JP2546355Y2 - 全自動炊飯器 - Google Patents

全自動炊飯器

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JP2546355Y2
JP2546355Y2 JP9989391U JP9989391U JP2546355Y2 JP 2546355 Y2 JP2546355 Y2 JP 2546355Y2 JP 9989391 U JP9989391 U JP 9989391U JP 9989391 U JP9989391 U JP 9989391U JP 2546355 Y2 JP2546355 Y2 JP 2546355Y2
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rice
washing
water
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JP9989391U
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泰男 直井
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は米の供給から炊飯までの
一連の動作を自動的に行う全自動炊飯器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の全自動炊飯器では、図4に示すよ
うに、設定された量の米が貯米部1より洗米部2に供給
されるとともに、給水管3に設けられた給水バルブ4,
3方切換バルブ5及び浄水器6を介して水道水が洗米部
2に給水されると、ここで撹拌羽根7が撹拌モータ8に
より回転して洗米が行われる。洗米部2よりオーバーフ
ローする水はオーバーフロー管9を介して排水タンク1
0に一時貯水され、排水ポンプ11により排水管12を
介して外部に排出される。洗米が終了すると、洗米部2
の底部に設けたボールバルブ13が開いて洗米された米
と水が炊飯部14に導入され、炊飯が行われる。次に、
3方切換バルブ5が洗浄側に切り換わり、水道水が洗浄
管15を介して排水タンク10に供給され、一定量が溜
まると排水ポンプ11により排水管16を介して外部に
排出される。これにより、排水タンク10及び排水管1
2が洗浄されることになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
全自動炊飯器では、排水タンク10と排水管12だけが
洗浄され、洗米部2は洗浄されないので、洗米部内面に
汚れが付着したままとなり、次の洗米時にこの汚れが落
ちない虞れがあり、非衛生的である。また、汚れの主成
分は米糖の油分であり、常温の水道水では効果的に除去
することができない。特に冬期で水温が低い場合、洗浄
効果はさらに低下するという問題がある。本考案はかか
る問題点を解決することを課題とし、洗米部が効果的に
洗浄され、衛生的な全自動炊飯器を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案は、本体内部に貯米部,洗米部,炊飯部及び
給水部を備え、米の供給から炊飯までの一連の動作を自
動的に行う全自動炊飯器において、洗米部又は給水部に
加熱手段を設けて、当該加熱手段により加熱された湯で
洗米部及び排水管路を洗浄する洗浄工程を設けたもので
ある。また、給水部から分岐して洗米部に洗浄水を供給
する洗浄水管路を設けるとともに、該洗浄水管路に加熱
手段を設けて、当該加熱手段により加熱された湯で洗米
部及び排水管路を洗浄する洗浄工程を設けてもよい。さ
らに、前記洗浄水管路に湯沸かしタンクを設けるととも
に、該湯沸かしタンクに前記加熱手段を設けるようにし
てもよい。
【0005】
【作用】前記構成の全自動炊飯器では、洗浄工程におい
て、加熱手段により加熱された湯で排水管路のみならず
洗米部が洗浄され、米糖の油分による汚れがきれいに除
去されるとともに、殺菌される。また、洗米部及び排水
管路の被洗浄部は、洗浄に用いる湯によって温度が上昇
するので、洗浄後は短時間で乾燥し、清潔に保たれる。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に従って説明す
る。図1は本考案に係る全自動炊飯器を示し、図4の従
来の全自動炊飯器とは、給水管3の3方切換バルブ5よ
り洗米部2及び排水タンク10に至る洗浄水管系16
と、洗米部2より排水タンク10に至る排出管17とを
設けた以外は実質的に同一であるため、対応する部分に
は同一番号が付してある。洗浄水管系16は、湯沸かし
タンク18と、給水管3の3方切換バルブ5より湯沸か
しタンク18内の底近傍まで配設された洗浄水給水管1
9と、前記湯沸かしタンク18の上部から洗米部2まで
配設された洗米部洗浄管20と、前記湯沸かしタンク1
8の底から排水バルブ21を介して排水タンク10まで
配設された排水タンク洗浄管22とからなっている。
【0007】前記湯沸かしタンク18の底部には、内部
の水を加熱するヒータ23が取り付けられている。ま
た、この湯沸かしタンク18の上部には、所定の水位を
検出するとオフする水位検出スイッチ24と、内部の水
温が所定の設定温度になればオフして前記ヒータ23を
オフさせる温度調節器25とが設けられている。なお、
温度調節器25の設定温度は沸点以下の90℃が好まし
い。沸騰により発生する蒸気が本体内に充満して湿気が
つかないように、蒸気排出管を設けなければならない
等、構造が複雑になるからである。排出管17は、洗米
部2の底に設けられた3方弁26の一つの接続口から排
水タンク10まで配設されている。3方弁26は、図2
に示すように、モータ27によって駆動され、洗米部2
と炊飯部14を連通させるA位置と、洗米部2と排水タ
ンク10とを連通させるB位置と、洗米部2からの流出
を止めるC位置とに回動可能になっている。
【0008】以上の構成からなる全自動炊飯器は、マイ
クロコンピュータを備えた図示しない制御装置によって
各バルブ、モータ等が制御されることにより、米の供給
から炊飯までの各工程が自動的に行われる。洗米や炊飯
工程は、本考案とは直接関係がないため説明を省略し、
以下図3に示すフローチャートに従って洗浄工程のみ説
明する。まず、ステップ101で3方切換バルブ5が洗
浄側に切り換わり、ステップ102で給水バルブ4が開
いて、湯沸かしタンク18内に水道水が供給される。続
いてステップ103で水位検出スイッチ24がオフか否
かが判断され、オフでなければ給水が継続される。ま
た、水位検出スイッチ24がオフであれば所定の水位に
達しているのでステップ104で給水バルブ4が閉じ、
ステップ105でヒータ23がオンして湯沸かしが開始
される。
【0009】そして、ステップ106で温度調節器25
がオフか否かが判断され、オフでなければ湯沸かしが継
続され、オフであれば所定温度に達したのでステップ1
07でヒータ23がオフし、ステップ108で給水バル
ブ4が開く。これにより、湯沸かしタンク18の底に水
道水が注入されて水位が上昇する結果、上部の湯が洗米
部洗浄管20を通って洗米部2に導入されてゆく。続い
て、ステップ109で撹拌モータ8がオンし、撹拌羽根
7が回転して洗米部2の内表面及び撹拌羽根7が洗浄さ
れる。ステップ110で一定時間(t1)待機し、この
洗浄が継続されてから、ステップ111で給水バルブ4
が閉じる。なお、この洗浄中にオーバーフローする水は
オーバーフロー管9を通って排水タンク10に溜められ
る。
【0010】次に、ステップ112で3方バルブ26が
B位置、すなわち排水側に切り換わり、洗米部2内の用
済みの洗浄水が排出管17を通って排水タンク10に導
かれる一方、ステップ113で排水バルブ21が開い
て、湯沸かしタンク18内のぬるい水が排水タンク10
内に回収される。そして、ステップ114で排水ポンプ
11がオンして排水タンク10内の用済みの洗浄水が、
排水タンク10及び排水管12を洗浄しつつ、排水管1
2を通って外部に排出される。この排水が行われている
間に、ステップ115で撹拌モータ8がオフし、ステッ
プ116で一定時間(t2)待機し、湯沸かしタンク1
8内に水が無くなった後に、ステップ117で排水バル
ブ21が閉じる。そして、ステップ118で図2に示す
ように3方バルブ26がC位置すなわち止め位置に切り
換わった後、ステップ119で排水ポンプ11がオフ
し、ステップ120で3方切換バルブ5が炊飯側に切り
換わり、洗浄工程が終了する。
【0011】以上の洗浄工程は、洗米後炊飯前、あるい
は炊飯工程が終了した後の一定時間後、又は夜間に行う
のが好ましい。なお、前記実施例は、給水管3から分岐
する洗浄水管系16に湯沸かしタンク18を設けたが、
このような湯沸かしタンク18を設けなくても、その洗
浄水管系16のパイプを包囲するようにヒータを設けた
り、洗米部2の外側にヒータを設けてもよい。また、前
記実施例のような洗浄水管系16を設けないで、既設の
給水管3にヒータを設けることも可能である。
【0012】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、加熱手段によって加熱された湯によって洗米
部や排水管路が洗浄され、油分による汚れが除去され、
殺菌されるので、衛生的である。また、湯によって洗浄
されるので、被洗浄部は短時間で乾燥し、清潔に保たれ
るという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る全自動炊飯器の概略図である。
【図2】 3方切換バルブの動作を説明するための断面
図である。
【図3】 洗浄工程のフローチャートである。
【図4】 従来の全自動炊飯器の概略図である。
【符号の説明】
1…貯米部、 2…洗米部、3…給水管、
14…炊飯部、16…洗浄水管系、 18
…湯沸かしタンク、23…ヒータ(加熱手段)。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内部に貯米部,洗米部,炊飯部及び
    給水部を備え、米の供給から炊飯までの一連の動作を自
    動的に行う全自動炊飯器において、 洗米部又は給水部に加熱手段を設けて、当該加熱手段に
    より加熱された湯で洗米部及び排水管路を洗浄する洗浄
    工程を設けたことを特徴とする全自動炊飯器。
  2. 【請求項2】 本体内部に貯米部,洗米部,炊飯部及び
    給水部を備え、米の供給から炊飯までの一連の動作を自
    動的に行う全自動炊飯器において、 給水部から分岐して洗米部に洗浄水を供給する洗浄水管
    路を設けるとともに、該洗浄水管路に加熱手段を設け
    て、当該加熱手段により加熱された湯で洗米部及び排水
    管路を洗浄する洗浄工程を設けたことを特徴とする全自
    動炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記洗浄水管路に湯沸かしタンクを設け
    るとともに、該湯沸かしタンクに前記加熱手段を設けた
    ことを特徴とする請求項2に記載の全自動炊飯器。
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