JPH0672086A - 感熱破壊型ポイントカードとその記録方法 - Google Patents

感熱破壊型ポイントカードとその記録方法

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JPH0672086A
JPH0672086A JP4252317A JP25231792A JPH0672086A JP H0672086 A JPH0672086 A JP H0672086A JP 4252317 A JP4252317 A JP 4252317A JP 25231792 A JP25231792 A JP 25231792A JP H0672086 A JPH0672086 A JP H0672086A
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JP
Japan
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layer
points
resin
card
magnetic recording
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JP4252317A
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English (en)
Inventor
Miyuki Hakamazuka
美雪 袴塚
Akihiro Mizumura
明広 水村
Naoki Ono
直樹 小野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42DBOOKS; BOOK COVERS; LOOSE LEAVES; PRINTED MATTER CHARACTERISED BY IDENTIFICATION OR SECURITY FEATURES; PRINTED MATTER OF SPECIAL FORMAT OR STYLE NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; DEVICES FOR USE THEREWITH AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; MOVABLE-STRIP WRITING OR READING APPARATUS
    • B42D25/00Information-bearing cards or sheet-like structures characterised by identification or security features; Manufacture thereof
    • B42D25/30Identification or security features, e.g. for preventing forgery
    • B42D25/328Diffraction gratings; Holograms

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  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Duplication Or Marking (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 偽造が困難で、しかも、ポイント数の目視に
よる確認が可能で、機械による処理が可能なポイントカ
ードを提供することとその使用方法を提案することであ
る。 【構成】 樹脂層6と反射層7とからなる反射型レリー
フホログラムと着色層4とが、磁気記録層3が形成され
たカード基材2に積層されている感熱破壊型ポイントカ
ード1と、感熱破壊型ポイントカードのポイント記録領
域31に相当するホログラムの反射層7にサーマルヘッ
ドで今回の買い物のポイント32を感熱記録し、磁気記
録層3に磁気ヘッドで今回の買い物までのポイント数の
合計を磁気記録する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポイントカードとその
使用方法に関し、さらに詳しくは、ホログラムによる視
覚効果及び磁気による機械情報処理能力を有するポイン
トカードとその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からスーパーマーケット等の商店に
おいては、例えば100円毎に1ポイントというよう
に、顧客に購入金額に相当する点数分のポイント数のシ
ールを渡し、商店は顧客の集めた一定量のシールとサー
ビス品とを交換するなどして、当該商店への再来店の意
欲を顧客に持たせる努力が払われてきた。ところが、顧
客はシールをシール台紙に貼る手間を要し、また、せっ
かく貼ったシールが剥がれてしまうことがあったため、
シールを用いるかわりに、予め顧客に配付したスタンプ
帳に直接店員が点数分のスタンプを押すことも行われて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シールのかわ
りにスタンプを利用したとしても、店員が購入金額に相
当するポイント数を毎回計算するのに手間がかかり、レ
ジ業務の迅速化を妨げ、また、計算ミスにより、押印す
るスタンプ数、渡すシールの数を間違えることがあり、
さらに、サービス品との交換時の清算業務の際に、ポイ
ント数の集計を手作業で行わなければならず多くの時間
を費やしていた。さらにまた、同じ形のスタンプや同じ
仕様のシールを入手することが比較的容易であったた
め、不正にサービス品を獲得する者があとをたたなかっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の欠点に鑑みなされた
もので、偽造が困難で、しかも、機械処理が可能なポイ
ントカードを提供することとその使用方法を提案するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の感熱破壊
型ポイントカードは、樹脂層と反射層とからなる反射型
レリーフホログラムと着色層とが、磁気記録層が形成さ
れたカード基材に積層されていることを要旨とする。
【0006】また、本発明の感熱破壊型ポイントカード
の記録方法は、顧客の購入する商品の合計金額を計算す
るステップと、前記合計金額に相当する今回の買い物の
ポイント数を計算するステップと、前回の買い物までの
ポイント数の合計を前記磁気記録層から読みだすステッ
プと、前回の買い物までのポイント数の合計に、今回の
買い物のポイント数を加えるステップと、前記反射層の
ポイント記録領域に対応する部分を破壊して、前記着色
層を透視可能にすることで、今回の買い物のポイント数
を記録するステップと、前記磁気記録層に記録されてい
る前回の買い物までのポイント数の合計を、今回の買い
物までのポイント数の合計に書き換えるステップとを要
旨とする。
【0007】
【作用】本発明において、反射型レリーフホログラムの
少なくとも一部を加熱することにより、その部分に対応
する反射層が急激に加熱されるため、反射層の薄い金属
等が溶融され、その表面張力等によって細かく割れて反
射性を失い、着色層が透けて見えることになり、この透
視される着色層の見える部分がポイント数を表してい
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の感熱破壊型ポイントカードの
実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
の感熱破壊型ポイントカードの一実施例を示すもので、
図中1は感熱破壊型ポイントカードであり、ポイント記
録領域31、ポイント32、ホログラム画像33を有し
ている。図2は、図1の感熱破壊型ポイントカードの断
面図であり、カード基材2の磁気記録層3が形成されて
いる側と反対側に、部分的に形成された着色層4、接着
層5、少なくとも表面にレリーフホログラム、レリーフ
回折格子等の微細な凹凸パターンが形成された樹脂層
6、及び、その凹凸面に形成された反射層7が積層され
ており、カードの最も外側に保護層8が形成されてい
る。
【0009】カード基材2としては、一般的にカード基
材として用いられている、塩化ビニル等のプラスチック
が使用可能であるが、感熱破壊時の耐熱性や耐久性を兼
ね備えたポリエチレンテレフタレート等が好ましい。な
お、カード基材2の厚みは0.005〜5ミリメートル
程度である。
【0010】磁気記録層3は、γ−Fe2 3 、Co被
着γ−Fe2 3 、Fe3 4 、CrO2 、Fe、Fe
−Cr、Fe−Co、Co−Cr、Co−Ni、MnA
l、Baフェライト、Srフェライトなどの従来公知の
の磁性微粒子が適当な樹脂あるいはインキビヒクル中に
分散されてなる分散物を、グラビア法、ロール法、ナイ
フエッジ法などの従来公知の塗布方法によってカード基
材2上に形成することができる。また、磁気記録層3
は、Fe、Fe−Cr、Fe−Co、Co−Crなどの
金属または合金あるいはその酸化物を用いて、真空蒸着
法、スパッタ法、めっき法などによってカード基材2上
に形成することもできる。
【0011】塗布方法によって磁気記録層3を形成する
場合には、その膜厚は1〜100ミクロン好ましくは5
〜20ミクロン程度である。また真空蒸着法、スパッタ
法、めっき法によって磁気記録層3を形成する場合に
は、その膜厚は100オングストローム〜1ミクロン好
ましくは500〜2000オングストローム程度であ
る。
【0012】γ−Fe2 3 などの磁性微粒子が分散さ
れる樹脂あるいはインキビヒクルとしては、ブチラール
樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂、ウレタン
樹脂、ポリエステル樹脂、セルロース系樹脂、アクリル
樹脂、スチレン/マレイン酸共重合体樹脂などが用いら
れ、必要に応じて、ニトリルゴムなどのゴム系樹脂ある
いはウレタンエラストマーなどが添加される。また、磁
性微粒子が上記樹脂中に分散されてなる分散物中に、必
要に応じて、界面活性剤、シランカップリング剤、可塑
剤、ワックス、シリコーンオイル、カーボンその他の顔
料を添加することもできる。
【0013】着色層4は、エチルセルロース、エチルヒ
ドロキシエチルセルロース、セルロースアセテートプロ
ピオネート、酢酸セルロースなどのセルロース誘導体、
ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレンなどのスチレ
ン樹脂あるいはスチレン共重合体樹脂、ポリメタクリル
酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エ
チル、ポリアクリル酸ブチルなどのアクリル樹脂または
メタクリル樹脂の単独あるいは共重合体、ロジン、ロジ
ン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、重
合ロジンなどのロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹
脂、クマロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール
樹脂などのバインダーに、着色すべき色に応じて各種の
顔料、染料を添加し、さらに必要に応じて、可塑剤、安
定剤、ワックス、グリース、乾燥剤、乾燥補助剤、硬化
剤、増粘剤、分散剤を添加した後、溶剤あるいは希釈剤
で充分に混練してなる着色塗料あるいはインキを用い
て、通常のグラビア法、ロール法、ナイフエッジ法、オ
フセット法などの塗布方法あるいは印刷方法により、所
望部分に形成できる。なお、着色層4は単色で形成され
ているほか、複数色の着色塗料あるいはインキを用い
て、所望の絵柄、文字、地紋、模様等で形成してもよ
い。
【0014】接着層5は、塩化ビニル/酢酸ビニル共重
合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル/プ
ロピオン酸共重合体、ゴム系樹脂、シアノアクリレート
樹脂、セルロース系樹脂、アイオノマー樹脂、ポリオレ
フィン系共重合体などのバインダーに、必要に応じて、
可塑剤、安定剤、硬化剤などを添加した後、溶剤あるい
は希釈剤で充分に混練してなるなる接着層用塗料を用い
て、グラビア法、ロール法、ナイフエッジ法などの塗布
方法によって、カード基材2上の所望部分に形成でき
る。特に、磁気記録層3上に接着層5を設ける場合に
は、磁気記録層の再溶解を防止するため、熱可塑性樹脂
をエマルジョン化して塗布し、乾燥してヒートシール型
の接着層とすることが好ましい。
【0015】樹脂層6は、箔切れ性、転写耐熱性を考慮
して各種樹脂材料が選択可能である。具体的には、不飽
和ポリエステル樹脂、アクリルウレタン樹脂、エポキシ
変性アクリル樹脂、エポキシ変性不飽和ポリエステル樹
脂、アクリル酸エステル樹脂、アクリルアミド樹脂、ニ
トロセルロース樹脂、ポリスチレン樹脂、アルキッド樹
脂、フェノール樹脂等の中、1種ないし2種類以上を主
体とする物を単独、もしくは、各種イソシアネート樹脂
や、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸鉛等の金属石鹸、
ベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオ
キサイド等の過酸化物、ベンゾフェノン、アセトフェノ
ン、アントラキノン、ナフトキノン、アゾビスイソブチ
ルニトリル、ジフェニルスルフィド等の熱あるいは紫外
線硬化剤を適量添加した物を用いることができる。この
配合は、カード基材2に反射型レリーフホログラムが転
写される温度よりも高いガラス転移点温度を持つように
考慮して調節し、具体的には、ガラス転移点温度が10
0°C〜200°Cとなるようにするのが望ましい。
【0016】反射層7は、着色層4を隠蔽できるととも
に、ホログラム効果を発現できるものであればいかなる
材質も使用できる。具体的には、Te、Sn、In、A
l、Bi、Pb、Zn、Cu、Fe、Co、Ni、C
r、Tiなどの金属または合金あるいはこれらの混合物
もしくはTe−カーバイドなどの他元素との化合物から
なり、真空蒸着法、スパッタ法、めっき法などにより、
樹脂層6に形成することができる。この反射層7は、サ
ーマルヘッドや熱こてなどにより破壊されることで、感
熱記録層としての役割を果たすため、保護層8や着色層
4、カード基材2を損傷しないように、低融点であるこ
とが望ましい。また、膜厚は100オングストローム〜
1ミクロン好ましくは、400〜1000オングストロ
ーム程度である。
【0017】保護層8は、合成樹脂フィルムをラミネー
トするか、エクストルージョンコート法によるか、ある
いは合成樹脂塗料を塗布することなどによって形成する
ことができる。保護層8を構成する合成樹脂は、用途あ
るいは他層との密着性などを考慮して、着色層4を形成
するに際して用いられた合成樹脂類と同様なものが広く
用いられうる。特に、熱硬化型の合成樹脂を用いると、
表面硬度、汚染の防止という点で有利であり、さらに紫
外線硬化型の合成樹脂を含む塗料を用いれば、塗布後の
硬化が瞬時に行えるので好ましい。また保護層8中にシ
リコーン等を添加して表面を剥離性とすることもでき
る。
【0018】反射型レリーフホログラムをカード上に形
成する方法としては、ホログラムが形成された転写箔を
用いることが一般的であり、このような転写箔にエンボ
スでホログラムを形成する金型は従来公知の方法にて作
製することができるが、強圧力に耐え、また、表面の微
細な凹凸を完全に相手の基材に押し込む必要があるた
め、十分な硬度と引っ張り強度が必要であり、電解Ni
めっき法によって得られたものが最適である。
【0019】ホログラム転写箔としては、ポリエチレン
テレフタレート等の耐熱性や引っ張り強度を兼ね備えた
周知の素材からなる支持体9に、カルナウバワックス等
の一般的に使用される剥離剤からなる剥離層10を介し
て、保護層8、樹脂層6、及び、反射層7が順次積層さ
れている被エンボス材の反射層7側と金型の凹凸面が接
するように重ね合わせ、ヒートプレスすることにより、
凹凸パターンを反射層7及び樹脂層6に転写し、反射層
7上に接着剤をコーティングして接着層5を設けること
で、図3のホログラム転写箔11が完成する。
【0020】このホログラム転写箔11を用いて、カー
ド基材2上に反射型レリーフホログラムを形成するに
は、ポリエチレンテレフタレートからなる厚さ250ミ
クロンのカード基材2上の磁気記録層3面と反対側の着
色層4上に、ホログラム転写箔11の接着層5側を対接
させ加熱加圧することで、カード基材2の一部分もしく
は全面に反射型レリーフホログラムを形成することがで
きる。
【0021】つぎに、感熱破壊型ポイントカード1の使
用方法について、スーパーマーケット等の小売店での場
合を例に、図4を参照して説明する。
【0022】スーパーマーケットの顧客は、レジスター
で商品を購入する際に、店員に前記商品を渡すととも
に、前回の買い物までの合計ポイント数13が記録され
ているポイントカード12を店員に渡す。
【0023】スーパーマーケットの店員は、POSレジ
スター22に前記商品の品名および個数などをバーコー
ドスキャナーやテンキーで登録していくとともに、反射
層7を加熱破壊するサーマルヘッドと磁気記録層3に磁
気記録を読み出し書き込み可能な磁気ヘッドとを備えた
感熱破壊装置21に、顧客から渡されたポイントカード
12を挿入する。
【0024】POSレジスター22により自動的に計算
された前記商品の合計金額とその合計金額に相当する今
回の買い物のポイント数15に基づいて、POSレジス
ター22と連動している前記感熱破壊装置21は、前記
今回の買い物のポイント数15に相当するポイントカー
ドの反射型レリーフホログラムの反射層7の領域を保護
層8上からサーマルヘッドで加熱破壊し、その下層にあ
る着色層4を透視可能とすることにより目視可能な記録
を行い、磁気記録層3に記録されていた前回の買い物ま
での合計ポイント数を、前回の買い物までの合計ポイン
ト数と今回の買い物のポイント数との合計ポイント数に
磁気ヘッドで書き換えることで機械処理可能で目視不可
能な記録を行う。
【0025】このとき、前回の買い物までの合計ポイン
ト数13と今回の買い物のポイント数15の合計が、ポ
イントカードに記録可能なポイント数を越えたときは、
ポイントカード12の記録可能なポイント数を記録する
とともに、その旨をカードに表示し、残りのポイント数
を新たなポイントカードに記録する。
【0026】店員は、前記ポイント数15が追記された
ポイントカード14を顧客に渡す。
【0027】顧客のポイントカードに記録されているポ
イント数の合計数が、サービス品などと交換可能な数に
達し、顧客が交換を希望した場合には、ポイントカード
発行者は顧客から送付されたポイントカードの磁気記録
を読み取るだけでポイント数の清算業務を行うことがで
きるとともに、ポイントカードに不信を抱いたときは目
視により反射型レリーフホログラムで確認することがで
きる。
【0028】なお、感熱破壊手段として、サーマルヘッ
ドを例にあげたが、それに限らず、他の熱型、レーザー
光、赤外光、放電等でもよい。熱型の場合は転写ホログ
ラム領域にそれを押し当てて、対応する領域の反射層7
を破壊することによって記録するが、レーザー光、赤外
光等のビームによる場合は、反射型レリーフホログラム
領域の記録したい部分にビームを収束するようにすれば
よい。また、放電の場合は、選択領域に放電を当てれば
よい。
【0029】本発明の感熱破壊型ポイントカードは、図
2の実施例の他に、例えば、図5のように、保護層8/
反射層7/樹脂層6/接着層5/着色層4/カード基材
2/磁気記録層3/保護層8と構成することもできる。
この場合、反射層7が図2の実施例よりもポイントカー
ドの外側にあるため、少ない加熱で反射層を破壊するこ
とができる。
【0030】また、図6のように、保護層8/樹脂層6
/反射層7/接着層5/着色層4/隠蔽層16/磁気記
録層3/カード基材2/保護層8と構成することもでき
る。この場合、磁気記録層3を隠蔽する効果はあるもの
の、磁気ヘッドと磁気記録層3との距離が開くと磁気記
録読み出し及び書き込みに支障をきたすため、保護層8
/樹脂層6/反射層7/接着層5/着色層4/隠蔽層1
6の厚さを薄くする必要がある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の感熱破壊
型ポイントカードは、反射型レリーフホログラムの反射
層が感熱破壊されてポイント数を記録されるとともに、
磁気記録もされるため、カードそのものの偽造が困難で
あり、感熱破壊による目視記録の耐久性が高く、ポイン
ト数の清算などは磁気記録により効率的な機械処理が可
能となる。
【0032】また、本発明の感熱破壊型ポイントカード
の記録方法によれば、ホログラムの反射層の感熱破壊に
よる偽造困難な目視記録と、効率的な機械処理が可能な
磁気記録とを1枚のカードに記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感熱破壊型ポイントカードの一実施例
の図である。
【図2】図1の感熱破壊型ポイントカードの断面図であ
る。
【図3】本発明の感熱破壊型ポイントカードの一実施例
に使用されるホログラム転写箔の断面図である。
【図4】本発明の感熱破壊型ポイントカードの使用方法
を説明するための図である。
【図5】本発明の感熱破壊型ポイントカードの他の実施
例の断面図である。
【図6】本発明の感熱破壊型ポイントカードのもう一つ
の実施例の断面図である。
【符号の説明】
1 感熱破壊型ポイントカード 2 カード基材 3 磁気記録層 4 着色層 5 接着層 6 樹脂層 7 反射層 8 保護層 9 支持体 10 剥離層 11 ホログラム転写箔 12 ポイントカード 13 前回の買い物までのポイント数 14 ポイントカード 15 今回の買い物のポイント数 16 隠蔽層 21 感熱破壊装置 22 POSレジスター 31 ポイント記録領域 32 ポイント 33 ホログラム画像
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03H 1/02 8106−2K G06K 19/06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面にレリーフホログラム、
    レリーフ回折格子等の微細な凹凸パターンが形成された
    樹脂層とその凹凸面に形成された反射層とからなる反射
    型レリーフホログラムと着色層とが、磁気記録層が形成
    されたカード基材に積層されていることを特徴とする感
    熱破壊型ポイントカード。
  2. 【請求項2】 以下のステップを含む請求項1に記載の
    感熱破壊型ポイントカードの記録方法であって、 顧客の購入する商品の合計金額を計算するステップと、 前記合計金額に相当する今回の買い物のポイント数を計
    算するステップと、 前回の買い物までのポイント数の合計を前記磁気記録層
    から読みだすステップと、 前回の買い物までのポイント数の合計に、今回の買い物
    のポイント数を加えるステップと、 前記反射層のポイント記録領域に対応する部分を破壊し
    て、前記着色層を透視可能にすることで、今回の買い物
    のポイント数を記録するステップと、 前記磁気記録層に記録されている前回の買い物までのポ
    イント数の合計を、今回の買い物までのポイント数の合
    計に書き換えるステップとを有することを特徴とする感
    熱破壊型ポイントカードの記録方法。
JP4252317A 1992-08-27 1992-08-27 感熱破壊型ポイントカードとその記録方法 Pending JPH0672086A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100285398A1 (en) * 2007-05-18 2010-11-11 3M Innovative Properties Company Tamper indicating article

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US20100285398A1 (en) * 2007-05-18 2010-11-11 3M Innovative Properties Company Tamper indicating article

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Effective date: 20010814