JPH0672060U - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JPH0672060U
JPH0672060U JP1349793U JP1349793U JPH0672060U JP H0672060 U JPH0672060 U JP H0672060U JP 1349793 U JP1349793 U JP 1349793U JP 1349793 U JP1349793 U JP 1349793U JP H0672060 U JPH0672060 U JP H0672060U
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佳秀 小山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回転反射板を容易に成形可能にする。 【構成】例えばテープレコーダのリール台のような回転
体12が回転すると、その回転軸13に取り付けられた
回転反射板2が回転する。回転反射板2は光の反射率の
高い反射部21と光の反射率の低い非反射部22とを組
み合わせて構成されている。回転反射板2が回転すると
センサ3からパルス状の検出信号Sが出力されるので、
これによって、回転体12の回転状態を検出することが
可能になる。この回転検出装置1では、従来のように回
転反射板2を白と黒に塗り分けたり、或いはこのような
シールを必要としないから、手間を掛けずに安価に製造
することが可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、VTRやテープレコーダなどに適用して好適な回転検出装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
VTR(ビデオテープレコーダ)やテープレコーダにおいては、磁気テープの 巻取りが終了したことを検出して、巻取り用モータを停止するように制御されて いるのが普通である。
【0003】 磁気テープの巻取り終了を検出するために、従来は図6に示すような回転検出 装置1が使用されている。この回転検出装置1においては、磁気テープのリール 台(図示せず)に回転反射板2が直接若しくは間接的に取り付けられ、センサ3 の発光素子31から回転反射板2に光が照射される。
【0004】 そして、放射状の黒色部分と白色部分とが交互に塗り分けられた回転反射板2 で反射した光が受光素子32で検出され、これが電気信号に変換される。リール 台が回転しているときは回転反射板2も回転しており、このとき発光素子31か ら照射された光は白色部分でその殆どが反射され、黒色部分では殆ど反射されな いから受光素子32から出力される検出信号Sはパルス状になる。
【0005】 この検出信号Sはアンプ4で増幅されてコントロール回路5に供給され、ここ で例えば周波数を検出することによって回転反射板2、すなわちリール台の回転 数などを検出することが可能になる。そして、磁気テープの巻取りが終了してリ ール台が回転を停止したときには、検出信号Sの周波数が「0」になり、これに よって磁気テープの巻取りが終了したことを判別することが可能になる。
【0006】 これとは別に、図7に示すように全周に亘って多数の磁極が着磁された回転マ グネット6がリール台に直接または間接的に取り付けられ、回転マグネット6の 回転によって変化する磁界の変化が磁気センサ7で検出される回転検出装置1も ある。磁気センサ7としては、ホール素子、MR素子、コイル等の感磁気素子が 使用され、磁界の変化に伴って上述と同様にパルス状の検出信号Sが出力される から、これを検出してリール台の回転状態を検出することが可能になる。
【0007】 更に、図8に示すようにリール台に直接または間接的に取り付けられたスリッ ト円板8の全周に亘って複数の検出孔81を設け、検出孔81の上下にコ字状の フォトカプラ9を配置し、フォトカプラ9から出力されたパルス状の検出信号S を検出するようにした回転検出装置1もある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
図6の回転検出装置1では、回転反射板2の表面を白と黒に塗り分けるか、或 いは白と黒に塗り分けられたシールを貼りつけなければならないから、手間が掛 かって高価になるという問題がある。
【0009】 図7の回転検出装置1では、回転マグネット6の表面側を分割着磁するために 着磁装置が必要になる。この着磁装置は構成が複雑で高価であり、また、着磁作 業も面倒で回転マグネット6が高価になるという問題がある。
【0010】 図8の回転検出装置1では、スリット円板8の上下にフォトカプラ9を配置し なければならないから、スリット円板8の周囲に広いスペースが必要となり、小 型化するのが困難になるという問題がある。
【0011】 そこで本考案は上述のような課題を解決したものであって、構成が簡単で小型 化及び原価低減が可能な回転検出装置を提案するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、第1の考案においては、回転体に直接若しくは間 接的に取り付けられた回転反射板と、回転反射板の回転状態を検出するためのセ ンサを有する回転検出装置において、回転反射板が光の反射率の異なる複数の検 出部を組み合わせることによって構成され、回転反射板から反射された光がセン サで検出されるようにしたことを特徴とするものである。
【0013】 第2の考案においては、回転体に直接若しくは間接的に取り付けられた回転マ グネットと、回転マグネットの回転状態を検出するためのセンサを有する回転検 出装置において、回転マグネットが着磁部と非着磁部を組み合わせることによっ て構成され、回転マグネットの磁界の変化がセンサで検出されるようにしたこと を特徴とするものである。
【0014】
【作用】
図1の回転検出装置1においては、シャーシ11の下面側に取り付けられた回 転体12の回転軸13がシャーシ11の上面側に引き出され、この回転軸13に 回転反射板2が取り付けられている。回転反射板2は図2に示すように白色の反 射部21と黒色の非反射部22を組み合わせることによって構成されている。
【0015】 回転反射板2が回転すると、光センサ3の発光素子31から放射される光の光 路上に反射部21若しくは非反射部22が交互に位置するようになる。この結果 、センサ3からは図3に示すようなパルス状の検出信号Sが出力される。これを 検出することによって、回転体12の回転状態を検出することが可能になる。
【0016】 図5の回転検出装置1においては、回転体12の回転軸13に回転マグネット 6が取り付けられている。回転マグネット6は、上述の反射部21と同形状の着 磁部61と、非反射部22と同形状の非着磁部62を組み合わせることによって 構成されている。
【0017】 回転マグネット6が回転すると、磁気センサ7の下部側に着磁部61と非着磁 部62が交互に位置するようになる。これによって磁気センサ7からパルス状の 検出信号Sが出力され、これを検出することによって回転体12の回転状態を検 出することが可能になる。
【0018】
【実施例】
続いて、本考案に係わる回転検出装置の一実施例について、図面を参照して詳 細に説明する。
【0019】 図1は第1の考案による回転検出装置1の構成を示す。この回転検出装置1は 、例えばテープレコーダなどのシャーシ11に固定されたリール台などの回転体 12の回転状態を検出するために使用される。本例では、回転体12がシャーシ 11の下面側に取り付けられ、その回転軸13がシャーシ11の上面側に引き出 されて回転反射板2が直接取り付けられている。
【0020】 回転反射板2は光の反射率が高い例えば白色の反射部21と、光の反射率が非 常に低い例えば黒色の非反射部22とで構成されている。本例では、反射部21 と非反射部22とが各2箇所ずつ交互に組み合わされている。
【0021】 この回転反射板2の反射部21及び非反射部22は、図2に示すようにそれぞ れ2つの扇形状の検出部23,25が連結部24,26で連結されている。そし て、各連結部24,26が検出部23,25の半分の厚さで成形され、これによ って、反射部21と非反射部22を1枚の平坦な円板状に組み合わせることが可 能になっている。この場合、両者の組合せ部を適宜な寸法にしておけば、これを 組み合わせただけで接着剤などを使用しなくても容易に外れないようにすること ができる。
【0022】 さて、図1において回転反射板2の上方には光センサ3が配置されている。光 センサ3は発光素子31と受光素子32を有し、回転反射板2を回転させると発 光素子31から照射された光の光路上に反射部21若しくは非反射部22が位置 するように配置されている。光路上に反射部21が位置した場合、発光素子31 から照射された光はその殆どが反射部21で反射され、これが受光素子32で検 出されて電気信号に変換される。
【0023】 光路上に非反射部22が位置した場合、発光素子31から照射された光はここ で吸収されて殆ど反射されなくなる。したがって、受光素子32から電気信号は 出力されない。受光素子32から出力された電気信号はアンプ4で増幅されてコ ントロール回路5に供給される。
【0024】 回転体12が回転している場合は回転反射板2も回転している。したがって、 このときは光センサ3の発光素子31から照射された光の光路上に反射部21と 非反射部22が交互に位置するようになる。これによって、光センサ3から図3 に示すようなパルス状の検出信号Sが出力される。回転反射板2の回転数が多い ほど、また、反射部21の数が多いほど検出信号Sの周波数が高くなる。
【0025】 この検出信号Sの周波数を検出すれば、回転反射板2すなわち回転体12の回 転数や停止状態などを検出することが可能になる。これによって、回転体12を 駆動しているモータ(図示せず)などの制御をすることが可能になる。
【0026】 なお、上述の実施例では回転検出板2を回転体12に直接取り付けた場合につ いて説明したが、図4に示すように回転検出板2の非反射部22の下部側にギヤ 27を一体成形すれば、このギヤ27を介して回転体12の回転力を回転検出板 2に伝達することが可能になる。また、光センサ3は回転反射板2の外周側に配 置することも可能である。
【0027】 図5は第2の考案による回転検出装置1の構成を示す。この回転検出装置1で は、回転体12の回転軸13に回転マグネット6が取り付けられ、回転マグネッ ト6の上方に磁気センサ7が配置されている。磁気センサ7は回転マグネット6 と適宜な間隔を保持するように支持部71でシャーシ11に固定されている。
【0028】 回転マグネット6は、着磁部61と非着磁部62とで構成されている。着磁部 61は、図2で示した反射部21と同様な形状であり非着磁部62は非反射部2 2と同様な形状である。これらを組み合わせることによって円板状の回転マグネ ット6が形成されている。着磁部61はフェライト磁石粉末を混入した樹脂で成 形されており、表面側が例えばS極に単一着磁されている。
【0029】 磁気センサ7は、ホール素子、MR素子、コイル等が使用される。例えばMR 素子を使用した場合は、磁気センサ7にコントロール回路5から電源電圧Vが印 加される。そして、磁気センサ7の下側に着磁部61が位置している場合はその 磁界によって磁気センサ7の抵抗値が減少し、これによって磁気センサ7から電 気信号が出力される。
【0030】 磁気センサ7の下側に非着磁部62が位置している場合は、磁気センサ7の抵 抗値がそのままであり電気信号は出力されない。磁気センサ7から出力された電 気信号はアンプ4を介してコントロール回路5に供給されて検出される。
【0031】 回転体12が回転するとそれに伴って回転マグネット6が回転する。このとき には、磁気センサ7の下側に着磁部61と非着磁部62とが交互に位置するよう になる。これによって、磁気センサ7からは図3と同様なパルス状の検出信号S が出力され、その周波数をカウントすれば回転体12の回転数など回転状態を検 出することが可能になる。
【0032】 なお、回転マグネット6も、図4に示したのと同様にギヤを一体成形すること が可能である。また、磁気センサ7は回転マグネット6の外周側に配置すること も可能である。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように第1の考案は、光の反射率の異なる複数の検出部を組み合 わせて回転反射板を構成し、ここから反射された光を検出するようにしたもので ある。また第2の考案は、着磁部と非着磁部を組み合わせて回転マグネットを構 成し、回転マグネットの磁界の変化を検出するようにしたものである。
【0034】 したがって、第1の考案によれば例えば検出部の一部を白色の樹脂で成形し、 残りの検出部を黒色の樹脂で成形してこれを組み合わせれば、従来のように反射 面を白と黒に塗り分けたり、或いはこのようなシールを貼りつける必要がないか ら手間を省くことが可能になる。また、回転体と組み合わせるためのギヤを回転 反射板に一体成形することが可能になるから、部品点数が少なくなって回転検出 装置を安価に製造することが可能になる。更に、光センサは回転反射板の外周側 や片面側にだけ取り付けるタイプを使用することができるので、取り付けスペー スを狭くして装置全体を小型化することが可能になるなどの効果がある。
【0035】 第2の考案によれば回転マグネットの表面側を分割着磁する必要がないから、 着磁装置が簡単で着磁作業も容易になる。したがって、回転マグネットを安価に 制作することが可能になる。更に、第1の考案と同様に磁気センサを回転マグネ ットの外周側に配置することが可能になると共に、回転マグネットとギヤなどを 一体成形することが可能になる。磁気センサは回転マグネットの外周側や片面側 にだけ取り付けるタイプを使用可能になるので装置全体を小型化することが可能 になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本考案に係わる回転検出装置1の構成図
である。
【図2】回転反射板2の分解図である。
【図3】検出信号Sの波形図である。
【図4】回転反射板2の変形例を説明する図である。
【図5】第2の考案に係わる回転検出装置1の構成図で
ある。
【図6】従来の回転検出装置1の第一例を説明する図で
ある。
【図7】従来の回転検出装置1の第二例を説明する図で
ある。
【図8】従来の回転検出装置1の第三例を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 回転検出装置 2 回転反射板 3 光センサ 4 アンプ 5 コントロール回路 6 回転マグネット 7 磁気センサ 8 スリット円板 9 フォトカプラ 11 シャーシ 12 回転体 13 回転軸 21 反射部 22 非反射部 23,25 検出部 24,26 連結部 27 ギヤ 31 発光素子 32 受光素子 61 着磁部 62 非着磁部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に直接若しくは間接的に取り付け
    られた回転反射板と、上記回転反射板の回転状態を検出
    するためのセンサを有する回転検出装置において、 上記回転反射板が光の反射率の異なる複数の検出部を組
    み合わせることによって構成され、上記回転反射板から
    反射された光が上記センサで検出されることを特徴とす
    る回転検出装置。
  2. 【請求項2】 回転体に直接若しくは間接的に取り付け
    られた回転マグネットと、上記回転マグネットの回転状
    態を検出するためのセンサを有する回転検出装置におい
    て、 上記回転マグネットが着磁部と非着磁部を組み合わせる
    ことによって構成され、上記回転マグネットの磁界の変
    化が上記センサで検出されることを特徴とする回転検出
    装置。
JP1993013497U 1993-03-23 1993-03-23 回転検出装置 Expired - Fee Related JP2597371Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113071A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Casio Computer Co Ltd 回転検出装置、光源ユニット及びプロジェクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113071A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Casio Computer Co Ltd 回転検出装置、光源ユニット及びプロジェクタ

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