JPH0672234U - 運転コンデンサ - Google Patents

運転コンデンサ

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Publication number
JPH0672234U
JPH0672234U JP1746993U JP1746993U JPH0672234U JP H0672234 U JPH0672234 U JP H0672234U JP 1746993 U JP1746993 U JP 1746993U JP 1746993 U JP1746993 U JP 1746993U JP H0672234 U JPH0672234 U JP H0672234U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
case
terminal
snap
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP1746993U
Other languages
English (en)
Inventor
上人 川島
正英 小林
博史 貝瀬
Original Assignee
三洋電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP1746993U priority Critical patent/JPH0672234U/ja
Publication of JPH0672234U publication Critical patent/JPH0672234U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相誘導電動機の出力に応じて標準化された
運転コンデンサを接続する場合の部品点数を削減し、取
り付けの作業性を向上させ、更に製造工程中に生ずる端
子及びコンデンサ素子の傾きを防止する。 【構成】 運転コンデンサのケース11の上部と下部と
にケース同士が互いに上下にスナップ係合可能な上縁部
19及び凹部19Aを設け、端子下部14Bを細長い箱
形にして他のコンデンサの端子上部14Aをスナップ係
合可能にさせ、更に、前記箱形の端子下部14Bを垂直
に固定する受け20をケース11の底部に設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は一般に単相誘導電動機を駆動源とするコンプレッサの分野に関し、 特に運転コンデンサの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の運転コンデンサの一部切断立面図を図6(A)に、図6(A)のF−F 断面図及びG矢視平面図をそれぞれ図6(B)及び図6(C)に示すが、箱形の ケース1の中にコンデンサ素子2が充填剤3で固定され、コンデンサ素子2の両 端部に端子4が固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
通常、運転コンデンサはコンプレッサとの組合わせによりある特定の容量、耐 圧が決められるが、コンプレッサによって数多くの組合わせ(特に容量)が必要 である。しかしながら必要な容量、耐圧のコンデンサを多種類作ることは不可能 であり、JIS等で規定されたコンデンサを使用するのが一般的である。このた めに、必要なコンデンサの容量を得る方法として、図7に示すようにコンデンサ を2個(場合により更に多数)並列に接続する方法がとられるが、この方式では コンデンサ取付ビス5や配線6が多く必要であり、これらの取り付けのために作 業性が悪いという問題がある。 更に、図8に示すようにコンデンサ素子2とケース1との間にはある程度の遊 びがあるために製造工程中にコンデンサ素子2が傾き、極端な場合には端子4の 上部がケース1に接触したり、コンデンサ素子2を固定する充填剤の注入が不円 滑ですが発生し易くなる欠点を有する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、ケース、端子、コンデンサ素子及び充填剤から構成される運転コ ンデンサにおいて、ケースの上部と下部とにケース同士が互いに上下にスナップ 係合可能な上縁部及び凹部を設け、前記端子の下部の形状を細長い箱形にして他 のコンデンサの端子の上部がスナップ係合可能にされ、更に、前記ケースの底部 に前記箱形の端子下部を垂直に固定する受けを設けることにより上記の課題を解 決した。
【0005】
【作用】
運転コンデンサを並列に接続する場合、一つのケースの上に他のケースを載せ て互いに押すと、例えば上に載るケースの下部にある凹部が下のケースの上部に ある上縁部とスナップ係合すると共に、上の運転コンデンサの端子の箱形下部に 下の運転コンデンサの端子の上部がスナップ係合する。 又、ケースの底部に設けられた受けに端子が垂直にガイドされ、コンデンサ素 子はケースの中心部に位置され充填剤が円滑に注入される。
【0006】
【実施例】
本考案による運転コンデンサの一実施例の一部切断立面図を図1(A)に、図 1(A)のA−A断面図及びB矢視平面図をそれぞれ図1(B)及び図1(C) に示し、更に、図1(A)のC部及びD部の拡大図をそれぞれ図2及び図3に示 す。 箱形のケース11の上部の上縁部19には、長辺水平方向片側に沿って凸部1 7(図1(B)参照)、短辺水平方向片側に沿って凹部18(図2参照)が設け られ、箱形ケース11の下部には、前記の凸部17がある側には段付き凹部17 A、反対側には凹部19A(図1(B)参照)が、又、凹部18がある側には段 付き凹部18A(図3参照)が設けられ、一つの運転コンデンサ10Aに他の運 転コンデンサ10Bを載せると、図5に示すように凸部17は他のケースの段付 き凹部17Aに、上縁部19は凹部19Aにスナップ係合するようになっており 、そのとき凹部18は段付き凹部18Aに(図2、3参照)係合する。
【0007】 又、図1(B)及び図3に示すようにケース11の底部には、底部の厚さt1 より遥かに薄い厚さt2 を有する小箱形の受け20がケース11と一体に形成さ れ、後述する端子14の箱形の端子下部14Bが垂直に挿入されるようになって いる。
【0008】 コンデンサ素子2の両端部に垂直に固定される端子14の正面図及び側面図を それぞれ図4(A)及び図4(B)に、図4(A)のE−E断面図を図4(C) に示すが、端子14は従来の端子4(図6(A)(B)参照)と同様な端子上部 14Aと細長い箱形の端子下部14Bとから成り、両者は溶接又はろう付け等で 接合され、端子下部14Bの図4(A)における手前の側の垂直中心線に沿い切 断線21が、又、中心付近に内側への小球突起22が設けられ、更に両側面には 下部を残して内部巾を狭くする押しつぶし部23が設けられている。 上記構成において、図5に示すように2個の運転コンデンサ10A、10Bを 上下に重ね、下のコンデンサの端子先端で上のコンデンサの受けの薄い底部を押 し破ると、ケースは上述のとおりそれぞれの上縁部、凹部がスナップ係合し、下 のコンデンサの端子上部14Aの肩24が上のコンデンサの端子下部14Bに挿 入されると、下部14Bの箱形内部巾が押しつぶし部23で狭められた所に衝き 当り、端子上部14Aの穴25に端子下部14Bの小球突起22がスナップ係合 する。中心切断線21は端子下部14Bに弾性を保持させる役目を果たす。又、 ケースの受けは端子14を垂直に保持する。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、2個以上の運転コンデンサをワンタッチのスナップ係合で並 列に組み合わせることができるので、作業性は格段に向上し、多数の取付ネジや 配線を必要とせず、占有スペースを最小限にすることができる。又製造工程中、 端子が受けにより垂直に保持され、充填剤が円滑に注入されてすが発生する心配 がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案による運転コンデンサの一実施
例の一部切断立面図、(B)は(A)のA−A断面図、
(C)は(A)のB矢視平面図である。
【図2】図1(A)のC部拡大図である。
【図3】図1(A)のD部拡大図である。
【図4】(A)は本考案による運転コンデンサの端子の
正面図、(B)は(A)の側面図、(C)は(A)のE
−E断面図である。
【図5】図1(B)に示す運転コンデンサを2個並列に
接続した組立断面図である。
【図6】(A)は従来の運転コンデンサの一部切断立面
図、(B)は(A)のF−F断面図、(C)は(A)の
G矢視平面図である。
【図7】従来の運転コンデンサを2個並列に接続する場
合の説明図である。
【図8】従来の運転コンデンサの製作工程中、充填剤を
注入する前に端子及びコンデンサ素子がケースに対し傾
斜した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
2:コンデンサ素子 3:充填剤 10A、10B:運転コンデンサ 11:ケース 14:端子 14A:端子上部 14B:端子下部 17:凸部 17A:段付き凹部 18:凹部 18A:段付き凹部 19:上縁部 19A:凹部 20:受け

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース、端子、コンデンサ素子及び充填
    剤から構成される運転コンデンサにおいて、前記ケース
    の上部と下部とにケース同士が互いに上下にスナップ係
    合可能な上縁部及び凹部を設け、前記端子の下部の形状
    は細長い箱形にして他のコンデンサの端子の上部をスナ
    ップ係合可能にさせ、更に、前記ケースの底部に前記箱
    形の端子下部を垂直に固定する受けを設けていることを
    特徴とする運転コンデンサ。
JP1746993U 1993-03-17 1993-03-17 運転コンデンサ Pending JPH0672234U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1746993U JPH0672234U (ja) 1993-03-17 1993-03-17 運転コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1746993U JPH0672234U (ja) 1993-03-17 1993-03-17 運転コンデンサ

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Publication Number Publication Date
JPH0672234U true JPH0672234U (ja) 1994-10-07

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ID=11944884

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