JP3259543B2 - ディスクデータ再生方法および再生装置 - Google Patents

ディスクデータ再生方法および再生装置

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JP3259543B2 JP23452894A JP23452894A JP3259543B2 JP 3259543 B2 JP3259543 B2 JP 3259543B2 JP 23452894 A JP23452894 A JP 23452894A JP 23452894 A JP23452894 A JP 23452894A JP 3259543 B2 JP3259543 B2 JP 3259543B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクや光磁気デ
ィスク等に記録されている映像または音声などのデータ
を再生するのに好適なディスクデータ再生方法およびデ
ィスクデータ再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル・ビデオ・ディスク
(以下、DVDと記す。)に記録されるディジタル画像
信号を圧縮符号化する方式としてMPEG(Motion Pic
ture coding Experts Group )方式が提案されており、
MPEGの符号化器の例を図8を参照しながら説明す
る。MPEGの符号化器は予測符号化により圧縮を行う
ようにした符号化器であり、ディジタル化された画像入
力信号は動き検出回路101において、動き補償予測の
最小単位のブロック(MB)毎にブロック化されて、動
き補償予測のための動きベクトルの検出がブロック毎に
行われる。
【0003】このブロックは続く予測符号化部において
予測符号化されるが、(1)画像入力信号を直接DCT
(Discrete Cosine Transform :離散コサイン変換)す
るイントラブロック、(2)前方向のみから予測するフ
ォワードブロック、(3)後ろ方向のみから予測するバ
ックワードブロック、(4)両方向から予測するバイプ
レディクティブブロックの4つに分類される。
【0004】この予測符号化部のDCT103におい
て、フーリエ変換の一種であるDCTが施され、その結
果のDCT係数の量子化が量子化回路104において行
われる。さらに、量子化の行われた後、可変長符号化手
段109において生起確率に応じて異なる長さの符号が
割り当てられることにより可変長符号化される。また、
量子化された信号は逆量子化回路105において逆量子
化が行われ、さらに逆DCT106において逆DCTさ
れて、フレームメモリ予測器108よりの出力が加算さ
れることにより、元の画像信号が再生される。再生され
た画像信号は予測信号として減算器102に供給され
る。
【0005】可変長符号化手段109から出力される予
測符号化信号は、多重化手段110において予測モード
情報および動きベクトル情報と多重化されるが、多重化
されたこれらのデータは不規則なレートで発生されるた
め、バッファ111に一時蓄積され符号化レートが一定
とされて出力されている。なお、符号化レートの平均を
一定にするために、バッファ111に蓄積された符号量
に応じて量子化手段104の量子化スケールファクタq
を変化することにより符号量制御を行うようにしてもよ
い。
【0006】このようにして予測符号化されたMPEG
のフレーム間予測の構造を図9(a)に示す。この図に
おいて、1GOP(Group Of Picture)は例えば9フレ
ームで構成されており、1GOP内にはIピクチャが1
フレーム、Pピクチャが2フレーム、Bピクチャが残る
6フレーム含まれている。なお、GOPは動画の1シー
ケンスを分割した符号化の単位である。このIピクチャ
はフレーム内の予測符号化画像であり、Pピクチャはす
でに符号化された時間的に前のフレーム(Iピクチャあ
るいはPピクチャ)を参照して予測するフレーム間予測
符号化画像であり、Bピクチャは時間的に前後の2フレ
ームを参照して予測するフレーム間予測符号化画像であ
る。
【0007】すなわち、IピクチャI0 はそのフレーム
内のみで予測符号化されており、矢印で図示するよう
に、PピクチャP0 はIピクチャI0 を参照してフレー
ム間予測符号化されており、PピクチャP1 はPピクチ
ャP0 を参照してフレーム間予測符号化されている。さ
らに、BピクチャB0 ,B1 はIピクチャI0 とPピク
チャP0 との2つを参照してフレーム間予測符号化され
ており、BピクチャB2,B3 はPピクチャP0 とPピ
クチャP1 との2つを参照してフレーム間予測符号化さ
れている。以下同様に予測符号化されて以降のピクチャ
が符号化されている。
【0008】ところで、このように予測符号化されたピ
クチャを復号するには、Iピクチャはフレーム内におい
て予測符号化が行われているため、そのIピクチャのみ
で復号することができるが、Pピクチャは時間的に前の
IピクチャあるいはPピクチャを参照して予測符号化さ
れているため、時間的に前のIピクチャあるいはPピク
チャが復号時に必要とされ、Bピクチャは時間的に前後
のIピクチャあるいはPピクチャを参照して予測符号化
されているため、時間的に前後のIピクチャあるいはP
ピクチャが復号時に必要とされる。そこで、復号時に必
要とされるピクチャを先に復号しておけるように、図9
(b)に示すようにピクチャを入れ替えている。
【0009】この入れ替えは図に示すように、Bピクチ
ャB-1,B-2は復号時にIピクチャI0 を必要とするた
め、BピクチャB-1,B-2よりIピクチャI0 が先行す
るよう、BピクチャB0 ,B1 は復号時にIピクチャI
0 とPピクチャP0 を必要とするため、BピクチャB
0 ,B1 よりPピクチャP0 が先行するよう、同様にB
ピクチャB2 ,B3 は復号時にPピクチャP0 とPピク
チャP1 を必要とするため、BピクチャB2 ,B3 より
PピクチャP1 が先行するように入れ替えられている。
【0010】そして、Iピクチャ、Pピクチャ及びBピ
クチャが図9(b)に示す順序でDVDに記録されてい
るが、前記したようにこれらのピクチャは予測符号化さ
れていることから、その符号量は各ピクチャで一定では
なく画像の複雑さや平坦度等に応じて異なる符号量とな
る。そこで、これらのピクチャをDVDに記録する時
に、一定の符号量で規定されるセクタを用いて記録する
ようにしている。このセクタにより記録する態様を図1
0に示すが、例えばIピクチャI0 はセクタmとセクタ
(m+1)とセクタ(m+2)の一部の領域に記録さ
れ、BピクチャB-2はセクタ(m+2)の残る領域とセ
クタ(m+3)に記録される。以下順次各ピクチャはセ
クタに記録され、この例では1GOPはセクタm〜セク
タ(m+13)のセクタに記録されている。ただし、常
時このようなセクタ数でGOPは記録されるものではな
く、画像の複雑さや平坦度等により符号量が異なるた
め、記録されるセクタ数も画像毎に異なるのが一般的で
ある。
【0011】次に、このようにMPEG方式により圧縮
されて記録されたディスクから映像を再生するディスク
データ再生装置の構成例を図11に示す。この図におい
て、光ディスク等のディスク1は図示しないスピンドル
モータにより所定の回転数で回転するよう回転制御され
ており、ピックアップ2からこのディスク1のトラック
へレーザ光が照射されることにより、トラックに記録さ
れている圧縮符号化されたディジタルデータが読み出さ
れる。このディジタルデータは、復調回路3により復調
されて、セクタ検出回路6に入力される。また、ピック
アップ2の出力はフェイズ・ロックド・ループ(PL
L)回路4に入力されてクロックが再生される。この再
生クロックは、復調回路3、セクタ検出回路6に供給さ
れている。
【0012】なお、ディスク1へ記録されているディジ
タルデータは、前記した図10に示す固定長のセクタを
単位として記録されているが、各セクタの先頭にはセク
タシンク、セクタアドレスが付加されており、セクタ検
出回路6おいて、このセクタシンクが検出されることに
よりセクタの区切りが検出されると共に、物理的なセク
タの位置を示すセクタアドレスが検出されて制御装置1
1に供給される。また、復調出力はセクタ検出回路6を
介してECC(誤り訂正)回路7に入力され、誤りの検
出・訂正が行われる。誤り訂正の行われたデータはEC
C回路7からFIFOバッファ10に供給され、制御装置1
1の制御に従ってセクタを単位として管理されてデータ
が書き込まれる。
【0013】なお、ピックアップ2のフォーカスコント
ロールおよびトラッキングコントロールは、ピックアッ
プ2から読み出された情報から得られるフォーカスエラ
ー信号およびトラッキングエラー信号により、システム
コントロールの制御に従ってトラッキングサーボ回路、
フォーカスサーボ回路により行われている。ここで制御
装置11は、セクタ検出回路6により検出された各セク
タのセクタアドレスに基づいてそのセクタをFIFOバッフ
ァ10へ書き込む書込みアドレスをライトポインタW.
Pで指定する。また、制御装置11は、FIFOバッファ1
0に書込まれたデータの読み出しアドレスをリードポイ
ンタR.Pで指定する。そして、リードポインタR.P
の位置からデータを読み出し、セクタ/MPEGストリ
ーム変換回路13に供給している。
【0014】セクタ/MPEGストリーム変換回路13
に供給されたセクタデータは、MPEGストリームデー
タに変換されて、後続するビデオ復号回路(デコーダ)
14に供給されて復号される。これにより、復号された
データは前記図9(b)に示す順序とされているが、こ
のままでは画が入れ替わっているため、図9(a)に示
す元のフレーム順序となるよう並べ替えられてディジタ
ル/アナログ(D/A)変換器に出力される。このデー
タは、アナログの映像信号に変換されてディスプレイ1
6で表示される。
【0015】ところで、制御装置11は復号が終了した
時に出力されるビデオ復号回路14よりのリクエスト信
号に応じて、リードポインタR.Pを設定しFIFOバッフ
ァ10に記憶されているデータを、セクタ/MPEGス
トリーム変換回路13を介してビデオ復号回路14に供
給するが、前記したようにMPEGされたストリーム情
報は可変長となされるため、ディスプレイ16から一定
周期で映像を表示するためには、ビデオ復号回路14へ
送るデータは、不均一な転送で行わなければならない。
そのため、FIFOバッファ10に対して書き込まれるセク
タデータは出力されるセクタデータよりも速い間隔で書
き込む必要がある。すなわち、ビデオ復号回路14へ出
力されるデータ量よりも、FIFOバッファ10へ書き込む
データ量を多くしなければならないため、FIFOバッファ
10がオーバフローする恐れが生じる。
【0016】このため、制御装置11により制御されて
いるライトポインタW.PとリードポインタR.Pのア
ドレス位置により、FIFOバッファ10に現在記憶されて
いるデータ量を算出し、そのデータ量が予め設定された
所定の基準値を越えた場合、FIFOバッファ10がオーバ
フローするおそれがあると判定して、制御装置11はト
ラッキングサーボ回路5にトラックジャンプ指令を出力
するようにしている。
【0017】トラックジャンプ指令が出力されると、ト
ラッキングサーボ回路5はピックアップ2における再生
位置のトラックジャンプを行う。すなわち、内周から外
周に向かってデータが記録されている場合は、ディスク
1の現在位置から内周側へ数トラック分ピックアップ2
をジャンプさせ、ピックアップ2による再生位置がジャ
ンプ前の位置に到達するまでの間、つまりセクタ検出回
路6から得られるセクタナンバがトラックジャンプ時の
セクタナンバになるまでの間、新たなデータのFIFOバッ
ファ10への書込みが停止される。その間、必要に応じ
てFIFOバッファ10に記憶されているリードポインタ
R.Pで指示されるデータが読み出されて、ビデオ復号
回路14へ向かって転送されている。
【0018】また、トラックジャンプ後、セクタ検出回
路4から得られるセクタナンバがジャンプ前のセクタナ
ンバと一致しても、FIFOバッファ10のデータ残量が所
定の基準値を越えている場合は、FIFOバッファ10への
データの書込みは再開されず、オーバフローを防ぐため
に再びトラックジャンプが行われる。このため、ビデオ
復号回路14へ送るデータを途切れることなく送出する
ためには、FIFOバッファ10は、少なくともトラックジ
ャンプを行ってから、再びトラックジャンプ直前のアド
レスへ戻ってくるまでの時間、ビデオ復号回路14へ送
出するデータ量、つまり1トラックリバースジャンプを
する場合には、最低1トラック分の時間に相当するデー
タ量を保有する領域を有していることが必要となる。
【0019】なお、FIFOバッファ10からビデオ復号回
路14へのデータ転送レートは、FIFOバッファ10に書
き込まれるデータ転送レートと等しいか、またはそれよ
り小さい値に設定されている。このようにすることによ
り、ビデオ復号回路14からFIFOバッファ10へのデー
タ転送は、トラックジャンプのタイミングに関わらず、
自由に送出することができるようになる。このようにFI
FOバッファ10の制御を行うことによって、ビデオ復号
回路14へのデータ転送を途切れることなく送り続ける
ことができるため、ディスク1に記録されている映像の
複雑さまたは平坦さにかかわらず、均一な画質の映像を
連続的に再生することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ここで、動画像シーケ
ンスのPピクチャおよびBピクチャ、あるいはBピクチ
ャのみを間引いて順方向に特殊再生することを考える例
えば、図3(1)に示すように、I0 ,I1 ,I2 ,I
3 ,I4 ,I5 ,I6 ,I7 ,I8 ,・・・の順番で再
生する順方向Iピクチャ特殊再生、あるいは、図3
(3)に示すように、I0 ,P0 ,I1 ,P1 ,I2
2 ,I3 ,P3 ,I4 ,・・・の順番で再生する順方
向I/Pピクチャ特殊再生を行うには、FIFOバッファ1
0に時間軸上、後(未来)に位置する映像情報を含むM
PEGストリームが、まだ読み出されていない領域に格
納されているため、ビデオ復号回路14へ必要とするI
ピクチャおよびPピクチャ情報を送るようにすれば、迅
速に前記順方向特殊再生を行うことができる。
【0021】しかしながら、前記図11に示すディスク
データ再生装置においては、図3(2)に示す逆方向I
ピクチャ特殊再生、および図3(4)に示す逆方向I/
Pピクチャ特殊再生においては迅速に逆方向特殊再生を
行えないという問題点があった。すなわち、I8 ,I
7 ,I6 ,I5 ,I4 ,I3 ,I2 ,I1 ,I0 ,・・
・という順番にピクチャを再生する場合、およびI4
3 ,I3 ,P2 ,I2 ,P1 ,I1 ,P0 ,I0 ,・
・・という順番で再生する場合において、すでにビデオ
復号回路14へ送出したデータがまだFIFOバッファ10
に残っている時は、リードポインタR.Pを元に戻して
データを再びビデオ復号回路14へ送出するようにすれ
ば良いが、一般にFIFOバッファ10の記憶容量はそれほ
ど大きくされていない。
【0022】そのため、ビデオ復号回路14へデータを
送るのに、ピックアップ2を内周方向へトラックジャン
プさせて所定のセクタアドレスへ移動させてアクセスを
行い、読み出したセクタデータをFIFOバッファ10に書
き込むようにする必要がある。しかも、Pピクチャは前
記したように、時間的に前のIピクチャあるいはPピク
チャを復号した後に参照して復号する必要があるため、
参照するピクチャもディスク1をアクセスして読み出さ
なければならず、頻繁なアクセスを行わなければならな
い。
【0023】このように、ビデオ復号回路14へデータ
を送る場合にピックアップ2の移動時間の遅延が含まれ
てくるために、迅速に逆方向特殊再生が行うことができ
なくなっていた。また、FIFOバッファ10に読み出した
データが残っていたとしても、復号時に参照するピクチ
ャを読み出す必要があるため、リードポインタR.Pを
不定な間隔で移動させなければならず、リードポインタ
R.PおよびライトポインタW.Pの制御が複雑になる
という問題点があった。
【0024】そこで、本発明はディスクへの頻繁なアク
セスを行うことなく、特殊再生を迅速に行うことのでき
るディスクデータ再生方法及びディスクデータ再生装置
を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のディスクデータ再生方法は、ディスクから
読み出されたデータが復調されて記憶手段に書き込ま
れ、前記記憶手段から読み出したデータを復号すること
により元のデータを再生するディスクデータ再生方法に
おいて、前記データには、該データの属性を示す属性情
報が付加されており、読み出されたデータの前記属性情
を検出し、前記データを第1の記憶手段に記憶し、前
記第1の記憶手段から読み出されたデータが、あらかじ
め定められた特定の属性であるとき、該データを第2の
記憶手段に記憶し、前記第1の記憶装置、または、第2
の記憶装置から供給されたデータをビデオ復号手段で復
号し、そして、制御装置が、前記第1の記憶装置と前記
第2の記憶装置とを制御し、ここで、前記制御装置は、
逆方向再生開始時に、前記第2の記憶装置へのデータの
書込みを禁止して、ビデオ復号器へのデータの供給を前
記第1の記憶装置から前記第2の記憶装置へ切り替え、
前記検出手段から出力されるデータがあらかじめ定めら
れた特定の属性であるとき該データを前記第1の記憶手
段に記憶させ、前記第2の記憶手段のデータが空になっ
たか否かを判断して、空になったときにはビデオ復号器
へのデータの供給を前記第2の記憶装置から前記第1の
記憶装置へ切り替えるように制御するようにしたもので
ある。
【0026】また、前記ディスクデータ再生方法におい
て、前記記憶手段の記憶領域は、MPEGストリームの
GOP単位、もしくはGOPを一定量で分割したセクタ
単位、または、GOPを構成するピクチャを一定量で分
割したセクタ単位で管理されるようにしたものであり、
また、前記復調データからセクタ情報を検出する検出手
段を備え、該検出手段で検出されたセクタ情報を利用し
て前記記憶手段の書込/読出を制御するようにしたもの
である。
【0027】本発明のディスクデータ再生方法を実現す
る本発明のディスクデータ再生装置は、ディスクから読
み出されたデータを復調する復調回路と、復調されたデ
ータを記憶手段に書き込む制御、および、前記記憶手段
からデータを読み出す制御を行う制御装置と、前記記憶
手段から読み出されたデータを元のデータに再生する復
号回路とを備えるディスクデータ再生装置において、前
記データに付加された、該データの属性を示す情報を検
出する検出手段読み出された前記データを記憶する
ための第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段から読み
出されたデータの前記属性情報があらかじめ定められた
特定の属性である時、該データを記憶するための第2の
記憶手段と、前記第1の記憶装置、または、第2の記憶
装置から供給されたデータを復号するためのビデオ復号
手段と、そして、前記第1の記憶装置と前記第2の記憶
装置とを制御するための制御装置とからなり、前記制御
装置は、逆方向再生開始時に、前記第2の記憶装置への
データの書込みを禁止して、前記ビデオ復号手段へのデ
ータの供給を前記第1の記憶装置から前記第2の記憶装
置へ切り替え、ディスクから読み出されたデータがあら
かじめ定められた特定の属性であるとき該データを前記
第1の記憶手段に記憶させ、前記第2の記憶手段のデー
タが空になったか否かを判断して、空になったときには
ビデオ復号器へのデータの供給を前記第2の記憶装置か
ら前記第1の記憶装置へ切り替えるように制御するよう
にしたものである。
【0028】また前記ディスクデータ再生装置におい
て、前記記憶手段の記憶領域が、MPEGストリームの
GOP単位、もしくはGOPを一定量で分割したセクタ
単位、または、GOPを構成するピクチャを一定量で分
割したセクタ単位で、前記制御装置により管理されるよ
うにしたものであり、また、前記復調回路から出力され
るデータからセクタ情報を検出する検出回路を備え、前
記制御回路は、該検出回路で検出されたセクタ情報を利
用して前記記憶手段の書込/読出を制御するようにした
ものである。
【0029】
【作用】本発明によれば、データの属性情報に応じて、
復号手段に供給するために記憶手段から読み出したデー
タを第2の記憶手段に記憶するようにしたので、データ
を復号した後でも、一定量の、例えばIピクチャもしく
はPピクチャを保持することができ、特殊再生モード時
に第2の記憶手段から必要なデータを読み出して復号お
よび表示することができるようになる。これにより、特
殊再生時に映像を1枚ずつ再生するたびにディスクより
復号に必要となるデータを繰り返し読み込む必要がなく
なると共に、ディスクからの読み込みに要する待ち時間
を短縮することができ、滑らかで迅速な特殊再生を実現
することができる。
【0030】
【実施例】本発明のディスクデータ再生方法を実現する
ディスクデータ再生装置の実施例の構成を図1に示す。
この図において、1は動画像等の映像信号及び音声信号
等がMPEG方式により圧縮符号化されて記録されてい
るディスク、2はディスク1にレーザ光を照射して記録
されたデータを読み出すピックアップ、3はピックアッ
プで読み出されたデータを復調する復調回路、4はピッ
クアップ2から読み出されたデータからクロックを再生
し、復調回路3及びセクタ検出回路6へ再生クロックを
供給するフェイズ・ロックド・ループ(PLL)回路、
5はピックアップ2のトラッキングコントロールや、ピ
ックアップ2を所定のトラックへジャンプさせるよう制
御するトラッキングサーボ回路である。
【0031】また、6は復調回路3から出力されるセク
タデータのセクタアドレスを検出して、その情報を制御
装置11に供給するセクタ検出回路、7は入力されるデ
ータの誤りを検出して訂正する誤り訂正(ECC)回
路、8はECC回路7から出力されるデータのセクタヘ
ッダ、ストリーム情報の種類やピクチャのタイプ等のデ
ータの属性情報を検出し、セクタヘッダ情報や属性情報
を制御装置11へ供給するストリーム情報検出回路、9
はFIFOバッファ10から読み出されたIピクチャ、ある
いはIピクチャおよびPピクチャのデータが書き込まれ
る第2の記憶手段であるIPバッファ、10はストリー
ム情報検出回路8から出力されるデータがセクタを単位
として書き込まれる記憶手段であるFIFOバッファであ
る。
【0032】さらに、11はFIFOバッファ10へのデー
タの書き込みを制御すると共に、リクエスト信号が印加
された時に、供給されるセクタアドレスに基づいてデー
タをFIFOバッファ10から読み出す制御を行い、また、
IPバッファ9へのデータの書込/読出の制御を行う制
御装置である。また、制御装置11は、ライトポインタ
W.PとリードポインタR.Pとの位置からピックアッ
プ2をトラックジャンプさせるか否かを判定し、トラッ
クジャンプさせると判定した場合は、トラックジャンプ
指令をトラッキングサーボ回路5に指令してピックアッ
プ2をトラックジャンプさせる制御も行っている。
【0033】さらにまた、12は通常再生、変速再生、
逆再生等を制御回路6に指示するユーザインターフェー
ス、13はセクタデータをMPEGストリーム情報に変
換してビデオ復号回路14へ出力するセクタ/MPEG
ストリーム変換回路、14はMPEGされた圧縮データ
を元のデータに戻すと共に、リクエスト信号を制御装置
11に送り新たなデータの入力を要求するビデオ復号回
路(デコーダ)、15は復号されたデータをアナログの
映像信号に変換してディスプレイ16に送るディジタル
/アナログ変換器(D/A)、16は復号された再生映
像が表示されるディスプレイである。
【0034】このように構成されたディスクデータ再生
装置の動作は、前記図11に示す構成の動作とほぼ同様
であるので、ストリーム情報検出回路8、IPバッファ
9及びユーザインターフェース12の前記図11に示す
構成と異なる構成に基づく動作について主に説明するも
のとする。ディスク1に記録されたデータが再生された
ECC回路7から出力されるデータは、前記図10に示
すように固定長のセクタを単位としており、このセクタ
はディスク1へのアクセスをする単位とされている。そ
して、セクタは図2(a)に示すようにフォ−マットさ
れており、セクタの区切りを示すセクタシンク、次いで
物理的なセクタの位置を示すセクタアドレス、さらに時
間情報やセクタの種類を示すセクタヘッダ、及び映像デ
ータや音声データ等が含まれるメインデータから構成さ
れている。
【0035】セクタシンク及びセクタアドレスは、セク
タ検出回路6において検出されてセクタの先頭位置が検
出されると共に、検出されたセクタアドレス情報を制御
装置11に供給している。また、セクタヘッダ情報とス
トリーム情報はストリーム情報検出回路8において検出
されて、制御装置11に供給される。
【0036】ストリーム情報検出回路8はセクタごと
に、セクタヘッダ及びメインデータを解析するが、例え
ば、メインデータは同図(b)に示すように構成されて
いる。すなわち、メインデータはスタートコードを用い
てストリームの種類(映像データあるいは音声データ)
や、映像データであるピクチャのタイプ(I,P,B)
の区切りを表しており、スタートコードに続く数バイト
のIDコードによって続くデータのピクチャのタイプを
示している。例えば、IDが「01」の場合は続くデー
タがIピクチャであることを示し、IDが「02」の場
合は続くデータがPピクチャであることを示しており、
IDが「03」の場合は続くデータがBピクチャである
ことを示している。この場合、スタートコードはメイン
データの他の場所では絶対に現れないパターンを持って
いる。このように、メインデータの区切りにはデータの
属性情報が付加されている。
【0037】したがって、映像信号である場合はストリ
ーム情報検出回路8において、スタートコードを検出し
てピクチャの区切りが検出され、続くIDコードを解析
してピクチャのタイプが検出されている。さらに、スト
リーム情報検出回路8において検出されたメインデータ
のストリーム情報は制御装置11に供給されて、制御装
置11は供給されたメインデータのピクチャのタイプを
示す属性情報と、そのメインデータが含まれるセクタの
ポインタとを1対1に対応させてテーブルとして記憶し
ている。制御装置11に記憶されるテーブルはIPバッ
ファ9の後述するリードポインタR.Pの制御等に用い
られる。一方、ECC回路7から出力される再生された
データは、FIFOバッファ10に書き込まれるが、制御装
置11によりセクタ単位でFIFOバッファ10のリードポ
インタR.P及びライトポインタW.Pが管理されてい
る。
【0038】次に、通常再生モードがユーザーインタフ
ェース12から指示された場合の動作を図4を参照しな
がら説明する。図4は、前記図1に示す構成からFIFOバ
ッファ10とIPバッファ9及び制御装置11を抜き出
して示しており、制御装置11のライトポインタW.P
11−1が示すFIFOバッファ10の位置に、ECC回路
7から出力される再生データが書き込まれ、リードポイ
ンタR.P11−2で示されるFIFOバッファ10の位置
からセクタデータが読み出されている。FIFOバッファ1
0にはIピクチャだけが示されているが、Iピクチャ間
にはPピクチャ及びIピクチャが前記図9(b)の順序
で記憶されている。
【0039】また、IPバッファ9にはIピクチャのみ
がI0 、I1 、I2 、I3 ・・・の順序で下から記憶さ
れるが、IPバッファ9へのIピクチャの書き込みは、
制御装置11が記憶している属性情報に基づいてライト
ポインタW.P11−2を制御することにより行われて
いる。なお、FIFOバッファ10から読み出されたセクタ
データはセクタ/MPEGストリーム変換回路13を経
てビデオ復号回路14において復号され、図9(a)に
示す元の映像の順序でディスプレイ16に表示されてい
る。
【0040】ここで、ユーザインターフェース12によ
り、図3(2)に示す再生順序の逆方向Iピクチャ特殊
再生の指示を制御装置11が受け取った場合の動作を図
7に示す制御フローチャートをも参照しながら説明す
る。逆方向Iピクチャ特殊再生の指示を制御装置11が
受け取ると、フローチャートのステップS10にて逆方
向Iピクチャ特殊再生を開始する。すなわち、始めにFI
FOバッファ10バッファに記憶されているセクタデータ
をクリアする。その次にステップS20にて、ビデオ復
号回路14へFIFOバッファ10の出力からIPバッファ
9の出力に切り替えて、記憶されているIピクチャのデ
ータをI3 、I2 、I1 、I0 の順序でを出力してい
く。この場合、IPバッファ9へのデータ書き込みは禁
止する。これらの制御は制御装置11がIPバッファ9
のリードポインタR.P11−4を図5に示すように制
御することにより行われる。
【0041】さらに、IPバッファ9からデータを読み
出している間、ライトポインタW.P11−1を制御し
て、FIFOバッファ10にIPバッファ9が最後に出力す
るIピクチャの前のIピクチャを含むセクタデータだけ
を図5に示すように逆順で書き込んでいくが、この場合
のIピクチャの検出はストリーム情報検出回路8におい
て行われ、制御装置11が検出された属性情報を受けて
ライトポインタW.P11−1を制御することにより、
FIFOバッファ10へのIピクチャだけの書き込みが行わ
れている。これにより、FIFOバッファ10にはI-1、I
-2、I-3・・・・のような順番でIピクチャが書き込ま
れる。この場合、FIFOバッファ10からのデータ出力は
停止されている。
【0042】次に、ステップS30にてIPバッファ9
が空きになったか否かが判定され、空きと判定されると
ステップS40に進み、IPバッファ9よりのIピクチ
ャのデータの出力が終了したとして、制御装置11は図
6に示すようにIPバッファ9よりのデータ出力を停止
して、FIFOバッファ10からのIピクチャのセクタデー
タの出力を開始するよう出力を再び切り替える。このと
き、制御装置11はリードポインタR.P11−2を制
御してFIFOバッファ10からIピクチャのデータを、I
-1、I-2、I-3・・・・の順番で読み出してビデオ復号
回路14へ送ると共に、ライトポインタW.P11−1
を制御してFIFOバッファ10に続くIピクチャのセクタ
データを書き込んでいく。なお、FIFOバッファ10にセ
クタデータを書き込む場合はピックアップ2を移動させ
てディスク1にアクセスを行い、ディスク1から読み出
したIピクチャのセクタデータを書き込むようにする。
【0043】このように、IPバッファ9を利用して逆
方向Iピクチャ特殊再生が行われるが、再生開始時には
IPバッファ9からデータをビデオ復号回路14へ供給
し、IPバッファ9のデータを読み出し終えた時に、I
Pバッファ9からデータを出力している間にディスク1
にアクセスしてFIFOバッファ10に書き込んだIピクチ
ャのセクタデータを、続いてビデオ復号回路14に出力
する。従って、滑らかで迅速な逆方向Iピクチャ特殊再
生ができ、FIFOバッファ10の制御も複雑となることは
ない。また、IPバッファ9の記憶容量は、逆方向Iピ
クチャ特殊再生モードに入って、IPバッファ9からI
ピクチャデータを出力中にFIFOバッファ10がオーバフ
ローを起こさない容量とされる。すなわち、FIFOバッフ
ァ10の記憶容量に比べてIPバッファ9の記憶容量を
少ないものとする。
【0044】前記の説明では、逆方向Iピクチャ特殊再
生だけを述べたが、逆方向I/Pピクチャ特殊再生時に
はIPバッファ9にFIFOバッファ10から読み出したI
ピクチャとPピクチャのデータを書き込むようにすると
共に、再生時にFIFOバッファ10にディスク1から読み
出したIピクチャとPピクチャのデータを書き込むこと
により逆方向I/Pピクチャ特殊再生を行うことができ
る。
【0045】また、逆方向Iピクチャ特殊再生時に、I
Pバッファ9からI3 、I2 、I1、I0 の順序でデー
タを出力し、FIFOバッファ10に、I-2、I-4、I-6
・・と一つおきにデータを書き込んで出力するようにす
ると、逆方向Iピクチャ特殊再生を2段階のスピードで
行うことができる。すなわち、逆方向Iピクチャ特殊再
生時には、遅い逆方向早送り、しばらくたったら速い逆
方向早送りとなり、使い勝手を向上することができる。
このような2段階のスピードの再生は逆方向I/Pピク
チャ特殊再生にも適用することができる。この場合、I
ピクチャとPピクチャとが表示されるため、その再生ス
ピードはより遅いものとなる。なお、ディスク1は光デ
ィスク,光磁気ディスクのいずれでもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、データの属性情報に応じて、第2の記憶手段である
IPバッファに、記憶手段であるFIFOバッファから読み
出したデータを記憶することができ、データを復号した
後でも、一定量のIピクチャもしくはPピクチャ等の特
定のデータを保持することができ、特殊再生モード時に
第2の記憶手段から必要なデータを読み出して復号およ
び表示することができるようになる。また、IPバッフ
ァからデータを出力している間の時間、ピックアップを
移動させてディスクへアクセスを行い、必要とされるデ
ータをFIFOバッファ10に記憶しておくことができるた
め、出力をIPバッファからFIFOバッファ10に切り替
えた時点において、映像がその場面でアクセスのために
一時停止するようなことがなくなる。
【0047】これにより、特殊再生時に映像を1枚ずつ
再生するたびにディスクより復号に必要となるデータを
繰り返し読み込む必要がなくなると共に、ディスクから
の読み込みに要する待ち時間を短縮することができ、滑
らかで迅速な特殊再生を実現することができる。また、
IPバッファに記憶しておく映像データの間隔と、逆方
向特殊再生モードに入ってからFIFOバッファに記憶する
映像データの間隔を操作するようにすると、逆方向特殊
再生に関して、時間軸上2段階の再生スピードを実現す
ることができ、使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクデータ再生装置の実施例の構
成を示す図である。
【図2】本発明におけるセクタのフォーマットを示す図
である。
【図3】本発明のディスクデータ再生装置の特殊再生時
の映像データの表示順序を示す図である。
【図4】本発明におけるFIFOバッファ、IPバッファの
通常再生時の動作を示す図である。
【図5】本発明におけるFIFOバッファ、IPバッファの
逆方向Iピクチャ特殊再生時の動作を示す図である。
【図6】本発明におけるFIFOバッファ、IPバッファの
逆方向Iピクチャ特殊再生時の動作を示す図である。
【図7】本発明の逆方向Iピクチャ特殊再生制御フロー
チャートを示す図である。
【図8】動画像を圧縮符号化するMPEG符号化器の構
成を示す図である。
【図9】MPEGされた動画像シーケンスの一例を示す
図である。
【図10】データをセクタを単位として記録する態様を
説明するための図である。
【図11】ディスクデータ再生装置の構成の例を示す図
である。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ピックアップ 3 復調回路 4 PLL回路 5 トラッキングサーボ回路 6 セクタ検出回路 7 ECC回路 8 ストリーム情報検出回路 9 IPバッファ 10 FIFOバッファ 11 制御装置 12 ユーザインターフェース 13 セクタ/MPEGストリーム変換回路 14 ビデオ復号回路 15 D/A変換回路 16 ディスプレイ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクから読み出されたデータが復調
    されて記憶手段に書き込まれ、前記記憶手段から読み出
    したデータを復号することにより元のデータを再生する
    ディスクデータ再生方法において、 前記データには、該データの属性を示す属性情報が付加
    されており、読み出されたデータの前記属性情報を検出
    し、 前記データを第1の記憶手段に記憶し、 前記第1の記憶手段から読み出されたデータが、 あらか
    じめ定められた特定の属性であるとき、該データを第2
    の記憶手段に記憶し 前記第1の記憶装置、または、第2の記憶装置から供給
    されたデータをビデオ復号手段で復号し、そして、 制御装置が、前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置
    とを制御し、 ここで、前記制御装置は、逆方向再生開始時に、前記第
    2の記憶装置へのデータの書込みを禁止して、ビデオ復
    号器へのデータの供給を前記第1の記憶装置から前記第
    2の記憶装置へ切り替え、前記検出手段から出力される
    データがあらかじめ定められた特定の属性であるとき該
    データを前記第1の記憶手段に記憶させ、前記第2の記
    憶手段のデータが空になったか否かを判断して、空にな
    ったときにはビデオ復号器へのデータの供給を前記第2
    の記憶装置から前記第1の記憶装置へ切り替えるように
    制御 することを特徴とするディスクデータ再生方法。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段の記憶領域は、MPEG
    ストリームのGOP単位、もしくはGOPを一定量で分
    割したセクタ単位、または、GOPを構成するピクチャ
    を一定量で分割したセクタ単位で管理されることを特徴
    とする請求項1記載のディスクデータ再生方法。
  3. 【請求項3】 前記復調データからセクタ情報を検出
    する検出手段を備え、該検出手段で検出されたセクタ情
    報を利用して前記記憶手段の書込/読出を制御すること
    を特徴とする請求項1あるいは2記載のディスクデータ
    再生方法。
  4. 【請求項4】 ディスクから読み出されたデータを復調
    する復調回路と、復調されたデータを記憶手段に書き込
    む制御、および、前記記憶手段からデータを読み出す制
    御を行う制御装置と、前記記憶手段から読み出されたデ
    ータを元のデータに再生する復号回路とを備えるディス
    クデータ再生装置において、 前記データに付加された、該データの属性を示す情報を
    検出する検出手段読み出された前記データを記憶するための第1の記憶手
    段と、 前記第1の記憶手段から読み出されたデータの前記属性
    情報があらかじめ定められた特定の属性である時、該デ
    ータを記憶するための第2の記憶手段と、 前記第1の記憶装置、または、第2の記憶装置から供給
    されたデータを復号するためのビデオ復号手段と、そし
    て、 前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置とを制御する
    ための制御装置とからなり、 前記制御装置は、逆方向再生開始時に、前記第2の記憶
    装置へのデータの書込みを禁止して、前記ビデオ復号手
    段へのデータの供給を前記第1の記憶装置から前記第2
    の記憶装置へ切り替え、ディスクから読み出されたデー
    タがあらかじめ定められた特定の属性であるとき該デー
    タを前記第1の記憶手段に記憶させ、前記第2の記憶手
    段のデータが空になったか否かを判断して、空になった
    ときにはビデオ復号器へのデータの供給を前記第2の記
    憶装置から前記第1の記憶装置へ切り替えるように制御
    すること を特徴とするディスクデータ再生装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段の記憶領域が、MPEGス
    トリームのGOP単位、もしくはGOPを一定量で分割
    したセクタ単位、または、GOPを構成するピクチャを
    一定量で分割したセクタ単位で、前記制御装置により管
    理されることを特徴とする請求項記載のディスクデー
    タ再生装置。
  6. 【請求項6】 前記復調回路から出力されるデータから
    セクタ情報を検出する検出回路を備え、前記制御回路
    は、該検出回路で検出されたセクタ情報を利用して前記
    記憶手段の書込/読出を制御することを特徴とする請求
    あるいは記載のディスクデータ再生装置。
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