JPH0671934A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JPH0671934A JPH0671934A JP3216219A JP21621991A JPH0671934A JP H0671934 A JPH0671934 A JP H0671934A JP 3216219 A JP3216219 A JP 3216219A JP 21621991 A JP21621991 A JP 21621991A JP H0671934 A JPH0671934 A JP H0671934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photoconductor
- paper feed
- feed roller
- clutch
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子写真装置において、コストダウンを達成
する。 【構成】 給紙ローラ20を回転するとき、ソレノイド
50で係合部材45を一方向に揺動して爪部45aを感
光体用ラチェット44に係合し、感光体クラッチ43で
感光体への回転伝達を遮断する。他方、感光体11を回
転するとき、係合部材45を他方向に揺動して爪部45
bを給紙ローラ用ラチェット41に係合し、給紙ローラ
クラッチ40で給紙ローラ20への回転伝達を遮断する
構成とする。
する。 【構成】 給紙ローラ20を回転するとき、ソレノイド
50で係合部材45を一方向に揺動して爪部45aを感
光体用ラチェット44に係合し、感光体クラッチ43で
感光体への回転伝達を遮断する。他方、感光体11を回
転するとき、係合部材45を他方向に揺動して爪部45
bを給紙ローラ用ラチェット41に係合し、給紙ローラ
クラッチ40で給紙ローラ20への回転伝達を遮断する
構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レ−ザを用いた、プ
リンタ・複写機・ファクシミリなど、電子写真方式(感
光体に形成した画像を用紙・封筒等のシ−トに転写して
記録を行う方式)によりシ−トに記録を行う電子写真装
置に適用しうる。詳しくは、駆動源からの回転を歯車列
を介して給紙ローラや感光体に伝達し、それら給紙ロー
ラや感光体を適宜回転してシートを搬送しながらそれに
記録を行う電子写真装置に関する。
リンタ・複写機・ファクシミリなど、電子写真方式(感
光体に形成した画像を用紙・封筒等のシ−トに転写して
記録を行う方式)によりシ−トに記録を行う電子写真装
置に適用しうる。詳しくは、駆動源からの回転を歯車列
を介して給紙ローラや感光体に伝達し、それら給紙ロー
ラや感光体を適宜回転してシートを搬送しながらそれに
記録を行う電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばレ−ザプリンタは、図4
に示すごとく、駆動源からの回転を回転伝達ギヤg1を
介して給紙ローラ1に伝達し、また、その回転伝達ギヤ
g1からアイドラギヤg2と回転伝達ギヤg3を介してレ
ジストローラ2に伝達し、さらに、回転伝達ギヤg3か
ら順次アイドラギヤg4・回転伝達ギヤg5・ギヤg6・
感光体ギヤg7を介して感光体3に伝達する。そして、
それら給紙ローラ1やレジストローラ2や感光体3を適
宜回転して図中矢示方向にシートSを搬送しながら、そ
のシートSに感光体3の表面に形成した画像を転写して
記録を行っている。
に示すごとく、駆動源からの回転を回転伝達ギヤg1を
介して給紙ローラ1に伝達し、また、その回転伝達ギヤ
g1からアイドラギヤg2と回転伝達ギヤg3を介してレ
ジストローラ2に伝達し、さらに、回転伝達ギヤg3か
ら順次アイドラギヤg4・回転伝達ギヤg5・ギヤg6・
感光体ギヤg7を介して感光体3に伝達する。そして、
それら給紙ローラ1やレジストローラ2や感光体3を適
宜回転して図中矢示方向にシートSを搬送しながら、そ
のシートSに感光体3の表面に形成した画像を転写して
記録を行っている。
【0003】そして、このような従来のレーザプリンタ
では、給紙ローラ1とギヤg1間に給紙ローラクラッチ
1aを設けとともにレジストローラ2とギヤg3間に電
磁クラッチ2aを設け、それらクラッチ1a・2aを適
宜継断してこれらローラ1・2の回転を制御可能とす
る。また、感光体3とギヤg5間に感光体クラッチ3a
を設け、そのクラッチ3aを適宜継断して感光体3の回
転を制御可能な構成とする。
では、給紙ローラ1とギヤg1間に給紙ローラクラッチ
1aを設けとともにレジストローラ2とギヤg3間に電
磁クラッチ2aを設け、それらクラッチ1a・2aを適
宜継断してこれらローラ1・2の回転を制御可能とす
る。また、感光体3とギヤg5間に感光体クラッチ3a
を設け、そのクラッチ3aを適宜継断して感光体3の回
転を制御可能な構成とする。
【0004】さらに、給紙ローラ1と給紙ローラクラッ
チ1aとの間に給紙ローラ1と一体に回転可能にラチェ
ット4を設けるとともに、感光体3と感光体クラッチ3
aとの間にも感光体3と一体に回転可能にラチェット5
を設ける。これらラチェット4・5には、それぞれたと
えば弾性を有する作動片6・7の先端6a・7aを係合
してなる。作動片6・7は、それぞれ別個のソレノイド
8・9からのびてなる。そして、それらソレノイド8・
9を適宜オンオフして作動片6・7を作動し、その先端
6a・7aを各ラチェット4・5に対しそれぞれ係脱自
在の構成とする。
チ1aとの間に給紙ローラ1と一体に回転可能にラチェ
ット4を設けるとともに、感光体3と感光体クラッチ3
aとの間にも感光体3と一体に回転可能にラチェット5
を設ける。これらラチェット4・5には、それぞれたと
えば弾性を有する作動片6・7の先端6a・7aを係合
してなる。作動片6・7は、それぞれ別個のソレノイド
8・9からのびてなる。そして、それらソレノイド8・
9を適宜オンオフして作動片6・7を作動し、その先端
6a・7aを各ラチェット4・5に対しそれぞれ係脱自
在の構成とする。
【0005】しかして、給紙ローラ1でシートSをレジ
ストローラ2へと送り出すときは、感光体用のソレノイ
ド9をオフのままとし、その作動片7をラチェット5に
係合して感光体クラッチ3aの働きで前記駆動源から感
光体3への回転伝達を遮断する。また、電磁クラッチ2
aを働かせてレジストローラ2への回転伝達も遮断する
一方、給紙ローラ用のソレノイド8をオンしてその作動
片6をラチェット4から外して給紙ローラ1を回転す
る。そして、シートSを送り出しレジストローラ2に突
き当てて止める。その後、さらに該シートSをレジスト
ローラ2で搬送するときは、反対に給紙ローラ用のソレ
ノイド8をオフとしその作動片6をラチェット4に係合
し、給紙ローラクラッチ1aの働きで給紙ローラ1への
回転伝達を遮断する一方、感光体用のソレノイド9をオ
ンしてその作動片7をラチェット5から外して感光体3
を回転するとともに、その感光体3の回転にタイミング
を合わせてレジストローラ2を回転し、前記シートSを
感光体3へと搬送していた。このように、一方で給紙ロ
ーラ1の回転を制御してシートSを順次に1枚づつ送り
出すことを可能とする。また、前記感光体3の表面には
図示しない現像ローラやクリーニングブレード等が押し
当たっているが、上述したように感光体3の回転を制御
してその無駄な回転をなくすことにより、現像ローラ等
との摩擦で感光体3の寿命が短くなることを防止してい
た。
ストローラ2へと送り出すときは、感光体用のソレノイ
ド9をオフのままとし、その作動片7をラチェット5に
係合して感光体クラッチ3aの働きで前記駆動源から感
光体3への回転伝達を遮断する。また、電磁クラッチ2
aを働かせてレジストローラ2への回転伝達も遮断する
一方、給紙ローラ用のソレノイド8をオンしてその作動
片6をラチェット4から外して給紙ローラ1を回転す
る。そして、シートSを送り出しレジストローラ2に突
き当てて止める。その後、さらに該シートSをレジスト
ローラ2で搬送するときは、反対に給紙ローラ用のソレ
ノイド8をオフとしその作動片6をラチェット4に係合
し、給紙ローラクラッチ1aの働きで給紙ローラ1への
回転伝達を遮断する一方、感光体用のソレノイド9をオ
ンしてその作動片7をラチェット5から外して感光体3
を回転するとともに、その感光体3の回転にタイミング
を合わせてレジストローラ2を回転し、前記シートSを
感光体3へと搬送していた。このように、一方で給紙ロ
ーラ1の回転を制御してシートSを順次に1枚づつ送り
出すことを可能とする。また、前記感光体3の表面には
図示しない現像ローラやクリーニングブレード等が押し
当たっているが、上述したように感光体3の回転を制御
してその無駄な回転をなくすことにより、現像ローラ等
との摩擦で感光体3の寿命が短くなることを防止してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のレーザプリンタでは、給紙ローラ用と感光体用にそ
れぞれ別個に高価なソレノイド8・9を用いる構成とす
ることから、それだけコストが高くなるという問題があ
った。
来のレーザプリンタでは、給紙ローラ用と感光体用にそ
れぞれ別個に高価なソレノイド8・9を用いる構成とす
ることから、それだけコストが高くなるという問題があ
った。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な電子写真装置において、コストダウンを達成すること
にある。
な電子写真装置において、コストダウンを達成すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、たとえば以下の図示実施例において示
すとおり、駆動源からの回転を歯車列Gを介して給紙ロ
ーラ20や感光体11に伝達するとともに、前記歯車列
Gと前記給紙ローラ20との間に給紙ローラクラッチ4
0を、また前記感光体11との間に感光体クラッチ43
を設け、それらのクラッチ40・43を継断して前記給
紙ローラ20や前記感光体11を適宜回転し、シートS
を搬送しながらそれに記録を行う電子写真装置におい
て、前記感光体11と一体に回転してその感光体11と
前記感光体クラッチ43との間に設ける感光体用ラチェ
ット44のような感光体用被係合部材と、前記給紙ロー
ラ20と一体に回転してその給紙ローラ20と前記給紙
ローラクラッチ40との間に設ける給紙ローラ用ラチェ
ット41のような給紙ローラ用被係合部材と、それらの
被係合部材の一方に一端の爪部45bを係合して揺動可
能に支持するレバー状の係合部材45と、その係合部材
45を揺動して他端の爪部45aを2つの前記被係合部
材の他方に係合するソレノイド50のような作動手段と
を備えてなることを特徴とする。
め、この発明は、たとえば以下の図示実施例において示
すとおり、駆動源からの回転を歯車列Gを介して給紙ロ
ーラ20や感光体11に伝達するとともに、前記歯車列
Gと前記給紙ローラ20との間に給紙ローラクラッチ4
0を、また前記感光体11との間に感光体クラッチ43
を設け、それらのクラッチ40・43を継断して前記給
紙ローラ20や前記感光体11を適宜回転し、シートS
を搬送しながらそれに記録を行う電子写真装置におい
て、前記感光体11と一体に回転してその感光体11と
前記感光体クラッチ43との間に設ける感光体用ラチェ
ット44のような感光体用被係合部材と、前記給紙ロー
ラ20と一体に回転してその給紙ローラ20と前記給紙
ローラクラッチ40との間に設ける給紙ローラ用ラチェ
ット41のような給紙ローラ用被係合部材と、それらの
被係合部材の一方に一端の爪部45bを係合して揺動可
能に支持するレバー状の係合部材45と、その係合部材
45を揺動して他端の爪部45aを2つの前記被係合部
材の他方に係合するソレノイド50のような作動手段と
を備えてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】そして、この発明は、給紙ローラ20を回転し
てシートSを送り出すときは、作動手段をオンし係合部
材45を一方向に揺動してたとえばその一端の爪部45
bを感光体用被係合部材に係合し、感光体クラッチ43
の働きで駆動源から感光体11への回転伝達を遮断する
一方、その駆動源からの回転を歯車列Gを介して給紙ロ
ーラ20へと伝達してそれを回転する。また、感光体1
1を回転してシートSに記録を行うときは、作動手段を
オフし係合部材45を他方向に揺動してその他端の爪部
45aを給紙ローラ用被係合部材に係合し、給紙ローラ
クラッチ40の働きで駆動源から給紙ローラ20への回
転伝達を遮断する一方、その駆動源からの回転を歯車列
Gを介して感光体11へと伝達してそれを回転する。
てシートSを送り出すときは、作動手段をオンし係合部
材45を一方向に揺動してたとえばその一端の爪部45
bを感光体用被係合部材に係合し、感光体クラッチ43
の働きで駆動源から感光体11への回転伝達を遮断する
一方、その駆動源からの回転を歯車列Gを介して給紙ロ
ーラ20へと伝達してそれを回転する。また、感光体1
1を回転してシートSに記録を行うときは、作動手段を
オフし係合部材45を他方向に揺動してその他端の爪部
45aを給紙ローラ用被係合部材に係合し、給紙ローラ
クラッチ40の働きで駆動源から給紙ローラ20への回
転伝達を遮断する一方、その駆動源からの回転を歯車列
Gを介して感光体11へと伝達してそれを回転する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
を説明する。図3は、この発明の一実施例であるレーザ
プリンタの内部機構の全体概略構成を示す。図中符号1
0は、装置本体である。装置本体10は、そのほぼ中央
に感光体11を備え、その感光体11の周りに順次帯電
器12・光書込み器13・現像器14・転写器15を配
置してなる。そして、感光体11の図中時計方向への回
転とともに、帯電器12で感光体11表面を一様に帯電
し、次いで光書込み器13によりレーザ光を照射して静
電潜像を形成し、それを現像器14でトナーを付着して
可視像化する。一方、装置本体10の図中右側には、給
紙カセット18を着脱自在に取り付ける。そして、この
給紙カセット18内に収納したシートSを給紙ローラ2
0を回転して送り出し、一対のレジストローラ21に突
き当てて止める。その後、感光体11の回転にタイミン
グを合わせてレジストローラ21を回転してシートSを
搬送し、転写器15で感光体11表面の可視像をそのシ
ートSに転写する。その画像転写後、シートSを定着器
23へと搬送し、その定着器23で転写画像を定着して
後、排紙路24を通して排紙部25へと排出する。
を説明する。図3は、この発明の一実施例であるレーザ
プリンタの内部機構の全体概略構成を示す。図中符号1
0は、装置本体である。装置本体10は、そのほぼ中央
に感光体11を備え、その感光体11の周りに順次帯電
器12・光書込み器13・現像器14・転写器15を配
置してなる。そして、感光体11の図中時計方向への回
転とともに、帯電器12で感光体11表面を一様に帯電
し、次いで光書込み器13によりレーザ光を照射して静
電潜像を形成し、それを現像器14でトナーを付着して
可視像化する。一方、装置本体10の図中右側には、給
紙カセット18を着脱自在に取り付ける。そして、この
給紙カセット18内に収納したシートSを給紙ローラ2
0を回転して送り出し、一対のレジストローラ21に突
き当てて止める。その後、感光体11の回転にタイミン
グを合わせてレジストローラ21を回転してシートSを
搬送し、転写器15で感光体11表面の可視像をそのシ
ートSに転写する。その画像転写後、シートSを定着器
23へと搬送し、その定着器23で転写画像を定着して
後、排紙路24を通して排紙部25へと排出する。
【0011】ところで、上述したレーザプリンタは、詳
しくは図1および図2に示すごとく、装置本体10内に
歯車列Gを備え、その歯車列Gを介して駆動源(図示省
略)からの回転を上記した給紙ローラ20やレジストロ
ーラ21や感光体11へと伝達する構成とする。この歯
車列Gのうち図中右側の回転伝達ギヤ30を給紙ローラ
20のローラ軸20aにフリーに取り付ける。そして、
この回転伝達ギヤ30は、アイドラギヤ31を介して回
転伝達ギヤ32と噛み合う。その回転伝達ギヤ32は、
レジストローラ21のローラ軸21aにフリーに取り付
ける。そして、この回転伝達ギヤ32は、アイドラギヤ
33を介して回転伝達ギヤ34と噛み合う。その回転伝
達ギヤ34は、ギヤ軸35にフリーに取り付ける。その
ギヤ軸35には、他のギヤ36を固定する。そして、ギ
ヤ36は、感光体11の一端(図中上端)に一体的に設
ける感光体ギヤ11aと噛み合う。しかして、給紙ロー
ラ用の回転伝達ギヤ30から順に図中左側のアイドラギ
ヤ31、回転伝達ギヤ32、アイドラギヤ33、回転伝
達ギヤ34・ギヤ36、感光体ギヤ11aにより前記歯
車列Gを構成する。
しくは図1および図2に示すごとく、装置本体10内に
歯車列Gを備え、その歯車列Gを介して駆動源(図示省
略)からの回転を上記した給紙ローラ20やレジストロ
ーラ21や感光体11へと伝達する構成とする。この歯
車列Gのうち図中右側の回転伝達ギヤ30を給紙ローラ
20のローラ軸20aにフリーに取り付ける。そして、
この回転伝達ギヤ30は、アイドラギヤ31を介して回
転伝達ギヤ32と噛み合う。その回転伝達ギヤ32は、
レジストローラ21のローラ軸21aにフリーに取り付
ける。そして、この回転伝達ギヤ32は、アイドラギヤ
33を介して回転伝達ギヤ34と噛み合う。その回転伝
達ギヤ34は、ギヤ軸35にフリーに取り付ける。その
ギヤ軸35には、他のギヤ36を固定する。そして、ギ
ヤ36は、感光体11の一端(図中上端)に一体的に設
ける感光体ギヤ11aと噛み合う。しかして、給紙ロー
ラ用の回転伝達ギヤ30から順に図中左側のアイドラギ
ヤ31、回転伝達ギヤ32、アイドラギヤ33、回転伝
達ギヤ34・ギヤ36、感光体ギヤ11aにより前記歯
車列Gを構成する。
【0012】また、このレーザプリンタは、上記歯車列
G中の回転伝達ギヤ30と給紙ローラ20間にあって、
そのローラ軸20aの一端側(図中上端側)に給紙ロー
ラクラッチ40を取り付ける。そして、この給紙ローラ
クラッチ40を適宜継断して駆動源からの回転を給紙ロ
ーラ20に伝達しまたはその回転伝達を遮断可能とす
る。さらに、この給紙ローラクラッチ40と給紙ローラ
20間にあって、同じローラ軸20aの一端に給紙ロー
ラ用ラチェット(給紙ローラ用被係合部材)41を給紙
ローラ20のローラ軸20aに固定してなる。また、回
転伝達ギヤ32とレジストローラ21間にあって、その
ローラ軸21aの一端に電磁クラッチ42を取り付け
る。さらに、感光体11側の回転伝達ギヤ34と感光体
11間にあって、ギヤ軸36の一端側(図中上端側)に
感光体クラッチ43を取り付ける。そして、感光体クラ
ッチ43を適宜継断して前記駆動源からの回転を感光体
11に伝達しまたはその回転伝達を遮断可能とする。さ
らに、この感光体クラッチ43と感光体11間にあっ
て、同じギヤ軸35の一端に感光体用ラチェット(感光
体用被係合部材)44を固定してなる。
G中の回転伝達ギヤ30と給紙ローラ20間にあって、
そのローラ軸20aの一端側(図中上端側)に給紙ロー
ラクラッチ40を取り付ける。そして、この給紙ローラ
クラッチ40を適宜継断して駆動源からの回転を給紙ロ
ーラ20に伝達しまたはその回転伝達を遮断可能とす
る。さらに、この給紙ローラクラッチ40と給紙ローラ
20間にあって、同じローラ軸20aの一端に給紙ロー
ラ用ラチェット(給紙ローラ用被係合部材)41を給紙
ローラ20のローラ軸20aに固定してなる。また、回
転伝達ギヤ32とレジストローラ21間にあって、その
ローラ軸21aの一端に電磁クラッチ42を取り付け
る。さらに、感光体11側の回転伝達ギヤ34と感光体
11間にあって、ギヤ軸36の一端側(図中上端側)に
感光体クラッチ43を取り付ける。そして、感光体クラ
ッチ43を適宜継断して前記駆動源からの回転を感光体
11に伝達しまたはその回転伝達を遮断可能とする。さ
らに、この感光体クラッチ43と感光体11間にあっ
て、同じギヤ軸35の一端に感光体用ラチェット(感光
体用被係合部材)44を固定してなる。
【0013】また、上述したレーザプリンタは、図1に
示すごとく、上記歯車列Gの下方に係合部材45を備え
てなる。係合部材45は、全体にレバー状をなし、その
両端をそれぞれ給紙ローラ用ラチェット41と感光体用
ラチェット44の下側に配置し、この両端にそれぞれ爪
部45a・45bを有してなる。そして、支点46を中
心として揺動可能に適宜支持部材で支持する。さらに、
この係合部材45の下側には、その作動手段であるソレ
ノイド50を1つ配置してなる。ソレノイド50の図中
左側には、上端を係合部材45に掛け止めたスプリング
51の下端を掛け止める。そして、そのスプリング51
で係合部材45を常時図中反時計方向に付勢して図中実
線で示すように一端(右端)の爪部45bを給紙ローラ
用ラチェット41に係合してなる。また、ソレノイド5
0は、たとえばオンすると、その磁気的な反発力で係合
部材45を揺動する構成とする。
示すごとく、上記歯車列Gの下方に係合部材45を備え
てなる。係合部材45は、全体にレバー状をなし、その
両端をそれぞれ給紙ローラ用ラチェット41と感光体用
ラチェット44の下側に配置し、この両端にそれぞれ爪
部45a・45bを有してなる。そして、支点46を中
心として揺動可能に適宜支持部材で支持する。さらに、
この係合部材45の下側には、その作動手段であるソレ
ノイド50を1つ配置してなる。ソレノイド50の図中
左側には、上端を係合部材45に掛け止めたスプリング
51の下端を掛け止める。そして、そのスプリング51
で係合部材45を常時図中反時計方向に付勢して図中実
線で示すように一端(右端)の爪部45bを給紙ローラ
用ラチェット41に係合してなる。また、ソレノイド5
0は、たとえばオンすると、その磁気的な反発力で係合
部材45を揺動する構成とする。
【0014】しかして、図示レーザプリンタでは、いま
給紙ローラ20でシートSを送り出すときは、たとえば
ソレノイド50をオンし、反発力でスプリング51に抗
して係合部材45を図1中時計方向に揺動し、その一端
の爪部45bを給紙ローラ用ラチェット41から外す一
方、他端の爪部45aを感光体用ラチェット44に係合
する。すると、前記駆動源からの回転が給紙ローラ20
に伝達してそれを回転するとともに、感光体クラッチ4
3が働き前記駆動源から感光体11への回転伝達を遮断
してその感光体11の回転を阻止する。また、電磁クラ
ッチ42をオンしてそのクラッチ42の働きで前記駆動
源からレジストローラ21への回転伝達を阻止する。そ
して、給紙ローラ20を回転してシートSを送り出しレ
ジストローラ21に突き当てて止める。その後、さらに
該シートSをレジストローラ21で搬送するときは、ソ
レノイド50をオフとし、スプリング51の付勢力で係
合部材45を図1中反時計方向に揺動し、その他端の爪
部45aを感光体用ラチェット44から外す一方、一端
の爪部45bを給紙ローラ用ラチェット41に係合す
る。すると、前記駆動源からの回転が感光体11に伝達
してそれを回転するとともに、給紙ローラクラッチ40
が働き前記駆動源から給紙ローラ20への回転伝達を遮
断してその給紙ローラ20の回転を阻止する。また、電
磁クラッチ42は、感光体11の回転にタイミングを合
わせてオフとし、前記駆動源からの回転をレジストロー
ラ21へ伝達してそれを回転し、前記シートSを感光体
11へと搬送する。
給紙ローラ20でシートSを送り出すときは、たとえば
ソレノイド50をオンし、反発力でスプリング51に抗
して係合部材45を図1中時計方向に揺動し、その一端
の爪部45bを給紙ローラ用ラチェット41から外す一
方、他端の爪部45aを感光体用ラチェット44に係合
する。すると、前記駆動源からの回転が給紙ローラ20
に伝達してそれを回転するとともに、感光体クラッチ4
3が働き前記駆動源から感光体11への回転伝達を遮断
してその感光体11の回転を阻止する。また、電磁クラ
ッチ42をオンしてそのクラッチ42の働きで前記駆動
源からレジストローラ21への回転伝達を阻止する。そ
して、給紙ローラ20を回転してシートSを送り出しレ
ジストローラ21に突き当てて止める。その後、さらに
該シートSをレジストローラ21で搬送するときは、ソ
レノイド50をオフとし、スプリング51の付勢力で係
合部材45を図1中反時計方向に揺動し、その他端の爪
部45aを感光体用ラチェット44から外す一方、一端
の爪部45bを給紙ローラ用ラチェット41に係合す
る。すると、前記駆動源からの回転が感光体11に伝達
してそれを回転するとともに、給紙ローラクラッチ40
が働き前記駆動源から給紙ローラ20への回転伝達を遮
断してその給紙ローラ20の回転を阻止する。また、電
磁クラッチ42は、感光体11の回転にタイミングを合
わせてオフとし、前記駆動源からの回転をレジストロー
ラ21へ伝達してそれを回転し、前記シートSを感光体
11へと搬送する。
【0015】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、1つの
作動手段で適宜係合部材を作動し、給紙ローラクラッチ
と感光体クラッチを交互に継断して給紙ローラと感光体
の回転を制御可能とするから、ソレノイドのような高価
な作動手段が1つで済み、これにより、コストダウンを
達成することができる。
作動手段で適宜係合部材を作動し、給紙ローラクラッチ
と感光体クラッチを交互に継断して給紙ローラと感光体
の回転を制御可能とするから、ソレノイドのような高価
な作動手段が1つで済み、これにより、コストダウンを
達成することができる。
【図1】この発明の一実施例であるレーザプリンタにお
ける給紙ローラおよび感光体の回転を制御する機構を示
す構成図である。
ける給紙ローラおよび感光体の回転を制御する機構を示
す構成図である。
【図2】その機構の平面図である。
【図3】このレーザプリンタの全体概略構成説明図であ
る。
る。
【図4】従来のレーザプリンタにおける給紙ローラおよ
び感光体の回転を制御する機構を示す構成図である。
び感光体の回転を制御する機構を示す構成図である。
11 感光体 20 給紙ローラ 40 給紙ローラクラッチ 41 給紙ローラ用ラチェット(給紙ローラ用被係合部
材) 43 感光体クラッチ 44 感光体用ラチェット(感光体用被係合部材) 45 係合部材 45a 係合部材の他端爪部 45b 係合部材の一端爪部 G 歯車列 S シート
材) 43 感光体クラッチ 44 感光体用ラチェット(感光体用被係合部材) 45 係合部材 45a 係合部材の他端爪部 45b 係合部材の一端爪部 G 歯車列 S シート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (1)
- 【請求項1】 駆動源からの回転を歯車列を介して給紙
ローラや感光体に伝達するとともに、前記歯車列と前記
給紙ローラとの間に給紙ローラクラッチを、また前記感
光体との間に感光体クラッチを設け、それらのクラッチ
を継断して前記給紙ローラや前記感光体を適宜回転し、
シートを搬送しながらそれに記録を行う電子写真装置に
おいて、前記感光体と一体に回転してその感光体と前記
感光体クラッチとの間に設ける感光体用被係合部材と、
前記給紙ローラと一体に回転してその給紙ローラと前記
給紙ローラクラッチとの間に設ける給紙ローラ用被係合
部材と、それらの被係合部材の一方に一端の爪部を係合
して揺動可能に支持するレバー状の係合部材と、その係
合部材を揺動して他端の爪部を2つの前記被係合部材の
他方に係合する作動手段とを備えてなる、電子写真装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216219A JPH0671934A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3216219A JPH0671934A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671934A true JPH0671934A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=16685147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3216219A Pending JPH0671934A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671934A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080124159A1 (en) * | 2006-11-29 | 2008-05-29 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
US8016306B2 (en) | 2006-12-08 | 2011-09-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular suspension |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3216219A patent/JPH0671934A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080124159A1 (en) * | 2006-11-29 | 2008-05-29 | Oki Data Corporation | Image forming apparatus |
US8016306B2 (en) | 2006-12-08 | 2011-09-13 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicular suspension |
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