JPH0670072A

JPH0670072A - ファクシミリ装置

Info

Publication number: JPH0670072A
Application number: JP4245867A
Authority: JP
Inventors: Takashi Imai; 貴今井
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1992-08-21
Filing date: 1992-08-21
Publication date: 1994-03-11

Abstract

(57)【要約】【目的】機能選択ボタンの複雑な操作手順に応じて、
有効な選択状態の表示を行うことができるファクシミリ
装置を提供することを目的とする。【構成】複数個の機能選択ボタンと、これら機能選択
ボタンによる状態を、非選択、選択、および選択中を含
む少なくとも３段階の表示を行う表示器とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、解像度選択や濃度選択等の機
能選択ボタンを有するファクシミリ装置においては、あ
る機能選択ボタンを選択する場合、その機能選択ボタン
を押した、または離したことに時点で、「非選択」から
「選択」または「選択」から「非選択」に切り換わり、
各機能選択ボタンに対応したＬＥＤ等が点灯または消灯
することにより、「選択」か「非選択」かを表示するよ
うになっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、機能選択ボタンの選択状態を表示する
のに、「選択」と「非選択」の２通りの表示だけしか行
えないため、機能選択ボタンをより複雑な手順で操作す
る場合等に、その手順に応じた段階的な表示を行うこと
ができず、十分な案内ができないという欠点があった。

【０００４】本発明は、機能選択ボタンの複雑な操作手
順に応じて、有効な選択状態の表示を行うことができる
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の機能
選択ボタンと、これら機能選択ボタンによる状態を、非
選択、選択、および選択中を含む少なくとも３段階の表
示を行う表示手段とを有することを特徴とする。

【０００６】

【実施例】図１は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。

【０００７】この実施例装置は、装置全体を制御するＣ
ＰＵ１と、このＣＰＵ１の制御プログラムを格納したＲ
ＯＭ２と、上記ＣＰＵ１のワークエリアとして用いられ
るＲＡＭ３と、原稿を読み取って電気信号に変換するス
キャナ４と、画像を記録紙上に出力するプリンタ５と、
オペレータが各種キー入力を行う操作部６と、各種情報
を表示する表示部７と、送受信データの変復調を行うモ
デム８と、回線を電話機またはモデム８に接続するＮＣ
Ｕ９と、画像データを蓄積する画像メモリ１０とを有す
る。

【０００８】図２は、上記操作部６に設けられる各種機
能選択ボタン１１〜１４と、その選択状態を示すＬＣＤ
部１５とを示す平面図である。

【０００９】機能選択ボタン１１〜１４は、例えば解像
度選択や濃度選択等である。また、ＬＣＤ部１５は、図
示のように、機能選択ボタン１１〜１４に沿った近傍位
置に配置されており、各機能選択ボタン１１〜１４に対
応する４つの表示エリア１５ａ〜１５ｄを有している。
そして、各機能選択ボタン１１〜１４の操作に基づい
て、対応する表示エリアに「選択」、「非選択」、「選
択中」を表す所定の表示を行うようになっている。

【００１０】ここで、「選択中」とは、その機能選択ボ
タンの押下はしているものの、未だにその選択状態を確
定していない場合等の状態を表示するものである。

【００１１】また、ＬＣＤ表示の内容としては、点や文
字や絵等のドット画像を表示することができる。

【００１２】例えばファクシミリ装置の解像度選択にお
いて、「普通」「高解像度」「超高解像度」というよう
な三者択一の場合、「普通ボタン」「高解像度ボタン」
「超高解像度ボタン」に対応するＬＣＤ部１５の各表示
エリアに、各ボタンの操作に応じて「非選択の絵文字」
「選択中の絵文字」「選択の絵文字」を表示することに
より、オペレータが選択状態を明確に把握することがで
きる。

【００１３】なお、各機能選択ボタンが「非選択」から
「選択中」に変わった場合、このボタンと関連する他の
機能選択ボタンのうち、「選択」または「選択中」にな
っているものについては、自動的に「非選択」に切り換
わることになる。

【００１４】図３は、本発明の第２実施例として、上記
各種機能選択ボタン１１〜１４に１個ずつＬＥＤ１６〜
１９を設けた場合を示す平面図である。

【００１５】いずれかの機能選択ボタンの操作に応じ
て、ＬＥＤを「非選択」を表す消灯、「選択中」を表す
点滅、「選択」を表す点灯というように切り換え表示す
る。

【００１６】図４は、本発明の第３実施例として、上記
各種機能選択ボタン１１〜１４に３色ＬＥＤ２０〜２３
を設けた場合を示す平面図である。

【００１７】いずれかの機能選択ボタンの操作に応じ
て、ＬＥＤを「非選択」を表す第１の発光色、「選択
中」を表す第２の発光色、「選択」を表す第３の発光色
というように切り換え表示する。

【００１８】なお、このように３つの色を切り換える代
わりに、「非選択」で消灯、「選択中」で第１の発光
色、「選択」で第２の発光色というように、２色のＬＥ
Ｄで切り換え表示するようにしても良い。

【００１９】また、上記各実施例のように、３段階に表
示するだけでなく、上記と同様の方法により４段階以上
の表示を行うようにしても良い。

【００２０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
機能選択ボタンの複雑な操作手順に応じて、３段階以上
の有効な選択状態の表示を行うことができ、確実かつ迅
速に機能選択ボタンの操作を行うことができる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示すブロック図である。

【図２】上記第１実施例における機能選択ボタンと、そ
の選択表示部を示す平面図である。

【図３】本発明の第２実施例における機能選択ボタン
と、その選択表示部を示す平面図である。

【図４】本発明の第３実施例における機能選択ボタン
と、その選択表示部を示す平面図である。

【符号の説明】

１１〜１４…機能選択ボタン、１５…ＬＣＤ部、１６〜２３…ＬＥＤ。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】複数個の機能選択ボタンと、これら機能
選択ボタンによる状態を、非選択、選択、および選択中
を含む少なくとも３段階の表示を行う表示手段とを有す
ることを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項２】請求項１において、上記選択中とは、ボタン操作中で未決定の場合を示すこ
とを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項３】請求項１において、上記表示手段は、上記各機能選択ボタンの近傍に配置さ
れ、各機能選択ボタンに対応した表示エリアを有するＬ
ＣＤ部よりなり、このＬＣＤ部の各表示エリアに各機能
選択ボタンの選択状態を表す画像を表示することを特徴
とするファクシミリ装置。
【請求項４】請求項１において、上記表示手段は、上記各機能選択ボタンに対応して、そ
れぞれ近傍に配置された複数個のＬＥＤよりなり、各Ｌ
ＥＤの点灯または点滅により、各機能選択ボタンの選択
状態を表示することを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項５】請求項１において、上記表示手段は、各機能選択ボタンに対応して、それぞ
れ近傍に配置され、それぞれ複数色の発光が可能な複数
個のＬＥＤよりなり、各ＬＥＤの発光色により各機能選
択ボタンの選択状態を表示することを特徴とするファク
シミリ装置。