JPH07226032A - ディスク媒体とディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク媒体とディスク記録再生装置

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JPH07226032A
JPH07226032A JP6018673A JP1867394A JPH07226032A JP H07226032 A JPH07226032 A JP H07226032A JP 6018673 A JP6018673 A JP 6018673A JP 1867394 A JP1867394 A JP 1867394A JP H07226032 A JPH07226032 A JP H07226032A
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JP6018673A
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English (en)
Inventor
Shinko Inagaki
真弘 稲垣
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録再生の際に必要な時間が、従来に比べてよ
り一層短縮出来るディスク媒体及びディスク記録再生装
置の提供を目的とする。 【構成】光ディスク媒体108の表面側と裏面側に対し
て各々独立にシーク動作が可能な上部光ヘッド107
と、下部光ヘッド113と、ディジタル動画を記録再生
するために上部光ヘッド107と、下部光ヘッド113
を独立して制御するためのマイクロコントローラ100
等とを備える。 【効果】何れか一方の面の管理情報が、他方の面の動画
データ領域を管理することによって、動画記録時に早送
り,逆送り等の特殊再生のためのポインタ情報等が動画
データと同時に記録することができる。また、動画再生
時に上記ポインタ情報を参照して、特殊再生が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セクタ単位で帯域圧縮
されたディジタル動画の記録再生を行うディスク媒体
と、このディスク媒体を用いた動画データの記録再生動
作を実行するディスク記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ディジタル動画を帯域圧縮する
ための技術としてISOで標準化が進められているMP
EG規格がある。この規格によると、圧縮動画はフレー
ム内で符号化が完結されるフレーム内符号化画像(Iフ
レーム)、フレーム間で動き補償予測されるフレーム間
予測符号化画像(Pフレーム)、および双方向で動き補
償予測がなされる双方向予測符号化画像(Bフレーム)
に分類される。これらの符号化画像を一定時間で混在さ
せた単位をGOP(Group Of Pictures) として定義され
ている。さらに、このGOPの集合をビデオシーケンス
と称している。このようなディジタル圧縮動画を光ディ
スク媒体の連続したセクタに記録して、光ヘッドを連続
したセクタにトラッキングすれば通常再生を行うことが
できる。
【0003】また、早送りなどの特殊再生ではビデオシ
ーケンス中の各GOP内のIフレームのみを順に再生す
れば可能となる。どの位置のGOPを順に再生するか
は、早送り再生の速度による。早送りなどの特殊再生で
は、次のIフレームの先頭セクタ位置をサーチしてシー
ク動作をする必要がある。正確にかつ短時間で当該位置
を検出するには、Iフレームの先頭セクタ位置を示すポ
インタ情報が必要となる。 なお、以下特殊再生として
は、例えば上記早送り再生、逆送り再生あるいはコマ送
り再生等、要するに上記通常再生以外の再生をいうもの
とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ディ
スクの連続したセクタに、光ヘッドを用いて圧縮動画を
リアルタイムに記録する場合、次のIフレームの先頭セ
クタ位置を示すポインタ情報を圧縮動画(圧縮動画は、
リアルタイムに記録される)と同時に高速アクセス可能
な半導体メモリなどに一旦記録し、ある期間の後にその
ポインタ情報を光ディスクに記録しなければならないと
いう問題を有していた。
【0005】又、同様に、このようにして光ディスクに
記録された各種データを再生する場合においても、まず
ポインタ情報を光ディスクから読み出して、高速アクセ
ス可能な半導体メモリなどに一旦格納しておき、その後
半導体メモリに格納されたポインタ情報と光ディスクの
圧縮動画を読み取らなければならないといった欠点があ
った。
【0006】このように、ポインタ情報と圧縮動画を光
ディスクに対して同時に(リアルタイムに)記録及び再
生出来ないことから、データ容量の増大に伴ってポイン
タ情報を一旦格納するための半導体メモリの容量も増大
し、しかも記録再生のための時間も余計に必要になると
いった課題等を有しており、上記データ容量の増大に伴
って、記録あるいは再生動作をより効率的に行って、よ
り一層の時間短縮が要望されていた。
【0007】本発明は、従来のディスク媒体及びディス
ク記録再生装置のこのような課題を考慮し、記録及び/
又は再生の際に必要な時間が、従来に比べてより一層短
縮出来るディスク媒体及びディスク記録再生装置の提供
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、ス
パイラルに複数のトラックが形成され、セクタ単位でデ
ータの記録再生が行われる、両面の記録再生可能なディ
スク媒体であって、帯域圧縮されたディジタル動画デー
タがセクタに記録される動画データ領域と、前記ディジ
タル動画データをセクタ単位で管理するための管理情報
が記録される管理領域が前記ディスク媒体の両面に各々
形成され、表面側の前記管理領域には裏面側の前記動画
データ領域の管理情報が記録され、裏面側の前記管理領
域には、表面側の前記動画データ領域の管理情報が記録
されるディスク媒体である。
【0009】請求項2の本発明は、上記管理情報は、反
対面の前記動画データ領域に記録されたデータの中で、
動画の先頭位置と終端位置を示すアドレス情報と、動画
の圧縮単位であるフレーム内符号化データが記録された
先頭セクタ位置を示すポインタ情報とを有したディスク
媒体である。
【0010】請求項3の本発明は、上記表面側のトラッ
クのスパイラルと、裏面側のトラックのスパイラルと
は、スパイラルの方向に関して、互いに逆向きに形成さ
れるディスク媒体である。
【0011】請求項4の本発明は、上記ディスク媒体の
表面側と裏面側に対して各々独立にシーク動作が可能な
2個のヘッド機構と、ディジタル動画を記録及び/又は
再生するために前記ヘッド機構を制御するマイクロコン
トローラとを備えたディスク記録再生装置である。
【0012】請求項5の本発明は、上記表面側のヘッド
機構が動画を記録する際には、前記裏面側のヘッド機構
が、その動画の圧縮単位であるフレーム内符号化データ
の先頭セクタ位置を示すポインタ情報を前記管理領域に
記録し、前記裏面側のヘッド機構が動画を記録する際に
は、前記表面側のヘッド機構が、その動画の前記ポイン
タ情報を前記管理領域に記録するディスク記録再生装置
である。
【0013】請求項6の本発明は、表面側のヘッド機構
が、動画の特殊再生を行う場合には、前記裏面側のヘッ
ド機構がその動画の圧縮単位であるフレーム内符号化デ
ータの先頭セクタ位置を示すポインタ情報の全部又は一
部を読み込み、その読み込んだポインタ情報の内容に基
づいて前記表面側のヘッド機構を所定のセクタまでシー
クさせて、前記動画の前記フレーム内符号化データを次
々に再生し、前記裏面側の記録再生ヘッド機構が、動画
の前記特殊再生を行う場合には、前記表面側のヘッド機
構がその動画の前記ポインタ情報の全部又は一部を読み
込み、その読み込んだポインタ情報の内容に基づいて前
記裏面側のヘッド機構を所定のセクタまでシークさせ
て、前記動画の前記フレーム内符号化データを次々に再
生するディスク記録再生装置である。
【0014】請求項7の本発明は、自身の片面に、帯域
圧縮されたディジタル動画データがセクタに記録される
動画データ領域と、そのディジタル動画データをセクタ
単位で管理するための管理情報が記録される管理領域と
を有するディスク媒体の片面に対して、各々独立にシー
ク動作が可能な2個のヘッド機構と、前記ディジタル動
画を記録及び/又は再生するための前記ヘッド機構を制
御するマイクロコントローラとを備えたディスク記録再
生装置である。
【0015】請求項8の本発明は、上記2個のヘッド機
構は、前記ディスク媒体の中心部から外周部にかけて、
互いに別方向に移動可能な2系統の移送モータを有し、
同一トラック上の異なるアドレスのセクタに対して実質
的に同時に記録及び/又は再生できるディスク記録再生
装置である。
【0016】
【作用】本発明では、スパイラルに複数のトラックが形
成され、セクタ単位でデータの記録再生が行われる、両
面の記録再生可能なディスク媒体であって、帯域圧縮さ
れたディジタル動画データがセクタに記録される動画デ
ータ領域と、前記ディジタル動画データをセクタ単位で
管理するための管理情報が記録される管理領域が前記デ
ィスク媒体の両面に各々形成され、表面側の前記管理領
域には裏面側の前記動画データ領域の管理情報が記録さ
れ、裏面側の前記管理領域には、表面側の前記動画デー
タ領域の管理情報が記録される。
【0017】又、本発明では、2個のヘッド機構は、上
記ディスク媒体の表面側と裏面側に対して各々独立にシ
ーク動作が可能であり、 マイクロコントローラは、デ
ィジタル動画データを記録及び/又は再生するために前
記ヘッド機構を制御する。
【0018】これにより、例えば、動画データ領域に圧
縮動画を記録中にIフレームの先頭セクタ位置を示すポ
インタ情報が、リアルタイムに反対面の管理領域に記録
されることによって、余分な半導体メモリなどが不必要
になって装置を安価に構成することができる。又、実質
的に同時に圧縮動画とポインタ情報がディスク媒体(例
えば、光ディスク)上に記録されるので、半導体メモリ
を使用した場合の電源遮断などの不慮の事態にも、その
時点までのデータは有効に記録される。
【0019】
【実施例】本発明にかかる実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0020】図1は、本発明にかかる一実施例の光ディ
スク媒体(ディスク媒体)の領域構成図であり、図3
は、本発明にかかる一実施例の動画記録再生装置(ディ
スク記録再生装置)のブロック図であり、以下図1〜図
3を用いて本実施例の構成及び動作を説明する。なお、
図1では光ディスクの片面のみを表しているが、両面と
もに同様の領域構成となっている。
【0021】図1において、本発明のディスク媒体とし
ての光ディスク媒体10は、大きく管理領域11と動画
データ領域12に分割され、管理領域11はボリューム
管理情報、ファイル管理情報、およびポインタ情報に細
分される。ここで重要な点として、各管理情報は、反対
面の動画データ領域の内容を管理しているものとする。
動画データ領域12は、一つ以上の動画データに分割さ
れている。図1では3種類の動画データが記録されてい
るが、種類数は特に限定されているものではない。
【0022】ボリューム管理情報は、光ディスク媒体1
0の片面の媒体特性を記録してあり、ボリュームをユニ
ークに識別する識別子、動画が複数ボリュームからなる
ときの通番、動画データ領域の大きさなどが記録されて
いる。ファイル管理情報は、動画データ領域の動画デー
タのタイトル名や開始、終了セクタ位置、および動画デ
ータに対応するポインタ情報の位置が記録される。ポイ
ンタ情報は、動画が3種類としていることから動画別ポ
インタ情報13,14,15のように記録されている。
各動画別ポインタ情報は、一つの動画データ中のGOP
ごとの先頭Iフレームを示す開始セクタ位置をアドレス
として記録される。このアドレスは、絶対セクタアドレ
スでも動画データの先頭からの相対セクタアドレスでも
よい。
【0023】なお、後述する本発明の第2の実施例に使
用する光ディスク媒体は、図1で示した構造をディスク
の片面のみに形成されたものとする。
【0024】図2は、GOPごとの先頭Iフレームアド
レスを示すポインタ情報の概念図である。ある1つの動
画データを管理する動画別ポインタ情報16は、GOP
を構成する動画データ17の各GOP内の先頭Iフレー
ムが記録されているセクタアドレスを示している。GO
P18は、最初にIフレームが記録され、その後にB,
Pフレームが複数記録される構造になっている。このよ
うに管理することによって、任意のGOP内のIフレー
ムのみを再生することができる。
【0025】次に、このように両面共に領域分割された
光ディスク媒体を用いて、動画の記録および、通常再生
あるいは、早送りや逆送りなどの特殊再生を行うことが
できる、動画記録再生装置の構成及び動作について説明
する。
【0026】図3は、NTSCなどの動画を入力して当
該光ディスク媒体に圧縮された動画を記録するための機
能と、圧縮された動画を光ディスク媒体から読み込んで
から伸長し、NTSCなどで出力する機能を持った、本
発明にかかる第1の実施例として説明する動画記録再生
装置のブロック図である。
【0027】図3において、マイクロコントローラ10
0は内部に格納された制御手順に従ってブロック内の各
機能を制御する。ビデオ入力を受けたA/D変換回路1
01は、NTSCなどのアナログ映像をディジタル動画
に変換する。動画エンコード回路102は、ディジタル
化された動画を取り込んで、MPEGのようなGOP単
位で帯域圧縮された動画に変換し、誤り検出訂正回路1
03へ圧縮動画を転送する。誤り検出訂正回路103で
は、圧縮動画データに対してリードソロモン符号などの
誤り訂正コードを付加する。変復調回路104は、誤り
訂正コード付きの圧縮動画データを光ディスク媒体に記
録するときに適したビット列、例えば、(2,7)変調
などに変換する。上部レーザ駆動回路(レーザ駆動回路
・信号処理回路)105は、上部シーク制御回路106
によって目的のセクタに移送された、本発明のヘッド機
構としての上部光ヘッド107内の半導体レーザを駆動
し、変調されたデータを光ディスク媒体108の表面側
に記録する。なお、光ディスク媒体108は、スピンド
ルモータ制御回路109の指示よってモータ110を通
じて所定の回転数で回転されているものとする。下部レ
ーザ駆動回路(レーザ駆動回路・信号処理回路)111
は、下部シーク制御回路112によって目的のセクタに
移送された、本発明のヘッド機構としての下部光ヘッド
113内の半導体レーザを駆動し、変調されたデータを
光ディスク媒体108の裏面側に記録する。ただし、下
部レーザ駆動回路111は、上部レーザ駆動回路105
と同時に別々のデータを記録することができる。
【0028】アドレス検出比較回路114は、上部信号
処理回路105によって2値化されたセクタアドレスを
光ディスク媒体108の表面側から取り込み、マイクロ
コントローラ100が指令した目的セクタと比較し、一
致したときに変復調回路104に対して復調動作の指令
を発する。また、アドレス検出比較回路114は、下部
信号処理回路111によって2値化されたセクタアドレ
スを光ディスク媒体108の裏面側から取り込み、マイ
クロコントローラ100が指令した目的セクタと比較
し、一致したときに変復調回路104に対して復調動作
の指令を発する。変復調回路104は、2値化されたデ
ータを復調して、誤り検出訂正回路103に送る。誤り
検出訂正回路103は、データに誤りがあれば可能な範
囲で訂正をかけるとともに、セクタデータが管理情報で
あればマイクロコントローラ100の指示に基づき、ポ
インタ情報記憶回路115にデータを移送する。また、
セクタデータが動画データのときは、マイクロコントロ
ーラ100の指令によって動画データバッファ回路11
6に送る。動画デコード回路117は、動画データバッ
ファ回路116の使用率を監視してマイクロコントロー
ラ100に対して状態を通知するとともに、圧縮されて
いる動画データを伸長し、D/A変換回路118を通じ
てNTSCなどのアナログ動画でビデオ出力する。
【0029】なお、上記の説明ではアナログ/ディジタ
ル変換などの回路を通しているが、ディジタル動画を直
接入出力しても構わない。
【0030】以上のように構成された動画記録再生装置
を用いて、図1および図2を用いて説明したデータ構造
を持つ第1の実施例の光ディスク媒体に対して動画デー
タを記録再生するための手順を、図4のフローチャート
に従って説明する。なお、簡略化のため、表面側の動画
データ領域に対して裏面側の管理領域が管理する処理手
順として説明する。 (A)予めスピンドルモータ制御回路109に所定の回
転数でモータを回転させるための指令を与えたマイクロ
コントローラ100は、光ディスク媒体108上の管理
領域内にあるボリューム管理情報を読み込むため、下部
シーク制御回路112に対して目的とするセクタ付近ま
で下部光ヘッド113を移動させる指令を出す。アドレ
ス検出比較回路114は、下部信号処理回路111から
出力された2値データから目的とするセクタアドレスを
比較して、一致したときに変復調回路104に復調動作
の指令を発する。その後、誤り検出訂正回路103を通
過したデータはマイクロコントローラ100が判別可能
な状態となり、当該光ディスク媒体のボリューム管理情
報を認識する。 (B)パネルなどの外部機能ボタンから動画を再生する
のか、または録画するのかをマイクロコントローラ10
0は判断する。再生動作のときは(C)〜(H)までの
処理を実行し、記録動作のときは(I)〜(M)までの
処理を実行する。 (C)管理情報に記録されている動画データの集合単位
が動画データ領域のどの部分にあるかを示すファイル管
理情報を読み込むため、マイクロコントローラ100
は、(A)と同様の手順を実行して当該光ディスク媒体
のファイル管理情報を認識する。その後(B)で受け取
った機能ボタンの再生動画の番号から、目的とする動画
データの動画データ領域での位置を示すためのアドレス
をファイル管理情報から得る。 (D)マイクロコントローラ100は、当該動画データ
のGOPの先頭を示すポインタ情報を読み込み、(A)
と同様の手順の後にポインタ情報をポインタ情報記憶回
路(メモリ装置)115に格納する。このポインタ情報
は、早送りなどの特殊再生を実行するときに必要にな
る。その後、マイクロコントローラ100は、目的とす
る動画データ位置に上部光ヘッド107を移動させるた
めに上部シーク制御回路106に対してシーク動作の指
令を出し、アドレス検出比較回路114によって目的ア
ドレス付近に達したところで1トラックの戻りジャンプ
を繰り返すスチル動作に移行する。 (E)通常再生、早送り、逆送りなどのパネルボタンか
ら割り込みを受けたマイクロコントローラ100は、当
該動画データが通常再生されるか特殊再生をするのかを
判断する。 (F)特殊再生と認識したマイクロコントローラ100
は、ポインタ情報記憶回路115に格納されているGO
Pの先頭アドレスから動画データ領域を順にシークし
て、Iフレームデータのみを動画データバッファ回路1
16に送る。 (G)通常再生と認識したマイクロコントローラ100
は、GOP単位で圧縮された動画データを伸長するた
め、動画データバッファ回路116を通じて動画デコー
ド回路117に動画データを移送する。ここで、動画デ
ータバッファ回路116は、光ディスク媒体のシーク制
御や転送レートなどの変動要因を緩衝させるための回路
である。動画デコード回路117は、動画データバッフ
ァ回路116から動画データを受け取り、圧縮されてい
る動画データを伸長してD/A変換回路118に送出
し、NTSC信号などに変換されてビデオ出力信号とし
て出力する。 (H)ファイル管理情報に記録されていた当該動画デー
タの終わりのセクタに達したかどうかを判定し、達して
いれば処理を終了し、そうでなければ(E)からの手順
を繰り返す。
【0031】上記では動画データの再生時の手順を説明
したが、次に動画データを当該光ディスク媒体に記録す
る場合の手順を説明する。 (I)まず、マイクロコントローラ100は、ボリュー
ム管理情報を(A)と同様の手順で読み込み、当該動画
データ領域の空きを調べる。空き領域がなければ処理を
中止する。 (J)パネルなどの機能ボタンから記録指令を認識した
マイクロコントローラ100は、A/D変換回路101
を通じて動画エンコード回路102に対してNTSCな
どの動画を取り込んで帯域圧縮するような指示を出す。 (K)圧縮された動画データは、誤り検出訂正回路10
3を通過して誤り訂正符号を付加され、変復調回路10
4で光ディスク媒体に適した(2,7)変調などに変換
される。変調後の動画データは、上部レーザ駆動回路1
05によって記録に十分な出力の半導体レーザで、予め
出力位置に上部シーク制御回路106で移動された位置
に記録される。動画データは、圧縮単位であるGOPご
とに動画データ領域にマイクロコントローラ100によ
って記録される。 (L)ここで重要な点として、上記(K)などのステッ
プで、GOPとして動画データを上部光ヘッド107が
記録すると同時に、マイクロコントローラ100は、当
該GOPの先頭セクタアドレスを反対面の管理情報領域
にポインタ情報として下部光ヘッド113を通じて記録
する指令を下部レーザ駆動回路111に発する。 (M)パネルなどの機能ボタンによって入力動画の停止
指令を受け取ったか、または、当該光ディスク媒体の動
画データ領域がオーバフローときに、マイクロコントロ
ーラ100は処理を終了させる。終わりでなければ、
(J)に戻って上記処理を繰り返す。
【0032】以上説明したように、本実施例によれば、
動画データの記録時には反対面の別の光ベッドでGOP
の先頭アドレスを同時に記録することにより、早送りな
どの特殊再生を実行する場合の正確なセクタ位置検出が
動画データとは別に記録されるので、記録時の電源切断
などの不慮の事態にも記録した動画データまでは生かせ
ることができる。また、光ディスク媒体の両面で一つの
タイトル動画などが作成された場合にも、余計な切り替
え時間が不要となり、その実用的効果は大きい。
【0033】また、光ディスクの両面に管理領域と動画
データ領域が形成された動画記録媒体を用い、動画デー
タ領域を反対面の管理領域が各々管理する機構を備えた
ことによって、圧縮された動画の特殊再生を従来に比べ
てより一層効率的に短時間で行うことができる。
【0034】次に、本発明にかかる第2の実施例として
の光ディスク媒体及び動画記録再生装置の構成及び動作
について説明する。
【0035】図5は、NTSCなどの動画を入力して当
該光ディスク媒体に圧縮された動画を記録するための機
能と、圧縮された動画を光ディスク媒体から読み込んで
から伸長し、NTSCなどで出力する機能を持った、本
実施例として説明する動画記録再生装置のブロック図で
ある。なお、本実施例に使用する光ディスク媒体は、上
記実施例の場合とは異なり、図1で示した構造をディス
クの片面のみに形成されたものとする。
【0036】図5において、マイクロコントローラ20
0は内部に格納された制御手順に従ってブロック内の各
機能を制御する。ビデオ入力を受けたA/D変換回路2
01は、NTSCなどのアナログ映像をディジタル動画
に変換する。動画エンコード回路202は、ディジタル
化された動画を取り込んで、MPEGのようなGOP単
位で帯域圧縮された動画に変換し、誤り検出訂正回路2
03へ圧縮動画を転送する。誤り検出訂正回路203で
は、圧縮動画データに対してリードソロモン符号などの
誤り訂正コードを付加する。変復調回路204は、誤り
訂正コード付きの圧縮動画データを光ディスク媒体に記
録するときに適したビット列、例えば、(2,7)変調
などに変換する。管理情報用レーザ駆動回路(レーザ駆
動回路・信号処理回路)205は、管理情報用シーク制
御回路206によって目的のセクタに移送された、本発
明のヘッド機構としての管理情報用光ヘッド207内の
半導体レーザを駆動し、変調されたデータを片面のみに
記録可能な光ディスク媒体208に記録する。なお、光
ディスク媒体208は、スピンドルモータ制御回路20
9の指示よってモータ210を通じて所定の回転数で回
転されているものとする。動画データ用レーザ駆動回路
(レーザ駆動回路・信号処理回路)211は、動画デー
タ用シーク制御回路212によって目的のセクタに移送
された、本発明のヘッド機構としての動画データ用光ヘ
ッド213内の半導体レーザを駆動し、変調されたデー
タを光ディスク媒体208に記録する。ただし、ここで
重要な点としては、動画データ用レーザ駆動回路211
は、管理情報用レーザ駆動回路205と同時に別々のデ
ータを記録できることである。
【0037】アドレス検出比較回路214は、管理情報
用信号処理回路205によって2値化されたセクタアド
レスを光ディスク媒体208から取り込み、マイクロコ
ントローラ200が指令した目的セクタと比較し、一致
したときに変復調回路204に対して復調動作の指令を
発する。また、アドレス検出比較回路214は、動画デ
ータ用信号処理回路211によって2値化されたセクタ
アドレスを光ディスク媒体208から取り込み、マイク
ロコントローラ200が指令した目的セクタと比較し、
一致したときに変復調回路204に対して復調動作の指
令を発する。変復調回路204は、2値化されたデータ
を復調して、誤り検出訂正回路203に送る。誤り検出
訂正回路203は、データに誤りがあれば可能な範囲で
訂正をかけるとともに、セクタデータが管理情報であれ
ばマイクロコントローラ200の指示に基づき、ポイン
タ情報記憶回路215にデータを移送する。また、セク
タデータが動画データのときは、マイクロコントローラ
200の指令によって動画データバッファ回路216に
送る。動画デコード回路217は、動画データバッファ
回路216の使用率を監視してマイクロコントローラ2
00に対して状態を通知するとともに、圧縮されている
動画データを伸長し、D/A変換回路218を通じてN
TSCなどのアナログ動画でビデオ出力する。
【0038】なお、上記の説明ではアナログ/ディジタ
ル変換などの回路を通しているが、ディジタル動画を直
接入出力しても構わない。
【0039】本実施例の動作として、以上のように構成
された動画記録再生装置を用いて、片面が管理領域と動
画データ領域に分割されたデータ構造を持つ光ディスク
媒体に対して動画データを記録再生するための手順を、
図6のフローチャートに従って説明する。 (N)予めスピンドルモータ制御回路209に所定の回
転数でモータを回転させるための指令を与えたマイクロ
コントローラ200は、光ディスク媒体208上の管理
領域内にあるボリューム管理情報を読み込むため、管理
情報用シーク制御回路206に対して目的とするセクタ
付近まで管理情報用光ヘッド207を移動させる指令を
出す。アドレス検出比較回路214は、管理情報用信号
処理回路205から出力された2値データから目的とす
るセクタアドレスを比較して、一致したときに変復調回
路204に復調動作の指令を発する。その後、誤り検出
訂正回路203を通過したデータはマイクロコントロー
ラ200が判別可能な状態となり、当該光ディスク媒体
のボリューム管理情報を認識する。 (O)パネルなどの外部機能ボタンから動画を再生する
のか、または録画するのかをマイクロコントローラ20
0は判断する。再生動作のときは(P)〜(U)までの
処理を実行し、記録動作のときは(V)〜(Z)までの
処理を実行する。 (P)管理情報に記録されている動画データの集合単位
が動画データ領域のどの部分にあるかを示すファイル管
理情報を読み込むため、マイクロコントローラ200
は、(N)と同様の手順を実行して当該光ディスク媒体
のファイル管理情報を認識する。その後(O)で受け取
った機能ボタンの再生動画の番号から、目的とする動画
データの動画データ領域での位置を示すためのアドレス
をファイル管理情報から得る。 (Q)マイクロコントローラ200は、当該動画データ
のGOPの先頭を示すポインタ情報を読み込み、(N)
と同様の手順の後にポインタ情報をポインタ情報記憶回
路215に格納する。このポインタ情報は、早送りなど
の特殊再生を実行するときに必要になる。その後、マイ
クロコントローラ200は、目的とする動画データ位置
に動画データ用光ヘッド213を移動させるために動画
データ用シーク制御回路212に対してシーク動作の指
令を出し、アドレス検出比較回路214によって目的ア
ドレス付近に達したところで1トラックの戻りジャンプ
を繰り返すスチル動作に移行する。 (R)通常再生、早送り、逆送りなどのパネルボタンか
ら割り込みを受けたマイクロコントローラ200は、当
該動画データが通常再生されるか特殊再生をするのかを
判断する。 (S)特殊再生と認識したマイクロコントローラ200
は、ポインタ情報記憶回路215に格納されているGO
Pの先頭アドレスから動画データ領域を順にシークし
て、Iフレームデータのみを動画データバッファ回路2
16に送る。 (T)通常再生と認識したマイクロコントローラ200
は、GOP単位で圧縮された動画データを伸長するた
め、動画データバッファ回路216を通じて動画デコー
ド回路217に動画データを移送する。ここで、動画デ
ータバッファ回路216は、光ディスク媒体のシーク制
御や転送レートなどの変動要因を緩衝させるための回路
である。動画デコード回路217は、動画データバッフ
ァ回路216から動画データを受け取り、圧縮されてい
る動画データを伸長してD/A変換回路218に送出
し、NTSC信号などに変換されてビデオ出力信号とし
て出力する。 (U)ファイル管理情報に記録されていた当該動画デー
タの終わりのセクタに達したかどうかを判定し、達して
いれば処理を終了し、そうでなければ(R)からの手順
を繰り返す。
【0040】上記では動画データの再生時の手順を説明
したが、次に動画データを当該光ディスク媒体に記録す
る場合の手順を説明する。 (V)まず、マイクロコントローラ200は、ボリュー
ム管理情報を(N)と同様の手順で読み込み、当該動画
データ領域の空きを調べる。空き領域がなければ処理を
中止する。 (W)パネルなどの機能ボタンから記録指令を認識した
マイクロコントローラ200は、A/D変換回路201
を通じて動画エンコード回路202に対してNTSCな
どの動画を取り込んで帯域圧縮するような指示を出す。 (X)圧縮された動画データは、誤り検出訂正回路20
3を通過して誤り訂正符号を付加され、変復調回路20
4で光ディスク媒体に適した(2,7)変調などに変換
される。変調後の動画データは、動画データ用レーザ駆
動回路211によって記録に十分な出力の半導体レーザ
で、予め出力位置に動画データ用シーク制御回路212
で移動された位置に記録される。動画データは、圧縮単
位であるGOPごとに動画データ領域にマイクロコント
ローラ200によって記録される。 (Y)ここで重要な点として、上記(X)などのステッ
プで、GOPとして動画データを動画データ用光ヘッド
213が記録すると同時に、マイクロコントローラ20
0は、当該GOPの先頭セクタアドレスを同一面の管理
情報領域にポインタ情報として管理情報用光ヘッド20
7を通じて記録する指令を管理情報用レーザ駆動回路2
05に発する。 (Z)パネルなどの機能ボタンによって入力動画の停止
指令を受け取ったか、または、当該光ディスク媒体の動
画データ領域がオーバフローときに、マイクロコントロ
ーラ200は処理を終了させる。終わりでなければ、
(W)に戻って処理を繰り返す。
【0041】上記のように、片面のみに記録可能な光デ
ィスク媒体の場合も、片面に配置された2個の光ヘッド
によって動画データの記録とGOPの先頭アドレスを同
時に記録することができるので、早送りなどの特殊再生
を実行する場合の正確なセクタ位置検出が動画データと
は別に記録されるので、記録時の電源切断などの不慮の
事態にも記録した動画データまでは生かせることができ
る。また、光ディスクの片面に管理領域と動画データ領
域が形成された光ディスク媒体(動画記録媒体)を用
い、管理領域と動画データ領域とを個別に記録再生でき
る機構を備えた装置によって、圧縮された動画の特殊再
生を従来に比べてより一層効率的に短時間で行うことが
できる。
【0042】尚、上記実施例では、再生動作の際にポイ
ンタ情報を一旦ポインタ情報記憶回路(メモリ装置)1
15に格納する場合について説明したが、これに限ら
ず、例えばメモリ装置にポインタ情報等を格納すること
なく、ポインタ情報と動画データを実質的に同時に読み
出すようにしてももちろんよい。この場合は、記録再生
の際に、ポインタ情報等を一時的に格納するためのメモ
リ手段が不要となり、装置を安価に構成することができ
る。
【0043】又、本発明の、ディスク媒体の片面に対し
て各々独立にシーク動作が可能な2個のヘッド機構とし
て、上記実施例では、一方のヘッド機構を管理情報用光
ヘッドとし、他方のヘッド機構を動画データ用光ヘッド
とする場合について説明したが、これに限らず、例えば
何れか一方のヘッド機構が管理情報および動画データ等
を共に記録再生出来るヘッド機構であったり、あるいは
2個のヘッド機構が両方とも管理情報および動画データ
等を共に記録再生出来るヘッド機構であるなどしてもも
ちろんよい。
【0044】又、上記実施例では、記録再生動作が共に
可能なディスク記録再生装置について説明したがこれに
限らず、例えば、記録動作のみ可能なあるいは再生動作
のみ可能なディスク記録再生装置であってももちろんよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上述べたことから明らかなように、本
発明は、記録及び/又は再生の際に、記録及び/又は再
生に必要な時間が従来に比べてより一層短縮出来得ると
いう長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディスク媒体の領域構成図
【図2】本発明のGOPの先頭セクタ位置を示すポイン
タ情報の構成図
【図3】本発明にかかるディスク媒体を使用して、動画
を記録再生する本発明にかかる第1の実施例である動画
記録再生装置のブロック図
【図4】本発明の第1の実施例である動画記録再生装置
の動画再生時と動画記録時の手順を表すフローチャート
【図5】本発明にかかるディスク媒体を使用して、動画
を記録再生する本発明にかかる第2の実施例である動画
記録再生装置のブロック図
【図6】本発明の第2の実施例である動画記録再生装置
の動画再生時と動画記録時の手順を表すフローチャート
【符号の説明】
10 光ディスク媒体 11 管理情報領域詳細(管理領域) 12 動画データ領域詳細(動画データ領域) 13 動画データ1のポインタ情報の詳細 14 動画データ2のポインタ情報の詳細 15 動画データ3のポインタ情報の詳細 16 ポインタ情報の構成 17 動画データのGOP構成 18 GOPの圧縮フレーム構成 100 マイクロコントローラ 101 A/D変換回路 102 動画エンコード回路 103 誤り検出訂正回路 104 変復調回路 105 上部レーザ駆動回路および上部信号処理回路
(レーザ駆動回路・信号処理回路) 106 上部シーク制御回路 107 上部光ヘッド 108 光ディスク媒体 109 スピンドルモータ制御回路 110 スピンドルモータ 111 下部レーザ駆動回路および下部信号処理回路
(レーザ駆動回路・信号処理回路) 112 下部シーク制御回路 113 下部光ヘッド 114 アドレス検出比較回路 115 ポインタ情報記憶回路 116 動画データバッファ回路 117 動画デコード回路 118 D/A変換回路 200 マイクロコントローラ 201 A/D変換回路 202 動画エンコード回路 203 誤り検出訂正回路 204 変復調回路 205 管理情報用レーザ駆動回路および上部信号処
理回路(レーザ駆動回路・信号処理回路) 206 管理情報用シーク制御回路 207 管理情報用光ヘッド 208 光ディスク媒体 209 スピンドルモータ制御回路 210 スピンドルモータ 211 動画データ用レーザ駆動回路および下部信号
処理回路(レーザ駆動回路・信号処理回路) 212 動画データ用シーク制御回路 213 動画データ用光ヘッド 214 アドレス検出比較回路 215 ポインタ情報記憶回路 216 動画データバッファ回路 217 動画デコード回路 218 D/A変換回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スパイラルに複数のトラックが形成され、
    セクタ単位でデータの記録再生が行われる、両面の記録
    再生可能なディスク媒体であって、 帯域圧縮されたディジタル動画データがセクタに記録さ
    れる動画データ領域と、前記ディジタル動画データをセ
    クタ単位で管理するための管理情報が記録される管理領
    域が前記ディスク媒体の両面に各々形成され、 表面側の前記管理領域には裏面側の前記動画データ領域
    の管理情報が記録され、裏面側の前記管理領域には、表
    面側の前記動画データ領域の管理情報が記録されること
    を特徴とするディスク媒体。
  2. 【請求項2】管理情報は、反対面の前記動画データ領域
    に記録されたデータの中で、動画の先頭位置と終端位置
    を示すアドレス情報と、 動画の圧縮単位であるフレーム内符号化データが記録さ
    れた先頭セクタ位置を示すポインタ情報とを有したこと
    を特徴とする請求項1記載のディスク媒体。
  3. 【請求項3】表面側のトラックのスパイラルと、裏面側
    のトラックのスパイラルとは、スパイラルの方向に関し
    て、互いに逆向きに形成されることを特徴とする請求項
    1記載のディスク媒体。
  4. 【請求項4】請求項1のディスク媒体の表面側と裏面側
    に対して各々独立にシーク動作が可能な2個のヘッド機
    構と、 ディジタル動画を記録及び/又は再生するために前記ヘ
    ッド機構を制御するマイクロコントローラとを備えたこ
    とを特徴とするディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】表面側のヘッド機構が動画を記録する際に
    は、前記裏面側のヘッド機構が、その動画の圧縮単位で
    あるフレーム内符号化データの先頭セクタ位置を示すポ
    インタ情報を前記管理領域に記録し、 前記裏面側の記録再生ヘッド機構が動画を記録する際に
    は、前記表面側のヘッド機構が、その動画の前記ポイン
    タ情報を前記管理領域に記録することを特徴とする請求
    項4記載のディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】表面側のヘッド機構が、動画の特殊再生を
    行う場合には、前記裏面側のヘッド機構がその動画の圧
    縮単位であるフレーム内符号化データの先頭セクタ位置
    を示すポインタ情報の全部又は一部を読み込み、その読
    み込んだポインタ情報の内容に基づいて前記表面側のヘ
    ッド機構を所定のセクタまでシークさせて、前記動画の
    前記フレーム内符号化データを次々に再生し、 前記裏面側の記録再生ヘッド機構が、動画の前記特殊再
    生を行う場合には、前記表面側のヘッド機構がその動画
    の前記ポインタ情報の全部又は一部を読み込み、その読
    み込んだポインタ情報の内容に基づいて前記裏面側のヘ
    ッド機構を所定のセクタまでシークさせて、前記動画の
    前記フレーム内符号化データを次々に再生することを特
    徴とする請求項4記載のディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】自身の片面に、帯域圧縮されたディジタル
    動画データがセクタに記録される動画データ領域と、そ
    のディジタル動画データをセクタ単位で管理するための
    管理情報が記録される管理領域とを有するディスク媒体
    の片面に対して、各々独立にシーク動作が可能な2個の
    ヘッド機構と、 前記ディジタル動画を記録及び/又は再生するための前
    記ヘッド機構を制御するマイクロコントローラとを備え
    たことを特徴とするディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】2個のヘッド機構は、前記ディスク媒体の
    中心部から外周部にかけて、互いに別方向に移動可能な
    2系統の移送モータを有し、同一トラック上の異なるア
    ドレスのセクタに対して実質的に同時に記録及び/又は
    再生できることを特徴とする請求項7記載のディスク記
    録再生装置。
JP6018673A 1994-02-15 1994-02-15 ディスク媒体とディスク記録再生装置 Pending JPH07226032A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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