JPH0670455B2 - 伝勤装置 - Google Patents

伝勤装置

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JPH0670455B2
JPH0670455B2 JP59108060A JP10806084A JPH0670455B2 JP H0670455 B2 JPH0670455 B2 JP H0670455B2 JP 59108060 A JP59108060 A JP 59108060A JP 10806084 A JP10806084 A JP 10806084A JP H0670455 B2 JPH0670455 B2 JP H0670455B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H41/00Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H41/24Details
    • F16H41/30Details relating to venting, lubrication, cooling, circulation of the cooling medium

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両に搭載される伝動装置に関し、特にその
作動油を循環冷却する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、伝動装置における流体伝動装置(フリュイッ
ドカップリング等)の作動油の温度上昇を防ぐべく、作
動油をオイルポンプにより循環させながらオイルクーラ
ーを通して冷却することが行なわれているが、流体伝動
装置内の作動油の温度が上昇するのは、該装置内でのス
リップが大きい場合であるため、常時作動油を循環冷却
することは無駄が多い。
このような見地から、作動油を循環させるオイルポンプ
を流体伝動装置の入力部材たるポンプと出力部材たるタ
ービンとの相対回転により駆動するようにして、流体伝
動装置の運転状況に応じた作動油の循環冷却を行なう技
術が提案されている(例えば、特開昭55-40360号公報参
照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、こうした構成を採ると、オイルポンプは
エンジンドライブ時とエンジンブレーキ時とでは回転方
向が逆転するため、作動油の吸込油路と吐出油路との関
係の入替わり、本来吐出油路側に介装されたオイルクー
ラーが作動油の逆流時に吸入抵抗を発生させることとな
り、特に低温時の作動油粘性が大きい場合に円滑な循環
の防げとなる問題点がある。
本発明は、上述のような、流体伝動装置の入出力部材の
相対回転により作動するオイルポンプを用いて作動油を
循環させる動力伝動装置において、入出力部材の回転方
向に拘りなく、オイルの循環冷却を確実化することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の問題点を解決するため、本発明の伝動装置は、入
力部材と出力部材とを有する流体伝動装置と、該流体伝
動装置に作動油を供給すべく前記入力部材と出力部材と
に駆動連結されたオイルポンプと、作動油の油溜めと、
該油溜めから前記オイルポンプへ通じる第1の油路、前
記油溜めから前記流体伝動装置へ通じる第2の油路及び
前記油溜めに通じるドレイン油路を有する作動油循環油
路と、前記ドレイン油路に介在して作動油を冷却するオ
イルクーラーと、前記第1の油路中に介在され、オイル
ポンプから油溜め方向のみ作動油の流れを阻止する第1
のチェック弁と、前記第2の油路中に介在され流体伝動
装置から油溜め方向のみ作動油の流れを阻止す第2のチ
ェック弁とを備え、前記第1の油路と第2の油路は第1
のチェック弁とオイルポンプとの間及び第2のチェック
弁と流体伝動装置との間でダブルチェック弁を介して連
結されるとともに該ダブルチェック弁は前記ドレイン油
路に接続され、流体伝動装置及びオイルポンプからの作
動油をドレイン油路へ排出することを特徴とする。
〔発明の作用及び効果〕
本発明では、流体伝動装置の入力部材と出力部材との間
で相対回転が生じると、それに伴い流体伝動装置に作動
油を供給すべく前記入力部材と出力部材とに駆動連結さ
れたオイルポンプが作動し、作動油の油溜めから吸い上
げられた作動油が第1の油路を通ってオイルポンプを経
て流体伝動装置へ、あるいは第2の油路を通って流体伝
動装置へ供給され、第2の油路あるいはオイルポンプを
経て第1の油路に吐き出された作動油は、ダブルチェッ
ク弁を通ってドレイン油路に至り、オイルクーラーを通
過中に冷却されて油溜めに戻る。このような作動油循環
油路の切換えは、第1及び第2の油路の油圧により自動
的に行われる。
したがって、本発明によれば、作動油の流れに対して、
オイルポンプの下流側に常にオイルクーラーが位置する
関係が保たれるため、オイルクーラーがオイルポンプの
吸い込みの抵抗となることがなく、作動油の循環冷却が
流れ方向に拘わりなく確実に行われる。
[実施例] 本発明の伝動装置を図に示す実施例に基づき説明する。
第1図は本発明の伝動装置の一実施例にかかる流体式フ
リュイッドカップリングを用いたフロントエンジンフロ
ンドライブ車両用変速機の断面図を示す。
この車両用変速機は伝動装置1、作動油循環油路2、前
進5速後進1速の歯車変速機200、ディファレンシャル
機構210、およびこれらを収納した変速機ケース300から
なる。
伝動装置1は、流体伝動装置であるフリュイッドカップ
リング(以下カップリングという)11と、その内側に設
けられた動力遮断装置の動力遮断用クラッチ(以下クラ
ッチという)13と、カップリング11の外周がわで本実施
例ではエンジンがわ(図示右がわ、以下右がわという)
に設けられた直結クラッチ15と、カップリング11の入力
部材と出力部材との間に設けられたオイルポンプ17と、
クラッチ13を解放および係合するためのサーボ機構19と
からなる。
カップリング11は、エンジンのクランク軸に連結された
伝動装置1の入力軸108に連結されているフロントカバ
ー111、該フロントカバー111に外周で溶接された円環板
状のリアカバー110、該リアカバー110の内周壁面に周設
されたポンプブレード113、該ポンプブレード113に対向
して配置されたタービンブレード114、および該タービ
ンブレード114を保持しているタービンシェル115とを備
える。前記フロントカバー111の中心には先端がオイル
ポンプ17のドライブ軸106とされ、中間は前記オイルポ
ンプ17に固着されたオイルポンプのカバー177を回転軸
両方向に摺動自在に支持するディスクプレート保持軸10
7とされた入力軸108が貫設されている。またフロントカ
バー111の内壁外周部には軸に対して平行な摩擦係合面1
11Aが形成された筒状部111Bが連結されている。
クラッチ13は、内周にインナスプライン133が形成さ
れ、外周には図示左端にタービンシェル115が溶接さ
れ、また、直結クラッチの出力部材であるダンパドライ
ブプレート158Bを、摺動自在にセンタリングしているガ
イドスリーブ144が圧入固定されているクラッチドラム1
34と、内周がオイルポンプボディー170に固着され、外
周側にはダンパスプリング157を設けられ、これを保持
しており、中央部図示左側面でダイヤフラムスプリング
197の押圧力を支え、右側面はダイヤフラムスプリング1
97の押圧力を伝えつつ、フロントカバー111と回転自在
に支えられ、フロントカバー111に取付けられたスラス
トベアリング160のベアリングレース161に当接されてお
り、前記クラッチドラム134が直交するように固着して
あるダンパドリブンプレート158Aおよび外周に摩擦係合
子を備えた前記ダンパドライブプレート158Bに固定され
たフロントダンパプレート158Cと、前記伝動装置1の出
力軸103にスプライン嵌合されたハブ部135、前記クラッ
チドラム134のインナスプライン133と対応位置に外周ス
プライン136が形成されたクラッチハブ部137、および前
記ハブ部35とクラッチハブ部137を連結するディスク部1
38からなるクラッチディスクホイール139と、外周が前
記クラッチドラム134にスプライン嵌合された複数のク
ラッチプレート141と、内周が前記クラッチディスクホ
イール139のクラッチハブ部137に、スプライン嵌合さ
れ、前記クラッチプレート141と交互に重ねられたクラ
ッチディスク143とからなる。
直結クラッチ15はフロントカバー111内周面に形成され
た摩擦係合面111Aとダンパドライブプレート158Bに支持
された摩擦係合子150とからなる。
オイルポンプ17は、本実施例では内接歯車ポンプが使用
され、クラッチディスクホイール139内で前記オイルポ
ンプのカバー177とクラッチディスクホイール139のディ
スク部138との間に設けられている。このオイルポンプ1
7は、外周部において前記オイルポンプのカバー177に固
着され内周が前記伝動装置1の出力軸103の先端小径部1
03Bにオイルシール175を介して遊嵌され、スラストベア
リング176を介してクラッチディスクホイール139のディ
スク部138に当接されたオイルポンプボディー170と、該
オイルポンプボディー170のエンジンがわに設けられた
ギアルーム内に回転自在に嵌め込まれた内歯歯車172と
前記入力軸108の先端にスプライン嵌合された外歯歯車1
71とを備え、出力軸103の中心に形成された油路103Aに
連結してオイルポンプボディー170に設けられた吸入口1
73から吸入した作動油をオイルポンプのカバー177に形
成されオイルポンプのカバー177とフロントカバー111と
の間と連絡した吐出口174から吐出する。
クラッチ13のサーボ機構19は、運転席に設けられたクラ
ッチベダル、または吸気管負圧あるいは油圧等の自動給
排によって作動するサーボ機構に連結された連結棒191
と、該連結棒により支点193まわりに回転され押圧杆192
と、該押圧杆192に当接されたフランジ194に固着された
ベアリング195と、該ベアリング195に内嵌されたスライ
ディングスリーブ196と、内周縁が該スライディングス
リーブ196の右がわ端に係止されたダイヤフラムスプリ
ング197と、該ダイヤフラムスプリング197の外周縁に当
接されスラストベアリング198を介して前記クラッチ13
を押圧するための押圧環199とからなり、クラッチ13の
解放および係合が人動または自動でなされる。
歯車変速機200は公知の構成を有し、前記伝動装置の出
力軸103をインプットシャフトとし、該インプットシャ
フトに並列された第2軸であるアウトプットシャフト20
1、第1速と第2速との切換え用ドッグクラッチ202、第
3速と第4速との切換え用ドッグクラッチ203、第5速
用ドッグクラッチ204および図示しない後退用ギアを有
する。
またアウトプットシャフト201の駆動部に大ギア205が設
けられ、これがディファレンシャル機構210におけるデ
ィファレンシャルリングギア212に噛み合っており、こ
れによりアウトプットシャフト201の動力がディファレ
ンシャルリングギア212からディファレンシャルギアケ
ース213、ディファレンシャルピニオンシャフト214、デ
ィファレンシャルピニオン215を介してディファレンシ
ャルサイドギア216に伝達され、さらに車軸217を介して
駆動軸に伝達される。
この伝動装置はつぎのように作動する。
クラッチ13のサーボ機構19は、人動または自動で連結棒
191が図示左方向に作動したとき押圧杆192が支点193ま
わりに左回転してベアリング195を介してスライディン
グスリーブ196をエンジン方向に変位させる。これによ
りスライディングスリーブ196はダイヤフラムスプリン
グ197の中心がわをエンジンがわに膨出させ、ダイヤフ
ラムスプリング197の外周に連結された押圧環199は図示
左方向に変位する。この作用でクラッチ13は解放され
る。この状態でクラッチ13による動力の遮断がなされる
ので歯車変速機200において変速操作が可能となる。
人動または自動で連結棒191が図示右方向へ作動する
と、スライディングスリーブ196はダイヤフラムスプリ
ング197の復帰力作用で図示左方に変位され、押圧環199
はエンジンがわに押圧されてクラッチ13は係合し、伝動
装置1の入力軸108と出力軸103はカップリング11を介し
て連結される。直結クラッチ15は、遠心式クラッチであ
り、タービンブレード114の回転数に応じた押圧力でフ
ロントカバー111の摩擦係合面111Aと係合する。
オイルポンプ17は、クラッチ13が解放されているときは
タービンブレード114が出力軸との連結が遮断され自由
回転できる状態にあり入力軸(またはポンプ)と同一回
転速度となるため回転駆動されず作動を停止する。また
このときには入力軸108と出力軸103との動力伝達は確実
に遮断される。またクラッチ13が係合しているときは入
力軸108(またはフロントカバー111)と出力軸103(ま
たはダンパドリブンプレート158A)との間の回転速度差
(スリップ率)に応じて回転駆動され、スリップ率に応
じた油量を吐出する。この吐出油量は油溜め21、作動油
循環油路2を循環される。
作動油循環油路2は、第2図に示す如く、ディファレン
シャルハウジング220内の油溜め21とストレーナ22とを
連通する油路2Aと、ストレーナ22と分岐点23aとを連通
する油路2Bと、分岐点23aとチェック弁24a、24bとをそ
れぞれ連通する油路2C、2Dと、チェック弁24aと分岐点2
3bとを連通する油路2Eと、分岐点23bと弁手段であるダ
ブルチェック弁25および出力軸103の油路103Aとをそれ
ぞれ連通する油路2F、2Gと、油路103Aを含む伝動装置内
油路3と、伝動装置内油路3と分岐点23cとを連通する
油路2Hと、分岐点23cとチェック弁24b、ダブルチェック
弁25をそれぞれ連通する油路2I、2Jと、ダブルチェック
弁25とオイルクーラー26とを連通する油路2Kと、オイル
クーラー26と油溜め21とを連通するドレイン油路2Lとか
らなる。
本実施例の作動を第2図に基づいて説明する。
a)エンジンドライブ時の作動 発進時、加速時、ストール時等(ポンプスピード)>
(タービンスピード)の時、第2図の作動油循環油路2
は次のように作動する。(ポンプスピード)>(タービ
ンスピード)のため伝動装置1内のオイルポンプ17が作
動する。この時、オイルポンプ17は油路2Gに負圧を発生
させる。このため油路2Aより吸い込まれたオイルはスト
レーナ22を通過し、油路2Bに入る。さらにチェック弁24
bにより油路2Iはチェックされるとともにチェック弁24a
が開き油路2Gよりオイルはオイルポンプ17に吸い上げら
れ、伝動装置内油路3を循環し油路2Hに吐出される。さ
らにこの時の吐出圧によりオイルは油路2Jからダルブチ
ェック弁25を通過しオイルクーラー26へ流れ込みドレイ
ン油路2Lから油溜め21内へドレインされる。(油路2I→
2Dは油路2Dに発生する負圧と、油路2Iに作用する正圧に
よりチェックされる。また油路2J→2Fは油路2Fに発生す
る負圧と油路2Jに作用する正圧によりチェックされ
る。)以上の過程を繰り返しながら作動油は循環冷却さ
れる。
b)エンジン逆駆動時の作動 エンジン逆駆動時は、(ポンプスピード)<(タービン
スピード)となるため、オイルポンプは前述エンジンド
ライブ時に対し逆回転することになる。この時、オイル
ポンプ17は油路2Hに負圧を発生させる。このためオイル
は、油路2Aよりストレーナ22を通過し、油路2Bに流れ込
む。この時、油路2Iは油路2Hに発生する負圧で油路2Dと
連通し、また油路2Eは油路2Eの正圧と油路2Cの負圧によ
りチェック弁24aでチェックされる。このためオイル
は、油路2Hよりオイルポンプ17で吸い上げられ、伝動装
置内油路3を循環し、油路2Gに吐出される。さらにこの
時の吐出圧によりオイルは油路2Fよりダブルチェック弁
25を経てオイルクーラー26に流入し、油路2Lより油溜め
21内へドレインされる。以上の過程を繰り返しながら作
動油は循環冷却される。
なお、オイルクーラーは空冷としてもよいが、水冷とし
てエンジン冷却水により冷却するようにすると、オイル
は、特に低温時、エンジン冷却水により加熱されて速や
かに温められるため、暖気運転の時間を短縮することが
できる。
上記実施例では、常にストレーナを通してオイルを吸込
みするため、オイル中の異物、例えば加工・組付工程で
混入する摩耗粉等がストレーナで濾過され、流体伝動装
置に流込むことがなく、流体伝動装置に内蔵された直結
クラッチの摩擦材の目詰まりにより特性が変化してクラ
ッチ係合時のフィーリングが損なわれるのを防ぐことが
できる。
第3図は本発明の伝動装置の第2実施例を示すブロック
図。
本実施例は作動油循環油路2内の作動油温を検出する油
温センサ5を伝動装置内油路3に備え、第1実施例のオ
イルクーラー26とダブルチェック弁25との間に油温セン
サ5の出力でON、OFFされ、油温センサ5により検出し
た油温が低く、特別にオイル冷却が必要でない時、作動
油循環油路2の油路2Kをバイパス油路2Mに切換え、オイ
ルクーラー26を迂回させて直接ドレインさせることによ
りオイルポンプ駆動ロス、オイル循環ロス(特に低温
時)を減少させる流路切換え用電磁ソレノイド弁28を設
けたものである。
本実施例の作動を説明する。
1)低温時(油温約90度以下)の作動 伝動装置内油路3から排出されたオイルは油路2J(また
は2F)を通過し、流路切換え用電磁ソレノイド弁28を通
り、油路2Mより油路2Lを通過しドレインする。(オイル
クーラー26を通過しないため油路が短い) 2)高温時(低温時以外)の作動 流路切換え用電磁ソレノイド弁28の切換えにより油路2K
からクーラーを通り、油路2Lよりドレインする。
本実施例では、冷却を必要としない低温時、オイルをオ
イルクーラーを通すことなく迂回させて流すことによ
り、循環油路を短縮させることができるため、オイル循
環ロスの低減によるエンジン燃料消費及び動力性能の改
善を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の伝動装置の第1実施例を組込んだ車両
用変速機の断面図、第2図は本発明の伝動装置の第1実
施例を組込んだ車両用変速機のブロック図、第3図は本
発明の伝動装置の第2実施例を示すブロック図である。 1…伝動装置、2…作動油循環油路、2C,2E,2G…第1の
油路、2D,2I,2H…第2の油路、2K,2L…ドレイン油路、2
M…バイパス油路、5…油温センサ、11…フリュイッド
カップリング(流体伝動装置)、17…オイルポンプ、21
…油溜め、22…ストレーナ、24a…第1のチェック弁、2
4b…第2のチェック弁、25…ダブルチェック弁、26…オ
イルクーラー、28…流路切換え用電磁ソレノイド弁(電
磁弁)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力部材と出力部材とを有する流体伝動装
    置と、 該流体伝動装置に作動油を供給すべく前記入力部材と出
    力部材とに駆動連結されたオイルポンプと、作動油の油
    溜めと、 該油溜めから前記オイルポンプへ通じる第1の油路、前
    記油溜めから前記流体伝動装置へ通じる第2の油路及び
    前記油溜めに通じるドレイン油路を有する作動油循環油
    路と、 前記ドレイン油路に介在して作動油を冷却するオイルク
    ーラーと、 前記第1の油路中に介在され、オイルポンプから油溜め
    方向のみ作動油の流れを阻止する第1のチェック弁と、
    前記第2の油路中に介在され流体伝動装置から油溜め方
    向のみ作動油の流れを阻止する第2のチェック弁とを備
    え、 前記第1の油路と第2の油路は第1のチェック弁とオイ
    ルポンプとの間及び第2のチェック弁と流体伝動装置と
    の間でダブルチェック弁を介して連結されるとともに該
    ダブルチェック弁は前記ドレイン油路に接続され、流体
    伝動装置及びオイルポンプからの作動油をドレイン油路
    へ排出することを特徴とする伝動装置。
  2. 【請求項2】前記循環油路中の前記油溜めから第1のチ
    ェック弁及び第2のチェック弁に通じる油路は、ストレ
    ーナを備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の伝動装置。
  3. 【請求項3】前記ドレイン油路は、該油路から分離し、
    前記オイルクーラーを迂回して油溜めに通じるバイパス
    油路と、前記ドレイン油路の分岐点に設けられて作動油
    の流れを切換える電磁弁とを備え、 前記作動油循環油路には前記電磁弁を作動させるべく作
    動油油温を検出する油温センサが設けられたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の伝動装置。
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