JPH0671551U - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JPH0671551U
JPH0671551U JP5059593U JP5059593U JPH0671551U JP H0671551 U JPH0671551 U JP H0671551U JP 5059593 U JP5059593 U JP 5059593U JP 5059593 U JP5059593 U JP 5059593U JP H0671551 U JPH0671551 U JP H0671551U
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JP
Japan
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door
outer side
cabin
swivel base
driving cabin
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JP5059593U
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English (en)
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JP2526932Y2 (ja
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信之 紺谷
成夫 磯部
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Komatsu Ltd
Kyowa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Kyowa Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有効なスペースを備え、かつ、安全性の高い
運転キャビンを備えた建設機械を提供する。 【構成】 運転キャビンの外側側面を平面視旋回台の周
縁内に含まれる曲面形状とし、該外側側面にほぼ前記曲
面形状に沿って横移動する扉を設けると共に、前記外側
側面以外の側面を平面視でほぼ矩形の三辺をなすように
する。 【効果】 旋回作業時、運転キャビンの構造が周囲に与
える危険を最小限化できる上、旋回台が小さくても最大
限のスペースを運転キャビンに確保できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建設機械、特に旋回台を備えたパワーショベルに好適な運転キャ ビンの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建設機械の運転席には、一部の簡易な機械を除いて運転者を風雨から保護する 運転キャビンが設けられるのが普通で、特に近時は閉鎖できる扉を備えた密閉可 能な運転キャビンが設けられることが多くなっている。パワーショベル等では、 図7に示すように、運転キャビン40を旋回台41の上に片側(通常は車体の左 側)に寄せて搭載し、反対側(車体の右側)にバケットブーム42が装着され、 後部にエンジンルーム43が設けられている。 従来このような建設機械の運転キャビン40は、四側が矩形形状か、あるいは 四側を台形形状とした箱形であるか、あるいは更に特開平2−178425号公 報に記載のもののように、旋回台の内方の一側面は直線形状とし、旋回台の周縁 側の側面は三角形の二辺の形状とし、かつ、この三角形の二辺は旋回台の周縁内 に納めるようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
パワーショベル等では、図7に示すように、ブーム42を上方に伸ばし、アー ム45をブームの先端から垂下させてバケット46を運転キャビン40の側方( 右側)前部上方の位置とした状態で休止させることがあるが、バケットをアーム の先端にアームと略平行な軸回りに回転可能に設けた構造のものでは、バケット 46を回転させた状態のまま上記休止状態としたときにバケット46と運転キャ ビン40とが干渉してキャビンを壊すことがあるという問題があり、これを避け るためには、バケットが運転キャビンと干渉する危険がある位置となっていると きに上記休止状態に移行できなくするような安全装置を設けておく必要があった 。 また、バケットの動作状態を確認しながら作業を行うために、作業中に運転者 が運転キャビン40の出入り口から身体を乗り出した状態で運転することも多い が、従来の外開き式の扉44を設けた運転キャビン40では、扉を開いた状態で 不用意に旋回台を旋回させると、扉が他の作業者に衝突して危害を与えたり、扉 が周囲の構造物等に衝突して扉44を損傷したりする問題があった。 また、前記の特開平2−178425号公報に記載のものに代表されるように 、従来の運転キャビンでは旋回台の周縁側の側面は直線又は折れ線形状が採用さ れているため、旋回台が大きい機種では問題はないものの、旋回台が小さい機種 になると、そのような側面形状では、運転キャビンの大きさを十分取りえない欠 点があった。 この考案は、以上のような問題を解決した建設機械の運転キャビンを提供する ことを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】
この考案は、走行フレーム上に鉛直軸回りに旋回する旋回台を備え、該旋回台 の片側に変位させて運転キャビンを搭載した建設機械において、該運転キャビン の外側側面を平面視旋回台の周縁内に含まれる曲面形状とし、該外側側面にほぼ 前記曲面形状に沿って横移動する扉を設けると共に、前記外側側面以外の側面を 平面視でほぼ矩形の三辺をなすように構成することによって、旋回時、運転キャ ビンが周囲の物と衝突する危険をなくし、又作業中に扉を開閉しても、従来のよ うな外開き式の扉のような衝突の危険を極力なくし、かつ、小さな旋回台に載置 される場合でもスペースが十分とれる運転キャビンを持つ建設機械とする。
【0005】
【実 施 例】
図1は本考案の第1実施例を示したもので、外側側面6を鉛直軸を中心軸とす る部分回転面で形成したもので、レール23は、この部分回転面に沿って円弧状 に設けられている。扉9も前記側面6と同一形状に形成されており、円弧状のレ ール23で案内されて開閉自在である。このように外側側面6を円弧面とすれば 、扉9を開いたときにその後端が内側に向かって回り込むように開かれるから、 開いた扉9が旋回台41の外側に突出するのを避けることができ、特に外側側面 6の円弧の中心軸を旋回台41の旋回中心軸Pと一致させれば、この突出を完全 に防止できる。また他の構造として、扉9を開いたときに扉9の後端がエンジン ルーム43やカウンタウエイトの側面に沿って移動するよう、エンジンルーム4 3やカウンタウエイトの側面の円弧半径に合わせて運転キャビンの外側側面6の 円弧半径を決めてやるのも良い方法である。 図2は本考案の第2実施例を示したもので、前面3と外側側面6とを一体にし て部分球面状に形成したものである。レール13,18,23は、この部分球面 に沿って円弧状に設けられており、扉9も側面と同形の部分球面状に形成され、 円弧状のレール13,16,23に案内されて開閉自在である。
【0006】 図3および図4は、扉9の上部スライド構造を示したものである。11は天井 面7を延設して形成した庇、12は庇11に垂下された支持ブラケット、13は 支持ブラケット12の下端に水平方向に突設された第1レール、14は第1レー ル13上を転動するローラ、15はローラの軸16が固着された取付板、17は 取付板15を扉9に固定しているネジ、18は支持ブラケット12の側面中央に 突設された横L形の第2レール、19は第2レール18に案内される第2ローラ 、20はローラ軸21が固着された腕で、その基端が取付板16を介して扉9に 固定されている。22は庇11と第2レール18とで形成された空所であり、該 空所に扉9の上縁部が遊嵌されている。
【0007】 図5は、扉9の下部ガイド構造を示したもので、23は床面2に添設された横 L形の第3レール、24は第3レール23に案内される第3ローラ、25はロー ラの軸、26はローラの軸25が固着された腕、27は腕が固着された取付板、 28は取付板27を扉9の下部に固着しているネジである。 第1ローラ14及び第2ローラ19は扉9の上部前後端に、第3ローラ24は 扉9の下部前後端にそれぞれ装着されており、扉9は、レール13,18,23 に沿って開閉自在であり、上端部が庇内に遊嵌されているから、風雨等が運転キ ャビン1の中に浸入することがない。必要があれば、庇の先端にシール材29を 添着する。
【0008】 図6は扉の把手部の断面平面図である。30は扉の帯板10にボルト31で固 着された外側把手、32は帯板10にリベット33で固着された内側把手、34 は側面6を補強している支柱、35は側面6の内側に固着されたガススプリング 、36はガススプリング35のロッドで、その先端は支柱34の透孔37を貫通 して内側把手32に連結されている。扉9はガススプリング35によって常に閉 鎖方向に付勢されており、運転者は外側ないし内側の把手30,32を扉9の開 放方向に押して扉9を開けて運転キャビン1に出入りする。
【0009】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば旋回台の回動時、運転キャビンが周囲のものと 衝突するおそれがなく、又、従来のように1端を枢着された開き戸を使用するも のと違い、作業時、扉を開閉しても、扉が外の物・人等に衝突する危険が最小限 のものとなり、小さい旋回台に載置されても最大限スペースを活用した運転キャ ビンを持つ建設機械を提供できる。更に、運転キャビンの外側のスペースを旋回 台内で最大限のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図3】扉のスライド構造の断面図である。
【図4】扉のスライド構造の断面図である。
【図5】扉のスライド構造の断面図である。
【図6】扉の把手部の断面図である。
【図7】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1…運転キャビン、6…外側側面、13…第1レール、
18…第2レール、23…第3レール、41…旋回台、
P…旋回台の中心軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行フレーム(39)上に鉛直軸回りに
    旋回する旋回台(40)を備え、該旋回台の片側に変位
    させて運転キャビンを搭載した建設機械において、 該運転キャビンの外側側面(6)を平面視旋回台の周縁
    内に含まれる曲面形状とし、 該外側側面にほぼ前記曲面形状に沿って横移動する扉
    (9)を設けると共に、 前記外側側面(6)以外の側面を平面視でほぼ矩形の三
    辺をなすように構成したことを特徴とする建設機械。
JP1993050595U 1993-09-17 1993-09-17 建設機械 Expired - Lifetime JP2526932Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993050595U JP2526932Y2 (ja) 1993-09-17 1993-09-17 建設機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993050595U JP2526932Y2 (ja) 1993-09-17 1993-09-17 建設機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0671551U true JPH0671551U (ja) 1994-10-07
JP2526932Y2 JP2526932Y2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=12863332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993050595U Expired - Lifetime JP2526932Y2 (ja) 1993-09-17 1993-09-17 建設機械

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JP (1) JP2526932Y2 (ja)

Cited By (1)

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Also Published As

Publication number Publication date
JP2526932Y2 (ja) 1997-02-26

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