JPH0669429B2 - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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JPH0669429B2
JPH0669429B2 JP62319960A JP31996087A JPH0669429B2 JP H0669429 B2 JPH0669429 B2 JP H0669429B2 JP 62319960 A JP62319960 A JP 62319960A JP 31996087 A JP31996087 A JP 31996087A JP H0669429 B2 JPH0669429 B2 JP H0669429B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野及び発明の概要] 本発明は、浴槽、特に、浴槽内面の湯あか付着防止に関
する発明であり、浴槽内の入浴水を浴槽の周縁部からオ
ーバーフローさせるとともにこのオーバーフロー水を循
環させることにより、浴槽内の入浴水の清浄化を図ると
ともに、浴槽内面に吃水線(浴槽内における入浴水の水
面周縁の線)が位置することによる浴槽の汚れを防止す
るものである。
[従来技術及びその問題点] 浴槽内の入浴水の清浄化を図るようにした、風呂装置と
して、すでに、特開昭62-142962号公報に記載のものが
あるが、このものは、入浴水の清浄化によって浴槽内面
への湯あかの付着を防止する効果も発揮する。
すなわち、入浴時の水位の上昇又は強制濾過循環を図る
ことによって、入浴水を常に清浄に保ち、これによっ
て、浴槽内面の湯あかによる汚れの付着を防止しようと
するものである。
ところが、この従来のものでは、湯あかの付着を確実に
防止し得ない。
上記従来のものでは、浴槽内面に吃水線が生じるため、
入浴水面に浮遊する湯あか等がこの吃水線部分に付着
し、一旦、付着すると、これが流れ落ちないからであ
る。尚、浴槽内に生じる湯あか等の汚れを循環濾過によ
って完全に除去し得るならば、かかる不都合は生じない
が、この完全除去は不可能に近く、もし、可能であると
しても、循環水量を極端に多く設定しなければならず、
家庭用には不向きである。
[技術的課題] 本発明は、このような、『浴槽内の入浴水をオーバーフ
ロー用開口から循環濾過用配管を介して浴槽内に帰還さ
せるようにした浴槽』において、浴槽内面に汚れが生じ
ないようにするため、浴槽内面に吃水線が生じないよう
にすることをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的
手段は『浴槽(1)の上端周縁にオーバーフロー用の開
口(11),(11)を設けるとともに、循環濾過用配管に
おける前記開口(11),(11)から浴槽(1)への帰還
回路内にオーバーフロー水を貯留するオーバーフロー室
(10)を形成した』ことである。
[作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
この浴槽を使用して、入浴するには、入浴水を、入浴水
面が開口(11),(11)に一致するようにしておく、こ
のためには、入浴水量の一部が開口(11),(11)から
オーバーフローする程度の貯水量に設定すればよい。
入浴時、人の体積に応じて、入浴水は開口(11),(1
1)からオーバーフローする。そして、この状態でも、
入浴水面は開口(11),(11)に一致したものとなる。
このオーバーフロー水は、開口(11),(11)から浴槽
(1)への帰還回路中に貯留されている。
次いで、入浴者が浴槽から出ると、水位が降下するが、
同時に、上記オーバーフロー水が浴槽(1)に復帰して
浴槽(1)内の入浴水面は開口(11),(11)に一致し
た状態に復元する。
[効果] 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
吃水線は、浴槽(1)の上端周縁に位置する開口(1
1),(11)に常時一致するものとなるから、浴槽
(1)の内壁に吃水線が生じて、この吃水線部に湯あか
が付着する不都合が防止でき、浴槽(1)の内面は常に
清浄に維持されることとなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図から第2図に基いて説明
する。
第1図に示す第1実施例のものは、浴槽(1)の外周に
環状のオーバーフロー室(10)を形成し、このオーバー
フロー室(10)の上壁部部分に多数の開口(11),(1
1)を形成し、このオーバーフロー室(10)と浴槽
(1)内とを連通管(12)によって浴槽(1)の底部の
口部(13)に連通させたものであり、この連通管(12)
内にポンプ(P)を挿入するとともに、口部(13)に逆
止弁(14)を配設している。
前記ポンプ手段(P)は、浴槽(1)内の水位によって
動作するようになっており、浴槽(1)内の入浴水が開
口(11),(11)からオーバーフローし始めると停止
し、前記以下の条件下で運転状態となるようになってい
る。
この為、この実施例では、第2図に示すような制御装置
が採用され、浴槽(1)内の水位を検知する水位スイッ
チ(S)の常開出力接点がポンプ(P)と直列に接続さ
れている。
又、これとは別にタイマー(2)の出力接点(21)が前
記ポンプ(P)と直列に接続されており、水位スイッチ
(S)の常閉出力接点と前記タイマー(2)とが直列に
接続されている。
尚、前記タイマー(2)は出力接点(21)がその設定時
間だけ閉成されるようになっている形式のもので、リセ
ットされないかぎり、タイマー(2)への回路が導通状
態にならないかぎり出力接点(21)が閉成されないもの
であり、前記設定時間は例えば1秒程度に設定しておけ
ば良い。
さらに、操作スイッチ(D)の閉成によって動作状態と
なるタイマー(3)の常閉の出力接点(31)が前記出力
接点(21)と直列に接続されており、このタイマー
(3)の設定時間は前記タイマー(2)のそれよりも僅
かに長く設定され、この設定時間の間のみ前記出力接点
(31)が開成する。
この実施例では、入浴に先立って、開口(11),(11)
からオーバーフローする程度に浴槽(1)内に湯を貯溜
し、操作スイッチ(D)を閉成させる。すると、タイマ
ー(2)への回路が導通してこのタイマー(2)が動作
状態となって出力接点(21)が閉成されるが、同時にタ
イマー(3)も導通して、出力接点(31)が開成する。
従って、ポンプ(P)は動作しない。
そのあと、タイマー(3)の設定時間が経過すると、出
力接点(31)が閉成されるが、このときには、ずでに出
力接点(21)が開成しているからポンプ(P)は非導通
状態に維持される。また、この貯留状態では、浴槽
(1)内は逆止弁(14)の作用により水位スイッチ
(S)の設定水位にあって、ポンプ(P)は動作しな
い。
次いで、入浴中においても浴槽(1)内の水位は所定の
水位にあるから、前記の場合と同様の状態となる。
入浴者が浴槽(1)から出ると、その体積に応じて水位
が降下するが、このとき、水位スイッチ(S)がこれを
検知してタイマー(2)が動作し、出力接点(21)が閉
成される。出力接点(31)が閉成状態にあることから、
ポンプ(P)が動作して、オーバーフロー室(10)内に
貯留された湯が浴槽(1)内に供給される。これによ
り、浴槽(1)内の水位は開口(11),(11)からオー
バーフローする水位に達すると、水位スイッチ(S)の
接点が切り替り、タイマー(2)が導通状態になり、以
後は出力接点(21)の回路によってポンプ(P)が導通
し、このタイマー(2)の設定時間の間はポンプ(P)
の運転が持続する。その後、前記設定時間が経過する
と、ポンプ(P)が停止する。従って、入浴者が出た後
でも、浴槽(1)内の入浴水が開口(11),(11)から
オーバーフローする程度にその水位が維持されることと
なり、所謂吃水線が停止した状態が生じないものとな
る。
尚、この実施例では、連通管(12)内にフィルター
(F)を挿入しているから、ポンプ(P)によって浴槽
(1)内に供給される湯は清浄化されたものとなり、こ
の点からも湯あかの付着防止が確実になる。
前記フィルター(F)については、オーバーフロー室
(10)の底部に付設するようにしてもよいことは言うま
でもない。
又、この実施例では、通常の浴槽に実施する場合につい
て説明したが、泡風呂用の浴槽や、湯張り装置付きの浴
槽に実施することも可能である。
さらに、浴槽(1)の水位を常時開口(11),(11)に
一致する高さに維持するために、常時オーバーフロー状
態に維持するようにしても良い。尚、このオーバーフロ
ー量は少量でも良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の説明図,第2図はこれに用いる
制御装置の説明図であり、図中、 (1)……浴槽 (11)……開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽内の入浴水をオーバーフロー用開口か
    ら循環濾過用配管を介してポンプ手段により浴槽内に強
    制帰還させるようにした浴槽において、浴槽(1)の上
    端周縁にオーバーフロー用の開口(11),(11)を設け
    るとともに、循環濾過用配管における前記開口(11),
    (11)から浴槽(1)への帰還回路内にオーバーフロー
    水を貯留するオーバーフロー室(10)を形成し、常時オ
    ーバーフロー状態に前記オーバーフロー水を強制帰還さ
    せるためのポンプ手段をオーバーフロー室(10)から浴
    槽(10)への帰還回路に挿入した浴槽。
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