JP2003077599A - ジョイントコネクタ及びその製造方法 - Google Patents

ジョイントコネクタ及びその製造方法

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JP2003077599A
JP2003077599A JP2001267444A JP2001267444A JP2003077599A JP 2003077599 A JP2003077599 A JP 2003077599A JP 2001267444 A JP2001267444 A JP 2001267444A JP 2001267444 A JP2001267444 A JP 2001267444A JP 2003077599 A JP2003077599 A JP 2003077599A
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bus bar
crank
connector
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joint connector
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JP2001267444A
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Nozomi Kawasaki
望美 川崎
Hirobumi Hagikura
博文 萩倉
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョイントコネクタのコンパクト化を図るこ
とのできるジョイントコネクタ及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】 ハウジング本体11の嵌挿部23に嵌挿
され且つ相手コネクタに対応した嵌合部25、27を有
する開口部品29を選択して、この開口部品29にバス
バー15を構成する複数のクランク状の分割バスバー1
5A、15Bを圧入してからハウジング本体11に嵌挿
する。このとき、クランク状部分を有して互いに隣接す
る分割バスバー15A、15B間には、絶縁部材41が
介在されており、絶縁状態を保持した状態で、互いに入
り込むラップ代をコネクタ嵌合軸線に対して直交する横
方向に有するので、ジョイントコネクタのコンパクト化
を図ることができる。よって、ジョイントコネクタ1の
汎用性を拡大すると共に、コンパクト化を図ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コネクタ同士を
電気的に接続するためのジョイントコネクタ及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9〜図13には、従来より使用されて
いるジョイントコネクタ101の一例が示されている。
このジョイントコネクタ101では、例えばハウジング
本体103の一方の側(図11中右側)には1個のコネ
クタ105を嵌合させるために、このコネクタ105の
外形に合った形状の嵌合部107を有し、他方の側(図
11中左側)には2個のコネクタ109、111を嵌合
させるために、各々のコネクタ109、111の外形に
合った形状をした2個の嵌合部113、115が設けら
れている。
【0003】また、ハウジング本体103の中央部には
中央壁117が設けられており、この中央壁117の高
さ方向に、上下2段のバスバー119、121が設けら
れており、バスバー119、121の端部が端子部12
3として各嵌合部107、113、115に突出してい
る。ここでは、図12及び図13に示されているように
前記バスバー119、121は、各々分割されており、
上段のバスバー119は、バスバー119A、119
B、119C、119Dから構成されている。また、下
段のバスバー121は、バスバー121A、121B、
121C、121D、121Eから構成されている。こ
れらのバスバー119、121は、薄板からプレス加工
により形成される。
【0004】従って、1個のコネクタ105と、2個の
コネクタ109、111との接続は、各コネクタ10
5、109、111をそれぞれの嵌合部107、11
3、115に嵌合させることにより、バスバー119、
121を介して行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の技術においては、例えば図13における
分割されたバスバー121Aとバスバー121Bとの間
やバスバー121Bとバスバー121Cとの間のよう
に、クランク状部分125が隣り合う場合には無駄な空
間が必要となって、ジョイントコネクタ101のコンパ
クト化を妨げているという問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
着目してなされたものであり、ジョイントコネクタのコ
ンパクト化を図ることのできるジョイントコネクタ及び
その製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のジョイントコネクタは、所定回路を
形成する複数の端子部を有するバスバーが該端子部を相
手コネクタの嵌合する嵌合部に突出するようにハウジン
グ本体内に装着され、該ハウジング本体の両方向から複
数の前記相手コネクタが嵌合接続される両差しタイプの
ジョイントコネクタであって、前記ハウジング本体と別
体に設けられ且つ前記バスバーが装着された開口部品
と、該開口部品を嵌挿する嵌挿部を有する前記ハウジン
グ本体とから構成され、前記開口部品の前記相手コネク
タを嵌合させる前記嵌合部内に突出する前記バスバーが
別回路を形成する複数の分割バスバーから構成されると
共に、前記分割バスバー同士が隣接する側端部に各々ク
ランク状部分が形成され、前記クランク状部分の間に絶
縁部材が介在されていることを特徴とする。
【0008】従って、ハウジング本体の嵌挿部に嵌挿さ
れ且つ相手コネクタに対応した嵌合部を有する開口部品
を選択して、この開口部品にバスバーを構成する複数の
クランク状の分割バスバーを圧入してからハウジング本
体内に嵌挿する。このとき、クランク状部分を有して互
いに隣接する分割バスバー間には、絶縁部材が介在され
ていて、双方の分割バスバーは絶縁状態を保持した状態
で、互いに入り込む(コネクタ嵌合軸線に対して直交す
る横方向にラップ代を有する)構造とすることができる
ので、ジョイントコネクタのコンパクト化を図ることが
できる。
【0009】請求項2記載のジョイントコネクタは、請
求項1記載のジョイントコネクタにおいて、前記絶縁部
材が、前記分割バスバーを位置決めする配線板上に設け
られて隣接する前記クランク状部分に対応した形状のリ
ブであることを特徴とする。従って、バスバーを構成す
る複数の分割バスバーは、開口部品に応じた配線板に設
けられているリブに沿ってクランク状部分が配置されて
から開口部品内に圧入される。よって、分割バスバーは
絶縁状態を確実に保持した状態でラップ代を確保でき、
ジョイントコネクタのコンパクト化を図ることができ
る。
【0010】請求項3記載のジョイントコネクタは、請
求項1記載のジョイントコネクタにおいて、前記絶縁部
材が、前記クランク状部分に対応した形状のスペーサで
あることを特徴とする。従って、一方の分割バスバーを
開口部品内に圧入して、この分割バスバーのクランク状
部分にスペーサを取付けてから、他方の分割バスバーの
クランク状部分を圧入するので、分割バスバーは最小限
の絶縁部材で絶縁状態を保持した状態でラップ代を確保
でき、ジョイントコネクタのコンパクト化を図ることが
できる。
【0011】請求項4記載のジョイントコネクタの製造
方法は、所定回路を形成する複数の端子部を有するバス
バーが該端子部を相手コネクタの嵌合する嵌合部に突出
するようにハウジング本体内に装着され、該ハウジング
本体の両方向から複数の前記相手コネクタが嵌合接続さ
れる両差しタイプのジョイントコネクタの製造方法であ
って、一方側から嵌合する前記相手コネクタに対応した
前記嵌合部を有する開口部品を選択し、前記開口部品に
対応した配線板上に設けられているクランク状のリブに
沿って、前記バスバーを構成するクランク状の分割バス
バーを配置してから、前記開口部品の前記嵌合部に、前
記分割バスバーの前記端子部が突出するように前記配線
板を装着した後、前記開口部品が前記ハウジング本体の
嵌挿部に嵌挿されることで一体化されることを特徴とす
る。
【0012】従って、バスバーを構成する複数の分割バ
スバーは、開口部品に応じた配線板に設けられているリ
ブに沿ってクランク状部分が配置されてから、開口部品
内に容易に圧入される。よって、分割バスバーは絶縁状
態を保持した状態で互いに入り込むラップ代を確保で
き、ジョイントコネクタのコンパクト化を図ることがで
きる。
【0013】請求項5記載のジョイントコネクタの製造
方法は、所定回路を形成する複数の端子部を有するバス
バーが該端子部を相手コネクタの嵌合する嵌合部に突出
するようにハウジング本体内に装着され、該ハウジング
本体の両方向から複数の前記相手コネクタが嵌合接続さ
れる両差しタイプのジョイントコネクタの製造方法であ
って、一方側から嵌合する前記相手コネクタに対応した
前記嵌合部を有する開口部品を選択し、少なくとも前記
バスバーを構成するクランク状の一方の分割バスバーの
端子部が前記嵌合部に突出するように前記開口部品に圧
入されてから該分割バスバーのクランク状部分にスペー
サを装着した後、他方の分割バスバーのクランク状部分
を前記スペーサに装着すると共に前記開口部品の前記嵌
合部に前記分割バスバーの前記端子部が突出するように
装着してから、前記開口部品が前記ハウジング本体の嵌
挿部に嵌挿されることで一体化されることを特徴とす
る。
【0014】従って、一方の分割バスバーを開口部品内
に圧入し、この分割バスバーのクランク状部分にスペー
サを取付けてから、他方の分割バスバーのクランク状部
分をスペーサに装着するようにして開口部品内に圧入す
る。よって、双方の分割バスバーは最小限の絶縁部材で
絶縁状態を保持して互いに入り込むラップ代を確保で
き、ジョイントコネクタのコンパクト化を図ることがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図8に基づいて詳細に説明する。図1は本発明のジ
ョイントコネクタを示す分解斜視図、図2は図1おける
ジョイントコネクタにより複数のコネクタを嵌合する状
態を示す斜視図、図3は図1おけるバスバーの拡大平面
図、図4は本発明のジョイントコネクタの一実施形態を
示す斜視図、図5は図4におけるV−V方向から見た断
面図、図6は図4における配線板を示す斜視図、図7は
本発明のジョイントコネクタの別実施形態を示す斜視
図、図8は図7におけるスペーサを示す拡大斜視図であ
る。図2に示すように本実施形態のジョイントコネクタ
1は、両差しタイプのものであり、一方の側のコネクタ
3、5と他方の側のコネクタ7を電気的に接続するもの
である。
【0016】図1に示すようにこのジョイントコネクタ
1では、例えば自動車の車体等に取付けたり或いは他の
部品を取付けたりするための取付け部9を備えた筐体で
あるハウジング本体11を有している。このハウジング
本体11の内部中央には、ハウジング本体11の内部を
仕切る縦壁13が一体的に設けられている。この縦壁1
3には、所定回路を形成するバスバー15の複数の端子
部17を貫通して取付ける多数の取付け穴19が設けら
れている。
【0017】この取付け穴19は、取付けられるバスバ
ー15の段数に応じて(本実施形態では、上段のバスバ
ー15Uと下段のバスバー15Lの2段)、且つバスバ
ー15の端子部17の間隔に応じて、一定のパターンで
設けられている。従って、取付け穴19の全てにバスバ
ー15の端子部17が配置されて貫通するものではな
く、バスバー15の形状に応じた取付け穴19が使用さ
れる。
【0018】また、図1に示したハウジング本体11の
開口している嵌挿部23には、コネクタ3、5(図2参
照)を嵌合接続するための嵌合部25、27を備えた開
口部品29が交換自在に嵌挿される。また、ハウジング
本体11の嵌挿部23に対向した側にコネクタ7(図2
参照)を嵌合接続するための嵌合部21を有している。
従って、開口部品29の外形はハウジング本体11の嵌
挿部23の形状に対応した形状であり、この開口部品2
9に設けられている各嵌合部25、27の形状は、接続
するコネクタ3、5の形状に対応している。また、開口
部品29に設けられている壁31には、バスバー15の
端子部17が貫通する複数の取付け穴33が設けられて
いる。
【0019】図3に示すように、バスバー15は、中央
の連結部35を挟んで前後両側(図中上下両側)に複数
の端子部17が設けられており、所定回路を形成する分
割バスバー15A、15Bに分割されている。これら分
割バスバー15A、15Bは、プレス加工により一体的
に形成され、互いに隣接する側端部にクランク状部分3
7A、37B(図中ハッチング部分)を有して連結部3
5に互いに入り込んでいる(コネクタ嵌合軸線に対して
直交する横方向にラップ代を有する)。
【0020】図4に示すように、本発明の一実施形態で
あるジョイントコネクタ1は、分割バスバー15A、1
5Bから構成されるバスバー15が取付けられる。な
お、図1においてはバスバー15が上下2段に設けられ
ている場合について示したが、各々について同様に取り
扱うことができるので、以下では、上段のバスバー15
を一例として説明する。
【0021】図4〜図6に示すように、分割バスバー1
5A、15Bは、絶縁部材である配線板39の上に配置
される。この配線板39の上面には、各分割バスバー1
5A、15Bの位置を保持して互いの絶縁状態を保持す
るクランク状のリブ41が一体的に設けられている(図
6参照)。このリブ41の形状は、分割バスバー15
A、15Bのクランク状部分37A、37Bに対応して
いる。なお、図示はしていないが、下段のバスバー15
L(図1参照)についても全く同様にリブ41を備えた
別の配線板39の上に配置することができる。
【0022】次に、上述したジョイントコネクタ1の製
造方法について説明する。図4に示すように、先ず、嵌
合接続するコネクタ3、5(図2参照)の形状に対応し
た嵌合部25、27を有する開口部品29を選択する。
また、コネクタ3、5と相手方のコネクタ7とを電気的
に接続するために所定回路を形成する端子部17を有す
る分割バスバー15A、15Bを選択して、配線板39
の上に配置する。
【0023】次に、配線板39を開口部品29に装着し
て、配線板39の上に配置されたバスバー15の端子部
17が開口部品29の取付け穴33を図4中右側から左
側へ貫通して、端子部17が嵌合部25、27に突出す
るように組み付ける。次に、バスバー15が組み付けら
れた開口部品29をハウジング本体11の嵌挿部23に
嵌挿する。このとき、バスバー15の端子部17がハウ
ジング本体11の縦壁13に設けられている取付け穴1
9を図4中左側から右側へ貫通して、嵌合部21へ突出
するように一体化させる。
【0024】上述したように本実施形態のジョイントコ
ネクタ1によれば、接続するコネクタ3、5の形状に対
応して開口部品29を選択することにより、ハウジング
本体11を共通して使用することができる。従って、ジ
ョイントコネクタ1の汎用性を拡大することができ、ジ
ョイントコネクタ1のコストダウンを図ることができ
る。また、分割されたバスバー15A、15Bの隣接す
るクランク状部分37A、37Bを配線板39のリブ4
1を挟んで配置することにより、無駄なスペースを無く
してジョイントコネクタ1のコンパクト化を図ることが
できると共に、分割バスバー15A、15B間の絶縁状
態を確実に確保することができる。
【0025】図7及び図8に示すように、本発明の別の
実施形態であるジョイントコネクタ43について説明す
る。図7に示すように、本実施形態のジョイントコネク
タ43は、分割バスバー15A、15Bの互いに隣接す
るクランク状部分37A、37B(図3参照)の形状に
対応した絶縁部材であるスペーサ45が設けられてい
る。図8に示すように、スペーサ45は、各分割バスバ
ー15A、15Bを嵌合するクランク状の溝47を備え
ている。なお、上述した配線板39を用いたジョイント
コネクタ1と共通する部位には同一符号を付して、詳細
な説明を省略する。
【0026】本実施形態のジョイントコネクタ43の製
造方法は、先ず、嵌合接続するコネクタ3、5の形状に
対応した嵌合部25、27を有する開口部品29を選択
する。また、コネクタ3、5と相手方のコネクタ7とを
電気的に接続するために所定回路を形成する端子部17
を備えた分割バスバー15A、1Bを選択して、分割バ
スバー15Bを開口部品29の取付け穴33を図7中右
側から左側へ貫通して、端子部17が嵌合部25、27
に突出するように組み付ける。
【0027】なお、分割バスバー15A、15Bのいず
れの方を先に開口部品29に取付けるかは、分割バスバ
ー15A、15Bのクランク状部分37A、37Bの形
状により決定される。従って、連結部35の切り込まれ
ている部分35A、35Bの内、開口部品29側に近い
方(ここでは部分35B)の分割バスバー15Bを先に
取付ける。
【0028】次に、分割バスバー15Aのクランク状部
分37Aにスペーサ45を取付けてから、このスペーサ
45を先に取付けられている分割バスバー15Bのクラ
ンク状部分37Bに装着させて、端子部17を開口部品
29の取付け穴33に取付け、端子部17が嵌合部2
5、27に突出するように組み付ける。最後に、開口部
品29をハウジング本体11の嵌挿部23に嵌挿させ
る。
【0029】上述したように本実施形態のジョイントコ
ネクタ43によれば、前述したジョイントコネクタ1と
同様に、無駄なスペースを無くしてジョイントコネクタ
43のコンパクト化を図ることができる。また、分割バ
スバー15A、15B間の絶縁状態を確保することがで
きる。なお、発明は上記実施形態に限定されるものでは
なく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様でも
実施し得るものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のジョイント
コネクタ及びその製造方法によれば、ハウジング本体と
別体に設けられ且つバスバーが装着された開口部品と、
該開口部品を嵌挿する嵌挿部を有するハウジング本体と
から構成され、開口部品の相手コネクタを嵌合させる嵌
合部内に突出するバスバーが別回路を形成する複数の分
割バスバーから構成されると共に、分割バスバー同士が
隣接する側端部に各々クランク状部分が形成され、該ク
ランク状部分の間に絶縁部材が介在されている。従っ
て、クランク状部分を有して互いに隣接する分割バスバ
ー間に絶縁部材が介在されているので、絶縁状態を保持
した状態で、互いに入り込むラップ代をコネクタ嵌合軸
線に対して直交する横方向に有するので、ジョイントコ
ネクタのコンパクト化を図ることができる。よって、ジ
ョイントコネクタの汎用性を拡大すると共に、コンパク
ト化によるコストダウンを実現できる。
【0031】また、本発明のジョイントコネクタの製造
方法によれば、一方側から嵌合する相手コネクタに対応
した嵌合部を有する開口部品を選択し、開口部品に対応
した配線板上に設けられているクランク状のリブに沿っ
て、クランク状の分割バスバーを配置してから、開口部
品の嵌合部に分割バスバーの端子部が突出するように配
線板を装着した後、開口部品がハウジング本体の嵌挿部
に嵌挿されることで一体化される。従って、バスバーを
構成する複数の分割バスバーは、開口部品に応じた配線
板に設けられているリブに沿ってクランク状部分が配置
され、配線板と共に開口部品内に圧入される。よって、
ジョイントコネクタの汎用性を拡大すると共に、ジョイ
ントコネクタのコンパクト化によるコストダウンを実現
できる。また、分割バスバーは絶縁状態を保持した状態
で容易に開口部品内に装着することができ、作業性の向
上を図ることができる。
【0032】また、本発明のジョイントコネクタの製造
方法によれば、少なくとも一方側から嵌合する相手コネ
クタに対応した嵌合部を有する開口部品を選択し、バス
バーを構成するクランク状の一方の分割バスバーの端子
部が嵌合部に突出するように開口部品に圧入されてから
該分割バスバーのクランク状部分にスペーサを装着した
後、他方の分割バスバーのクランク状部分をスペーサに
装着すると共に開口部品の嵌合部に分割バスバーの端子
部が突出するように装着してから、開口部品がハウジン
グ本体の嵌挿部に嵌挿されることで一体化される。従っ
て、一方の分割バスバーを開口部品に圧入してから、一
方の分割バスバーのクランク状部分にスペーサを取付け
て、他方の分割バスバーのクランク状部分をスペーサに
装着するように開口部品内に圧入する。よって、ジョイ
ントコネクタの汎用性を拡大すると共に、ジョイントコ
ネクタのコンパクト化によるコストダウンを実現でき
る。また、最小限の絶縁部材で分割バスバーの絶縁状態
を確保することができ、コストダウンを一層図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジョイントコネクタを示す分解斜視図
である。
【図2】図1おけるジョイントコネクタにより複数のコ
ネクタを嵌合する状態を示す斜視図である。
【図3】図1おけるバスバーの拡大平面図である。
【図4】本発明のジョイントコネクタの一実施形態を示
す斜視図である。
【図5】図4におけるV−V方向から見た断面図であ
る。
【図6】図4における配線板を示す斜視図である。
【図7】本発明のジョイントコネクタの別実施形態を示
す斜視図である。
【図8】図7におけるスペーサを示す拡大斜視図であ
る。
【図9】従来のジョイントコネクタを示す斜視図であ
る。
【図10】図9におけるX方向から見た正面図である。
【図11】図9におけるXI−XI方向から見た断面図で
ある。
【図12】図10におけるXII−XII方向から見た断面
図である。
【図13】図10におけるXIII−XIII方向から見た断
面図である。
【符号の説明】
1、43 ジョイントコネクタ 3、5 コネクタ 11 ハウジング本体 15 バスバー 15A 一方の分割バスバー 15B 他方の分割バスバー 17 端子部 23 嵌挿部 25、27 嵌合部 29 開口部品 37A、37B クランク状部分 39 配線板 41 リブ(絶縁部材) 45 スペーサ(絶縁部材) 47 溝
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H01R 107:00 H01R 23/02 B Fターム(参考) 5E023 AA04 AA09 AA13 BB02 BB03 EE03 EE19 EE27 GG02 HH01 HH05 HH06 HH17 HH20 HH30 5E051 BA06 BB03 BB04 5G361 BA04 BB01 BC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定回路を形成する複数の端子部を有す
    るバスバーが該端子部を相手コネクタの嵌合する嵌合部
    に突出するようにハウジング本体内に装着され、該ハウ
    ジング本体の両方向から複数の前記相手コネクタが嵌合
    接続される両差しタイプのジョイントコネクタであっ
    て、 前記ハウジング本体と別体に設けられ且つ前記バスバー
    が装着された開口部品と、該開口部品を嵌挿する嵌挿部
    を有する前記ハウジング本体とから構成され、 前記開口部品の前記相手コネクタを嵌合させる前記嵌合
    部内に突出する前記バスバーが別回路を形成する複数の
    分割バスバーから構成されると共に、前記分割バスバー
    同士が隣接する側端部に各々クランク状部分が形成さ
    れ、 前記クランク状部分の間に絶縁部材が介在されているこ
    とを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記絶縁部材が、前記分割バスバーを位
    置決めする配線板上に設けられて隣接する前記クランク
    状部分に対応した形状のリブであることを特徴とする請
    求項1記載のジョイントコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記絶縁部材が、前記クランク状部分に
    対応した形状のスペーサであることを特徴とする請求項
    1記載のジョイントコネクタ。
  4. 【請求項4】 所定回路を形成する複数の端子部を有す
    るバスバーが該端子部を相手コネクタの嵌合する嵌合部
    に突出するようにハウジング本体内に装着され、該ハウ
    ジング本体の両方向から複数の前記相手コネクタが嵌合
    接続される両差しタイプのジョイントコネクタの製造方
    法であって、 一方側から嵌合する前記相手コネクタに対応した前記嵌
    合部を有する開口部品を選択し、 前記開口部品に対応した配線板上に設けられているクラ
    ンク状のリブに沿って、前記バスバーを構成するクラン
    ク状の分割バスバーを配置してから、 前記開口部品の前記嵌合部に前記分割バスバーの前記端
    子部が突出するように前記配線板を装着した後、前記開
    口部品が前記ハウジング本体の嵌挿部に嵌挿されること
    で一体化されることを特徴とするジョイントコネクタの
    製造方法。
  5. 【請求項5】 所定回路を形成する複数の端子部を有す
    るバスバーが該端子部を相手コネクタの嵌合する嵌合部
    に突出するようにハウジング本体内に装着され、該ハウ
    ジング本体の両方向から複数の前記相手コネクタが嵌合
    接続される両差しタイプのジョイントコネクタの製造方
    法であって、 一方側から嵌合する前記相手コネクタに対応した前記嵌
    合部を有する開口部品を選択し、 少なくとも前記バスバーを構成するクランク状の一方の
    分割バスバーの端子部が前記嵌合部に突出するように前
    記開口部品に圧入されてから該分割バスバーのクランク
    状部分にスペーサを装着した後、 他方の分割バスバーのクランク状部分を前記スペーサに
    装着すると共に前記開口部品の前記嵌合部に前記分割バ
    スバーの前記端子部が突出するように装着してから、前
    記開口部品が前記ハウジング本体の嵌挿部に嵌挿される
    ことで一体化されることを特徴とするジョイントコネク
    タの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101133237B1 (ko) * 2010-08-30 2012-04-05 주식회사 경신 하이브리드 차량용 커넥터
CN104335424A (zh) * 2012-04-13 2015-02-04 Wago管理有限责任公司 电路分配器
CN112436465A (zh) * 2019-08-26 2021-03-02 矢崎总业株式会社 电连接盒

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