JPH0670284A - 圧縮動画像再生システム - Google Patents

圧縮動画像再生システム

Info

Publication number
JPH0670284A
JPH0670284A JP6299991A JP6299991A JPH0670284A JP H0670284 A JPH0670284 A JP H0670284A JP 6299991 A JP6299991 A JP 6299991A JP 6299991 A JP6299991 A JP 6299991A JP H0670284 A JPH0670284 A JP H0670284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
moving image
reproduction
signal
compressed moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6299991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2724049B2 (ja
Inventor
Yuji Niwa
祐史 丹羽
Hidehiro Matsumoto
英博 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP6299991A priority Critical patent/JP2724049B2/ja
Publication of JPH0670284A publication Critical patent/JPH0670284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2724049B2 publication Critical patent/JP2724049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムの構成を複雑化することなく、コマ
送りを可能とした圧縮動画像再生システムを実現する。 【構成】 システムのCPUは、予測復号化部に与える
予測誤差信号を0信号にさせると共に、そのタイミング
でフレーム間予測復号化を実行させて、スチル再生を実
行する。このスチル再生中に、対話装置からコマ送り指
令が与えられると、CPUは、次の1フレーム期間だけ
ノーマル再生モード又はスロー再生モードに切り替える
と共に(ステップSP3)、その後スチル再生モードに
戻す(ステップSP4)。これによりコマ送りを実現で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮動画像再生システム
に関し、例えば記録媒体としてCD−ROMを用いたも
のに適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】最近、情報処理装置の補助記録媒体とし
て、CD−ROMが多く用られるようになってきた。し
かも、動画像信号を一部又は全部に記録したCD−RO
Mも多く提供されるようになってきた。このようなCD
−ROMには、記録時間の長期化を期して動画像信号を
圧縮して記録している。従って、CD−ROM再生シス
テムにおいて、圧縮動画像信号を伸長して復号すること
を要する。
【0003】ところで、同じように、動画像信号を記録
しているディスク状記録媒体としてはいわゆるビデオデ
ィスクがある。ビデオディスクの再生装置においては、
スロー再生やスチル再生等のいわゆる特殊再生を実現で
きる。そのため、圧縮動画像信号を記録しているCD−
ROMの再生システムにおいても、このような特殊再生
機能が求められる。同じように動画像信号を記録してい
るディスク状記録媒体とはいえ、CD−ROMが、ビデ
オディスクと異なって動画像信号を圧縮して記録してい
るので、ビデオディスク再生システムにおける特殊再生
の方法を適用することができず、特有の再生方法及び構
成が求められる。
【0004】CD−ROMの再生システムについてのス
ロー再生やスチル再生方法及び構成は既に提案されてい
る。
【0005】動画像信号の圧縮は、フレーム間予測又は
及びフレーム内予測を利用して行なわれている。すなわ
ち、相前後するフレーム画像又はフレーム内の隣接画像
間の差分(予測誤差)を符号化して圧縮している。従っ
て、再生側においては既に復号されて得られたフレーム
画像又はフレーム内画像に差分信号(予測誤差信号)を
合成することによって、次のフレーム画像、又は、フレ
ーム内画像の隣接する部分画像を得ている。従来のスチ
ル再生では、フレーム内予測を採用している領域でもフ
レーム間予測の再生方法を適用し、既に復号されて得ら
れているフレーム画像に合成する差分画像を0画像とす
ることで同一画像の繰返し再生であるスチル再生を実現
している。また、所定期間のスチル再生と、1フレーム
期間内の画像送り(例えばノーマル再生機能による送
り)とを、繰返すことでスロー再生を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のCD−
ROMの再生システムは、スチル再生及びスロー再生を
実現できるが、いわゆるコマ送りについてはそれを実現
することができない。ビデオディスク再生システム等の
各種の画像再生システムにおいて、コマ送りが実現され
ている以上、CD−ROMの再生システムにおいてもコ
マ送り再生の実現構成が求められる。特に、CD−RO
Mの再生システムは、実際上、パーソナルコンピュータ
等の情報処理装置に関連したものであって編集処理に供
することが多いので、かかる要求は大きい。
【0007】なお、最低速のスロー再生におけるフレー
ム間表示周期が充分に長い場合には、コマ送り機能に求
められる、画像内容を精細に確認して所定画像を見付け
るというユーザの要求を多少満足させることもできる。
しかし、コマ送りと異なって停止時間の選択をユーザに
任せてはおらず、このためユーザが不満足であることが
多いと思われる。
【0008】また、CD−ROM再生システムにコマ送
りの実現構成を設けなくても、最低速のスロー再生とス
チル再生との指令操作をユーザが交互に繰返し行なう
と、コマ送りを実現することができる。しかし、これで
はユーザに対する負担が大きい。
【0009】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、圧縮動画像信号に対するコマ送り再生を行な
うことができる圧縮動画像再生システムを提供しようと
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、少なくともフレーム間予測符号
化方式を適応的に又は固定的に採用している圧縮動画像
符号化方式によって、符号化された圧縮動画像信号が記
録されている圧縮動画像信号記録媒体から、その圧縮動
画像信号をピックアップして再生する圧縮動画像再生シ
ステムであって、その予測復号化部に与える予測誤差信
号を0信号にすると共にこの0信号が予測復号化部に与
えるときにはフレーム間予測復号化を実行させることで
スチル再生を実現している圧縮動画像再生システムにお
いて、以下の各手段を設けた。
【0011】すなわち、入力操作されたコマ送り指令を
取込むコマ送り指令手段と、コマ送り指令が取込まれた
ときに、そのときのスチル再生モードを、次の1フレー
ム期間だけノーマル再生モード又はスロー再生モードに
切り替えると共に、その後、スチル再生モードに戻す再
生モード制御手段とを設けた。
【0012】
【作用】本発明において、コマ送り指令手段が、入力操
作されたコマ送り指令を取込むと、再生モード制御手段
は、そのときのスチル再生モードを、次の1フレーム期
間だけノーマル再生モード又はスロー再生モードに切り
替えると共に、その後、スチル再生モードに戻す。これ
により、コマ送りを実現できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明をCD−ROMの再生システム
に適用した一実施例を図面を参照しながら詳述する。
【0014】なお、このシステムが再生するCD−RO
Mには、動画像信号が以下のように圧縮されて記録され
ているものとする。
【0015】すなわち、1フレーム画像を縦横に分割し
たブロック毎に処理する。符号化は、予測符号化、直交
変換、量子化及び可変長符号化の組み合わせによるもの
とする。予測符号化方式(DPCM方式)は、ブロック
の動きベクトル量に応じて、フレーム間予測符号化及び
フレーム内予測符号化を切り替える適応形のものとす
る。直交変換方式としては、離散コサイン変換が採用さ
れているとする。量子化は、予測誤差信号の大きさに応
じて量子化ステップ幅(及び又は量子化ビット数)を変
化させる適応形のものが採用されているとする。
【0016】図2において、この再生システムは、記録
されている圧縮動画像信号をCD−ROMからピックア
ップする信号ピックアップ部(CD−ROMドライバ)
5と、ピックアップされた圧縮動画像信号を元の画像信
号に戻す画像復号部10と、システム全体の制御を行な
う制御部20と、対話装置(パーソナルコンピュータ)
30とから構成されている。
【0017】制御部20の制御下で信号ピックアップ部
5がCD−ROMからピックアップした圧縮動画像信号
は、画像復号化部10に与えられる。画像復号化部10
においては、書込み制御部11が制御部20による制御
下で信号ピックアップ部5の動作と同期させて、入力さ
れた圧縮動画像信号をバッファメモリ12に格納させ
る。格納された圧縮動画像信号は、読出し制御部13が
制御部20による制御を受けながら、図示しない表示部
の動作に同期してバッファメモリ12から読出す。読み
出された圧縮動画像信号は、2入力1出力構成のスイッ
チ14及びデータ置換部15に与えられる。
【0018】データ置換部15は、制御部20から有意
な第1の置換指令信号が与えられたときに有効に機能す
るものである。なお、この実施例の場合、スロー再生、
スチル再生及びコマ送りがユーザによって指示されたと
きに、所定の表示固定期間の間有意な置換指令信号がデ
ータ置換部15に与えられる。データ置換部15は、バ
ッファメモリ12から読み出された圧縮動画像信号にお
ける制御信号を認識し、その制御信号の予測符号化方式
部分が、圧縮動画像信号がフレーム内予測方式であるこ
とを示している場合に、強制的にフレーム間予測方式で
あることを指示するものに置き換えてスイッチ14に与
えるものである。すなわち、ノーマル再生モードにおい
ては、バッファメモリ12から読み出された圧縮動画像
信号がそのままスイッチ14を通過するが、スロー再
生、スチル再生及びコマ送りモードにおいては、後述す
る表示固定期間の間では常に、予測符号化方式を指示す
る制御信号部分がフレーム間予測方式を指示するものに
されてスイッチ14を通過する。
【0019】スイッチ14を通過した圧縮動画像信号
は、可変長復号化部16に与えられる。可変長復号化部
16は、画像信号本体と制御信号とを分離するものであ
る。可変長復号化部16は、分離した制御信号を可変長
復号し、復号した制御信号の内、量子化ステップ幅や量
子化ビット数を逆量子化部17に与え、予測符号化方式
や動きベクトル量等を予測復号化部19に与える。ま
た、可変長復号化部16には、制御部20から第2の置
換指令信号が与えられる。この第2の置換指令信号も、
スロー再生、スチル再生及びコマ送りモードにおいて、
後述する表示固定期間に対応して有意となるものであ
る。第2の置換指令信号が非有意のときには、可変長復
号化部16は、分離して得られた画像信号本体を可変長
復号した後逆量子化部17に与える。他方、第2の置換
指令信号が有意のときには、可変長復号化部16は、内
蔵するレジスタ16aに格納している予測誤差信号を0
とする可変長復号画像信号(可変長復号されたと同じフ
ォーマットを有する信号)を逆量子化部17に与える。
【0020】逆量子化部17は、制御信号として与えら
れた量子化ステップ幅や量子化ビット数に基づいて、可
変長復号画像信号を逆量子化し、その逆量子化画像信号
(離散コサイン変換信号)を逆離散コサイン変換部18
に与える。逆離散コサイン変換部18は、逆量子化画像
信号18を逆離散コサイン変換して予測誤差信号を得
て、予測復号化部19に与える。
【0021】予測復号化部19は、図3に示した構成を
有し、制御信号として与えられた予測符号化方式や動き
ベクトル量に基づいて、予測誤差信号に対して予測復号
化処理を行ない、得られた再生画像信号を図示しない表
示部に与える。
【0022】予測復号化部19を、図3を用いて詳述す
る。今、予測符号化方式を指示する制御信号部分がフレ
ーム間予測方式を指示しているとする。このときには、
2入力1出力構成のスイッチ40はフレームメモリ41
と接続され、フレームメモリ41が動きベクトル量に応
じて動き補償した1フレーム前の再生画像信号が加算器
42に与えられる。この加算器42には予測誤差信号が
与えられており、1フレーム前の再生画像信号にこの予
測誤差信号を加算することで、現時点の処理対象フレー
ムの再生画像信号を得てこれを表示部に出力すると共
に、次フレームの処理のために又は同一フレームの未処
理の他ブロックの処理のためにフレームメモリ41又は
遅延回路43に与えて格納させる。なお、予測誤差信号
が0の場合には、フレームメモリ41からの画像、すな
わち直前に表示部に出力したと同一の画像がそのまま表
示部に出力されることになる。
【0023】他方、予測符号化方式を指示する制御信号
部分がフレーム内予測方式を指示しているときには、2
入力1出力構成のスイッチ40は遅延回路43と接続さ
れ、遅延回路43が出力した同一フレームの処理済みの
他ブロックの再生画像信号が加算器42に与えられる。
この加算器42は同一フレームの処理済みの他ブロック
の再生画像信号に予測誤差信号を加算することで同一フ
レーム内の現在の処理対象ブロックの再生画像信号を得
て、これを表示部に出力すると共に、次フレームの処理
のために又は同一フレームの未処理の他ブロックの処理
のためにフレームメモリ41又は遅延回路43に与えて
格納させる。
【0024】制御部20は、CPU21、ROM22及
びRAM23より構成されており、外部の対話装置30
との間で信号の授受を行ないながら、信号ピックアップ
部5や画像復号部10を制御するものである。対話装置
30は、例えば、ユーザによる再生モードを指示する操
作内容等の信号を取込んで制御部20に与えるものであ
る。
【0025】次に、以上の構成を有する再生システムの
特殊再生動作を説明する。この実施例の再生システム
は、コマ送りが実現できる点に特徴を有するものである
が、後述するように、コマ送りには、スチル再生機能及
びスロー再生機能を利用しているので、スチル再生モー
ド、スロー再生モード、コマ送りモードの順に動作を説
明する。
【0026】ノーマル再生中においては、データ置換部
15が有効に機能することなく、また可変長復号部16
が内蔵レジスタ16aに格納されている、予測誤差信号
を0とする可変長復号画像信号を出力することがない。
従って、バッファメモリ12から出力された圧縮動画像
信号が、その中の制御信号に基づいて復号されて表示さ
れる。
【0027】このようなノーマル再生状態において、ユ
ーザが対話装置30にスチル再生を指示操作し、スチル
再生指令が制御部20に与えられると、制御部20は、
スチル再生が解除されるまで、第1及び第2の置換指令
信号を適宜有意とする。このとき、データ置換部15
は、バッファメモリ12から出力された圧縮動画像信号
における予測符号化方式を指示する制御信号部分を、そ
の指示内容に拘らず強制的にフレーム間予測方式を指示
するものとし、これにより、予測復号化部19において
は、スイッチ40がフレームメモリ41に接続されてフ
レームメモリ41からの再生画像信号が加算器42に与
えられる。また、このとき、可変長復号化部16は、内
蔵レジスタ16aに格納されている予測誤差信号を0と
する可変長復号画像信号を出力し、これにより、予測復
号化部19の加算器42には0の予測誤差信号が与えら
れる。従って、スチル再生指令が生じたタイミングでフ
レームメモリ41に格納されていた再生画像信号がスチ
ル再生モードが解除されるまで繰返し表示部に出力され
てスチル再生(固定表示)が実現される。
【0028】なお、このスチル再生の際には、バッファ
メモリ12からどのフレームの圧縮動画像信号を出力し
ても良いが、例えば、固定表示されている次のフレーム
の圧縮動画像信号を繰返し出力することがスチル再生が
解除されたときのことを考慮すると好ましい。
【0029】他方、ノーマル再生状態において、ユーザ
が対話装置30にスロー再生を指示操作し、スロー再生
指令が制御部20に与えられると、制御部20は、スロ
ー再生が解除されるまで、第1及び第2の置換指令信号
の状態を指令再生速度に応じた周期でスチル再生させる
状態とノーマル再生させる状態との間で切り替える。例
えば、再生速度が1/10倍速の場合には、9フレーム
だけスチル再生させる状態(有意な状態)とした後、1
フレームだけノーマル再生させる状態(非有意状態)と
し、以下、このような状態切り替えを繰返す。従って、
この例の場合であれば、予測復号化部19のフレームメ
モリ41の書替えは各フレーム毎に行なわれるが、前の
フレームと異なる再生画像信号への書替えは10フレー
ム周期で実行され、すなわち、同一の再生画像信号を1
0フレーム期間(ここでは期間を言っており、画像内容
は同一フレームのものである)だけ表示部に継続して出
力した後、次の10フレーム期間には次の画像信号が表
示部に与えられる。
【0030】このようにして1フレーム期間の数倍を周
期として表示画像を切り替えることで所定倍速のスロー
再生を実現している。
【0031】図1は、コマ送りが指示された際のCPU
21による処理フローチャートである。ユーザが対話装
置30に対してコマ送り操作を行なうと、対話装置30
は制御部20に対してコマ送り指令を与える。このと
き、制御部20のCPU21は、例えばROM22に格
納されている図1に示す処理を開始する。
【0032】そしてまず、現再生モードがスチル再生モ
ードか他の再生モードであるかを判別する(ステップS
P1)。スチル再生モード以外の再生モードであれば、
上述したようにしてスチル再生モードに移行させてメイ
ンルーチンに戻る(ステップSP2)。例えば、ノーマ
ル再生モードにおいて、ユーザによってコマ送りが指示
された場合には、上述の処理によってスチル再生モード
に移行する。
【0033】他方、コマ送りが指示されたときの再生モ
ードがスチル再生モードであると、画像移行指令を発し
て1フレーム期間(1/30秒)内で1画像分だけ再生
画像信号を進め(例えばこの画像移行はノーマル再生モ
ードによる)、その後、直ちにスチル再生モードに戻し
た後、メインルーチンに戻る(ステップSP3、SP
4)。すなわち、ある画像の固定表示状態から、1フレ
ーム期間内で次の画像の再生画像信号をフレームメモリ
41に書き込んで表示画像を次の画像に変更し、その変
更画像を固定表示させることでコマ送りを実現してい
る。なお、スチル再生、1フレーム期間内での画像移行
(例えばノーマル再生)、スチル再生のこの順序の変更
は、従来のスロー再生モードにおけるこの順序での状態
の変更と同様に行なう。
【0034】このような図1に示す処理を、コマ送りが
指示される毎に行なうことで、1画像ずつ次の画像に表
示内容を進めることができる。
【0035】従って、上述の実施例によれば、特殊再生
モードとしてコマ送りも実現することができ、ユーザの
要求に応じて使用できる再生モードが多様となり、ユー
ザの使い勝手が向上する。すなわち、最低速のスロー再
生モードをコマ送りの機能を実現するものとして用いる
ことや、スロー再生操作とスチル再生操作とを交互に行
なってコマ送りを実現することが不要となる。
【0036】このようにコマ送りを実現できるようにし
たが、従来システムにおけるソフトウェア構成を追加変
更するだけで良く、システムのハードウェアを特に複雑
化することはない。
【0037】なお、上述の実施例においては、圧縮動画
像信号が記録されている記録媒体がCD−ROMのもの
を示したが書込み可能な光ディスクであっても良く、ま
た、ディスク状記録媒体以外のものであっても良い。
【0038】また、圧縮動画像の符号化方法は上記実施
例のものに限定されない。但し、少なくとも一部(適応
的に)又は全部にフレーム間予測方式を採用しており、
予測誤差信号を0とすることで表示内容を固定化できる
符号化方法であることを要する。
【0039】なお、スチル再生モード以外の再生モード
でコマ送りが指令されたときにスチル再生モードに移行
するものを示したが、スチル再生モード以外の再生モー
ドでコマ送りが指令されたときにはその指令を無視する
ようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、構成を
複雑化することなく、コマ送りを可能とした圧縮動画像
再生システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のコマ送りの指令時の処理フローチャー
トである。
【図2】実施例システムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【図3】その予測復号化部の詳細構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
5…信号ピックアップ部、10…画像復号部、12…バ
ッファメモリ、14、40…スイッチ、15…データ置
換部、16…可変長復号化部、16a…予測誤差信号を
0とする可変長復号画像信号を格納しているレジスタ、
17…逆量子化部、18…逆離散コサイン変換部、19
…予測復号化部、20…制御部、21…CPU、22…
ROM、30…対話装置、41…フレームメモリ、42
…加算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともフレーム間予測符号化方式を
    適応的に又は固定的に採用している圧縮動画像符号化方
    式によって、符号化された圧縮動画像信号が記録されて
    いる圧縮動画像信号記録媒体から、その圧縮動画像信号
    をピックアップして再生する圧縮動画像再生システムで
    あって、その予測復号化部に与える予測誤差信号を0信
    号にすると共にこの0信号が予測復号化部に与えられる
    ときにはフレーム間予測復号化を実行させることでスチ
    ル再生を実現している圧縮動画像再生システムにおい
    て、 入力操作されたコマ送り指令を取込むコマ送り指令手段
    と、 コマ送り指令が取込まれたときに、そのときのスチル再
    生モードを、次の1フレーム期間だけノーマル再生モー
    ド又はスロー再生モードに切り替えると共に、その後、
    スチル再生モードに戻す再生モード制御手段とを備えた
    ことを特徴とする圧縮動画像再生システム。
JP6299991A 1991-03-27 1991-03-27 圧縮動画像再生システム Expired - Lifetime JP2724049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6299991A JP2724049B2 (ja) 1991-03-27 1991-03-27 圧縮動画像再生システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6299991A JP2724049B2 (ja) 1991-03-27 1991-03-27 圧縮動画像再生システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0670284A true JPH0670284A (ja) 1994-03-11
JP2724049B2 JP2724049B2 (ja) 1998-03-09

Family

ID=13216588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6299991A Expired - Lifetime JP2724049B2 (ja) 1991-03-27 1991-03-27 圧縮動画像再生システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2724049B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447887A (ja) * 1990-06-15 1992-02-18 Aiwa Co Ltd ディジタル信号の再生装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447887A (ja) * 1990-06-15 1992-02-18 Aiwa Co Ltd ディジタル信号の再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2724049B2 (ja) 1998-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2570384B2 (ja) 動画像信号の符号化・復号化方式
JPH05153577A (ja) 動画像復号化装置
CA2168416C (en) Method and apparatus for reproducing encoded data
JPH0837640A (ja) 画像データ編集装置
JP2979900B2 (ja) 記録媒体
JPH10191259A (ja) Mpegビデオの反転再生方法
KR100546329B1 (ko) 역방향 재생 방법 및 장치
JP3034173B2 (ja) 画像信号処理装置
JP3128393B2 (ja) 圧縮動画像再生装置
JP3860319B2 (ja) 画像再生方法及び装置
JP2724049B2 (ja) 圧縮動画像再生システム
JP3233232B2 (ja) 動画像復号化方法および装置
JP3134672B2 (ja) 映像信号のコマ送り再生処理装置
JP3259543B2 (ja) ディスクデータ再生方法および再生装置
JPH10150636A (ja) 映像信号再生装置及び映像信号の再生方法
JP3775525B2 (ja) 復号化装置および復号化方法
JPH08130715A (ja) 画像再生装置
JPH0898142A (ja) 画像再生装置
JPH10257422A (ja) 画像記録再生装置
JPH07170485A (ja) 画像再生装置及び画像復号装置
JPH08223534A (ja) 画像再生装置
KR0128878B1 (ko) 엠펙 비트 스트림 포맷을 이용하는 점프 장치 및 그 방법
KR100188214B1 (ko) 동영상 압축디스크의 디코딩제어장치
JP3809312B2 (ja) 動画像記録装置及び動画像記録方法
JPH10150635A (ja) 映像信号再生装置及び映像信号の再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071128

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081128

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091128

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101128

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 14

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 14