JP2785187B2 - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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JP2785187B2 JP63215577A JP21557788A JP2785187B2 JP 2785187 B2 JP2785187 B2 JP 2785187B2 JP 63215577 A JP63215577 A JP 63215577A JP 21557788 A JP21557788 A JP 21557788A JP 2785187 B2 JP2785187 B2 JP 2785187B2
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敏夫 間宮
英司 大嶋
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転原動力を磁気的結合で円板から回転
体に伝達する、例えばVTRの巻き取りリール等の回転検
出装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、N極およびS極が所定角間隔ごとに着磁
された回転体と、この回転体に対向して配置され且つ回
転体の磁力で結合されて回転力を伝達可能とされた円板
と、回転体の着磁部に対向して配置された感磁性素子
と、この感磁性素子から供給された正弦波信号をデジタ
ル信号に変換するA/D変換器と、このA/D変換器から供給
されたデジタル信号をテーブルからの複数の基準値と比
較して当該デジタル信号の所定振幅変化ごとにパルスを
発生するマイクロコンピュータとを備え、円板を回転さ
せることにより回転駆動される回転体の回転を感磁性素
子により検出して回転体の回転数に応じた信号をマイク
ロコンピュータから出力するようにしたことにより、回
転トルクを低下させることなく、回転検出の分解能を上
げることができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
例えば、VTRの巻き取りリールは、録画、再生、巻戻
し、早送り、アンローディング時には回転していること
が必要である。この巻き取りリールが回転していない
と、テープがもつれたり、切れたりするおそれがあり、
これをすばやく検出してストップ状態とする必要があ
る。
従来、VTRの巻き取りリールの回転検出方法として、
発光素子、受光素子を使用して光学的に行うものと、感
磁性素子、例えばホール素子を使用して磁気的に行うも
のとがある。
ところで、回転原動力を磁気的結合で円板からリール
に伝達する、いわゆるマグネットクラッチと称されるも
のがあるが、この場合のリールの回転検出を、第3図に
示すようにして行うことが考えられる。
同図において、(1)はN極およびS極が所定角間隔
ごとに着磁されたリールであり、このリール(1)に対
向して円板(2)が配される。
また、(3),(4)は歯車であり、歯車(3)の回
転軸は円板(2)の回転軸と共通とされる。(5)はモ
ータである。
以上の構成において、モータ(5)によって歯車
(4),(3)を通じて円板(2)が回転させられる
と、磁気的結合によりリール(1)が回転させられる。
また、(6)は感磁性素子を構成するホール素子であ
り、リール(1)の着磁部に対向して配される。なお、
図示例では、リール(1)とホール素子(6)との間に
円板(2)および歯車(3)が介在されている。
ホール素子(6)の出力信号は、アンプ(7)を介し
て検出回路(8)に供給される。
この場合、円板(2)が回転するとリール(1)が回
転し、感磁性素子(6)からは、リール(1)のN極お
よびS極の着磁部の通過に伴って正弦波信号が出力され
る。したがって、検出回路(8)では、例えば正弦波信
号の1周期に1個のパルスが発生され、リール(1)の
回転が検出される。
この検出回路(8)の出力信号は、表示回路(9)に
供給され、カウンタ表示、テープ残量表示等の情報とし
て使用される。また、検出回路(8)の出力信号は、シ
ステムコントロール(以下「シスコン」という)(10)
に供給され、リール(1)の回転異常(例えば、回転す
べきときに回転せず)等が検出される。
〔発明が解決しようとする課題〕 この第3図例において、回転異常の検出をより精度よ
く行うためには、回転検出の分解能を上げることが必要
である。回転検出の分解能を上げるためには、リール
(1)の着磁極数を多くすればよいが、この着磁極数を
多くすると、回転トルクが低下してしまう。つまり、単
純にリール(1)の着磁極数を多くして、回転検出の分
解能を上げることは不可能であった。
そこで、この発明では、回転トルクを低下させること
なく、回転検出の分解能を上げることができるようにす
ることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、N極およびS極が所定角間隔ごとに着磁
された回転体(1)と、この回転体(1)に対向して配
置され且つ回転体(1)の磁力で結合されて回転力を伝
達可能とされた円板(2)と、回転体(1)の着磁部に
対向して配置された感磁性素子(6)と、この感磁性素
子(6)から供給された正弦波信号をデジタル信号に変
換するA/D変換器(11)と、このA/D変換器(11)から供
給されたデジタル信号をテーブル(14)からの複数の基
準値と比較して当該デジタル信号の所定振幅変化ごとに
パルスを発生するマイクロコンピュータ(12)とを備
え、円板(2)を回転させることにより回転駆動される
回転体(1)の回転を感磁性素子(6)により検出して
回転体(1)の回転数に応じた信号をマイクロコンピュ
ータ(12)から出力するようにしたものである。
〔作用〕
上述構成においては、感磁性素子の出力信号の所定振
幅変化ごとにパルス化して出力するものであり、感磁性
素子の出力信号の1周期に1個のパルスを出力するもの
ではない。したがって、磁気的結合によって回転力を伝
達可能とされた円板(2)と回転体(1)とを有するも
のにおいて、感磁性素子(6)とA/D変換器(11)と複
数の基準値が設定されたテーブル(14)を有するマイク
ロコンピュータ(12)とを設けることにより、回転体
(1)の着磁極数を多くすることなく、つまり回転トル
クを低下させることなく、回転検出の分解能を上げるこ
とが可能となる。
〔実施例〕
以下、第1図を参照しながら、この発明の一実施例に
ついて説明する。この第1図において、第3図と対応す
る部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
同図において、感磁性素子としてのホール素子(6)
の出力信号は、アンプ(7)およびA/D変換器(11)を
介して比較器(3)に供給される。この比較器(13)に
は、A/D変換器(11)の出力信号(第2図Aに曲線aで
図示する正弦波信号)に対応した複数の基準値−En,…
…,−E2,−E1,0,E1,E2,……,En(nは自然数)
が、例えばROMよりなるテーブル(14)より供給され
る。比較器(13)では、A/D変換器(11)の出力信号が
テーブル(14)からの複数の基準値と比較され、一致す
るときこの比較器(13)からパルスが発生される。つま
り、この比較器(13)からは、第2図Bに示すように、
A/D変換器(11)の出力信号の所定振幅変化ごとにパル
スが発生される。例えば、A/D変換器(11)の出力信号
のピークツーピーク値が750mVであるとき、60mV変化ご
とにパルスが発生するようにされる。
また、比較器(13)より出力されるパルスは、カウン
タ(15)にクロックとして供給される。そして、このカ
ウンタ(15)の出力信号は、表示回路(9)に供給さ
れ、カウンタ表示、テープ残量表示等の情報として使用
される。また、カウンタ(15)の出力信号は、シスコン
(10)に供給され、回転体としてのリール(1)の回転
異常等が検出される。
ここで、比較器(13)、テーブル(14)、カウンタ
(15)の部分は、実際にはマイクロコンピュータ(12)
で構成される。
本例は、以上のように構成され、その他は第3図例と
同様に構成される。
本例においては、比較器(13)よりホール素子(6)
の出力信号の所定振幅変化ごとにパルスが出力されるも
のであり、その出力信号の1周期に1個のパルスを出力
するものではない。したがって、本例によれば、回転体
(1)の着磁極数を多くすることなく、つまり回転トル
クを低下させることなく、回転体(1)の磁力で結合さ
れた円板(2)の回転に基づく回転体(1)の回転検出
の分解能を上げることができる。上述していないが、回
転体(1)は、例えば6極着磁とされる。
なお、上述実施例においては、感磁性素子としてホー
ル素子(6)が使用された例を示したものであるが、そ
の他の感磁性素子を使用してもよい。また、上述実施例
においては、回転体がリール(1)である例を示した
が、回転体がその他の場合であっても、この発明を同様
に適用することができる。
また、上述実施例においては、一定振幅変化ごとにパ
ルスが出力されるようにしたものであるが、A/D変換器
(11)の出力信号(第2図Aに曲線aで図示する正弦波
信号)のピーク側程パルスが出力される振幅変化幅を小
さくすれば、パルス間隔が等しくなるようにすることが
できる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、磁気的結合によって回転力を伝達
可能とされた円板と回転体とを有するものにおいて、回
転体の着磁部に対向配置された感磁性素子と、この感磁
性素子からの正弦波信号をデジタル信号に変換して出力
するA/D変換器と、このデジタル信号をテーブルからの
複数の基準値と比較して所定振幅変化ごとにパルスを発
生するマイクロコンピュータとを設け、回転体の回転数
に応じた信号をマイクロコンピュータから出力するよう
にしたので、円板から回転体に伝達される回転トルクを
低下させることなく、回転体の回転検出の分解能を上げ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図はそ
の説明のための図、第3図は回転検出装置の一例の構成
図である。 (1)はリール、(2)は円板、(6)はホール素子、
(11)はA/D変換器、(12)はマイクロコンピュータ、
(13)は比較器、(14)はテーブル、(15)はカウンタ
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津山 学 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−46(JP,A) 特開 昭57−206822(JP,A) 特開 昭64−49914(JP,A) 実開 昭56−155365(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 5/245

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N極およびS極が所定角間隔ごとに着磁さ
    れた回転体と、 上記回転体に対向して配置され且つ当該回転体の磁力で
    結合されて回転力を伝達可能とされた円板と、 上記回転体の着磁部に対向して配置された感磁性素子
    と、 上記感磁性素子から供給された正弦波信号をデジタル信
    号に変換するA/D変換器と、 上記A/D変換器から供給されたデジタル信号をテーブル
    からの複数の基準値と比較して当該デジタル信号の所定
    振幅変化ごとにパルスを発生するマイクロコンピュータ
    とを備え、 上記円板を回転させることにより回転駆動される上記回
    転体の回転を上記感磁性素子により検出して当該回転体
    の回転数に応じた信号を上記マイクロコンピュータから
    出力するようにしたことを特徴とする回転検出装置。
JP63215577A 1988-08-30 1988-08-30 回転検出装置 Expired - Lifetime JP2785187B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5553331U (ja) * 1978-10-04 1980-04-10
JPS5646A (en) * 1979-06-15 1981-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd Magnetic recording and reproducing unit
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JPS6449914A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Fanuc Ltd Signal processor for pulse encoder

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