動できるようにガイドされる。
【0018】図10に示したように、平面から見てU字
形状の第2摺動部材16が設けられ、この第2摺動部材
16の左摺動部16aは、上記シャーシ本体11の左側
の膨出部11bの上面に配置され、この左摺動部16a
の裏面には、第1摺動部材14と同様に、長穴11dに
対応する段付ガイドピン15が取り付けられて、このガ
イドピン15の大径頭部を長穴11dの後端部の大径穴
に上方から嵌入した後に、第2摺動部材16を前方に摺
動させると、ガイドピン15の大径頭部が長穴11dの
裏面で係止されて、左摺動部16aの上下位置が規制さ
れると共に、ガイドピン15が長穴11dでガイドされ
て、前後方向に長穴11dの長さに相当する所定のスト
ロークL2(図9参照)で摺動できるようにガイドされ
る。
【0019】この第2摺動部材16の右摺動部16b
は、上記右側の膨出部11cの第1摺動部材14の上面
に配置され、この右摺動部16bの側面には、前後方向
に伸長する前後一対の長穴16cが形成され、この各長
穴16cに第1摺動部材14の側面のガイドピン17が
それぞれ嵌入されて止め輪18で保持されて、第2摺動
部材16の右摺動部16bが前後方向に長穴16cの長
さに相当する所定のストロークL3で摺動できるように
ガイドされる。
【0020】第1摺動部材14のストロークL1と第2
摺動部材16の左摺動部16aのストロークL2と右摺
動部16bのストロークL3とは、ほぼL1+L3=L
2に設定されていて、これにより、第2摺動部材16の
左摺動部16bと右摺動部16aとは同一ストロークL
2で前後摺動することができる。
【0021】第2摺動部材16の左摺動部16aと右摺
動部16bとは、連結前部16dで一体に連結されて、
この連結前部16dの後端にはスイッチ用突起16eが
形成されている。
【0022】なお、第2摺動部材16の左摺動部16a
と右摺動部16bとがシャーシ本体11の内底面と水平
となるように、第1摺動部材14が介在する右側の膨出
部11cの上面は、左側の膨出部11bの上面よりも第
1摺動部材14の板厚分だけ低く形成されている。
【0023】図6及び図9に示すように、上記シャーシ
本体11の内底面のほぼ中央位置には、この内底面を切
り起こしたL字形状のブラケット19にねじ20でモー
タ21が横向きに固定され、このモータ21の出力用ウ
オーム22に隣接して、上記シャーシ本体11の内底面
に立設した支軸23に、上下2段の反射板付きウオーム
ホイール24aと小径ギヤ24bとが回転自在に支持さ
れて止め輪25で抜け止めされ、このウオームホイール
24aにモータ21のウオーム22が噛合されている。
【0024】上記支軸23に隣接して、上記シャーシ本
体11の内底面に立設した支軸26に、上下2段の大径
ギヤ27aと小径ギヤ27bとが回転自在に支持されて
止め輪28で抜け止めされ、この大径ギヤ27aに上記
支軸23の小径ギヤ24bが噛合されると共に、小径ギ
ヤ27bには、上記第2摺動部材16の右摺動部16b
の内側縁に形成した前後方向のラック16fが噛合され
ている。
【0025】したがって、モータ21の正逆転駆動によ
り、ウオーム22→反射板付きウオームホイール24a
→小径ギヤ24b→大径ギヤ27a→小径ギヤ27b→
ラック16fを介して第2摺動部材16がストローク
(L1+L3)で前後方向に摺動されるようになる。
【0026】上記支軸23に隣接して、上記シャーシ本
体11の内底面に立設した支軸30にフォトセンサー3
1a付きの基板31の一端部がねじ32が固定され、他
端部は、上記支軸23の上端部に嵌入されて、上記反射
板付きウオームホイール24aと小径ギヤ24bととも
に上記止め輪25で抜け止めされている。
【0027】上記基板31のフォトセンサー31aは、
反射板付きウオームホイール24aに上方から対向し
て、この反射板24cの回転数をフォトセンサー31a
で検出することによりモータ21の駆動を制御して、第
2摺動部材16の前後方向の摺動ストローク(L1+L
3=L2)を任意に設定することができる。
【0028】また、上記シャーシ本体11の内底面に検
出スイッチ33がねじ34で固定され、後方向に摺動し
た第2摺動部材16の上記スイッチ用突起16eが検出
スイッチ33をオンすることにより、モータ21を駆動
停止させるようになる。
【0029】第2摺動部材16の左摺動部16aと右摺
動部16bの前端には、上記ディスプレー13の両側下
部が段付ねじ(下支点)37で前後回動自在に取り付け
られ、この各段付ねじ37には、ワイヤースプリング3
8が巻装されて、このワイヤースプリング38の一端部
は、図11のようにディスプレー13のばね掛け部13
aに係止され、他端部は左摺動部16aと右摺動部16
bのばね掛け部16gにそれぞれ係止されることによ
り、ディスプレー13が略垂直状態となるように付勢し
ている。
【0030】上記ディスプレー13の両側上部には、略
水平後方に伸長する横リンク40の前端が段付ねじ(上
支点)41で回動自在に連結されると共に、第2摺動部
材16の左摺動部16aと右摺動部16bの後部の各立
上がり部16hには、略垂直上方に伸長する縦リンク4
2の下端のピン43が回転自在に連結されて止め輪43
aで抜け止めされ、この縦リンク42の上端と横リンク
40の後端とがピン44で回動自在に連結されている。
【0031】そして、図4及び図5に示すように、上記
第2摺動部材16の各摺動部16a,16bとディスプ
レー13と縦リンク42と横リンク40とで平行四辺形
のリンク機構を構成する。
【0032】上記シャーシ本体11の両側面の後部に
は、前方に湾曲したガイド溝11hがそれぞれ形成さ
れ、この各ガイド溝11hに上記縦リンク42の上端と
横リンク40の後端とを連結するピン44で支持したロ
ーラ45が嵌入されて、ピン44の止め輪46で抜け止
めされている。
【0033】上記のようなディスプレー13の開閉構造
による作用を次に説明する。
【0034】図5に示すように、今、ディスプレー13
がシャーシ本体11の前面開口11aを略垂直状態で閉
じているとする。
【0035】この状態で開用スイッチをオンすると、モ
ータ21が正転し、ウオーム22、反射板付きウオーム
ホイール24a、小径ギヤ24b、大径ギヤ27a、小
径ギヤ27bが回転して、ラック16fにより、まず第
2摺動部材16が右摺動部16bの長穴16cの長さに
相当するストロークL3で前摺動される。
【0036】そして、第2摺動部材16がストロークL
3で前摺動した後に、長穴16cの後端部でガイドピン
17を引っ掛けることにより、第1摺動部材14も共に
前摺動されて、第2摺動部材16は第1摺動部材14の
ストロークL1分だけさらに前摺動される(L1+L
3)。なお、第2摺動部材16の左摺動部16aも同一
ストロークL2で前摺動する(L1+L3=L2)。
【0037】この第2摺動部材16の前摺動で、ねじ
(下支点)37によりディスプレー13の下部が前移動
されるに従って、各リンク40,42のローラ45がシ
ャーシ本体11のガイド溝11hでガイドされることに
よりディスプレー13の上部が下移動されるようにな
る。
【0038】なお、ディスプレー13の上部の下移動途
中でチルト状態に維持したい場合には、第2摺動部材1
6のその時の摺動ストロークを上記反射板24aとフォ
トセンサー31aとで検出しておくと、カウンターでカ
ウントしたパルス数に応じた摺動ストロークで第2摺動
部材16を前摺動させることにより、ディスプレー13
をそのチルト状態に維持することができる。
【0039】第2摺動部材16をさらに前摺動させる
と、ねじ(下支点)37によりディスプレー13の下部
がさらに前移動されるのに従って、各リンク40,42
のローラ45がシャーシ本体11のガイド溝11hでさ
らにガイドされることにより、ディスプレー13の上部
がさらに下移動されて、図7に示すように、ディスプレ
ー13が略水平状態で大きく開かれるようになる。
【0040】上記のように、縦リンク42と横リンク4
0と第2摺動部材16とディスプレー13とで平行四辺
形のリンク機構を構成して、縦リンク42と横リンク4
0との連結部のローラ45をシャーシ本体11の後部の
ガイド溝11hで支持することにより、ディスプレー1
3の上部の特に下方向の移動時に、各リンク40,42
で上部を後方に移動させることにより、シャーシ本体1
1の内方に大きく引き込むことができ、第2摺動部材1
6の摺動ストローク(L1+L3=L2)が短くてもデ
ィスプレー13を略水平状態で大きく開くことが可能と
なるから、カセットテープ等を容易に交換できるように
なる。
【0041】また、ガイド溝11hがシャーシ本体11
の後部に設けられるから、シャーシ本体11の前部に設
けられた先行技術と比較して、取り付けスペースの制約
が軽減できて、より汎用性が向上するようになる。
【0042】さらに、平行四辺形のリンク機構(13,
40,42,16)を利用してディスプレー13を開閉
できるから、ディスプレー13がスムーズに開閉するよ
うになる。
【0043】さらにまた、上記ディスプレー13を略垂
直状態に付勢するワイヤースプリング38の付勢力は、
縦リンク42と横リンク40との連結部のローラ45を
持ち上げる方向に作用するから、シャーシ本体11のガ
イド溝11hの傾斜を寝かせる必要が無くなり、傾斜を
立たせることが可能となり、この点からも、第2摺動部
材16の摺動ストローク(L1+L3=L2)が短くて
もディスプレー13を略水平状態で大きく開くことが可
能となる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のディスプレーの開閉構造は、縦リンクと横リンクと
摺動部材とディスプレーとで平行四辺形のリンク機構を
構成して、縦リンクと横リンクとの連結部をシャーシ本
体の後部のガイド溝で支持することにより、ディスプレ
ーの上部の特に下方向の移動時に、各リンクで上部を後
方に移動させることにより、シャーシ本体の内方に大き
く引き込むことができ、摺動部材の摺動ストロークが短
くてもディスプレーを略水平状態で大きく開くことが可
能となるから、カセットテープ等を容易に交換できるよ
うになる。また、ガイド溝がシャーシ本体の後部に設け
られるから、取り付けスペースの制約が軽減できて、よ
り汎用性が向上するようになる。さらに、平行四辺形の
リンク機構を利用してディスプレーを開閉できるから、
ディスプレーがスムーズに開閉するようになる。
【0045】請求項2のように、摺動部材とディスプレ
ーとの間に、ディスプレーを略垂直状態に付勢するばね
部材を設けると、この付勢力が縦リンクと横リンクとの
連結部を持ち上げる方向に作用するから、シャーシ本体
のガイド溝の傾斜を立たせることが可能となり、この点
からも、摺動部材の摺動ストロークが短くてもディスプ
レーを略水平状態で大きく開くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のディスプレーの開閉構造の斜視図
である。
【図2】 ディスプレーの正面図である。
【図3】 シャーシ本体の平面断面図である。
【図4】 シャーシ本体の左側面図である。
【図5】 シャーシ本体の右側面図である。
【図6】 シャーシ本体の背面図である。
【図7】 ディスプレーを開いたシャーシ本体の右側
面図である。
【図8】 ディスプレーとシャーシ本体の分解斜視図
である。
【図9】 シャーシ本体の斜視図である。
【図10】 リンク構造の分解斜視図である。
【図11】 ディスプレーの斜視図である。
【図12】 先行技術のディスプレーの開閉構造の斜視
図である。
【図13】 従来技術のディスプレーの開閉構造の斜視
図である。
【図14】 従来の摺動部材とディスプレーとガイド溝
との関係を示し、(a)はディスプレーの略垂直状態の
側面図、(b)はディスプレーのチルト状態の側面図、
(c)はディスプレーの略水平状態の側面図である。
【符号の説明】
11 シャーシ本体 11a 前面開口 11h ガイド溝 13 ディスプレー 37 ねじ(下支点) 38 ワイヤースプリング 40 横リンク 41 ねじ(上支点) 42 縦リンク 45 ローラ(連結部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状シャーシ本体の前面開口に略垂直状
    態でディスプレーが配置され、このディスプレーの下部
    の下支点は、シャーシ本体に設けた摺動部材で前後方向
    に移動するように支持されると共に、ディスプレーの上
    部の上支点は、シャーシ本体に設けたガイド溝で上下方
    向に移動するように支持されて、ディスプレーの下部が
    前方に移動しながら上部が下方に移動して、シャーシ本
    体の前面開口を開くようにした開閉構造において、 上記ディスプレーの上部の上支点には、略水平後方に伸
    長する横リンクが連結され、上記摺動部材には、略垂直
    上方に伸長する縦リンクが連結され、この縦リンクと横
    リンクとが連結されて、上記摺動部材とディスプレーと
    で平行四辺形のリンク機構を構成すると共に、上記シャ
    ーシ本体のガイド溝は、シャーシ本体の後部で前方に湾
    曲して設けられ、このガイド溝に上記縦リンクと横リン
    クとの連結部が支持されて、ディスプレーの上端部の上
    下方向の移動時に、ディスプレーの上部を各リンクを介
    して後方向に移動させるようにしていることを特徴とす
    るディスプレーの開閉構造。
  2. 【請求項2】 上記摺動部材とディスプレーとの間に、
    ディスプレーを略垂直状態に付勢するばね部材を設けた
    請求項1に記載のディスプレーの開閉構造。
JP10079640A 1998-03-26 1998-03-26 ディスプレーの開閉構造 Withdrawn JPH11282375A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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