JPH0669731U - エンコーダ構造 - Google Patents
エンコーダ構造Info
- Publication number
- JPH0669731U JPH0669731U JP1116293U JP1116293U JPH0669731U JP H0669731 U JPH0669731 U JP H0669731U JP 1116293 U JP1116293 U JP 1116293U JP 1116293 U JP1116293 U JP 1116293U JP H0669731 U JPH0669731 U JP H0669731U
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- spring
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はエンコーダ構造に関し、特に、モー
タとエンコーダとを接続する取付ばねをエンコーダの外
径以内に収め、接続時の軸方向長さを短く抑えかつ外径
の径大化を抑えることを特徴とする。 【構成】 本考案によるエンコーダ構造は、中空軸(5)
が突出するケーシング(2)の端面部(2a)と、前記端面部
(2a)に取付ねじ(4)を介して装着され前記中空軸(5)が貫
通する取付ばね(3)と、前記取付ばね(3)に形成された複
数の取付孔(13)と、前記ケーシング(2)の周面において
軸方向に形成され前記取付孔(13)に対応する複数の逃げ
溝(12)とを有し、モータ付エンコーダの軸方向長さ及び
外径を各々小型化した構成である。
タとエンコーダとを接続する取付ばねをエンコーダの外
径以内に収め、接続時の軸方向長さを短く抑えかつ外径
の径大化を抑えることを特徴とする。 【構成】 本考案によるエンコーダ構造は、中空軸(5)
が突出するケーシング(2)の端面部(2a)と、前記端面部
(2a)に取付ねじ(4)を介して装着され前記中空軸(5)が貫
通する取付ばね(3)と、前記取付ばね(3)に形成された複
数の取付孔(13)と、前記ケーシング(2)の周面において
軸方向に形成され前記取付孔(13)に対応する複数の逃げ
溝(12)とを有し、モータ付エンコーダの軸方向長さ及び
外径を各々小型化した構成である。
Description
【0001】
本考案は、エンコーダ構造に関し、特に、モータとエンコーダとを接続する取 付ばねをエンコーダの外径以内に収め、接続時の軸方向長さを短く抑えかつ外径 の径大化を抑えるための新規な改良に関する。
【0002】
従来、用いられていたこの種のエンコーダ構造としては、一般に、図3及び図 4に示す構成が採用されていた。 すなわち、図3の場合、モータ1とエンコーダ2とはU型の取付ばね3を介し て接続され、この取付ばね3はU型で、エンコーダ2の外径より外側に配設され ている。 また、図4の場合、取付ばね3はU型の長手形状に構成され、エンコーダ2の 外周2aに取付ねじ4を介して接続されている。
【0003】
従来のエンコーダ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題 が存在していた。 すなわち、図3の場合、各取付ばねがエンコーダの外径以上に位置していたた め、モータの外径を大きくせざるを得ず、小型化を達成することは不可能であっ た。 また、図4の場合、取付ばねが長手形状で、取付ねじがエンコーダの外周の取 付けられているため、全体形状が長くなると共に、この取付ねじの突出分だけ径 が大形化していた。
【0004】 本考案は以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、モータと エンコーダとを接続する取付ばねをエンコーダの外径以内に収め、接続時の軸方 向長さを短く抑えかつ、外径の径大化を抑えるようにしたエンコーダ構造を提供 することを目的とする。
【0005】
本考案によるエンコーダ構造は、ケーシングに回転自在に設けられた中空軸と 、前記中空軸に設けられた回転符号板と、前記ケーシングに設けられ前記回転符 号板を介して対向配置された発光部及び受光部とを備え、前記中空軸にモータ軸 を接続するようにしたエンコーダ構造において、前記中空軸が突出する前記ケー シングの端面部と、前記端面部に取付ねじを介して装着され前記中空軸が貫通す る取付ばねと、前記取付ばねに形成された複数の取付孔と、前記ケーシングの周 面において軸方向に形成され前記取付孔に対応する複数の逃げ溝とを備え、前記 取付ねじは前記ケーシングの軸方向に設けられ、前記取付ばねの外縁は前記ケー シングの外径以内に位置する構成である。
【0006】 さらに詳細には、前記取付ばねは、中央にU字部を有する構成である。
【0007】
本考案によるエンコーダ構造においては、エンコーダのケーシングの端面部に おいて軸方向に螺入した取付ねじによって取付ばねを装着することができるため 、取付ねじはケーシングの周面から外方に突出することによる径大化を防止する ことができる。 また、ケーシングの周面に形成された軸方向に沿う逃げ溝を介してドライバ等 の治具を挿入することにより、取付ばねの取付孔とモータとをねじを介して接続 することができる。従って、エンコーダ構造の長大化及び径大化を防止すること ができる。
【0008】
以下、図面と共に本考案によるエンコーダ構造の好適な実施例について詳細に 説明する。 なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。 図1及び図2において符号2で示されるものはエンコーダのケーシングであり 、このケーシング2の端面部2aには、前記ケーシング2内に回転自在に設けら れた中空軸5が回転自在に設けられている。
【0009】 前記ケーシング2内には、発光部5Aと受光部5Bが前記中空軸5に一体状に 設けられた回転符号板5aを介して対向配置されており、前記発光部5Aと受光 部5Bにより回転符号板5aの回転を検出するように構成されている。
【0010】 前記端面部2aには、その中央に案内孔10及びU字状に突出したU字部11 を有する取付ばね3が設けられ、ケーシング2の軸方向に沿って螺入された一対 の取付ねじ4によってこの取付ばね3が端面部2aに取付けられている。
【0011】 前記ケーシング2の周面には一対の逃げ溝12が軸方向に沿って形成されてお り、この各逃げ溝12は前記取付ばね3に形成された一対の取付孔13に対応し て設けられている。
【0012】 従って、前記取付ばね3の案内孔10には前記中空軸5が貫通して突出し、こ の中空軸5にモータ1の回転軸からなる回転体を接続し、前記各取付孔13に設 けられたねじ14を前記逃げ溝12を介して挿入されたドライバ等の治具15に より、ねじ14が回転されて取付ばね3をモータ1の端部1aに固定することが できる。なお、この取付ばね3の外縁3aはケーシング2の外径2b以内の形状 で構成されている。
【0013】
本考案によるエンコーダ構造は、以上のように構成されているため、エンコー ダとモータを接続する場合、取付ばねの外縁をケーシングの外径よりも小とする ことができると共に、軸方向におけるエンコーダとモータ間の長さを短くするこ とができる。全体形状をエンコーダとモータを組合わせたのみの構成とすること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるエンコーダ構造を示す一部切欠を
有する構成図である。
有する構成図である。
【図2】図1の取付ばねを示す正面図である。
【図3】従来の第1従来例を示す平面図である。
【図4】従来の第2従来例を示す平面図である。
2 ケーシング 2a 端面部 2b 外径 3 取付ばね 3a 外縁 4 取付ねじ 5 中空軸 5a 回転符号板 5A 発光部 5B 受光部 11 U字部 12 逃げ溝 13 取付孔
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシング(2)に回転自在に設けられた
中空軸(5)と、前記中空軸(5)に設けられた回転符号板(5
a)と、前記ケーシング(2)に設けられ前記回転符号板(5
a)を介して対向配置された発光部(5A)及び受光部(5B)と
を備え、前記中空軸(5)にモータ軸を接続するようにし
たエンコーダ構造において、前記中空軸(5)が突出する
前記ケーシング(2)の端面部(2a)と、前記端面部(2a)に
取付ねじ(4)を介して装着され前記中空軸(5)が貫通する
取付ばね(3)と、前記取付ばね(3)に形成された複数の取
付孔(13)と、前記ケーシング(2)の周面において軸方向
に形成され前記取付孔(13)に対応する複数の逃げ溝(12)
とを備え、前記取付ねじ(4)は前記ケーシング(2)の軸方
向に設けられ、前記取付ばね(3)の外縁(3a)は前記ケー
シング(2)の外径(2b)以内に位置する構成よりなること
を特徴とするエンコーダ構造。 - 【請求項2】 前記取付ばね(3)は、中央にU字部(11)
を有することを特徴とする請求項1記載のエンコーダ構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993011162U JP2576087Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | エンコーダ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993011162U JP2576087Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | エンコーダ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669731U true JPH0669731U (ja) | 1994-09-30 |
JP2576087Y2 JP2576087Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=11770348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993011162U Expired - Fee Related JP2576087Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | エンコーダ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576087Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020041999A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Delta Electronics,Inc. | エンコーダ及びそれを用いた回転装置 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP1993011162U patent/JP2576087Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020041999A (ja) * | 2018-09-12 | 2020-03-19 | 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Delta Electronics,Inc. | エンコーダ及びそれを用いた回転装置 |
US10914616B2 (en) | 2018-09-12 | 2021-02-09 | Delta Electronics, Inc. | Encoder and rotatable device using same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2576087Y2 (ja) | 1998-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |