JP3306956B2 - 排水時フィルタ洗浄装置 - Google Patents

排水時フィルタ洗浄装置

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JP3306956B2 JP03595193A JP3595193A JP3306956B2 JP 3306956 B2 JP3306956 B2 JP 3306956B2 JP 03595193 A JP03595193 A JP 03595193A JP 3595193 A JP3595193 A JP 3595193A JP 3306956 B2 JP3306956 B2 JP 3306956B2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は浴槽水を排水動作する
とき給水管からの給水圧力を活用し、フィルタの目詰り
を自動洗浄する排水時フィルタ洗浄装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の給湯器からの給湯水を循
環加熱回路を介して浴槽に給湯する浴槽装置は、浴槽水
を循環加熱回路に揚水して導くときにフィルタを循環入
口に備え、糸屑や人体が排出する垢等の異物を収集して
浴槽水を浄化していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のフィルタでは、フィルタの異物による目詰りに気付
いたときに循環入口から取外し、水道水等で手動洗浄す
る手間の掛るものであった。
【0004】本発明の目的は浴槽水を排水するとき、フ
ィルタの目詰りを簡便に自動浄化できるフィルタ洗浄装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明による排水時フィルタ洗浄装置の手段
は、循環回路に備えた切替弁に循環入口へだけ給水する
流路切替え機能を付加し、水位センサーが所定水位以下
を検出すると、詰りセンサーによりフィルタの詰りを検
知し、該フィルタの目詰りレベルに応じて、給水時間を
制限したり、給水と停止を複数回繰り返すように制御
る制御器より構成する。
【0006】
【作用】そして、上記した構成によると本発明は、浴槽
底部の排水栓が開かれて浴槽水が排水され、水位センサ
ーが所定水位を検出して排水による浴槽水の減少を検知
すると、この検知信号を受信した制御器は給水管からの
給水と切替弁の流路切替えを指示する。切替弁が流路を
循環入口へ切替え、給水管からの給水は浴槽への張水時
とは逆に流れ、給水の持つ給水圧力がフィルタに印加さ
れる。このとき、フィルタの詰りレベルに応じ、第1制
御として、フィルタの目詰りレベルが軽度の場合は、設
定された給水時間流れる。また、第2制御として、フィ
ルタの目詰りレベルが重度の場合は、給水と停止をn回
繰り返し流れ、給水流れ方向とは逆のフィルタ面に付着
した浴槽水の異物は、給水圧力の作用によりフィルタか
ら剥離され、排水に混って浴槽の排水口から排出され、
フィルタの目詰りが自動的に洗浄でき、かつ浴槽を汚す
こともない。
【0007】こうして、給水圧力では剥離困難な異物だ
けがフィルタに残るものの大半の異物は除去されるので
循環回路の循環性能が低下するまでの期間が延長され
る。したがって、良好な使用性能を長期間にわたって享
受できると共に、フィルタの手動洗浄回数が減るので使
い勝手が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の排水時フィルタ洗浄装置の実
施例について、添付図面を参照しながら具体的に説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例を示し、浴槽1は
底部の排水口2に排水栓3を手動で開閉し、側面には浴
槽水が出る循環入口4、浴槽水が戻る循環出口5、循環
入口4には浴槽水に混入した糸屑や人体から出た垢等の
異物を細かな網目で収集するフィルタ6を着脱自在に嵌
合固定している。
【0010】循環入口4と循環出口5には循環回路とし
ての往き管8,9、戻り管10を配管接続し、往き管9
と戻り管10の間には循環水を熱源で加熱する加熱器1
1を配置する。往き管8,9の間には循環ポンプ12を
接続し、往き管8の途中にはフィルタ6の目詰りによる
循環ポンプ12の吸入負圧の増大を検出する詰りセンサ
ー13、浴槽1の入浴時の水位N(2点鎖線で示す)、
フィルタ6の自動洗浄の開始タイミングを定める水位S
等を検出する水位センサー14を配管接続する。
【0011】往き管8,9の間に設けた切替弁15は、
水道管16にも絡いで熱源により給水を加熱する給湯器
17からの給湯を給湯管18から受け、流れをaおよび
bの矢印の方向に切替える。また、加熱器11によって
浴槽水を循環加熱するときはcの矢印の方向に流れを切
替える。給湯管18の途中には給湯器17から浴槽1へ
の給湯を制御する給湯弁20を備える。
【0012】詰りセンサー13、水位センサー19等の
検出信号は図の破線で示すように制御器21に入力され
る。浴槽1の入浴時の水位Nは遠隔操作用として浴室に
設置したリモコン23の水位設定器24で設定する。リ
モコン23は他に装置の運転指示をする運転スイッチ2
5、浴槽水の入浴温度を設定する湯温設定スイッチ2
6、フィルター6の手動洗浄等を報知する報知器27等
を備える。このリモコン23の信号等を受信した制御器
21は、給湯器17、加熱器11等に指示信号を出力す
る。
【0013】以上の構成に基づいて、次に図2のフロー
チャートに従って動作を説明する。浴槽1の排水栓3を
排水口2に閉栓し、運転スイッチ25をオンし(S
1)、水位設定器24と湯温設定器26で水位と湯温を
設定入力する(S2)。この入力信号を受信した制御器
21は切替弁15を流れ方向bにセットし、給湯弁20
を開弁して給湯器17から設定温度の給湯を開始する
(S3)。往き管9、加熱器11、戻り管10を経た給
湯は循環出口5から浴槽1に入り、浴槽水位が上昇して
水位センサー14が水位Sの次ぎに設定水位Nを検出す
ると、この入力信号により制御器21は給湯弁20を閉
弁して給湯を停止する(S4)。
【0014】次に、切替弁15の流れ方向をcに切替
え、循環ポンプ12をオンして加熱器11に指示して設
定温度になるまで浴槽水を追焚加熱する(S5)。この
追焚中に詰りセンサー13はフィルタ6の目詰りレベル
に応じた信号を出力し、制御器21は目詰りレベルを判
定して記憶する(S6)。こうして浴槽1の設定温度と
設定水位での沸き上げが終り、その後に入浴や自然放熱
等によって湯温が設定温度より下がると、再び循環ポン
プ12と加熱器11により設定温度まで沸き上げ、浴槽
水を常に設定温度に追焚保温する(S7)。また、浴槽
水が減って水位センサー14がオフすると、切替弁15
をbの方向に切替え、給湯弁20を開弁して給湯器17
から足し湯し、浴槽水位を常に設定水位Nに保水する
(S8)。入浴中はS7とS8のフローにより設定水位
Nと設定湯温に浴槽水を自動的に維持し、入浴が終了し
て運転スイッチ25をオフすると(S9)、その後の浴
槽水は自然放置されるが、制御器21の電源はオフされ
ない。
【0015】次に、排水栓3を排水口2から開栓すると
(図の状態,S10)、入浴済みの浴槽水は排水口2か
ら排水され、水位センサー14は設定水位Nのオフ信号
の次に水位Sのオフ信号を出力する(S11)。S12
ではこの信号を受信した制御器21は排水動作を判定
し、先のフローS6で記憶したフィルタ6の目詰りレベ
ルを読み出し、目詰りレベルに応じてフローS13、ま
たはS14へシーケンスを進める。目詰りレベルが軽度
の場合はS13に進み、切替弁15の流れ方向をaに切
替え、給湯弁20を開弁し、給湯器17の運転は停止し
たまゝで所定時間t0 だけ給水後、給湯弁20を閉弁す
る。目詰りレベルが重度の場合はS14に進み、フロー
S13より短い所定時間t1 の給水後に一度給湯弁20
を閉弁し、休止時間を置いて同じ給水動作をし、この給
水と休止をn回繰り返してから給湯弁20を閉弁し、フ
ィルタ6の自動洗浄を兼ねた排水動作を終了する。
【0016】上記したフローS13およびS14によ
り、入浴による浴槽水の異物を収集して目詰りしたフィ
ルタ6の自動洗浄が排水動作中に自動的に行なわれる。
フィルタ6は循環入口4の浴槽内側にセットされ、浴槽
水に混入して異物となる衣類やタオル等の糸屑と人体か
ら剥離した垢等を含んだ汚れた循環水が通過時に異物を
分離し、循環水の侵入側である外面に付着した状態とな
る。そして、循環水の流れが何度も発停を繰り返すと、
長さのある糸屑等はフィルタ6の網目に複雑に巻きつい
て容易に剥れなくなる。長さの短い垢等は糸屑の外周等
に単に付着している。そして、入浴終了後の排水動作毎
に往き管8側から循環時とは逆の流れをフィルタ6の内
面側へ、しかも高い給水圧力を活用して印加すると、垢
等は容易に剥離できる。また、1日の入浴毎に自動洗浄
するから糸屑のフィルタ6への巻き付き度合いも少なく
なり、剥離率も高くできる。
【0017】しかし、入浴回数が進んでフィルタ6の目
詰りレベルが大きくなったときは、前記1回だけの短時
間の洗浄では容易に剥れない付着物が増えているので、
フローS14により洗浄動作を何回か繰り返す。この繰
り返し動作の間に浴槽水がフィルタ6の位置より低くな
り、給水は浴槽水による背圧が無くなり、給水流のフィ
ルタ6の通過速度を増加でき、S13のフローでは剥離
できなかった糸屑等の長いものを剥す強い作用力が期待
でき、フィルタ6の洗浄度が大きくなる。しかし、複雑
に網目に巻きついた糸屑等が取れずに更に目詰りレベル
が大きくなったときは、その旨を指示器27に報知して
手動による洗浄を促さねばならないが、この手動洗浄時
期は自動洗浄でない従来と比べて十分長くでき、洗浄回
数を減らせる。
【0018】フィルタ6の洗浄力を強くするには、上記
したように背圧のないときの方がよいが、汚れの飛散防
止を考えて目詰りレベルの軽度のときはフィルタ6が浴
槽水中に浸っているタイミングになるよう、水位S検知
後の給水のタイミングは早い方がよくなる。フロー14
では背圧がなくなってから何回かの給水を繰り返し、フ
ィルタ6から飛散して浴槽1の壁面に付着した異物を洗
い流せる散水回数もn回の中にセットする。循環加熱の
ための循環水とは逆流方向の給水はフィルタ6を洗浄す
るから、フローS3の給湯では流れ方向をbとし、aの
方向と併用しないようにし、フィルタ6からの異物の剥
離混入による沸き上げ水の汚れを防止している。また、
洗浄の給水量は給湯弁20で調節し、飛散水のレベルを
抑えて節水を図る。フローS13,S14においては洗
浄時の水位センサー14の入力信号は無効化し、給水に
よる制御器21の誤判定を防止する。
【0019】この実施例では自動沸上げ、自動保温の運
転方式により排水動作時は自ずと運転スイッチ25をオ
フされる仕組みとなっているが、別に自動浄化スイッチ
を設け、水位センサー14からの信号と併用して自動浄
化動作に入る変更も容易にでき、またメンテナンス時の
チェック時等に途中で給水動作を停止することもでき
る。
【0020】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明による排
水時フィルタ洗浄装置は、浴槽の排水栓を開栓して浴槽
水を排水するとき、水位センサーの検知信号により排水
動作を判定し、切替弁をフィルタを設けた循環回路の循
環入口側に切替え、フィルタの目詰りレベルを判定し、
設定された給水時間及び給水と停止を複数回繰り返し、
給水管からの給水を循環加熱時とは逆方向に行うことに
より、循環加熱時にフィルタに付着した浴槽水の異物を
逆方向から給水圧力を活用して簡便に、かつフィルタの
目詰りレベルに応じ、自動的に洗浄して良好な循環性能
を長期間にわたって確保できると共に、フィルタの手動
洗浄回数を減らすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における排水時フィルタ洗浄
装置の断面構成図
【図2】同装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
4 循環入口 5 循環出口 6 フィルタ 8、9 往き管 10 戻り管13 詰りセンサー 14 水位センサー 15 切替弁 18 給湯管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 3/00 B01D 35/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水栓を底部に有する浴槽と、この浴槽
    に接続され、浴槽水を循環入口から揚水加熱し、循環出
    口へ戻す循環回路と、前記循環入口に設けられ浴槽水の
    汚れを除去するフィルタと、前記循環回路を介して前記
    浴槽への給水を制御する給水管と、浴槽水の所定水位を
    検出する水位センサーと、前記フィルタの目詰りレベル
    を判定する詰りセンサーと、前記循環入口への給水、前
    記循環出口への給水および浴槽水の循環加熱のそれぞれ
    の場合に切替える切換弁と、浴槽水の排水時に前記水位
    センサーが所定水位以下を検出したとき、前記循環入口
    への給水に切替え循環加熱時とは逆方向に給水すると共
    に、前記フィルタの目詰りレベルが、軽度の場合は、給
    水時間を制御し、重度の場合は、給水と停止をn回繰り
    返し制御する制御器とを備えた排水時フィルタ洗浄装
    置。
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