JP2002252919A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 複数のシリンダを軸線方向に積層して組み立てられるユニットにおいて、
   連結される一方のシリンダの小径端部の外側に突起を設け、連結される他方のシリンダの大径端部の内側に前記突起の進入を受け入れる進入部と該進入部の一部から前記他方のシリンダの周方向に延び前記突起を収容する収容部とからなる略Ｌ字溝を設けてなり、前記一方のシリンダの突起を前記他方のシリンダの略Ｌ字溝の前記進入部に嵌合した状態で、前記一方のシリンダの小径端部を前記他方のシリンダの大径端部内に差し込み、その後回転させて前記突起を前記溝の収容部内に収容することを特徴とするユニット。
2. 他方のシリンダに位置決め用溝を設け、該位置決め用溝の底面と該底面と交差する位置決め面との角部を削ると共に、一方のシリンダの突起を複数設けてなり、そのうち少なくとも一つの突起を、前記位置決め用溝に挿入し、両シリンダの回転時に前記突起の側面と前記位置決め用溝の位置決め面とを当接させて回転方向の位置決めを行うことを特徴とする請求項１記載のユニット。
3. シリンダの中心線上から見た突起および溝の位置を非対称としたことを特徴とする請求項１または請求項２記載のユニット。
4. 略Ｌ字溝に突起の動作を規制する規制手段を設けてなり、
   前記突起を前記溝の収容部内に収容した後、前記規制手段により前記突起の動作を規制することを特徴とするユニット。
5. 突起を溝の収容部内に収容した状態で、両シリンダをねじ止めして連結したことを特徴とする請求項１から請求項４のうちいずれか１項記載のユニット。
6. ユニットを実装するための筐体を複数のシリンダを軸線方向に積層して組み立てるユニットの連結方法において、
   連結される一方のシリンダの小径端部の外側に突起を設け、連結される他方のシリンダの大径端部の内側に前記突起の進入を受け入れる進入部と該進入部の一部から前記他方のシリンダの周方向に延び前期突起を収容する収容部とからなる略Ｌ字溝を設け、前記一方のシリンダの突起を前記他方のシリンダの略Ｌ字溝の前記進入部に嵌合した状態で、前記一方のシリンダの小径端部を前記他方のシリンダの大径端部内に差し込み、その後回転させて前記突起を前記溝の収容部内に収容することを特徴とするユニットの連結方法。
7. 他方のシリンダに位置決め用溝を設け、該位置決め用溝の底面と該底面と交差する位置決め面との角部を削ると共に、一方のシリンダの突起を複数設け、そのうち少なくとも一つの突起を、前記位置決め用溝に挿入し、両シリンダの回転時に前記突起の側面と前記位置決め用溝の位置決め面とを当接させて回転方向の位置決めを行うことを特徴とする請求項６記載のユニットの連結方法。
8. シリンダの中心線上から見た突起および溝の位置を非対称とすることを特徴とする請求項６または請求項７記載のユニットの連結方法。
9. 略Ｌ字溝に突起の動作を規制する規制手段を設け、
   前記突起を前記溝収容部内に収容した後、前記規制手段により前記突起の動作を規制することを特徴とするユニットの連結方法。
10. 突起を溝の収容部内に収容した状態で、両シリンダをねじ止めして連結することを特徴とする請求項６から請求項８のうちいずれか１項記載のユニット連結方法。