JPH067005Y2 - 車両用灯具の取付構造 - Google Patents

車両用灯具の取付構造

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JPH067005Y2
JPH067005Y2 JP1987000715U JP71587U JPH067005Y2 JP H067005 Y2 JPH067005 Y2 JP H067005Y2 JP 1987000715 U JP1987000715 U JP 1987000715U JP 71587 U JP71587 U JP 71587U JP H067005 Y2 JPH067005 Y2 JP H067005Y2
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JP
Japan
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air spoiler
fastening
vehicle lamp
lamp
lower member
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JP1987000715U
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JPS63108825U (ja
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和弘 加藤
徳一 立元
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば自動車等に取付けられるストップラ
ンプ等の車両用灯具の取付構造に関し、特に車体後部に
装着されるエアスポイラに取付けられて成る車両用灯具
の取付構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車等に取付けられる車両用灯具における例え
ば車体後部に取付けられるストップランプにおいては、
近年車体後部に装着されたエアスポイラに取付けること
により、前記ストップランプの位置を高くして、後続車
両に対して、視認性を良くしたものがある。
このように、車両用灯具であるストップランプのエアス
ポイラへの取付構造であって、例えば前記エアスポイラ
がアッパ部材とロア部材の2部材から成る中空状に形成
される構造を例に挙げて説明すると、例えば第5図に示
すように、エアスポイラ10はアッパ部材110とロア
部材120により形成され、該ロア部材120には、ス
トップランプ20を取付けるための締結部材30、30
により締付けられるためのボス部40が、中空状より成
る前記エアスポイラ10の内方側に向けて突出形成され
るとともに、このボス部40の上面には締結部材30、
30のうちの他方部材であるナット310がねじ込み固
定されており、このナット310に前記エアスポイラ1
0外方側から締結部材30、30のうちの一方部材であ
るボルト320を締付けるよう構成されている。即ち、
前記エアスポイラ10のロア部材120より下方側にス
トップランプ20を配置し、前記ボルト320を前記ナ
ット310に締付けることにより、前記ストップランプ
20を前記エアスポイラ10に取付けるよう構成されて
いる。
尚、このように車体後部のエアスポイラに車両用灯具で
あるストップランプが取付けられる構成を示す従来技術
として、例えば実開昭61−42005号公開公報(実
願昭59−127236号)がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第5図に示す車両用灯具の取付構造の場合、ボ
ルト320及びナット310等の締結部材30、30に
よりストップランプ20がエアスポイラ10に取付けら
れる構成となっており、前記ナット310は前記エアス
ポイラ10を形成するロア部材120に突出形成された
ボス部40にねじ込み固定されるものであって、このね
じ込み固定された前記ナット310のねじ切り方向と、
前記ボルト320のねじ切り方向、即ち前記ボルト32
0の締付け方向が同じであるため、前記ストップランプ
20を前記エアスポイラ10のロア部材120に取付け
るべく前記ボルト320の前記ナット310への締付時
には、前記ロア部材120のボス部40にねじ込み固定
された前記ナット310が前記ボルト320と共に連れ
回り、その結果前記ボス部40に対してナット310が
回転し、前記ボス部40から緩むことになり、前記ボル
ト320を短時間で確実に締付けるに充分でない場合が
ある。
また、このようなボルト320の締付時におけるナット
310の緩みを防止するためには、例えば前記エアスポ
イラ10のロア部材120に突出形成したボス部40に
ねじ込み固定される前記ナット310のねじ込み方向を
逆にすることで、対応可能であるが、このように構成す
ると、例えば前記エアスポイラ10のロア部材120に
取付けられた前記ストップランプ20を取外すべく前記
ボルト320を緩める際に、前記ボルト320の締付時
と同様の理由で、前記ボルト320の回転と共に前記ナ
ット310が回転してしまい、前記ボルト320を容易
に取外すことができないようなことが起こる。
従って、前記車両用灯具であるストップランプ20の前
記エアスポイラ10への着脱時における着脱作業性が低
下する。
そこでこの考案の目的は、エアスポイラへの車両用灯具
の着脱時における締結部材の締付作業や緩め作業を確実
かつ容易に行なえるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
そのためこの考案は、樹脂部材であるアッパ部材とロア
部材から成る中空状に形成されたエアスポイラに、ボル
トとナット等のごとく一方部材と他方部材から成る締結
部材で取付けられる車両用灯具の取付構造において、前
記エアスポイラのロア部材には、前記車両用灯具の取付
部位として複数のボス部が前記締結部材の一方部材を挿
入可能に孔を有しつつ前記エアスポイラ内方側に向けて
突出形成され、突出形成された複数の前記ボス部には、
該ボス部に設けた孔に相対向して配置される前記締結部
材の他方部材を複数予め固着して成るブラケットが装着
され、該ブラケットは前記ボス部間の前記ロア部材の少
なくとも一部と接着材で固定され、また前記エアスポイ
ラのロア部材の外方側には前記車両用灯具を当接させ、
前記締結部材の一方部材を車両用灯具側より取付け前記
他方部材と締結することで、前記車両用灯具と共に前記
エアスポイラのロア部材に設けた車両用灯具の取付部位
を挟持し、前記車両用灯具を前記エアスポイラに取付け
ることを特徴とする車両用灯具の取付構造とするもので
ある。
〔作用〕
上述の手段によれば、締結部材の一方部材を挿入可能に
孔を有しつつエアスポイラ内方側に向けて複数のボス部
が突出形成され、この複数のボス部には予めボス部の数
に同じ数の他方部材を固着したブラケットを少なくとも
ボス部間で接着固定しつつ装着してあるので、締結部材
である他方部材はエアスポイラのロア部材に対し固着さ
れている。よってエアスポイラに対し車両用灯具を取付
けまたは取外しのため一方部材に回転力を与えても、他
方部材は共回りすることなく位置固定される。またブラ
ケットをエアスポイラのロア部材に対し固着するための
接着部位を締結部位であるボス部どうしの間としている
ため、一方部材を回転させた時、他方部材を介しブラケ
ット固着部へ作用する回動力も複数有るボス部の位置に
よってバラツキが大きく生ずることもなく、さらに締結
部材である一方部材と他方部材との締結位置に対し接着
部位がオフセットしており、オフセットしている分だ
け、締結位置に生ずる締め付け力に対し接着部位にかか
る力は弱く成り、その分接着剤によるブラケット保持力
に余裕ができる。
〔実施例〕 以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例を説明す
る。
第1図から第4図までの図面は、この考案の実施例を示
しており、第4図に示すように、車体後部に装着される
エアスポイラ1には車両用灯具である例えばストップラ
ンプ2が取付けられており、このストップランプ2のエ
アスポイラ1への取付構造は、例えばエアスポイラ1が
アッパ部材11とロア部材12の2部材から成る中空状
に形成される構造を例に挙げて説明すると、第1図乃至
第3図に示すように、エアスポイラ1を形成するロア部
材12に、ストップランプ2の取付部位として、中空状
のエアスポイラ1の内方側に向けて複数のボス部4が突
出形成され、この各ボス部4にエアスポイラ1側の締結
部材3であるのナット31を、複数のボス部4に相対向
するブラケット5位置に予め溶着等で固着し、これら複
数のナット31が固着したブラケット5はボス部4間の
エアスポイラ1を形成するロア部材12の少なくとも一
部と接着剤6で固定することでナット31を位置固定し
ており、エアスポイラ1のロア部材12の外方側にスト
ップランプ2を配置し、ボルト32をストップランプ2
のボルト32装着部より挿入し、エアスポイラ1のロア
部材12のボス部4にブラケット5を介し位置固定され
たナット31に締付けることで、ストップランプ2をエ
アスポイラ1に取付けるよう構成したものである。
よってエアスポイラ1にストップランプ2を取付けたり
取外したりするような場合において、ボルト32を確実
かつ適切に締付けたり緩めたりすることができ、その着
脱作業性の向上が図れる。
また、以上の実施例においては、エアスポイラ1に取付
けられる車両用灯具としてストップランプ2を例に挙げ
て説明したが、この車両用灯具としてはストップランプ
2に限定されることなく、尾灯もしくは方向指示灯等の
如何なる車両用灯具の取付構造にも適用でき得るもので
ある。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、エアスポイラにおける車両用
灯具の着脱において、エアスポイラに対し車両用灯具を
取付けまたは取外しのため締結部材の一方部材に回転力
を与えても、他方部材はエアスポイラ内にブラケットを
介し固着しているので、他方部材は共回りすることなく
位置固定されるので、前記エアスポイラへの前記車両用
灯具の着脱時における前記エアスポイラ側の締結部材の
連れ回りが防げ、前記締結部材の締付及び緩め等を確実
かつ適切に行うことができるため、車両用灯具の着脱作
業性を向上することが出来る。
またブラケットをエアスポイラのロア部材に対し固着す
るための接着部位を締結部位であるボス部の間としてい
るため、一方部材を回転させた時、他方部材を介しブラ
ケット固着部へ作用する回動力も複数有るボス部の位置
によってバラツキが大きく生ずることもなく、 さらに締結部材である一方部材と他方部材との締結位置
に対し接着部位がオフセットしており、オフセットして
いる分だけ、締結位置に生ずる締め付け力に対し接着部
位にかかる力は弱く成り、その分接着剤によるブラケッ
ト保持力に余裕ができ、装着作業時における締結部材の
締結状態の信頼性向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までの図面はこの考案の実施例を示し
ており、第1図は第4図のI−I線断面図、第2図は第
1図のII−II線断面図(エアスポイラへの車両用灯具の
取付時における第3図のII−II線相当断面図、第3図は
エアスポイラを形成するロア部材へのブラケット固定前
の分解斜視図、第4図は車両を後方から見た背面図を示
しており、第5図の図面は従来例を示す第1図相当断面
図である。 1……エアスポイラ 2……ストップランプ(車両用灯具) 3……締結部材 31……ナット(一方部材) 32……ボルト(他方部材) 4……ボス部(取付部位) 5……ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−78875(JP,A) 実開 昭61−152535(JP,U) 実開 昭60−178287(JP,U) 実開 昭61−124481(JP,U) 実開 昭61−124482(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂部材であるアッパ部材とロア部材から
    成る中空状に形成されたエアスポイラに、ボルトとナッ
    ト等のごとく一方部材と他方部材から成る締結部材で取
    付けられる車両用灯具の取付構造において、前記エアス
    ポイラのロア部材には、前記車両用灯具の取付部位とし
    て複数のボス部が前記締結部材の一方部材を挿入可能に
    孔を有しつつ前記エアスポイラ内方側に向けて突出形成
    され、突出形成された複数の前記ボス部には、該ボス部
    に設けた孔に相対向して配置される前記締結部材の他方
    部材を複数予め固着して成るブラケットが装着され、該
    ブラケットは前記ボス部間の前記ロア部材の少なくとも
    一部と接着材で固定され、また前記エアスポイラのロア
    部材の外方側には前記車両用灯具を当接させ、前記締結
    部材の一方部材を車両用灯具側より取付け前記他方部材
    と締結することで、前記車両用灯具と共に前記エアスポ
    イラのロア部材に設けた車両用灯具の取付部位を挟持
    し、前記車両用灯具を前記エアスポイラに取付けること
    を特徴とする車両用灯具の取付構造。
JP1987000715U 1987-01-07 1987-01-07 車両用灯具の取付構造 Expired - Lifetime JPH067005Y2 (ja)

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JPS63108825U JPS63108825U (ja) 1988-07-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60178287U (ja) * 1984-05-09 1985-11-27 トヨタ自動車株式会社 自動車用エアスポイラの取付構造
JPS61152535U (ja) * 1985-03-14 1986-09-20

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