JP4093129B2 - 自動車用電気接続箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関し、特に、電気接続箱内に搭載するプリント基板の接続構造を改良して製造コストの低減を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な自動車用電気接続箱内の回路体の接続構造は、図9に示すように、上下に積層されたプリント基板1A、1Bのそれぞれの導体2a、2bに端子孔3a、3bを穿設し、該端子孔3a、3bに挿通した棒状の端子4の上下両端と導体2a、2bとをそれぞれ半田付けして上下プリント基板1A、1B間の接続を行っている。また、プリント基板の導体と他回路のバスバーと接続する場合には、導体にタブ6を半田つけし、該タブをコネクタCに挿入し、該コネクタCに他回路のバスバー5のタブ5aを接続している。リレー、ヒューズあるいは外部回路のコネクタと接続する場合にも、導体にタブを半田つけして突出させている場合が多い。
【0003】
上記のように棒状の端子4の両端を半田付けすると、端子発熱時における伸びが半田付け部分で遮断され、半田付け部分にクラックが発生しやすく、電気接続信頼性が劣る問題がある。また、半田付け作業をプリント基板毎に行う必要があると共に、半田付け面が反対面となるため、半田付け作業が容易に行えず、製造コストがかかるという問題がある。また、プリント基板の導体とバスバーあるいは、リレー、ヒューズ、コネクタ等と接続する場合には、端子を半田づけしているため、部品点数および作業工程が増加してコスト高になる問題がある。
【0004】
この問題に関し、近時、半田付けによる接続をなくすことができるプレスフィット端子を用いた接続が提案されている。この接続構造は、図10に示すように、プレスフィット端子9の上下2箇所にプレスフィット部9a、9bを設け、上下に積層した基板6A、6Bのそれぞれの導体7a、7bに形成されたスルーホール8a、8bに該プレスフィット端子9を圧入し、スルーホール8aにプレスフィット部9aを、スルーホール8bにプレスフィット部9bをそれぞれ接触させて、上下プリント基板6A、6Bを接続するものである。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−280513号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにプレスフィット端子9を用いた接続構造は、プリント基板導体7a、7bとプレスフィット端子9との半田付け作業が不要となり、1回の端子挿入作業で上下二箇所の接続作業が完了するため、作業性向上というメリットがある。
しかしながら、最近の自動車の高機能・高性能化に伴い、多数の端子を高密度に接続する設計が不可避的となり、一層の作業性の向上と部品点数の削減が課題となっている。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、接続の作業性が向上するうえ、部品点数が減り製造コストを削減することができるプリント基板の接続構造を備えた自動車用電気接続箱の提供を課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、ケース内に複数のプリント基板が上下に間隔をあけて配置され、これらプリント基板の導電路をプレスフィット端子を介してコネクタ、リレーあるいはヒューズの端子とジョイント接続しており、
上記プレスフィット端子は、矩形状平板の本体の下端より複数の分岐板を間隔をあけて並列して突出させ、これら分岐板の突出長さを相違させると共に各分岐板の先端側にプレスフィット部を形成し、かつ、上記本体の上端より接続端子部を上向きに突出させ、
上記積層するプリント基板には上記分岐板のプレスフィット部が圧入される端子孔をそれぞれ設け、
上記長さが最も短い分岐板のプレスフィット部は、上記プレスフィット端子の本体に最も近い位置のプリント基板の端子孔を圧入接触させると共に該本体の下端縁と該プリント基板との間に隙間を設ける一方、他の分岐板は上記プレスフィット端子の本体と電気接続するプリント基板の間に介在する他のプリント基板の貫通孔を挿通させて上記プリント基板の端子孔にプレスフィット部を圧入接触させ、
上記上向きに突設した接続端子部を、上記コネクタ、リレーあるいはヒューズの端子と接続させていることを特徴とする自動車用電気接続箱を提供している。
【0009】
上記接続構造によれば、1つのプレスフィット端子に複数の分岐板を設け、各分岐板にプレスフィット部を形成しているため、一つのプレスフィット端子の1回の挿入作業で少なくとも上下に配置した複数枚のプリント基板の導体の接続作業を完了することができ、プリント基板間の接続作業性を大幅に向上させることができる。
また、該プレスフィット端子の矩形状平板からなる本体には、分岐板の反対側に接続端子部を突出させているため、該プレスフィット端子によって上記プリント基板の導電路をコネクタ、リレー、ヒューズ等の外部端子と接続することが可能となる。従って、従来のようにプリント基板上にコネクタ部を設ける必要がなく、プリント回路や相手方回路の配索自由度が高まり、無駄な導体や配索スペースを削減できるうえ、部品点数を減らして製造コストを抑えることができる。
【0011】
また、上下のプリント基板の回路設計上の問題から、互いに接続する導電路の端子孔を同一垂線上に形成できない場合があるが、上記接続構造によれば、一つのプレスフィット端子に各段のプリント基板との接続用に分岐板を分けて形成するため、各プリント基板の所要位置の端子孔にそれぞれの分岐板を挿入してジョイント接続することが可能となり、回路配索の自由度を一層高めることができる。
【0012】
コネクタ、リレー、ヒューズ等の外部回路と接続する上記プレスフィット端子の接続端子部はタブあるいは音叉状端子としている。なお、該接続端子部は外部回路とではなく中継端子を介して内部回路と接続してもよい。
また、上記プレスフィット端子に設けるプレスフィット部は中央部を薄肉化して幅方向を拡径し、圧縮変形可能な形状としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、本発明の第一参考実施形態に係る電気接続箱10を示し、該電気接続箱10は自動車用ワイヤハーネス(図示せず)に接続され、ロアケース11の内部には、プレスフィット端子30で互いに接続された上下2枚のプリント基板21、22を収容し、上面開口にアッパーカバー12を被せ、アッパーカバー12の係止爪14をロアカバー11の被係止部13に係止してロックする構成としている。
【0015】
上記プリント基板21、22は、図3に示すように、ロアケース11の内側壁11aから水平に突設させた支持片15、16によってそれぞれ下面から支持され、下段にプリント基板21が、上段にプリント基板22が、上下に間隔L1をあけて配置されている。このプリント基板21の導体24の所要位置には端子孔27a、27bが、プリント基板22の導体25の所要位置には端子孔28a、28bが形成され、端子孔27aと端子孔28a、端子孔27bと端子孔28bとはそれぞれ同一垂線上に形成している。該端子孔27a、27bの内周面にはプリント基板21の導体24と接続した導体(図示せず)をメッキし、端子孔28a、28bの内周面にはプリント基板22の導体25と接続した導体(図示せず)をメッキしている。また、図2に示すように、上記端子孔28a、28bの内径D2は、上記端子孔27a、27bの内径D1よりも大寸に設定している。
【0016】
上記プレスフィット端子30は、図2に示すように、矩形状平板からなる本体31の一端より2本の分岐板32a、32bを間隔をあけて並列に突出させている。該分岐板32a、32bの長さは同一であり、分岐板32aには上下に間隔L3をあけて2つのプレスフィット部33a、34aを形成し、分岐板32bにも同様に上下に間隔L3をあけて2つのプレスフィット部33b、34bを形成している。この間隔L3は、上記プリント基板21、22の上下間隔L1と同寸とし、また、分岐板32aのプレスフィット部33aと分岐板32bのプレスフィット部33b、分岐板32aのプレスフィット部34aと分岐板32bのプレスフィット部34bとは、いずれも同一水平線上に位置するように形成されている。
【0017】
上記プレスフィット部33a、34a、33b、34bは、いずれも中央部を薄肉化して幅方向に拡径し、圧縮変形可能な形状としているが、先端側のプレスフィット部33a、33bの幅W1は、上記プリント基板21の端子孔27a、27bの内径D1よりも大寸とし、基端側のプレスフィット部34a、34bの幅W2は、上記プリント基板22の端子孔28a、28bの内径D2よりも大寸としている。さらに、プレスフィット端子30の本体31の他端には、音叉形状の接続端子部36を、上記分岐板32a、32bとは反対側に突出させている。
【0018】
上記プレスフィット端子30を上記プリント基板21、22の端子孔27a、27b、28a、28bに上方から連通し、プレスフィット部33a、33bはプリント基板21の端子孔27a、27bに、プレスフィット部34a、34bはプリント基板22の端子孔28a、28bにそれぞれ圧入接触させて、プリント基板21の導体24とプリント基板22の導体25とを接続している。
また、プレスフィット端子30の本体31の他端側に突設した上記接続端子部36には、プリント基板22の上面に形成されたリレー収容部40に挿入されるリレー41のリレー端子42を挿入接続している。
【0019】
上記接続構造とすることにより、プレスフィット端子30を所要位置に挿入する一作業により、計4箇所の導体の電気接続作業が完了し、従来要した4箇所の半田付け作業も不要となる。さらに、プレスフィット端子30のプレスフィット部33aと反対側に接続端子部35を一体に形成しているため、相手方端子であるリレー端子42との接続のために別の端子を接続する作業も不要となる。従って、作業性を大幅に向上できると共に、部品点数の減少により製造コストも削減することができる。
【0020】
図4は本発明に係る第二参考実施形態を示し、ロアケース11内にプリント基板21’、22’、23’を上中下の3段に積層収容し、下段のプリント基板21’と中段のプリント基板22’とは間隔L1をあけ、中段のプリント基板22’と上段のプリント基板23’とは間隔L2をあけて配置している。また、これらプリント基板21’〜23’を接続するプレスフィット端子30’は、本体31’の一端側から3本の分岐板32a’〜32c’を間隔をあけて並列に突設し、これら分岐板32a’(32b’、32c’)には、細幅のプレスフィット部33a’(33b’、33c’)、中幅の34a’(34b’、34c’)、広幅の35a’(35b’、35c’)を先端側から順に形成している。その他の点では上記第一実施形態と同様であるため同一符号を付して説明を省略する。
【0021】
上記プリント基板21’の導体24’には端子孔27a’〜27c’が、上記プリント基板22’の導体25’に端子孔28a’〜28c’が、上記プリント基板23’の導体26’に端子孔29a’〜29c’が形成されている。また、これら端子孔27a’、28a’、29a’、端子孔27b’、28b’、29b’、端子孔27c’、28c’、29c’は、それぞれ同一垂線上に設けられており、上記端子孔29a’〜29c’の内径D3と、上記端子孔28a’〜28c’の内径D2と、上記端子孔27a’〜27c’の内径D1は、D1<D2<D3となるように設定されている。
【0022】
上記プレスフィット端子30’の先端側プレスフィット部33a’〜33c’と中段プレスフィット部34a’〜34c’の間隔は、上記プリント基板21’、22’間の間隔L1と同寸とし、中段プレスフィット部34a’〜34c’と基端側プレスフィット部35a’〜35c’の間隔は、上記プリント基板22’、23’間の間隔L2と同寸とし、先端側プレスフィット部33a’〜33c’、中段プレスフィット部34a’〜34c’、基端側プレスフィット部35a’〜35c’は、それぞれ同一水平線上に形成されている。
また、先端側のプレスフィット部33a’、33b’、33c’の幅は、上記プリント基板21’の端子孔27a’〜27c’の内径D1よりも大寸とし、中段のプレスフィット部34a’、34b’、34c’の幅は、上記プリント基板22’の端子孔28a’〜28c’の内径D2よりも大寸とし、上段のプレスフィット部35a’、35b’、35c’の幅は、上記プリント基板23’の端子孔29a’〜29c’の内径D3よりも大寸としている。
【0023】
上記構成のプレスフィット端子30’を用いて上記プリント基板21’〜23’間を接続すると、端子孔27a’〜27c’、28a’〜28c’、29a’〜29c’の計9箇所への導体接続作業がプレスフィット端子30’の1回の挿入作業で完了し、作業性は大幅に向上する。また、一つのプレスフィット端子30’に所望数のプレスフィット部を上下左右に並列させて形成することができるため、多様な回路設計に対応して複数の接続箇所を1つのプレスフィット端子でジョイント接続することが可能となる。
さらに、上段の端子孔29a’〜29c’の内径D3を最大として、中段の端子孔28a’〜28c’の内径D2、下段の端子孔27a’〜27c’の内径D1へと順次小さく設定しているため、プレスフィット端子30’の挿入時に、特に先端側のプレスフィット部33a’〜33c’が、貫通する中段、上段の端子孔28a’〜28c’、29a’〜29c’の内周壁によって強く圧縮変形されて端子孔27a’〜27c’と接触不良を生じることを防止できる。
【0024】
図5は本発明の第一実施形態を示し、ロアケース11内にプリント基板21”、22”を上下2段に間隔L4をあけて積層収容している。これらプリント基板21”、22”を接続するプレスフィット端子30”は、本体31”の一端側から4本の分岐板32a”〜32d”を間隔をあけて突設し、各分岐板32a”〜32d”の先端に1つずつプレスフィット部33a”〜33d”を形成している。その他の点では上記第一参考実施形態と同様であるため同一符号を付して説明を省略する。
【0025】
詳しくは、上記プレスフィット部30”の分岐板32a”〜32d”は突出長さが相違しており、両端の分岐板32a”、32d”は長尺とし、中央の分岐板32b”、32c”は短尺とし、この長短の突出長さの差は上記プリント基板21”、22”間の間隔L4と同寸としている。各分岐板32a”〜32d”の先端に形成されたプレスフィット部33a”〜33d”は、両端のプレスフィット部33a”、33d”が同一水平線上に位置し、中央のプレスフィット部33b”、33c”が同一水平線上に位置するように設けられている。これらプレスフィット部33a”〜33d”の幅はいずれも同寸としている。
また、上記プレスフィット端子30”には、分岐板32a”〜32d”の反対側にオスタブ状の接続端子部36”を突設している。
【0026】
上記プリント基板21”には端子孔27a”、27b”を、上記プリント基板22”には端子孔28a”、28b”を穿設している。これら端子孔27a”、27b”、28a”、28b”の内径D4はいずれも同寸とし、該内径D4は上記プレスフィット部33a”〜33d”の幅よりも小寸に設定している。
さらに、上段のプリント基板22”には、下段のプリント基板21”の端子孔27a”、27b”と同一垂線上の位置に貫通穴50a、50bを設けており、該貫通孔50a、50bの内径D5は、上記プレスフィット部33a”、33d”の幅より大寸で、かつ上記分岐板32a”、32d”の幅よりも大寸に設定している。
【0027】
上記プレスフィット端子30”を用いて上記プリント基板21”、22”を接続するときは、長尺な分岐板32a”、32d”を上段のプリント基板22”の貫通孔50a、50bにそれぞれ挿通し、下段のプリント基板21”の端子孔27a”、27b”にプレスフィット部33a”、33d”をそれぞれ圧入接触させている。短尺な分岐板32b”、32c”はプレスフィット端子30”の本体31”と最も近い上段のプリント基板22”の端子孔28a”、28b”に挿入してプレスフィット部33b”、33c”をそれぞれ圧入接触させている。
さらに、他端側に形成された接続端子部36”をコネクタ43のコネクタ端子44に挿入接続して、プリント基板21”、22”をコネクタ43にジョイント接続している。
【0028】
上記実施形態では、プリント基板21”、22”間の接続箇所を同一垂線上に設計できなくても、プレスフィット端子30”の本体31”から突設した分岐板32a”〜32d”によってジョイント接続が可能となり回路設計の自由度を高めることができる。また、長尺な分岐板32a”、32d”が挿通する貫通孔50a、50bの内径D5をプレスフィット端子部33a”、33d”の幅より大寸としているため、該プレスフィット端子部33a”、33d”が、端子孔27a”、27b”に挿入される前に圧縮変形して接続不良を生じることを防止できる。
【0029】
さらに、プレスフィット端子30”の形状は、多様な回路設計に応じて、図6に示す変形例1のように、長尺な分岐板と短尺な分岐板とを交互に並列させてもよい。また、図7に示す変形例2のように、両端に短尺な分岐板を、中央に長尺な分岐版を配置してもよい。さらに、、図8に示す変形例3のように、長尺な分岐板に複数のプレスフィット部を形成して、同一垂線上の端子孔に圧入接触できる形状としてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、プレスフィット端子に複数の分岐板を突設すると共に該分岐板の反対側に接続端子部を突設し、このプレスフィット端子を、積層されたプリント基板間の接続に用いることにより、1回のプレスフィット端子挿入作業で多数箇所の接続が完了するうえ、従来のような半田付け作業も不要となるため、作業性が大幅に向上する。また、相手方回路との接続用に別体の端子もコネクタも必要ないため、部品点数が減り、製造コストを削減することができる。さらに、プレスフィット部を設けた分岐板を並列に間隔をあけて突出させることにより、同一垂線上にない導体同士を接続することも可能となり、回路設計の自由度を高めることができる。
【0031】
また、同一分岐板に軸線方向に複数のプレスフィット部を形成する場合、これらプレスフィット部の幅は、先端側プレスフィット部の幅を最小として順次大きく設定し、プリント基板に形成される同一垂線上の端子孔の内径も、プレスフィット端子挿入側を最大として順次小さく設定することにより、該プレスフィット端子の挿入 時に先端側プレスフィット部の変形を防止し、接続不良の発生を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一参考実施形態に係る電気接続箱を示す分解斜視図である。
【図2】 (A)は本発明の第一参考実施形態に係るプリント基板とプレスフィット端子を示す正面図、(B)はプリント基板の正面図である。
【図3】 図2に示すプレスフィット端子でプリント基板を接続した状態を示す断面図である。
【図4】 本発明の第二参考実施形態にかかるプリント基板接続構造を示す断面図である。
【図5】 本発明の第一実施形態に係るプリント基板接続構造を示す断面図である。
【図6】 第一実施形態に係るプレスフィット端子の変形例1を示す図である。
【図7】 第一実施形態に係るプレスフィット端子の変形例2を示す図である。
【図8】 第一実施形態に係るプレスフィット端子の変形例3を示す図である。
【図9】 従来例の図である。
【図10】 他の従来例の図である。
【符号の説明】
10 電気接続箱
11 ロアケース
12 アッパーカバー
21、22、21’〜23’、21”、22” プリント基板
30、30’、30” プレスフィット端子
32a、32b、32a’〜32c’、32a”〜32d” 分岐板
33a、33b、34a、34b プレスフィット部
36、36’、36” 接続端子部
Claims (2)
- ケース内に複数のプリント基板が上下に間隔をあけて配置され、これらプリント基板の導電路をプレスフィット端子を介してコネクタ、リレーあるいはヒューズの端子とジョイント接続しており、
上記プレスフィット端子は、矩形状平板の本体の下端より複数の分岐板を間隔をあけて並列して突出させ、これら分岐板の突出長さを相違させると共に各分岐板の先端側にプレスフィット部を形成し、かつ、上記本体の上端より接続端子部を上向きに突出させ、
上記積層するプリント基板には上記分岐板のプレスフィット部が圧入される端子孔をそれぞれ設け、
上記長さが最も短い分岐板のプレスフィット部は、上記プレスフィット端子の本体に最も近い位置のプリント基板の端子孔を圧入接触させると共に該本体の下端縁と該プリント基板との間に隙間を設ける一方、他の分岐板は上記プレスフィット端子の本体と電気接続するプリント基板の間に介在する他のプリント基板の貫通孔を挿通させて上記プリント基板の端子孔にプレスフィット部を圧入接触させ、
上記上向きに突設した接続端子部を、上記コネクタ、リレーあるいはヒューズの端子と接続させていることを特徴とする自動車用電気接続箱。 - 上記長い分岐板には、上側位置のプリント基板の導電路と接続する上側プレスフィット部を備え、該上側プレスフィット部の幅は上記下端側に設けるプレスフィット部の幅より大きくすると共に、上記上側プレスフィット部を圧接接続する上位置の端子穴は下位置のプリント基板の端子穴より大きくしている請求項1に記載の自動車用電気接続箱。
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